JPH05227073A - マンホールアンテナ装置および情報通信システム - Google Patents
マンホールアンテナ装置および情報通信システムInfo
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- JPH05227073A JPH05227073A JP4028122A JP2812292A JPH05227073A JP H05227073 A JPH05227073 A JP H05227073A JP 4028122 A JP4028122 A JP 4028122A JP 2812292 A JP2812292 A JP 2812292A JP H05227073 A JPH05227073 A JP H05227073A
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Abstract
ステムを構築する。 【構成】 下水道に取付けられたマンホール蓋1の1部
を誘電体4で構成し、その誘電体中にダイポールアンテ
ナ5を設けるとともに上記下水道に通信路としての光フ
ァイバケーブル10を設ける。光ファイバケーブル10
から伝送された光信号は電気・光/光・電気変換装置8
により電気信号に変換され、ハイパワーアンプ7により
増幅された後、ダイポールアンテナ5により道路12の
面上にわたって照射される。また、ダイポールアンテナ
5により受信された電波はローノイズアンプ6で増幅さ
れた後、電気・光/光・電気変換装置8により光信号に
変換され光ファイバケーブル10により伝送される。 【効果】 道路面に近接して電波を照射することができ
るため、通信の品質が向上する。また、道路に沿って通
信路があるため防犯・防災通信等多機能にわたっての通
信が簡便に得られる。
Description
ール蓋を利用したマンホールアンテナ装置および情報通
信システムに関するものである。
動車電話では、基地局を介して移動局間および移動局と
宅内間との通信を行っている。通信を行う上での最大の
技術的課題は、自動車の走行に伴って変動する電波伝搬
特性であり、これを克服して、高品質かつ高信頼度の通
信を行うために地域をいくつかのゾーンに分割してい
る。
示す。24は基地局、25は基地局用のビームチルトア
ンテナ、26は移動局、27は移動局用アンテナ、28
は無線ゾーン、29は電波である。都市内における通信
では高層ビル群が立ちならび、このため、基地局24は
見通しの良い場所を選ぶ必要があり、高層ビルの屋上や
鉄塔上に基地局用ビームチルトアンテナ25を設置し、
ビームを下方向にチルトさせることにより、無線ゾーン
28を効率よく照射している。
テム構成では、基地局24の基地局用ビームチルトアン
テナ25を見通しのきく場所に設置する必要があり、特
に高層ビル群の立ちならぶ都市内ではこのような場所を
選定する箇所はほとんどなく、鉄塔の建設も都市の美観
を損ねるため非常に困難である。また、ビルの反射やフ
ェージング等により電波29の伝搬特性を劣化させると
いう問題点があった。
るためになされたものであり、基地局の選定を容易にす
るような通信路とこのシステムに適したアンテナ装置を
提供するものである。また、このシステムによって、多
機能な情報通信システムを得ることを目的とする。
ルアンテナ装置は、通信路に下水道を使用し、この下水
道に光りファイバケーブルを敷設し、かつ下水道の要所
にあるマンホール蓋に送受信アンテナを設けたものであ
る。
マンホールアンテナ装置を所定の間隔で複数設けるとと
もに、複数個のマンホールアンテナ装置を互いに結合
し、移動局間や移動局と宅内間等との情報通信を行うも
のである。
水道を使用し、数百m間隔にあるマンホール蓋を基地局
として使用するため、基地局の場所選定に困難をきたす
必要もなく、また基地用アンテナと移動局アンテナとの
近接通信のため、高品質・高信頼性の情報通信システム
を実現できる。
ついて説明する。図1はこの発明の実施例1を示すマン
ホールアンテナ装置を示す図であり、図1(a)は上か
ら見た図、(b)は横断面図である。図1において、1
はマンホール蓋、2はマンホール、3は下水道、4はマ
ンホール蓋の1部である誘電体、5は誘電体4に埋め込
まれたダイポールアンテナ、6はローノイズアンプ、7
はハイパワーアンプ、8は電気・光/光・電気変換装
置、9は接続ケーブル、10は下水道3内に敷設された
光ファイバケーブルである。
と道路との関係を示す図であり、図2において、11は
ダイポールアンテナの放射パターン、12はマンホール
蓋1を有する道路である。
10から送られてきた光信号は電気・光/光・電気変換
装置8により、電気信号に変換され、ハイパワーアンプ
7により増幅され、ダイポールアンテナ5により道路1
2の面上全体にわたって効率よく照射される。逆に、ダ
イポールアンテナ5により受信された電波29はローノ
イズアンプ6により増幅され、電気・光/光・電気変換
装置8により光に変換され、光ファイバケーブル10に
より伝送される。
図について説明する。図3はこの発明の実施例2を示す
マンホールアンテナ装置の構成図であり、図3(a)は
上から見た図、(b)は横断面図である。図において、
1、2、3、4、6、7、8、9、10は図1に示した
ものと同じものであり、13はキャパシタアンテナであ
る。
と道路との関係を示す図であり、図において、14はキ
ャパシタアンテナ13の放射パターンである。
4から明らかなように道路12の面上全体にわたって効
率よく電波を照射する。また、キャパシタアンテナ13
はダイポールアンテナ5に比較し、高さを低くできると
いう利点を有している。
すマンホールアンテナ装置の構成図であり、図5におい
て、1、2、3、4、6、7、8、9、10は図1、図
3と同じものであり、15はマンホール蓋1に設けられ
たキャパシタアレーアンテナである。
ターンと道路との関係を示す図であり、図6において、
16はキャパシタアレーアンテナ15の放射パターンで
ある。
の前後方向に2素子、その直交する方向に3素子の計6
素子であり、放射パターン17にみる通り、利得をあ
げ、ビームを鋭くすることにより道路12の面上に沿っ
て前後方向に遠方まで効率よく電波を照射することがで
きる。
使用例を実施例にもとづいて説明する。図7はマンホー
ルアンテナ装置を用いた情報通信システムを示す図であ
る。図中17は管路内光ファイバケーブルを含むマンホ
ールアンテナ装置、18はメディア中央センタでマンホ
ール通信用交換局、19はメディア中央センタ18に設
置された衛星通信用アンテナ、20は光ファイバケーブ
ルとの間で再生中継を行うメディア中継センタ、21は
通信信号諸元の修復中継を行う中継所である。
マンホール中およびマンホール蓋に水位・冠水・温度・
排ガス等を検知するセンサ22が取り付けられており、
又、所定の間隔をおいて中継器23が付加されており、
中継・再生を繰り返している。マンホールアンテナ装置
17を用いた図7に示す情報通信システムには、上述し
たような諸設備を用いることにより100〜200MH
z程度の管路内工事連絡用としての簡易無線通信、FA
X、電話、静止画等の車載形マルチメディア通信、各所
にサービスを提供する防犯・防災通信、福祉連絡通信及
びCATV(Cable television)、下
水道の水位、温度、冠水および排ガス等を検知する遠隔
計測、管理を目的とした車運行管理用通信や路上パーキ
ングメータ管理用通信、公衆的なサービスを提供するバ
ーコード形POS端末通信、インテリジェント掲示板通
信、移動体通信および衛星通信等に幅広く応用すること
ができる。
として下水道を採用しているため、都市の美観を損ねる
こともなく、また、マンホールアンテナによって道路の
表面に近接して電波を照射することができるため、ビル
の反射やフェージング等による性能劣化がない。さら
に、道路に沿って通信路があるため、ビル間における防
犯・防災通信や路上パーキングメータ管理用通信等多機
能にわたっての通信が簡便に得られるという効果があ
る。
装置の構成図である。
関係を示す図である。
装置の構成図である。
関係を示す図である。
装置の構成図である。
路との関係を示す図である。
構成図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 下水道に取付けられたマンホール蓋の1
部を誘電体化し、その中に設けられた送受信アンテナ
と、上記下水道の管路内に設けられた光ファイバケーブ
ルと、電気信号を光信号に変換し、また光信号を電気信
号に変換する電気・光/光・電気変換装置と、上記マン
ホール蓋を介して上記送受信アンテナで受信された電波
を増幅し、その増幅出力を上記電気・光/光・電気変換
装置を介して上記光ファイバケーブルへ出力するローノ
イズアンプと、上記光ファイバケーブルの光信号を上記
電気・光/光・電気変換装置を介して増幅し、その増幅
出力は上記送受信アンテナにより上記マンホール蓋上へ
送信されるハイパワーアンプとを具備したことを特徴と
するマンホールアンテナ装置。 - 【請求項2】 送受信アンテナとして、ダイポールアン
テナ、キャパシタアンテナ、あるいはキャパシタアレー
アンテナを用いたことを特徴とする請求項第1項記載の
マンホールアンテナ装置。 - 【請求項3】 請求項第1項記載のマンホールアンテナ
装置を所定の間隔で複数設けるとともに、上記複数個の
マンホールアンテナ装置を、情報通信できるように互い
に結合したことを特徴とする情報通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4028122A JP2843459B2 (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 情報通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4028122A JP2843459B2 (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 情報通信システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05227073A true JPH05227073A (ja) | 1993-09-03 |
JP2843459B2 JP2843459B2 (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=12239996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4028122A Expired - Lifetime JP2843459B2 (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 情報通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2843459B2 (ja) |
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-
1992
- 1992-02-14 JP JP4028122A patent/JP2843459B2/ja not_active Expired - Lifetime
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EP4096016A1 (en) | 2017-08-24 | 2022-11-30 | NTT DoCoMo, Inc. | Antenna apparatus, radio base station, and antenna apparatus housing body |
US11811126B2 (en) | 2017-08-24 | 2023-11-07 | Ntt Docomo, Inc. | Antenna apparatus and radio base station |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2843459B2 (ja) | 1999-01-06 |
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