JPH05229508A - 結束帯工具用引張機構 - Google Patents

結束帯工具用引張機構

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JPH05229508A
JPH05229508A JP4129372A JP12937292A JPH05229508A JP H05229508 A JPH05229508 A JP H05229508A JP 4129372 A JP4129372 A JP 4129372A JP 12937292 A JP12937292 A JP 12937292A JP H05229508 A JPH05229508 A JP H05229508A
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    • B65B13/02Applying and securing binding material around articles or groups of articles, e.g. using strings, wires, strips, bands or tapes
    • B65B13/025Hand-held tools
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 引張限度を別個の範囲内で使用者が調節でき
るようにすると共に、限度を超えて作動できないように
する。 【構成】 ハウジング構造体20、これに回転自在に装
着されたシャフト22、該シャフトに連結されたハンド
ル12、該ハンドルを該シャフトに連結する連結具を有
し、ハンドル12は互いに関して回動できる複数の部材
からなり、且つ、引張限度が分離した調節範囲内で使用
者によって調節されうるように偏倚され、ハンドルの回
動は、十分な引張がハンドルによって検出された後に、
ハンドルがたとえ少量でもそれ以上回動されえないよう
に拘束される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、荷物のまわりに張力の
かかったループ状態で鋼や、プラスチック製の結束帯を
掛ける結束帯工具用引張機構に関し、更に詳しく言え
ば、新規な特徴を有する張力感知ハンドルを有する機構
に関する。第1の新規な特徴は、引張限度を別個に調節
され得る範囲内に使用者が調節され得るようにすること
である。第2の特徴は、引張限度に到達された後に、ハ
ンドルが少量だけでもそれ以上回動されないことを保証
することである。これらの新規な特徴が有効に組み合わ
されてもよい。
【0002】
【従来の技術】手動結束帯工具は、鋼結束帯、ポリエス
テルもしくはポリプロピレンのような重合体の結束帯を
張力のかかったループで種々の形式の荷物のまわりに掛
けるために、長年広く用いられてきた。これらの結束帯
工具のうちのいくつかは、結束帯のオーバーラップ層の
上に押し嵌められる金属シールを用いている。その他の
ものは、相互連結できるキーを鋼結束帯のオーバーラッ
プ層に打ち込むものである。その他のものは、重合体の
結束帯のオーバーラップ層間に摩擦溶接するものであ
る。
【0003】一例として、米国特許第3,998,42
9号は、引張機構をハンドルによって回転自在に駆動さ
れるシャフトを介して作動するように用いられる張力感
知ハンドルを有する手動結束帯工具を開示している。ハ
ンドルは関節が付けられ、又、ラチェット駆動を介して
シャフトに連結される駆動レバーと、その駆動レバーに
回動自在に装着されるハンドル・レバーとを有してい
る。ハンドル・レバーは、調節ねじを介して調節できる
バイアス・スプリングによって駆動レバーに対して偏倚
される。
【0004】上記した米国特許に開示された手動結束帯
工具は、ハンドルの一方の回転方向に回動させることに
よって結束帯を緊張させる。十分な張力が結束帯にかけ
られたときには、ハンドル・レバー上のアームが固定し
た停止歯に係合するまで、バイアス・スプリングが圧縮
され、ハンドル・レバーが駆動レバー上で回動する。ア
ームがこのような歯に係合するとき、駆動レバーは、上
述した特許に説明されているように少量を除いて、上述
した回転方向にそれ以上回動されない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】結束帯工具用引張機構
において、2つの追加的特徴が強く望まれている。特
に、引張限度が別個の範囲内で使用者によって調節され
得ることが強く要望される。又、引張限度に達した後
に、引張機構のハンドルが少量だけでもそれ以上回動さ
れ得ないことが強く要望される。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の追加的
特徴を実現する結束帯工具用引張機構を提供する。一般
的には、本発明の引張機構は、ハウジング構造体、該ハ
ウジング構造体に回転自在に装着されたシャフト、該シ
ャフトに特別の方法で連結されたハンドルを有してい
る。ハンドルが一方の回動方向にシャフトのまわりで回
動されたときに、シャフトが引張方向に回転自在に駆動
されるように、又、ハンドルがシャフトを回転せずにシ
ャフトのまわりに逆に回動されうるように、ハンドルが
シャフトに連結される。ハンドルは、改良された特徴を
有する張力感知ハンドルである。
【0007】本発明の第1の考え方によれば、ハンドル
が関節を付けられ、互いに関して回動できる複数のハン
ドル部材を有し、改良された方法で偏倚され、これによ
り、引張限度が別個の調節範囲内で使用者によって調節
されうる。本発明の第2の考え方によれば、ハンドルの
回動が改良された方法で制限され、これによって、ハン
ドルは引張限度に達した後に、少量でもそれ以上回動さ
れない。
【0008】一般に、ハンドルは、装着部材、把持部
材、反動部材を有している。装着部材は前述したよう
に、シャフトに連結される。把持部材は装着部材に装着
されて、装着部材に関して正常位置と変位位置との間で
把持部材の回動を許す。
【0009】把持部材と反動部材とは、正常位置に向け
て偏倚されるが、変位位置に向けて強制的に変位され
る。シャフトのまわりの装着部材の回動は、把持部材と
反動部材とを正常位置において引張方向にシャフトのま
わりの装着部材の回動を許し、且つ、該正常位置から前
記変位位置へ把持部材及び反動部材が、回動しないよう
に制御される。
【0010】本発明の第1の考え方によれば、把持部材
と反動部材とは、調節ねじ、従動子、スプリング、調節
ねじの回転調節を拘束する手段からなる要素によって偏
倚される。調節ねじは頭部と柄部とを有し且つ軸を画定
し、装着部材に装着されて該部材に関して該ねじの軸移
動をさせずに該部材に関して該ねじの回転調節を許す。
従動子は、調節ねじの柄部の外ねじと共同する内ねじを
有する穴を明けられ、調節ねじの柄部及び装着部材に共
同して、装着部材に関する従動子の回転移動をせずに装
着部材に関して調節ねじの回転調節の際に調節ねじの柄
部に沿う従動子の軸移動を許す。
【0011】スプリングは、反動部材及び従動子に共同
して正常位置に向けて把持部材及び反動部材を偏倚し、
調節ねじの第1回転方向への回転調節の際により多く圧
縮され、又、第1回転方向と逆方向の第2回転方向への
調節ねじの回転調節の際により少なく圧縮されるように
配置される。拘束手段は調節ねじを第1及び第2回転方
向のいずれかへの回転調節を拘束された範囲に拘束し、
拘束範囲を調節するように調節自在である。
【0012】好ましくは、調節ねじの柄部が管状で且つ
外ねじと内ねじとを有し(上述した外ねじも有してい
る。)、又、拘束手段は、柄部の内ねじと共同する外ね
じを有する柄部と頭部とを有する拘束ねじを持ち、拘束
ねじの頭部が第1回転方向への調節ねじの回転調節を制
限するように反動部材に係合するように配置される。
【0013】好ましくは、拘束手段が、拘束ねじ柄部の
まわりで且つ拘束ねじ頭部と調節ねじ柄部との間に配置
されたワッシャを有している。このワッシャが拘束ねじ
柄部のまわりで且つ拘束ねじ頭部と調節ねじの柄部との
間に配置された環状部分と、調節ねじ柄部のまわりに配
置されたスリーブ部分とを有していることが好ましい。
内ねじが調節ねじの柄部ばかりではなくねじの頭部を貫
通し、拘束手段が調節ねじに関して拘束ねじを安定化す
るように拘束ねじの柄部を受け且つ内ねじと共同する止
めねじを有していることが好ましい。
【0014】本発明の第2の考え方によれば、シャフト
のまわりで装着部材を回動させることは、停止板、スト
ップ爪、偏倚手段、ストップ爪を保持する保持手段とか
らなる要素によって制御される。停止板はシャフトに関
して同軸で且つハウジング構造体に関して固定された停
止歯の弓形配列を有している。ストップ爪は、作動位置
と不動位置との間で回転自在に動けるように装着部材に
装着される。ストップ爪は不動位置にあるとき引張方向
に装着部材の回動を許し、引張方向への該装着部材の回
動を防止するように前記作動位置にあるとき前記停止板
と共同し、不動位置において停止歯のすべてから完全に
分離され、且つ、作動位置において停止歯の少なくとも
1つに係合するように配置された作業縁を有している。
偏倚手段は作動位置に向かって回転自在にストップ爪を
偏倚する。保持手段は正常位置にある把持部材及び反動
部材によってストップ爪を不動位置に解除自在に保持
し、把持部材と反動部材を正常位置から変位位置まで変
位させたとき、作動位置に向かってストップ爪を回転さ
せるように、ストップ爪を解除する。
【0015】ストップ爪がポケットを有している。保持
手段が反動部材によって支持されたピンを有している。
ストップ爪が正常位置にある把持部材と反動部材とによ
って不動位置に回転されたときにストップ爪を不動位置
に保持するように、ピンがポケット内に取り外し可能に
挿入され得るように配置される。把持部材及び反動部材
が正常位置から変位位置へ変位されたとき、ストップ爪
を解除するように、ピンがポケットから取り外されうる
ことが好ましい。
【0016】装着部材は、該部材の所定方向への回動が
ストップ爪によって防止されるときを除いて、引張方向
への極端な位置と逆方向への極端な位置との間で回動で
きる。引張機構が装着部材を前記逆方向の極端位置に対
応する回転位置へ回動させたときに、作動位置から不動
位置へ回転させる手段を有している。装着部材が回転位
置前に妨害位置に達したときに妨害位置に向かう装着部
材の回動を妨害するように、ストップ爪と共同するが、
装着部材を妨害位置を超えて回転位置へ強制的に回動さ
せることが好ましい。
【0017】本発明の第1及び第2の考え方を実施する
最適実施例においては、引張機構は、同様の用途のため
の従来公知の機構を超えて顕著な利点を提供する。引張
限度は、引張機構のハンドルによって感知され、別個の
調節範囲内に使用者によって調節されうる。別個に調節
されうる範囲は、特別の形式、等級、幅又はゲージの高
張力強度を有する鋼結束帯又は低張力強度を有する重合
体の結束帯を緊張する引張機構に適するように予備調節
されうる。ハンドルの回動は、張力限度が到達された後
に、ハンドルが少量だけでも更に制限されえないように
制限される。
【0018】
【実施例】図1に示すように、結束帯工具T用の引張機
構10は、本発明の最適実施例を構成する。結束帯工具
Tの他の要素が図1において破線で部分的に示されてい
る。引張機構10は張力感知ハンドル12を有してい
る。ハンドル12は、引張機構10を作動するように手
動で回動されるように配置される。改良された特徴にお
いて、ハンドル12は互いに関して回動でき且つ改良さ
れた方法で偏倚される複数の部材からなり、これによ
り、引張限度が個別に調節される範囲内に使用者によっ
て調節されうる。更に、ハンドル12の回動が改良され
た方法で制限され、これにより、引張限度がハンドル1
2によって感知された後に、少量でもそれ以上に回動さ
れ得ない。ハンドル12の改良された特徴は以下に記述
される。
【0019】更に、引張機構10は、ハウジング構造体
20、それに回転自在に装着され且つ構造体20から軸
方向に延びたシャフト22、ハンドル12をシャフト2
2に連結する装置24(図3)からできている。シャフ
ト22は軸を画定する。ハンドル12が、図1,2等に
示す反時計方向の一方の回動方向にシャフト22によっ
て画定される軸のまわりに回動されたとき、連結装置2
4がシャフト22を引張方向に回転自在に駆動されうる
ようにする。連結装置24は、ハンドル12を、シャフ
ト22を回転させずに、シャフト22によって画定され
る軸のまわりに逆向きに回動させることができる。引張
機構10から離れて、結束帯工具Tは、図1に部分的に
示す荷物Pのような荷物のまわりに緊張されたループで
図1に部分的に示す結束帯Sのように公知の形式の鋼又
は重合体の結束帯を掛ける従来公知の結束帯工具に類似
していてもよい。引張機構10は、結束帯工具Tが鋼又
は重合体の結束帯の2つのオーバーラップ層上に金属シ
ール(図示せず)を押し嵌めたり、相互連結キーを鋼結
束帯のオーバーラップ層内に打ち込むかまたは重合体の
結束帯のオーバーラップ層間で摩擦又はその他の溶接を
行うように配置されるときに有用である。
【0020】図2,3に示すように、ハンドル12は関
節が付けられ、装着部材26、把持部材28、反動部材
30、ブラケット32からできている。装着部材26は
連結装置24によってシャフトに連結される。
【0021】装着部材26は、上壁34、図示するよう
にテーパの付いた類似の側壁36,38を画定するよう
に鋼板から作られる。ブラケット32は、上壁40、類
似の側壁42,44を有するように鋼板から作られる。
側壁42は、装着部材26の側壁36にほゞ制約するよ
うに図示するようにテーパの付いた細長い延長部46を
有している。側壁44は、装着部材26の側壁38にほ
ゞ強制するように同様にテーパを付けられた細長い延長
部48を有している。側壁42は、細長い延長部46に
おいて、上壁40に関して鈍角度で向けられた上縁50
を有している。細長い延長部48における側壁44は、
上壁40に関して類似の角度で向けられた上縁52を有
している。ブラケット32及び装着部材26は側壁3
6,38間に配置され且つそれらに溶接された各延長部
46,48によって、又、上壁40付近に配置された上
縁50,52によって組み立てられる。このようにし
て、ブラケット32は、各延長部46,48において装
着部材26に溶接される。延長部46と反対側の一端5
4付近でブラケットの側壁42は、円形のピボット・ピ
ン受け穴56を有している。穴56と延長部46との間
で、側壁42は細長いロール・ピン受け溝58を有して
いる。側壁44は、延長部48と反対側の一端付近で穴
56に類似し且つ整合されたピボット・ピン受け穴62
を有している。穴62と延長部48との間で、側壁44
は溝58に類似し且つ整合するロール・ピン受け溝58
を有している。
【0022】把持部材28は、基端66と末端68とを
有し、金属板から作られて、基端66が末端68に隣接
するとき、僅かに曲げられた類似の側壁72,74と、
上壁70とを画定する。つまみ76は末端68に固定さ
れる。ハンドル12が組み立てられたとき、側壁42,
44は基端66において側壁72,74間に配置され
る。上壁40は、上壁70の下で上壁70に関して間隔
をあけて配置される。側壁72は、把持部材28の基端
66において側壁42の穴56に類似のピボット・ピン
受け穴78と、穴78から離隔されたロール・ピン受け
穴80とを有している。穴80は円形である。側壁74
は基端66において穴62に類似するピボット・ピン受
け穴82と、穴80に類似し且つ穴82から離隔された
ロール・ピン受け穴84とを有している。ハンドル12
が組み立てられたとき、穴78,82は互いに整合され
且つ穴56,62に整合される。穴80,84が互いに
整合され且つ側壁42,44の溝58,64に夫々整合
される。
【0023】棒鋼から作られた反動部材30は、基端8
6と末端88とを有している。基端86の上縁90と、
末端88の上縁92とは、各縁90,92が互いに隣接
するときに鈍角を画定する。末端88は、半円形面96
を持つ端部94を有している。端部94に関して離隔し
て、末端88は円形のピボット・ピン受け穴98を有し
ている。ハンドル12が組み立てられたとき、末端88
は側壁42,44間に配置される。端部94の半円筒形
面96は穴56,62に整合され、且つ、穴78,82
に整合される。
【0024】スプール形状をしたピボット・ピン100
は、2つの端部102,104を有している。各端部は
拡大径を有し、中間部106は小径を有し、面96に一
致する。拡大径は端部102を穴56,62に軸方向か
ら嵌合されるようにし、又、端部104を穴78,82
に軸方向から嵌合されるようにする。各端部102,1
04は、端部102が穴56を通り穴78内に入るよう
に軸方向外方に延びるようにし、又、端部104が穴6
2を通り穴82内に入るように軸方向逆向きに延びるよ
うにするのに十分な長さを有している。ハンドル12が
組み立てられたとき、ピボット・ピン102は、端部1
02,104が軸方向に貫通し且つ反動部材30の末端
88の端部94が端部102,104間に嵌合するよう
に挿入される。中間部106は端部94の面96に対し
て回転自在に嵌合する。更に、ロール・ピン106は、
側壁42,44の溝58,64を通って中間に、且つ、
反動部材30の末端88の穴を通って内部に側壁72,
74の穴80,84を通って外部に延びるように挿入さ
れる。
【0025】溝58,64は、ロール・ピン106に対
して十分な間隙を与えて、回動の限界範囲を超えて、ブ
ラケット32に溶接されたブラケット32及び装着部材
26に関して把持部材28と反動部材30の回動を許
す。従って、把持部材28がブラケット32及びピボッ
ト・ピン100を介して装着部材26に装着されて、正
常位置と変位位置との間で装着部材26に関して把持部
材28の回動を許す。図4において、把持部材28は破
線で正常位置を又変位位置を実線で示される。又、反動
部材30は、正常位置と変位位置との間で、把持部材2
8と一致して移動できる。
【0026】図1に示すように、突起付きホイール11
0は、ハウジング構造体20に軸支されていて、アンビ
ル112と共同する。アンビル112は、ハウジング構
造体20に回動自在に装着される。従って、突起付きホ
イール110が図2において時計方向の引張方向に回転
されたとき、結束帯Sが荷物Pのまわりに張力をかけた
ループ状に引っ張られるように重なった層の内層に沿っ
て結束帯の2重層の外層上ホイールが引く。これらは、
結束帯工具用引張機構において一般に用いられる公知の
要素である。
【0027】シャフト22は、歯車118(1つだけ図
示)及びハウジング構造体20に軸支され且つそこから
延びる解除爪122によって作動されるラチェット機構
(図示せず)を介して一体に回転できるように、シャフ
ト116に連結される。解除爪122は後述する目的で
弦面124を有している。ラチェット機構は、公知の方
法で、図1で時計方向の一方の回転方向への解除爪12
2の回転がハウジング構造体20に関してシャフト11
6の自由回転を許す。逆の方向に偏倚された解除爪12
2は、ハウジング構造体20に関してシャフト116の
自由回転を許すように解除爪122が回転されない限
り、シャフト116の逆転を防止する(その結果、結束
帯張力喪失を防止する)。
【0028】シャフト22は、それが図1に示すように
延びる軸受管130内に支持される。軸受管130は、
引張機構10のベースの2つの離隔した直立フランジ1
98(1つだけ図示)に軸支される。軸受管130は、
フランジ198に関してハウジング構造体20の回動を
許し、又、構造体20に関してシャフト22の回動を許
す。シャフト22の末端132は、それに非円形断面を
与える2つの直径方向に離れた軸方向に延びる平坦部1
34,136を有している。中央穴140を有する環状
スぺーサ138がハウジング構造体20付近で軸受管1
30のまわりに配置される。円形穴144を有する作動
子板142は環状スぺーサ138の付近で軸受管130
のまわりに配置される。円形穴148を有する停止板1
46は、作動子板142付近で軸受管130のまわりに
配置される。作動子板142は、軸受管130のまわり
で作動子板142及び停止板146の相対回転を制限す
るように、停止板146の弓形溝152内に軸方向に延
びるタブ150を有している。コイル・スプリング15
4は、溝152内で嵌合するように裁寸されていて、溝
152の一端152aとタブ150との間で溝152内
で展開されて、図1で反時計方向に一方の回転方向に停
止板146に関して作動子142に偏倚を与える。作動
子板142は、後述する方法で機能する入力アーム15
6と、解除爪122の弦面124に係合するように配置
された作動アーム158とを有しているので、解除爪1
22を十分に回転させて、図1で時計方向に十分な距離
だけ作動子板142を回転することによって上述したよ
うにハウジング構造体20に関してシャフト116の自
由回転を許す。停止板136は、拘束アーム160、ア
ームに隣接した停止歯162の弓形配列、位置決めアー
ム166を有している。位置決めアーム166はノッチ
168を有している。ノッチ168は、シャフト22の
まわりで停止板136が回転しないように、ベース・フ
ランジ198の近い方から延びるピン170を受ける。
【0029】装着部材26がシャフト22によって画定
される軸のまわりに回動されるように、側壁36,38
内で互いに整合される円形穴172,174を貫通す
る。末端132に適合するように形成された非円形穴1
78を有する1対の類似のラチェット・ホイール176
が、シャフト22と一体に回転できるように末端132
上に装着される。各ラチェット・ホイール174はその
円周のまわりにラチェット歯182を有しており、又、
ラチェット・ホイール176はその円周のまわりにラチ
ェット歯184を有している。工業プラスチックから成
形されたカバー186は、ラチェット・ホイール176
を覆うように、側壁36内の下方ノッチ190内に押し
込まれる下方タブ188、側壁38の類似のノッチ(図
示せず)内に押し込まれた類似タブ(図示せず)、及び
上壁34の2つの上方溝194内に押し込まれる2つの
上方タブ192を介して装着部材26に装着される。
【0030】軸を画定する調節ねじ200は、装着部材
26に関してねじ200の軸移動をさせずに、装着部材
26に関して調節ねじ200の回転調節を許すように、
ハンドル12の装着部材26に装着される。調節ねじ2
00は、装着部材26の上壁34の円形穴204を貫通
する管状頭部202を有している。調節ねじ頭部202
は手動ねじ回しのような慣用の工具(図示せず)と共同
する溝204を有している。調節ねじ200は、調節ね
じ頭部202に隣接し且つ穴204の内縁208を受け
る一体のワッシャ状の環状フランジ206と、外ねじと
内ねじとを有する管状柄部210とを有している。内ね
じは、調節ねじ柄部210を通るばかりではなく調節ね
じ頭部202を通って延びている。
【0031】従動子220は調節ねじ柄部210の外ね
じと共同する内ねじを有する穴222(図2)を有し、
又、調節ねじ200の回転調節によって装着部材26に
関して従動子220の回転移動をさせずに、柄部210
に沿う従動子220の軸移動を許すように装着部材26
の側壁38と共同する平坦面224を有している。従動
子220は広い舌226と管状ボス228とを有してい
る。
【0032】コイル・スプリング230は、反動部材3
0の基端86のソケット232内に着座される。スプリ
ング230は、従動子220を受けるように調節ねじ柄
部210のまわり及び管状ボス228のまわりに巻き付
けられる。従って、スプリング230は、従動子220
及び調節ねじ柄部210を介して穴204の内縁208
に対して調節ねじ330の環状フランジ206を偏倚す
る。又、スプリング230は装着部材26とブラケット
32とに関してこれらの部材の正常位置に向けて把持部
材28及び反動部材30を偏倚するが、両部材がそれら
の変位位置へ強制的に回動されるようにする。装着部材
26に関する調節ねじの回転調節は、後述する方法で別
々に調節されうる限度範囲内で許されるので、調節ねじ
頭部202から離れて従動子220を駆動する傾向の第
1回転方向への回転調節がコイル・スプリング230を
更に圧縮し、又、頭部202に向けて従動子220を駆
動する第2回転方向への回転調節がスプリング230を
より少なく圧縮される。第2回転方向は、第1回転方向
と逆になっている。
【0033】頭部242と柄部244とを有する拘束ね
じ240が設けられる。柄部244は、柄部210の内
ねじに共同する外ねじを有している。拘束ねじ240
は、従来のアレン・レンチ(図示せず)と共同し且つ反
動部材30の基端86の穴248を介して接近しうるソ
ケットを有している。頭部のない止めねじ250は調節
ねじ柄部210の内ねじと共同する外ねじを有し、又、
調節ねじ200に関して拘束ねじ240を安定化するよ
うに拘束ねじ柄部244を受ける。調節ねじ頭部202
に近い端となる端部で、止めねじ250は慣用のアレン
・レンチ(図示せず)と共同し且つ頭部202を介して
接近しうるソケット(図示せず)を有している。ワッシ
ャ260は、拘束ねじ頭部242と調節ねじ柄部210
との間で拘束ねじ柄部244のまわりに配置された環状
部分262と、コイル・スプリング230内で柄部21
0のまわりに配置されたスリーブ部分264とを有して
いる。拘束ねじ240と止めねじ250は、第1及び第
2回転方向のいずれかに装着部材26に関して調節ねじ
200の回転調節の拘束された範囲を調節するように調
節されうる。
【0034】装着部材26の側壁36は円筒形穴268
を有している。表示ダイヤル270は、装着部材26の
側壁36,38間で支持されて、表示ダイヤル270と
一体のピニオン272が側壁36の円形穴268内で回
転する。ラック板274は、従動子220の一体の舌2
26を受ける細長い溝276を有している。ラック板2
74は、柄部210に平行で且つピニオン272と共同
する歯付き縁280を設けられた細長い凹部278を有
していて、ピニオン272が柄部210に沿う従動子2
20の軸移動に対応する回転方向に回転するようにさせ
る。表示ダイヤル270は、その周囲に可視標識282
(図2)を付され、又、装着部材26の上壁34の細長
い溝284を通して部分的に見える。これらの標識28
2は、装着部材26に関して調節ねじ330の回転調節
の異なる位置に夫々対応する。
【0035】側壁36,38は互いに整合される円形穴
300,302を有している。ほゞ円筒形のラッチ爪3
04は、それが作動位置と不動位置との間で回転できる
穴300,302内に回転自在に配置される。ラッチ爪
304は、図面で反時計方向にその作動位置に向かって
偏倚される。ラッチ爪304は、作業縁308を画定す
る平らな弦面306を有している。ラッチ爪304の作
動位置において、作業縁308はラチェット・ホイール
174のラチェット歯182に係合して、シャフト22
によって画定される軸のまわりで引張方向にハンドル1
2の回動によって、図面で反時計方向にラチェット・ホ
イール174を駆動する。更に、平らな弦面306はラ
チェット歯182のまわりで歯から歯へ作業縁308を
跳ね飛ぶようにするカム面として作用する。このとき、
ハンドル12をシャフト22のまわりで逆方向に回動す
ることによって、作業縁308が歯から歯へ跳ね飛ぶと
きにラチェット爪304を作動位置まで戻る。ラチェッ
ト爪304の不動位置において、作業縁308がラチェ
ット歯182を超える。
【0036】ラチェット爪304は、バイアス端310
と反対端312とを有している。バイアス端310は対
角線上の溝314を有している。ラチェット爪304
は、バイアス端310まで軸方向に延びる平らな弦面3
16を有している。ラチェット爪304は、丸い端32
0を有し且つ反対端312まで軸方向に延びる弓形フラ
ンジ318を有している。図12に示す通りラチェット
爪304がラチェット・ホイール174,176の歯1
82,184と共同するので、弓形フランジ318が停
止板136の歯162を超える。バイアス端310に一
致する非円形穴324を有し且つ歯付き周囲を有する親
指ホイール322が、ラチェット爪304と一体に回転
できるようにバイアス端310上に嵌合される。親指ホ
イール322は、装着部材26の上壁34の細長い溝3
26を部分的に貫通する。親指ホイール322は、ラチ
ェット爪304を作動位置から不動位置まで手動で回転
されうるようにする。
【0037】側壁36,38は、互いに整合される円形
の穴340,342を有している。ほゞ円筒形のストッ
プ爪344は、それが作動位置と不動位置との間で回転
できる穴340,342内で回転自在に配置される。ス
トップ爪344は図面で反時計方向にその作動位置に向
かって偏倚される。ストップ爪344は、作業縁348
を画定する平らな弦面346を有している。ストップ爪
344の作動位置においては、ラチェット・ホイール1
74の歯182ばかりではなく、作業縁348が停止板
146の歯に係合して、図面で反時計方向である引張方
向にシャフト22のまわりの装着部材26の回動を防止
する。ストップ爪344の不動位置において、作業縁3
48はラチェット・ホイール174の歯182ばかりで
はなく、停止板146の歯162を超える。更に、平ら
な弦面346は、シャフト22のまわりで逆方向に装着
部材26の回動によって、作業縁348が停止板146
の歯及びラチェット・ホイール174の歯のまわりで歯
から歯まで跳ね飛べるようにするカム面として作用す
る。ストップ爪344は、装着部材26の引張方向への
回動を拘束するように停止板136の拘束アーム160
に係合する。
【0038】ストップ爪344は、バイアス端350
と、反対端352を有している。バイアス端350は対
角線上の溝354を有している。ストップ爪344は、
弦床358によって結合されるポケット356、弦床3
58に垂直な弦壁360、図5等に示すように弦床35
8及び弦壁360に垂直な2つの側壁362(一方のみ
図示)を有している。平らな弦面346は反対端352
まで延びている。ストップ爪344は、隣接要素のため
の間隙を与える追加のポケット368(図2)を有して
いる。
【0039】一方のスプリング・ワイヤから作られるね
じれスプリング370は、ラチェット爪304にその作
動位置に向けて偏位させ、又、ストップ爪344をその
作動位置に向けて偏倚させる。ねじれスプリング370
はそのバイアス端310の付近でラチェット爪304の
回りに巻き付けられるコイル部分372を有している。
ねじれスプリング370は、コイル部分372から延
び、且つ、対角線上溝314内に展開されるアーム37
4を有している。ねじれスプリング370は、バイアス
端350の付近でストップ爪304のまわりに巻き付け
られるコイル部分376、溝354内で展開されるアー
ム378を有している。各コイル部分372,376
は、ねじれスプリング370が装着されたときに、予め
張力をかけられている。
【0040】バイアス端382と作業端384とを有す
るピン380は、作動位置と不動位置との間で基端86
の穴386内で軸方向に可動なように、反動部材30の
基端86によって支持される。ピン380は、バイアス
端382付近でピン380を貫通する穴388を有して
いる。ピン380は、ピン380のバイアス端382付
近で穴388を通って延びるアームと、反動部材30の
円形穴396内に展開されたコイル部分394と、反動
部材30のフランジ400を受けるアーム398とを有
するねじれスプリング390によって作動位置に向かっ
て偏倚される。ピン380の作動位置において、作業端
384はポケット356内まで延び、且つ、ストップ爪
344が不動位置から作動位置まで回転しないようにポ
ケット壁360を受ける。ピン380の不動位置におい
ては、作業端384が、ストップ爪344が不動位置か
らその作動位置まで回転させるように、ポケット356
から取り除かれる。
【0041】停止板136のカム部分166は、先導縁
410、弓形縁412、位置決めアーム168に隣接し
た隆起部分414を有している。ピン380がポケット
356から取り除かれ、そして、ストップ爪 344が
その不動位置まで回転された後に、ストップ爪344の
平らな弦面をカム部分166に係合させるように十分な
距離だけ引張方向に逆の回転方向に装着部材26を回動
させることによって、ストップ爪344がねじれスプリ
ング380によって偏倚されているのでピン370、ポ
ケット356に再挿入するのに十分に回転されるまで、
先導縁410及び弓形縁412がストップ爪344にカ
ム作用を及ぼすように面346と共同する。ラチェット
爪304の弓形フランジ316は、ラチェット爪304
がその不動位置からその作動位置まで回転しないよう
に、隆起部分414によってカム作用を受ける。更に、
弓形フランジ318は作動子板142の入力アーム15
6に係合し、作動子板142の出力アーム158が解除
爪122の弦面124に係合するのに十分に作動板14
2のタブ150で受けるコイル・スプリング154に抗
して作動子板142を回転する。このようにして、アー
ム158によって係合されるように、解除爪122が作
動位置から不動位置までラチェット爪120を回動する
のに十分に回転される。
【0042】装着部材26は、引張方向へのその回動が
停止板146と共同するストップ爪344によって防止
されるときを除いて、2つの極端な位置間で上述したよ
うにいずれかの回転方向にシャフト22によって画定さ
れる軸の回りに回動できる。装着部材26の引張方向へ
の極端な位置が図10に示唆されている。図10におい
ては、ストップ爪344が装置部材26の引張方向への
それ以上の回動を防止するように停止板146の拘束ア
ーム160に係合しているように示されている。逆方向
への装着部材26の極端な位置が図16に示唆されてい
る。図16においては、ラチェット爪304の弓形フラ
ンジ318が作動子板142の入力アーム156と係合
しているように示され、又、作動子板142のカムアー
ム158が解除爪122の弦面124に係合しているよ
うに示されている。このようにして、引張機構10によ
って処理される結束帯の張力は、結束作業を終了させる
何らかの理由がある場合に、解除されうる。
【0043】装着部材26が図面で時計方向に極端位置
に向かって回動されるので、装着部材26が妨害位置に
達する。その妨害位置において、極端位置へ向かう部材
26のそれ以上の移動がコイル・スプリング154によ
って妨害される。コイル・スプリング154は停止板1
46の細長い溝152の一端152a上に又作動子板1
42の軸タブ150上で受ける。コイル・スプリング1
54を圧縮する傾向の追加の力は、このような極端な位
置に向かって装着部材26のそれ以上の移動を要求す
る。
【0044】
【発明の効果】以上で明らかなように本発明によれば、
ハンドルが関節を付けられ、互いに関して回動できる複
数のハンドル部材を有し、改良された方法で偏倚され、
これにより、引張限度が別個の調節範囲内で使用者が調
節できると共に、ハンドルの回動が改良された方法で制
限され、これによって、ハンドルは引張限度に達した後
に、少量でもそれ以上回動されない結束帯の引張機構を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】荷物のまわりに緊張したループ状態で加えられ
る結束帯と共に結束帯工具の緊張機構の分解部分斜視図
であって、結束帯工具の他の要素及び荷物が破線で部分
的に示されている。
【図2】緊張機構に含まれるハンドル及び関連した要素
の分解部分斜視図である。
【図3】組み立てられた状態のハンドルの部分断面図で
あって、図1,2にくらべて拡大されている。
【図4】組み立てられた状態の側面図であって、隠れた
要素が破線で示され、図1,2にくらべて縮小寸法にな
っている。
【図5】ハンドル内に含まれるか又は関連されたバイア
ス装置及び関連した要素の分解部分斜視図であって前述
の図面にくらべて非常に拡大されている。
【図6】1組の可能な調節部に調節された状態のバイア
ス装置を介してみた断面図である。
【図7】図6に類似の断面図であって、相違して調節さ
れたバイアス装置を示す。
【図8】図5に部分的に示した駆動爪、ストップ爪、及
び関連したスプリングの拡大側面図であって、爪の部分
がそれらの軸に垂直な各面に沿ってみた断面図である。
【図9】バイアス装置、図5に示す関連した要素、及び
その他の関連した要素の側面図であって、ハンドルに関
連又は含まれるものを示す。
【図10】爪及び関連した要素の平面図であって、爪が
それらの軸に垂直な各面に沿ってみた断面を示す。
【図11】図9と類似の図面であって、図9の位置にく
らべて変化された位置にあるバイアス装置及び特定の関
連した要素を示す。
【図12】図9,11に夫々示す位置にくらべて変化さ
れた位置にある爪及び特定の関連した要素を示す部分詳
細平面図であって、爪がそれらの軸に垂直な各面に沿っ
てみた断面を示す。
【図13】図9,11,12に夫々示す位置にくらべて
変化された位置にあるストップ爪及び特定の関連した要
素を示す部分詳細平面図であって、ストップ爪がその軸
に垂直な面に沿う2つの異なる位置にある断面で示され
る。
【図14】図9,11に類似の図面であって、図9,1
1に夫々示す位置にくらべて変化された位置にあるバイ
アス装置及び特定の関連した要素を示す。
【図15】図9,11〜14に夫々示す位置にくらべて
変化された位置にあるストップ爪及び特定の関連した要
素を示す部分平面図であって、ストップ爪がその軸に垂
直な面に沿って断面で示されている。
【図16】図12に類似の図面であって、図12にくら
べて変化された位置にある爪及び特定の関連した要素を
示す。
【符号の説明】
T 結束帯工具 S 結束帯 P 荷物 10 引張機構 12 ハンドル 20 ハウジング構造体 22 シャフト 24 連結装置 26 装着部材 28 把持部材 30 反動部材 32 ブラケット 100 ピボット・ピン 122 解除爪 186 カバー 200 調節ねじ 240 ねじ頭部 260 ワッシャ 278 細長い凹部 304 ラチェット爪 344 ストップ爪 368 追加のポケット 356 ポケット 400 フランジ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結束帯工具用引張機構であって、ハウジ
    ング構造体、該ハウジング構造体に回転自在に装着され
    たシャフト、該シャフトに連結されたハンドル、該ハン
    ドルが前記シャフトのまわりに一方の回動方向に回動さ
    れたときに、該シャフトを回転自在にするように該ハン
    ドルを該シャフトに連結する手段からなり、該連結手段
    は前記シャフトを回転させずに該シャフトのまわりに逆
    方向に回動され得るようにし、該ハンドルは関節を付け
    られ、且つ、装着部材、把持部材、反動部材を有し、該
    装着部材は前記連結手段によって前記シャフトに連結さ
    れ、前記把持部材は前記装着部材に装着されて該装着部
    材に関して正常位置と変位位置との間で前記把持部材の
    回動を許し、前記反動部材が前記正常位置と前記変位位
    置との間で該把持部材に結合して可動であり、前記ハン
    ドルは前記装着部材及び反動部材と共同して該両部材を
    前記正常位置に向かって偏倚させる手段を含み、該偏倚
    手段は前記把持部材及び反動部材を前記変位位置に向か
    って強制的に変位されるようにし、前記引張機構は前記
    シャフトに共同して該シャフトのまわりの前記装着部材
    の回動を制御する手段を有し、前記制御手段は前記把持
    部材と前記反動部材とを前記正常位置において引張方向
    に前記シャフトのまわりの前記装着部材の回動を許し、
    且つ、該正常位置から前記変位位置へ該把持部材及び前
    記反動部材が変位したときに引張方向への該シャフトの
    まわりの該装着部材のそれ以上の移動を防止し、前記偏
    倚部材は下記のものを有していることを特徴とする引張
    機構。 (a)調節ねじ 該調節ねじは頭部と柄部とを有し且つ軸を画定し、前記
    装着部材に装着されて該部材に関して該ねじの軸移動を
    させずに該部材に関して該ねじの回転調節を許す。 (b)従動子 該従動子は前記調節ねじの柄部及び前記装着部材に共同
    して、該装着部材に関する前記従動子の回転移動をせず
    に該装着部材に関して前記調節ねじの回転調節の際に該
    調節ねじの柄部に沿う該従動子の軸移動を許す。 (c)スプリング 該スプリングは前記反動部材及び従動子に共同して前記
    正常位置に向けて前記把持部材及び反動部材を偏倚し、
    前記調節ねじの第1回転方向への回転調節の際により多
    く圧縮され、又、該第1回転方向と逆方向の第2回転方
    向への該調節ねじの回転調節の際により少なく圧縮され
    るように配置される。 (d)拘束手段 該拘束手段は前記調節ねじを前記第1及び第2回転方向
    のいずれかへの回転調節を拘束された範囲に拘束し、該
    範囲を調節するように調節自在である。
  2. 【請求項2】 前記調節ねじの柄部が管状で且つ外ねじ
    と内ねじとを有し、前記従動子が前記調節ねじの柄部の
    外ねじと共同する内ねじを有する穴を明けられ、前記拘
    束手段が前記柄部の内ねじと共同する外ねじを有する柄
    部と頭部とを有する拘束ねじを持ち、該拘束ねじの頭部
    が前記第1回転方向への調節ねじの回転調節を制限する
    ように前記反動部材に係合するように配置されることを
    特徴とする請求項1記載の引張機構。
  3. 【請求項3】 前記拘束手段が、前記拘束ねじ柄部のま
    わりで且つ該拘束ねじ頭部と調節ねじ柄部との間に配置
    されたワッシャを有していることを特徴とする請求項2
    記載の引張機構。
  4. 【請求項4】 前記ワッシャが、前記拘束ねじ柄部のま
    わりで且つ該拘束ねじ頭部と前記調節ねじの柄部との間
    に配置された環状部分と、前記調節ねじ柄部のまわりに
    配置されたスリーブ部分とを有していることを特徴とす
    る請求項3記載の引張機構。
  5. 【請求項5】 前記スプリングが前記調節ねじの柄部、
    ワッシャ・スリーブ部材、拘束ねじ頭部のまわりに配置
    されたコイル・スプリングであることを特徴とする請求
    項4記載の引張機構。
  6. 【請求項6】 前記従動子は、前記コイル・スプリング
    が配置される管状部材を有していることを特徴とする請
    求項5記載の引張機構。
  7. 【請求項7】 前記内ねじが前記調節ねじの柄部ばかり
    ではなく該ねじの頭部を貫通し、前記拘束手段が調節ね
    じに関して拘束ねじを安定化するように拘束ねじの柄部
    を受け且つ内ねじと共同するする止めねじを有している
    ことを特徴とする請求項2記載の引張機構。
  8. 【請求項8】 結束帯工具用引張機構であって、ハウジ
    ング構造体、該ハウジング構造体に回転自在に装着され
    たシャフト、該シャフトに連結されたハンドル、該ハン
    ドルが前記シャフトのまわりに所定の回動方向に回動さ
    れたときに、該シャフトを所定の回転自在方向に回転自
    在に駆動するように該ハンドルを該シャフトに連結する
    手段からなり、該連結手段は前記シャフトを回転させず
    に該シャフトのまわりに逆方向に回動され得るように
    し、該ハンドルは関節を付けられ、且つ、装着部材、把
    持部材、反動部材を有し、該装着部材は前記連結手段に
    よって前記シャフトに連結され、前記把持部材は前記装
    着部材に装着されて該装着部材に関して正常位置と変位
    位置との間で前記把持部材の回動を許し、前記反動部材
    が前記正常位置と前記変位位置との間で該把持部材に結
    合して可動であり、前記ハンドルは前記装着部材及び反
    動部材と共同して該両部材を前記正常位置に向かって偏
    倚させる手段を含み、該偏倚手段は前記把持部材及び反
    動部材を前記偏位位置に向かって強制的に変位されるよ
    うにし、前記引張機構は前記シャフトに共同して該シャ
    フトのまわりの、前記装着部材の回動を制御する手段を
    有し、前記制御手段は前記把持部材と前記反動部材とを
    前記正常位置において所定の回転方向に前記シャフトの
    まわりの前記装着部材の回動を許し、且つ、該正常位置
    から前記変位位置へ該把持部材及び前記反動部材が変位
    したときに前記所定の回転方向への該シャフトのまわり
    の該装着部材のそれ以上の移動を防止し、前記偏倚部材
    は下記のものを有していることを特徴とする引張機構。 (a)停止板 該停止板は前記シャフトに関して同軸で且つ前記ハウジ
    ング構造体に関して固定された停止歯の弓形配列を有し
    ている。 (b)ストップ爪 該ストップ爪は、作動位置と不動位置との間で回転自在
    に動けるように前記装着部材に装着される。該ストップ
    爪は前記不動位置において前記引張方向に前記装着部材
    の回動を許し、該引張方向への該装着部材の回動を防止
    するように前記作動位置において前記停止板と共同し、
    前記不動位置において前記停止歯のすべてから完全に分
    離され、且つ、該作動位置において該停止歯の少なくと
    も1つに係合するように配置された係合部分を有してい
    る。 (c)偏倚手段 該偏倚手段は前記作動位置に向かって回転自在に前記ス
    トップ爪を偏倚する。 (d)保持手段 該保持手段は前記正常位置にある前記把持部材及び反動
    部材によって前記ストップ爪を前記不動位置に解除自在
    に保持し、該把持部材と反動部材を該正常位置から変位
    位置まで変位させたとき、該作動位置に向かって該スト
    ップ爪を回転させるように、該ストップ爪を解除する。
  9. 【請求項9】 前記ストップ爪がポケットを有し、前記
    保持手段が前記反動部材によって支持されたピンを有
    し、該ストップ爪が前記正常位置にある前記把持部材と
    反動部材とによって前記不動位置に回転されたときに該
    ストップ爪を該不動位置に保持するように、前記ピンが
    前記ポケット内に取り外し可能に挿入され得るように配
    置され、前記把持部材及び反動部材が前記正常位置から
    前記変位位置へ変位されたとき、該ストップ爪を解除す
    るように、該ピンが該ポケットから取り外され得ること
    を特徴とする請求項8記載の引張機構。
  10. 【請求項10】 前記装着部材は、該部材の前記所定方
    向への回動が前記ストップ爪によって防止されるときを
    除いて、引張方向への極端な位置と逆方向への極端な位
    置との間で回動でき、引張機構が前記装着部材を前記逆
    方向の極端位置に対応する回転位置へ回動させたとき
    に、前記作動位置から前記不動位置へ回転させる手段を
    有し、前記装着部材が回転位置前に妨害位置に達したと
    きに該妨害位置に向かう該装着部材の回動を妨害するよ
    うに該ストップ爪と共同するが、該装着部材を前記妨害
    位置を超えて回転位置へ強制的に回動させることを特徴
    とする請求項9記載の引張機構。
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