JPH05228823A - 研削ロボットにおける砥石摩耗量計測装置 - Google Patents

研削ロボットにおける砥石摩耗量計測装置

Info

Publication number
JPH05228823A
JPH05228823A JP3658292A JP3658292A JPH05228823A JP H05228823 A JPH05228823 A JP H05228823A JP 3658292 A JP3658292 A JP 3658292A JP 3658292 A JP3658292 A JP 3658292A JP H05228823 A JPH05228823 A JP H05228823A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grinding
grindstone
robot
wear amount
angle grinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3658292A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Ago
均 吾郷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Meiva Industry Ltd filed Critical Shin Meiva Industry Ltd
Priority to JP3658292A priority Critical patent/JPH05228823A/ja
Publication of JPH05228823A publication Critical patent/JPH05228823A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Automatic Control Of Machine Tools (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】砥石の研削面の押し付け方向プログラムの補正
とロボットによる研削開始点、終了点プログラムの補正
が容易に行われるようにする。 【構成】研削ロボットにおいて、アングルグラインダ3
6の研削面Aに対して垂直方向Zから進退可能に設けら
れた垂直計測子2と、砥石36の外周端縁Bに対して水
平方向Xから進退可能に設けられた水平計測子3とを備
えて研削ロボットに近接した所定位置Pに配置され、こ
の各計測子2,3には、各摩耗量を計測信号として取り
出すための検出手段10,16が連結されていることを
特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、被加工物の研削加工
を行う研削ロボットに利用され、特に、研削ロボットに
おける砥石摩耗量計測装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鋼材等を溶接加工によって多数個の中間
製品に仕上げる事業場では、この各中間製品のたとえば
余盛部分を取り除くために、研削ロボットが適用されて
いる。
【0003】研削ロボットは通常、研削ロボットを操作
する制御装置に所定の研削プログラムを記憶させてお
き、大量の中間製品すなわち、被加工物の余盛部分がこ
の研削プログラムに基いて動作するアングルグラインダ
の砥石によって除去されている。
【0004】このように、研削加工を繰返すことによっ
てアングルグラインダの砥石の研削面が摩耗すると、こ
の研削面は初期の研削軌跡に従って移動しないために、
被加工物の余盛部分に削り残しができるという不具合が
あった。
【0005】そこで、砥石の摩耗量に応じて研削プログ
ラムを補正するための手段として、たとえば、リニアゲ
ージ方式の摩耗量計測装置(特開昭61−109660
号公報参照)および光センサ方式の摩耗量計測装置(特
開昭62−282860号公報および特開昭63−29
5170号公報参照)や、位置規制ゲージ方式の摩耗量
計測装置(実開昭61−96655号公報参照)が知ら
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の摩
耗量計測装置は、リニアゲージ方式および光センサ方式
のいずれも砥石に対して垂直方向の一方向だけで計測す
るものであり、また、位置規制ゲージ方式は構造が複雑
な摩耗補正手段を必要とするものであって、構造が簡単
で砥石の摩耗量をより適確に計測するためには、解決す
べき問題点が残されている。
【0007】この発明は、このような従来の事情から見
て被研削物への砥石の押し付方向プログラムの補正や、
研削開始点、終了点プログラムの補正を容易に行うため
に、砥石の摩耗量計測機構を改良した研削ロボットにお
ける砥石摩耗量計測量を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の一つである研
削ロボットにおける砥石摩耗量計測装置は、アングルグ
ラインダ付き研削ロボットにおいて、アングルグライン
ダの砥石の研削面に対して垂直方向から進退可能に設け
られた垂直計測子と、砥石の外周端縁に対して水平方向
から進退可能に設けられた水平計測子とを備えて研削ロ
ボットに近接した所定位置に配置され、この各計測子に
は、各摩耗量を計測信号として取り出すための検出手段
が連結され、この各検出手段の計測信号に基づき研削ロ
ボットの砥石押し付け方向プログラムが補正可能となさ
れているものである。
【0009】この発明の他の一つである研削ロボットに
おける砥石摩耗量計測装置は、アングルグラインダ付き
研削ロボットにおいて、アングルグラインダの砥石の研
削面に対して砥石の半径方向から進退可能に設けられた
付属計測子を備えてアングルグラインダの取付ブラケッ
トに固定され、この付属計測子には、摩耗量を計測信号
として取り出すための検出手段が連結され、この検出手
段の計測信号に基づき研削ロボットによる研削開始点お
よび研削終了点のプログラムが補正可能となされている
ものである。
【0010】
【作用】第一の発明において、所定位置に臨ませて停止
したアングルグラインダの砥石は、垂直計測子による研
削面の摩耗量計測と、水平計測子による外周端縁の摩耗
量計測とが同時に行われ、この各摩耗量が計測信号とし
て取り出される。
【0011】第二の発明において、任意の位置で停止し
たアングルグラインダの砥石は、付属計測子によって摩
耗量計測が行われ、この摩耗量が計測信号として取り出
される。
【0012】
【実施例】以下、この発明の各実施例につき図面を参照
して説明する。
【0013】
【実施例1】この実施例1は図1に示し、二つの計測子
を備えて研削ロボットの近傍位置に独立して配置された
のを特徴としている。
【0014】研削ロボット31は、図3および図4に示
すように、床F上に立設したロボット架台32の上端部
に二段構造のロボットアーム33が回動可能に連結され
てこのロボットアーム33の先端部にグラインダ旋回軸
34が設けられ、このグラインダ旋回軸34の下端部に
設けた砥石俯仰軸35には、被加工物(図示省略)を研
削するためのアングルグラインダ36が取付ブラケット
37を介して装着されている。
【0015】アングルグラインダ36の砥石38が被加
工物に対して動作する押し付け方向プログラムの始点と
匹敵するように、研削ロボット31に近接させた所定位
置Pには、砥石摩耗量計測装置1がスタンド39を介し
て床F上に配置されている。40は安全カバーである。
【0016】砥石摩耗量計測装置1は図1に示すよう
に、砥石38の研削面Aに対して垂直方向Zから進退可
能に設けられた垂直計測子2と、砥石38の外周Bに対
して水平方向Xから進退可能に設けられた水平計測子3
とを備えて計測フレーム4に取付けられてなるものであ
る。
【0017】垂直計測子2は、計測フレーム4の上側基
板4aにあけたガイド孔5とこのガイド孔5に連結させ
た垂直側保持枠6とに挿通され、この垂直側保持枠6の
中間部にはナット7が固定されている。
【0018】このナット7に螺合されたねじ軸8は、先
端部に前記垂直計測子2が係合される一方、基端部に垂
直側モータ9およびロータリエンコーダ等の垂直側検出
手段10が連結され、この垂直側モータ9の正回転およ
び逆回転により垂直計測子2の進退駆動が行われるとと
もに、砥石38の研削面Aの摩耗量W1が前進駆動時の
垂直側検出手段10により計測信号として取り出される
ようになされている。
【0019】また、水平計測子3は前記上側基板4a上
に水平側保持枠11とともに固定されたガイド12に挿
通され、この水平保持枠11の中間部には、ナット13
が固定されている。
【0020】このナット13に螺合されたねじ軸14
は、先端部に前記水平計測子3が係合される一方、基端
部に水平側モータ15およびロータリエンコーダ等の水
平側検出手段16が連結され、この水平側モータ15の
正回転および逆回転により水平計測子3の進退駆動が行
われるとともに、砥石38の外周端部Bの摩耗量W2が
前進駆動時の水平側検出手段16により計測信号として
取り出されるようになされている。
【0021】次に、上記実施例1の動作および作用につ
いて説明する。
【0022】まず、研削作業開始前もしくは研削作業中
断時に、研削ロボット31を操作してアングルグライン
ダ36の砥石38を所定位置Pに臨ませて停止する。
【0023】砥石38の研削面Aの摩耗量W1は、垂直
計測子2の前進距離が垂直側検出手段10により計測信
号として取り出される一方、砥石38の外周面Bの摩耗
量W2は、水平計測子3の前進距離が水平側検出手段1
6により計測信号として取り出される。
【0024】このように取り出された各計測信号が公知
の制御装置に入力されることにより、予め記憶させてい
た研削ロボット31の砥石38の押し付け方向プログラ
ムは、これらの計測信号に基いて補正される。
【0025】
【実施例2】この実施例2は図2に示し、一つの計測子
を備えてアングルグラインダとともに移動可能な一体形
とされたことを特徴としている。
【0026】なお、研削ロボット31については既に述
べているので、同じ符号を用いて説明を省略する。
【0027】砥石摩耗量計測装置21は、砥石38の研
削面Aに対して砥石38の半径方向Rから進退可能に設
けられた一つの付属計測子22がアングルグラインダ3
6の取付ブラケット37側に設けられてなるものであ
る。
【0028】付属計測子22は、アングルグラインダ3
6と一体に移動可能となすために設けられたもので、取
付ブラケット37の下面に付属保持枠23とともに固定
されたガイド24に挿通され、この付属保持枠23の中
間部には、ナット25が固定されている。さらに、付属
計測子22の先端部は、安全カバー40に設けた透孔4
0aに挿通可能な突針22aに形成されている。
【0029】前記ナット25に螺合されたねじ軸26
は、先端部26aに前記付属計測子22が係合される一
方、基端部にモータ27およびロータリエンコーダ等の
検出手段28が連結され、このモータ27の正回転およ
び逆回転により付属計測子22の進退動作が行われると
ともに、砥石38の研削面Aの摩耗量W3が前進駆動時
の検出手段28により計測信号として取り出されるよう
になされている。
【0030】次に、上記実施例2の動作および作用につ
いて説明する。
【0031】研削作業開始前および研削作業中断時のい
ずれの場合も、随時、任意の位置でアングルグラインダ
36の砥石38を停止する。
【0032】砥石38の研削面Aの摩耗量W3は、付属
計測子22の前進距離が計測信号として取り出され、こ
の計測信号が実施例1の場合と同様に公知の制御装置に
入力されることにより、予め記憶させていた研削ロボッ
ト31による砥石38の研削開始点および研削終了点の
プログラムは、この計測信号に基づいて補正される。
【0033】
【発明の効果】この発明の砥石摩耗量計測装置は第一の
発明において、砥石の研削面の摩耗量と、砥石の外周端
縁の摩耗量とが所定位置で一度に計測可能となされたも
のであるから、砥石押し付け方向プログラムが適確に補
正され、したがって、研削代の高低ムラが解消される。
【0034】また、第二の発明において、砥石の研削面
の摩耗量が測定位置を選択することなく計測可能となさ
れたものであるから、研削ロボットによる研削開始点お
よび研削終了点のプログラムが速やかに補正され、研削
距離の位置ずれがなくなるという優れた利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1における砥石摩耗量測定装置を一部断
面で示す図である。
【図2】実施例2における砥石摩耗量測定装置を一部断
面で示す図である。
【図3】研削ロボットの正面図である。
【図4】研削ロボットの平面図である。
【符号の説明】
1,21 砥石摩耗量計測装置 2 垂直計測子 3 水平計測子 10 垂直側検出手段 16 水平側検出手段 22 付属計測子 28 検出手段 31 研削ロボット 36 アングルグラインダ 37 取付ブラケット 38 砥石 R 半径方向 X 水平方向 Z 垂直方向 P 所定位置 A 研削面 B 外周端縁 W1,W2,W3 摩耗量

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アングルグラインダ付き研削ロボットに
    おいて、アングルグラインダの砥石の研削面に対して垂
    直方向から進退可能に設けられた垂直計測子と、砥石の
    外周端縁に対して水平方向から進退可能に設けられた水
    平計測子とを備えて研削ロボットに近接した所定位置に
    配置され、この各計測子には、各摩耗量を計測信号とし
    て取り出すための検出手段が連結され、この各検出手段
    の計測信号に基づき研削ロボットの砥石押し付け方向プ
    ログラムが補正可能となされていることを特徴とする研
    削ロボットにおける砥石摩耗量計測装置。
  2. 【請求項2】 アングルグラインダ付き研削ロボットに
    おいて、アングルグラインダの砥石の研削面に対して砥
    石の半径方向から進退可能に設けられた付属計測子を備
    えてアングルグラインダの取付ブラケットに固定され、
    この付属計測子には、摩耗量を計測信号として取り出す
    ための検出手段が連結され、この検出手段の計測信号に
    基づき研削ロボットによる研削開始点および研削終了点
    のプログラムが補正可能となされていることを特徴とす
    る研削ロボットにおける砥石摩耗量計測装置。
JP3658292A 1992-02-24 1992-02-24 研削ロボットにおける砥石摩耗量計測装置 Pending JPH05228823A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3658292A JPH05228823A (ja) 1992-02-24 1992-02-24 研削ロボットにおける砥石摩耗量計測装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3658292A JPH05228823A (ja) 1992-02-24 1992-02-24 研削ロボットにおける砥石摩耗量計測装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05228823A true JPH05228823A (ja) 1993-09-07

Family

ID=12473770

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3658292A Pending JPH05228823A (ja) 1992-02-24 1992-02-24 研削ロボットにおける砥石摩耗量計測装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05228823A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108312067A (zh) * 2018-03-14 2018-07-24 丹阳市宝利锯业机械有限公司 一种全自动前角研磨机用进给机构
CN109968127A (zh) * 2017-12-27 2019-07-05 发那科株式会社 研磨装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109968127A (zh) * 2017-12-27 2019-07-05 发那科株式会社 研磨装置
JP2019115959A (ja) * 2017-12-27 2019-07-18 ファナック株式会社 研磨装置
US11541507B2 (en) 2017-12-27 2023-01-03 Fanuc Corporation Grinding apparatus
CN108312067A (zh) * 2018-03-14 2018-07-24 丹阳市宝利锯业机械有限公司 一种全自动前角研磨机用进给机构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2004033148A1 (ja) 薄肉円板状工作物の両面研削方法および両面研削装置
US6062947A (en) Lens grinding apparatus
US6719609B2 (en) Eyeglass lens processing apparatus
JP2000061787A (ja) 研削盤
JPS60201873A (ja) テ−パ研削装置
JPH05228823A (ja) 研削ロボットにおける砥石摩耗量計測装置
WO1990000965A1 (en) Tire grooving apparatus and method
JPH07243947A (ja) タイヤユニフォミティ機のランナウト装置
JP2557070Y2 (ja) Ncドレッサ誤差補正装置
JPH0471667B2 (ja)
JP3102142B2 (ja) マルチ研削盤の砥石修正装置
JP2009113161A (ja) 研削方法および研削装置
JPH05237762A (ja) 平面研削盤
JP3148054B2 (ja) 研削方法及び装置
JPS6331891Y2 (ja)
JP2546062B2 (ja) 長尺軸の外面研削装置
JP3700390B2 (ja) スポット溶接ガンのチップ磨耗量検出装置
JP2755916B2 (ja) チップソー側面研磨機における回転砥石の位置補正方法、及びその装置
WO2023063166A1 (ja) 研削装置
JP3050904B2 (ja) 研削機能を備えた工作機械
JPH10138135A (ja) 研削盤
JP5154462B2 (ja) 偏芯ワークの偏芯部の高速自動芯出し方法、及びその装置
JP2934027B2 (ja) 研削盤における自動研削制御方法およびその装置
JPH07164314A (ja) 研削盤における砥石寸法測定方法およびその装置
JP2569720Y2 (ja) ボーリング工具の刃先位置補正装置