JPH05226942A - 中間周波増幅器 - Google Patents

中間周波増幅器

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Publication number
JPH05226942A
JPH05226942A JP4023501A JP2350192A JPH05226942A JP H05226942 A JPH05226942 A JP H05226942A JP 4023501 A JP4023501 A JP 4023501A JP 2350192 A JP2350192 A JP 2350192A JP H05226942 A JPH05226942 A JP H05226942A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
feedback resistor
effect transistor
value
impedance
signal source
Prior art date
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Pending
Application number
JP4023501A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Sasaki
厚 佐々木
Hiroshi Saka
博 阪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4023501A priority Critical patent/JPH05226942A/ja
Publication of JPH05226942A publication Critical patent/JPH05226942A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 利得の周波数特性が平坦、あるいは使用周波
数の高域側で利得が高くなる中間周波増幅器を提供する
ことを目的とする。 【構成】 本発明の中間周波増幅器は、ソース接地され
た第1の電界効果型トランジスタと第1の帰還抵抗とで
構成される前段増幅器と、ソース接地された第2の電界
効果型トランジスタと第2の帰還抵抗とで構成される後
段増幅器とからなり、第1の電界効果型トランジスタの
ゲート端子とドレイン端子間には第1の帰還抵抗が接続
され、第2の電界効果型トランジスタのゲート端子とド
レイン端子間には第2の帰還抵抗が接続され、負荷イン
ピーダンスの値を信号源インピーダンスの値よりも小さ
くし、第1の帰還抵抗の抵抗値を信号源インピーダンス
の値の1.5倍よりも小さく、かつ負荷インピーダンス
の値の2倍よりも大きくし、第2の帰還抵抗の抵抗値を
第1の帰還抵抗の抵抗値よりも充分に大きく選ぶ、とい
う構成を備えた中間周波増幅器である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衛星放送や衛星通信の
受信機に広く用いられる1GHz帯の中間周波増幅器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】中間周波増幅器は、衛星放送や衛星通信
関連機器などに幅広く用いられている。その増幅器に要
求される特性はその用途によって多岐にわたるが、しば
しば利得の周波数特性が使用周波数帯域で平坦か、ある
いは高域側で高いことが要求される。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】しかしながら、従来の
中間周波増幅器においては周波数が高くなるにつれて利
得が減少する事が避けられないという問題点を有してい
た。
【0004】本発明は上記問題点に鑑み、利得の周波数
特性が平坦か、あるいは高域側で高くなる中間周波増幅
器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の中間周波増幅器は、ソース接地された第1
の電界効果型トランジスタと第1の帰還抵抗とで構成さ
れる前段増幅器と、ソース接地された第2の電界効果型
トランジスタと第2の帰還抵抗とで構成される後段増幅
器とからなり、前記第1の電界効果型トランジスタのゲ
ート端子とドレイン端子間には前記第1の帰還抵抗が接
続され、前記第2の電界効果型トランジスタのゲート端
子とドレイン端子間には前記第2の帰還抵抗が接続さ
れ、信号源インピーダンスを負荷インピーダンス(通常
50Ωあるいは75Ω)よりも充分に大きな値とし、前
記第1の帰還抵抗の抵抗値を前記信号源インピーダンス
よりも大きくかつ前記信号源インピーダンスの2倍の値
よりも小さな値とし、前記第2の帰還抵抗の抵抗値を前
記第1の帰還抵抗の抵抗値よりも充分に大きくしたもの
である。
【0006】
【作用】本発明は上記した構成によって、第1の電界効
果型トランジスタのドレイン端子からゲート端子への帰
還量を、第2の電界効果型トランジスタのドレイン端子
からゲート端子への帰還量よりも多くすることによって
利得の周波数特性を平坦か、あるいは高域側で高くなる
ようにする。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例の中間周波増幅器につ
いて、図面を参照しながら説明する。
【0008】図1は本発明の第1の実施例における中間
周波増幅器である。図1において、1は信号入力端子、
2は第1の電界効果型トランジスタ、3は第2の電界効
果型トランジスタ、4は第1の帰還抵抗、5は第2の帰
還抵抗、6,7,8,9,10は直流阻止コンデンサ、
11は信号出力端子、12は信号源、13は信号源イン
ピーダンス、14は負荷インピーダンス(通常50Ωあ
るいは75Ω)である。
【0009】第1の電界効果型トランジスタ2のソース
端子S1は接地され、第1の電界効果型トランジスタ2
のゲート端子G1とドレイン端子D1間には直流阻止コ
ンデンサ7と第1の帰還抵抗4の直列回路が接続されて
前段増幅器が構成されている。第2の電界効果型トラン
ジスタ3のソース端子S2は接地され、第2の電界効果
型トランジスタ3のゲート端子G2とドレイン端子D2
間には直流阻止コンデンサ9と第2の帰還抵抗5の直列
回路が接続されて後段増幅器が構成されている。直流阻
止コンデンサ6、直流阻止コンデンサ8、直流阻止コン
デンサ10は第1の電界効果型トランジスタ2や第2の
電界効果型トランジスタ3に印加されるバイアス電圧を
阻止するコンデンサである。13は中間周波増幅器の信
号源インピーダンス(インピーダンスZS)で負荷イン
ピーダンス14(インピーダンスZL)よりも大きな値
に選ばれている。第1の帰還抵抗4の抵抗値は信号源イ
ンピーダンス13の1.5倍よりも小さく、かつ負荷イ
ンピーダンスの2倍の値よりも大きな値に選ばれてい
る。第2の帰還抵抗5の抵抗値は第1の帰還抵抗4の抵
抗値よりも充分に大きく選ばれている。
【0010】図1に示す本発明の第1の実施例では、信
号源インピーダンスZS、負荷インピーダンスZL、第
1の帰還抵抗4の抵抗値、第2の帰還抵抗5の抵抗値を
上記した関係に選ぶことにより、中間周波増幅器の利得
を大きく低下させることなく、利得の周波数特性を平坦
にするか、あるいは使用周波数の高域側で利得を高くす
ることができるものである。
【0011】特に、第1の帰還抵抗4の抵抗値を信号源
インピーダンスZSよりも大きく、かつ第1の帰還抵抗
4の抵抗値を信号源インピーダンスZSと負荷インピー
ダンスZLを加算した値ZS+ZLよりも小さく選ぶ
と、利得の周波数特性を平坦で高域側で利得低下のない
特性を実現することができるものである。例えば信号入
力端子1に接続される信号源インピーダンスZSを15
0Ωに、第1の帰還抵抗4の抵抗値を150〜200Ω
に、第2の帰還抵抗5の抵抗値を第1の帰還抵抗4の抵
抗値の2倍よりも大きくし、信号出力端子11に接続す
る負荷のインピーダンスを50Ωに選ぶと、1〜2GH
zの周波数帯域において利得の周波数特性が平坦になる
か、あるいは高域側で利得が少し高くできることが計算
シミュレーションで確認されている。
【0012】図2は本発明の第2の実施例における2段
帰還増幅器である。図2において、21は信号入力端
子、22は第1の電界効果型トランジスタ、23は第2
の電界効果型トランジスタ、24は帰還抵抗、26,2
7,28,30は直流阻止コンデンサ、31は信号出力
端子、32は信号源、33は信号源インピーダンス、3
4は負荷インピーダンス(通常50Ωあるいは75Ω)
である。
【0013】第1の電界効果型トランジスタ22のソー
ス端子S1は接地され、第1の電界効果型トランジスタ
22のゲート端子G1とドレイン端子D1間には直流阻
止コンデンサ27と帰還抵抗24の直列回路が接続され
て前段増幅器が構成されている。第2の電界効果型トラ
ンジスタ23のソース端子S2は接地され後段増幅器が
構成されている。直流阻止コンデンサ26、直流阻止コ
ンデンサ28、直流阻止コンデンサ30は第1の電界効
果型トランジスタ22や第2の電界効果型トランジスタ
23に印加されるバイアス電圧を阻止するコンデンサで
ある。33は中間周波増幅器の信号源インピーダンス
(インピーダンスZS)で負荷インピーダンス34(イ
ンピーダンスZL)よりも大きな値に選ばれている。帰
還抵抗24の抵抗値は信号源インピーダンス33の1.
5倍よりも小さく、かつ負荷インピーダンスの2倍の値
よりも大きな値に選ばれている。
【0014】図2に示す本発明の第2の実施例では、信
号源インピーダンスZS、負荷インピーダンスZL、帰
還抵抗24の抵抗値を上記した関係に選ぶことにより、
中間周波増幅器の利得を大きく低下させることなく、利
得の周波数特性を平坦にするか、あるいは使用周波数の
高域側で利得を高くすることができるものである。
【0015】特に、帰還抵抗24の抵抗値を信号源イン
ピーダンスZSよりも大きく、かつ帰還抵抗24の抵抗
値を信号源インピーダンスZSと負荷インピーダンスZ
Lを加算した値ZS+ZLよりも小さく選ぶと、利得の
周波数特性を平坦で高域側で利得低下のない特性を実現
することができるものである。例えば、信号入力端子2
1に接続される信号源インピーダンスZSを200Ω
に、帰還抵抗24の抵抗値を200〜250Ωに、信号
出力端子31に接続する負荷インピーダンスZLを50
Ωに選ぶと、1〜2GHzの周波数帯域において利得の
周波数特性が平坦になるか、あるいは高域側で利得が少
し高くできることが計算シミュレーションで確認されて
いる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明の中間周波増幅器
は、ソース接地した第1の電界効果型トランジスタと第
1の帰還抵抗とからなる前段増幅器と、ソース接地した
第2の電界効果型トランジスタと第2の帰還抵抗とから
なる後段増幅器とで構成し、信号源インピーダンスを負
荷インピーダンスよりも充分に大きな値とし、第1の帰
還抵抗の抵抗値を信号源インピーダンスよりも大きくか
つ信号源インピーダンスの2倍の値よりも小さな値と
し、第2の帰還抵抗の抵抗値を第1の帰還抵抗の抵抗値
よりも充分に大きくする構成を備えることにより、中間
周波増幅器の利得を大きく低下させることなく、利得の
周波数特性を平坦にするか、あるいは使用周波数の高域
側で利得を高くすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における中間周波増幅器
の回路図
【図2】本発明の第2の実施例における中間周波増幅器
の回路図
【符号の説明】
1,21 信号入力端子 2,22 第1の電界効果型トランジスタ 3,23 第2の電界効果型トランジスタ 4 第1の帰還抵抗 5 第2の帰還抵抗 6,7,8,9,10,26,27,28,30 直流
阻止コンデンサ 11,31 信号出力端子 24 帰還抵抗 G1 第1の電界効果型トランジスタのゲート端子 D1 第1の電界効果型トランジスタのドレイン端子 S1 第1の電界効果型トランジスタのソース端子 G2 第2の電界効果型トランジスタのゲート端子 D2 第2の電界効果型トランジスタのドレイン端子 S2 第2の電界効果型トランジスタのソース端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソース接地された第1の電界効果型トラ
    ンジスタと第1の帰還抵抗とで構成される前段増幅器
    と、ソース接地された第2の電界効果型トランジスタと
    第2の帰還抵抗とで構成される後段増幅器とからなり、
    前記第1の電界効果型トランジスタのゲート端子とドレ
    イン端子間には前記第1の帰還抵抗が接続され、前記第
    2の電界効果型トランジスタのゲート端子とドレイン端
    子間には前記第2の帰還抵抗が接続され、負荷インピー
    ダンスの値を信号源インピーダンスの値よりも小さく
    し、前記第1の帰還抵抗の抵抗値を前記信号源インピー
    ダンスの値の1.5倍よりも小さく、かつ前記負荷イン
    ピーダンスの値の2倍よりも大きくし、前記第2の帰還
    抵抗の抵抗値を前記第1の帰還抵抗の抵抗値よりも充分
    に大きく選んだことを特徴とする中間周波増幅器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の中間周波増幅器におい
    て、第1の帰還抵抗の抵抗値を信号源インピーダンスの
    値よりも大きく、かつ前記第1の帰還抵抗の抵抗値を前
    記信号源インピーダンスの値と前記負荷インピーダンス
    の値を加えたものよりも小さく選んだことを特徴とする
    中間周波増幅器。
  3. 【請求項3】 ソース接地された第1の電界効果型トラ
    ンジスタと第1の帰還抵抗とで構成される前段増幅器
    と、ソース接地された第2の電界効果型トランジスタで
    構成される後段増幅器とからなり、前記第1の電界効果
    型トランジスタのゲート端子とドレイン端子間には前記
    第1の帰還抵抗が接続され、負荷インピーダンスを信号
    源インピーダンスよりも小さな値とし、前記第1の帰還
    抵抗の抵抗値を前記信号源インピーダンスの1.5倍よ
    りも小さくかつ前記負荷インピーダンスの2倍の値より
    も大きな値に選んだことを特徴とする中間周波増幅器。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の中間周波増幅器におい
    て、第1の帰還抵抗の抵抗値を信号源インピーダンスの
    値よりも大きく、かつ前記第1の帰還抵抗の抵抗値を前
    記信号源インピーダンスの値と前記負荷インピーダンス
    の値を加えたものよりも小さく選んだことを特徴とする
    中間周波増幅器。
JP4023501A 1992-02-10 1992-02-10 中間周波増幅器 Pending JPH05226942A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112286068A (zh) * 2020-10-29 2021-01-29 广州河东科技有限公司 一种基于微波唤醒的智能面板及智能面板唤醒方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54158424U (ja) * 1978-04-26 1979-11-05
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JPS5948905U (ja) * 1982-09-22 1984-03-31 株式会社アイジ−技術研究所 断熱材
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JPH0418140U (ja) * 1990-06-05 1992-02-14

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