JPH0522900U - 液体粘性ダンパーデイスク組立体 - Google Patents

液体粘性ダンパーデイスク組立体

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JPH0522900U
JPH0522900U JP7080191U JP7080191U JPH0522900U JP H0522900 U JPH0522900 U JP H0522900U JP 7080191 U JP7080191 U JP 7080191U JP 7080191 U JP7080191 U JP 7080191U JP H0522900 U JPH0522900 U JP H0522900U
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寛隆 福島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クラッチ側への液体の漏れを防止できる液体
粘性ダンパーディスク組立体を提供する。 【構成】 液体粘性ダンパーディスク組立体は、エンジ
ン側に連結される入力側第1フライホイール1と、クラ
ッチ側に連結される出力側第2フライホイール6と、第
2フライホイール6を第1フライホイール1に対して回
転自在に支持する軸受5と、両フライホイール間の捩じ
りトルクを液体の粘性力により吸収するためのダンパー
機構60と、第2フライホイール6のボス部6a端面内
周側に形成され、各ボス部1a,6a間に浸入したダン
パー機構60からの液体が遠心力の作用によって外周側
に戻され得るように傾斜している傾斜面29とを備えて
いる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ダンパーディスク組立体、特に、液体の粘性を利用して捩じり振動 を吸収する液体粘性ダンパーディスク組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】
たとえば自動車のエンジン及びトランスミッションから構成されるような動力 伝達系において、動力の入力側と出力側との間の捩じり振動を吸収するために、 ダンパーディスクが用いられている。また、このダンパーディスクとして、捩じ り振動を液体の粘性力により吸収する液体粘性ダンパーディスクも実用に供され ている。
【0003】 この液体粘性ダンパーディスクは、たとえば、収容スペースを有しエンジン側 に連結される第1フライホイールと、これと同心に配置されクラッチ側に連結さ れる第2フライホイールと、両フライホイールの各ボス部間に配置され第2フラ イホイールを第1フライホイールに対して回転自在に支持する軸受部と、前記収 容スペースに設けられ液体を収容する液体室を備えた粘性ダンパー機構とから構 成される。
【0004】 動力伝達時に生じる捩じり振動は、第1フライホイールから粘性ダンパー機構 に伝達される。そして、粘性ダンパー機構の作動により捩じり振動が吸収されて 、エンジン側の動力がクラッチ側に伝達される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このような液体粘性ダンパーディスクでは、エンジン側からの動力の伝達中に はダンパーディスク全体が回転しているため、粘性ダンパー機構の液体室内の液 体は遠心力の作用により第1フライホイール外周側に移動する。そして、捩じり 振動が発生すると、粘性ダンパー機構の液体室内の液体に高圧力が作用するため 、液体の一部が遠心力に抗して第1フライホイールのボス部側に運ばれ、第1フ ライホイールのボス部端面の内周側に付着して溜まる場合がある。
【0006】 一方、長時間の運転により軸受部のシール性が低下する場合があり、この結果 、ボス部端面の内周側に溜まった液体が軸受部を通ってクラッチ側に漏れ出ると いう問題が生じる。このクラッチ側への油漏れは、クラッチの滑り等を誘発する 。 本考案の目的は、クラッチ側への液体の漏れを防止できる液体粘性ダンパーデ ィスク組立体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る液体粘性ダンパーディスク組立体は、第1及び第2フライホイー ルと、軸受部と、粘性ダンパー機構と、傾斜部とを備えている。 前記第1フライホイールは、中央部に形成された第1ボス部と、第1ボス部の 半径方向外方に形成された収容スペースとを有し、エンジン側に連結される。前 記第2フライホイールは、第1フライホイールと同心に配置されるとともに、第 1ボス部をその内部に収容し得る第2ボス部を中央部に有し、クラッチ側に連結 される。前記軸受部は、前記第1及び第2ボス部間に配置され、第2フライホイ ールを第1フライホイールに対して回転自在に支持するものである。前記粘性ダ ンパー機構は、第1フライホイールの収容スペースに設けられ、両フライホイー ル間の捩じりトルクを液体の粘性力により吸収するための機構である。前記傾斜 部は、第2フライホイールの第2ボス部端面の内周側に形成され、各ボス部間に 浸入した粘性ダンパー機構からの液体が遠心力の作用により粘性ダンパー機構側 に戻され得るように傾斜している。
【0008】
【作用】
本考案では、エンジン側の動力は、第1フライホイールから粘性ダンパー機構 を介して第2フライホイールに伝達され、第2フライホイールからクラッチ側に 伝達される。動力伝達中に捩じり振動が発生すると、粘性ダンパー機構が液体の 粘性力によりこの捩じり振動を吸収する。
【0009】 この粘性ダンパー機構の作動中には、粘性ダンパー機構の液体の一部が第1フ ライホイール中央部の第1ボス部側に流れ込み、第2フライホイール中央部の第 2ボス部端面内周側に付着する場合がある。一方、第2フライホイールの第2ボ ス部端面の内周側には傾斜部が形成されているため、この第2ボス部端面内周側 の油は遠心力の作用により傾斜部に沿って粘性ダンパー機構側に戻される。
【0010】 このようにして、粘性ダンパー機構からの液体が各ボス部間から軸受部を通っ てクラッチ側へ漏れ出るのを防止できる。
【0011】
【実施例】
図1は、本考案の一実施例としての液体粘性ダンパーディスク組立体を示して いる。 このダンパーディスク組立体は、入力側第1フライホイール1と、この入力側 第1フライホイール1に軸受5を介して回転自在に支持された出力側第2フライ ホイール6と、第1フライホイール1と第2フライホイール6との間に配置され た液体粘性ダンパー機構(以下、単にダンパー機構と記す)60とを有している 。そして、第1フライホイール1は機関のクランク軸に固定され、第2フライホ イール6にはクラッチ7が装着されるようになっている。
【0012】 第1フライホイール1は、概ね円盤状の部材であり、中心部に配置され機関の クランク軸(図示せず)にボルト18により固定されるボス部1aと、これに連 続して形成され半径方向外方に延びる側板部1bと、側板部1bの外周側に連続 して形成されたフライホイール部1cとから構成されている。ボス部1aは第2 フライホイール6側に突出しており、この突出部の外周に軸受5を介して第2フ ライホイール6が回転自在に支持されている。なお、軸受5は、ボス部1aの端 面にねじ22により装着されたプレート19により固定されている。側板部1b に対向して、ストッパープレート2が所定間隔を隔てて配置されている。ストッ パープレート2はボルト3により側板部1bに着脱自在に取り付けられている。 そして、側板部1b及びストッパープレート2間に、ダンパー機構60が挿入さ れている。このダンパ機構60はピン等によってユニット化されており、ボルト 3を取り外すことにより、側板部1bに対して容易に着脱が可能である。
【0013】 第2フライホイール6は、概ね円盤状の部材であり、中心部に配置されたボス 部6aと、これに連続して形成され半径方向に延びる圧接部6bと、圧接部6b の外周側に連続して形成されたクラッチ取り付け部6cとから構成されている。 ボス部6aは第1フライホイール1側に突出しており、この突出部の内周が前記 軸受5に支持されている。また外周部には、図4に示すように、ダンパー機構6 0が連結される波型外歯14が形成されている。圧接部6bのクラッチ側の端面 は、クラッチ7を構成するクラッチディスク11の摩擦部材が圧接する摩擦面6 dとなっている。
【0014】 クラッチ取り付け部6cの端面には、クラッチ7を構成するクラッチカバー組 立体8が装着される。クラッチカバー組立体8は、カバー8a、プレッシャープ レート9及びダイヤフラムスプリング10等から構成されている。また、クラッ チカバー8内にはクラッチディスク11が配置される。 次にダンパー機構60について説明する。
【0015】 ダンパー機構60は、1対の板材から構成される出力側ドリブンプレート12 を有している。このドリブンプレート12の内周部には、図2に示すように、第 2フライホイール6のボス部6a外周に形成された波型外歯14に噛み合う波型 内歯13が形成されている。これにより、ドリブンプレート12と第2フライホ イール6とが一体的に回転し得る。
【0016】 ドリブンプレート12には、図4に示すように、回転方向に所定の間隔で複数 の窓孔15が形成されている。また、窓孔15に対応する側板部1b及びストッ パープレート2の部分には、それぞれ凹部16及び17が形成されている。この 窓孔15及び凹部16,17内には、捩じりトルク伝達用コイルスプリング20 が回転方向圧縮可能に配置されている。コイルスプリング20は、その両端部に 配置されたスプリングシート21を介して窓孔15の円周方向両端面に当接して いる(凹部16,17に関しても同様)。但し、ダンパーディスク自由状態にお いては、図4のように、コイルスプリング20の内周側端部のみが窓孔15の円 周方向両端面に当接している。すなわち、コイルスプリング20は偏当たり状態 で窓孔15内に収納されている。
【0017】 第2フライホイール6のボス部6a端面とボス部1aとの間には、図2に示す ように、所定の隙間25が形成されている。この隙間25は、第1フライホイー ル1及び第2フライホイール6の相対回転を許容するためのものである。この隙 間25内には、図3に示すようなコーンスプリング状のリングプレート26が挿 入されている。
【0018】 リングプレート26は、その内外周の各端面がそれぞれボス部1a及び6a各 端面に微小な押圧力で圧接している。このリングプレート2bにより、第1及び 第2フライホイール1,6間の隙間25は、その半径方向下方における各ボス部 1a,6aの内外周間の隙間27と遮断されている。また、このリングプレート 26の外周部には、複数個(図3では4個)の切欠き26aが形成されている。 これらの切欠き26aは、ダンパー機構60から漏れ出た作動油が隙間27に入 り込んだ際に、この作動油を遠心力の作用によりダンパーディスク60側に戻す ためのものである。また、ボス部6a端面の内周側には傾斜面29が形成されて いる。この傾斜面29は、隙間27内に浸入した作動油をダンパーディスク60 側に戻すためのものである。
【0019】 ドリブンプレート12の半径方向外方側には、図1及び図5の分解斜視図で示 すように、側板部1b及びストッパープレート2によって挟持された環状の液体 室ハウジング30が配置されている。液体室ハウジング30は、図4及び図5に 示すように円周方向に所定の間隔を隔てて複数の堰部30cを有しており、堰部 30cは円周方向内方に突出している。また、堰部30cにはピン挿通孔32が 形成されている。液体室ハウジング30は、円周方向に延びる複数のハウジング 部材30Aから構成されており、これらの部材30Aの堰部30cを重合わせ、 ピン33で結合することにより、液体を収容する環状の液体室を構成している。 液体室ハウジング30の半径方向内方端部には1対の環状突起30aが形成され ており、この環状突起30aがドリブンプレート12に形成された環状溝31に 嵌合することにより液体室をシールしている。また、液体室の軸方向両側及び円 周方向の外方側端部は、液体室ハウジング30の壁面により閉塞されている。
【0020】 液体室ハウジング30内には、スライダー35が円周方向スライド可能に配置 されている。スライダー35は内方側が開口する箱状に形成され、半径方向外方 の外周壁はハウジング30の外周壁30bに沿う円弧形に形成されている。スラ イダー35の円周方向両端部の内方側部分には、それぞれ1対の脚部37が形成 され、脚部37間が液体流通用開口部50となっている。
【0021】 図4において、スライダー35の脚部37はドリブンプレート12の外周端縁 に摺動可能に当接している。ドリブンプレート12の半径方向外方側端部には、 半径方向外方へ突出する突起36が形成されている。スライダー35は、この突 起36を内部に収容するように配置されている。スライダー35の円周方向両側 壁はストッパー部35aとなっており、このストッパー部35aは機関停止時に おいて突起36に対し例えば角度θ1,θ2ずつ円周方向に所定間隔を隔ててい る。突起36は、スライダー35内の液体室を回転方向前方の第1小分室40と 回転方向後方の第2小分室41に区画するとともに、スライダー35との内面と の間に両小分室40,41を連通するサブチョークS1を形成している。
【0022】 堰部30cの半径方向内周端縁とドリブンプレート12の外方端縁との間には 、隣り合う第1,第2の大分室45,46を連通する主チョークS2が形成され ている。主チョークS2の間隔はサブチョークS1の間隔よりも小さくなってい る。すなわち、サブチョークS1の流通断面積は主チョークS2の流通断面積よ りも大きい。
【0023】 ドリブンプレート12には、その壁内に液体補給通路47が形成されている。 液体補給通路47は、突起36の半径方向外方端縁においてスライダー35側に 開口している。そして、液体補給通路47は、その開口から半径方向内方へと延 びて2本に分岐し、それぞれ窓孔15に開口している。 次に、上述の実施例の動作について説明する。
【0024】 運転中に捩じりトルクが発生すると、ドリブンプレート12に対して第1フラ イホイール1が回転方向前方あるいは回転方向後方に捩じれる。このとき、小さ い捩じり角の範囲では、コイルスプリング20が偏当たり圧縮されるので、この 液体粘性ダンパーディスクは小さい捩じり剛性を示す。捩じり角が大きくなると 、コイルスプリング20が全当たり圧縮されるので、このダンパーディスクは大 きな捩じり剛性を示す。
【0025】 捩じりトルクが発生したときの液体の移動によるヒステリシスの発生について 詳細に説明する。 図4のように突起36がスライダー35のストッパー部35aに当接していな い状態において、ドリブンプレート12に対して第1フライホイール1がたとえ ば回転方向R側に捩じれたとする。この場合には、ハウジング30及びスライダ ー35も同様に回転方向R側へと移動する。これにより、第2小分室41が圧縮 されて小さくなると同時に、第1小分室40が拡大されて大きくなる。この結果 、液体は、主としてサブチョークS1を通って第2小分室41から第1小分室4 0に流れる。ここでは、第2小分室41から第1小分室40に流れる液体の流路 の断面積が大きいので、流路抵抗が小さい。したがって、ここでは、小さなヒス テリシストルクが発生する。
【0026】 捩じり角が大きくなって突起36に回転方向後側のストッパー部35aが当接 すると、サブチョークS1はスライダー開口部50が閉じることにより閉じた状 態となるとともに、スライダー35が突起36により固定された状態となる。し たがって、ドリブンプレート12及びスライダー35に対して第1フライホイー ル1及びハウジング30が回転方向Rの前方に移動する。この結果、第2大分室 46の液体が、主チョークS2を通って回転方向後方の第1大分室45に流れ、 また、スライダー35の外周側面とハウジング30との間の隙間等を通って前方 の第1大分室45にも流れる。ここでは、主チョークS2の流路断面積が小さい ので、高流体抵抗が発生し、大きなヒステリシストルクが発生する。
【0027】 動力伝達中には、ハウジング35内の液体は遠心力の作用により通常ダンパー ディスク外周側に移動しているが、ダンパーディスクの作動により液体が遠心力 に抗して半径方向内方に飛ばされ、環状突起30aのシール部分を通ってコイル スプリング20下方の隙間25内に移動する場合がある(図2矢印参照)。隙間 25は、リングプレート26によって隙間27と遮断されているため、隙間25 内の液体の大部分はこのリングプレート26によってせき止められ、リングプレ ート26の内周側(ボス部1a端面側)に溜まる。そして、この内周側に溜まっ た液体は、遠心力の作用により再びハウジング35内に戻ろうとする。
【0028】 一方、隙間25内の液体の一部は、リングプレート26とボス部1a,6a各 端面との隙間を通って隙間27内に浸入し、ボス部6aの内周側に溜まる。この ボス部6a端面の内周側には傾斜面29が形成されているため、ボス部6a内周 側の液体は遠心力の作用により傾斜面29に沿って外周側(隙間25側)に移動 する。そして、リングプレート26の切欠き26aを通って隙間25内に戻り、 遠心力の作用によりさらに外周側の液体室内に戻る。
【0029】 このようにして、液体室から漏れ出た液体が軸受5側に移動し軸受5から側方 のクラッチ8側に漏れ出るのが防止される。この結果、油等の液体の付着による クラッチディスク11のスリップが抑制される。
【0030】
【考案の効果】 本考案に係る液体粘性ダンパーディスク組立体では、第1フライホイールに対 して回転自在に支持される第2フライホイールのボス部端面内周側に傾斜部が形 成されるので、粘性ダンパー機構からクラッチ側への液体の漏れを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の断面図であり、図4のI−
I断面図。
【図2】図1の拡大部分図。
【図3】リングプレートの概略図。
【図4】前記実施例の側面部分図。
【図5】液体室ハウジングの分解斜視部分図。
【符号の説明】
1 第1フライホイール 5 軸受 6 第2フライホイール 29 傾斜面 60 ダンパー機構

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央部に形成された第1ボス部と、前記第
    1ボス部の半径方向外方に形成された収容スペースとを
    有し、エンジン側に連結される第1フライホイールと、 前記第1フライホイールと同心に配置されるとともに前
    記第1ボス部をその内部に収容し得る第2ボス部を中央
    部に有し、クラッチ側に連結される第2フライホイール
    と、 前記第1及び第2ボス部間に配置され、前記第2フライ
    ホイールを前記第1フライホイールに対して回転自在に
    支持する軸受部と、 前記第1フライホイールの収容スペースに設けられ、両
    フライホイール間の捩じりトルクを液体の粘性力により
    吸収するための粘性ダンパー機構と、 前記第2フライホイールの第2ボス部端面の内周側に形
    成され、前記各ボス部間に浸入した前記粘性ダンパー機
    構からの液体が遠心力の作用により前記粘性ダンパー機
    構側に戻され得るように傾斜している傾斜部と、 を備えた液体粘性ダンパーディスク組立体。
JP1991070801U 1991-09-04 1991-09-04 液体粘性ダンパーディスク組立体 Expired - Lifetime JP2527996Y2 (ja)

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US07/938,863 US5355747A (en) 1991-09-04 1992-09-01 Flywheel assembly
DE4244935A DE4244935C2 (de) 1991-09-04 1992-09-04 Proportional-Dämpfungsmechanismus
DE4229638A DE4229638C2 (de) 1991-09-04 1992-09-04 Schwungradausbildung
DE4244933A DE4244933C2 (de) 1991-09-04 1992-09-04 Schwungradausbildung
US08/580,428 US5687618A (en) 1991-09-04 1995-12-27 Flywheel assembly

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