JPH0522877Y2 - - Google Patents

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JPH0522877Y2
JPH0522877Y2 JP10326288U JP10326288U JPH0522877Y2 JP H0522877 Y2 JPH0522877 Y2 JP H0522877Y2 JP 10326288 U JP10326288 U JP 10326288U JP 10326288 U JP10326288 U JP 10326288U JP H0522877 Y2 JPH0522877 Y2 JP H0522877Y2
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dial
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glass
upper case
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えばガスの使用量を積算するガス
使用量積算計等の積算計の表示部に設けられる積
算計文字板を固定する積算計文字板の固定構造に
関するものである。
〔従来の技術〕
従来、ガス積算計においては、積算計文字板を
表示部に設けるために第3図及び第4図に示すよ
うな固定構造が採用されている。
同図において、1は略長方形の開口を有するダ
イキヤスト製の上ケースであり、該上ケース1内
には図示しない積算計が収容される。2は図示し
ない積算計を支持するフレームであり、該フレー
ム2の背面側に積算計が固着される。3はフレー
ム2の表面側に付着され、フレーム2と一体に形
成されている積算計文字板である。一体に成つて
いるフレーム2と積算計文字板3は、上ケース1
の開口部に形成されている受け段部1a上に設置
され、該受け段部1aに形成されているネジ孔1
bに文字板3の表面側から止めネジ4をネジ込む
ことによつて固定されている。
5は上記積算計文字板3の表示を視認すること
ができるように透明な材料により形成されている
表ガラスであり、該表ガラス5の周囲には、ゴム
等の弾性材からなる断面コ字状のガラスパツキン
6が装着されている。表ガラス5はガラスパツキ
ン6が装着された状態で上ケース1の開口部を塞
ぐように開口部上端面に載置されている。
7は表ガラス5を上ケース1の開口部に固定す
るための表縁であり、該表縁7の下面には、ガラ
スパツキン6を装着した表ガラス5が密着嵌合さ
れる凹部7aが形成されている。この表縁7の凹
部7aは、ここにガラスパツキン6を介して表ガ
ラス5が嵌合された状態で上ケース1の開口部の
外周に嵌合される。
上記表縁7は、上ケース1の開口部の外周に嵌
合された状態で、上ケース1の上端面の四隅に形
成したネジ孔1cに表縁7の表面側から止めネジ
8をネジ込んでその周辺部の四隅で上ケース1に
固定される。このことによつて表縁7は、その凹
部7aに嵌合した表ガラス5を、上ケース1の上
記上端面との間にガラスパツキン6を介して挟み
付ける。以上の構成によつて、上ケース1内の空
間は気密状態に封止される。
勿論、表縁7の中央部には、表ガラス5を通じ
て図示しない積算計の積算値を視認することがで
きるように窓孔7bが形成されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述した従来の積算計文字板の固定構造では、
積算計文字板3を止めネジ4によりネジ止めた
後、表縁7を同じく止めネジ8によりネジ止めし
ていて、積算計文字板3と表縁7の止め手段が分
離独立したものとなつているため、部品点数が多
く、またこれに伴い組立時の工程数も多くなり、
コスト高となつていた。
更に、上ケース1がダイキヤス製であるため巣
漏れの恐れがあり、この対策としてモーガル液を
含浸するモーガル処理が行われるが、この際積算
計文字板3を固定するためのネジ孔1bにモーガ
ル処理剤が詰まり、目詰まりを起こすようにな
る。このため、積算計文字板固定のため止めネジ
4をネジ込む際に、ネジ孔1bの目詰まりを修正
する工数が必要になる。これは、止めネジ4の頭
部が表ガラス5を通じて視認される位置に止めネ
ジ4がある関係で、外観デザイン上見苦しくない
ように止めネジ4の径を細くしているため、ネジ
孔1bが小さくなり目詰まりが起こり易くなつて
いるからである。
よつて本考案は、積算計文字板のネジ止めを廃
止して部品点数の削減を図り、製品のコストダウ
ンを図つた積算計文字板の固定構造を提供するこ
とを課題としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため本考案により成された
積算計文字板の固定構造は、積算計を収容するケ
ースの開口部に積算計文字板を受ける受け段部を
形成し、該受け段部に形成した係合部を前記積算
計文字板に形成した被係合部に係合して前記受け
段部において前記積算計文字板を位置決めし、前
記ケースを気密状態に封止するため表縁によりケ
ース開口部の上端面との間に挟まれる、表ガラス
の周囲に装着されたパツキンの一部分を膨出し、
前記積算計文字板を前記膨出したパツキンの一部
分により前記受け段部と前記表縁との間に挟んで
固定したことを特徴とする。
〔作用〕
上記構成において、積算計文字板は、積算計を
収容するケースの開口部に形成した受け段部の係
合部にその被係合部を係合することによつて前記
受け段部に位置決めされている。しかも、積算計
文字板の固定は、表ガラスの周囲に装着されたパ
ツキンの膨出した一部分により前記受け段部と前
記表縁との間に積算計文字板を挟むことにより行
われている。
従つて、積算計文字板は係合により受け段部に
位置決めされるだけでよく、その固定は、前記ケ
ースを気密状態に封止するため表縁により、表ガ
ラスの周囲に装着されているパツキンをケース開
口部の上端面との間に挟む際に同時に行われ、積
算文字板を独立に固定する止めネジが不要になつ
ている。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図及び第2図は本考案の一実施例をそれぞ
れ示す一部破断正面図及び側断面図であり、同図
において、第3図及び第4図について上述した従
来例と同一の部分には同一の符号を付している。
第1図及び第2図において、上ケース1の開口
部に形成されている受け段部1aには、第3図及
び第4図の4個のネジ孔1bにそれぞれ対応する
位置に係合部として働く突起1dが突設されてお
り、これら突起1dは上ケース1のダイキヤスト
成形時に一緒に形成される。積算計文字板3及び
これと一体のフレーム2には、これらが上記上ケ
ース1の受け段部1a上に設置されたとき、上記
突起1dがそれぞれ嵌入する被係合部として働く
孔3aが形成されている。
上記表ガラス5の周囲に装着されているゴム等
の弾性材からなる断面コ字状のガラスパツキン6
には、受け段部1a上に載置されている積算計文
字板3の部分の表面に接触し得る形状の膨出部6
aが形成されている。そして該膨出部6aには、
フレーム1及び積算計文字板3の孔3aに嵌入さ
れて積算計文字板3の表面側に突出されている上
記突起1dを受け入れるための孔6bがあけられ
ている。上記ガラスパツキン6にはまた、表ガラ
ス5の上面側の上記膨出部6aに対応する部分が
延長されて延長部6cが形成されている。
更に、表縁7には、上記ガラスパツキン6の形
状変更、特に延長部6cの形成に伴つて、該延長
部6cをマスクするためのマスク部7cが窓7b
の内縁に沿つて形成されている。
以上の構成により、表縁7を上ケース1の開口
部の外周に嵌合した状態で、上ケース1の上端面
の四隅に形成したネジ孔1cに表縁7の表面側か
ら止めネジ8をネジ込むと、表縁7はその周辺部
の四隅で固定される。このことによつて、表縁7
はその凹部7aに嵌合した表ガラス5を上ケース
1の上記上端面との間にガラスパツキン6を介し
て挟み付けて上ケース1内の空間を気密状態に封
止する。また、表縁7はガラスパツキン6の延長
部6c、表ガラス5及び膨出部6aを介して積算
計文字板3及びフレーム2を上ケース1の受け段
部1aとの間に挟み付ける。
以上のように積算計文字板3はその孔3aに突
起1dが嵌入されると共に、ガラスパツキン6を
介して挟み付けられることにより、上ケース1の
受け段部1aの所定の位置に固定され、従来積算
計文字板3を固定するために使用されていた4本
の止めネジが必要なくなつている。
なお、上述の実施例では、積算計文字板3の位
置決めを行うために、受け段部1aに突起1d
を、積算計文字板3に孔3aをそれぞれ形成して
いるが、積算計文字板3を受け段部1aにおいて
位置決めする手段はこれに限られず、受け段部1
a側に係合部、積算計文字板3側に被係合部がそ
れぞれ形成されていれば位置決めの目的を達成す
ることができる。
〔効果〕
以上説明したように本考案によれば、積算計文
字板の固定が、表ガラスの周囲に装着されたパツ
キンの膨出した一部分により前記受け部と前記表
縁との間に積算計文字板を挟むことにより行わ
れ、積算計文字板は、積算計を収容するケースの
開口部に形成した受け段部の係合部にその被係合
部を係合することによつて位置決めするだけでよ
いので、積算計文字板を独立に固定するための止
めネジが不要になり、部品点数及びこれに伴う組
立工数の減少により大幅なコストダウンを図るこ
とができる。また、止めネジが不要になることに
よつて、受け段部にネジ孔が形成されず、ケース
がダイツキヤスト製であつて、モーガル処理が行
われたとしても、ネジ孔の目詰まりの問題も起こ
らない等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案による積算計文字板
の固定構造の一実施例をそれぞれ示す一部破断正
面図及び側断面図、第3図及び第4図は従来の積
算計文字板の固定構造の一例をそれぞれ示す一部
破断正面図及び側断面図である。 1……ケース(上ケース)、1a……受け段部、
1d……突起(係合部)、3……積算計文字板、
3a……孔(被係合部)、5……表ガラス、6…
…パツキン(ガラスパツキン)、6a……膨出部、
7……表縁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 積算計を収容するケースの開口部に積算計文字
    板を受ける受け段部を形成し、 該受け段部に形成した係合部を前記積算計文字
    板に形成した被係合部に係合して前記受け段部に
    おいて前記積算計文字板を位置決めし、 前記ケースを気密状態に封止するため、表縁に
    よりケース開口部の上端面と間に挟まれる、表ガ
    ラスの周囲に装着されたパツキンの一部分を膨出
    し、 前記積算計文字板を前記膨出したパツキンの一
    部分を介して前記受け段部と前記表縁との間に挟
    んで固定した、 ことを特徴とする積算計文字板の固定構造。
JP10326288U 1988-08-05 1988-08-05 Expired - Lifetime JPH0522877Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10326288U JPH0522877Y2 (ja) 1988-08-05 1988-08-05

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JP10326288U JPH0522877Y2 (ja) 1988-08-05 1988-08-05

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Publication Number Publication Date
JPH0225900U JPH0225900U (ja) 1990-02-20
JPH0522877Y2 true JPH0522877Y2 (ja) 1993-06-11

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