JPH0522802U - オイルタンク - Google Patents

オイルタンク

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JPH0522802U
JPH0522802U JP7884091U JP7884091U JPH0522802U JP H0522802 U JPH0522802 U JP H0522802U JP 7884091 U JP7884091 U JP 7884091U JP 7884091 U JP7884091 U JP 7884091U JP H0522802 U JPH0522802 U JP H0522802U
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oil
opening
tank
tank body
cap
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弘 上野
善明 浜崎
益義 内田
大和 新井
晶彦 椎名
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Koyo Seiko Co Ltd
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Koyo Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 オイルを貯留するタンク本体2と、このタン
ク本体2の上部に形成される給油口5のキャップ6と、
その給油口5とタンク本体2からのオイルの流出口4と
の間に介在するオイルフィルター19とを備える。タン
ク本体2の内部を上下に仕切る仕切り部材15に、タン
ク本体2に貯留されるオイルの最高液面レベル14より
も上方に位置する開口18が形成される。この開口18
の周囲部により前記オイルフィルター19が支持され
る。その開口18に向かって前記キャップ6から突出部
20が下向きに突出され、この突出部20の下面20a
により仕切り部材15の開口18が覆われる。 【効果】 タンク本体に貯留されたオイルの液面が波打
っても、オイルがタンク本体から漏洩するのを防止する
ことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えばパワーステアリング装置の油圧回路中に設けられるオイルタ ンクに関する。
【0002】
【従来の技術】
図4に示すオイルタンク101は、オイルを貯留するタンク本体102と、こ のタンク本体へのオイルの流入口103と、タンク本体からのオイルの流出口1 04と、タンク本体102の上部に形成される給油口108のキャップ107と 、その給油口108とオイル流出口104との間に介在するオイルフィルター1 05とを備えている。また、キャップ107と給油口108との間にシールリン グ109を介在させ、給油口108からのオイルの漏洩を防止している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のオイルタンク101を例えば油圧パワーステアリング装置の油圧回路中 に設けた場合、車の走行振動等によりオイルの液面が波打ってキャップ107と 給油口108とのシールリング109を介する接合部に直接当たるため、シール リング109があってもタンク本体からオイルが漏洩するおそれがあった。また キャップの空気抜き通路からオイルが漏洩するおそれもあった。
【0004】 本考案は上記従来技術の問題を解決することのできるオイルタンクを提供する ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の特徴とするところは、オイルを貯留するタンク本体と、このタンク本 体の上部に形成される給油口のキャップと、その給油口とオイルの流出口との間 に介在するオイルフィルターとを備えるオイルタンクにおいて、タンク本体の内 部を上下に仕切る仕切り部材が設けられ、この仕切り部材にタンク本体に貯留さ れるオイルの最高液面レベルよりも上方に位置する開口が形成され、この開口の 周囲部により前記オイルフィルターが支持され、その開口に向かって前記キャッ プから突出部が下向きに突出され、その突出部の下面により仕切り部材の開口が 覆われている点にある。
【0006】
【作用】
本考案の構成によれば、給油口から給油されたオイルは、仕切り部材の開口の 周囲部によって支持されたオイルフィルターによりろ過されてタンク本体の内部 に貯留される。このタンク本体に貯留されたオイルは、そのオイル面が波打つこ とでオイルフィルターを突き抜けて仕切り部材の開口から上方に向かおうとする が、その開口はキャップから下向きに突出する突出部の下面に覆われているので 、その突出部の下面によりオイルは跳ね返される。
【0007】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。
【0008】 図1に示す第1実施例に係るオイルタンク1は例えば油圧パワーステアリング 装置の油圧回路中に設けられるものであって、オイルを貯留する合成樹脂製のタ ンク本体2と、このタンク本体2にオイルを流入するための流入口3を形成する 流入パイプ7と、そのタンク本体2からオイルを流出するための流出口4を形成 する流出パイプ9と、このタンク本体2の上部に形成される給油口5と、この給 油口を開閉するキャップ6とを備えている。そのタンク本体2は上部材2aと下 部材2bとを例えばバイブレーション溶接により連結することで形成されている 。その流入パイプ7には円筒状のオイルフィルター8が取り付けられ、流入口3 から流入するオイルはろ過されてからタンク本体2の内部に至る。その流出パイ プ9はタンク本体2の底面に取り付けられている。そのキャップ6は外周部材6 aと内周部材6bとを連結することで形成されている。また、外周部6aと内周 部6bの間には板バネ11が取り付けられ、この板バネ11は給油口5を囲む内 向フランジ12に形成された切欠12aを介しタンク本体2内に挿入される。こ のタンク本体2内への挿入後にキャップ6を回転させることで、板バネ11とキ ャップ6とにより内向フランジ12が挟まれ、これによりキャップ6が固定され る。なお、キャップ6と内向フランジ12との間にはシールリング21が介在す る。また、キャップ6にはタンク本体2の内部と外部を連通する空気抜き通路1 3が形成されている。
【0009】 そして、タンク本体2の内部を上下に仕切る仕切部材15が設けられている。 この仕切部材15は、前記タンク本体2の上部材2aと一体的に形成される周壁 16と、この周壁16の下端面に例えばバイブレーション溶接により連結される 円板状の合成樹脂製支持枠17とで構成されている。
【0010】 図2にも示すように、その支持枠17の中央部にタンク本体2に貯留されるオ イルの最高液面レベル14よりも上方に位置する開口18が形成され、この開口 18の周囲部17′により、給油口5と流出口4との間に介在するオイルフィル ター19が支持されている。このオイルフィルター19は合成樹脂製のメッシュ により構成されている。本実施例では支持枠17は上枠17aと下枠17bとを 溶接することで形成され、この上枠17aと下枠17bとでオイルフィルター1 9を挟み込むことで開口18の周囲部17′によりオイルフィルター19は支持 された状態となる。
【0011】 なお、タンク本体2に貯留されるオイルの最高液面レベル14は例えばタンク 本体2の外周面に液面レベルを表すマーク25を形成することで規定する。
【0012】 その支持枠17の開口18に向かって前記キャップ6の内周部材6bから下向 きに突出部20が一体的に突出されている。その突出部20の下面20aにより 支持枠17の開口18が覆われている。本実施例では、開口18と突出部20の 下面とは平面視で同心円とされ、その面積は突出部20の下面20aの方が開口 18の面積よりも大きくされ、また、その突出部20の下面20aと支持枠17 との間隔δは微小とされる。
【0013】 上記構成によれば、タンク本体2に貯留されたオイルの液面14が波立つこと でオイルがオイルフィルター19を突き抜けても、その突き抜けたオイルは突出 部20の下面20aに跳ね返され、給油口5とキャップ6との接合部に至ること はなく、タンク本体2からオイルが漏洩するのを防止することができる。
【0014】 図3は本考案の第2実施例を示す。本第2実施例のオイルフィルター19は、 円筒状の合成樹脂製メッシュにより形成されるフィルター本体24を、外枠25 と内枠26とにより挟み込むことで構成されている。その外枠25の上端に形成 されたフランジ部25aが、仕切り部材15を構成する支持枠17の開口18の 周囲部17′に載置され、これによりオイルフィルター19は支持されている。 そのフランジ25aは突出部20の下面20aと支持枠17の上面との間に挟み 込まれている。また、支持枠17には空気抜きの開口35が形成され、支持枠の 上面には周壁36が一体的に形成され、この周壁36の上端とタンク本体2との 間が空気抜き通路37とされている。また、突出部20にはオイルゲージ30が 一体成形されている。他は第1実施例と同様で同一符号で示す。この第2実施例 によっても、タンク本体2に貯留されたオイルの液面が波打ってもタンク本体2 からオイルが漏洩するのを防止できる。
【0015】 なお本考案は上記実施例に限定されない。例えば開口18の形状や突出部20 の下面20aの平面視形状を円形以外にしてもよい。また、第1実施例において 突出部20の下面20aを支持枠17の上面に当接するようにしてもよい。
【0016】
【考案の効果】
本考案によるオイルタンクによれば、タンク本体に貯留されたオイルの液面が 波打っても、オイルがタンク本体から漏洩するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例に係るオイルタンクの断面
【図2】本考案の第1実施例に係るオイルフィルターの
底面図
【図3】本考案の第2実施例に係るオイルタンクの断面
【図4】従来例に係るオイルタンクの断面図
【符号の説明】
1 オイルタンク 2 タンク本体 4 流出口 5 給油口 6 キャップ 14 最高液面レベル 15 仕切り部材 18 開口 19 オイルフィルター 20 突出部 20a 突出部下面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 新井 大和 大阪府大阪市中央区南船場三丁目5番8号 光洋精工株式会社内 (72)考案者 椎名 晶彦 大阪府大阪市中央区南船場三丁目5番8号 光洋精工株式会社内 (72)考案者 藤岡 誠二 大阪府大阪市中央区南船場三丁目5番8号 光洋精工株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オイルを貯留するタンク本体と、このタ
    ンク本体の上部に形成される給油口のキャップと、その
    給油口とオイルの流出口との間に介在するオイルフィル
    ターとを備えるオイルタンクにおいて、タンク本体の内
    部を上下に仕切る仕切り部材が設けられ、この仕切り部
    材にタンク本体に貯留されるオイルの最高液面レベルよ
    りも上方に位置する開口が形成され、この開口の周囲部
    により前記オイルフィルターが支持され、その開口に向
    かって前記キャップから突出部が下向きに突出され、そ
    の突出部の下面により仕切り部材の開口が覆われている
    ことを特徴とするオイルタンク。
JP1991078840U 1991-09-02 1991-09-02 オイルタンク Expired - Lifetime JP2541502Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1991078840U JP2541502Y2 (ja) 1991-09-02 1991-09-02 オイルタンク

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JP1991078840U JP2541502Y2 (ja) 1991-09-02 1991-09-02 オイルタンク

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JPH0522802U true JPH0522802U (ja) 1993-03-26
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006064092A (ja) * 2004-08-27 2006-03-09 Kayaba Ind Co Ltd オイルタンク

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5921102U (ja) * 1982-07-30 1984-02-08 株式会社クボタ 車両用オイルタンクの構造
JPS6127757U (ja) * 1984-07-25 1986-02-19 アイシン精機株式会社 液リザ−バ

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JP2541502Y2 (ja) 1997-07-16

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