JPH0522512Y2 - - Google Patents
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- JPH0522512Y2 JPH0522512Y2 JP5696187U JP5696187U JPH0522512Y2 JP H0522512 Y2 JPH0522512 Y2 JP H0522512Y2 JP 5696187 U JP5696187 U JP 5696187U JP 5696187 U JP5696187 U JP 5696187U JP H0522512 Y2 JPH0522512 Y2 JP H0522512Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- cut sheet
- cut
- bottom plate
- prevention arm
- box body
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 25
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 23
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 15
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 6
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この考案は、複写機あるいは簡易印刷機いわゆ
るプリンターの給紙装置のカツトシート収納箱に
関するものである。
るプリンターの給紙装置のカツトシート収納箱に
関するものである。
〈従来の技術〉
従来のこの種のプリンターの給紙装置のカツト
シート収納箱として、特開昭48−7752号公報に記
載されたようなもの、あるいは第8図に示すよう
なものがあつた。このカツトシート収納箱aは、
カツトシートbが中底cに積載され、この中底c
が板ばねdによつて押上げられ、この中底cに積
載された最上部のカツトシートbが給紙ローラe
との当接位置まで押上げられるようにしたもので
ある。
シート収納箱として、特開昭48−7752号公報に記
載されたようなもの、あるいは第8図に示すよう
なものがあつた。このカツトシート収納箱aは、
カツトシートbが中底cに積載され、この中底c
が板ばねdによつて押上げられ、この中底cに積
載された最上部のカツトシートbが給紙ローラe
との当接位置まで押上げられるようにしたもので
ある。
〈考案が解決しようとする問題点〉
前記従来技術におけるカツトシート収納箱は、
このカツトシート収納箱に大量のカツトシートを
収納させようとすると、このカツトシートが積載
される中底の低位置から高位置までの移動範囲が
大きくなければならず、かつ、この中底を押しあ
げるための板ばねの長さが大きなものを必要と
し、カツトシート収納箱が大形となる問題点があ
つた。
このカツトシート収納箱に大量のカツトシートを
収納させようとすると、このカツトシートが積載
される中底の低位置から高位置までの移動範囲が
大きくなければならず、かつ、この中底を押しあ
げるための板ばねの長さが大きなものを必要と
し、カツトシート収納箱が大形となる問題点があ
つた。
〈問題点を解決するための手段〉
この考案は、前記従来例のような問題点を解決
するため、底板とこれに積載されたカツトシート
の三辺を囲む縦壁とより形成された箱体と、前記
積載された最上のカツトシートの角部のうち前記
箱体の縦壁のない側に対応する両角部を押さえる
上下動自在なカツトシート分離爪と、前記カツト
シート分離爪の縁のうち前記箱体の縦壁のない開
口面側の縁に繋げて該カツトシート分離爪よりも
下方に形成した係合部と、前記箱体の縦壁ない開
口面に回動自在に設けられ前記積載されたカツト
シートがこの開口面から脱落しないように係止す
る脱落防止アームとよりなり、この脱落防止アー
ムの回動支点を前記箱体の底板より下方に設ける
とともに、該脱落防止アームの自由端を前記係合
部に受承させ、カツトシートの積載の減少に追随
してこの脱落防止アームは下方に回動し、最下の
カツトシートの送り出の際には前記脱落防止アー
ムのどの部分も底板より上方にでていないように
構成した。
するため、底板とこれに積載されたカツトシート
の三辺を囲む縦壁とより形成された箱体と、前記
積載された最上のカツトシートの角部のうち前記
箱体の縦壁のない側に対応する両角部を押さえる
上下動自在なカツトシート分離爪と、前記カツト
シート分離爪の縁のうち前記箱体の縦壁のない開
口面側の縁に繋げて該カツトシート分離爪よりも
下方に形成した係合部と、前記箱体の縦壁ない開
口面に回動自在に設けられ前記積載されたカツト
シートがこの開口面から脱落しないように係止す
る脱落防止アームとよりなり、この脱落防止アー
ムの回動支点を前記箱体の底板より下方に設ける
とともに、該脱落防止アームの自由端を前記係合
部に受承させ、カツトシートの積載の減少に追随
してこの脱落防止アームは下方に回動し、最下の
カツトシートの送り出の際には前記脱落防止アー
ムのどの部分も底板より上方にでていないように
構成した。
〈作用〉
前記のようなカツトシート収納箱とすることに
よつて、前記箱体の縦壁のない側に対応する積載
された最上のカツトシートの両角部を押さえた上
下動自在なカツトシート分離爪と、このカツトシ
ート分離爪に回動の自由端を係止し前記箱体の縦
壁のない開口面に回動自在に設けたカツトシート
の脱落防止アームとが、カツトシートの送り出し
による減少に追随して下方に回動し、また、カツ
トシートの最上部を所定圧力で押圧して回動する
給紙装置本体側の給紙ローラもカツトシートの積
載量の減少に追随して下方に移動するので、カツ
トシートを一枚ずつ円滑に送り出す。
よつて、前記箱体の縦壁のない側に対応する積載
された最上のカツトシートの両角部を押さえた上
下動自在なカツトシート分離爪と、このカツトシ
ート分離爪に回動の自由端を係止し前記箱体の縦
壁のない開口面に回動自在に設けたカツトシート
の脱落防止アームとが、カツトシートの送り出し
による減少に追随して下方に回動し、また、カツ
トシートの最上部を所定圧力で押圧して回動する
給紙装置本体側の給紙ローラもカツトシートの積
載量の減少に追随して下方に移動するので、カツ
トシートを一枚ずつ円滑に送り出す。
最下カツトシートの送り出の際には、脱落防止
アームは、その回動支点は箱体の底板より下方に
あり、脱落防止アームの自由端はカツトシート分
離爪に繋げて前記箱体の縦壁のない側に該カツト
シート分離爪よりも下方に突設した係合部に受承
されるから、脱落防止アームのどの部分も底板よ
り上方にでていないため円滑に送り出すことがで
きる。
アームは、その回動支点は箱体の底板より下方に
あり、脱落防止アームの自由端はカツトシート分
離爪に繋げて前記箱体の縦壁のない側に該カツト
シート分離爪よりも下方に突設した係合部に受承
されるから、脱落防止アームのどの部分も底板よ
り上方にでていないため円滑に送り出すことがで
きる。
〈実施例〉
以下、この考案のプリンターの給紙装置のカツ
トシート収納箱の一実施例をプリンターの給紙装
置とともに詳細に説明すると、第1図はそのカツ
トシート収納箱を備えた給紙装置の斜視図、第2
図は同側面図であり、1は底板1aとこれに積載
されたカツトシートPの三辺を囲む縦壁1b,1
c,1cとより形成された箱体である。さらに、
第3図はカツトシート分離部材とカツトシートの
脱落防止アームの構成部分の斜視図、第4図は同
正面図であり、第2図ないし第4図において、2
はこの箱体1の縦壁のない側に対応する積載され
た最上のカツトシートPの両角部を押さえて上下
動するカツトシート分離爪2aを先端部に有する
カツトシート分離部材で、その基端部の長孔2b
が前記箱体1の縦壁1c,1c外側面の支軸3に
嵌合されて回動自在に取り付けられている。特に
第3図によつて明らかとしたように、カツトシー
ト分離爪2aに繋げて前記箱体1の縦壁のない側
に該カツトシート分離爪2aよりも下方に係合部
2cを突設している。4は前記箱体1の縦壁のな
い開口面1dに回動自在に設けた箱体1に積載さ
れたカツトシートPがこの開口面1dから脱落し
ないように係止するとともに回動の自由端4aを
前記カツトシート分離爪2aの近傍に形成した係
合部2cに係合させたカツトシートの脱落防止ア
ーム(他方の脱落防止アームは図示省略)であ
り、その回動の基端部4bは、前記箱体1の底板
1aの前縁の下方折曲部1eの底板1aより下方
位置と底板位置aの途中の下方折曲部1fとの間
に支持された支軸5によつて回動自在に支持され
ている。
トシート収納箱の一実施例をプリンターの給紙装
置とともに詳細に説明すると、第1図はそのカツ
トシート収納箱を備えた給紙装置の斜視図、第2
図は同側面図であり、1は底板1aとこれに積載
されたカツトシートPの三辺を囲む縦壁1b,1
c,1cとより形成された箱体である。さらに、
第3図はカツトシート分離部材とカツトシートの
脱落防止アームの構成部分の斜視図、第4図は同
正面図であり、第2図ないし第4図において、2
はこの箱体1の縦壁のない側に対応する積載され
た最上のカツトシートPの両角部を押さえて上下
動するカツトシート分離爪2aを先端部に有する
カツトシート分離部材で、その基端部の長孔2b
が前記箱体1の縦壁1c,1c外側面の支軸3に
嵌合されて回動自在に取り付けられている。特に
第3図によつて明らかとしたように、カツトシー
ト分離爪2aに繋げて前記箱体1の縦壁のない側
に該カツトシート分離爪2aよりも下方に係合部
2cを突設している。4は前記箱体1の縦壁のな
い開口面1dに回動自在に設けた箱体1に積載さ
れたカツトシートPがこの開口面1dから脱落し
ないように係止するとともに回動の自由端4aを
前記カツトシート分離爪2aの近傍に形成した係
合部2cに係合させたカツトシートの脱落防止ア
ーム(他方の脱落防止アームは図示省略)であ
り、その回動の基端部4bは、前記箱体1の底板
1aの前縁の下方折曲部1eの底板1aより下方
位置と底板位置aの途中の下方折曲部1fとの間
に支持された支軸5によつて回動自在に支持され
ている。
以上のようにしてこのカツトシート収納箱が構
成されている。
成されている。
次にこのカツトシート収納箱を備えたプリンタ
ーの給紙装置を説明する。
ーの給紙装置を説明する。
第5図は給紙装置の要部を一部破断して示した
図であり、この第5図あるいは第1図において、
6はこのカツトシート収納箱に積載された最上の
カツトシートPに押圧して回動しそのカツトシー
トPを一枚ずつ送り出す給紙ローラ、7はこの給
紙ローラ6が中央部に固定され前記カツトシート
Pの積載方向に移動可能な中空シヤフト、8,8
はこの中空シヤフト7の両端部を軸受部材9,9
を介して回転自在に支持するとともに、前記給紙
ローラ6がカツトシートPを押圧・押圧解放する
方向に回動可能なアーム、10は前記中空シヤフ
ト7の中に軸受部材11,11を介して回転自在
に挿入したシヤフト、12,12はのシヤフト1
0の両端部に固定したピニオン、13,13はこ
れらのピニオン12,12と噛合してこれが転動
する扇形状のラツク、14は前記中空シヤフト7
に固定した第1の被駆動ギアで、これと前記一方
のピニオン12との間には所定の摩擦を有する摩
擦部材15が介在されている。前記第1の被駆動
ギア14には前記一方のアーム8に回転自在に取
り付けられた第2の被駆動ギア16が噛合され、
さらに、この第2の被駆動ギア16には前記一方
のアーム8を回動自在に取り付けるためシヤーシ
17に支持させた支軸18に回転自在に取り付け
られた第3の被駆動ギア19が噛合されている。
20はこの第3の被駆動ギア19に噛合・離間自
在な駆動ギアで、この駆動ギア20はこの実施例
においてはモータ21の回転軸に取り付けたギア
22に噛合して回転するようになつている。
図であり、この第5図あるいは第1図において、
6はこのカツトシート収納箱に積載された最上の
カツトシートPに押圧して回動しそのカツトシー
トPを一枚ずつ送り出す給紙ローラ、7はこの給
紙ローラ6が中央部に固定され前記カツトシート
Pの積載方向に移動可能な中空シヤフト、8,8
はこの中空シヤフト7の両端部を軸受部材9,9
を介して回転自在に支持するとともに、前記給紙
ローラ6がカツトシートPを押圧・押圧解放する
方向に回動可能なアーム、10は前記中空シヤフ
ト7の中に軸受部材11,11を介して回転自在
に挿入したシヤフト、12,12はのシヤフト1
0の両端部に固定したピニオン、13,13はこ
れらのピニオン12,12と噛合してこれが転動
する扇形状のラツク、14は前記中空シヤフト7
に固定した第1の被駆動ギアで、これと前記一方
のピニオン12との間には所定の摩擦を有する摩
擦部材15が介在されている。前記第1の被駆動
ギア14には前記一方のアーム8に回転自在に取
り付けられた第2の被駆動ギア16が噛合され、
さらに、この第2の被駆動ギア16には前記一方
のアーム8を回動自在に取り付けるためシヤーシ
17に支持させた支軸18に回転自在に取り付け
られた第3の被駆動ギア19が噛合されている。
20はこの第3の被駆動ギア19に噛合・離間自
在な駆動ギアで、この駆動ギア20はこの実施例
においてはモータ21の回転軸に取り付けたギア
22に噛合して回転するようになつている。
また、前記他方のアームもシヤーシ17に支持
された支軸に回転自在に取り付けられており、ま
た、前記扇形状のラツク13,13も前記支軸1
8,18に固定されており、このラツク13,1
3の扇形は前記支軸18,18を中心とする円弧
によつて形成されている。
された支軸に回転自在に取り付けられており、ま
た、前記扇形状のラツク13,13も前記支軸1
8,18に固定されており、このラツク13,1
3の扇形は前記支軸18,18を中心とする円弧
によつて形成されている。
また、前記アーム8,8の少なくとも一方はス
プリング23によつてこれに回動自在に取り付け
られた前記中空シヤフト7が前記カツトシートP
から離れる方向に移動するように引つ張られてい
る。
プリング23によつてこれに回動自在に取り付け
られた前記中空シヤフト7が前記カツトシートP
から離れる方向に移動するように引つ張られてい
る。
また、前記他方のピニオン12と前記中空シヤ
フト7の前記第1の被駆動ギア14が取り付けら
れていない側の端面との間には圧縮スプリング2
4が介在しており、これによつて前記中空シヤフ
ト7に取り付けた第1の被駆動ギア14の側面を
摩擦部材15を介して前記シヤフト10に取り付
けた一方のピニオン12の側面に押圧することに
より、前記中空シヤフト7が回転すると所定の摩
擦をもつてシヤフト10が回転するようにしてい
るが、このような動作を行なわせる他の手段とし
ては、前記中空シヤフト10の間に介在されてい
る軸受部材11,11に所定の摩擦をもたせてお
けばよい。
フト7の前記第1の被駆動ギア14が取り付けら
れていない側の端面との間には圧縮スプリング2
4が介在しており、これによつて前記中空シヤフ
ト7に取り付けた第1の被駆動ギア14の側面を
摩擦部材15を介して前記シヤフト10に取り付
けた一方のピニオン12の側面に押圧することに
より、前記中空シヤフト7が回転すると所定の摩
擦をもつてシヤフト10が回転するようにしてい
るが、このような動作を行なわせる他の手段とし
ては、前記中空シヤフト10の間に介在されてい
る軸受部材11,11に所定の摩擦をもたせてお
けばよい。
また、カツトシート収納箱1の対向した縦壁1
c,1cの前記中空シヤフト7と対向する位置
は、この中空シヤフト7の下方への移動を妨げな
いように切欠部1g,1gが形成されている。
c,1cの前記中空シヤフト7と対向する位置
は、この中空シヤフト7の下方への移動を妨げな
いように切欠部1g,1gが形成されている。
次にこの給紙装置の動作を説明すると、カツト
シート収納箱1に積載されたカツトシートPを一
枚ずつ送り出すときには、前記モータ21のギア
22によつて第6図のAに示すように時計方向に
回転駆動される駆動ギア20を前記第3の被駆動
ギア19に噛合させると、第2の被駆動ギア16
を介して中空シヤフト7に固定した第1の被駆動
ギア14および中空シヤフト7が反時計方向に回
転する。この回転は中空シヤフト7に軸受部材1
1と摩擦部材15を介して挿入したシヤフト10
に伝動されてこれが同じ方向に回転し、このシヤ
フト10の両端部に固定したピニオン12,12
が反時計方向に回転しながら扇形状のラツク1
3,13に沿つて下方に転動し、前記シヤフト1
0および中空シヤフト7を下方に移動させ、この
中空シヤフト7の中央部に固定した反時計方向に
回転している給紙ローラ6を、カツトシート収納
箱1に積載された最上のカツトシートPに所定の
圧力で押圧すると、第7図Aに示すように、この
給紙ローラ6とカツトシート分離爪2aの間のカ
ツトシートPがまくり上げられ、次に、第7図の
Bに示すように、カツトシートPの両角がカツト
シート分離爪2aから外れてカツトシートPを一
枚ずつ送り出す。
シート収納箱1に積載されたカツトシートPを一
枚ずつ送り出すときには、前記モータ21のギア
22によつて第6図のAに示すように時計方向に
回転駆動される駆動ギア20を前記第3の被駆動
ギア19に噛合させると、第2の被駆動ギア16
を介して中空シヤフト7に固定した第1の被駆動
ギア14および中空シヤフト7が反時計方向に回
転する。この回転は中空シヤフト7に軸受部材1
1と摩擦部材15を介して挿入したシヤフト10
に伝動されてこれが同じ方向に回転し、このシヤ
フト10の両端部に固定したピニオン12,12
が反時計方向に回転しながら扇形状のラツク1
3,13に沿つて下方に転動し、前記シヤフト1
0および中空シヤフト7を下方に移動させ、この
中空シヤフト7の中央部に固定した反時計方向に
回転している給紙ローラ6を、カツトシート収納
箱1に積載された最上のカツトシートPに所定の
圧力で押圧すると、第7図Aに示すように、この
給紙ローラ6とカツトシート分離爪2aの間のカ
ツトシートPがまくり上げられ、次に、第7図の
Bに示すように、カツトシートPの両角がカツト
シート分離爪2aから外れてカツトシートPを一
枚ずつ送り出す。
そして、前述のように、脱落防止アーム4は底
板1aより下方の支軸5を回動支点とするととも
に、その自由端4aはカツトシート分離爪2aよ
りも下方に突設した係合部2cに受承されている
ので、カツトシートPの積載の減少に追随して下
方に回動し、分離されたカツトシートPは脱落防
止アーム4に阻止されることなく給紙される。そ
して、最下のカツトシートPの送り出しの際に
は、脱落防止アームのどの部分も底板より上方に
でていないようにするので、最下のカツトシート
Pも脱落防止アーム4に阻止されることなく給紙
される。
板1aより下方の支軸5を回動支点とするととも
に、その自由端4aはカツトシート分離爪2aよ
りも下方に突設した係合部2cに受承されている
ので、カツトシートPの積載の減少に追随して下
方に回動し、分離されたカツトシートPは脱落防
止アーム4に阻止されることなく給紙される。そ
して、最下のカツトシートPの送り出しの際に
は、脱落防止アームのどの部分も底板より上方に
でていないようにするので、最下のカツトシート
Pも脱落防止アーム4に阻止されることなく給紙
される。
また、このカツトシートPの送り出しを停止さ
せるときには、例えば前記モータ21のギア22
を逆転すなわち時計方向に回転させると、前記第
1の被駆動ギア14およびピニオン12,12が
時計方向に回転し、このピニオン12,12が扇
形状のラツク13,13に沿つて上方に転動する
ので、このピニオン12,12が固定されたシヤ
フト10および中空シヤフト7を上方に移動させ
て、この中空シヤフト7に固定した給紙ローラ6
をカツトシートPから離すようにするか、また
は、第6図のBに示すように、駆動ギア20を第
3の被駆動ギア19との噛合から外すと、ピニオ
ン12,12および給紙ローラ6が固定されたシ
ヤフト10および中空シヤフト7が支持されたア
ーム8,8をスプリング23で引つ張つて上方に
回動させることによつて、この中空シヤフト7に
固定した給紙ローラ6をカツトシートPから離す
ことができる。
せるときには、例えば前記モータ21のギア22
を逆転すなわち時計方向に回転させると、前記第
1の被駆動ギア14およびピニオン12,12が
時計方向に回転し、このピニオン12,12が扇
形状のラツク13,13に沿つて上方に転動する
ので、このピニオン12,12が固定されたシヤ
フト10および中空シヤフト7を上方に移動させ
て、この中空シヤフト7に固定した給紙ローラ6
をカツトシートPから離すようにするか、また
は、第6図のBに示すように、駆動ギア20を第
3の被駆動ギア19との噛合から外すと、ピニオ
ン12,12および給紙ローラ6が固定されたシ
ヤフト10および中空シヤフト7が支持されたア
ーム8,8をスプリング23で引つ張つて上方に
回動させることによつて、この中空シヤフト7に
固定した給紙ローラ6をカツトシートPから離す
ことができる。
〈考案の効果〉
この考案は、以上説明したように、箱体の縦壁
のない側に対応する積載された最上のカツトシー
トの両角部を押さえた上下動自在なカツトシート
分離爪と、このカツトシート分離爪に回動の自由
端を係合し前記箱体の縦壁のない開口面に回動自
在に設けたカツトシートの脱落防止アームとが、
カツトシートの送り出しによる減少に追随して下
方に回動し、分離されたカツトシートを脱落防止
アームに阻止されることなく給紙可能とするだけ
でなく、回動の自由端はカツトシート分離爪より
下方に突設した係合部に受承させたので、最下の
カツトシートの送り出しの際には脱落防止アーム
のどの部分も底板より上方にでていないようにし
て給紙可能とする。また、カツトシートの最上部
を所定圧力で押圧して回動する給紙装置本体側の
給紙ローラもカツトシートの積載量の減少に追随
して下方に移動するので、従来のように、カツト
シートを積載する中底と、この中底を押上げるば
ねが不要となり、その構造は簡単で、製造コスト
も安くなる。また、前記のような中底およびこれ
を押し上げるばねがないので、カツトシートを大
量に積載することができる。
のない側に対応する積載された最上のカツトシー
トの両角部を押さえた上下動自在なカツトシート
分離爪と、このカツトシート分離爪に回動の自由
端を係合し前記箱体の縦壁のない開口面に回動自
在に設けたカツトシートの脱落防止アームとが、
カツトシートの送り出しによる減少に追随して下
方に回動し、分離されたカツトシートを脱落防止
アームに阻止されることなく給紙可能とするだけ
でなく、回動の自由端はカツトシート分離爪より
下方に突設した係合部に受承させたので、最下の
カツトシートの送り出しの際には脱落防止アーム
のどの部分も底板より上方にでていないようにし
て給紙可能とする。また、カツトシートの最上部
を所定圧力で押圧して回動する給紙装置本体側の
給紙ローラもカツトシートの積載量の減少に追随
して下方に移動するので、従来のように、カツト
シートを積載する中底と、この中底を押上げるば
ねが不要となり、その構造は簡単で、製造コスト
も安くなる。また、前記のような中底およびこれ
を押し上げるばねがないので、カツトシートを大
量に積載することができる。
第1図はこの考案のカツトシート収納箱を備え
たプリンターの給紙装置の斜視図、第2図は同側
面図、第3図はカツトシート分離部材とカツトシ
ートの脱落防止アームの構成部分の斜視図、第4
図は同正面図、第5図は給紙装置の要部を一部破
断して示した図、第6図のA,Bは給紙ローラが
取り付けられた中空シヤフトおよびこれに挿入さ
れたシヤフトがカツトシートに向かう方向または
離間する方向に移動する説明図、第7図のA,B
は給紙ローラがカツトシートを一枚ずつ送り出す
説明図、第8図は従来のプリンターの給紙装置の
カツトシート収納箱を示すものである。 1……箱体、1a……底板、1b,1c……縦
壁、1d……縦壁のない開口面、1e……底板の
前端の下方折曲部、1f……底板の途中の下方折
曲部、1g……縦壁の切欠部、2……カツトシー
ト分離部材、2a……カツトシート分離爪、2b
……長孔、2c……係合部、3……支軸、4……
カツトシートの脱落防止アーム、4a……回動の
自由端、4b……回動の基端部、5……支軸、6
……給紙ローラ、7……中空シヤフト、8……回
動可能なアーム、9,11……軸受部材、10…
…シヤフト、12……ピニオン、13……扇形状
のラツク、14……第1の被駆動ギア、15……
摩擦部材、16……第2の被駆動ギア、17……
シヤーシ、18……支軸、19……第3の被駆動
ギア、20……駆動ギア、21……モータ、22
……モータの回転軸に取付けたギア、23……ス
プリング、24……圧縮スプリング。
たプリンターの給紙装置の斜視図、第2図は同側
面図、第3図はカツトシート分離部材とカツトシ
ートの脱落防止アームの構成部分の斜視図、第4
図は同正面図、第5図は給紙装置の要部を一部破
断して示した図、第6図のA,Bは給紙ローラが
取り付けられた中空シヤフトおよびこれに挿入さ
れたシヤフトがカツトシートに向かう方向または
離間する方向に移動する説明図、第7図のA,B
は給紙ローラがカツトシートを一枚ずつ送り出す
説明図、第8図は従来のプリンターの給紙装置の
カツトシート収納箱を示すものである。 1……箱体、1a……底板、1b,1c……縦
壁、1d……縦壁のない開口面、1e……底板の
前端の下方折曲部、1f……底板の途中の下方折
曲部、1g……縦壁の切欠部、2……カツトシー
ト分離部材、2a……カツトシート分離爪、2b
……長孔、2c……係合部、3……支軸、4……
カツトシートの脱落防止アーム、4a……回動の
自由端、4b……回動の基端部、5……支軸、6
……給紙ローラ、7……中空シヤフト、8……回
動可能なアーム、9,11……軸受部材、10…
…シヤフト、12……ピニオン、13……扇形状
のラツク、14……第1の被駆動ギア、15……
摩擦部材、16……第2の被駆動ギア、17……
シヤーシ、18……支軸、19……第3の被駆動
ギア、20……駆動ギア、21……モータ、22
……モータの回転軸に取付けたギア、23……ス
プリング、24……圧縮スプリング。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 底板とこれに積載されたカツトシートの三辺を
囲む縦壁とより形成された箱体と、 この箱体の縦壁のない側に対応する積載された
最上のカツトシートの両角部を押さえた上下動自
在なカツトシート分離爪と、 このカツトシート分離爪に繋げて前記箱体の縦
壁のない側に該カツトシート分離爪よりも下方に
突設した係合部と、 前記箱体の縦壁のない開口面に回動自在に設け
られ前記積載されたカツトシートがこの開口面か
ら脱落しないように係止する脱落防止アームとを
備えてなり、 この脱落防止アームの回動支点は前記箱体の底
板より下方にあり、脱落防止アームの自由端は前
記係合部に受承させ、 カツトシートの積載の減少に追随してこの脱落
防止アームは下方に回動し、最下のカツトシート
の送り出の際には前記脱落防止アームのどの部分
も底板より上方にでていないように構成したこと
を特徴とする。 プリンターの給紙装置のカツトシート収納箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5696187U JPH0522512Y2 (ja) | 1987-04-15 | 1987-04-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5696187U JPH0522512Y2 (ja) | 1987-04-15 | 1987-04-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63162730U JPS63162730U (ja) | 1988-10-24 |
JPH0522512Y2 true JPH0522512Y2 (ja) | 1993-06-10 |
Family
ID=30886239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5696187U Expired - Lifetime JPH0522512Y2 (ja) | 1987-04-15 | 1987-04-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0522512Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-04-15 JP JP5696187U patent/JPH0522512Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63162730U (ja) | 1988-10-24 |
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