JPH05229472A - 自動二輪車の車体フレーム - Google Patents

自動二輪車の車体フレーム

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Publication number
JPH05229472A
JPH05229472A JP3351792A JP3351792A JPH05229472A JP H05229472 A JPH05229472 A JP H05229472A JP 3351792 A JP3351792 A JP 3351792A JP 3351792 A JP3351792 A JP 3351792A JP H05229472 A JPH05229472 A JP H05229472A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
swing arm
body frame
pivot
bracket
pivot boss
Prior art date
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Pending
Application number
JP3351792A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Matsuzawa
崇 松沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP3351792A priority Critical patent/JPH05229472A/ja
Publication of JPH05229472A publication Critical patent/JPH05229472A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、ライダの足を傷付けることがな
く、かつペダルの操作性も向上させることができるよう
にしている。 【構成】この発明は、スイングアームを揺動自在に軸支
するスイングアームピボット部16を備え、このスイン
グアームピボット部あるいはその近傍にフートレスト3
4が設置された自動二輪車の車体フレーム10におい
て、上記スイングアームピボット部は、車体フレームの
他部材13,15に接続されたスイングアームブラケッ
ト29と、このスイングアームブラケットに溶着されて
前記スイングアームを軸支するピボットボス30と、を
有して構成され、このピボットボスの外端面30Cが上
記スイングアームブラケットの外側面29Aと略面一に
形成されるとともに、上記ピボットボスの上記スイング
アームブラケットに溶着されない前方部30Aに上記車
体フレームの中心31へ向かう傾斜面32が構成された
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スイングアームを軸
支するスイングアームピボット部を備えた自動二輪車の
車体フレームに関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車の車体フレームには、スイン
グアームを揺動自在に軸支するスイングアームピボット
部が備えられている。図4に示すように、上記スイング
アームピボット部1は、スイングアームブラケット2に
ピボットボス3が溶着されて構成され、このピボットボ
ス3に図示しないスイングアームが軸支される。
【0003】ピボットボス3は、その前半部3Aがスイ
ングアームブラケット2から距離Lだけ突出し、後半部
3Bのみがスイングアームブラケット2に溶着される。
さらに、この溶着状態で、ピボットボス3はスイングア
ームブラケット2の外側面2Aから距離Mだけ図5に示
すように突出して設けられる。
【0004】また、スイングアームブラケット2にはピ
ボットボス3の下方に、フートレスト4(図6)を取り
付けるフートレストブラケット5が設置されたものがあ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来のスイング
アームピボット部1では、自動二輪車の運転中にフート
レスト4に載せられたライダの足が、ピボットボス3の
外端面に当たってしまい、ライダの足やライディングブ
ーツが傷付けられるおそれがある。また、このために、
フートレスト4近傍にあるブレーキペダルやクラッチレ
バー等のペダルの操作性が低下するおそれもある。
【0006】この発明は、上述の事情を考慮してなされ
たものであり、ライダの足を傷付けることがなく、かつ
ペダルの操作性も向上させることができる自動二輪車の
車体フレームを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、スイングア
ームを揺動自在に軸支するスイングアームピボット部を
備え、このスイングアームピボット部あるいはその近傍
にフートレストが設置された自動二輪車の車体フレーム
において、上記スイングアームピボット部は、車体フレ
ームの他部材に接続されたスイングアームブラケット
と、このスイングアームブラケットに溶着されて前記ス
イングアームを軸支するピボットボスと、を有して構成
され、このピボットボスの外端面が上記スイングアーム
ブラケットの外側面と略面一に形成されるとともに、上
記ピボットボスの上記スイングアームブラケットに溶着
されない前方部が上記車体フレームの中心へ向かい傾斜
して構成されたものである。
【0008】
【作用】したがって、この発明に係る自動二輪車の車体
フレームによれば、スイングアームピボット部のピボッ
トボスがスイングアームブラケットの外側面から突出せ
ず略面一に形成されるとともに、ピボットボスの前方部
が車体フレームの中心へ向かい傾斜して形成されている
ので、フートレストに載せたライダの足がピボットボス
に当たることがなくなり、ライダの足やライダシューズ
を傷付けることを防止できる。また、このため、フート
レスト近傍にあるブレーキペダルやクラッチレバー等の
ペダルの操作性も向上する。
【0009】
【実施例】以下、この発明にの実施例を図面に基づいて
説明する。
【0010】図3は、この発明に係る自動二輪車の車体
フレームの一実施例を示す斜視図であり、図2は図3の
車体フレームが適用された自動二輪車を示す全体側面図
である。
【0011】図2および図3に示すように、自動二輪車
の車体フレーム10はセミダブルクレードルフレームで
ある。この車体フレーム10のメインチューブ11の前
部には、ヘッドパイプ12が固着され、後部に左右2本
のボディチューブ13が固着される。
【0012】一方、メインチューブ11とヘッドパイプ
12との接合部にリーンフォースメント14が固着さ
れ、上記接合部の剛性が強化される。このリーンフォー
スメント14は車両下方へ延在し、その下部に左右2本
のロアチューブ15が接続される。このロアチューブ1
5は、車両後方へ湾曲して延びる。このロアチューブ1
5の後端部と上記ボディチューブ13の下端部が、後述
のスイングアームピボット部16に固着される。これら
メインチューブ11、ボディチューブ13およびロアチ
ューブ15に囲まれた空間に、図2に示すエンジン17
が搭載される。
【0013】上記ヘッドパイプ12には、ステアリング
シャフト(図示せず)を介してフロントフォーク18が
左右方向に回動可能に支持される。このフロントフォー
ク18の上部にハンドルバー19が取り付けられ、フロ
ントフォーク18の下部に前輪20が回転自在に軸支さ
れる。符号21はフロントフェンダである。
【0014】また、スイングアームピボット部16に
は、スイングアーム22が上下方向に揺動自在に軸支さ
れ、このスイングアーム22の自由端部に後輪23が回
転自在に支持される。スイングアーム22は、図示しな
いリアクッションユニットによって車体フレーム10に
緩衝懸架される。また、後輪20は、エンジン17の駆
動力により、図示しない駆動チェーン等を用いて回転駆
動される。
【0015】上記メインチューブ11には、図3に示す
ように、後方へ延びる左右2本のシートレール24が固
着され、このシートレール24はシートピラー25によ
って支持される。シートレール24により、図2に示す
シート26が支持される。また、シート26の前方に
は、フューエルタンク27がメインチューブ11に支持
されて配置される。シート26の後部にリヤフェンダ2
8が設置される。
【0016】さて、上述のスイングアームピボット部1
6は、図1(A)に示すように、スイングアームブラケ
ット29およびピボットボス30を有して構成され、ス
イングアームブラケット29がボディチューブ13の下
端部およびロアチューブ15の後端部に溶着される。ま
た、ピボットボス30に、スイングアーム22が揺動自
在に軸支される。
【0017】このピボットボス30は、その前半部20
Aがスイングアームブラケット29の前端面29Bから
突出した状態で、ピボットボス30の後半部30Bがス
イングアームブラケット29に溶着される。このピボッ
トボス30の溶着状態では、図1(B)に示すように、
ピボットボス30の外端面30Cがスイングアームブラ
ケット29の外側面29Aと面一またはこの外側面29
Aより車体フレーム10の中心31へ寄った位置に設定
される。さらに、ピボットボス30の前半部30Aにお
ける外端面は、車体フレーム10の中心31へ向かい傾
斜した傾斜面32として構成される。
【0018】上記スイングアームブラケット29の外側
面29Aには、図1(A)に示すように、ピボットボス
30の直下位置にフートレスト取付ブラケット33が設
置される。このフートレスト取付ブラケット33に、ラ
イダの足を載せるフートレスト34が突出・収納可能に
取り付けられる。このフートレスト34の近傍に、図示
しないクラッチレバーやブレーキペダルが配置される。
【0019】上記実施例によれば、スイングアームピボ
ット部16におけるピボットボス30の外端面30C
が、スイングアームブラケット29の外側面29Aと面
一あるいはこの外側面29Aより車体フレーム10の中
心31寄りに設定されて、この外側面29Aから突出せ
ず、しかも、ピボットボス30の前半部30Aにおける
外端面が車体フレームの中心31方向へ傾斜した傾斜面
32として構成されたので、フートレスト34に載せら
れたライダの足(足首)がピボットボス30に当たるこ
とがない。したがって、ライダの足やライディングブー
ツが傷付くことがない。
【0020】さらに、ピボットボス30がスイングアー
ムブラケット29の外側面29Aから突出しない構成な
ので、ライダの足を車体フレーム10の中心31側へ寄
せることができ、ホールド性も向上する。
【0021】また、ライダの足が傷付くのが防止された
ので、フートレスト34の近傍にあるブレーキペダルや
クラッチレバー等のペダルを足で容易に操作でき、ペダ
ルの操作性も向上する。
【0022】また、ピボットボス30がスイングアーム
ブラケット29から突出せず、しかもこのピボットボス
30の前半部30Aに傾斜面32が形成されたので、そ
の分スイングアームピボット部16の重量を低減でき、
車体フレーム10の軽量化を図ることができる。
【0023】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る自動二輪
車の車体フレームによれば、スイングアームピボット部
がピボットボスおよびスイングアームブラケットから構
成され、このピボットボスの外端面が上記スイングアー
ムブラケットの外側面と略面一に形成されるとともに、
上記ピボットボスの上記スイングアームブラケットに溶
着されない前方部が上記車体フレームの中心へ向かい傾
斜して構成されたことから、ライダの足をピボットボス
によって傷付けることがなく、かつペダルの操作性を向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は図3のスイングアームピボット部を示
す側面図、(B)は図1(A)のIB−IB線に沿う断
面図。
【図2】図3の車体フレームが適用された自動二輪車を
示す全体側面図。
【図3】この発明に係る自動二輪車の車体フレームの一
実施例を示す斜視図。
【図4】従来の自動二輪車の車体フレームにおけるスイ
ングアームピボット部を示す側面図。
【図5】図4のV−V線に沿う断面図。
【図6】図4のVI矢視図。
【符号の説明】
10 車体フレーム 16 スイングアームピボット部 22 スイングアーム 29 スイングアームブラケット 29A 外側面 30 ピボットボス 30A 前半部 30C 外端面 31 車体フレームの中心 32 傾斜面 34 フートレスト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイングアームを揺動自在に軸支するス
    イングアームピボット部を備え、このスイングアームピ
    ボット部あるいはその近傍にフートレストが設置された
    自動二輪車の車体フレームにおいて、上記スイングアー
    ムピボット部は、車体フレームの他部材に接続されたス
    イングアームブラケットと、このスイングアームブラケ
    ットに溶着されて前記スイングアームを軸支するピボッ
    トボスと、を有して構成され、このピボットボスの外端
    面が上記スイングアームブラケットの外側面と略面一に
    形成されるとともに、上記ピボットボスの上記スイング
    アームブラケットに溶着されない前方部が上記車体フレ
    ームの中心へ向かい傾斜して構成されたことを特徴とす
    る自動二輪車の車体フレーム。
JP3351792A 1992-02-20 1992-02-20 自動二輪車の車体フレーム Pending JPH05229472A (ja)

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JP3351792A JPH05229472A (ja) 1992-02-20 1992-02-20 自動二輪車の車体フレーム

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JP3351792A JPH05229472A (ja) 1992-02-20 1992-02-20 自動二輪車の車体フレーム

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JPH05229472A true JPH05229472A (ja) 1993-09-07

Family

ID=12388742

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3351792A Pending JPH05229472A (ja) 1992-02-20 1992-02-20 自動二輪車の車体フレーム

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JP (1) JPH05229472A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111994193A (zh) * 2020-08-30 2020-11-27 重庆隆鑫机车有限公司 摩托车加强型车架

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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