JPH0879456A - 画像読み取り装置 - Google Patents
画像読み取り装置Info
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- JPH0879456A JPH0879456A JP6211193A JP21119394A JPH0879456A JP H0879456 A JPH0879456 A JP H0879456A JP 6211193 A JP6211193 A JP 6211193A JP 21119394 A JP21119394 A JP 21119394A JP H0879456 A JPH0879456 A JP H0879456A
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- line sensor
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Abstract
サの有効読み取り幅を1行として行送りを繰り返して画
像の読み取りを行う方式において、行送りを正確に行
う。 【構成】 ラインセンサの基準位置には白と黒が交互に
配列された基準パターン5が設けられている。そして、
第1行めを読み取る際には、まずその位置での基準パタ
ーン5のパターンを記憶する。いま、第1行目の読み取
りに際して図6のAに示すようなパターンが記憶されて
いるとすると、第2行目の読み取りに際しては、図6の
Bで示すように、前回記憶したパターンの次のパターン
が得られるところまでラインセンサ1をY方向に移動さ
せる。
Description
画像読み取り装置に係り、特に、画素数の少ない短尺の
ラインセンサを用いた画像読み取り装置に関する。
リ装置あるいは画像データファイリングシステム等に使
用されている。そして、原稿の画像を読み取るためのセ
ンサとしては種々の形式のセンサが用いられている。
サがある。これは長尺のラインセンサを用いて、ライン
センサを副走査方向に移動させながら主走査方向に原稿
画像を読み取るものであるが、長尺のラインセンサは高
価であるので、密着型ラインセンサを用いた場合には画
像読み取り装置全体としても高価になるものである。し
かも、大きなサイズの原稿の画像を読み取ろうとすると
ラインセンサの長さを長くしなければならないので、よ
り高価になる傾向がある。
が知られている。これは原稿画像上に順次光を照射し、
そのときの反射光を小さなラインセンサに結像させるこ
とによって画像を読み取るものである。この縮小型のラ
インセンサは密着型のラインセンサより短くすることが
できるので、その分安価となる可能性があるが、原稿を
照射する光学系の走査手段の構成が難しく、しかも解像
度を向上させようとするとラインセンサを長くする必要
があるので、高価になる傾向がある。
構成するために、短尺のラインセンサを用い、このライ
ンセンサの有効読み取り幅を1行として行送りを繰り返
して画像の読み取りを行うことが考えられる。
す図であり、ラインセンサ1はCCD等からなる短尺の
ラインセンサであり、例えばCCDラインセンサの1チ
ップで構成されている。そして、ラインセンサ1の画像
読み取りのための素子は図において点線で示すように図
の縦方向に1列だけ配列されている。
10の端部、例えば図のAで示す位置に位置させ、読み
取りを行いながらX方向に所定の速度で移動させ図のB
で示す位置まで読み取りを行う。これによって、例えば
図8に示すように原稿10の1行分の画像が読み取られ
ることになる。この1行の幅はラインセンサ1の有効読
み取り幅であることは当然である。なお、図8において
実線は画像読み取りを示し、点線は帰線を示す。以下、
同様である。
と、次にラインセンサ1を−X方向に移動させ、且つY
方向に1行分行送りを行って図のCで示す位置から読み
取りを行いながらX方向に移動させてこの行の読み取り
を行う。
返し行うことによって、この原稿10の画像の読み取り
を行うことができる。なお、ラインセンサ1を上述した
ように駆動するための機構は周知である。
め周知の原稿サイズ検知の手法により原稿10のサイズ
を検知し、その検知したサイズに基づいてX方向の移動
範囲及びY方向の行送りの回数を求めておくことは当然
である。
おいてラインセンサ1を移動させるものとしたが、ライ
ンセンサ1と原稿10とは相対的に移動すればよいの
で、ラインセンサ1を固定し、原稿10を移動させるよ
うにしてもよいことは当然である。更に、原稿10は円
筒状のドラムに巻き付け、ラインセンサ1はX方向の移
動を行わせ、Y方向の行送りはドラムを回転させること
によって行うことも可能である。
そのままハードディスク装置や光ディスク装置に記憶す
ることが可能であることは明らかである。また、読み取
った画像データを一旦ページメモリに記憶し、そのペー
ジメモリからラスタスキャンと同様の態様で読み出して
ハードディスク装置や光ディスク装置に記憶することも
可能である。
タに基づいてハードコピーを行うことも可能である。そ
の手法としては、例えば、ラインセンサ1と同じ画素数
を有する印字ヘッドを備えたシリアルプリンタを使用す
れば、読み取った画像データをそのまま当該画像記録装
置に供給することによって当該画像のハードコピーを得
ることができる。また、読み取った画像データを一旦ペ
ージメモリに記憶し、そのページメモリからラスタスキ
ャンと同様の態様で画像データを読み出すようにすれば
ページプリンタでハードコピーを得ることもできる。
取り方式によれば、画素数の少ない短尺のラインセンサ
を用いるので、画像読み取り装置を安価に構成すること
ができる。
ような画像読み取り方式においては、行送りに際しては
図9Aに示すように、行と行との間は隙間なく正確に行
う必要があることは当然である。勿論、ラインセンサ1
の有効読み取り幅は決まっているから、その分だけ行送
りを行えばよいのであるが、単純に行送りの幅を一定値
に固定してしまうと、部品の精度あるいは機械的な組立
精度によっては、図9Bに示すようにある行と次の行と
の間に読み取りが行われない間隙Gが生じてしまった
り、あるいは図9Cに示すように、ある行と次の行とが
重なってしまって二重に読み取りが行われてしまう場合
があるという問題がある。
って、短尺のラインセンサを用い、このラインセンサの
有効読み取り幅を1行として行送りを繰り返して画像の
読み取りを行う画像読み取り装置において、ラインセン
サの行送りを正確に行うことができる画像読み取り装置
を提供することを目的とするものである。
めに、本発明の画像読み取り装置は、原稿を載置する原
稿載置部と、所定の読み取り画素数を有するラインセン
サと、原稿画像の読み取りに際して、ラインセンサと原
稿載置部とを相対的に移動させることによりラインセン
サの幅を1行とした行走査及び行送りを繰り返す駆動手
段と、原稿載置部の端部であって、ラインセンサの基準
位置に対応する位置に設けられた基準パターンと、画像
読み取り時の行送りに際してはラインセンサから出力さ
れる基準パターンの画像データに基づいて次の行の位置
を決定する制御手段とを備えることを特徴とする。
る。この原稿の画像はラインセンサによって読み取られ
るが、その画像読み取りに際して、駆動手段は、ライン
センサと原稿載置部とを相対的に移動させることにより
ラインセンサの幅を1行とした行走査及び行送りを繰り
返す。
センサの基準位置に対応する位置には基準パターンが設
けられており、制御手段はラインセンサの行送りを行う
に際して、ラインセンサから出力される基準パターンの
画像データに基づいて次の行の位置を決定する。
立精度によらず、ラインセンサの行送りを正確に行うこ
とができる。それに加えて、ラインセンサとして短尺の
ラインセンサを用いることができるので、安価に構成す
ることができる。
図1は本発明に係る画像読み取り装置の一実施例を示す
平面図、図2は図1のA−A′における断面図、図3は
電気的ブロック構成を示す図であり、図中、1はライン
センサ、2は筐体、3は原稿載置台、4は回路基板、5
は基準パターン、6は載置位置マーク、7は信号処理回
路、8は制御装置、9は駆動回路、10は原稿、11は
駆動機構、20は画像読み取り装置を示す。
透明な部材からなる原稿載置台3が組み込まれている。
そして、原稿載置台3の一つの頂点部の箇所には載置位
置マーク6が付けられており、原稿10は、下向きにし
て、且つ図1に示すように、その一つの頂点をこの載置
位置マーク6に合わせて載置するようになされている。
インセンサ1、回路基板4、駆動機構11が収納されて
いる。なお、図1、図2においてはプラテンカバーは省
略している。
に構成される。図4においては、レンズ23を保持する
箱体21の内部にCCDセンサ22が収納されており、
レンズ23によって原稿10の画像をCCDセンサ22
に結像するようになされている。ここで、CCDセンサ
22は、短尺のラインセンサであり、例えばCCDセン
サ1チップで形成されている。なお、ここではラインセ
ンサ1の画素数は10画素であるとする。
付されている側に接する筐体2の裏側には基準パターン
5が設けられている。この基準パターン5が設けられて
いる位置はラインセンサ1のX方向の基準位置として設
定されている位置であり、画像読み取りが行われない場
合には、ラインセンサ1は、図2に示すように、基準パ
ターン5に対向する位置に位置されている。
に、白と黒が交互に配列されたパターンを備えている。
その一つ一つのパターンのY方向の長さWは任意である
が、ここではWはラインセンサ1の1行の長さよりも短
くなされているものとする。なお、基準パターン5のパ
ターンは、図5に示すような白と黒が交互に配列された
パターンに限らず、後述するところから明らかなよう
に、ラインセンサ1でこの基準パターン5を読み取った
ときに、ラインセンサ1の出力信号にある程度のレベル
差があるようなパターンであればよいものである。
て、ラインセンサ1を物理的にX方向、Y方向に移動さ
せるものであるが、このような駆動機構は周知であるの
で詳細な説明は省略する。
7、制御装置8及び駆動回路9の回路が搭載されてい
る。信号処理回路7は、ラインセンサ1から出力された
画像信号に対して、シェーディング補正、デジタル化等
の所定の処理を施して外部にデジタル画像データを出力
するものである。なお、信号処理回路7から出力された
画像データは、上述したように記憶装置に記憶させるこ
とも可能であり、またプリンタに供給してハードコピー
を得るようにすることも可能であるが、本発明において
は本質的な事項ではないので、説明は省略する。
あり、信号処理回路7、駆動回路9及び駆動機構11を
制御するものである。この制御装置8の動作については
後述する。
作するためのものである。なお、ラインセンサ1を動作
させるための駆動回路の構成は周知であるので、詳細な
説明は省略する。
について説明したが、次に画像読み取り時の各部の動作
について説明する。
ると制御装置8は、まず原稿サイズ検知を行い、載置さ
れた原稿10のサイズを検知する。なお、原稿サイズ検
知のための手法は種々知られているので、説明は省略す
る。
れて画像読み取りの開始が指示されると、制御装置8
は、駆動回路9に対してラインセンサ1の動作を指示す
る。このとき、制御装置8は信号処理回路7及び駆動機
構11を不動作とする。これによってラインセンサ1か
らは基準パターン5を読み取った信号が出力されるが、
制御装置8はこの信号を取り込み、記憶する。ここで
は、このとき図6のAで示すように基準パターン5の白
のパターン5wを読み取った画素が8画素あり、次の黒
のパターン5bを読み取った画素が2画素あったとす
る。
を行うと、制御装置8は、信号処理回路7を動作させる
と共に、駆動回路9を動作させ、且つ駆動機構11に対
して原稿サイズ検知により検知したX方向サイズまで移
動を指示する。これによって、図7のAで示す位置から
Bで示す位置までの第1行目の読み取りが行われる。
置8は、駆動機構11に対して、ラインセンサ1をY方
向の位置はそのままの状態で基準位置まで戻すことを指
示する。このとき制御装置8は信号処理回路7及び駆動
回路9を不動作とする。
ると、制御装置8は駆動回路9に対して動作を指示する
と共に、駆動機構11に対してY方向への移動を指示す
る。
ターン5を読み取った信号が得られるが、制御装置8は
この信号を取り込み、前回記憶したパターンの次のパタ
ーンが得られるところまでラインセンサ1を移動させ
る。
ンは図6のAに示すようであるので、制御装置8は図6
のBで示すように、黒パターン5bの3画素目の画像か
ら読み取ることができる位置までラインセンサ1をY方
向に移動させ、その位置を次の行の位置と決定するので
ある。また、制御装置8はこのとき得られたパターン、
即ち図6のBで示すようなパターンを記憶する。
数をカウントすることによって行うことができることは
当業者に明かである。
て次の行の位置を決定すると、制御装置8は信号処理回
路7を動作させると共に、駆動回路9を動作させ、且つ
駆動機構11に対して原稿サイズ検知により検知したX
方向サイズまで移動を指示する。これによって第2行目
の読み取りが行われる。
サイズ検知によって得た原稿10のY方向サイズまで繰
り返し行う。これによって原稿10の画像は、行の隙間
もなく、且つ行の重複もなく、図9Aに示すように過不
足なく正確に読み取られることになる。
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく種々
の変形が可能である。例えば、ラインセンサ1としては
モノクロのラインセンサを用いることもでき、カラーの
ラインセンサを用いることもできる。
ラインセンサ1を移動させるものとしたが、ラインセン
サ1と原稿10とは相対的に移動すればよいので、ライ
ンセンサ1を固定し、原稿10を移動させるようにして
もよいことは当然である。更に、原稿10を基準パター
ンを設けた円筒状のドラムに巻き付け、ラインセンサ1
はX方向の移動を行わせ、Y方向の行送りはドラムを回
転させることによって行うようにすることも可能であ
る。
示す平面図である。
ロック構成を示す図である。
サの有効読み取り幅を1行として行送りを繰り返して画
像の読み取りを行う方式を説明するための図である。
の画像読み取りを説明するための図である。
めの図である。
路基板、5…基準パターン、6…載置位置マーク、7…
信号処理回路、8…制御装置、9…駆動回路、10…原
稿、11…駆動機構、20…画像読み取り装置。
Claims (1)
- 【請求項1】原稿を載置する原稿載置部と、 所定の読み取り画素数を有するラインセンサと、 原稿画像の読み取りに際して、ラインセンサと原稿載置
部とを相対的に移動させることによりラインセンサの幅
を1行とした行走査及び行送りを繰り返す駆動手段と、 原稿載置部の端部であって、ラインセンサの基準位置に
対応する位置に設けられた基準パターンと、 画像読み取り時の行送りに際してはラインセンサから出
力される基準パターンの画像データに基づいて次の行の
位置を決定する制御手段とを備えることを特徴とする画
像読み取り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6211193A JPH0879456A (ja) | 1994-09-05 | 1994-09-05 | 画像読み取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6211193A JPH0879456A (ja) | 1994-09-05 | 1994-09-05 | 画像読み取り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0879456A true JPH0879456A (ja) | 1996-03-22 |
Family
ID=16601930
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6211193A Pending JPH0879456A (ja) | 1994-09-05 | 1994-09-05 | 画像読み取り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0879456A (ja) |
-
1994
- 1994-09-05 JP JP6211193A patent/JPH0879456A/ja active Pending
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Legal Events
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