JPH052293A - 画像形成装置及びプロセスカートリツジ - Google Patents

画像形成装置及びプロセスカートリツジ

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JPH052293A
JPH052293A JP3180507A JP18050791A JPH052293A JP H052293 A JPH052293 A JP H052293A JP 3180507 A JP3180507 A JP 3180507A JP 18050791 A JP18050791 A JP 18050791A JP H052293 A JPH052293 A JP H052293A
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JP
Japan
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process cartridge
gear
main body
image forming
forming apparatus
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JP3180507A
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Toshiki Nagase
俊樹 長瀬
Mitsugi Inomata
貢 猪股
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Abstract

(57)【要約】 [目的] プロセスカートリッジ内の回転機器の回転ム
ラ等に起因する画質低下を減少させることができる画像
位形成装置を提供するにある。 [構成] 像担持体1等を有するプロセスカートリッジ
5を備えると共に、該プロセスカートリッジ5内の像担
持体1等に装置本体100側の駆動源11を介して回転
力が伝達される画像形成装置において、装置本体100
側の駆動源11の回転速度を減速してこれを像担持体1
等に伝える減速機構30をプロセスカートリッジ5内に
備えた。このため、プロセスカートリッジ5の装置本体
100内への装着に当り、駆動源11のギヤと減速機構
30のギヤの噛合が不十分となり、減速機構30側のギ
ヤ等に回転ムラが生じても、該回転ムラの周波数が大き
いため、これにより大きな画質低下は生じない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザビームプリンタ等
の如き画像形成装置及び該画像形成装置に用いられるプ
ロセスカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】レーザビームプリンタ等の画像形成装置
においては、像担持体である感光ドラムや現像器等を一
体化してプロセスカートリッジを構成し、該プロセスカ
ートリッジを装置本体内に着脱自在に配設することによ
りメンテナンスの容易化等を図っているものも多い。
【0003】ここで、一般にプロセスカートリッジ内の
感光ドラム等の回転機器は、装置本体側の駆動源によっ
て回転駆動されるため、プロセスカートリッジを装置本
体内に装着するに当り、プロセスカートリッジ側の被駆
動ギヤと装置本体側の駆動ギヤを噛合させる必要があっ
た。尚、一般には駆動源の回転力は装置本体側の減速機
構を介して駆動ギヤに伝えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プロセ
スカートリッジを装置本体内に装着するに当り、プロセ
スカートリッジの被駆動ギヤと装置本体側の駆動ギヤと
の噛合が精度よくなされない場合も多く、かかる場合、
プロセスカートリッジ内の感光ドラム等の回転体の回転
精度が低下してしまって、画質低下を生じさせてしまう
という問題があった。
【0005】また、ギヤ間のバックラッシュ等に起因し
て被駆動ギヤ側には一般に回転ムラが生じるが、上記の
如くプロセスカートリッジの被駆動ギヤと、装置本体側
の駆動ギヤの噛合が精度よくなされない場合、この回転
ムラは更に大きくなる。この場合、駆動ギヤは装置本体
側の駆動源の回転速度を減速してプロセスカートリッジ
側の被駆動ギヤに伝えるため、上記回転ムラの周波数は
低くなるが、この低い回転ムラ周波数が画像上では人の
目に解り易く、大きく画質を低下させる要因となってい
た。
【0006】尚、ギヤ間のバックラッシュに起因する回
転ムラを減少させるため、ギヤのモジュールを小さく
し、ギヤ間の噛み合い率を大きくすることも考えられる
が、モジュールを小さくして噛み合い率を大きくすれ
ば、プロセスカートリッジの着脱が困難となって妥当で
ない。
【0007】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、内部の回転機器の回転ムラ等
に起因する画質低下を減少させることができるプロセス
カートリッジ及び該プロセスカートリッジを備えた画像
形成装置を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明は、像担持体の他少なくとも現像手段を有し、装置
本体内に着脱自在に配設されるプロセスカートリッジを
備えると共に、該プロセスカートリッジ内の像担持体等
に装置本体側の駆動源を介して回転力が伝達される画像
形成装置において、装置本体側の駆動源の回転速度を減
速してこれを像担持体等に伝える減速機構をプロセスカ
ートリッジ内に備えたことを特徴とする。
【0009】また本発明は、像担持体の他少なくとも現
像手段を有し、装置本体内に着脱自在に配設されるプロ
セスカートリッジを備えた画像形成装置において、プロ
セスカートリッジ内の像担持体等を回転駆動する駆動源
及び該駆動源の減速機構をプロセスカートリッジ内を備
えたことを特徴とする。
【0010】更に本発明は、像担持体の他少なくとも現
像手段を有し、画像形成装置本体内に着脱自在に配設さ
れると共に、内部の像担持体等に画像形成装置本体側の
駆動源を介して回転力が伝達されるプロセスカートリッ
ジにおいて、画像形成装置本体側の駆動源の回転速度を
減速してこれを像担持体等に伝える減速機構を内部に備
えることを特徴とする
【0011】
【作用】請求項1の発明ではプロセスカートリッジ内に
減速機構を設け、装置本体側の駆動源の回転力をプロセ
スカートリッジ内の減速機構を介して像担持体等に伝え
るようにした。従って、プロセスカートリッジの装置本
体内への着脱に当り、例えば、駆動源側の駆動ギヤと減
速機構側の減速ギヤとを噛合させる必要が生じるが、こ
れ等の噛合が十分になされない場合、減速ギヤ側にギヤ
のバックラッシュ等に基づく回転ムラが増幅されること
となる。しかし、駆動ギヤは高速回転しているため、減
速ギヤ側の回転ムラ周波数は高くなり、これが像担持体
等に及ぼす影響は画像上人目に付きにくく、画質低下を
生じさせない。
【0012】請求項3の発明ではプロセスカートリッジ
内に駆動源及び減速機構を共に設けているため、プロセ
スカートリッジを装置本体内に装着しても、ギヤの噛合
等の問題は生じず、像担持体等の回転精度が低下した
り、像担持体に大きな回転ムラ等が生じることもない。
従って、像担持体等によって形成される画像に画質の低
下は生じない。
【0013】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0014】先ず、本発明の第1実施例を図1乃至図3
により説明する。
【0015】図3は多色画像の形成可能な画像形成装置
の断面を示しており、図中1は一定方向に回転する像担
持体である感光ドラムであり、該感光ドラム1の周りに
帯電ローラ2、4つの現像器3(具体的にはイエロー、
マゼンタ、シアン、ブラック現像器3A,3B,3C,
3D)及びクリーニング器4が配設されている。そし
て、これ等のプロセス機器はカートリッジ容器5a内に
一体的に収納され、プロセスカートリッジ5として装置
本体100内に着脱自在に配設されて、メンテナンスの
容易化等が図られている。
【0016】また、感光ドラム1の一側には転写材を保
持して回転する転写ドラム6が配設され、該転写ドラム
6の給紙側に給紙ユニット7、排紙側に定着ユニット8
がそれぞれ配設されている。更にプロセスカートリッジ
5の上方には光学ユニット9が配設されている。
【0017】即ち、帯電ローラ2により一様帯電された
感光ドラム1に光学ユニット9を介してイエロー画像情
報の画像光Lが露光され、この感光ドラム1上に静電潜
像が形成されると、該静電潜像は感光ドラム1の回転と
共にイエロートナーを有するイエロー現像器3Aの方へ
向けられ、該イエロー現像器3Aによってトナー像とし
て顕像化される。そして、このトナー像は感光ドラム1
の回転と共に、該感光ドラム1に同期して回転する転写
ドラム6上の転写材に転写される。
【0018】転写の終了した感光ドラム1はクリーニン
グ器4にクリーニングされた後、再び帯電ローラ2にて
一様帯電され、光学ユニット9を介してマゼンタ画像情
報の画像光Lが露光されて、この感光ドラム1上に静電
潜像が形成される。そして、この静電潜像はマゼンタト
ナーを有するマゼンタ現像器3Bによりトナー像として
顕像化された後、該トナー像はこれにタイミングを合せ
て回転してくる転写ドラム6上の前記転写材に多重転写
される。同様にシアン、ブラック画像情報に基づきシア
ン、ブラック現像器3C,3Dを介して感光ドラム1上
に形成されたトナー像が前記転写材上に多重転写され
る。
【0019】一方、給紙ユニット7内の転写材は転写ド
ラム6に供給され、該転写ドラム6に位置決め保持され
た後、転写ドラム6の回転に伴いこの転写材上に前述の
如く各色のトナー像が多重転写される。そして、転写が
終了した転写材はこの転写ドラム6から定着ユニット8
の方へ運ばれ、該定着ユニット8にてそのトナー像が加
熱、加圧されて溶解混色され、永久像として定着された
後、排紙トレイ9上に積載される。
【0020】さて、次に装置本体100側からプロセス
カートリッジ5内の感光ドラム1等の回転機器への駆動
力の伝達機構等について図1及び図2により説明する。
【0021】プロセスカートリッジ5はカートリッジ容
器5aから外方へ突出する感光ドラム1のドラム軸1a
が装置本体100の本体フレーム10,10の軸受部1
0a,10aに支持されることにより装置本体100内
に値決め支持されている。即ち、本体フレーム10,1
0の軸受部10a,10aには該軸受部10a,10a
に通じる不図示のガイド溝が形成されており、該ガイド
溝にドラム軸1aの両端部を挿入することにより、プロ
セスカートリッジ5は装置本体100に対して着脱でき
るようになっている。そして、このドラム軸1aの一端
部側には感光ドラム1等のプロセスカートリッジ5内の
回転機器を回転させるドラムギヤ20が固設されてい
る。
【0022】一方、本体フレーム10の前記ドラムギヤ
20側にはその出力軸に駆動ギヤ12を取り付けた駆動
モーター11が取り付けられている。そして、該駆動モ
ーター11の駆動ギヤ12と前記ドラムギヤ20間に
は、駆動モーター11の回転速度を減速して感光ドラム
1等に伝える減速機構30が取り付けられているが、本
発明ではこの減速機構30をプロセスカートリッジ5内
に設けた。
【0023】減速機構30はカートリッジ本体5aに枢
支される回転軸33に大ギヤ31と小ギヤ32とを同軸
状に固設したものであり、小ギヤ32はドラムギヤ20
に噛合し、大ギヤ31は装置本体100側の駆動ギヤ1
2に噛合可能となっている。そして、大ギヤ31の回転
速度がそのまま小ギヤ32に伝えられるため、駆動ギヤ
12の回転速度はこの大、小ギヤ31,32からなる減
速機構30により減速されてドラムギヤ20に伝えられ
ることとなる。
【0024】而して、プロセスカートリッジ5を装置本
体100の本体フレーム10,10の軸受部10a,1
0aに装着すれば、プロセスカートリッジ5内の減速機
構30の大ギヤ31と装置本体100側の駆動ギヤ12
とが噛合する。そして、駆動モーター11を回転させれ
ば、駆動ギヤ12、減速機構30を介してドラムギヤ2
0が回転され、プロセスカートリッジ5内の感光ドラム
1等の回転機器が回転される。
【0025】ここで、プロセスカートリッジ5の装置本
体100への装着の仕方により、駆動ギヤ12と減速機
構30の大ギヤ31とが十分に噛み合わない場合も生じ
るが、この場合、被駆動側の減速機構30の大ギヤ31
には、ギヤ間のバックラッシュ等に基づく回転ムラが増
幅されることとなる。しかしながら大ギヤ31の回転ム
ラは高速回転する駆動ギヤ12との間で生じるものであ
り、この大ギヤ31の回転ムラ周波数は高いため、これ
が小ギヤ32、ドラムギヤ20を介して感光ドラム1側
に伝わっても、画像上人目につく画質低下は生じない。
【0026】以上の如く、プロセスカートリッジ5内に
減速機構30を設け、プロセスカートリッジ5の装着に
当り、この減速機構30の大ギヤ31と装置本体100
側の駆動ギヤ12とを噛合させるようにしたため、該駆
動ギヤ12と減速機構30の大ギヤ31との噛合精度が
悪く、該大ギヤ31に回転ムラを増幅させることとなっ
ても、その影響が感光ドラム1の画像上には現われにく
く、結果として感光ドラム1上の画質を低下させること
にはならない。
【0027】尚、減速機構30をプロセスカートリッジ
5内に設けているため、感光ドラム1の回転ムラに大き
な影響を及ぼすドラムギヤ20は減速機構30の小ギヤ
32により精度よく回転される。この場合、プロセスカ
ートリッジ5の着脱に無関係にドラムギヤ20と小ギヤ
32とは噛合させておくことができるため、モジュール
を小さくして2つのギヤを噛み合い率を上げることも容
易である。
【0028】また、減速機構30をユニット化して、プ
ロセスカートリッジ5内に着脱容易に配設するように
し、プロセスカートリッジ5が寿命に達した場合、この
減速機構30の再使用等を図るようにしてもよいのは勿
論である。
【0029】次に、本発明の第2実施例を図4及び図5
により説明する。尚、第1実施例に係るものと同一機能
を有するものについては同一符号を付しその説明を省略
する。
【0030】本実施例ではプロセスカートリッジ5内の
減速機構30を装置本体100側の駆動ギヤ12と噛合
する大ギヤ31と、該大ギヤ31に同軸状に固定させた
この大ギヤ31より小径の小プーリ34とから構成し、
ドラム軸1aにドラムギヤ20に代わって設けられたド
ラムプーリ21を無端状の金属ベルト22を介して減速
機構30の小プーリ34で回転させるようにした。尚、
23は金属ベルト22に張力を与えるテンションプーリ
である。
【0031】本実施例においてもプロセスカートリッジ
5を装置本体100の本体フレーム10の所定位置に位
置決めすれば、装置本体100側の駆動モーター11の
出力軸に固定された駆動ギヤ12とプロセスカートリッ
ジ5の減速機構30の大ギヤ31とが噛合し、プロセス
カートリッジ5内の感光ドラム1等は駆動モーター11
によって、駆動ギヤ12、大ギヤ31、小プーリ34、
金属ベルト22、ドラムプーリ21を介して回転され、
第1実施例と同様な効果を得ることができる。特に本実
施例では感光ドラム1等にプーリとベルトを介して回転
を伝えているため、ギヤ等による場合に比べ感光ドラム
1は回転ムラなく滑らかに回転されるという利点を有し
ている。
【0032】次に、本発明の第3実施例を図6乃至図9
により説明する。尚、第1実施例に係るものと同一機能
を有するものについては同一符号を付しその説明を省略
する。
【0033】本実施例では減速機構30のみでなく駆動
モーター11及び駆動ギヤ12自体をもプロセスカート
リッジ5内に配設し、プロセスカートリッジ5の着脱に
伴うギヤの噛合及び噛合解除を無くすようにした。
【0034】即ち、プロセスカートリッジ5内のカート
リッジ容器5aに駆動ギヤ12を有する駆動モーター1
1を固定し、この駆動ギヤ12と、ドラム軸1aに固定
されたドラムギヤ20との間に、回転軸33に同軸状態
で固定された大、小ギヤ31,32からなる減速機構3
0を配設した。また、駆動モーター11の電源供給接点
11aをカートリッジ容器5aから突出させ、プロセス
カートリッジ5が装置本体100内に装着された場合
に、この電源供給接点11aと装置本体100側の電源
コネクタ13とを図8で示される如く、電気的に接合さ
せるようにした。
【0035】而して、プロセスカートリッジ5が装置本
体100内に装着され、プロセスカートリッジ5のドラ
ム軸1aが本体フレーム10,10の軸受部10a,1
0aに位置決めされると、駆動モーター11の電源供給
接点11aと装置本体100側の電源コネクタ13とが
連結される。そして、駆動モーター11が回転される
と、その回転力が駆動ギヤ12、減速機構30の大ギヤ
31及び小ギヤ32、ドラムギヤ20へと伝えられ、感
光ドラム1等が回転されることとなる。
【0036】特に本実施例ではプロセスカートリッジ5
の着脱に当り、ギヤの噛合等を行なわなくてよいため、
プロセスカートリッジ5の着脱が容易になると共に、駆
動モーター11の回転が減速機構30等を介して精度よ
く感光ドラム1に伝えられ、感光ドラム1等が精度よく
且つ回転ムラが少ない状態で回転される。
【0037】また、図9で示される如く、駆動モーター
11、駆動ギヤ12、減速機構30を一体として駆動ユ
ニット40を構成し、該駆動ユニット40をプロセスカ
ートリッジ5内に着脱容易に配設するようにすれば、プ
ロセスカートリッジ5自体が寿命に達した場合でも、こ
の駆動ユニット40の再使用が容易となる。尚、駆動ユ
ニット40をプロセスカートリッジ5に装着するには、
駆動ユニット40をプロセスカートリッジ5のドラム軸
1a及びカートリッジ容器5aに設けられたピン24を
介してプロセスカートリッジ5に位置決め固定し、減速
機構30の小ギヤ32とドラムギヤ20とを噛合させる
ようにすればよい。
【0038】次に、本発明の第4実施例を図10により
説明する。尚、第1実施例に係るものと同一機能を有す
るものについては同一符号を付しその説明を省略する。
【0039】本実施例では減速機構30を有するプロセ
スカートリッジ5内における現像器3への駆動力の伝達
について説明する。即ち、減速機構30の大ギヤ31に
は、小径のギヤ51を介してドラムギヤ20と同軸状に
配設される大径のローラ駆動ギヤ52が噛合しており、
このローラ駆動ギヤ52に各現像器3の現像ローラを回
転させるローラギヤ53が噛合している。該ローラギヤ
53と現像ローラ間にはこのローラギヤ53から現像ロ
ーラへの動力の伝達、又はその解除を行なわせる不図示
の電磁クラッチが取り付けられており、この電磁クラッ
チにより所望の現像器3の現像ローラのみがローラ駆動
ギヤ52により回転駆動されるようになっている。
【0040】而して、プロセスカートリッジ5が装置本
体100内に装着され、プロセスカートリッジ5内の減
速機構30の大ギヤ31と装置本体100側の駆動モー
ター11の駆動ギヤ12とが噛合された後、駆動モータ
ー11が回転されると、小ギヤ32、ドラムギヤ20を
介して感光ドラム1が回転される。また、大ギヤ31の
回転によりギヤ51を介してローラ駆動ギヤ52が高周
速で回転され、該ローラ駆動ギヤ52によりローラギヤ
53を介して所望の現像器3の現像ローラが回転され
て、この現像器3により現像作業が開始されることとな
る。
【0041】以上の如く、本実施例においても第1実施
例と同様な効果を得ることができるが、本実施例では特
に以下の効果がある。
【0042】即ち、複数の現像器3を有するプロセスカ
ートリッジ5においては、現像器3の配置の都合上、現
像ローラの径が小さくなり、現像ローラの回転速度をか
なり高速にしなければ、現像剤の供給不良が生じる。こ
の場合、減速機構30がプロセスカートリッジ5内に無
ければ、現像器3の現像ローラは感光ドラム1のドラム
ギヤ20側から回転力を供与されるが、感光ドラム1と
現像ローラとの間の回転速度に差が生じているため、現
像ローラの回転速度を必要な回転速度にするためには、
感光ドラム1と現像ローラとの間に複数のギヤを配設
し、しかもこれを現像器3の数だけ設けねばならず、プ
ロセスカートリッジ5の大型化等を招いていた。
【0043】一方、本実施例の如く、プロセスカートリ
ッジ5内に減速機構30を有す場合には、現像ローラの
回転速度により近い高周速で回転するローラ駆動ギヤ5
2等を介して各現像器3の現像ローラに回転力を伝える
ことができるようになるため、減速機構30を有さない
プロセスカートリッジ5よりギヤ機構が簡単となりプロ
セスカートリッジ5の小型化が図れるようになると共
に、設計の自由度も広がることとなる。
【0044】
【発明の効果】以上の説明で明らかな如く本発明によれ
ば、プロセスカートリッジを装置本体内に装着するに当
り、例えば、このプロセスカートリッジ側の減速機構の
ギヤと装置本体側の駆動源のギヤとを噛合させればよい
ため、これ等のギヤの噛合が十分でなく、減速機構のギ
ヤ側に回転ムラが生じても、この回転ムラの周波数が大
きいため、画像の画質低下は生じない。
【0045】また、本発明によれば、プロセスカートリ
ッジ内に駆動源と減速機構とを設けたため、プロセスカ
ートリッジの装置本体内への装着に当り、ギヤ等の噛合
が不要となり、該ギヤ等の噛合不良に基づく画質低下は
生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る画像形成装置の装置本体内に
プロセスカートリッジが組み込まれている状態を示す図
である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】同画像形成装置の側断面図である。
【図4】第2実施例に係る画像形成装置の装置本体内に
プロセスカートリッジが組み込まれている状態を示す図
である。
【図5】図4のB−B矢視図である。
【図6】第3実施例に係る画像形成装置の装置本体内に
プロセスカートリッジが組み込まれている状態を示す図
である。
【図7】図6のC−C矢視図である。
【図8】同画像形成装置の側断面図である。
【図9】第3実施例の変更実施例に係る画像形成装置の
プロセスカートリッジを示す図である。
【図10】第4実施例に係るプロセスカートリッジの断
面等を示す図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム(像担持体) 5 プロセスカートリッジ 11 駆動モーター(駆動源) 30 減速機構 100 装置本体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体の他少なくとも現像手段を有
    し、装置本体内に着脱自在に配設されるプロセスカート
    リッジを備えると共に、該プロセスカートリッジ内の像
    担持体等に装置本体側の駆動源を介して回転力が伝達さ
    れる画像形成装置において、装置本体側の駆動源の回転
    速度を減速してこれを像担持体等に伝える減速機構をプ
    ロセスカートリッジ内に備えたことを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 上記減速機構が着脱容易なユニットとし
    てプロセスカートリッジ内に組み込まれていることを特
    徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 像担持体の他少なくとも現像手段を有
    し、装置本体内に着脱自在に配設されるプロセスカート
    リッジを備えた画像形成装置において、プロセスカート
    リッジ内の像担持体等を回転駆動する駆動源及び該駆動
    源の減速機構をプロセスカートリッジ内に備えたことを
    特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 上記駆動源及び減速機構が着脱容易なユ
    ニットとしてプロセスカートリッジ内に組み込まれてい
    ることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 上記減速機構を介して、プロセスカート
    リッジ内の複数の現像手段に回転力を伝達することを特
    徴とする請求項1,2,3又は4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 像担持体の他少なくとも現像手段を有
    し、画像形成装置本体内に着脱自在に配設されると共
    に、内部の像担持体等に画像形成装置本体側の駆動源を
    介して回転力が伝達されるプロセスカートリッジにおい
    て、画像形成装置本体側の駆動源の回転速度を減速して
    これを像担持体等に伝える減速機構を内部に備えること
    を特徴とするプロセスカートリッジ。
JP3180507A 1991-06-26 1991-06-26 画像形成装置及びプロセスカートリツジ Pending JPH052293A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012212074A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Brother Ind Ltd 画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012212074A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Brother Ind Ltd 画像形成装置

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