JPH05228287A - ミシンの飛び縫い装置 - Google Patents

ミシンの飛び縫い装置

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Publication number
JPH05228287A
JPH05228287A JP3272098A JP27209891A JPH05228287A JP H05228287 A JPH05228287 A JP H05228287A JP 3272098 A JP3272098 A JP 3272098A JP 27209891 A JP27209891 A JP 27209891A JP H05228287 A JPH05228287 A JP H05228287A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holding member
needle bar
driving body
sewing
pin
Prior art date
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Pending
Application number
JP3272098A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Shibuma
正幸 澁間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Happy Industrial Corp
Original Assignee
Happy Industrial Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Happy Industrial Corp filed Critical Happy Industrial Corp
Priority to JP3272098A priority Critical patent/JPH05228287A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 飛び縫いの場合は、ソレノイド26の作動軸
27で回動部材22の回動腕24のローラ25を直接回
動し、通常縫いの場合は、針棒抱き16で保持部材28
を直接押し込むようにして、部品点数を少なくし、コス
トを安くする。 【構成】 飛び縫いの場合は、ソレノイド26の作動軸
27を突出させることにより、回動部材22を回動して
ピン20を引き、保持部材28を駆動体15内に引込め
ることにより、針棒抱き16は上死点で解放される。
又、通常縫いでは、駆動体15が上昇すると、針棒抱き
16の傾斜面が保持部材28の傾斜面28aと接触し、
さらに駆動体15が上昇すると、針棒抱き16の傾斜面
が保持部材28の傾斜面28aを越えることにより針棒
抱き16が保持部材28で保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、構成が簡単で、部品点
数を少なくしたミシンの飛び縫い装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の飛び縫い装置として、本
出願人は図9に示したものを提案した(実開昭63−7
3988号公報参照)。
【0003】図9において、ガイド軸1に駆動体2が上
下可能に装着され、この駆動体2に保持部材3が弾性体
4により突出され、この保持部材3は針棒5に設けた針
棒抱き6を保持するように構成されている。
【0004】又、駆動体2の側面に長穴7が形成され、
この長穴7から保持部材3の側面に固着されたピン8が
突出されている。
【0005】又、駆動体2の上部側面に回動部材9がピ
ン10により回動可能に装着され、この回動部材9から
保持部材3の上方に斜めに突出部11が突出され、さら
に、回動部材9から下方に垂れ下がったカム腕12にカ
ム面12aが設けられ、又、回動部材9は保持部材3に
固着されたピン8と接触されている。
【0006】この従来の飛び縫い装置では、飛び縫い状
態より通常の縫製に戻る場合、駆動体2が上昇すると、
上死点に保持されていた針棒抱き6が回動部材9の突出
部11を押し、その時、保持部材3が引込んだ状態にな
るので、針棒抱き6が保持部材3を通り越して保持部材
3の下方に入って保持され、図10に示すように駆動体
2と一体となり、主軸(図示せず)によって駆動体2が
上下に移動されることによって共に針棒は駆動される。
【0007】又、飛び縫いにする場合は、針棒抱き6を
解除するために、図示しないソレノイドの作動軸が回動
部材9のカム腕12のカム面12aの上部に接触し、駆
動体2が上昇するにつれて作動軸がカム面12aと接触
して回動させることにより回動部材9のが回動してピン
8を弾性体4に抗して移動し、回動部材9の突出部11
が引込むとともに保持部材3をも引込んで針棒抱き6を
上死点で解放する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この飛
び縫い装置では、回動部材9に突出部11を設けたり、
カム腕12にカム面12aを設けなければならず、回動
部材9の構成が非常に複雑になるとともに、針棒抱き6
で突出部11を押しながら保持部材3が引込んでいる間
に針棒抱き6が保持部材3の下部に入り込まなければな
らず、その調整が非常に困難で、さらにコストが高いと
いう欠点があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、主軸の回転を
駆動体の上下往復運動に変換し、所望に応じて前記駆動
体の上下往復運動を針棒に伝達するようにしたミシンに
おいて、前記針棒の針棒抱き方向に弾性体により突出さ
れる保持部材を前記駆動体に設け、前記保持部材の側部
に設けたピンを前記駆動体の側部に設けた長穴から突出
させ、前記ピンと接触する切欠部を設けた回動部材を回
動可能に前記駆動体に装着し、前記回動部材の回動腕に
設けたローラがソレノイドの作動軸と接触するように構
成したものである。
【0010】
【作用】本発明によれば、通常の縫製に戻す場合は、駆
動体が上昇して斜めに形成された針棒抱きピンの下部が
斜めに形成された保持部材の上部と接触されると、保持
部材は駆動体の内部に押し込まれ、さらに駆動体が上昇
すると、針棒抱きピンは保持部材を押したまま保持部材
の下部に入り込み、保持部材と針棒抱きの係合が外れる
と、保持部材は駆動体より突出して針棒抱きを保持す
る。
【0011】又、飛び縫いにする場合には、ソレノイド
の作動軸が突出すると、駆動体が上昇することにより作
動軸が回動部材の回動腕に設けたローラと接触され、さ
らに駆動体が上昇すると、回動腕のローラが下がって回
動腕を回動することにより、回動腕に設けた切欠部で保
持部材のピンを移動し、保持部材を駆動体の内部に引き
込み、上死点においてと、針棒抱きは保持部材から解放
される。
【0012】
【実施例】図1は、本発明の1実施例の飛び縫い装置の
斜視図、図2は、図1の装置の分解斜視図で、ガイド軸
13と針棒14は平行にミシンに装着され、ガイド軸1
3に駆動体15が上下に摺動可能に装着され、針棒14
に針棒抱き16が固着されている。
【0013】この駆動体15の針棒抱き16の方向に弾
性体17で突出される保持部材18が摺動可能に装着さ
れ、この保持部材18の突出した部分の下部の駆動体1
5に突出部15aが設けられている。
【0014】又、駆動体15の側部に長穴19が形成さ
れ、この長穴19から保持部材18に固着されたピン2
0が突出されている。
【0015】さらに、ピン20の下方の駆動体15にね
じピン21で回動可能に回動部材22が装着され、この
回動部材22の切欠部23に保持部材18のピン20が
係合されている。
【0016】回動部材22の回動腕24はほぼ水平方向
に保持部材18の突出方向と反対方向に伸び、回動腕2
4の先端にローラ25が装着され、又、ローラ25はソ
レノイド26の作動軸27が突出したとき係合される位
置に設けられている。
【0017】さらに、回動腕24は保持部材18を押す
ばね17で上方に回動しないようにストッパ28が設け
られ、又、回動部材22が取付けられている面の反対面
に主軸の回転で駆動される駆動ピン29が装着されてい
る。
【0018】このように構成された本実施例の飛び縫い
装置は、飛び縫いにする場合は、駆動体15が針棒抱き
16と共に上昇すると、図3に示すようにソレノイド2
6の作動軸27が突出し、回動部材22の回動腕24の
ローラ25と接触する。
【0019】そして、駆動体15がさらに上昇すると、
図4に示すように回動腕24のローラ25が下方に押さ
れるので、回動部材22の切欠部23はピン20を長穴
19に沿って移動し、保持部材18は駆動体15の内部
に徐々に引き込まれる。
【0020】又、駆動体15がさらに上昇すると、図5
に示すように回動部材22の回動腕24のローラ25を
さらに押し下げらることにより、保持部材18の先端は
駆動体15より引き込み、上死点で針棒抱き16が保持
部材18から解放される。
【0021】又、通常の縫製の場合は、駆動体15が上
昇すると、針棒抱き16の傾斜部16aが図6に示すよ
うに保持部材18の傾斜部18aに接触することによ
り、針棒抱き16の傾斜部16aで保持部材18が押さ
れ、図7により示すように保持部材18が駆動体15の
内部に押し込まれて、さらに針棒抱き16の傾斜部16
aが保持部材18を通り越すと、図8に示すように保持
部材18が突出し、針棒抱き16を保持する。
【0022】このように、本実施例では、飛び縫いのと
き、ソレノイド26の作動軸27で回動部材22の回動
腕24のローラ25を下方に押して保持部材18を引き
込み、又、通常縫いのときは、駆動体15が上昇するこ
とにより針棒抱き16の傾斜部16aで保持部材18の
傾斜部18aを押して保持部材18を押し込むように構
成しているので、部品点数が少なくなり、構成が簡単
で、コストが安いという利点がある。
【発明の効果】以上説明したように、本発明の飛び縫い
装置では、飛び縫いの場合は、ソレノイドの作動軸で回
動部材の回動腕のローラを直接回動し、又、通常縫いの
場合は、針棒抱きで保持部材を直接押し込むようにした
ので、部品点数が少なくなり、構成が簡単で、コストが
安いという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の飛び縫い装置の斜視図であ
る。
【図2】図1の装置の分解斜視図である。
【図3】図1の装置の飛び縫いの場合の作動図である。
【図4】図1の装置の飛び縫いの場合の作動図である。
【図5】図1の装置の飛び縫いの場合の作動図である。
【図6】図1の装置の通常縫いの場合の針棒抱きと保持
部材の作動図である。
【図7】図1の装置の通常縫いの場合の針棒抱きと保持
部材の作動図である。
【図8】図1の装置の通常縫いの場合の針棒抱きと保持
部材の作動図である。
【図9】従来の飛び縫い装置の斜視図である。
【符号の説明】
13 ガイド軸 14 針棒 15 駆動体 16 針棒抱き 17 ばね 18 保持部材 19 長穴 20 ピン 21 ねじピン 22 回動部材 23 切欠部 24 回動腕 25 ローラ 26 ソレノイド 27 作動軸 28 ストッパ 29 駆動ピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主軸の回転を駆動体の上下往復運動に変
    換し、所望に応じて前記駆動体の上下往復運動を針棒に
    伝達するようにしたミシンにおいて、前記針棒の針棒抱
    き方向に弾性体により突出される保持部材を前記駆動体
    に設け、前記保持部材の側部に設けたピンを前記駆動体
    の側部に設けた長穴から突出させ、前記ピンと接触する
    切欠部を設けた回動部材を回動可能に前記駆動体に装着
    し、前記回動部材の回動腕に設けたローラがソレノイド
    の作動軸と接触するように構成したことを特徴とするミ
    シンの飛び縫い装置。
JP3272098A 1991-09-24 1991-09-24 ミシンの飛び縫い装置 Pending JPH05228287A (ja)

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JP3272098A JPH05228287A (ja) 1991-09-24 1991-09-24 ミシンの飛び縫い装置

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