JPH05228877A - 関節ユニットとその結合方法 - Google Patents

関節ユニットとその結合方法

Info

Publication number
JPH05228877A
JPH05228877A JP7266392A JP7266392A JPH05228877A JP H05228877 A JPH05228877 A JP H05228877A JP 7266392 A JP7266392 A JP 7266392A JP 7266392 A JP7266392 A JP 7266392A JP H05228877 A JPH05228877 A JP H05228877A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
adapter
concave groove
joint unit
side plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7266392A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Oniki
清 鬼木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP7266392A priority Critical patent/JPH05228877A/ja
Publication of JPH05228877A publication Critical patent/JPH05228877A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manipulator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】製造が容易で、簡単に取り替えができ、自由度
の大きい関節ユニットとその結合方法を提供する。 【構成】回動駆動機構を内装したケース3の端部に凸部
11を設けたアダプタ1AでジョイントJ1を構成し、
プレート12の上面に凹状の溝21を設けたアダプタ1
BでジョイントJ2を構成し、ジョイントJ1の出力軸
を、軸受10A,10Bを介し、ジョイントJ2と連結
し、ジョイントJ1とジョイントJ2を相対回転させ
る。さらに、ジョイントJ1の凸部11とジョイントJ
2の凹状の溝21を平行させたものをピッチ用関節ユニ
ットU1とし、ジョイントJ1の凸部11とジョイント
J2の凹状の溝を直交させたものをヨウ用関節ユニット
U2として関節ユニットU1,U2を複数結合すること
により、多関節ロボット・アーム/フィンガーを構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、関節ユニットを多数結
合し、フレクシブルな多関節ロボット・アーム/フィン
ガーを実現するための関節ユニットとその結合方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】ピッチ・ジョイント・タイプの関節ユニ
ットとして、関節部に回動駆動機構を内装したものにお
いて、その結合部を平面フランジにしフランジ同士で固
定したものが特開昭62−193789号公報の図8
に、また、関節の結合部をいんろうにしアームの端部に
設けたロッドを嵌合するものが特開昭63−22928
7号公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、両者とも自由
度の大きいフレクシブルな多関節ロボット・アーム/フ
ィンガーを実現できる反面、前者は結合部を平面で合わ
せるようにしてあり、後者は結合部をいんろうで嵌合う
ようにしてあるため、多数の関節ユニット間の取り付け
角度を精度よく結合するのには、高度の技能を有する作
業者が必要である。従って、ラインに設置済の多数結合
した関節ユニットの内1つが故障し、取り替える必要が
生じた場合、現場で簡単に作業できない可能性が高い。
また、多様な顧客の要求に応じてバラエティに富んだ多
関節ロボット・アーム/フィンガーの製造には対応し難
い等の問題がある。そこで、本発明は、製造が容易で、
簡単に取り替え作業ができる、自由度の大きい関節ユニ
ットとその結合方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、関節部に回動駆動機構を内装したピッチ
・ジョイント・タイプの関節ユニットにおいて、回動駆
動機構を内装したケース3、ケース3の両側面に設けた
フランジ3A、フランジ3B、端部に凸部を設けたアダ
プタ1Aと出力軸8でジョイントJ1を構成し、ジョイ
ントJ1の出力軸8に連結した側板13A、側板13A
を一端に固定したプレート12、プレート12の他端に
固定した側板13Bと上面に凹状の溝を設けたアダプタ
1BでジョイントJ2を構成し、ジョイントJ1とジョ
イントJ2を軸受10A,10Bを介し、回動するよう
にし、ジョイントJ1に内装してある駆動機構により、
ジョイントJ1とジョイントJ2を相対回転をさせる。
また、アダプタ1Aに設けた凸部とアダプタ1Bに設け
た凹状の溝を、平行して設けたものと直交させて設けた
ものの2種類の関節ユニットU1,U2を準備し、平行
同士の関節ユニットU1を直列に結合してゆきピッチ方
向にのみ曲がる多関節ロボットとしたり、関節ユニット
U1とU2を組合せて結合しピッチとヨウの双方に曲が
る多関節ロボット・アーム/フィンガーとすることがで
きる。
【0005】
【作用】関節ユニットの一端のアダプタを凹状の溝に他
端のアダプタの凸部を順次結合し、各アダプタの結合部
にスプリング・ピンを打ち込み連結固定すると、曲率の
小さいフレクシビリティのある多関節ロボット・アーム
/フィンガーとなる。
【0006】
【実施例】以下に、図1により本発明に用いる単体の関
節ユニットの構成を説明する。ジョイントJ1の径方向
一端には、ハンマー・ヘッド状の凸部11を持ったアダ
プタ1Aを設けを設けてある。アダプタ1Aの詳細な構
造は、図2(a)に示すように、ハンマー・ヘッド状の
凸部1とピラー2Aを結合した単純な形状のものであ
る。凸部11をピラー2Aに結合する部分にはテーパ1
1Aを設けてある。アダプタ1Aの他端は、固定子4と
回転子5よりなるモータ、減速機7と検出器6とよりな
る駆動機構を内装した円筒状のケース3の外周・径方向
に固定してある。ケース3に内装した減速機7の出力軸
8には、軸受9Aを嵌合してある。軸受9Aの外輪は、
円盤状のフランジ3Aの内径部に嵌合してある。フラン
ジ3Aはケース3の軸方向・側端面に嵌合・固定してあ
る。一方、回転子5の反負荷側軸端には軸受9Bを嵌合
してある。軸受9Bの外輪は、円盤状のフランジ3Bの
内径部に嵌合してある。すなはち、ケース3、フランジ
3A、フランジ3Bとアダプタ1AでジョイントJ1を
構成する。一方、減速機7の出力軸8は軸受9Aよりさ
らに外側に延ばしてあり、出力軸端は、半円と台形を繋
いだ形状をした側板13Aの半円の中央部にキー等で固
定してある。側板13Aには、軸受9Aより径の大きい
位置にノック部を設け、軸受10Aを嵌合してある。側
板13Aの底部はプレート12の側端に固定してある。
プレート12の上面・中央部には、アダプタ1Bを形成
してある。アダプタ1Bには、図2(b)に示すよすよ
うに、凹状の溝21をアダプタ1Aに設けた凸部11と
平行もしくは直交させて開口してある。この凹状の溝2
1の内壁には、アダプタ1Aに設けたテーパ11Aとほ
ぼ等しい内向きのテーパ21Aを、テーパ11Aとテー
パ21A間に隙間をもたせ、前記ジョイントJ1に設け
た凸部11が摺動自在に嵌合するように設けてある。凹
状の溝21の長手方向は、一端は開口し他端は実部21
Bを切り残してある。プレート12の他の側端には、半
円と台形を繋いだ形状をした前記側板13Aと相似形の
側板13Bを固定してある。側板13Bには、軸受9B
より径の大きい位置にノック部を設け、軸受10Bを嵌
合してある。さらに、側板13Bの半円の中央部には、
軸受9Bを嵌合してある。側板13A、プレート12、
側板13Bとアダプタ1BでジョイントJ2を構成す
る。即ち、ジョイントJ1の両側面をジョイントJ2の
側板13A、13Bで挟み込み、ジョイントJ1廻りに
ジョイントJ2を、軸受10A,10Bを介し、回動す
るようにし、ジョイントJ1に内装してある駆動機構に
より、ジョイントJ1とジョイントJ2を相対回転をさ
せる。相対回転回転角は検出器で検出され、制御装置
(図示せず)にフィードバックする。図3にアダプタ1
Bの他実施例を示す。この実施例は、図2(b)に示し
たプレート12に設けた凹状の溝21と直交させて凹状
の溝21を付加し、さらに側板13Aの上部に前記付加
した凹状の溝21に対応する位置にアダプタ1Aが通過
できる幅の切り欠13Cを設けてある。このように構成
することにより、アダプタ1Aの取り付け方向を平行・
直交双方の選択ができる。図4はその他の実施例を示
す。この実施例は、図2(b)に示したプレート12に
設けた凹状の溝21と同様な凹状の溝21を、側板13
Aの外側に固定したアダプタ1Cの表面に設けてある。
このようにジョイントJ2を構成することにより、アダ
プタ1Aに設けた凸部11とアダプタ1Cに設けた凹状
の溝21を回転軸心に対し直交させることができる。こ
こで、関節ユニットのうちアダプタ1Aに設けた凸部1
1とアダプタ1Bに設けた凹状の溝21とを平行して設
けたものをピッチ用関節ユニットU1とし、直交させて
設けたものをヨウ用関節ユニットU2とし、アダプタ1
Aに設けた凸部11とアダプタ1Bに設けた凹状の溝2
1とを回転軸心に対し直交させたものをU3とする。以
上のように、この関節ユニットU1,U2,U3を複数
組み合わせてピッチ方向にのみ曲がるもの、ピッチ・ヨ
ウ両方向に曲がるものおよび回転軸心が直交するもの等
バラエティに富んだ動作ができる多関節ロボット・アー
ム/フィンガーを構成する。ピッチ方向にのみ曲がるア
ームを構成する場合は、ピッチ用関節ユニットU1同士
を、図2(c)に示すように、アダプタ1Aに設けた凸
部11をアダプタ1Bに設けた凹状の溝21の切り残し
た実部21Bに当接させたのち、アダプタ1Aに設けた
凸部11のテーパ11Aとアダプタ1Bに設けた凹状の
溝21のテーパ21Aとの間に生じる隙間にスプリング
ピン30を挿入し、U1同士を順次結合すると、図5の
ようにピッチ方向にのみ曲がる多関節ロボット・アーム
/フィンガーを構成できる。ピッチ・ヨウ両方向に曲が
るものアームを構成する場合は、図6に示すように、前
記ピッチ方向にのみ曲がるアームの途中にヨウ用関節ユ
ニットU2を挿入するか、図3に示したプレート12に
付加して設けた凹状の溝21にピッチ用関節ユニットU
1を挿入するか、もしくは図4に示すアダプタ1Cの凹
状の溝21に関節ユニットU1またはU2を挿入する
と、ピッチ・ヨウ両方向に曲がる多関節ロボット・アー
ム/フィンガーを構成できる。また、図7に示すよう
に、前記アダプタ1Aに設けた凸部11相当のものを平
板状ベース31に固定し、この板状ベース31を壁や天
井のような固定部にアンカーボルト等で固定し、ピッチ
用関節ユニットU1またはヨウ用関節ユニットU2のア
ダプタ1Bの凹状の溝21を嵌合すればすれば、移設可
能な天井吊り下げ形や壁面取り付け形の多関節ロボット
・アーム/フィンガーを実現できる。製造上は、多関節
ロボット・アーム/フィンガーを顧客の要求使用に合わ
せ、各関節ユニットの組み合わせを選択する。また、既
設のアーム/フィンガーの保守や仕様変更等、設置済み
現場での作業は、結合部のスプリングピンを除去し、関
節ユニットを指し替えればよい。
【発明の効果】以上述べたように、本発明によって、製
造および現場での保守作業が容易で、自由度の大きい多
関節ロボット・アーム/フィンガーを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す、関節ユニット単体の側
断面図。
【図2】本発明のアダプタの詳細を示す側断面図と平面
図。
【図3】本発明のアダプタの他の実施例を示す斜視図。
【図4】本発明のアダプタのその他の実施例を示す部分
側断面図。
【図5】本発明の関節ユニットの組み合わせを示す側断
面図
【図6】本発明の関節ユニットの他の組み合わせを示す
側断面図
【図7】本発明の関節ユニットの壁面への取り付けを示
す側断面図
【符号の説明】
J1,J2 ジョイント 1A,1B アダプタ 2A ピラー 11A,21A テーパ 3 ケース 3A,3B フランジ 4 固定子 5 回転子 6 検出器 7 減速機 8 出力軸 9A,9B,10A,10B 軸受 11 凸部 12 プレート 13A,13B 側板 13C 切り欠 21 凹状の溝 21B 実部 30 スプリングピン 31 ベース U1 ピッチ用関節ユニット U2 ヨウ用関節ユニット

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 関節部に回動駆動機構を内装したピッチ
    ・ジョイント・タイプの関節ユニットにおいて、回動駆
    動機構を内装したケース3、ケース3の両側面に設けた
    フランジ3A、フランジ3B、端部に凸部11を設けた
    アダプタ1Aと出力軸8でジョイントJ1を構成し、ジ
    ョイントJ1の出力軸8に連結した側板13A、側板1
    3Aを一端に固定したプレート12、プレート12の他
    端に固定した側板13Bと上面に凹状の溝21を設けた
    アダプタ1BでジョイントJ2を構成し、ジョイントJ
    1とジョイントJ2を軸受10A,10Bを介し、回動
    するようにし、ジョイントJ1に内装してある駆動機構
    により、ジョイントJ1とジョイントJ2を相対回転を
    させることを特徴とする関節ユニット。
  2. 【請求項2】 上記アダプタ1Aに設けた凸部11とア
    ダプタ1Bに設けた凹状の溝21の設置方向を平行させ
    た請求項1記載の関節ユニット。
  3. 【請求項3】 上記アダプタ1Aに設けた凸部11とア
    ダプタ1Bに設けた凹状の溝21の設置方向を直交させ
    た請求項1記載の関節ユニット。
  4. 【請求項4】 上記アダプタ1Bに設けた凹状の溝21
    に直交させて、凹状の溝21を付加した請求項1ないし
    3記載の関節ユニット。
  5. 【請求項5】 上記アダプタ1Bに設けた凹状の溝21
    を側板13Aに設けた請求項1ないし4記載の関節ユニ
    ット。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5記載の関節ユニットを
    複数ユニットに連結し、連結部をスプリングピンで固定
    したことを特徴とする関節ユニットの結合方法。
JP7266392A 1992-02-21 1992-02-21 関節ユニットとその結合方法 Pending JPH05228877A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7266392A JPH05228877A (ja) 1992-02-21 1992-02-21 関節ユニットとその結合方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7266392A JPH05228877A (ja) 1992-02-21 1992-02-21 関節ユニットとその結合方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05228877A true JPH05228877A (ja) 1993-09-07

Family

ID=13495833

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7266392A Pending JPH05228877A (ja) 1992-02-21 1992-02-21 関節ユニットとその結合方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05228877A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017209780A (ja) * 2016-05-27 2017-11-30 深セン市優必選科技有限公司 ロボットの関節構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017209780A (ja) * 2016-05-27 2017-11-30 深セン市優必選科技有限公司 ロボットの関節構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7478576B2 (en) Robotic manipulator
US6871563B2 (en) Orientation preserving angular swivel joint
JPH0351931B2 (ja)
JPH02198782A (ja) 多関節型ロボット
US4804304A (en) Robot wrist
JPH02113123A (ja) 偏心軸継手
US5765443A (en) Joint mechanism and robot having the joint mechanism
JPH05228877A (ja) 関節ユニットとその結合方法
EP1334808A3 (en) Backlash clutch and joint mechanism for a robot comprising the clutch
JPH08323662A (ja) 産業用ロボットの動作域可変装置
JP2009275837A (ja) ベアリングの固定構造
JPH07148679A (ja) パラレルロボット
JPH04115592U (ja) ロボツトアーム
JPS60260720A (ja) ジヨイント
JPS62129715A (ja) ダイナミツク・チユ−ン型ジヤイロ用同心リング可撓支持装置
JP2865348B2 (ja) 産業用ロボツト
JP2022508336A (ja) 切断用アセンブリ
JPH0512119B2 (ja)
JPS6352929A (ja) 二軸撓みヒンジを有するジンバル
JPS646229Y2 (ja)
WO2023175706A1 (ja) パラレルリンクロボット
JP3239985B2 (ja) 配管接続治具
JP6228646B1 (ja) フライホイール
JPH0453676B2 (ja)
JPS61293796A (ja) 可撓性ア−ム装置