JPH05229835A - ガラス製品成形機用取り出し機構 - Google Patents
ガラス製品成形機用取り出し機構Info
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- JPH05229835A JPH05229835A JP4295526A JP29552692A JPH05229835A JP H05229835 A JPH05229835 A JP H05229835A JP 4295526 A JP4295526 A JP 4295526A JP 29552692 A JP29552692 A JP 29552692A JP H05229835 A JPH05229835 A JP H05229835A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- link
- take
- axis
- out mechanism
- links
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B9/00—Blowing glass; Production of hollow glass articles
- C03B9/30—Details of blowing glass; Use of materials for the moulds
- C03B9/44—Means for discharging combined with glass-blowing machines, e.g. take-outs
- C03B9/447—Means for the removal of glass articles from the blow-mould, e.g. take-outs
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S414/00—Material or article handling
- Y10S414/13—Handlers utilizing parallel links
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
- Specific Conveyance Elements (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 ブローモールドの平面を容易に調節し得る丈
夫な構造の取り出し機構を提供する。 【構成】 ガラス製品成形機用取出し機構は、フレーム
部材2を備え、これに備えられた駆動軸6により、平行
リンケージを動かす。平行リンケージは、方向リンク1
0,12と枢動点18,20において枢動自在に取付け
られた垂直リングからなり、取り出しトング29を作動
させる。ピン14は調節アーム22に取付けられ、ネジ
24により所望の位置に調節アーム22を固定できる。
これによりトングの位置を調節できる。
夫な構造の取り出し機構を提供する。 【構成】 ガラス製品成形機用取出し機構は、フレーム
部材2を備え、これに備えられた駆動軸6により、平行
リンケージを動かす。平行リンケージは、方向リンク1
0,12と枢動点18,20において枢動自在に取付け
られた垂直リングからなり、取り出しトング29を作動
させる。ピン14は調節アーム22に取付けられ、ネジ
24により所望の位置に調節アーム22を固定できる。
これによりトングの位置を調節できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガラス製品成形機に用い
る取り出し機構に関する。
る取り出し機構に関する。
【0002】
【従来の技術】通常のガラス製品成形機においては、ま
ず、パリソンモールド内部で溶融ガラスがパリソンとし
て形成され、次いで、そのパリソンがブローモールドに
運ばれ、そこで所望のコンテナの形状にブローされる。
この後、ブローモールドが開かれ、まだ熱く容易に変
形、損傷しやすいコンテナが取り出し機構を用いてブロ
ーモールドから取り出される。この取り出し機構はコン
テナを冷却パン上に置き、コンテナを冷却する。その
後、コンテナは冷却パンからコンベアまで運ばれる。
ず、パリソンモールド内部で溶融ガラスがパリソンとし
て形成され、次いで、そのパリソンがブローモールドに
運ばれ、そこで所望のコンテナの形状にブローされる。
この後、ブローモールドが開かれ、まだ熱く容易に変
形、損傷しやすいコンテナが取り出し機構を用いてブロ
ーモールドから取り出される。この取り出し機構はコン
テナを冷却パン上に置き、コンテナを冷却する。その
後、コンテナは冷却パンからコンベアまで運ばれる。
【0003】通常、このようなガラス製品成形機は1サ
イクルで2個以上(通常は3個ないし4個)のコンテナ
を形成する。このため、ガラス製品成形機は3個ないし
4個のブローモールドを有し、また、取り出し機構は複
数のブローモールドからコンテナをまとめて取り出すこ
とができるように構成されている。まだ、この段階では
コンテナは容易に損傷してしまうので、取り出し機構が
備えているトング(このトングはその取り出し位置にお
いて成形されたばかりのコンテナの首部分と係合する)
は、このトングがコンテナと係合するときに、コンテナ
に対して正確に位置決めされることが必要である。コン
テナ成形用のモールドの大きさはまちまちであるので、
トングがコンテナの首部分と係合する位置にあるときに
は、トングの平面を水平面の回りに容易に調整し得るよ
うにすることが望まれる。
イクルで2個以上(通常は3個ないし4個)のコンテナ
を形成する。このため、ガラス製品成形機は3個ないし
4個のブローモールドを有し、また、取り出し機構は複
数のブローモールドからコンテナをまとめて取り出すこ
とができるように構成されている。まだ、この段階では
コンテナは容易に損傷してしまうので、取り出し機構が
備えているトング(このトングはその取り出し位置にお
いて成形されたばかりのコンテナの首部分と係合する)
は、このトングがコンテナと係合するときに、コンテナ
に対して正確に位置決めされることが必要である。コン
テナ成形用のモールドの大きさはまちまちであるので、
トングがコンテナの首部分と係合する位置にあるときに
は、トングの平面を水平面の回りに容易に調整し得るよ
うにすることが望まれる。
【0004】これ以外にも、従来の取り出し機構は問題
を生じ得る。従来の取り出し機構の構造では、歯車やリ
ンクの磨耗が生じるとトングの取り出し位置の正確な位
置決めができなくなることがある。
を生じ得る。従来の取り出し機構の構造では、歯車やリ
ンクの磨耗が生じるとトングの取り出し位置の正確な位
置決めができなくなることがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ブロ
ーモールドの平面を容易に調節し得る丈夫な構造の取り
出し機構を提供することである。
ーモールドの平面を容易に調節し得る丈夫な構造の取り
出し機構を提供することである。
【0006】本発明のさらなる目的は、部品の磨耗によ
る悪影響を最小に抑えることができる取り出し機構を提
供することである。
る悪影響を最小に抑えることができる取り出し機構を提
供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るガラス製品
成形機用取り出し機構は、フレーム部材と、該フレーム
部材上に取り付けられ、二つの平行なリンクを有する平
行リンケージとを備え、各リンクは外側端部に揺動点を
有しており、該揺動点には支持部材がほぼ垂直状態に取
り付けられており、前記支持部材に固定された複数の取
り出しトングを支持する取り出しヘッドと、前記リンク
のうちの第一のリンクを第一の軸の回りに回転させる駆
動軸とを備え、前記リンクのうちの第二のリンクは前記
第一の軸と平行な第二の軸の回りに回転可能であるよう
に前記フレーム部材に取り付けられており、前記第二の
軸の位置は前記第一の軸の回りに半径方向において調節
可能である。
成形機用取り出し機構は、フレーム部材と、該フレーム
部材上に取り付けられ、二つの平行なリンクを有する平
行リンケージとを備え、各リンクは外側端部に揺動点を
有しており、該揺動点には支持部材がほぼ垂直状態に取
り付けられており、前記支持部材に固定された複数の取
り出しトングを支持する取り出しヘッドと、前記リンク
のうちの第一のリンクを第一の軸の回りに回転させる駆
動軸とを備え、前記リンクのうちの第二のリンクは前記
第一の軸と平行な第二の軸の回りに回転可能であるよう
に前記フレーム部材に取り付けられており、前記第二の
軸の位置は前記第一の軸の回りに半径方向において調節
可能である。
【0008】以下、図面を参照して本発明の二つの実施
例を説明する。
例を説明する。
【0009】
【実施例】本発明に係る取り出し機構の第一実施例(図
1ないし図3)はフレーム部材2を備えており、このフ
レーム部材2はガラス製品成形機のフレームに取り付け
られている。フレーム部材2に取り付けられているベア
リング4には駆動軸6が支持されている。駆動軸6はギ
アホィール8を支持しており、このギアホィール8は、
本取り出し機構の作動時には、従来の装置と同様に、垂
直方向に往復運動するラック(図示せず)によって駆動
される。
1ないし図3)はフレーム部材2を備えており、このフ
レーム部材2はガラス製品成形機のフレームに取り付け
られている。フレーム部材2に取り付けられているベア
リング4には駆動軸6が支持されている。駆動軸6はギ
アホィール8を支持しており、このギアホィール8は、
本取り出し機構の作動時には、従来の装置と同様に、垂
直方向に往復運動するラック(図示せず)によって駆動
される。
【0010】駆動軸6はフレーム部材に取り付けられて
いる平行リンケージを駆動する。この平行リンケージ
は、駆動軸6に取り付けられている第一横方向リンク1
0と、第一横方向リンク10に平行であって、かつ、ピ
ン14に枢動自在に取り付けられている第二横方向リン
ク12と、枢動点18において第一横方向リンク10に
枢動自在に取り付けられ、かつ、枢動点20において第
二横方向リンク12に枢動自在に取り付けられている垂
直リンク16とを備えている。
いる平行リンケージを駆動する。この平行リンケージ
は、駆動軸6に取り付けられている第一横方向リンク1
0と、第一横方向リンク10に平行であって、かつ、ピ
ン14に枢動自在に取り付けられている第二横方向リン
ク12と、枢動点18において第一横方向リンク10に
枢動自在に取り付けられ、かつ、枢動点20において第
二横方向リンク12に枢動自在に取り付けられている垂
直リンク16とを備えている。
【0011】駆動軸6の軸Aと枢動点18の軸Cとの間
の距離はピン14の軸Bと枢動点20の軸Dの間の距離
に等しく、軸Aと軸Bとの間の距離は軸Cと軸Dとの間
の距離に等しい。
の距離はピン14の軸Bと枢動点20の軸Dの間の距離
に等しく、軸Aと軸Bとの間の距離は軸Cと軸Dとの間
の距離に等しい。
【0012】ピン14は軸Aを中心として枢動可能な調
節アーム22に取り付けられており、調節アーム22内
のネジ24はフレーム部材2のスロット26を通ってい
る。スロット26は軸Aを中心とする円弧形状であり、
調節アーム22を所望の位置に固定する。
節アーム22に取り付けられており、調節アーム22内
のネジ24はフレーム部材2のスロット26を通ってい
る。スロット26は軸Aを中心とする円弧形状であり、
調節アーム22を所望の位置に固定する。
【0013】垂直リンク16の下端部分には3個のトン
グ29を有しているトングヘッド28が取り付けられて
いる。枢動点18はハンドル19を有する交換容易なネ
ジ部材からなる。このハンドル19によって、枢動点1
8ひいては垂直リンク16及びトングヘッド28を容易
に取り外し、必要なときに交換することができる。
グ29を有しているトングヘッド28が取り付けられて
いる。枢動点18はハンドル19を有する交換容易なネ
ジ部材からなる。このハンドル19によって、枢動点1
8ひいては垂直リンク16及びトングヘッド28を容易
に取り外し、必要なときに交換することができる。
【0014】トング29を作動させるための圧縮空気
は、垂直リンク16内の通路38、枢動点18内の通路
40、第一横方向リンク10内の通路42および駆動軸
6内の通路44を介して供給される。
は、垂直リンク16内の通路38、枢動点18内の通路
40、第一横方向リンク10内の通路42および駆動軸
6内の通路44を介して供給される。
【0015】枢動点18と20との間の距離が大きくな
るほど、すなわち、第一横方向リンク10と第二横方向
リンク12との間の距離が大きくなるほど、トング29
の正確な位置決め及び方向決めに際して、枢動点18、
20の水平面上における運動に与える影響が少なくな
り、ひいては、正確な作動を行うことが可能になる。
るほど、すなわち、第一横方向リンク10と第二横方向
リンク12との間の距離が大きくなるほど、トング29
の正確な位置決め及び方向決めに際して、枢動点18、
20の水平面上における運動に与える影響が少なくな
り、ひいては、正確な作動を行うことが可能になる。
【0016】駆動軸6にはプーリー30が取り付けられ
ており、同じ半径の同様なプーリー32がブッシュ34
に取り付けられている。ブッシュ34は第二横方向リン
ク12に固定されており、ピン14の回りに回転可能で
ある。双方のプーリー30、32の回りにはベルト36
がかけられている。
ており、同じ半径の同様なプーリー32がブッシュ34
に取り付けられている。ブッシュ34は第二横方向リン
ク12に固定されており、ピン14の回りに回転可能で
ある。双方のプーリー30、32の回りにはベルト36
がかけられている。
【0017】図1及び図2からわかるように、駆動軸6
が回転すると、二つの横方向リンク10、12が軸A,
Bの回りに回転し、トングヘッド28を支持している垂
直リンク16は上動し、垂直方向位置を維持しつつ、図
2に示す位置に至る。駆動軸6がさらに回転すると、ト
ングヘッド28は図1の破線で示す位置に下降し、トン
グヘッド28は図1の実線で示す位置から移行する。ト
ングヘッド28は、実線で示す位置において、一連のモ
ールドからコンテナを拾い上げ(モールド内でコンテナ
は、耐熱板上に置かれるような姿勢にされている)、破
線で示す位置において、耐熱板上にコンテナを置く。
が回転すると、二つの横方向リンク10、12が軸A,
Bの回りに回転し、トングヘッド28を支持している垂
直リンク16は上動し、垂直方向位置を維持しつつ、図
2に示す位置に至る。駆動軸6がさらに回転すると、ト
ングヘッド28は図1の破線で示す位置に下降し、トン
グヘッド28は図1の実線で示す位置から移行する。ト
ングヘッド28は、実線で示す位置において、一連のモ
ールドからコンテナを拾い上げ(モールド内でコンテナ
は、耐熱板上に置かれるような姿勢にされている)、破
線で示す位置において、耐熱板上にコンテナを置く。
【0018】平行リンケージを用いているため、図2に
示す上死点において、第二横方向リンク12の反時計方
向の回転によって第一横方向リンク10がさらに時計方
向に回転し、リンケージ機構がジャムを起こすおそれが
ある。このジャムをなくすため、プーリー30、32に
ベルト36がかけられており、双方のリンク10、12
が同じ方向に回転するようにしている。
示す上死点において、第二横方向リンク12の反時計方
向の回転によって第一横方向リンク10がさらに時計方
向に回転し、リンケージ機構がジャムを起こすおそれが
ある。このジャムをなくすため、プーリー30、32に
ベルト36がかけられており、双方のリンク10、12
が同じ方向に回転するようにしている。
【0019】図示した実施例においては、トングヘッド
28がモールドからコンテナを拾い上げる位置におい
て、トングヘッドの角度を容易に調節することができ
る。全てのコンテナをトング29によって同じように拾
い上げることができるように、この位置におけるトング
の平面はコンテナの頂部の平面に対応していることが好
ましい。調節アーム22の角度を調節することにより、
垂直リンク16の垂直方向に対する傾斜を変化させるこ
とができ、これによって、トングヘッド28のトング2
9が位置する平面を調節することができる。
28がモールドからコンテナを拾い上げる位置におい
て、トングヘッドの角度を容易に調節することができ
る。全てのコンテナをトング29によって同じように拾
い上げることができるように、この位置におけるトング
の平面はコンテナの頂部の平面に対応していることが好
ましい。調節アーム22の角度を調節することにより、
垂直リンク16の垂直方向に対する傾斜を変化させるこ
とができ、これによって、トングヘッド28のトング2
9が位置する平面を調節することができる。
【0020】第二横方向リンク12と垂直リンク16の
間の枢動点20は垂直リンク16の垂直スロット37の
中に配置されている。この機構により、枢動点20は垂
直リンク16に対してわずかに動くことができ(ただ
し、垂直リンク16は垂直方向に維持されている)、リ
ンケージが上死点を通って移動するときに起こりやすい
リンケージのジャムが起こらないようにしている。
間の枢動点20は垂直リンク16の垂直スロット37の
中に配置されている。この機構により、枢動点20は垂
直リンク16に対してわずかに動くことができ(ただ
し、垂直リンク16は垂直方向に維持されている)、リ
ンケージが上死点を通って移動するときに起こりやすい
リンケージのジャムが起こらないようにしている。
【0021】フレーム部材2に取り付けられているカバ
ープレート50は円弧スロット52、54を有してお
り、枢動点18、20はこの円弧スロット52、54を
通って移動することができるようになっている。
ープレート50は円弧スロット52、54を有してお
り、枢動点18、20はこの円弧スロット52、54を
通って移動することができるようになっている。
【0022】図4乃至図6に示す取り出し機構の第二実
施例は多くの点で第一実施例と共通している。フレーム
部材102はガラス製品成形機のフレームに取り付けら
れている。フレーム部材102に取り付けられているベ
アリング104には駆動軸106が支持されている。駆
動軸106はギアホィール107を支持しており、ギア
ホィール107は、取り付け機構の作動時において、垂
直方向に往復運動するラック108によって駆動され
る。
施例は多くの点で第一実施例と共通している。フレーム
部材102はガラス製品成形機のフレームに取り付けら
れている。フレーム部材102に取り付けられているベ
アリング104には駆動軸106が支持されている。駆
動軸106はギアホィール107を支持しており、ギア
ホィール107は、取り付け機構の作動時において、垂
直方向に往復運動するラック108によって駆動され
る。
【0023】駆動軸106はフレーム部材102に取り
付けられている平行リンケージを駆動する。この平行リ
ンケージは、駆動軸106に取り付けられている第一横
方向リンク110と、第一横方向リンク110に平行で
あって、かつ、ピン114に枢動自在に取り付けられて
いる第二横方向リンク112と、枢動点118において
第一横方向リンク110に対して枢動自在であり、か
つ、枢動点120において第二横方向リンク112に対
して枢動自在である垂直リンク116とを備えている。
付けられている平行リンケージを駆動する。この平行リ
ンケージは、駆動軸106に取り付けられている第一横
方向リンク110と、第一横方向リンク110に平行で
あって、かつ、ピン114に枢動自在に取り付けられて
いる第二横方向リンク112と、枢動点118において
第一横方向リンク110に対して枢動自在であり、か
つ、枢動点120において第二横方向リンク112に対
して枢動自在である垂直リンク116とを備えている。
【0024】駆動軸106の軸Aとピン114の軸Yと
の間の距離は枢動点118の軸Zと枢動点120の軸W
の間の距離に等しく、軸Xと軸Zとの間の距離は軸Yと
軸Wとの間の距離に等しい。
の間の距離は枢動点118の軸Zと枢動点120の軸W
の間の距離に等しく、軸Xと軸Zとの間の距離は軸Yと
軸Wとの間の距離に等しい。
【0025】ピン114は軸Xを中心として枢動可能な
調節アーム122に取り付けられており、ネジ123は
フレーム部材102に取り付けられているボール固定具
125に取り付けられており、ボール固定具125は調
節アーム122に固定されているブッシュ127にネジ
係合している。これによって、ネジ123を調節するこ
とによって、調節アーム122の軸Xの回りの半径方向
位置を調節することができる。フレーム部材102内の
ネジ124はスロット126を通っている。スロット1
26は軸Xを中心とする円弧形状であり、調節アーム1
22を所望の位置に固定するために用いられる。
調節アーム122に取り付けられており、ネジ123は
フレーム部材102に取り付けられているボール固定具
125に取り付けられており、ボール固定具125は調
節アーム122に固定されているブッシュ127にネジ
係合している。これによって、ネジ123を調節するこ
とによって、調節アーム122の軸Xの回りの半径方向
位置を調節することができる。フレーム部材102内の
ネジ124はスロット126を通っている。スロット1
26は軸Xを中心とする円弧形状であり、調節アーム1
22を所望の位置に固定するために用いられる。
【0026】垂直リンク116の下端部分には3個のト
ング129を有しているトングヘッド128が取り付け
られている。
ング129を有しているトングヘッド128が取り付け
られている。
【0027】枢動点118はハンドル119を有する交
換容易なネジ部材からなる。このハンドル119によっ
て、枢動点118ひいてはトングヘッド128を容易に
取り外し、必要なときに交換することができる。
換容易なネジ部材からなる。このハンドル119によっ
て、枢動点118ひいてはトングヘッド128を容易に
取り外し、必要なときに交換することができる。
【0028】トング129を作動させるための圧縮空気
は、トングヘッド128内の通路138、ピン118内
の通路140、第一横方向リンク110内の通路142
および駆動軸106内の通路144を介して供給され
る。
は、トングヘッド128内の通路138、ピン118内
の通路140、第一横方向リンク110内の通路142
および駆動軸106内の通路144を介して供給され
る。
【0029】ピン118と枢動点120との間の距離の
ために、枢動点120における遊びはトングヘッド12
8のトング129の正確な位置決めに対する影響は比較
的小さい。
ために、枢動点120における遊びはトングヘッド12
8のトング129の正確な位置決めに対する影響は比較
的小さい。
【0030】ほぼ垂直方向に延びる円弧リンク130の
一端は、垂直リンク116に取り付けられているラグ1
34上の枢動点132において枢動可能であり、他端
は、第二横方向リンク112の下方延長部137上の枢
動点136において枢動可能である。枢動点132、1
36の各軸の間の間隔は軸Xと軸Yとの間の間隔に等し
い。
一端は、垂直リンク116に取り付けられているラグ1
34上の枢動点132において枢動可能であり、他端
は、第二横方向リンク112の下方延長部137上の枢
動点136において枢動可能である。枢動点132、1
36の各軸の間の間隔は軸Xと軸Yとの間の間隔に等し
い。
【0031】図4及び図6からわかるように、駆動軸1
06が回転すると、二つの横方向リンク110、112
が軸X.Yの回りに回転し、トングヘッド128を支持
している垂直リンク116は上動し、垂直方向位置を維
持しつつ、図6に示す上死点に至る。駆動軸106がさ
らに回転すると、トングヘッド128は図4の破線で示
す位置に下降し、トングヘッド128は図4の実線で示
す位置から移行する。トングヘッド128は、実線で示
す位置において、一連のモールドからコンテナを拾い上
げ(モールド内でコンテナは、耐熱板上に置かれるよう
な姿勢にされている)、破線で示す位置において、耐熱
板上にコンテナを置く。
06が回転すると、二つの横方向リンク110、112
が軸X.Yの回りに回転し、トングヘッド128を支持
している垂直リンク116は上動し、垂直方向位置を維
持しつつ、図6に示す上死点に至る。駆動軸106がさ
らに回転すると、トングヘッド128は図4の破線で示
す位置に下降し、トングヘッド128は図4の実線で示
す位置から移行する。トングヘッド128は、実線で示
す位置において、一連のモールドからコンテナを拾い上
げ(モールド内でコンテナは、耐熱板上に置かれるよう
な姿勢にされている)、破線で示す位置において、耐熱
板上にコンテナを置く。
【0032】第一実施例においても述べたように、平行
リンケージを用いているため、特にリンケージの枢動点
が磨耗しているような場合には、図6に示す上死点にお
いて、第二横方向リンク112の反時計方向の回転によ
って第一横方向リンク110がさらに時計方向に回転
し、リンケージ機構がジャムを起こすおそれがある。円
弧リンク130は、そのような第一横方向リンク110
の時計方向の回転が生じると、第二横方向リンク112
の時計方向の回転のみが生じるように作動し、ジャムの
発生を防止している。
リンケージを用いているため、特にリンケージの枢動点
が磨耗しているような場合には、図6に示す上死点にお
いて、第二横方向リンク112の反時計方向の回転によ
って第一横方向リンク110がさらに時計方向に回転
し、リンケージ機構がジャムを起こすおそれがある。円
弧リンク130は、そのような第一横方向リンク110
の時計方向の回転が生じると、第二横方向リンク112
の時計方向の回転のみが生じるように作動し、ジャムの
発生を防止している。
【0033】図示した第二実施例においても、トングヘ
ッド128がモールドからコンテナを拾い上げる位置に
おいて、トングヘッド128の角度を容易に調節するこ
とができる。調節アーム122の角度を調節することに
より、垂直リンク116の垂直方向に対する傾斜、ひい
ては、トングヘッド128の垂直方向に対する傾斜を変
化させることができ、これによって、トングヘッド12
8のトング129が位置する平面を調節することができ
る。
ッド128がモールドからコンテナを拾い上げる位置に
おいて、トングヘッド128の角度を容易に調節するこ
とができる。調節アーム122の角度を調節することに
より、垂直リンク116の垂直方向に対する傾斜、ひい
ては、トングヘッド128の垂直方向に対する傾斜を変
化させることができ、これによって、トングヘッド12
8のトング129が位置する平面を調節することができ
る。
【図1】本取り出し機構の第一の実施例の正面図であ
る。一部を破断図で示す。取り出しヘッドは取り出し位
置にある。
る。一部を破断図で示す。取り出しヘッドは取り出し位
置にある。
【図2】取り出しヘッドが上死点位置にあるときの図1
に対応する正面図である。
に対応する正面図である。
【図3】図2の側面図である。一部を断面図で示す。
【図4】本取り出し機構の第二の実施例の正面図であ
る。
る。
【図5】本取り出し機構の第二の実施例の側面図であ
る。
る。
【図6】上死点位置にあるときの第二の実施例の正面図
である。
である。
2 フレーム部材 4 ベアリング 6 駆動軸 8 ギアホィール 10 第一横方向リンク 12 第二横方向リンク 14 ピン 16 垂直リンク 18 枢動点 19 ハンドル 20 枢動点 22 調節アーム 24 ネジ 26 スロット 28 トングヘッド 29 トング 30 プーリー 32 プーリー 34 ブッシュ 36 ベルト 37 垂直スロット 38,40,42,44 通路 50 カバープレート 52,54 円弧スロット 102 フレーム部材 104 ベアリング 106 駆動軸 108 ラック 110 第一横方向リンク 112 第二横方向リンク 116 垂直リンク 118,120 枢動点 119 ハンドル 122 調節アーム 126 スロット 128 トングヘッド 129 トング 130 円弧リンク 138,140,142,144 通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ホルシュト ワルター ミューレル スイス ツェーハー8253 ディッセンホフ ェンテーゲー アドレルグート 5
Claims (5)
- 【請求項1】 フレーム部材と、 該フレーム部材上に取り付けられ、二つの平行なリンク
を有する平行リンケージとを備え、各リンクは外側端部
に揺動点を有しており、該揺動点には支持部材がほぼ垂
直状態に取り付けられており、 前記支持部材に固定された複数の取り出しトングを支持
する取り出しヘッドと、 前記リンクのうちの第一のリンクを第一の軸の回りに回
転させる駆動軸とを備え、 前記リンクのうちの第二のリンクは前記第一の軸と平行
な第二の軸の回りに回転可能であるように前記フレーム
部材に取り付けられており、 前記各リンクの揺動点と軸との間の距離は等しく、前記
第二の軸の位置は前記第一の軸の回りに半径方向におい
て調節可能であるガラス製品成形機用の取り出し機構。 - 【請求項2】 前記第一の軸の回りに回転可能である調
節アームを備え、該調節アーム上には前記第二のリンク
が枢動自在に取り付けられている請求項1に記載の取り
出し機構。 - 【請求項3】 前記第一のリンクと前記第二のリンクと
が上死点位置を通過するときに、これら二つのリンクの
回転を同様に行わせる手段を有することを特徴とする請
求項1または2に記載の取り出し機構。 - 【請求項4】 前記第一のリンクとともに前記第一の軸
の回りに回転可能なプーリーと、前記第二のリンクとと
もに前記第二の軸の回りに回転可能なプーリーと、これ
ら二つのプーリーをつなぐ駆動ベルトとを有することを
特徴とする請求項3に記載の取り出し機構。 - 【請求項5】 前記第一の軸に近接して前記第一のリン
クに対して枢動自在であり、かつ、前記第二の軸に近接
して前記第二のリンクに対して枢動自在なリンクを有す
ることを特徴とする請求項3に記載の取り出し機構。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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GB919124211A GB9124211D0 (en) | 1991-11-14 | 1991-11-14 | Takeout mechanism |
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Publication Number | Publication Date |
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EP (1) | EP0542426B1 (ja) |
JP (1) | JPH05229835A (ja) |
AU (1) | AU653273B2 (ja) |
DE (1) | DE69202226T2 (ja) |
ES (1) | ES2072101T3 (ja) |
GB (1) | GB9124211D0 (ja) |
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-
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- 1991-11-14 GB GB919124211A patent/GB9124211D0/en active Pending
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DE69202226D1 (de) | 1995-06-01 |
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GB9124211D0 (en) | 1992-01-08 |
AU653273B2 (en) | 1994-09-22 |
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