JPH05229435A - ステアリング・ホィール - Google Patents

ステアリング・ホィール

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Publication number
JPH05229435A
JPH05229435A JP4069189A JP6918992A JPH05229435A JP H05229435 A JPH05229435 A JP H05229435A JP 4069189 A JP4069189 A JP 4069189A JP 6918992 A JP6918992 A JP 6918992A JP H05229435 A JPH05229435 A JP H05229435A
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JP
Japan
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rim
shell
outer shell
steering
steering angle
Prior art date
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Pending
Application number
JP4069189A
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English (en)
Inventor
Fujio Momiyama
冨士男 籾山
Koji Harada
浩二 原田
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Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リムとリム外殻との間の相対的回転抵抗を小
さくし組み合わせられる操舵力センサの出力特性を向上
させて、操舵の際に、パワー・ステアリングの切遅れを
正確に補正可能にする。 【構成】 リム外殻15が、操舵角方向において、リム
14に相対的に移動可能に被せられ、そして、ダブル・
アクション機構16、17が、そのリム外殻15の相対
的移動を所定の操舵角範囲に規制してそのリム14にそ
の外殻15を支持させるところである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車に使用される
ステアリング・ホィール、特に、操舵力センサを組み込
み可能にするところのステアリング・ホィールに関す
る。
【0002】
【背景技術】近年、自動車に使用されるパワー・ステア
リングは、ステアリング・ホィールに操舵力センサを組
み込み、その操舵力センサで操舵力を感知し、その感知
された操舵力で操舵の切遅れ補正を図っている。そし
て、ステアリング・ホィールが、通常、ハブと、そのハ
ブにスポークを介して一体化されたリムと、そのリムに
ローラを介在させて操舵角方向に所定量を自由に摺動可
能に被せられたリム外殻とで組み立てられるので、その
リムとそのリム外殻とが互いに相対的に回転される際、
回転抵抗が大きく、その操舵力センサの出力特性が影響
され、所謂、センサ出力のヒステリシスが大きくなる不
具合があった。
【0003】
【発明の課題】この発明の課題は、リムとリム外殻との
間の相対的回転抵抗を小さくし、組み合わせられる操舵
力センサの出力特性を向上させて、操舵の際に、パワー
・ステアリングの切遅れを正確に補正可能にするところ
の操舵力をその操舵力センサに感知可能にさせるステア
リング・ホィールの提供にある。
【0004】
【課題に相応する手段およびそれの作用】この発明は、
ステアリング・シャフトに取り付けられるハブ、スポー
クを介してそのハブに固定的に支持されるリムと、操舵
角方向において、そのリムに相対的に移動可能に被せら
れるリム外殻と、そのリム外殻の相対的移動を所定の操
舵角範囲に規制してそのリムにそのリム外殻を支持させ
るリム外殻のダブル・アクション機構とを含み、そのリ
ム外殻が、そのダブル・アクション機構によってそのリ
ムにフローティング状態に支持されてそのリムに対する
回転抵抗を小さくされ、そして、操舵力が作用される初
期には、そのリム外殻がそのリムに先立って円滑で迅速
に回転され、そしてさらに、その操舵力によってそのリ
ム外殻がその操舵角範囲を越える瞬間からそのリム外殻
がそのリムに一体的に回転されるところである。
【0005】また、この発明は、ステアリング・シャフ
トに取り付けられるハブと、スポークを介してそのハブ
に固定的に支持されるリムと、操舵角方向において、そ
のリムに相対的に移動可能に被せられるリム外殻と、そ
のリム外殻の相対的移動を所定の操舵角範囲に規制して
そのリムにそのリム外殻を支持させるリム外殻のダブル
・アクション機構と、そのダブル・アクション機構から
円周方向に適宜に離れてそのリムおよびリム外殻間に配
置され、そのリム外殻の相対的移動を案内してそのリム
にそのリム外殻を支持させるリム外殻のガイド機構とを
含み、そのリム外殻がそのダブル・アクション機構ガイ
ド機構によってそのリムにフローティング状態に支持さ
れてそのリムに対する回転抵抗を小さくされ、そして、
操舵力が作用される初期には、そのリム外殻がそのダブ
ル・アクション機構およびガイド機構によってそのリム
に先立って円滑で迅速に回転され、そしてさらに、その
操舵力によってそのリム外殻がその操舵角範囲を越える
瞬間からそのリム外殻がそのダブル・アクション機構に
よってそのリムに一体的に回転されるところである。
【0006】
【具体例の説明】以下、この発明のステアリング・ホィ
ールの特定された具体例について、図面を参照して説明
する。図1ないし図5は、ディーゼル・エンジンを搭載
したトラックのパワー・ステアリングに適用されたこの
発明のステアリング・ホィールの具体例10を示してい
る。このステアリング・ホィール10は、ステアリング
・シャフト60に取り付けられた金属製ハブ11と、一
対の金属製スポーク12、13を介してそのハブ11に
固定的に支持された金属製リム14と、操舵角方向にお
いて、そのリム14に相対的に移動可能に被せられた合
成樹脂製リム外殻15と、そのリム外殻15の相対的移
動を所定の操舵角範囲に規制してそのリム14にそのリ
ム外殻15を支持させた一対のリム外殻のダブル・アク
ション機構16、17と、そのダブル・アクション機構
16、17から円周方向に適宜に離れてそのリム14お
よびリム外殻15間に配置され、そのリム外殻15の相
対的移動を案内してそのリム14にそのリム外殻15を
支持させた一対のリム外殻のガイド機構18、19とで
組み立てられ、そこでは、そのリム外殻15がそのダブ
ル・アクション機構16、17およびガイド機構18、
19によってそのリム14にフローティング状態に支持
されてそのリム14に対する回転抵抗を小さくされ、そ
して、操舵力が作用される初期には、そのリム外殻15
がそのダブル・アクション機構16、17およびガイド
機構18、19によってそのリム14に先立って円滑で
迅速に回転され、さらに、その操舵力によってそのリム
外殻15がその操舵角範囲を越える瞬間からそのリム外
殻15がそのダブル・アクション機構16、17によっ
てそのリム14に一体的に回転される構造が採用され、
そして、そのスポーク12、13とそのリム外殻15と
の間あるいはそのリム14とそのリム外殻15との間に
操舵力センサ(図示せず)を配置可能にしたところであ
る。
【0007】その一対のスポーク12、13は、そのハ
ブ11に溶接されて所定の間隔でそのハブ11から放射
状に突き出され、また、そのリム14は、そのスポーク
12、13の先端に溶接されてそのスポーク12、13
間に固定的に支持された。
【0008】そのリム外殻15は、そのステアリング・
ホィール10の表皮であって、そのスポーク12、13
およびガイド機構18、19に対応して円周方向に所定
の間隔を置いてそのハブ11に向けられた一対の短く突
き出されたスリーブ22、23および一対の短く突き出
されたバルブ24、25を備えたところの上下分割構造
に硬質合成樹脂から成形された。勿論、このリム外殻1
5は、そのダブル・アクション機構16、17およびガ
イド機構18、19によってそのスポーク12、13お
よびリム14上にフローティング状態に支持され、そし
て、操舵角方向において、そのリム14とそのリム外殻
15との間に相対的移動が許容されるように、そのダブ
ル・アクション機構16、17によってそのリム14側
にダブル・アクション可能に支持された。また、そのス
リーブ22、23およびバルブ24、25は、図2、
3、4、5に示された形状に設計された。
【0009】その一対のダブル・アクション機構16、
17は、そのスリーブ22、23に配置され、そして、
そのスポーク12、13および切欠き28、29の軸線
を互いに合わせてそのスポーク12、13の上下に配置
された切欠き付きの上方および下方レース26、27
と、そのスポーク12、13および上方レース26間
に、そのスポーク12、13および下方レース27間に
それぞれ配置された多数のニードル・ローラ30と、そ
の上方レース26の切欠き28に対応してそのスポーク
12、13の軸線において、そのスポーク12、13の
上面に突き出されたピン31に回転可能に支持されてそ
の切欠き28にその操舵角方向にすきまばめされたボー
ル・ベアリング32とで組み立てられ、そして、フロー
ティング状態でそのスポーク12、13リム14にその
リム外殻15を支持させてそのリム14とそのリム外殻
15との間の相対的移動を所定の操舵角範囲に規制す
る、すなわち、そのリム外殻15にダブル・アクション
機能を付与させるところで機能している。
【0010】その上方および下方レース26、27は、
図2および図3から理解されるように、所定の寸法に切
断された金属板片にその切欠き28、29が切り欠か
れ、そして、そのスポーク12、13のリム14側にお
いて、そのスポーク12、13の上方および下方ベアリ
ング面20、21に所定の間隔を置いて向い合わせに位
置されてそのリム外殻15の短く突き出されたスリーブ
22、23にねじ止めされた。そして、その切欠き2
8、29では、切欠き幅がそのリム14およびリム外殻
15間に相対的移動を許容する所定の操舵角範囲を規制
するところで寸法決定され、切欠き底面33が常にその
ボール・ベアリング32に接触を保つところの接触面に
使用され、そして、両切欠き側面34、35がそのボー
ル・ベアリング32に当ってそのリム14およびリム外
殻15を操舵角方向に一体的に回転させるストッパ面に
使用された。
【0011】その多数のニードル・ローラ30は、具体
的には、そのスポーク12、13の上方ベアリング面2
0および上方レース26間に、そのスポーク12、13
の下方ベアリング面21および下方レース27間にそれ
ぞれ所定の間隔を置いて配置された。
【0012】そのボール・ベアリング32を回転可能に
支持したそのピン31は、段付き構造に製作され、その
スポーク12、13の所定の位置、具体的には、そのス
ポーク12、13の軸線に合わせられ、そして、半径方
向に位置決めされてそのスポーク12、13に穴明けさ
れた穴36に貫通され、そして、ねじ部分27にナット
38を締め付けて支柱のように、そのスポーク12、1
3に植込まれた。
【0013】そのボール・ベアリング32は、そのピン
31に回転可能に支持され、そして、その切欠き底面3
3に円周方向に常に接触されてその両切欠き側面34、
35で所定の操舵角の範囲に相対的に移動可能にされて
すきまばめされた。そのようにして、そのボール・ベア
リング32がその切欠き28にはめ合わせられた結果、
そのリム14とそのリム外殻15との間にはぶれが回避
されて相対的移動が円滑になった。勿論、その相対的移
動はその多数のニードル・ローラ32によっても円滑に
なされた。
【0014】その一対のガイド機構18、19は、その
バルブ24、25に配置され、そして、そのバルブ2
4、25の内側において、そのリム14に溶接されてそ
のリム14からそのハブ11側に短く突き出されたアー
ム39と、そのアーム39の上下に配置された上方およ
び下方レース42、43と、そのアーム39および上方
レース42間に、そのアーム39および下方レース43
間にそれぞれ配置された多数のニードル・ローラ45
と、その下方レース43の切欠き44に対応してアーム
軸線に合わせられてそのアーム39の下面に突き出され
たピン46に回転可能に支持されてその切欠き44にそ
の操舵角方向にすきまばめされたボール・ベアリング4
7と、その下方レース43に配置されてそのボール・ベ
アリング47を接触状態で円周方向に案内するリーフ・
スプリング48とで組み立てられ、そして、フローティ
ング状態でそのリム14にそのリム外殻15を支持させ
るところで機能している。
【0015】そのアーム39は、図4および図5から理
解されるように、所定の寸法に切断された金属板片で形
成され、また、その上方および下方レース42、43
は、同様に図4および図5から理解されるように、その
アーム39の上方および下方ベアリング面40、41に
所定の間隔を置いて向い合わせに位置されて互いに一体
的に組み付けられ、そして、そのバルブ24、25内に
組み込まれてそのバルブ24、25にねじ止めされた。
さらに、その切欠き44では、そのダブル・アクション
機構16、17の上方レース26に切り欠かれたその切
欠き28のように、切欠き幅がそのリム14およびリム
外殻15間に相対的移動を許容する所定の操舵角範囲を
規制するところで寸法決定され、また、両切欠き側面4
9、50がそのボール・ベアリング47に当ってそのリ
ム14およびリム外殻15を操舵角方向に一体的に回転
させるストッパ面に使用される。
【0016】その多数のニードル・ローラ45は、具体
的には、そのアーム39の上方ベアリング面40および
上方レース42間に、そのアーム39の下方ベアリング
面41および下方レース43間にそれぞれ所定の間隔を
置いて配置された。
【0017】そのボール・ベアリング47を回転可能に
支持したそのピン46は、平小ねじが使用され、そのア
ーム39の所定の箇所に位置決めされ、具体的には、そ
のアーム39の軸線上で半径方向に位置決めされ、そし
て、そのアーム39に穴明けされてねじ切りされた穴5
1にねじ込まれて支柱のように、そのアーム39に植込
まれた。
【0018】そのボール・ベアリング47は、そのピン
46に回転可能に支持され、そして、そのリーフ・スプ
リング48に円周方向に常に接触されてその両切欠き側
面49、50で所定の操舵角の範囲に相対的に移動可能
にされてすきまばめされた。そのようにして、そのボー
ル・ベアリング47がその切欠き44にはめ合わせられ
た結果、そのリム14とそのリム外殻15との間にはぶ
れが一層回避されて相対的移動が円滑になった。勿論、
その相対的移動がその多数のニードル・ローラ45によ
っても円滑になされた。
【0019】次に、上述のように組み立てられたそのス
テアリング・ホィール10の動作について、説明する。
今、左右方向の何れか一方に回転させる操舵力がそのス
テアリング・ホィール10に加えられると、その操舵力
は、最初にそのリム外殻15に加えられ、そして、その
リム外殻15は、そのスポーク12、13を含めてその
リム14に対して左右方向の何れか一方に回転される。
そのように、その操舵力が作用した初期には、そのリム
外殻15が、そのダブル・アクション機構16、17お
よびガイド機構18、19によってそのリム14上に円
滑で迅速に回転される。
【0020】そのリム外殻15が、さらに、その相対的
移動を許容する所定の操舵角範囲を越えてそのリム14
上に回転され、その操舵角範囲を越える瞬間に、そのダ
ブル・アクション機構16、17においては、そのボー
ル・ベアリング32が、その上方レース26に切り欠か
れたその切欠き28両切欠き側面34、35の何れか一
方に当り、同時的に、そのガイド機構18、19におい
ても、そのボール・ベアリング47がその下方レース4
3に切り欠かれたその切欠き44の両切欠き側面49、
50の何れか一方に当る。そして、その後には、そのリ
ム外殻15は、そのリム14に一体的に回転されてその
操舵力は、そのステアリング・シャフト60に伝達され
る。
【0021】従って、このステアリング・ホィール10
では、組み込まれる操舵力センサによって、その操舵力
およびそれの方向が、そのリム14およびステアリング
・シャフト60などの大きな慣性に影響されずに、実質
的に遅れなしに正確に感知可能になった。それに加え
て、その操舵力センサの出力のヒステリシスが、非常に
小さくされ、そして、その操舵力センサの不感帯も改善
されてその操舵力が非常に正確に検出可能になった。そ
の結果、そのようにして検出されたセンサ出力を活用す
ることによって、そのパワー・ステアリングの切遅れが
確実に回避可能になった。
【0022】先のように、図面を参照して説明されたこ
の発明の具体例から明らかであるように、この発明の属
する技術の分野における通常の知識を有する者にとっ
て、この発明の内容は、その発明の課題を成し遂げるた
めにその発明の成立に必須であってその発明の性質であ
るところのその発明の技術的本質に由来し、そして、そ
れを内在させると客観的に認められる態様に容易に具体
化される。
【0023】
【発明の便益】上述から理解されるように、この発明の
ステアリング・ホィールは、ステアリング・シャフトに
取り付けられるハブと、スポークを介してそのハブに固
定的に支持されるリムと、操舵角方向において、そのリ
ムに相対的に移動可能に被せられるリム外殻と、そのリ
ム外殻の相対的移動を所定の操舵角範囲に規制してその
リムにそのリム外殻を支持させるリム外殻のダブル・ア
クション機構とで構成されるので、この発明のステアリ
ング・ホィールでは、そのリム外殻がそのダブル・アク
ション機構によってそのリムにフローティング状態でダ
ブル・アクション可能に支持され、そのリムとそのリム
外殻との間の相対的回転抵抗が小さくされてそのリムと
そのリム外殻との間の相対的回転が円滑で迅速になり、
組み合わせられる操舵力センサの出力のヒステリシスが
小さくされ、その操舵力センサの不感帯も改善され、そ
して、操舵力およびそれの方向がそのリムおよびステア
リング・シャフトなどの大きな慣性に影響されずに実質
的に遅れなしに正確に感知可能になり、操舵の際に、そ
の操舵力センサの出力を活用することによって、パワー
・ステアリングの切遅れが正確に補正可能になり、パワ
ー・ステアリングにとって、非常に有用で実用的であ
る。
【0024】また、この発明はステアリング・ホィール
は、ステアリング・シャフトに取り付けられるハブと、
スポークを介してそのハブに固定的に支持されるリム
と、操舵角方向において、そのリムに相対的に移動可能
に被せられるリム外殻と、そのリム外殻の相対的移動を
所定の操舵角範囲に規制してそのリムにそのリム外殻を
支持させるリム外殻のダブル・アクション機構と、その
ダブル・アクション機構から円周方向に適宜に離れてそ
のリムおよびリム外殻間に配置され、そのリム外殻の相
対的移動を案内してそのリムにそのリム外殻を支持させ
るリム外殻のガイド機構とで構成されるので、この発明
のステアリング・ホィールでは、そのリム外殻が、その
ダブル・アクション機構およびガイド機構によってその
リムにフローティング状態に支持され、同時に、そのダ
ブル・アクション機構によってそのリムにダブル・アク
ション可能に支持され、そのリムとそのリム外殻との間
の相対的回転抵抗がより小さくされてそのリムとそのリ
ム外殻との間の相対的回転がより円滑で迅速になり、組
み合わせられる操舵力センサの出力のヒステリシスがよ
り小さくされ、その操舵力センサの不感帯もより改善さ
れ、そして、操舵力およびそれの方向がそのリムおよび
ステアリング・シャフトなどの大きな慣性に影響されず
に実質的に遅れなしに正確に感知可能になり、操舵の際
に、その操舵力センサの出力を活用することによって、
パワー・ステアリングの切遅れが正確に補正可能にな
り、パワー・ステアリングにとって、非常に有用で実用
的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディーゼル・エンジンを搭載したトラックのパ
ワー・ステアリングに適用されたこの発明のステアリン
グ・ホィールの具体例を示した正面図である。
【図2】図1の2−2線に沿って示した断面図である。
【図3】図2の3−3線に沿って示した断面図である。
【図4】図1の4−4線に沿って示した断面図である。
【図5】図4の5−5線に沿って示した断面図である。
【符号の説明】
11 金属製ハブ 12 金属製スポーク 13 金属製スポーク 14 金属製リム 15 硬質合成樹脂製リム外殻 16 ダブル・アクション機構 17 ダブル・アクション機構 18 ガイド機構 19 ガイド機構

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリング・シャフトに取り付けられ
    るハブと、スポークを介してそのハブに固定的に支持さ
    れるリムと、操舵角方向において、そのリムに相対的に
    移動可能に被せられるリム外殻と、そのリム外殻の相対
    的移動を所定の操舵角範囲に規制してそのリムにそのリ
    ム外殻を支持させるリム外殻のダブル・アクション機構
    とを含むステアリング・ホィール。
  2. 【請求項2】 そのダブル・アクション機構が、そのス
    ポークのリム側において、そのスポークの上方および下
    方ベアリング面に所定の間隔で向い合わせに位置されて
    そのリム外殻に固定される上方および下方レースと、そ
    の上方および下方ベアリング面および上方および下方レ
    ース間にそれぞれ配置される複数のニードル・ローラ
    と、所定の位置において、そのスポーク上に突き出され
    るピンに回転可能に支持され、その突き出されるピンに
    対応するその上方および下方レースの何れか一方の切欠
    に円周方向に接触され、所定の操舵角の範囲で相対的に
    移動可能にしてはめ合わせられるボール・ベアリングと
    を含むところの請求項1に記載のステアリング・ホィー
    ル。
  3. 【請求項3】 ステアリング・シャフトに取り付けられ
    るハブと、スポークを介してそのハブに固定的に支持さ
    れるリムと、操舵角方向において、そのリムに相対的に
    移動可能に被せられるリム外殻と、そのリム外殻の相対
    的移動を所定の操舵角範囲に規制してそのリムにそのリ
    ム外殻を支持させるリム外殻のダブル・アクション機構
    と、そのダブル・アクション機構から円周方向に適宜に
    離れてそのリムおよびリム外殻間に配置され、そのリム
    外殻の相対的移動を案内してそのリムにそのリム外殻を
    支持させるリム外殻のガイド機構とを含むステアリング
    ・ホィール。
  4. 【請求項4】 そのガイド機構が、そのリム外殻の内側
    において、そのリムからそのハブ側に短く突き出される
    アームと、そのアームの上方および下方ベアリング面に
    所定の間隔で向い合わせに位置されてそのリム外殻に固
    定される上方および下方レースと、その上方および下方
    ベアリング面および上方および下方レース間にそれぞれ
    配置される複数のニードル・ローラと、所定の位置にお
    いて、そのアーム上に突き出されるピンに回転可能に支
    持されるボール・ベアリングと、その突き出されるピン
    に対応するその上方および下方レースの何れか一方に配
    置され、そのボール・ベアリングを接触状態で円周方向
    に案内するリーフ・スプリングとを含むところの請求項
    4に記載のステアリング・ホィール。
JP4069189A 1992-02-18 1992-02-18 ステアリング・ホィール Pending JPH05229435A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110023173A (zh) * 2016-11-30 2019-07-16 德尔菲金属西班牙股份公司 用于机动车的方向盘

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110023173A (zh) * 2016-11-30 2019-07-16 德尔菲金属西班牙股份公司 用于机动车的方向盘
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