JPH05226673A - 振動形トランスデューサの製造方法 - Google Patents

振動形トランスデューサの製造方法

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JPH05226673A
JPH05226673A JP2962692A JP2962692A JPH05226673A JP H05226673 A JPH05226673 A JP H05226673A JP 2962692 A JP2962692 A JP 2962692A JP 2962692 A JP2962692 A JP 2962692A JP H05226673 A JPH05226673 A JP H05226673A
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JP
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film
epitaxial layer
substrate
etching
silicon
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JP2962692A
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Inventor
Hiroshi Ishiguro
宏 石黒
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 層間のリーク電流による電気的特性の劣化を
防止して、電気的特性の良好なトランスデューサを実現
することである。 【構成】 シリコン単結晶の基板上に設けられた振動梁
と、該振動梁を囲み前記基板と真空室を構成するシェル
とを形成する振動形トランスデューサの製造方法におい
て、単結晶シリコンの振動梁となる第2エピタキシャル
層207形成後その上面にシェルに相当するn形の第4
エピタキシャル層210を成長させ、第2エピタキシャ
ル層207に対して第4エピタキシャル層210又はこ
れと導通している基板1に正電位を印加しエッチング注
入口211からアルカリ液を注入して第1エピタキシャ
ル層206と第3エピタキシャル層208とを除去し第
4エピタキシャル層210の表面に第5エピタキシャル
層211を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシリコン単結晶を用いて
測定圧力に対応した歪みを周波数信号として検出する振
動形トランスデューサの製造方法に関し、特に、その電
気特性を向上させるように改良した振動形トランスデュ
ーサの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の振動形トランスデューサの製造方
法を図面を用いて説明する。図14は従来から一般に使
用されている振動形トランスデューサの要部構成説明
図、図15は、図14のA−A断面図である。
【0003】図において、1は半導体単結晶材で作られ
た基板、2は基板1に設けられ測定圧Pm を受圧する測
定ダイアフラムである。3は測定ダイアフラム2に埋め
込んで設けられた歪検出センサとして用いられる振動梁
である。4は封止用の半導体エピタキシャル成長層から
なるシェルで、振動梁3を測定ダイアフラム2に封止す
る。
【0004】振動梁3の周囲の、振動梁3と測定ダイア
フラム2及びシェル4との間には真空室5が設けられて
いる。振動梁3は、永久磁石(図示せず)による磁場
と、振動梁3に接続された閉ループ自励発振回路(図示
せず)とにより、振動梁3自らの固有振動数で発振する
ように構成されている。
【0005】図16は振動梁3を含む測定部の拡大断面
図である。図において、11は振動梁3の表面を覆って
設けられた酸化膜或いは窒化膜からなる第1層、12は
第1層11の表面を覆って設けられた表面が粗いポリシ
リコンから成る第2層である。
【0006】13は真空室5の内表面を覆って設けられ
た酸化膜或いは窒化膜からなる第3層、14は第3層1
3の表面を覆って設けられたポリシリコンから成る第4
層である。
【0007】15はシェル4の外表面を覆って設けられ
たシリコン単結晶から成る第5層である。上記のような
構成において、測定ダイアフラム2に測定圧力Pm が加
わると、振動梁3の軸力が変化し、固有振動数が変化す
るため、発振周波数の変化により測定圧力Pm の測定が
できる。
【0008】このような図14〜図16に示す振動形ト
ランスデューサの製造方法を図17〜図25に示す。各
図において、同一の部分には同一の符号を用いてある。 (a)n形シリコン面にカットされた基板1に、シリコ
ン酸化物或いはシリコン窒化物の膜101を形成する
(図17)。図にはシリコン酸化物(SiO2 )の例を
示してある。
【0009】(b)膜101の所要の箇所102をフォ
トリソグラフィにより除去する(図18)。 (c)1050℃の水素雰囲気中で、塩化水素でエッチ
ングを行い、基板1に所要の箇所102をエッチングし
て、膜101をアンダーカットして凹部103を形成す
る(図19)。尚、塩化水素によるエッチングの代り
に、高温水蒸気か高温酸素を用いるか、或いは、40℃
〜130℃のアルカリ液による異方性エッチングを行っ
てもよい。
【0010】(d)1050℃の水素雰囲気中で、ソー
スガスに塩化水素ガスを混入して、ボロンの濃度1018
cm-3のp形シリコンにより、真空室5の下半分に相当す
る第1エピタキシャル層104を選択エピタキシャル成
長させる(図20)。
【0011】(e)次に、ボロンの濃度3×1019cm-3
のp形シリコンにより、第1エピタキシャル層104の
表面に、所要の箇所102を塞ぐように、振動梁3に相
当する第2エピタキシャル層105を選択エピタキシャ
ル成長させる(図20)。
【0012】(f)次に、ボロンの濃度1018cm-3のp
形シリコンにより、第2エピタキシャル層105の表面
に、真空室5の上半分に相当する第3エピタキシャル層
106を選択エピタキシャル成長させる(図20)。
【0013】(g)次に、ボロンの濃度3×1019cm-3
のp形シリコンにより、第3エピタキシャル層106の
表面に、シェル4に相当する第4エピタキシャル層10
7を選択エピタキシャル成長させる(図20)。
【0014】(h)シリコン酸化物或いはシリコン窒化
物の膜101をフッ化水素酸(HF)でエッチングして
除去し、エッチング注入口108を設ける(図21)。 (i)第4エピタキシャル層107に対して基板1に正
のパルス或いは正の電圧を印加して、エッチング注入口
108からアルカリ液を注入して、第1エピタキシャル
層104と第3エピタキシャル層106を選択エッチン
グして除去する(図22)。
【0015】第2エピタキシャル層105と第1エピタ
キシャル層104或いは第3エピタキシャル層106と
の間にエッチング作用の差があるのは、ボロンの濃度が
3×1019cm-3以上となるとエッチング作用に抑制現象
が生ずることによるためである。
【0016】(j)全体にシリコン酸化物又はシリコン
窒化物或いはポリシリコンの膜109を形成する(図2
3)。この場合は、酸化シリコン膜109を形成する。 (k)第4エピタキシャル層107の外表面及び基板1
の外表面の酸化シリコン膜109を異方性ドライエッチ
ングによって除去する(図24)。
【0017】(l)950℃,200Torr中で、シラン
(SiH4 )0.3l/min 、フォスフィン(PH3
0.0005l/min 、水素200l/min の状態で、
酸化シリコン膜109の表面にポリシリコン膜110が
形成され、エッチング注入口108を閉じる。そして第
4エピタキシャル層107の外表面及び基板1の外表面
にn形の第5エピタキシャル層111が形成される(図
25)。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の振動形ト
ランスデューサの製造方法において、ポリシリコン封止
工程は振動子エッチング後に酸化シリコン膜109等の
絶縁膜を成膜し、異方性ドライエッチングにより、シェ
ル4内にだけ酸化シリコン膜109等を残して通常の封
止エピタキシャル成長を行い、シェル内部をポリシリコ
ン構造にしている。
【0019】しかしながら、異方性ドライエッチングに
よって酸化シリコン膜109を除く工程において、シェ
ル4に相当する第4エピタキシャル層107の外側の側
壁部にも膜が残るため、この部分にもポリシリコンが成
長する。このポリシリコンはシェル4に相当する第4エ
ピタキシャル層107のp層と、封止エピタキシャルで
ある第5エピタキシャル層111のn層をポリシリコン
抵抗で短絡させることになり、PN接合の逆方向電流
(リーク電流)が増大し、電気的特性が劣化する。
【0020】図26は従来の振動形トランスデューサが
構成する等価電気回路である。図において、eを外部に
取り出される振動検出信号、e0 を振動梁3の発生する
信号による起電力、zs をシェルの内部インピーダン
ス、zv を振動梁3の内部インピーダンスとすると、振
動検出信号eは次式で表される。
【0021】
【数1】
【0022】(1)式で明らかなように、振動検出信号
eは振動梁3の起電力e0 が減少して出力される。本発
明は上記の点に鑑みてなされたもので、その目的は、上
記の電気的特性の劣化を防止して、電気的特性の良好な
トランスデューサを実現することである。
【0023】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決する本
発明は、シリコン単結晶の基板上に設けられ、振動手段
により励振され励振検出手段によって振動が検出される
シリコン単結晶材から成る振動梁と、該振動梁を囲み、
前記基板と真空室を構成し前記振動梁の周囲に隙間を保
つように形成するシリコン材から成るシェルとで構成さ
れる振動形トランスデューサの製造方法において、以下
に示す工程から成ることを特徴とするものである。
【0024】(a)前記シリコン単結晶の基板上にシリ
コン酸化物或いはシリコン窒化物の第1の膜を形成する
工程。 (b)前記第1の膜の所要の箇所をフォトリソグラフィ
により除去する工程。
【0025】(c)第1の膜よりも非常に薄いシリコン
酸化膜或いはシリコン窒化膜である第2の膜を前記所要
の箇所に形成する工程。 (d)前記第2の膜の所要の箇所をフォトリソグラフィ
により除去する工程。
【0026】(e)前記基板に前記第2の膜の所要の箇
所をエッチングして前記第1の膜及び前記第2の膜をア
ンダーカットして凹部を形成する工程。 (f)該凹部にp形第1エピタキシャル層を選択エピタ
キシャル成長させる工程。
【0027】(g)前記第1エピタキシャル層の上面の
前記第1の膜と前記第2の膜との間に高濃度のp形第2
エピタキシャル層を選択エピタキシャル成長させる工
程。 (h)前記第2エピタキシャル層の上面に前記凹部を覆
うようにp形第3エピタキシャル層を選択エピタキシャ
ル成長させる工程。
【0028】(i)前記第2の膜の基板上に露出した部
分をエッチングして除去する工程。 (j)前記第3エピタキシャル層の上面にn形第4エピ
タキシャル層を選択エピタキシャル成長させる工程。
【0029】(k)前記第1の膜をエッチングにより除
去し、エッチング注入口を形成する工程。 (l)前記第2エピタキシャル層に対して第4エピタキ
シャル層又はこれと導通している前記基板に正電位を印
加して、前記エッチング注入口からアルカリ液を注入す
ることにより、前記第1エピタキシャル層と前記第3エ
ピタキシャル層とを選択エッチングして除去する工程。
【0030】(m)前記基板及び前記各エピタキシャル
層の露出面にシリコン酸化物又はシリコン窒化物或いは
ポリシリコンの第3の膜を形成する工程。 (n)前記第4エピタキシャル層の外表面及び前記基板
の外表面の前記第3の膜を異方性ドライエッチングによ
り除去する工程。
【0031】(o)除去されない該第3の膜の表面にポ
リシリコンの第4の膜を形成し、前記エッチング注入口
を閉鎖し、同時に、第4エピタキシャル層の外表面及び
基板の外表面にn形の第5エピタキシャル層を形成する
工程。
【0032】
【作用】シリコン単結晶の基板上にシリコン酸化物かシ
リコン窒化物の第1の膜を形成する。該第1の膜の所要
の箇所をフォトリソグラフィにより除去し、薄い第2の
膜を前記所要の箇所に形成する。次に第2の膜の所要の
箇所をフォトリソグラフィにより除去し、基板に第2の
膜の所要の箇所をエッチングして第1の膜及び第2の膜
をアンダーカットして凹部を形成する。次に凹部にp形
第1エピタキシャル層を選択エピタキシャル成長させ、
この第1エピタキシャル層の上面の前記第1の膜と前記
第2の膜との間に高濃度のp形第2エピタキシャル層を
選択エピタキシャル成長させ、次いで、前記第2エピタ
キシャル層の上面に前記の凹部を覆うようにp形第3エ
ピタキシャル層を選択エピタキシャル成長させる。
【0033】次に前記第2の膜の基板上に露出した部分
をエッチングして除去し、前記第3エピタキシャル層の
上面にn形第4エピタキシャル層を選択エピタキシャル
成長させた後、前記第1の膜をエッチングにより除去
し、エッチング注入口を形成する。前記第2エピタキシ
ャル層に対して第4エピタキシャル層又はこれと導通し
ている基板に正電位を加え、エッチング注入口からアル
カリ液を注入することにより、前記第1エピタキシャル
層と前記第3エピタキシャル層とを選択エッチングして
除去する。次に前記基板及び各エピタキシャル層の露出
面に第3の膜を形成し、第4エピタキシャル層の外表面
及び前記基板の外表面の前記第3の膜を異方性ドライエ
ッチングにより除去し、除去されない第3の膜の表面に
第4の膜を形成し、エッチング注入口を閉鎖し、同時に
第4エピタキシャル層の外表面及び基板の外表面にn形
の第5エピタキシャル層を形成する。これによりシェル
と封止エピタキシャル層である第5エピタキシャル層と
の間のリーク電流がなくなる。
【0034】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1〜図13は本発明の一実施例の要部製
作の工程の説明図である。図において、図14と同一機
能部分は同一の符号を付してある。
【0035】(1)n形シリコン面にカットされた基板
1にシリコン酸化物或いはシリコン窒化物の第1の膜2
01を形成する(図1)。 (2)膜201の所要の箇所202をフォトリソグラフ
ィにより除去する(図2)。この箇所202は断面図に
おいて右方全面である。
【0036】(3)膜201よりも非常に薄いシリコン
酸化膜或いはシリコン窒化膜である第2の膜203を所
要の箇所202に形成する。 (4)膜203の所要の箇所204をフォトリソグラフ
ィにより除去する(図4)。
【0037】(5)塩化水素でエッチングを行い、基板
1に所要の箇所204をエッチングして膜201及び膜
203をアンダーカットして凹部205を形成する(図
5)。尚、塩化水素でエッチングする代りに、高温水蒸
気か高温酸素を用いてエッチングするか、或いは40℃
〜130℃のアルカリ液による異方性エッチングによっ
て行ってもよい。
【0038】(6)凹部205にボロンの濃度1018cm
-3のp形第1エピタキシャル層206を選択エピタキシ
ャル成長させる(図6)。 (7)第1エピタキシャル層206の上面で、膜201
と膜203との欠除している空間に、ボロンの濃度3×
1019cm-3以上のp形第2エピタキシャル層207を選
択エピタキシャル成長させる(図6)。
【0039】(8)ボロンの濃度3×1018cm-3のp形
第3エピタキシャル層208を第2エピタキシャル層2
07の上面に選択エピタキシャル成長させる(図6)。 (9)工程(3)で形成した非常に薄い膜203の基板
1上の部分をエッチングして除去する(図7)。
【0040】(10)第3エピタキシャル層208の上
面にリン濃度1018cm-3のn形第4エピタキシャル層2
10を選択エピタキシャル成長させる(図8)。第4エ
ピタキシャル層210は一部は膜201の上に、一部は
基板1上に成長する。
【0041】(11)シリコン酸化膜或いはシリコン窒
化膜201をフッ化水素酸(HF)でエッチングし、エ
ッチング注入口211を設ける(図9)。 (12)第2エピタキシャル層207に対して第4エピ
タキシャル層210に正のパルス又は正の電圧を印加し
て、エッチング注入口211から、アルカリ液を注入し
て第1エピタキシャル層206と第3エピタキシャル層
208を除去する(図10)。この場合第4エピタキシ
ャル層210は基板1上に成長させていて電気的に導通
しているので、基板1を正極としてもよく、すべてのト
ランスデューサに共通に正パルス又は正電圧を印加する
ことができる。
【0042】(13)全体の表面にシリコン酸化物又は
シリコン窒化物或いはポリシリコンの第3の膜212を
形成する(図11)。この例では酸化シリコン膜212
を形成する。
【0043】(14)第4エピタキシャル層210の外
表面及び基板1の外表面の酸化シリコン膜212を異方
性ドライエッチングによって除去する(図12)。 (15)950℃,200Torr中で、シラン(Si
4 )0.3l/min 、フォスフィン(PH3 )0.0
005l/min 、水素200l/min の状態で、酸化シ
リコン膜212の表面にポリシリコンの第4の膜213
を形成し、エッチング注入口211を閉じる。そして第
4エピタキシャル層210の外表面及び基板1の外表面
にn形の第5エピタキシャル層214を形成する(図1
3)。
【0044】以上説明したように本実施例によれば、シ
ェルである第4エピタキシャル層210をn形シリコン
で形成したためポリシリコン膜による電流のリーク経路
がなくなった。
【0045】又、第4エピタキシャル層210の一部は
基板1上に形成されているため第4エピタキシャル層2
10と基板1とが導通されており、基板1に対する配線
1本で振動子のエッチングが可能となり、ウェハ単位で
プロセスができ、工程が簡略化されて安価な振動形トラ
ンスデューサが製造できる。
【0046】更に動作検出信号eは、従来は(1)式に
示すように減少していたが、本実施例では振動梁である
第2エピタキシャル層205とシェルである第4エピタ
キシャル層207とは絶縁されているため,(1)式は
(2)式のようになって、振動梁の起電力をそのまま出
力として取り出すことができる。
【0047】
【数2】
【0048】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、ポリシリコン膜による電流リーク経路がなくなって
振動形トランスデューサの電気的特性の劣化がなくな
り、電気的特性の良好なトランスデューサが得られ、実
用上の効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の製造方法の要部説明図であ
る。
【図2】本発明の一実施例の製造方法の要部説明図であ
る。
【図3】本発明の一実施例の製造方法の要部説明図であ
る。
【図4】本発明の一実施例の製造方法の要部説明図であ
る。
【図5】本発明の一実施例の製造方法の要部説明図であ
る。
【図6】本発明の一実施例の製造方法の要部説明図であ
る。
【図7】本発明の一実施例の製造方法の要部説明図であ
る。
【図8】本発明の一実施例の製造方法の要部説明図であ
る。
【図9】本発明の一実施例の製造方法の要部説明図であ
る。
【図10】本発明の一実施例の製造方法の要部説明図で
ある。
【図11】本発明の一実施例の製造方法の要部説明図で
ある。
【図12】本発明の一実施例の製造方法の要部説明図で
ある。
【図13】本発明の一実施例の製造方法の要部説明図で
ある。
【図14】従来から一般に使用されている振動形トラン
スデューサの構成説明図である。
【図15】図14の振動形トランスデューサのA−A断
面図である。
【図16】振動梁を含む測定部の拡大断面図である。
【図17】図14の要部製作説明図である。
【図18】図14の要部製作説明図である。
【図19】図14の要部製作説明図である。
【図20】図14の要部製作説明図である。
【図21】図14の要部製作説明図である。
【図22】図14の要部製作説明図である。
【図23】図14の要部製作説明図である。
【図24】図14の要部製作説明図である。
【図25】図14の要部製作説明図である。
【図26】図14の振動形トランスデューサの等価電気
回路である。
【符号の説明】 1 基板 3 振動梁 4 シェル 5 真空室 201,203,212,213 膜 206 第1エピタキシャル
層 207 第2エピタキシャル
層 208 第3エピタキシャル
層 210 第4エピタキシャル
層 211 第5エピタキシャル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコン単結晶の基板(1)上に設けら
    れ、振動手段により励振され励振検出手段によって振動
    が検出されるシリコン単結晶材から成る振動梁(3)
    と、該振動梁(3)を囲み、前記基板(1)と真空室
    (5)を構成し前記振動梁(3)の周囲に隙間を保つよ
    うに形成するシリコン材から成るシェル(4)とで構成
    される振動形トランスデューサの製造方法において、 以下に示す工程から成ることを特徴とする振動形トラン
    スデューサの製造方法。 (a)前記シリコン単結晶の基板(1)上にシリコン酸
    化物或いはシリコン窒化物の第1の膜(201)を形成
    する工程。 (b)前記第1の膜(201)の所要の箇所(202)
    をフォトリソグラフィにより除去する工程。 (c)第1の膜(201)よりも非常に薄いシリコン酸
    化膜或いはシリコン窒化膜である第2の膜(203)を
    前記所要の箇所(202)に形成する工程。 (d)前記第2の膜(203)の所要の箇所(204)
    をフォトリソグラフィにより除去する工程。 (e)前記基板(1)に前記第2の膜(203)の所要
    の箇所(204)をエッチングして前記第1の膜(20
    1)及び前記第2の膜(203)をアンダーカットして
    凹部(205)を形成する工程。 (f)該凹部(205)にp形第1エピタキシャル層
    (206)を選択エピタキシャル成長させる工程。 (g)前記第1エピタキシャル層(206)の上面の前
    記第1の膜(201)と前記第2の膜(203)との間
    に高濃度のp形第2エピタキシャル層(207)を選択
    エピタキシャル成長させる工程。 (h)前記第2エピタキシャル層(207)の上面に前
    記凹部(205)を覆うようにp形第3エピタキシャル
    層(208)を選択エピタキシャル成長させる工程。 (i)前記第2の膜(203)の基板(1)上に露出し
    た部分をエッチングして除去する工程。 (j)前記第3エピタキシャル層(208)の上面にn
    形第4エピタキシャル層(210)を選択エピタキシャ
    ル成長させる工程。 (k)前記第1の膜(201)をエッチングにより除去
    し、エッチング注入口(211)を形成する工程。 (l)前記第2エピタキシャル層(207)に対して第
    4エピタキシャル層(210)又はこれと導通している
    前記基板(1)に正電位を印加して、前記エッチング注
    入口(211)からアルカリ液を注入することにより、
    前記第1エピタキシャル層(206)と前記第3エピタ
    キシャル層(208)とを選択エッチングして除去する
    工程。 (m)前記基板(1)及び前記各エピタキシャル層の露
    出面にシリコン酸化物又はシリコン窒化物或いはポリシ
    リコンの第3の膜(212)を形成する工程。 (n)前記第4エピタキシャル層(210)の外表面及
    び前記基板(1)の外表面の前記第3の膜(212)を
    異方性ドライエッチングにより除去する工程。 (o)除去されない該第3の膜(212)の表面にポリ
    シリコンの第4の膜(213)を形成し、前記エッチン
    グ注入口(211)を閉鎖し、同時に、第4エピタキシ
    ャル層(210)の外表面及び基板(1)の外表面にn
    形の第5エピタキシャル層(211)を形成する工程。
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