JPH0522844Y2 - - Google Patents

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JPH0522844Y2
JPH0522844Y2 JP1986117171U JP11717186U JPH0522844Y2 JP H0522844 Y2 JPH0522844 Y2 JP H0522844Y2 JP 1986117171 U JP1986117171 U JP 1986117171U JP 11717186 U JP11717186 U JP 11717186U JP H0522844 Y2 JPH0522844 Y2 JP H0522844Y2
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JP
Japan
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workpiece
dynamic balance
supported
main shaft
attached
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JP1986117171U
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JPS6323630U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ローラ式の動釣合試験機に関する。
[従来の技術] 所定の間隔をおいて設けられた左右のローラで
ワーク(被測定物)を支承し、該ローラ上でワー
クを回転させつつ、その支承部の振動を検出する
ことにより動釣合試験機を行なうローラ式の動釣
合試験機がある。
[考案が解決しようとする問題点] 上記従来のローラ式動釣合試験機は、左右のロ
ーラが互いに独立に設けられていたので、左右の
ローラのセンター合わせや平行度の精度を高くす
ることができず、動釣合試験機精度が低かつた。
そこで、本考案は左右のローラのセンターズレ
をできるだけ小さく抑え、平行度の精度を向上す
ることができる動釣合試験機を提供することを目
的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決するため、本考案は次のよう
な構成を採用した。
すなわち、本考案にかかる動釣合試験機は、所
定の間隔をおいて設けられた左右のローラでワー
クを支承し、ワークを回転させつつその支承部の
振動を検出するようにした動釣合試験機におい
て、前記左右のローラを共通の主軸に取り付ける
とともに、左右方向に所定の間隔をおいて軸受が
取り付けられ、ばねによつて振動可能に支持され
た振動架台の前記軸受によつて前記主軸を支承し
たことを特徴としている。
[作用] 左右のローラが共通の主軸に取り付けられてい
るので、両ローラのセンター合わせと平行度の精
度を向上することができる。
前記主軸は振動架台の軸受けによつて支承さ
れ、該支承部の振動が検出される。
[実施例] 以下、図面にあらわせれた実施例について説明
する。
第1図および第2図は本考案の1実施例をあら
わすもので、この動釣合試験機1は模型のローラ
式動釣合試験機であつて、舟形の振動架台2が棒
バネ3…によつて測定台5に振動可能に支持され
ている。振動架台2は、基板7の左右両端部に該
基板に対し直角な起立部8,8が設けられてお
り、この起立部8には側面視において山形に隆起
する1対の軸受け部10,10が一体に形成され
ている。これら軸受部10,10には軸受11,
11がそれぞれ取り付けられており、これら軸受
によつて1対の平行な主軸15,15が支承され
ている。各主軸15は左右方向に間隔をおいて設
けられた左右の軸受11,11によつて回転自在
に支承されていることになる。図中14はベアリ
ング押えである。
主軸15の前記軸受による支承部よりも外側に
位置する両端部付近には左右1対のローラ17,
18が取り付けられており、一方のローラ18の
外側にはプーリ20が取り付けられている。前記
測定台5には駆動モータ22が設置されており、
このモータの回転軸に取り付けたプーリ23と前
記1対の主軸15,15のプーリ20,20との
間にベルト24が張架されている。25はこのベ
ルトの張力を調節するテンシヨンプーリである。
測定台5には支持フレーム30,31が立設さ
れており、これら支持フレームに振動架台2の振
動を検出する左面用ピツクアツプ32と右面用ピ
ツクアツプ33が取り付けられている。また、振
動を検出する側の主軸15に上方には回転数検出
センサ35が支柱36によつて支持されている。
この動釣合試験機1で回転体であるワーク40
の釣合を試験する場合は、1対の主軸15,15
にそれぞれ設けられている左右のローラ17,1
7,18,18上にワーク40を載置してモータ
22を起動する。このモータの回転動力はベルト
24によつて両主軸15,15のプーリ20,2
0に伝えられ、両主軸をローラ17,17,1
8,18とともに同方向に回転させるので、ロー
ラ上のワーク40がローラと反対方向に回転す
る。ワーク40の回転数は回転数検出センサ35
によつて検出され、振動架台の左右両端部に設け
られている支承部の振動は左面用ピツクアツプ3
2と右面用ピツクアツプ33によつてそれぞれ検
出される。これら両ピツクアツプ32,33の検
出結果からワークの不釣合を知ることができるの
である。
この動釣合試験機は、左右のローラが共通の主
軸に取り付けられており、該主軸を支承する軸受
が一つの舟形振動架台に取り付けられているの
で、簡単な構造でありながら左右のローラのセン
タ合わせや平行度の精度を向上させることが可能
であるとともに、ローラ周辺の部材のメンテナン
スも容易である。
つぎの、第3図は上記と異なる実施例をあらわ
すもので本例のように左右のローラ47,48を
振動架台42の内側に取り付けてもよい。
第4図はさらに異なる実施例をあらわすもの
で、本例のように左右のローラ57,58を主軸
55の軸方向に移動させて位置調節を行なうこと
ができるようにすれば便利である。この場合、ロ
ーラの固定方法は、ねじ止めによつてもよく、シ
ユパンリング式等他の適当な固定方法で固定して
もよい。
なお、以上の例ではローラの回転によりワーク
を回転させたが、第5図に示すようにローラを自
由回転式に設け、ワーク40を自在継手60を介
してモータ22で直接回転駆動するようにしても
よい。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明にかか
る動釣合試験機は、構造的に簡単で左右のローラ
のセンタリングや平行度の精度を高めることので
きるすぐれたものとなつた。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の1実施例をあら
わす正面図および側面図、第3図、第4図、第5
図は互いに異なる実施例をあらわす要部の説明図
である。 1……動釣合試験機、2……振動架台、15…
…主軸、17,18……ローラ、40……ワー
ク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定の間隔をおいて設けられた左右のローラで
    ワークを支承し、ワークを回転させつつその支承
    部の振動を検出するようにした動釣合試験機にお
    いて、前記左右のローラを共通の主軸に取り付け
    るとともに、左右方向に所定の間隔をおいて軸受
    が取り付けられ、ばねによつて振動可能に支持さ
    れた振動架台の前記軸受によつて前記主軸を支承
    したことを特徴とする動釣合試験機。
JP1986117171U 1986-07-30 1986-07-30 Expired - Lifetime JPH0522844Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986117171U JPH0522844Y2 (ja) 1986-07-30 1986-07-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986117171U JPH0522844Y2 (ja) 1986-07-30 1986-07-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6323630U JPS6323630U (ja) 1988-02-16
JPH0522844Y2 true JPH0522844Y2 (ja) 1993-06-11

Family

ID=31002441

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986117171U Expired - Lifetime JPH0522844Y2 (ja) 1986-07-30 1986-07-30

Country Status (1)

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JP (1) JPH0522844Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5291486A (en) * 1976-01-28 1977-08-01 Akashi Seisakusho Kk Dynamic balancing tester

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5291486A (en) * 1976-01-28 1977-08-01 Akashi Seisakusho Kk Dynamic balancing tester

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6323630U (ja) 1988-02-16

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