JPH0522516Y2 - - Google Patents

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JPH0522516Y2
JPH0522516Y2 JP15240786U JP15240786U JPH0522516Y2 JP H0522516 Y2 JPH0522516 Y2 JP H0522516Y2 JP 15240786 U JP15240786 U JP 15240786U JP 15240786 U JP15240786 U JP 15240786U JP H0522516 Y2 JPH0522516 Y2 JP H0522516Y2
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damper
protrusion
angular displacement
dampers
original position
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  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Registering Or Overturning Sheets (AREA)
  • Forming Counted Batches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 a 産業上の利用分野 この考案は、テーブル上に搬入された物、例え
ば新聞、折帳の小束などの向きを所望の方向に変
えて搬出するために、そのテーブルの向きを原位
置から水平方向所望の角変位位置例えば時針方向
に90°、反時針方向に90°、または180°などの位置
に適宜選択して変位させ得る反転テーブルにおい
て、それらの反転位置で当該テーブルに緩やかな
制動を与えて衝撃を緩和しつつ停止させる装置に
関する。
b 従来の技術 テーブルを水平方向所望の角度で反転変位させ
る従来周知の手段は、回転自由なテーブルの軸に
ピニオンを取り付け、そのピニオンと係合するラ
ツクを設け、そのラツクを流体圧シリンダのロツ
ドに連結して、そのロツドの往復直線変位を前記
ピニオンの可逆角変位に変換する機構が慣用さ
れ、それらは主として新聞等の印刷物のカウンタ
ースタツカに利用されている。
ただし、従来の新聞用カウンタースタツカにお
けるターンテーブルは変位角180°で反転を繰り返
すので、その停止位置は所定の2ケ所で足りる。
これに対して、例えば、特開昭59−128158号公
報記載のターンテーブルは、原点からの変位角
180°の反転ばかりでなく、更に、原点から時針方
向または反時針方向にそれぞれ90°の反転をする
要素が加わり、従つて、その停止位置は、前者で
2ケ所、後者で3ケ所、そのうち後者の1ケ所は
前者と共通の原位置が含まれるので、実際上の停
止位置は合計4ケ所となる。
c 考案が解決しようとする問題点 ターンテーブルを前記のように4ケ所で停止さ
せたい場合に機構上問題となる点は、 (1) 原位置から180°の反転変位をさせる場合に、
通過する途中の90°の位置に設けたダンパーが
作動してテーブルの進行を妨げるので、180°の
反転変位が達せられない (2) 原位置から両方向に90°の反転変位をさせる
場合に、原位置に2つのダンパーを互いに逆向
きに併設することを要するが、その2つのダン
パーの作動は互いに排他的であつて、いずれか
一方が常にテーブルの進行を妨げるから、両方
向に90°の反転変位が達せられない。
この考案の目的は、上記の不都合を一掃し
て、テーブルに原位置から180°の反転変位をさ
せる場合にはその途中のダンパーが作動せず、
また、原位置から90°の反転変位をさせる場合
には逆方向に設けた原位置のダンパーが作動せ
ず、その他の必要時にはそれらのダンパーがい
ずれも作動し得るように選択的に制御可能にし
た制動装置を提供することである。
d 問題点を解決するための手段 テーブル乃至それと一体に角変位する部材に突
起を設けると共に、その突起が各角変位位置で停
止する直前に相当する各位置にその突起に対向し
てそれぞれダンパーを配設し、配設された該ダン
パーのうち、前記突起が通過することがある各ダ
ンパーを前記突起の旋回通路の内外2様の位置に
切換変位させ得る手段を設ける。
e 作用 テーブルの向きを原位置から水平方向に180°の
変位後反転復帰をさせたい場合には、前記突起が
通過する位置に配設されたダンパーが前記突起の
旋回通路外に退去するので、前記動作の妨げとな
らない。
テーブルの向きを原位置から水平時針方向に
90°または水平反時針方向に90°の角変位後反転復
帰をさせたい場合には、前記突起が通過する位置
に配設されたダンパーが前記突起の旋回通路外に
退去するので、前記動作の妨げとならない。
f 実施例 この考案の具体的な一実施例を図面に従つて以
下に詳述する。
第1図において、テーブルは、その中心をなす
略方形のテーブル1とその周辺に拡がるテーブル
1aとから成り、両者は一体となつて後述する駆
動手段により水平方向に角変位することが可能で
ある一方、中心テーブル1の方は独自に上下動を
することもできる。
先ず、第3図で示すように、中心テーブル1
は、その下面中心部がラム21の上端部に旋回自
在に支持され、そのラム21はアクチユエータ例
えば流体圧シリンダ2によつて、上昇と下降が可
能であり、中心テーブル1は、その下降極限位で
前記周辺テーブル1aと同一レベルを形成する。
再び第1図に戻つて示すように、周辺テーブル
1aには、その一側、すなわち、物の搬入方向側
に、その外周端面から中心方向に向けて、2条の
平行な切欠き1a1及び1a2が刻設され、この
切欠きは、物を中心テーブル1上に搬入する際、
プツシヤ(図示せず)の進入に備えたものであ
る。従つて、角変位と反転復帰を繰り返すテーブ
ル1,1aの原位置は、この切欠き1a1,1a
2が物の搬入方向に向けられて停止しているとき
のテーブルの状態をいう(第4図b及びc参照)。
テーブル1,1aを水平方向に角変位させる駆
動手段は次の通りである。すなわち、第3図にお
いて、前記流体圧シリンダ2は機枠11と一体の
外筒12の底面121上に直立固定されている一
方、前記外筒12とシリンダ2との間に同心状の
内筒3を外筒12に対し軸受を介して回転自在に
支承させ、その内筒3から支柱103、中間プレ
ート102、支柱104を介して前記周辺テーブ
ル1aを固定的に支持し、更に、中心テーブル1
はその底面から垂下する棒101を、中間プレー
ト102に設けた位置規制手段例えばスラスト軸
受105を介して、前記内筒3の内周軸線方向に
刻んだ半円溝302で軸線方向変位可能に係合さ
せ、前記内筒3の外面にピニオン301を設け、
そのピニオンにラツク4を係合させる。従つて、
ラツク4の往復直線変位運動がピニオン301を
介して内筒3に可逆角変位運動に変換して伝達さ
れ、内筒3と一体のテーブル1,1aもまたそれ
に従動変位させられる。
第2図において、ラツク4は、第1駆動系と第
2駆動系の互いに逆方向の直列接続から成る駆動
手段5によつて駆動される。すなわち、ラツク4
は第1駆動系における第1エアシリンダ501の
ロツド502に直結し、その第1エアシリンダ5
01を取り付けたブラケツト503に第2駆動系
における第2エアシリンダ504のロツド505
を固定し、更に、その第2エアシリンダ504を
前記第1エアシリンダ501とは逆向きかつ平行
に機台(図示せず)に固定する。そして、前記2
つのロツド502,505のストローク比を2対
1とし、かつ、その対比によつて生ずるテーブル
1,1aの回転角が180°対90°となるように各ロ
ツドのストローク長さを設定する。
そこで、先ず、第1〜2図で示すように、双方
のシリンダ501,504の各ロツド502,5
05を一斉に伸長させた状態におけるテーブル
1,1aの位置を物品搬入の原位置(第4図b及
びc参照)とする。
はじめに、第2シリンダ504のロツド505
のみを短縮及び伸長させると、テーブル1,1a
は原位置(第4図c)から180°角変位して第4図
eの状態となり、そこで反転して原位置(第4図
c)に復帰する。
次に、原位置(第4図c)のテーブルから、第
1シリンダ501のロツド502のみを短縮及び
伸長させると、テーブル1,1aは時針方向に
90°角変位して第4図dに至り、そこで反時針方
向に反転して90°角変位し、原位置(第4図b)
に復帰する。
今度は、双方のエアシリンダ501,504の
各ロツド502,505を一斉に短縮、伸長させ
ると、原位置(第4図b)のテーブル1,1aは
反時針方向に90°角変位して第4図aに至り、そ
こで時針方向に反転して90°角変位し、原位置
(第4図c)に復帰する。
さて、他方において、内筒3の外周適宜の位置
に突起6を設けると共に、内筒3の角変位停止時
において該突起6が停止する各位置にそれぞれダ
ンパー71,72,73,74及び75を対向配
置して、その各頭部711,721,731,7
41及び751を前記突起6に当接させ、テーブ
ル1,1aの変位を所定の位置で確実かつ穏やか
に停止させる。
2つのダンパー71及び75は、常時当接待ち
の姿勢で機枠11上にブラケツト76を介して固
定される。
しかしながら、他の3つのダンパー72,73
及び74は、進出して突起6に当接する場合と退
避してその通過を許す場合の2様に使い分けられ
るように機枠11上に取り付けられる。
ダンパー72,73,74の進退手段8は、第
2図及び第3図で示すように、機枠11上に一対
のブラケツト83,83を突設して、そのブラケ
ツト間に軸82を架設し、その軸82にレバー8
1の中央部を枢支させ、そのレバー81の一側の
自由端部に前記ダンパー72,73または74を
取り付ける一方、前記レバーの他側の自由端部を
エアシリンダ85のロツド86に枢着させる。エ
アシリンダ85の基端部は、機枠11上のブラケ
ツト84,84に架設されたピンにより回動自在
に枢支させる。
従つて、エアシリンダ85のロツド86を伸長
させると、ダンパー73(72,74も同様、た
だし記載省略)は突起6の旋回路外に退去し(第
3図実線位置)、ロツド86を短縮させると、ダ
ンパー73(72,74も同様)は突起6の旋回
路中に進出する(第3図破線位置) 以上の構成において、テーブル1,1aに180°
の角変位後反転復帰を反復させる場合には、第4
図c及びeで示すように、位置固定型ダンパー7
5と進退位置可変型ダンパー72を突起6の一側
61と他側62にそれぞれ当接させ、突起6の進
路途中に設けられているダンパー73及び74
は、終始突起6の進路外に退去させておく、ある
いは、突起6が近づく度毎に退去させ、離れるに
伴なつて進出する動作を反覆させても同じ効果が
生じる。
次に、テーブル1,1aに時針方向90°の角変
位後反転復帰を反覆させる場合には、第4図c,
d,bで示すように、進出位置固定型ダンパー7
1を突起6の他側62に当接させる反面、2つの
進退位置可変ダンパー72,73のうち、72の
方を突起6の進路外に退去させ、73の方を進路
内に進出させて突起6の一側61に当接させる。
更に、テーブル1,1aに反時針方向90°の角
変位後反転復帰を反覆させる場合には、第4図
b,a,cで示すように、進退位置可変型ダンパ
ー72及び74を突起6の進路内に進出させて突
起6の一側61と他側62にそれぞれ当接させる
一方、もう一つの進退位置可変型ダンパー73は
突起6の進路外へ退去させる。
なお、位置固定型ダンパー75は、テーブル
1,1aの180°角変位反転復帰に専用され、他の
場合に使用されない。そこで、このダンパー75
を省略して、その機能をダンパー74に代行させ
たい。そうするには、180°の角変位反転復帰時
に、突起6をその取付位置31から時針方向に
90°変位した第2の取付位置32に移して固定し、
その状態で移動させれば上記の要望が達せられ、
ダンパー4個で賄うことができる。そのようにし
た場合、ダンパー74は位置固定型で足り、ダン
パー72,73を突起6の進路外に退避させる。
進退位置可変型ダンパー72,73,74の変
位はエアシリンダ85に代えてソレノイドと復帰
スプリング(図示せず)を使用し、電気的に管理
することも可能である。
g 考案の効果 以上詳述したように、本考案は、テーブルの向
きを原位置から180°の角変位後反転復帰を反復さ
せる動作と、原位置から時針方向または反時針方
向に90°の角変位後反転復帰を反復させる動作と
を選択的に与える装置において、テーブル1,1
a乃至それと一体に角変位する部材例えば内筒3
に突起6を設けると共に、その突起6が各角変位
位置で停止する直前に相当する各位置にその突起
6に対向してそれぞれダンパー71,72,7
3,74及び75を配設し、配設された該ダンパ
ーのうち、突起6が通過することがあるダンパー
72,73及び74に対して前記突起6の旋回通
路の内外2様の位置に切換変位し得る手段8を設
け、各ダンパーを有効適切に選択して作動させ得
るようにしたから、角変位の終了しない途中でダ
ンパーが作動するおそれがなくなり、180°の角変
位でも90°の角変位でも所定の作動を確実に達成
させることができるようになつた。
このように確実なダンパーの作動に伴なつて、
停止位置における衝撃の緩和が一層向上するの
で、テーブルの角変位と反転復帰のスピードアツ
プを図ることができるばかりでなく、装置の耐久
性の向上をも一段と期待できるようになつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の要部を示す説明用平面図、
第2図は、本考案の具体的一実施例を示す第3図
2−2線に沿つた平面図、第3図は、第2図3−
3線に沿つた縦断展開図、第4図は、反転テーブ
ルの各種角変位位置とそれに関連する制動装置の
作動状態を示す説明図である。 1……中心テーブル、1a……周辺テーブル、
1a1,1a2……切欠、101……棒、102
……中間プレート、103,104……支柱、1
05……位置規制手段例えばスラスト軸受、2…
…流体圧シリンダ、21……そのラム、3……内
筒、301……そのピニオン、302……半円
溝、31,32……突起6の取付位置、4……ラ
ツク、5……駆動手段、501……第1エアシリ
ンダ、502……そのロツド、503……ブラケ
ツト、504……第2エアシリンダ、505……
そのロツド、6……突起、61……その一側、6
2……その他側、71,72,73,74,75
……ダンパー、711,721,731,74
1,751……その頭部、76……ブラケツト、
8……ダンパーの進退手段、81……レバー、8
2……軸、83,83,84,84……ブラケツ
ト、85……エアシリンダ、86……そのロツ
ド、10,11……機枠、12……外筒、121
……その底面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) テーブルの向きを、原位置から水平方向に
    180°の角変位後反転復帰をさせる動作(以下A
    動作という)と、原位置から水平時針方向に
    90°または水平反時針方向に90°の角変位後反転
    復帰をさせる動作(以下B動作という)とを選
    択的に与える装置において 該テーブル乃至それと一体に角変位する部材
    に突起を設けると共に、その突起が前記の各角
    変位位置で停止する直前に相当する各位置に前
    記突起に対向してそれぞれダンパーを配設し、
    配設された前記ダンパーのうち、前記A動作ま
    たはB動作時に前記突起が通過する位置に配設
    された各ダンパーを前記突起の旋回通路の内外
    2様の位置に切換変位させ得る手段を設けたこ
    とを特徴とする反転テーブルの選択的制動装
    置。 (2) ダンパーの位置を切換変位させる手段とし
    て、流体圧シリンダとレバー機構とを設けた実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の装置。 (3) ダンパーの位置を切換変位させる手段とし
    て、ソレノイドと復帰スプリングとを設けた実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の装置。
JP15240786U 1986-10-03 1986-10-03 Expired - Lifetime JPH0522516Y2 (ja)

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JP15240786U JPH0522516Y2 (ja) 1986-10-03 1986-10-03

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Publication Number Publication Date
JPS6359164U JPS6359164U (ja) 1988-04-20
JPH0522516Y2 true JPH0522516Y2 (ja) 1993-06-10

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