JPH05227741A - 電源回路 - Google Patents

電源回路

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JPH05227741A
JPH05227741A JP2786192A JP2786192A JPH05227741A JP H05227741 A JPH05227741 A JP H05227741A JP 2786192 A JP2786192 A JP 2786192A JP 2786192 A JP2786192 A JP 2786192A JP H05227741 A JPH05227741 A JP H05227741A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
transistor
output
terminal
resistor
Prior art date
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Pending
Application number
JP2786192A
Other languages
English (en)
Inventor
Akifumi Shimizu
昌文 清水
Fumiyuki Niwa
史幸 丹羽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
Original Assignee
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd, Kansai Nippon Electric Co Ltd filed Critical Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2786192A priority Critical patent/JPH05227741A/ja
Publication of JPH05227741A publication Critical patent/JPH05227741A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 負荷短絡時にドライブ回路をオフすることに
よって、パワートランジスタに流れる電流を零とする。 【構成】 抵抗R11,R12の直列回路と、その両抵抗の
接続点がベースに接続されているトランジスタQ12とか
らなる出力電圧検知回路Fと、その出力電圧検知回路F
の動作によってドライブ回路C2 の電源ラインをオン,
オフする。抵抗R13およびトランジスタQ13とからなる
スイッチ回路Gとを具備して構成される。 【効果】 パワートランジスタQ1 のサイズが縮小で
き、外部接続機器への悪影響もなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は負荷ショート時に出力電
流を零とする保護回路を内蔵した電源回路に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般にトランジスタは、そのコレクタ・
エミッタ間電圧VCEと、コレクタ電流IC で決まるSO
A(Safety Operation Area =安全動作領域)内で使用
されるものであり、電源回路においてもパワートランジ
スタが破壊しないよう、入出力間電圧差VDIF と出力電
流IO とによって動作する保護回路が内蔵されている。
すなわち、ここでVDIF がVCE,IO がIC に相当す
る。
【0003】上記保護回路の一具体例を図2に示す回路
図を参照して次に説明すると、図においてVINは入力端
子、VO は出力端子、GNDは接地端子、Q1 はPNP
型パワートランジスタ、Q2 ,Q3 はPNP型保護回路
用トランジスタ、Q4 ,Q5はNPN型保護回路用トラ
ンジスタ、Q6 はオフドライバ用トランジスタ、R1は
過電流検出用抵抗、R2 は過電圧保護用抵抗、R3 ,R
4 ,R5 ,R6 は保護回路用抵抗、D1 は過電圧検出用
ツェナダイオード、D2 は過電圧検出用ダイオード、A
は差動増幅器、R8 ,R9 は帰還抵抗、C1 は基準電圧
回路、C2 はドライブ回路である。
【0004】パワートランジスタQ1 のエミッタには、
入力端子VINとの間に抵抗R1 が接続され、また抵抗R
3 がトランジスタQ3 のエミッタとツェナダイオードD
1 のカソードの共通点の間に接続される。ツェナダイオ
ードD1 のアノードは抵抗R2 を介してダイオードD2
のアノードに接続され、ダイオードD2 のカソードは出
力端子VO に接続される。トランジスタQ3 とQ2 はカ
レントミラー構成となり、トランジスタQ3 のベースと
コレクタは接続され、トランジスタQ2 のベースとトラ
ンジスタQ4 のコレクタに接続される。トランジスタQ
2 のエミッタは、抵抗R4 を介して入力端子VINに接続
され、コレクタは抵抗R7 とトランジスタQ6 のベース
に接続される。トランジスタQ6 のエミッタは接地端子
GNDに,コレクタはドライブ回路C2 の入力と差動増
幅器Aの出力にそれぞれ接続される。トランジスタQ4
のエミッタは、トランジスタQ5 のベースと抵抗R6 を
介して接地端子GNDに接続され、ベースは抵抗R5 と
トランジスタQ5 のコレクタに接続される。トランジス
タQ5 のエミッタは接地端子GNDに接続され、抵抗R
5 の他端は入力端子VINに接続される。差動増幅回路の
入力の1つは、抵抗R8 を介して出力端子VO に接続さ
れるとともに、抵抗R9 を介して接地端子GNDに接続
され、他の入力は基準電圧回路C1 に接続されている。
以上の構成において、パワートランジスタQ1 、基準電
圧回路C1 、ドライブ回路C2 、差動増幅回路A、帰還
抵抗R8 ,R9 を除いた破線内部を保護回路Eと称す
る。
【0005】上記構成において、出力電流IO が増加す
る,すなわちパワートランジスタQ1 のコレクタ電流が
増加すると、抵抗R1 に発生する電圧が増大し、トラン
ジスタQ3 のエミッタ電位を下げ、それに伴いカレント
ミラー構成になっているトランジスタQ2 のエミッタ電
位が下がり、抵抗R4 に流れる電流が増加する。すると
抵抗R7 に発生する電圧が増大し、それがトランジスタ
Q6 のベース・エミッタ間電圧を越えるとトランジスタ
Q6 がオンし、ドライブ電流が遮断されて出力電流が流
れなくなる。しかし出力電流が流れなくなると、今まで
とは逆の動作となり、出力電流が流れる。この2つの動
作のバランスによって結果的に出力電流はある一定値と
なる。この値は、入力電圧が高くなれば抵抗R5 に流れ
る電流が増加し、それに伴ってトランジスタQ3 のコレ
クタ電流が増大し、入力電圧が低いときよりもより少な
い出力電流がトランジスタQ6 が動作するようになる。
【0006】また、さらに入力電圧が高くなり、過電圧
検知回路を構成しているツェナダイオードD1 のツェナ
電圧、ダイオードD2 の順方向電圧、これらダイオード
D1,D2 がオンした時に流れる電流によって抵抗R2
に発生する電圧、これらの合計以上の電圧がツェナダイ
オードD1 のカソードとダイオードD2 のカソード間に
印加されると、D1 ,R2 ,D2 に電流が流れ、抵抗R
1 ,R3 に発生する電圧が増加し、先に述べた同じ動作
によって出力が遮断される。
【0007】以上の動作によってパワートランジスタが
SOAを越えないように出力電流,入力電圧に制限をか
けている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の図2
に示す保護回路Eでは、負荷短絡時においてもパワート
ランジスタQ1 にある一定電流が流れつづける。それに
よるパワートランジスタQ1 の破壊を防ぐため、必要以
上のSOAを確保するためパワートランジスタQ1 が大
きくなっていた。さらに外部に接続されている機器にも
悪影響が生じるということで、負荷短絡時の出力電流を
零とすることが要求されていた。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は出力,接地端子
間に出力電圧検知回路を接続し、それによってパワート
ランジスタのドライブ電流を遮断するスイッチ回路を具
備したことを特徴とする。
【0010】
【作用】上記技術的手段によると、出力端子電圧がある
一定電圧以下,たとえば負荷短絡となった場合、その電
圧を検知し、ドライブ電流遮断用スイッチ回路を動作さ
せ、パワートランジスタを遮断する。
【0011】
【実施例】本発明の実施例を図1に示す回路図を参照し
て説明する。VINは入力端子、VO は出力端子、GND
は接地端子、Q1 はPNP型パワートランジスタ、Aは
差動増幅器、R8 ,R9 は帰還抵抗、C1 は基準電圧回
路、C2 はドライブ回路、Eは従来の技術で説明した図
2の破線内の回路ブロックである保護回路であり、以上
は図2の従来回路と同様である。Q12は出力電圧検出用
NPNトランジスタ、Q13はドライブ電流遮断用スイッ
チのPNPトランジスタ、REはダイオードD11および
抵抗R14の直列接続からなるリセット回路、R11,R12
は出力電圧検出用抵抗、R13は抵抗である。
【0012】上記パワートランジスタQ1 のエミッタは
保護回路Eに,コレクタは出力端子VO に,ベースはド
ライブ回路C2 に接続される。抵抗R11,R12の直列回
路は出力端子VO と接地端子GNDに接続され、その接
続点はトランジスタQ12のベースに接続される。トラン
ジスタQ12のエミッタは接地端子GNDに接続される。
この抵抗R11,R12とトランジスタQ12で構成された回
路を出力電圧検知回路Fとする。トランジスタQ12のコ
レクタはトランジスタQ13のベースに接続され、さらに
抵抗R13を介して入力端子VINに接続される。この抵抗
R13とトランジスタQ13で構成された回路がドライブ電
流遮断用スイッチ回路Gである。トランジスタQ13のエ
ミッタは入力端子VINに,コレクタはドライブ回路C2
に接続され、通常はドライブ回路C2 に給電している。
差動増幅回路Aの一方の入力端子は基準電圧回路C1 に
接続され、もう一方の入力端子は帰還抵抗R8 ,R9 の
接続点に接続され、抵抗R8 の他端は出力端子VO に,
抵抗R9 の他端は接地端子GNDに接続される。ダイオ
ードD11のアノードは抵抗R14を介して差動増幅回路A
の一方の端子および基準電圧回路C1 に、カソードは抵
抗R11,R12の接続点に接続される。保護回路Eは入力
端子VINと接地端子GND間に挿入され、出力が差動増
幅回路Aの出力端子とドライブ回路C2 の入力端子との
接続点に接続される。
【0013】上記構成において、トランジスタQ12のベ
ースには出力電圧の抵抗R11,R12の値の比で決定され
る割合の電圧が印加される。通常時はトランジスタQ12
のベースにトランジスタQ12のカットオフ電圧以上の電
圧が印加され、トランジスタQ12がオンし、そのコレク
タ電流によって抵抗R13にトランジスタQ13がオンする
電圧が発生し、オンしたトランジスタQ13によってドラ
イブ回路C2 に電流が印加され、出力電圧が出力され
る。
【0014】出力端子VO が負荷短絡などのなんらかの
不具合で出力電圧が低下しある一定電圧以上になると、
トランジスタQ12がカットオフし、それと同時にトラン
ジスタQ13もカットオフする。そうすると、ドライブ回
路C2 への電源が遮断され、パワートランジスタQ1 が
オフとなる。
【0015】電源回路の起動時や、上記の負荷短絡が解
除された時などは、基準電圧回路C1 からダイオードD
11および抵抗R14よりなるリセット回路REを通して電
流が供給され、トランジスタQ12がオンし、出力電圧が
出力される。
【0016】なお、保護回路Eの動作は、従来の技術で
の説明と同じであり、ここでは省略する。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、負荷短絡時において
は、ドライブ回路が遮断されることによって、パワート
ランジスタに流れる電流が零となり、必要以上のSOA
の確保が不要となり、パワートランジスタのサイズが縮
小でき、さらに他に接続されている機器への悪影響もな
くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる一実施例の保護回路を含む電
流の回路図
【図2】 従来の保護回路の一具体例を含む電源の要部
回路図
【符号の説明】
VIN 入力端子 VO 出力端子 GND 接地端子 Q1 パワートランジスタ A 差動増幅回路 C1 基準電圧回路 C2 ドライブ回路 E 保護回路 F 出力電圧検知回路 G スイッチ回路 RE リセット回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】負荷短絡時に、出力端子と接地端子間に接
    続した出力電圧検知回路によって、パワートランジスタ
    のドライブ電流を遮断するスイッチ回路を有することを
    特徴とする電源回路。
  2. 【請求項2】入力端子と、出力端子と、接地端子と、前
    記入力端子と出力端子間に接続されたパワートランジス
    タと、基準電圧回路と、この基準電圧回路の基準電圧を
    出力端子の出力電圧と比較する差動増幅回路と、この差
    動増幅回路の出力が与えられ前記パワートランジスタを
    ドライブするドライブ回路と、前記出力端子と接地端子
    間に接続された出力電圧検知回路と、前記入力端子とド
    ライブ回路との間に接続されたスイッチ回路とを有する
    電源回路。
  3. 【請求項3】前記差動増幅回路の一方の入力端子と基準
    電圧回路の接続点と、前記出力電圧検知回路との間に、
    電源回路の起動時や負荷短絡の解除時に出力電圧検知回
    路をリセットするリセット回路を有する請求項2記載の
    電源回路。
JP2786192A 1992-02-14 1992-02-14 電源回路 Pending JPH05227741A (ja)

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