JPS6225710Y2 - - Google Patents

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JPS6225710Y2
JPS6225710Y2 JP1979120766U JP12076679U JPS6225710Y2 JP S6225710 Y2 JPS6225710 Y2 JP S6225710Y2 JP 1979120766 U JP1979120766 U JP 1979120766U JP 12076679 U JP12076679 U JP 12076679U JP S6225710 Y2 JPS6225710 Y2 JP S6225710Y2
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JP
Japan
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roller
test object
spline shaft
bearing
pulley
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JP1979120766U
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JPS5638847U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は主としてクランクシヤフトの遠心力
式つりあい試験に用いるローラ摩擦駆動装置の改
良に関するものである。
従来装置を第3図に沿つて説明する。クランク
シヤフトなどの両持円筒形被試験体の遠心力式つ
りあい試験に用いるローラ摩擦駆動装置はその2
つのジヤーナルをこれを摩擦力で回転させる1対
のローラAで支えられ、このローラAを支持する
ローラ軸Bの軸受Cは、バネ常数が大きく、被試
験体の遠心力ではたわまない棒バネDで装置基台
Eに支承された振動架台Fに固定されているのが
一般である。また前記ローラAを回転駆動させる
方法は、床上設置の電動機Gの回転をベルト伝導
Mで装置基台上の固定軸受Iにて支承された駆動
主軸Jに伝え、さらにこの主軸の回転を主軸Jお
よびローラ軸B双方に設けたタイミングプーリK
とテンシヨンプーリ(図示せず)とに掛けられた
タイミングベルトLによつてローラAに伝動させ
るのが通例である。このように従来のローラ摩擦
駆動装置は両持被試験体の有効間隔すなわち両ジ
ヤーナル間の距離Hを基準としてそれに合わせて
系列化して作られているため、1台の装置は1種
類の被試験体しか試験できないものである。今た
とえば前記ローラ軸の軸受位置を若干ずらして長
い(または短かい)被試験体に使用しようとすれ
ば、駆動主軸のタイミングプーリ位置をも移動さ
せねばならず、これらの修正作業は大変手間がか
かり、かつ、それらの可変距離は僅かであり、こ
のような修正はほとんど行われず、現実には被試
験体の種類ごとに装置を設置しなければならない
問題点があつた。
この考案は上記の現況に鑑みてなされたもの
で、従来のローラ摩擦駆動装置が1種の被試験体
専用機であつた欠点を改良し、1台の装置で多く
の異なるジヤーナル間寸法をもつクランクシヤフ
トなどの両持被試験体の不つりあい測定のできる
装置の提供を図るものである。すなわち両持被試
験体の2個のジヤーナルをそれぞれ1対のローラ
で支え、このローラの回転による摩擦力によつて
回転させ、被試験体の不つりあいを測定する装置
において、レールが上面に固設されるとともにス
プライン軸が吊設された振動架台と、前記ローラ
と一体のプーリと前記スプライン軸に嵌挿されス
プライン軸の回転が伝動されるプーリとを一体的
に保持する1対の可動枠体と、前記両プーリ間に
張架されたベルトと、前記スプライン軸を駆動さ
せる駆動機構とを設け、駆動モータによつてスプ
ライン軸を回転させベルト伝動機構を介し被試験
体が回転されるようにしたものである。
以下図面によつてこの考案の実施例装置を説明
する。第1図はその正面図、第2図は側面図であ
り、ともに判り易くするため取付ボルトなどをは
じめこの発明に直接関係のない部分ならびに付属
機器は図示を省いている。1は装置基礎板、2は
減速装置を含む駆動モータ、3はそのプーリ、4
は装置基台支柱、5は装置基台、6は4本の棒バ
ネで装置基台5に対して振動架台7を支承するも
のである。8は従来の駆動軸に相当するもので、
その両端を振動架台7に固定されている軸受9に
回転自在に支承された駆動主軸である。この主軸
8がこの考案の要部の一つであるスプライン軸で
ある。10はこのスプライン軸8の一端に保持さ
れたプーリ、11はプーリ3とプーリ10の間に
張架されたベルトである。12は被試体Rを載置
するための1対のローラ、15はそれぞれのロー
ラ12およびタイミングプーリ25を回転自在に
保持するローラ軸、16はこのローラ軸15を支
承するとともにローラ軸受部基板19に保持され
ている軸受、18はテンシヨンプーリ17を回転
自在に保持するとともにローラ軸受部基板19に
保持されている軸受、13は前記スプライン軸8
に移動可能に嵌装されるとともにローラ軸受部基
板19に保持されているスプライン軸受、24は
このスプライン軸受13と一体的に保持されかつ
回転自在にスプライン軸8に嵌装されているタイ
ミングプーリ、26は前記タイミングプーリ2
5,26およびテンシヨンプーリ17間に張架さ
れたベルト、14は前記ローラ軸受部基板19を
保持するローラ軸受、20は被試験体Rの軸心方
向と垂直な方向に振動可能に振動架台7に固設さ
れているレールである。前記ローラ軸受14はこ
のレール20に移動可能に保持されている。スプ
ライン軸受13、ローラ軸受14およびローラ軸
受部基板19などにより1対の可動枠体が構成さ
れる。23はローラ軸受部基板19に保持された
スリーブ、22はこのスリーブ23に係合される
とともに振動架台7に固設されている送りねじで
ある。この送りねじ22は中央部を境に右ねじと
左ねじに分かれており、ハンドル27を廻すこと
によりそれぞれのローラ軸受部14は互いに反対
方向へ移動される。この場合、ローラ軸受部14
はレール20に沿い、同時にスプライン軸受13
はスプライン軸8に沿つて移動される。すなわ
ち、ローラ軸受部14に連接するローラ軸受部基
板19、ローラ12、タイミングプーリ24,2
5、テンシヨンプーリ17、スプライン軸受13
等被試験体Rを支持する機構は一体的に移動され
るよう構成されている。この点がこの考案の大き
な特徴である。30は振動架台7に固定され、被
試験体Rの不つりあいによる遠心力を検出する検
出器の加圧部で、31は装置に固定された前記検
出器の受圧部でピエゾ圧電素子又はムービコイル
形振動検出器などで構成されている。
つぎにモータ2からローラ12までの動力の伝
動作用を説明する。モータ2の駆動によつてベル
ト11が回転され、これに伴つてスプライン軸8
が回転される。この回転によつてタイミングベル
ト26が回転され同時にローラ12が回転され、
このローラ12の回転による摩擦力によつて被試
験体Rが回転される。
第1図に示す相対するローラ12の間隔の最大
有効間隔H以内のジヤーナル間隔の被試験体Rの
すべてに対してそのジヤーナル間隔に合わせる操
作はつぎのとおりである。まずローラ軸受部14
のロツクハンドル21をゆるめ、送りねじ22の
右端のハンドル27を時計方向または反時計方向
に回すとローラ軸受部14はたがいに反対方向に
移動し、その間隔が自在に調節できる。このロー
ラ軸受部14の移動は前述したスプライン軸受1
3が同じくスプライン軸8に精巧に嵌合されてお
り、きわめて円滑に行えるものである。位置が決
定すれば上記ロツクハンドル21をしめてこれで
準備が終り、被試験体をローラ12にのせ、モー
タ2を回転させるとその駆動力はスプライン軸8
を経てローラ12に伝導されるのである。このス
プライン軸8の回転を支承する軸受9が振動架台
に固定されているためにスプライン軸8とローラ
軸受部14とは振動が直接伝わることなく、回転
力のみ伝達されるので装置の測定精度の低下を招
かない。
以上がこの考案の実施例装置の構成と作用であ
るが、この考案は図示のものに限定されるもので
はないことはいうまでもない。
この考案は以上のように構成されているので、
従来のクランクシヤフトなどの両持被試験体の遠
心方式つりあい試験に用いるローラ摩擦駆動装置
が被試験体のジヤーナル間隔によつて専用機とし
て作られていたことによる不便を解消し、ローラ
を支承し、これを回転させるローラ軸受部への駆
動回転力をスプライン軸とその軸受とで伝導する
ことによつて簡単なハンドル操作で円滑にローラ
間隔を任意に調節でき、多種類の被試験体を1台
で試験できる便宜な装置を提供しえたものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかるローラ摩擦駆動装置
の正面図、第2図はその側面図、第3図は従来装
置の概略図である。 R……円筒形両持被試験体(クランクシヤフト
など)、2……モータ(減速機を含む)、7……振
動架台、8……スプライン軸(駆動主軸)、9…
…スプライン軸々受、12……一対のローラ、1
3……ローラ軸受部14のスプライン軸受、14
……ローラ軸受部、15……ローラ軸、16……
ローラ軸受、19……上記の基板、20……振動
架台レール、21……ロツクハンドル部、30,
31……遠心力検出装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両持円筒形被試験体の両端部をそれぞれ1対の
    ローラで支承し、このローラの回転によつて被試
    験体の不つりあいを測定するようにした装置にお
    いて、装置基台に対し水平方向でかつ前記被試験
    体の軸芯方向と垂直な方向に振動可能に架設さ
    れ、しかも被試験体の軸芯方向に長さを有するレ
    ールが上面に固設されるとともに軸受を介してス
    プライン軸が吊設された振動架台と、前記レール
    に対し移動可能に乗架されかつ前記ローラと一体
    のプーリと前記スプライン軸に嵌挿されスプライ
    ン軸の回転が伝動されるプーリとをそれぞれが回
    転自在で一体的に保持する1対の可動枠体と、前
    記両プーリ間に張架されたベルトと、前記スプラ
    イン軸を駆動させる駆動機構とからなり、前記ス
    プライン軸の回転駆動によつて振動架台における
    ベルト伝動機構を介し被試験体が回転されるよう
    にしたことを特徴とする動つりあい試験機のロー
    ラ摩擦駆動装置。
JP1979120766U 1979-08-31 1979-08-31 Expired JPS6225710Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1979120766U JPS6225710Y2 (ja) 1979-08-31 1979-08-31

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JP1979120766U JPS6225710Y2 (ja) 1979-08-31 1979-08-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5638847U JPS5638847U (ja) 1981-04-11
JPS6225710Y2 true JPS6225710Y2 (ja) 1987-07-01

Family

ID=29352936

Family Applications (1)

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JP1979120766U Expired JPS6225710Y2 (ja) 1979-08-31 1979-08-31

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007212143A (ja) * 2006-02-07 2007-08-23 Nagahama Seisakusho Ltd 動釣合い試験機

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS598135U (ja) * 1982-07-08 1984-01-19 株式会社島津製作所 動釣合試験機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5291486A (en) * 1976-01-28 1977-08-01 Akashi Seisakusho Kk Dynamic balancing tester

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JP2007212143A (ja) * 2006-02-07 2007-08-23 Nagahama Seisakusho Ltd 動釣合い試験機

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JPS5638847U (ja) 1981-04-11

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