JPH0522517Y2 - - Google Patents

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JPH0522517Y2
JPH0522517Y2 JP1987107617U JP10761787U JPH0522517Y2 JP H0522517 Y2 JPH0522517 Y2 JP H0522517Y2 JP 1987107617 U JP1987107617 U JP 1987107617U JP 10761787 U JP10761787 U JP 10761787U JP H0522517 Y2 JPH0522517 Y2 JP H0522517Y2
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JP
Japan
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paper
guide member
pushing member
conveyance device
operator
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JP1987107617U
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JPS6414756U (ja
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は複写機等の用紙搬送装置に関し、さら
に詳しくいえば、紙詰りが生じた時に用紙の取除
きを容易に行えるようにした用紙搬送装置に関す
る。
従来の技術 電子写真複写機あるいはプリンタ等において
は、感光体あるいは誘電体上に形成された静電潜
像をトナーにより現像し、このトナー像をコピー
用紙あるいはプリント用紙上に定着してハードコ
ピーを得ている。コピー用紙あるいはプリント用
紙は、給紙トレイから一枚づつ給紙され、用紙搬
送装置等により搬送されながら所定の処理が行わ
れ、コピーが終了した後、排出されるようになつ
ている。
最近では小型化やニーズの多様化に伴い、用紙
搬送装置が複雑化してきているが、処理の途中で
紙詰り等が生じた場合は、各所に設けられたセン
サによりトラブルの生じた箇所を検出し、表示手
段等によりオペレータに知らしめ、オペレータが
表示手段等の表示に従つて、又は取扱説明書に従
つて手で取除くのが一般的である。
従来の用紙搬送装置の一例を第3図を用いて説
明することにする。第3図において、Aは通常の
運転状態を示し、Bは紙詰りが発生し用紙を取除
くために用紙案内部材を開いた状態を示してい
る。
10,12は用紙2を搬送駆動するそれぞれ一
対の用紙搬送ローラであり、図示しない駆動手段
により駆動されている。16a,16b,16c
は用紙を案内する用紙案内部材であり、図示しな
い筐体に取付けられている。18は軸14により
図示しない筐体に回動自在に取付けられた用紙案
内部材である。用紙案内部材16a,16b,1
6c,18により用紙搬送経路が形成されてい
る。用紙搬送ローラ対10の直後には紙詰りの発
生を検知するセンサ20が取付けられている。
然して、矢印a方向より用紙2が他の用紙搬送
装置等により搬入されると、用紙搬送ローラ対1
0により搬送され先へ送られる。用紙2の先端部
は用紙案内部材16a,16b,16c,18に
より形成される用紙搬送経路に沿つて送られ、用
紙搬送ローラ対12に達し、用紙搬送ローラ対1
2により搬送され矢印b方向へ搬出される。
紙詰り等が発生し用紙が用紙搬送経路内で停止
するとセンサ20により紙詰りが検知され、表示
手段等(図示せず)により、オペレータに知らし
められる。オペレータは表示手段等の指示に従つ
て用紙案内部材18を開き(第3図B参照)、用
紙搬送ローラ対10及び/又は12に挾持された
ままとなつている用紙を手で取除く。
用紙を取除いた後、用紙案内部材18を閉じ、
紙詰りから復帰するようになつている。
考案が解決しようとする問題点 上述したように紙詰りが発生した際、オペレー
タが一方(開閉可能な方)の用紙案内部材を開
き、手で用紙を引抜き、取除く訳であるが、用紙
は用紙搬送ローラ対に挾持されたままとなつてい
たり、また、用紙は他方(開閉可能で無い方)の
用紙案内部材の案内面に接触しているため用紙が
つかみずらく、用紙を傷つけたり、用紙が切れて
除去できなくなつたり、用紙の切れ端が機械内部
に残つて再び紙詰りが発生する等の問題を生じて
いた。
本考案はこのような点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、用紙搬送経路内
に残置されている用紙の一部を用紙搬送経路より
外へ押出し、オペレータが容易に用紙をつかめる
ようにし、用紙を取除き易くした用紙搬送装置を
提供することである。
問題点を解決するための手段 用紙の一方の面を案内する第1用紙案内部材
と、他方の面を案内し、内部に残置された用紙を
取出せるように開閉自在に設けられた第2用紙案
内部材と、用紙に圧接して用紙を進行させる用紙
搬送ローラとを具備した用紙搬送装置において、
用紙幅方向に渡る一様な棒状の部材からなり、前
記第2用紙案内部材の用紙案内面から離間して少
なくともその一端が該第2用紙案内部材に一体的
に支持固定された用紙押出し部材を設け、前記第
1用紙案内部材に前記用紙押出し部材を受入れる
溝を設け、用紙を前記第2用紙案内部材と前記用
紙押出し部材との間を通過させるように構成す
る。
作 用 第1図に示す本考案の原理図により説明するこ
とにする。
用紙2の一方の面を案内し、開閉自在に設けら
れた用紙案内部材4に用紙押出し部材6が設けて
あるので、紙詰りが発生し用紙2の進行方向両端
部が用紙を進行させる用紙搬送ローラにニツプさ
れている状態であつても、オペレータが用紙案内
部材4を開くと同時に用紙は用紙押出し部材6に
より用紙幅方向に渡つて一様な力を受けることに
より損傷することなく押出される。そして、用紙
と他方の用紙案内部材8との間に空間sができ、
オペレータがこの空間sに指を入れ、用紙2の側
端部を容易につかむことができる。これにより用
紙を傷つけたり、用紙が切れて除去できなくなつ
たり、用紙の切れ端が機械内部に残つて再び紙詰
りが発生する等のトラブルを減少させることがで
きる。
また、用紙案内部材8には溝8aが形成されて
おり、用紙搬送中は用紙押出し部材6はこの溝8
aに納まつているので、用紙押出し部材6が用紙
の搬送を妨げることはない。
実施例 本考案の一実施例を第2図を用いて説明するこ
とにする。第3図に示した従来技術と同一の箇所
については同一の番号が付してある。
10,12は用紙2を搬送するそれぞれ一対の
用紙搬送ローラであり、図示しない駆動手段によ
り駆動されている。16a,16bは用紙を案内
する用紙案内部材であり、図示しない筐体に取付
けられている。4は軸14により図示しない筐体
に回動自在に取付けられた用紙案内部材である、
用紙案内部材4には保持部材とこの保持部材に保
持された棒状部材とにより形成された用紙押出し
部材6が一体的に形成されている。用紙案内部材
8には用紙押出し部材6を受入れる溝8aが設け
られている。用紙案内部材4,8,16a,16
bによつて用紙搬送経路が形成されている。用紙
搬送ローラ対10の直後には紙詰りの発生を検知
するセンサ20が取付けられている。
然して、矢印a方向より用紙2が他の用紙搬送
装置等により搬入されると、用紙搬送ローラ対1
0により搬送され先へ送られる。用紙2の先端部
は用紙案内部材4,8,16a,16bにより形
成される用紙搬送経路に沿つて送られ、用紙搬送
ローラ対12に達し、用紙搬送ローラ対12によ
り矢印b方向へ搬出される。
紙詰り等か発生し用紙が停止するとセンサ20
により紙詰りが検知され、表示手段等(図示せ
ず)により、オペレータに知らしめられる。オペ
レータは表示手段等の指示に従つて用紙案内部材
4を開くと、用紙押出し部材6により、用紙2の
一部が押出され、用紙案内部材8と用紙2との間
に空間sができる。オペレータはこの空間sに指
を入れて容易に用紙をつかみ、取除くことができ
る。
用紙の取除きが終了し、用紙案内部材4か閉じ
られると用紙押出し部材6は用紙案内部材8上に
形成された溝8aに納まり用紙の搬送を妨げるこ
とはない。
考案の効果 本考案は以上詳述したように構成したので、紙
詰りが発生した際、用紙案内部材に設けられた用
紙押出し部材により、用紙案内部材を開くと同時
に内部に残置された用紙が用紙押出し部材からの
用紙幅方向に渡る一様な力により損傷することな
く押出され、これにより、オペレータが容易に用
紙をつかみ、取除くことができるので、用紙を傷
つけたり、損傷したりする等のトラブルを減少で
きるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の原理を示す斜視図、第2図は
本考案の用紙搬送装置の概略断面図であり、Aは
通常の運転状態を示し、Bは用紙を取出すために
用紙案内部材を開いた状態を示している。第3図
は従来の用紙搬送装置の概略断面図であり、Aは
通常の運転状態を示し、Bは用紙を取出すために
用紙案内部材を開いた状態を示している。 2……用紙、4,8,16a,16b……用紙
案内部材、6……用紙押出し部材、8a……溝、
10,12……用紙搬送ローラ対。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 用紙の一方の面を案内する第1用紙案内部材
    と、他方の面を案内し、内部に残置された用紙を
    取出せるように開閉自在に設けられた第2用紙案
    内部材と、用紙に圧接して用紙を進行させる用紙
    搬送ローラとを具備した用紙搬送装置において、 用紙幅方向に渡る一様な棒状の部材からなり、
    前記第2用紙案内部材の用紙案内面から離間して
    少なくともその一端が該第2用紙案内部材に一体
    的に支持固定された用紙押出し部材を設け、前記
    第1用紙案内部材に前記用紙押出し部材を受入れ
    る溝を設け、用紙を前記第2用紙案内部材と前記
    用紙押出し部材との間を通過させるように構成し
    たことを特徴とする用紙搬送装置。
JP1987107617U 1987-07-15 1987-07-15 Expired - Lifetime JPH0522517Y2 (ja)

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JP1987107617U JPH0522517Y2 (ja) 1987-07-15 1987-07-15

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JP1987107617U JPH0522517Y2 (ja) 1987-07-15 1987-07-15

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JPS6414756U JPS6414756U (ja) 1989-01-25
JPH0522517Y2 true JPH0522517Y2 (ja) 1993-06-10

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ID=31342191

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JPS6414756U (ja) 1989-01-25

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