JPH05229584A - 半導体装置用トレイ - Google Patents
半導体装置用トレイInfo
- Publication number
- JPH05229584A JPH05229584A JP3736092A JP3736092A JPH05229584A JP H05229584 A JPH05229584 A JP H05229584A JP 3736092 A JP3736092 A JP 3736092A JP 3736092 A JP3736092 A JP 3736092A JP H05229584 A JPH05229584 A JP H05229584A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tray
- semiconductor device
- qfp
- package body
- corner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
- Packaging Frangible Articles (AREA)
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 QFP(Thin Quad Flat Package)をトレイに
収納して搬送する際のリード曲がりを防止する。 【構成】 QFP6を収納する収納部2の角部に突起3
を設け、この突起3の先端にパッケージ本体7の角部が
嵌合される凹溝4を設けることにより、QFP6を収納
部2内に確実に固定することができるようにした半導体
装置用トレイ1である。
収納して搬送する際のリード曲がりを防止する。 【構成】 QFP6を収納する収納部2の角部に突起3
を設け、この突起3の先端にパッケージ本体7の角部が
嵌合される凹溝4を設けることにより、QFP6を収納
部2内に確実に固定することができるようにした半導体
装置用トレイ1である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置用トレイに
関し、特に、QFP(Thin Quad Flat Package)のような
多ピンの表面実装型LSIパッケージを搬送するトレイ
に適用して有効な技術に関する。
関し、特に、QFP(Thin Quad Flat Package)のような
多ピンの表面実装型LSIパッケージを搬送するトレイ
に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータを始めとする各種電子機器
の高機能化、高速化に伴い、マイクロコンピュータやゲ
ートアレイなどのLSIを形成した半導体チップを封止
するパッケージの多ピン化が急速に進行している。
の高機能化、高速化に伴い、マイクロコンピュータやゲ
ートアレイなどのLSIを形成した半導体チップを封止
するパッケージの多ピン化が急速に進行している。
【0003】多ピン化に好適なLSIパッケージの代表
的なものとして、QFP(Quad FlatPackage) がある。
QFPは、半導体チップを樹脂封止したパッケージ本体
の四辺にリードを配置したもので、最近ではこのリード
のピッチが0.5mmから0.3mmへと微細化されつつある。
的なものとして、QFP(Quad FlatPackage) がある。
QFPは、半導体チップを樹脂封止したパッケージ本体
の四辺にリードを配置したもので、最近ではこのリード
のピッチが0.5mmから0.3mmへと微細化されつつある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、リードのピ
ッチが0.3mm程度まで微細化されてくると、リードフレ
ームの板厚も0.1mm以下と極めて薄くなるため、QFP
をトレイに収納して搬送する際などにリードがトレイと
接触して変形する不良が多発するようになるため、その
対策が課題となっている。
ッチが0.3mm程度まで微細化されてくると、リードフレ
ームの板厚も0.1mm以下と極めて薄くなるため、QFP
をトレイに収納して搬送する際などにリードがトレイと
接触して変形する不良が多発するようになるため、その
対策が課題となっている。
【0005】そこで、本発明の目的は、QFPのような
多ピンの表面実装型LSIパッケージをトレイに収納し
て搬送する際のリード曲がりを確実に防止することので
きる技術を提供することにある。
多ピンの表面実装型LSIパッケージをトレイに収納し
て搬送する際のリード曲がりを確実に防止することので
きる技術を提供することにある。
【0006】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
【0008】本発明の半導体装置用トレイは、表面実装
形LSIパッケージを収納する収納部の角部に突起を設
け、前記突起の一部にパッケージ本体の角部が嵌合され
る凹溝を設けた構造を有している。
形LSIパッケージを収納する収納部の角部に突起を設
け、前記突起の一部にパッケージ本体の角部が嵌合され
る凹溝を設けた構造を有している。
【0009】
【作用】上記した手段によれば、突起の凹溝にLSIパ
ッケージの角部を嵌合することにより、LSIパッケー
ジを収納部内に固定することができるので、リードとト
レイとの接触が防止される。
ッケージの角部を嵌合することにより、LSIパッケー
ジを収納部内に固定することができるので、リードとト
レイとの接触が防止される。
【0010】
【実施例1】図1は、本発明の一実施例である半導体装
置用トレイの収納部を示し、同図(a) はその平面図、同
図(b) は同図(a) のB−B線における断面図である。ま
た、図2は、この半導体装置用トレイの全体平面図であ
り、図3は、LSIパッケージを収納した収納部の平面
図である。
置用トレイの収納部を示し、同図(a) はその平面図、同
図(b) は同図(a) のB−B線における断面図である。ま
た、図2は、この半導体装置用トレイの全体平面図であ
り、図3は、LSIパッケージを収納した収納部の平面
図である。
【0011】本実施例1の半導体装置用トレイ1は、表
面実装型LSIパッケージの一種であるQFPの搬送や
保存に用いるもので、例えば図2に示すように、複数個
(図では8個)の収納部2を備え、各収納部2にQFP
を一つずつ収納する構造になっている。
面実装型LSIパッケージの一種であるQFPの搬送や
保存に用いるもので、例えば図2に示すように、複数個
(図では8個)の収納部2を備え、各収納部2にQFP
を一つずつ収納する構造になっている。
【0012】図1に示すように、上記収納部2の4つの
角部には、収納部2の中心方向に突出した突起3が設け
られており、さらにそれぞれの突起3の先端には、QF
Pのパッケージ本体の角部が嵌合される凹溝4が設けら
れている。
角部には、収納部2の中心方向に突出した突起3が設け
られており、さらにそれぞれの突起3の先端には、QF
Pのパッケージ本体の角部が嵌合される凹溝4が設けら
れている。
【0013】また、上記収納部2の底面中央には、QF
Pのパッケージ本体を支持する凸部5が設けられてい
る。この凸部5の平面形状は、QFPのパッケージ本体
の平面形状と略等しい矩形をなしており、各辺の寸法
は、パッケージ本体の各辺の寸法と同等もしくは幾分小
さくなっている。
Pのパッケージ本体を支持する凸部5が設けられてい
る。この凸部5の平面形状は、QFPのパッケージ本体
の平面形状と略等しい矩形をなしており、各辺の寸法
は、パッケージ本体の各辺の寸法と同等もしくは幾分小
さくなっている。
【0014】図3は、上記収納部2にQFP6を収納し
た状態を示している。QFP6を収納する際は、パッケ
ージ本体7を水平に保ち、その角部が突起3の凹溝4に
嵌合されるように挿入する。これにより、パッケージ本
体7が収納部2内に確実に固定される。
た状態を示している。QFP6を収納する際は、パッケ
ージ本体7を水平に保ち、その角部が突起3の凹溝4に
嵌合されるように挿入する。これにより、パッケージ本
体7が収納部2内に確実に固定される。
【0015】また、このとき、パッケージ本体7の底部
は、収納部2の底面に設けた凸部5に支持されるため、
パッケージ本体7の各辺から延在するリード8と収納部
2の底面とは非接触になる。
は、収納部2の底面に設けた凸部5に支持されるため、
パッケージ本体7の各辺から延在するリード8と収納部
2の底面とは非接触になる。
【0016】なお、図4に示すように、本実施例1の半
導体装置用トレイ1は、パッケージ本体7の角部が丸く
なったQFP6を収納する場合に適用することもでき
る。
導体装置用トレイ1は、パッケージ本体7の角部が丸く
なったQFP6を収納する場合に適用することもでき
る。
【0017】このように、本実施例1の半導体装置用ト
レイ1によれば、下記のような効果を得ることができ
る。
レイ1によれば、下記のような効果を得ることができ
る。
【0018】(1) 収納部2の角部に設けた突起3の先端
に、QFP6のパッケージ本体7の角部が嵌合される凹
溝4を設けたことにより、パッケージ本体7を収納部2
内に固定することができるので、収納部2の内壁とリー
ド8との接触が防止され、リード8の変形を確実に防止
することができる。
に、QFP6のパッケージ本体7の角部が嵌合される凹
溝4を設けたことにより、パッケージ本体7を収納部2
内に固定することができるので、収納部2の内壁とリー
ド8との接触が防止され、リード8の変形を確実に防止
することができる。
【0019】(2) 収納部2の底面に、QFP6のパッケ
ージ本体7を支持する凸部5を設けたことにより、リー
ド8と収納部2の底面とが非接触になるので、リード8
の変形をより確実に防止することができる。
ージ本体7を支持する凸部5を設けたことにより、リー
ド8と収納部2の底面とが非接触になるので、リード8
の変形をより確実に防止することができる。
【0020】
【実施例2】図5は、本発明の他の実施例である半導体
装置用トレイ1の収納部2にQFP6を収容した状態を
示す平面図である。
装置用トレイ1の収納部2にQFP6を収容した状態を
示す平面図である。
【0021】本実施例2の半導体装置用トレイ1は、パ
ッケージ本体7の1つの角部にインデックス用Cカット
9を設けたQFP6を収納するもので、このインデック
ス用Cカット9と対向する収納部2の角部にインデック
ス誤り防止用突起10を設けた構成になっている。
ッケージ本体7の1つの角部にインデックス用Cカット
9を設けたQFP6を収納するもので、このインデック
ス用Cカット9と対向する収納部2の角部にインデック
ス誤り防止用突起10を設けた構成になっている。
【0022】本実施例2の半導体装置用トレイ1によれ
ば、インデックス用Cカット9を有するQFP6を確実
に収納部2内に固定することができる。
ば、インデックス用Cカット9を有するQFP6を確実
に収納部2内に固定することができる。
【0023】
【実施例3】図6は、本発明の他の実施例である半導体
装置用トレイ1の収納部2にQFP6を収容した状態を
示す平面図である。
装置用トレイ1の収納部2にQFP6を収容した状態を
示す平面図である。
【0024】本実施例3の半導体装置用トレイ1は、パ
ッケージ本体7の4つの角部の全てにCカット11を設
けたQFP6を収納するもので、この場合は、収納部2
の4つの角部に設けた突起3の先端の形状をこのCカッ
ト11に合わせることで、QFP6を確実に収納部2内
に固定することができる。
ッケージ本体7の4つの角部の全てにCカット11を設
けたQFP6を収納するもので、この場合は、収納部2
の4つの角部に設けた突起3の先端の形状をこのCカッ
ト11に合わせることで、QFP6を確実に収納部2内
に固定することができる。
【0025】以上、本発明者によってなされた発明を前
記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実
施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実
施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0026】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下の通りである。
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下の通りである。
【0027】本発明の半導体装置用トレイによれば、Q
FPのような多ピンの表面実装型LSIパッケージをト
レイに収納して搬送する際のリード曲がりを確実に防止
することができる。
FPのような多ピンの表面実装型LSIパッケージをト
レイに収納して搬送する際のリード曲がりを確実に防止
することができる。
【図1】本発明の一実施例である半導体装置用トレイの
収納部を示し、同図(a) はその平面図、同図(b) は同図
(a) のB−B線における断面図である。
収納部を示し、同図(a) はその平面図、同図(b) は同図
(a) のB−B線における断面図である。
【図2】この半導体装置用トレイの全体平面図である。
【図3】この半導体装置用トレイの収納部を示す平面図
である。
である。
【図4】この半導体装置用トレイの収納部を示す平面図
である。
である。
【図5】本発明の他の一つの実施例である半導体装置用
トレイの収納部を示す平面図である。
トレイの収納部を示す平面図である。
【図6】本発明の他の実施例である半導体装置用トレイ
の収納部を示す平面図である。
の収納部を示す平面図である。
1 半導体装置用トレイ 2 収納部 3 突起 4 凹溝 5 凸部 6 QFP 7 パッケージ本体 8 リード 9 インデックス用Cカット 10 インデックス誤り防止用突起 11 Cカット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江俣 孝司 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 日 立超エル・エス・アイ・エンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 沖永 隆幸 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 日 立超エル・エス・アイ・エンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 西馬 雅彦 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 日 立超エル・エス・アイ・エンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 堀内 整 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 日 立超エル・エス・アイ・エンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 大塚 寛治 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 本多 厚 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内
Claims (3)
- 【請求項1】 表面実装形LSIパッケージを収納する
収納部を備えたトレイであって、前記収納部の角部に突
起を設け、前記突起の一部にパッケージ本体の角部が嵌
合される凹溝を設けたことを特徴とする半導体装置用ト
レイ。 - 【請求項2】 前記収納部の底面にパッケージ本体を支
持する凸部を設けたことを特徴とする請求項1記載の半
導体装置用トレイ。 - 【請求項3】 前記収納部の角部にインデックス誤り防
止用の突起を設けたことを特徴とする請求項1または2
記載の半導体装置用トレイ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3736092A JPH05229584A (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 半導体装置用トレイ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3736092A JPH05229584A (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 半導体装置用トレイ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05229584A true JPH05229584A (ja) | 1993-09-07 |
Family
ID=12495377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3736092A Pending JPH05229584A (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 半導体装置用トレイ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05229584A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5361901A (en) * | 1991-02-12 | 1994-11-08 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Carrier tape |
JPH092565A (ja) * | 1995-06-22 | 1997-01-07 | Nec Corp | 半導体装置用の収納トレー及び半導体装置のリード曲が り外観検査方法 |
-
1992
- 1992-02-25 JP JP3736092A patent/JPH05229584A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5361901A (en) * | 1991-02-12 | 1994-11-08 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Carrier tape |
JPH092565A (ja) * | 1995-06-22 | 1997-01-07 | Nec Corp | 半導体装置用の収納トレー及び半導体装置のリード曲が り外観検査方法 |
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