JPH05224543A - 記録装置 - Google Patents
記録装置Info
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- JPH05224543A JPH05224543A JP4027754A JP2775492A JPH05224543A JP H05224543 A JPH05224543 A JP H05224543A JP 4027754 A JP4027754 A JP 4027754A JP 2775492 A JP2775492 A JP 2775492A JP H05224543 A JPH05224543 A JP H05224543A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording medium
- photosensitive drum
- recording
- contact roller
- transfer device
- Prior art date
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/14—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
- G03G15/16—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
- G03G15/163—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using the force produced by an electrostatic transfer field formed between the second base and the electrographic recording member, e.g. transfer through an air gap
- G03G15/1635—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using the force produced by an electrostatic transfer field formed between the second base and the electrographic recording member, e.g. transfer through an air gap the field being produced by laying down an electrostatic charge behind the base or the recording member, e.g. by a corona device
- G03G15/165—Arrangements for supporting or transporting the second base in the transfer area, e.g. guides
- G03G15/1655—Arrangements for supporting or transporting the second base in the transfer area, e.g. guides comprising a rotatable holding member to which the second base is attached or attracted, e.g. screen transfer holding drum
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、電子写真方式記録装置に関し、搬
送方向の印字むらをなくして印字品質を向上させること
のできる記録装置を提供することを目的としている。 【構成】 本発明が適用される記録装置は、感光ドラム
１と、該感光ドラム１上に形成されたトナー像を記録媒
体上に転写する転写器２と、該転写器２により転写され
た記録媒体上のトナー像を定着する定着器１０５と、該
定着器１０５の前段に配置されて記録媒体を感光ドラム
１に押し付ける密着ローラ４と、転写器２の後段に配置
されて転写済記録媒体を定着器１０５へ搬送する搬送手
段３とを少なくとも備えている。感光ドラム１の周速と
搬送手段３の記録媒体搬送速度とは同一に設定され、密
着ローラ４は防振部材１３により支持されている。
送方向の印字むらをなくして印字品質を向上させること
のできる記録装置を提供することを目的としている。 【構成】 本発明が適用される記録装置は、感光ドラム
１と、該感光ドラム１上に形成されたトナー像を記録媒
体上に転写する転写器２と、該転写器２により転写され
た記録媒体上のトナー像を定着する定着器１０５と、該
定着器１０５の前段に配置されて記録媒体を感光ドラム
１に押し付ける密着ローラ４と、転写器２の後段に配置
されて転写済記録媒体を定着器１０５へ搬送する搬送手
段３とを少なくとも備えている。感光ドラム１の周速と
搬送手段３の記録媒体搬送速度とは同一に設定され、密
着ローラ４は防振部材１３により支持されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真式プリンタ装
置（記録装置）に関するものである。
置（記録装置）に関するものである。
【０００２】近年のコンピュータシステムの高速化に伴
い、その出力手段であるプリンタも高速かつ高信頼性が
要求されている。
い、その出力手段であるプリンタも高速かつ高信頼性が
要求されている。
【０００３】
【従来の技術】図６は従来の電子写真方式記録装置の要
部構造を示す側面図で、図中、１は感光ドラム（像担持
体）、２は転写器、３は搬送手段である。感光ドラム１
上に形成されたトナー像は、図示しない給紙部から供給
される記録用紙（記録媒体）１００に、転写器２により
転写される。転写後に感光ドラム１から剥離した記録用
紙１００は、エアとベルトを用いた吸着搬送方式の搬送
手段３により搬送されて図示しない定着器に送られ、該
定着器によりトナー像が定着される。
部構造を示す側面図で、図中、１は感光ドラム（像担持
体）、２は転写器、３は搬送手段である。感光ドラム１
上に形成されたトナー像は、図示しない給紙部から供給
される記録用紙（記録媒体）１００に、転写器２により
転写される。転写後に感光ドラム１から剥離した記録用
紙１００は、エアとベルトを用いた吸着搬送方式の搬送
手段３により搬送されて図示しない定着器に送られ、該
定着器によりトナー像が定着される。
【０００４】上記記録装置では、記録用紙１００を感光
ドラム１に密着させる手段として、転写器２の前段に密
着ローラ４を設け、該密着ローラ４により記録用紙１０
０を感光ドラム１に押し付けている。また、搬送側のす
べりを考慮し、搬送手段３の記録用紙搬送速度ＶB を感
光ドラム１の周速ＶD より数％早くして、記録用紙１０
０を感光ドラム１に密着させていた。密着ローラ４は、
両面記録方式の場合特に重要な役割を果たす。すなわ
ち、片面定着時には記録用紙が乾いて硬くなりかつ記録
用紙にしわが発生するため、密着ローラ４による押し付
けが特に必要になる。
ドラム１に密着させる手段として、転写器２の前段に密
着ローラ４を設け、該密着ローラ４により記録用紙１０
０を感光ドラム１に押し付けている。また、搬送側のす
べりを考慮し、搬送手段３の記録用紙搬送速度ＶB を感
光ドラム１の周速ＶD より数％早くして、記録用紙１０
０を感光ドラム１に密着させていた。密着ローラ４は、
両面記録方式の場合特に重要な役割を果たす。すなわ
ち、片面定着時には記録用紙が乾いて硬くなりかつ記録
用紙にしわが発生するため、密着ローラ４による押し付
けが特に必要になる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、密着ローラを
設けたことにより感光ドラムからの記録媒体への転写性
が向上したため、感光ドラムの周速と記録媒体の搬送速
度間の速度差が顕著になり、かつ密着ローラの振動が記
録媒体上で搬送方向に印字むらを生じさせるようになっ
た。その結果、印字品質が低下し、その解決策が要望さ
れている。
設けたことにより感光ドラムからの記録媒体への転写性
が向上したため、感光ドラムの周速と記録媒体の搬送速
度間の速度差が顕著になり、かつ密着ローラの振動が記
録媒体上で搬送方向に印字むらを生じさせるようになっ
た。その結果、印字品質が低下し、その解決策が要望さ
れている。
【０００６】本発明は、媒体搬送方向の印字むらをなく
して印字品質を向上させることのできる記録装置を提供
することを目的としている。
して印字品質を向上させることのできる記録装置を提供
することを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明では、感光ドラムと、該感光ドラム上に形成
されたトナー像を記録媒体上に転写する転写器と、該転
写器により転写された記録媒体上のトナー像を定着する
定着器と、前記転写器の前段に配置されて記録媒体を前
記感光ドラムに押し付ける密着ローラと、前記転写器の
後段に配置されて前記感光ドラムから剥離した記録媒体
を前記定着器へ搬送する搬送手段とを少なくとも備えて
成り、前記感光ドラムの周速と前記搬送手段の記録媒体
搬送速度とが同一に設定された構成（第１の構成）とす
る。
め、本発明では、感光ドラムと、該感光ドラム上に形成
されたトナー像を記録媒体上に転写する転写器と、該転
写器により転写された記録媒体上のトナー像を定着する
定着器と、前記転写器の前段に配置されて記録媒体を前
記感光ドラムに押し付ける密着ローラと、前記転写器の
後段に配置されて前記感光ドラムから剥離した記録媒体
を前記定着器へ搬送する搬送手段とを少なくとも備えて
成り、前記感光ドラムの周速と前記搬送手段の記録媒体
搬送速度とが同一に設定された構成（第１の構成）とす
る。
【０００８】また、上記第１の構成の記録装置に、密着
ローラを支持する防振部材を付加したことを特徴とする
構成（第２の構成）とする。
ローラを支持する防振部材を付加したことを特徴とする
構成（第２の構成）とする。
【０００９】また、上記請求項１または請求項２記載の
記録装置に、片面の記録が完了した記録媒体を反転させ
るための紙葉反転機構と、該紙葉反転機構により反転さ
れた記録媒体を密着ローラと感光ドラムの間に裏返しに
して供給するための反転パスとを付加したことを特徴と
する構成（第３の構成）とする。
記録装置に、片面の記録が完了した記録媒体を反転させ
るための紙葉反転機構と、該紙葉反転機構により反転さ
れた記録媒体を密着ローラと感光ドラムの間に裏返しに
して供給するための反転パスとを付加したことを特徴と
する構成（第３の構成）とする。
【００１０】また、無端状の像担持体と、該像担持体上
に形成されたトナー像を記録媒体上に転写する転写器
と、該転写器により転写された記録媒体上のトナー像を
定着する定着器と、前記転写器の前段に配置されて記録
媒体を前に像担持体に押し付ける密着ローラと、前記転
写器の後段に配置されて前記像担持体から剥離した記録
媒体を前記定着器へ搬送する搬送手段と、前記定着器を
通過した記録媒体の搬送方向を反転させるための紙葉反
転機構と、該紙葉反転機構により反転された記録媒体を
前記密着ローラと前記像担持体の間に裏返しにして供給
するための反転パスとを備えて成ることを特徴とする構
成（第４の構成）とする。
に形成されたトナー像を記録媒体上に転写する転写器
と、該転写器により転写された記録媒体上のトナー像を
定着する定着器と、前記転写器の前段に配置されて記録
媒体を前に像担持体に押し付ける密着ローラと、前記転
写器の後段に配置されて前記像担持体から剥離した記録
媒体を前記定着器へ搬送する搬送手段と、前記定着器を
通過した記録媒体の搬送方向を反転させるための紙葉反
転機構と、該紙葉反転機構により反転された記録媒体を
前記密着ローラと前記像担持体の間に裏返しにして供給
するための反転パスとを備えて成ることを特徴とする構
成（第４の構成）とする。
【００１１】
【作用】感光ドラムの周速と搬送手段の記録媒体搬送速
度とを同一にしたため、従来Ｖ D ＜ＶB としていたとき
の速度ずれはなくなる。また、第２の構成の場合は、密
着ローラが防振部材に支持されているため、記録媒体へ
の振動伝達を防ぐことができ、印字むらは解決される。
度とを同一にしたため、従来Ｖ D ＜ＶB としていたとき
の速度ずれはなくなる。また、第２の構成の場合は、密
着ローラが防振部材に支持されているため、記録媒体へ
の振動伝達を防ぐことができ、印字むらは解決される。
【００１２】また、第３の構成の場合は、片面の定着を
完了した記録媒体は、紙葉反転機構により反転され、反
転パスを通って密着ローラと感光ドラムの間に裏面にし
て供給される。その後は、片面記録の場合と同様に裏面
にトナー像が転写される。この場合は、片面定着完了媒
体の硬さ増加（乾きによる），しわ発生が起こっても、
該媒体は密着ローラにより感光ドラムに押し付けられ、
良好な転写が実現される。
完了した記録媒体は、紙葉反転機構により反転され、反
転パスを通って密着ローラと感光ドラムの間に裏面にし
て供給される。その後は、片面記録の場合と同様に裏面
にトナー像が転写される。この場合は、片面定着完了媒
体の硬さ増加（乾きによる），しわ発生が起こっても、
該媒体は密着ローラにより感光ドラムに押し付けられ、
良好な転写が実現される。
【００１３】
【実施例】以下、図１乃至図５に関連して本発明の実施
例を説明する。
例を説明する。
【００１４】図４は例の記録装置の構造概要説明図で、
その構成，作用の概要は次の通りである。従来と同様の
部材には同符号を用いている。なお、本記録装置は、本
出願人により既に提案された特願昭６２−３０５７９２
号（特開平１−１５０６６９号）に開示された装置に密
着ローラを付加したものである。
その構成，作用の概要は次の通りである。従来と同様の
部材には同符号を用いている。なお、本記録装置は、本
出願人により既に提案された特願昭６２−３０５７９２
号（特開平１−１５０６６９号）に開示された装置に密
着ローラを付加したものである。
【００１５】記録に際しては、感光ドラム１を時計方向
に回転させ、その表面に、帯電器１０１による帯電，露
光手段１０２による画像情報に対応した露光を行って静
電潜像を形成する。この静電潜像は、現像器１０３によ
り現像されてトナー像となる。一方、供給部１０４に収
容されている記録用紙１００は、図示しないピックロー
ラにより繰り出され、上記トナー像形成とタイミングを
とって感光ドラム１の表面に供給される。
に回転させ、その表面に、帯電器１０１による帯電，露
光手段１０２による画像情報に対応した露光を行って静
電潜像を形成する。この静電潜像は、現像器１０３によ
り現像されてトナー像となる。一方、供給部１０４に収
容されている記録用紙１００は、図示しないピックロー
ラにより繰り出され、上記トナー像形成とタイミングを
とって感光ドラム１の表面に供給される。
【００１６】供給された記録用紙１００は密着ローラ４
により感光ドラム１に押し付けられて搬送され、転写器
２の上に達すると、該転写器２により感光ドラム１上の
トナー像が記録紙１００に転写される。転写感光ドラム
１から剥離した記録用紙１００は、搬送手段３により吸
着搬送されて定着器１０５に送られ、ここで該記録用紙
１００上のトナー像が定着される。片面記録の場合は、
定着を完了した用紙は排出ローラ１０６により図示しな
いスタッカに排出される。なお、定着器１０５の部分で
の用紙搬送は、吸引口１０９ａを有する複数のフィード
ローラ１０９により行われる。一方、転写を完了した感
光ドラム１の表面はクリーナ１１７により清掃される。
により感光ドラム１に押し付けられて搬送され、転写器
２の上に達すると、該転写器２により感光ドラム１上の
トナー像が記録紙１００に転写される。転写感光ドラム
１から剥離した記録用紙１００は、搬送手段３により吸
着搬送されて定着器１０５に送られ、ここで該記録用紙
１００上のトナー像が定着される。片面記録の場合は、
定着を完了した用紙は排出ローラ１０６により図示しな
いスタッカに排出される。なお、定着器１０５の部分で
の用紙搬送は、吸引口１０９ａを有する複数のフィード
ローラ１０９により行われる。一方、転写を完了した感
光ドラム１の表面はクリーナ１１７により清掃される。
【００１７】両面記録の場合は、定着器１０５を出た記
録用紙１００は図示しないゲートにより搬送路を切り替
えられて紙葉反転機構１０７に送られ、該紙葉反転機構
１０７から出た記録用紙１００は反転パス１０８を通っ
て感光ドラム１と密着ローラ４の間に裏返しにして供給
される。この間に、感光ドラム１上には表面用のトナー
像が形成される。その後、上述と同様に記録用紙１００
の裏面に対するトナー像転写，該トナー像の定着器１０
５による定着が行われ、定着を完了した記録用紙１００
は排出ローラ１０６によりスタッカに排出される。
録用紙１００は図示しないゲートにより搬送路を切り替
えられて紙葉反転機構１０７に送られ、該紙葉反転機構
１０７から出た記録用紙１００は反転パス１０８を通っ
て感光ドラム１と密着ローラ４の間に裏返しにして供給
される。この間に、感光ドラム１上には表面用のトナー
像が形成される。その後、上述と同様に記録用紙１００
の裏面に対するトナー像転写，該トナー像の定着器１０
５による定着が行われ、定着を完了した記録用紙１００
は排出ローラ１０６によりスタッカに排出される。
【００１８】搬送手段３及びフィードローラ１０９にお
いて記録用紙１００を吸引搬送するための吸引機構１１
０を図５（図５（Ａ）は吸引機構の側面図、図５（Ｂ）
は図５（Ａ）の要部詳細図）に示す。吸引機構１１０
は、Ｕ．Ｓ．Ｐａｔｅｎｔ Ｎｕｍｂｅｒ５，０３１，
００２（Ｆｉｌｅｄ Ｏｃｔ．３１，１９９０）に開示
されているもので、排気ブロア１１１と、該排気ブロア
１１１に接続するエアチャンバ１１２と、該エアチャン
バ１１２に接続して各フィードローラ１０９の軸の中空
部１０９ｂ（吸引口１０９ａに連通）を吸気する複数の
ダクト１１３と、エアチャンバ１１２に接続して搬送手
段３のプーリ３ａの軸の中空部３ａ1 を吸気するダクト
１１４と、エアチャンバ１１２に接続して複数本のベル
ト３ｂ上の記録用紙をスリット３ｃを介し吸引するダク
ト１１５とで構成されている。中空部３ａ1 はプーリ外
周の吸引口３ａ2 に通路３ａ3 を介し連通している。
いて記録用紙１００を吸引搬送するための吸引機構１１
０を図５（図５（Ａ）は吸引機構の側面図、図５（Ｂ）
は図５（Ａ）の要部詳細図）に示す。吸引機構１１０
は、Ｕ．Ｓ．Ｐａｔｅｎｔ Ｎｕｍｂｅｒ５，０３１，
００２（Ｆｉｌｅｄ Ｏｃｔ．３１，１９９０）に開示
されているもので、排気ブロア１１１と、該排気ブロア
１１１に接続するエアチャンバ１１２と、該エアチャン
バ１１２に接続して各フィードローラ１０９の軸の中空
部１０９ｂ（吸引口１０９ａに連通）を吸気する複数の
ダクト１１３と、エアチャンバ１１２に接続して搬送手
段３のプーリ３ａの軸の中空部３ａ1 を吸気するダクト
１１４と、エアチャンバ１１２に接続して複数本のベル
ト３ｂ上の記録用紙をスリット３ｃを介し吸引するダク
ト１１５とで構成されている。中空部３ａ1 はプーリ外
周の吸引口３ａ2 に通路３ａ3 を介し連通している。
【００１９】記録装置稼働時に排気ブロア１１１を作動
させると、各フィードローラ１０９上の記録用紙１００
はダクト１１３により吸引口１０９ａを介し吸引され、
ベルト３ｂ上の記録用紙１００はダクト１１５によりス
リット３ｃを介し各ベルト３ｂの間の部分で吸引され、
プーリ３ａ上の記録用紙１００はダクト１１４により吸
引口３ａ2 を介し各ベルト３ｂの間の部分で吸引され
る。従って、転写を完了した記録用紙１００は、感光ド
ラム１から剥離して定着器１０５へ吸着，搬送される。
１１６はガイド板で、剥離した記録用紙１００をベルト
３ｂ上へ案内する。
させると、各フィードローラ１０９上の記録用紙１００
はダクト１１３により吸引口１０９ａを介し吸引され、
ベルト３ｂ上の記録用紙１００はダクト１１５によりス
リット３ｃを介し各ベルト３ｂの間の部分で吸引され、
プーリ３ａ上の記録用紙１００はダクト１１４により吸
引口３ａ2 を介し各ベルト３ｂの間の部分で吸引され
る。従って、転写を完了した記録用紙１００は、感光ド
ラム１から剥離して定着器１０５へ吸着，搬送される。
１１６はガイド板で、剥離した記録用紙１００をベルト
３ｂ上へ案内する。
【００２０】上記記録装置では、前述の従来の課題を解
決する手段として、搬送手段３の記録用紙搬送速度を感
光ドラム１の周速と同一にするとともに、図１に示す密
着ローラ防振構造を採用している。密着ローラ４はブラ
ケット１１の長穴１１ａに回転自在に支持され、ブラケ
ット１１は、転写器２のケース１２の延長部１２ａに硬
度９０度程度の防振ゴム等の防振部材１３を介し取り付
けられている。
決する手段として、搬送手段３の記録用紙搬送速度を感
光ドラム１の周速と同一にするとともに、図１に示す密
着ローラ防振構造を採用している。密着ローラ４はブラ
ケット１１の長穴１１ａに回転自在に支持され、ブラケ
ット１１は、転写器２のケース１２の延長部１２ａに硬
度９０度程度の防振ゴム等の防振部材１３を介し取り付
けられている。
【００２１】また、ブラケット１１にはＬ形の板バネ１
４の一辺１４ａが固定されており、該板バネ１４の他辺
１４ｂは、密着ローラ４を両端部付近で付勢して感光ド
ラム１に圧接させている。この他辺１４ｂによる付勢力
は、（２００×２）ｇ程度である。１５は、給紙部から
繰り出されて送りローラ１６により供給される記録用紙
を感光ドラム１の表面に案内するガイドである。
４の一辺１４ａが固定されており、該板バネ１４の他辺
１４ｂは、密着ローラ４を両端部付近で付勢して感光ド
ラム１に圧接させている。この他辺１４ｂによる付勢力
は、（２００×２）ｇ程度である。１５は、給紙部から
繰り出されて送りローラ１６により供給される記録用紙
を感光ドラム１の表面に案内するガイドである。
【００２２】このように、本発明では、搬送手段の記録
用紙搬送速度を感光ドラムの周速と同一にしたため、従
来問題となっていた速度ずれはなくなる。また密着ロー
ラ４は防振部材上に取り付けられているため、密着ロー
ラ４自身の振動が記録媒体に伝わるのを防ぐことがで
き、印字むらは解決される。なお、本例のように、板ば
ね１４の一辺の密着ローラ４付勢部分にも防振部材１７
を張り付ければ防振効果は一層向上する。
用紙搬送速度を感光ドラムの周速と同一にしたため、従
来問題となっていた速度ずれはなくなる。また密着ロー
ラ４は防振部材上に取り付けられているため、密着ロー
ラ４自身の振動が記録媒体に伝わるのを防ぐことがで
き、印字むらは解決される。なお、本例のように、板ば
ね１４の一辺の密着ローラ４付勢部分にも防振部材１７
を張り付ければ防振効果は一層向上する。
【００２３】上記密着ローラ４は、図２に示す段付状と
することが望ましい。これは、円柱状ローラとした場合
に問題となる感光体１のフィルミング，記録用紙汚れの
問題を解決できるためで、密着ローラ４の記録用紙最大
幅を外れた両側部には大径部４ａが形成されており、該
両大径部４ａの間の小径部４ｂと大径部４ａの段差ａは
用紙厚ｔより３０μｍ程度小さくなっている。
することが望ましい。これは、円柱状ローラとした場合
に問題となる感光体１のフィルミング，記録用紙汚れの
問題を解決できるためで、密着ローラ４の記録用紙最大
幅を外れた両側部には大径部４ａが形成されており、該
両大径部４ａの間の小径部４ｂと大径部４ａの段差ａは
用紙厚ｔより３０μｍ程度小さくなっている。
【００２４】大径部４ａは、記録用紙が進入しないとき
は図示のように感光ドラム１に密着しているが、記録用
紙が進入すると、該用紙は小径部４ｂに接して搬送され
る。このとき、ｔ＞ａであるため、大径部４ａは感光ド
ラム１から離れる。このように、記録用紙最大幅より広
い小径部４ｂは感光ドラム１に接触しないため、フィル
ミング，用紙汚れを防止することができる。
は図示のように感光ドラム１に密着しているが、記録用
紙が進入すると、該用紙は小径部４ｂに接して搬送され
る。このとき、ｔ＞ａであるため、大径部４ａは感光ド
ラム１から離れる。このように、記録用紙最大幅より広
い小径部４ｂは感光ドラム１に接触しないため、フィル
ミング，用紙汚れを防止することができる。
【００２５】また、転写器２には樹脂製のガイド部材１
８が装着される。ガイド部材１８は、図３に示す形状の
もので、塩化ビニール等の樹脂でほぼコの字状に形成さ
れており、上面に網目状のガイド部１９を、両側に係合
部２０をそれぞれ備えている。装着に際しては、係合部
２０を、弾性を利用してケース１２の穴２１に係合させ
て装着する。
８が装着される。ガイド部材１８は、図３に示す形状の
もので、塩化ビニール等の樹脂でほぼコの字状に形成さ
れており、上面に網目状のガイド部１９を、両側に係合
部２０をそれぞれ備えている。装着に際しては、係合部
２０を、弾性を利用してケース１２の穴２１に係合させ
て装着する。
【００２６】このようにして装着されたガイド部材１８
のガイド部１９は、この上を通過する記録用紙１００を
案内する役割を果たす。
のガイド部１９は、この上を通過する記録用紙１００を
案内する役割を果たす。
【００２７】転写器２の放電ワイヤ清掃時等には該転写
器２を引き出すことになるが、この引き出し時には、フ
レー１２に結合されたガイド板２２を支持部材２３の溝
２３ａにガイドさせる。このとき、密着ローラ４が感光
ドラム１をこすらないようにするため、支持部材２３を
矢印Ａ方向に所定量回動させてから転写器２を引き出す
ようにする。
器２を引き出すことになるが、この引き出し時には、フ
レー１２に結合されたガイド板２２を支持部材２３の溝
２３ａにガイドさせる。このとき、密着ローラ４が感光
ドラム１をこすらないようにするため、支持部材２３を
矢印Ａ方向に所定量回動させてから転写器２を引き出す
ようにする。
【００２８】上述の説明では、像担持体として感光ドラ
ムを用いる例について述べたが、像担持体として無端状
のもの（ベルト式のもの）を用いる場合にも本発明は適
用可能である。
ムを用いる例について述べたが、像担持体として無端状
のもの（ベルト式のもの）を用いる場合にも本発明は適
用可能である。
【００２９】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、搬
送手段の搬送速度と感光ドラムの周速の間の速度ずれが
なくなりかつ密着ローラ自身の振動による記録媒体への
振動伝達を防ぐことができるため、印字むらをなくして
印字品質を向上させることができる。この効果は、両面
記録方式の場合特に顕著である。
送手段の搬送速度と感光ドラムの周速の間の速度ずれが
なくなりかつ密着ローラ自身の振動による記録媒体への
振動伝達を防ぐことができるため、印字むらをなくして
印字品質を向上させることができる。この効果は、両面
記録方式の場合特に顕著である。
【図１】本発明の実施例の密着ローラの防振構造説明図
である。
である。
【図２】本発明の実施例の密着ローラの形状説明図であ
る。
る。
【図３】本発明の実施例の転写器の平面図である。
【図４】本発明の記録装置の構造概要説明図である。
【図５】本発明の実施例の吸引機構の構造説明図で、図
５（Ａ）は側面図、図５（Ｂ）は図５（Ａ）の要部拡大
図である。
５（Ａ）は側面図、図５（Ｂ）は図５（Ａ）の要部拡大
図である。
【図６】従来の記録装置の要部構造を示す側面図であ
る。
る。
１ 感光ドラム ２ 転写器 ３ 搬送手段 ４ 密着ローラ １３，１７ 防振部材 １４ 板ばね １００ 記録用紙（記録媒体） １０５ 定着器 １０７ 紙葉反転機構 １０８ 反転パス
Claims (4)
- 【請求項１】 感光ドラム（１）と、 前記感光ドラム（１）上に形成されたトナー像を記録媒
体上に転写する転写器（２）と、 前記転写器（２）により転写された記録媒体上のトナー
像を定着する定着器（１０５）と、 前記転写器（２）の前段に配置されて記録媒体を前記感
光ドラム（１）に押し付ける密着ローラ（４）と、 前記転写器（２）の後段に配置されて前記感光ドラム
（１）から剥離した記録媒体を前記定着器（１０５）へ
搬送する搬送手段（３）とを少なくとも備えて成り、 前記感光ドラム（１）の周速と前記搬送手段（３）の記
録媒体搬送速度とが同一に設定されたことを特徴とする
記録装置。 - 【請求項２】 請求項１記載の記録装置に、密着ローラ
（４）を支持する防振部材（１３）を付加したことを特
徴とする記録装置。 - 【請求項３】 請求項１または請求項２記載の記録装置
に、片面の定着が完了した記録媒体の搬送方向を反転さ
せるための紙葉反転機構（１０７）と、該紙葉反転機構
（１０７）により反転された記録媒体を密着ローラ
（４）と感光ドラム（１）の間に裏返しにして供給する
ための反転パス（１０８）とを付加したことを特徴とす
る記録装置。 - 【請求項４】 無端状の像担持体（１）と、 前記像担持体（１）上に形成されたトナー像を記録媒体
上に転写する転写器（２）と、 前記転写器（２）により転写された記録媒体上のトナー
像を定着する定着器（１０５）と、 前記転写器（２）の前段に配置されて記録媒体を前記像
担持体（１）に押し付ける密着ローラ（４）と前記転写
器（２）の後段に配置されて前記像担持体（１）から剥
離した記録媒体を前記定着器（１０５）へ搬送する搬送
手段（３）と、 前記定着器（１０５）を通過した記録媒体の搬送方向を
反転させるための紙葉反転機構（１０７）と、 前記紙葉反転機構（１０７）により反転された記録媒体
を前記密着ローラ（４）と前記像担持体（１）の間に裏
返しにして供給するための反転パス（１０８）と、 を備えて成ることを特徴とする記録装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4027754A JPH05224543A (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 記録装置 |
| DE19934304295 DE4304295C2 (de) | 1992-02-14 | 1993-02-13 | Bilderzeugungsvorrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4027754A JPH05224543A (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05224543A true JPH05224543A (ja) | 1993-09-03 |
Family
ID=12229810
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4027754A Pending JPH05224543A (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 記録装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05224543A (ja) |
| DE (1) | DE4304295C2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2798868B2 (ja) * | 1992-11-26 | 1998-09-17 | 三田工業株式会社 | 転写装置 |
| US5884134A (en) * | 1996-06-19 | 1999-03-16 | Ricoh Co., Ltd. | Image forming apparatus with a device to increase contact area between a transfer sheet and an image carrier |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2849233C2 (de) * | 1978-11-13 | 1982-12-09 | Olympia Werke Ag, 2940 Wilhelmshaven | Elektrofotografisches Kopiergerät mit einer Übertragungseinrichtung zur Übertragung eines Tonerbildes auf ein Bildempfangsmaterial |
| JPH0825695B2 (ja) * | 1986-05-30 | 1996-03-13 | 日立工機株式会社 | 両面印刷装置 |
| JPS62299868A (ja) * | 1986-06-19 | 1987-12-26 | Canon Inc | 画像形成装置及びこの装置に使用するプロセスカートリッジ |
| EP0313088B1 (en) * | 1987-10-23 | 1995-01-04 | Fujitsu Limited | A suction-type sheet-carrying mechanism for an image-forming apparatus |
| US5021835A (en) * | 1990-06-04 | 1991-06-04 | Eastman Kodak Company | Multicolor imaging apparatus with improved transfer means |
-
1992
- 1992-02-14 JP JP4027754A patent/JPH05224543A/ja active Pending
-
1993
- 1993-02-13 DE DE19934304295 patent/DE4304295C2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE4304295C2 (de) | 1997-10-02 |
| DE4304295A1 (en) | 1993-08-19 |
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