JPH05227366A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH05227366A
JPH05227366A JP4028447A JP2844792A JPH05227366A JP H05227366 A JPH05227366 A JP H05227366A JP 4028447 A JP4028447 A JP 4028447A JP 2844792 A JP2844792 A JP 2844792A JP H05227366 A JPH05227366 A JP H05227366A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
base
image
linear image
linear
Prior art date
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Pending
Application number
JP4028447A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Nakatsuka
理之 中塚
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP4028447A priority Critical patent/JPH05227366A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 環境温度の変化による読取画像のずれを防止
する。 【構成】 ベース12上に複数のリニアイメージセンサ
11a、11b、11cを千鳥状に配置、固定した画像
読取装置において、ベース12に温度センサ21と冷却
装置22または加熱装置を設け、温度制御装置23によ
って、温度センサ21の出力に基づいて冷却装置22ま
たは加熱装置の出力を制御して、ベース12の温度を略
一定に保つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数個のイメージセン
サを千鳥状に配置した画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】原稿の画像を読み取る画像読取装置に
は、特開昭58−56571号公報に示されるようにリ
ニアイメージセンサを用いたものがあるが、広い幅の原
稿を読み取る場合には、1つのリニアイメージセンサの
みでは読み取ることができないため、複数のリニアイメ
ージセンサを千鳥状に配置した画像読取装置がある。リ
ニアイメージセンサを千鳥状に配置するのは、リニアイ
メージセンサのパッケージは読取領域よりも大きいた
め、各リニアイメージセンサを一直線上に配置すると、
各リニアイメージセンサの読取領域間に隙間が生じ、画
像を切れ目なく読み取ることができないためである。
【0003】図5および図6は従来の画像読取装置の一
例を示し、図5はリニアイメージセンサ部分の平面図、
図6は画像読取装置の側面図である。この画像読取装置
では、図5に示すように、ベース12上に3つのリニア
イメージセンサ11a、11b、11cが千鳥状に配置
され取り付けられている。各リニアイメージセンサ11
a、11b、11cは読取領域(受光画素列)10を有
している。
【0004】図6に示すように、各リニアイメージセン
サ11a、11b、11cは、ベース12に対して板ば
ね13または接着によって直接取り付けられている。ま
た、各リニアイメージセンサ11a、11b、11cの
上方には、プラテンガラス14が設けられ、このプラテ
ンガラス14上にプラテンローラ15が設けられてい
る。そして、このプラテンローラ15によって、プラテ
ンガラス14上で原稿16を、リニアイメージセンサ1
1a、11b、11cの配列方向に直交する方向に移動
させるようになっている。また、プラテンガラス14と
各リニアイメージセンサ11a、11b、11cの間に
は、それぞれ原稿像をリニアイメージセンサ11a、1
1b、11c上に結像させるレンズ17が設けられてい
る。このレンブ17は、例えばセルフォックレンズを束
ねたもので構成されている。また、レンズ17の側方に
は、原稿を照明する光源18が設けられている。
【0005】この画像形成装置では、プラテンローラ1
5によって原稿16を移動させながら、原稿像をリニア
イメージセンサ11a、11b、11cによって読み取
っていくが、リニアイメージセンサ11a、11cは原
稿16の同一ラインを読み取り、リニアイメージセンサ
11bはこれとは異なるラインを読み取る。各リニアイ
メージセンサ11a、11b、11cによって読み取ら
れた画像は順次画像メモリに格納され、1枚の原稿像が
形成される。
【0006】図5および図6に示す画像読取装置は、同
一平面上に各リニアイメージセンサ11a、11b、1
1cを配置したものであるが、図7に示すように、ベー
ス12上面におけるリニアイメージセンサ11a、11
cの取付面とリニアイメージセンサ11bの取付面とを
それぞれ内側に傾け、各リニアイメージセンサ11a、
11b、11cの法線がプラテンガラス14上の同一ラ
インを通るように各リニアイメージセンサ11a、11
b、11cを配置し、また、各リニアイメージセンサ1
1a、11b、11cの法線上にレンズ17を配置した
画像読取装置もある。この画像読取装置では、3つのリ
ニアイメージセンサ11a、11b、11cによって同
時に原稿16の同一ラインを読み取ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
リニアイメージセンサ11a、11b、11cを千鳥状
に配置した画像読取装置では、原稿16の画像を切れ目
なく読み取るために、図5に示すように、リニアイメー
ジセンサ11a、11b間の各読取領域10の端部、お
よびリニアイメージセンサ11b、11c間の各読取領
域10の端部は、一致しているか重なり合っている必要
がある。さらにその位置関係は、振動や環境温度の変化
によって変動してはならない。もし、位置関係が変動し
た場合には、読み取った画像のずれを生じることとな
る。
【0008】ところが、従来の画像読取装置では、各リ
ニアイメージセンサ11a、11b、11cは、ベース
12に対して板ばね13または接着によって直接取り付
けられ、環境温度変化によるリニアイメージセンサの位
置の変動に対しては特別な配慮はされていなかった。そ
のため、従来は、環境温度が変化すると、ベース12が
その材質の線膨張係数の大小に従って伸縮し、リニアイ
メージセンサ11a、11b間、およびリニアイメージ
センサ11b、11c間の画素列の位置関係が変動し、
読み取った画像のずれを生じるという問題点があった。
【0009】そこで本発明の目的は、環境温度の変化に
よる読取画像のずれを防止した画像読取装置を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の画像読取装置
は、原稿を照明する照明手段と、ベースと、このベース
上に千鳥状に配置されて固定された複数のイメージセン
サと、照明手段によって照明された原稿の像を各イメー
ジセンサ上に結像する結像手段と、少なくともベースの
温度を略一定に保つ温度制御手段とを備えたものであ
る。
【0011】この画像読取装置では、温度制御手段によ
って少なくともベースの温度が略一定に保たれ、これに
より環境温度の変化によるベースの変形が防止され、各
イメージセンサ間の位置関係の変動が防止される。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1ないし図3は本発明の第1実施例に係
るものである。
【0013】図1は画像読取装置の概略の構成を示す説
明図、図2は画像読取装置の主要部の斜視図である。こ
れらの図に示すように、画像読取装置は、ベース12
と、このベース12上に千鳥状に配置され固定された3
つのリニアイメージセンサ11a、11b、11cを有
している。図1に示すように、各リニアイメージセンサ
11a、11b、11cは読取領域10を有している。
【0014】また、図6に示すように、各リニアイメー
ジセンサ11a、11b、11cの上方には、プラテン
ガラス14が設けられ、このプラテンガラス14上にプ
ラテンローラ15が設けられている。また、プラテンガ
ラス14と各リニアイメージセンサ11a、11b、1
1cの間には、それぞれ原稿像をリニアイメージセンサ
11a、11b、11c上に結像させるレンズ17が設
けられている。また、レンズ17の側方には、原稿を照
明する光源18が設けられている。
【0015】本実施例では、ベース12には、サーミス
タ等の温度センサ21と、電子冷却素子等からなる冷却
装置22が取り付けられている。図2に示すように、温
度センサ21は例えばベース12の上面に取り付けら
れ、冷却装置22は例えばベース12の下面の略全体に
接触するように取り付けられている。また、本実施例で
は、温度センサ21と冷却装置22に接続された温度制
御装置23が設けられている。この温度制御装置23は
温度センサ21の出力に基づいて、ベース12の温度を
常温より低い所定の温度で略一定に保つように冷却装置
22の出力を制御するようになっている。この温度制御
装置23としては、公知の種々の温度制御装置が使用可
能である。温度を略一定に保つ方式としては、例えば、
温度センサ21の検出温度が所定の温度以上のときに冷
却装置22を動作させ、所定の温度未満のときに冷却装
置22の動作を停止させる方式でも良いし、温度センサ
21の検出温度と所定の設定温度との偏差に応じて冷却
装置22の出力を調整する方式でも良い。
【0016】図3は本実施例の画像形成装置を含むシス
テムの概略構成を示すブロック図である。本実施例の画
像形成装置31は、リニアイメージセンサ11a、11
b、11cと、各リニアイメージセンサを駆動すると共
に各リニアイメージセンサの出力信号に対してサンプリ
ング、増幅、補正等の信号処理を行う信号処理回路34
とを有している。この信号処理回路34の出力信号は、
ディジタル信号に変換されて、画像処理装置32の画像
メモリ35に記憶され、この画像メモリ35によって1
枚の原稿に対応するの読取画像データが格納されるよう
になっている。そして、この画像メモリ35に格納され
た読取画像データは、必要に応じて画像処理回路36に
よって画像処理が施された後、読取画像のプリントや表
示を行う出力装置33に出力されるようになっている。
【0017】以上のように構成された本実施例では、温
度センサ21によってベース12の温度を検出し、この
ベース12の温度が常温より低い所定の温度で略一定に
なるように、温度制御装置23によって冷却装置22の
出力を制御する。これにより、ベース12の温度が略一
定に保たれ、環境温度が変化してもベース12が変形す
ることがなくなる。従って、各リニアイメージセンサ1
1a、11b、11c間の位置関係の変動が防止され、
読取画像にずれが生じることが防止される。
【0018】また、ベース12の温度を常温より低い温
度に設定することにより、冷却装置22のみで、環境温
度の変化の影響を受けることなく、ベース12の温度を
略一定に保つことができる。
【0019】また、ベース12を常温より低い温度に保
つことにより、リニアイメージセンサ11a、11b、
11cの温度も常温より低い温度に保たれるので、ノイ
ズの原因となる暗電流を抑制でき、また暗電流を略一定
にすることができ、画質の向上にも寄与する。
【0020】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。本実施例は、第1実施例における冷却装置22の代
わりに加熱装置を設けたものであり、その他の構成は第
1実施例と同様である。本実施例では、温度制御装置2
3は温度センサ21の出力に基づいて、ベース12の温
度を常温より高い所定の温度で略一定に保つように加熱
装置22の出力を制御するようになっている。
【0021】本実施例によれば、ベース12の温度が略
一定に保たれ、第1実施例と同様に、読取画像にずれが
生じることが防止される。
【0022】また、ベース12の温度を常温より高い温
度に設定することにより、加熱装置のみで、環境温度の
変化の影響を受けることなく、ベース12の温度を略一
定に保つことができる。
【0023】なお、上記第1および第2実施例では、同
一平面上にリニアイメージセンサ11a、11b、11
cを配置した例を示したが、図7に示すように、リニア
イメージセンサを傾けて配置した装置にも適用できるこ
とは言うまでもない。
【0024】図4は本発明の第3実施例の画像読取装置
の要部を示す説明図である。本実施例の画像読取装置
は、図7に示すものと同様に、ベース12上面における
リニアイメージセンサ11a、11cの取付面とリニア
イメージセンサ11bの取付面とをそれぞれ内側に傾
け、各リニアイメージセンサ11a、11b、11cの
法線がプラテンガラス14上の同一ラインを通るように
各リニアイメージセンサ11a、11b、11cを配置
したものである。
【0025】本実施例では、ベース12の上面には温度
センサ21が取り付けられ、ベース12の下面には冷却
装置41と加熱装置42の双方が取り付けられている。
そして、温度センサ21、冷却装置41および加熱装置
42に接続された温度制御装置23は、温度センサ21
の出力に基づいて、ベース12の温度を所定の温度で略
一定に保つように冷却装置41および加熱装置42の出
力を制御するようになっている。
【0026】その他の構成は図7に示すものと同様であ
る。
【0027】本実施例では、温度センサ21によってベ
ース12の温度を検出し、このベース12の温度が所定
の温度で略一定になるように、温度制御装置23によっ
て冷却装置41および加熱装置42の出力を制御する。
これにより、ベース12の温度が略一定に保たれ、第1
実施例と同様に読取画像にずれが生じることが防止され
る。
【0028】また、本実施例によれば、常温近傍を含む
任意の温度で、環境温度の変化の影響を受けることな
く、ベース12の温度を略一定に保つことができる。
【0029】なお、本実施例において冷却装置41と加
熱装置42の双方を設ける代わりに、電子冷却素子のよ
うに冷却と加熱の両方が可能な装置を設けても良い。ペ
ルチェ効果を利用する場合は、電流の向きを逆にするこ
とで冷却と加熱とを切り換えることができる。
【0030】また、本実施例は、第1または第2実施例
と同様に、同一平面上に各リニアイメージセンサ11
a、11b、11cを配置した装置にも適用できること
は言うまでもない。
【0031】なお、本発明は上記各実施例に限定され
ず、例えば加熱装置や冷却装置はベース12に直接接触
していなくても良い。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、温
度制御手段によって少なくともベースの温度を略一定に
保ち、環境温度の変化によるベースの変形を防止するこ
とができるので、各イメージセンサ間の位置関係の変動
を防止し、環境温度の変化による読取画像のずれを防止
することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の画像読取装置の概略の構
成を示す説明図である。
【図2】 一実施例の画像読取装置の主要部の斜視図で
ある。
【図3】 一実施例の画像形成装置を含むシステムの概
略構成を示すブロック図である。
【図4】 本発明の第3実施例の画像読取装置の要部を
示す説明図である。
【図5】 従来の画像読取装置のリニアイメージセンサ
部分の平面図である。
【図6】 従来の画像読取装置の側面図である。
【図7】 従来の他の画像読取装置の側面図である。
【符号の説明】
11a、11b、11c…リニアイメージセンサ、12
…ベース、21…温度センサ、22…冷却装置、23…
温度制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を照明する照明手段と、 ベースと、 このベース上に千鳥状に配置されて固定された複数のイ
    メージセンサと、 前記照明手段によって照明された原稿の像を前記各イメ
    ージセンサ上に結像する結像手段と、 少なくとも前記ベースの温度を略一定に保つ温度制御手
    段とを具備することを特徴とする画像読取装置。
JP4028447A 1992-02-14 1992-02-14 画像読取装置 Pending JPH05227366A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4028447A JPH05227366A (ja) 1992-02-14 1992-02-14 画像読取装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4028447A JPH05227366A (ja) 1992-02-14 1992-02-14 画像読取装置

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JPH05227366A true JPH05227366A (ja) 1993-09-03

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ID=12248931

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JP4028447A Pending JPH05227366A (ja) 1992-02-14 1992-02-14 画像読取装置

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JP (1) JPH05227366A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008011230A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Ricoh Co Ltd 光学装置、画像読み取り装置及び画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008011230A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Ricoh Co Ltd 光学装置、画像読み取り装置及び画像形成装置

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