JPS62129715A - ダイナミツク・チユ−ン型ジヤイロ用同心リング可撓支持装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ 本発明は可撓支持装置に係り、特にダイナミック・チュ
ーン型ジャイロ（ＤＴＧ）に使用される可撓支持装置に
関する。

［発明の技術的背景とその問題点コ 慣性誘導の分野ではよく知られているようにダイナミッ
ク・チューン型ジャイロは、回転子部材を流体に浮べて
なるジャイロと同様な出力を発生する動的同調作用を用
いている。従って、ダイナミック・チューン型ジャイロ
は回転子部材を浮べる必要なしに角速度の情報を与える
。このようなジャイロは１回転用シャフトに固着された
内側素子と、湾曲可能に内側素子と相互に結合された外
側素子とを有する。実際、このような可撓構造とは、動
的同調効果が得られるように外側の回転素子を内側素子
に対して湾曲可能に結合する自在継手機構である。一般
に、このような動的可撓素子は薄い金属片から成る。先
行技術では、可撓素子が組立て加工時に構造的部材とし
て働がなくてはならないため、内側及び外側の可撓素子
軸は連結されていなかった。これらの動的可撓素子を組
立て時の構造的部材として用いることは、断面の厚さか
薄いためしばしば可撓素子の損傷をひき起した。その上
、従来の可撓支持装置は、ろう付加工後に機械加工を必
要とした。

［発明の目的］ それ故１本発明の目的は動的可撓素子が組立て時に構造
的部材となる必要がなく、従って組立て時の損傷の可能
性を著しく減少させることができる可撓支持装置を提供
することである。

本発明のもう一つの目的は、内側可撓素子軸の両端と外
側可撓素子軸の両端が接続される可撓支持装置を提供す
ることである。

更に本発明の目的は、ろう付終了後に機械加工を必要と
しないろう接された可撓支持装置ａを提供することであ
る。

［発明の概要］ 以上のような本発明の目的は、同心リング形の可撓支持
装置において達成されるものであり、このような可撓支
持装置は、垂直及び水平可撓部材によって相互に連結さ
れた内側及び外側同心のリングを有する。これらの構成
素子は容易に組立て可能でついでろう接される。このよ
うに組立てられた支持装置は外側リングが内側リングに
対して２次元にたわむことができる。

［発明の実施例］ 以下本発明の一実施例について図面に基き説明する。

第１図において、ダイナミック・チューン型ジャイロ１
０はシャフト１４に固着された内側回転部１２と、外側
回転部１６とを有する。この外側回転部１６は可撓支持
装置１８を介して内側回転部１２と相互に接続されてい
る。後で明らかとなるように、この可撓支持装置１８は
、シャフト１４の軸の回りの回転トルクを外側回転部１
６に伝達するとともに、外側回転部１６が内側回転部１
２に対し、第１図の平面上シャフト１４の軸に垂直な軸
の回り及び第１図の平面に垂直な軸の回りにたわむこと
ができるようにする。この２次元の可撓性はジャイロ１
０の動的同調作用を可能にする。

次にこの可撓支持装置を第２図に基づいて詳細に説明す
る。第２図において、可撓支持装置は垂直可撓部材２０
と水平可撓部材２２がら成る。これらの可撓部材はステ
ンレス鋼のような厚さの薄い材料で作成さ九る。可撓部
材２ｏ、２２の厚さが薄いため、当分野の技術者にとっ
ては、外側リング２４は内側リング２６に対し自由にた
わむことができ、かつ２つのリング２４．２６は一般に
同速度で一諸に回転するということを理解することがで
きる。実際、可撓支持装置は、２自由度のたわみを可能
にする自在継手として働く。

次に、この可撓支持装置の配列について第３図を用いて
詳細に説明する。第３図に示すように、２つの垂直可撓
部材２ｏは互いに直角にかっ、水平可撓部材２２の両側
に配置される。２個の内側部品３０．３２は可撓部材２
ｏ、２２と係合し、７＆終的に外側リング２４及び内側
リング２６が第２図に示すような位置に配設されて可撓
支持装置が完成する。これらの構成素子は組立てられた
後ろう付けされて支持装置として完成する。ろう付は後
の機械加工は必要ない。

［発明の効果コ 以上の説明から明らかなように、可撓素子が組立て加工
時に構造的部材となる必要がなく、内側及び外側の可撓
素子軸の端部が固接されてなる同心リング形可撓支持装
置を開示することによって。

本発明の目的は達成される。このような設計によって組
立て時の損傷の可能性を著しく減少させることができる
。

本発明の改良及び変形は当分野の技術者によって容易に
なされることは明らかであるが、そのような改良及び変
形は全て特許請求の範囲に含まれるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の可撓支持装置を用いたダイナミック・
チューン型ジャイロの斜視図である。 第２図は本発明の可撓支持装置の１部所面を示す斜視図
である。 第３図は本発明の可撓支持装置の構成素子を分解して配
列した斜視図である。 １０・・・・・タイナミソク・チューン型ジャイロ１２
・・・・・内側回転部 １４・・・・・シャフト １６・・・・・外側回転部 １８・・・・・可撓支持装置 ２０・・・・・垂直可撓部材 ２２・・・・・水平可撓部材 ２５・・・・・外側リング ２６・・・・・・・・・・・・・内側リング３０．３２
・・・・・・・内側部品 代理人　弁理士　　守　谷　−雄 ＦＩＧ　／ Ｒθ２

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ジャイロの回転部分に固着された内側素子と、前記
   内側素子を囲撓する内側および外側リング部材と、前記
   内側素子と前記内側および外側リング部材が共に回転す
   るように、前記内側素子と前記内側および外側同心リン
   グ部材との間で二次元の撓みを許容し、前記内側素子と
   前記内側および外側リング部材を相互に結合する垂直お
   よび水平可撓部材とから成るダイナミック・チューン型
   ジャイロ用同心リング可撓支持装置。 ２、垂直および水平可撓部材は薄いステンレス鋼より成
   る特許請求の範囲第１項記載のダイナミック・チューン
   型ジャイロ用同心リング可撓支持装置。