JPH05224480A - 電子写真複写機 - Google Patents

電子写真複写機

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Publication number
JPH05224480A
JPH05224480A JP4028722A JP2872292A JPH05224480A JP H05224480 A JPH05224480 A JP H05224480A JP 4028722 A JP4028722 A JP 4028722A JP 2872292 A JP2872292 A JP 2872292A JP H05224480 A JPH05224480 A JP H05224480A
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JP
Japan
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copying
paper
black
white
time
Prior art date
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Pending
Application number
JP4028722A
Other languages
English (en)
Inventor
Keizo Ito
惠造 伊藤
Yasunori Mizuguchi
泰範 水口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP4028722A priority Critical patent/JPH05224480A/ja
Publication of JPH05224480A publication Critical patent/JPH05224480A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 カラー複写時の用紙の給紙間隔で白黒複写時
のそれより長く設定する。 【効果】 カラー複写時の定着性を向上させることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、白黒複写とカラー複写
とが可能な電子写真複写機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の白黒複写とカラー複写とが可能な
複写機においては、例えば白黒複写時には黒色トナーが
充填された現像槽を使用してトナー像を形成し、カラー
複写時には赤,青,緑等のカラートナーが充填された現
像槽と交換してカラートナー像を形成していた。
【0003】カラートナーは、トナーに着色剤が混合さ
れるが、該着色剤はトナーの主成分樹脂より軟化点が高
いため、黒色トナーに比べて定着性が劣る。
【0004】そのため、カラー複写等時には定着性を上
げるために黒色トナーによる白黒複写時より定着温度を
10℃程度高く(約170℃程度)設定する。
【0005】しかしながら、通常オフィス等で使用され
る場合には消費電力等の制約から定着装置のヒータは8
00Wから900W程度のものが使用されるので、定着
時にはヒートローラの熱が用紙及びトナーに吸収され、
特にカラー複写のマルチコピー時にはヒータからの熱補
給より用紙等に奪われる熱の方が多くなって、定着ロー
ラの温度が設定値(a)より20℃から30℃低下し、
定着可能下限温度(b)より下がってしまっていた(図
2参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の電子写真複
写機においては、定着ローラが下限温度に下がっている
ときには黒色トナーの定着は良好に行えるが、カラート
ナーの定着性は低下していた。
【0007】このような問題を解決する方法として、転
写用紙の搬送速度を遅くすることが考えられるが、この
場合カラー複写時のみならず、白黒複写時のCPM値
(1分間当たりのコピー枚数)も低下してしまうという
欠点があった。
【0008】そこで、カラー複写時のみ搬送速度を遅く
することが考えられるが、感光体周りのプロセス制御を
2種類の速度で制御しなければならず、複雑且つコスト
アップとなる欠点があった。
【0009】また、定着装置の付近だけ搬送速度を遅く
することも考えられるが、感光体付近からトナー未定着
で送られてくる用紙を減速して定着装置に挿入させる
と、減速時に発生する用紙のたわみを処理するためのス
ペースが必要となるので、搬送パスが長くなったり、定
着部での用紙しわの発生原因となっていた。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来の欠
点を解決するためになされたものであり、白黒複写とカ
ラー複写とが可能な電子写真複写機において、カラー複
写時の用紙の給紙間隔を白黒複写時の給紙間隔より長く
設定する制御手段を設けたことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明の電子写真複写機によれば、白黒複写の
CPM値を下げることなく、カラー複写時の定着性を向
上させることができる。
【0012】また、簡単な構成でカラー複写時の定着性
を向上させることができるので、コスト削減が図れる。
【0013】また、用紙の搬送時のたわみ等によるしわ
の発生等の問題もなくすことができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0015】図1は本発明に係る電子写真複写機の概略
構成を示す図である。
【0016】図2は本発明に係る定着装置の温度分布を
示す図である。
【0017】図3は本発明の給紙タイミングを説明する
タイムチャートである。
【0018】図1に示すように、複写機は被給紙装置と
しての複写機本体1の下にデスク部38を備え、複写機
本体1の排紙側にソータ19を備え、さらに複写機本体
1の上に原稿自動送り装置(以下、ADFと称す)3を
備えている。
【0019】上記デスク部38には、上から順に両面合
成ユニット21、第1回転カセットユニット26、第2
回転カセットユニット27および第3固定カセット25
が設けられている。第1および第2回転カセットユニッ
ト26,27は、外箱31内に回転可能な回転カセット
32を有している。
【0020】上記ADF3は複写機本体1の原稿台ガラ
ス2上に設けられ、原稿載置台3a上に配された図示し
ない原稿を、その大きさや縦もしくは横の送り方向に応
じて、原稿台ガラス2上の所定位置へ搬送すると共に、
複写終了後には原稿を外部に排出する機能を備えてい
る。
【0021】さらに、例えば両面複写を行うのであれ
ば、原稿を反転させて再び原稿台ガラス2上の所定位置
まで搬送し、両面複写終了後に原稿を外部に排出し得る
機能も備えている。
【0022】上記原稿載置台3a上には、原稿の搬送方
向のサイズを検出する搬送方向スイッチ5a,5b、お
よび原稿の幅方向の両側を規制するガイド4が設けられ
ている。
【0023】このガイド4には原稿の幅方向のサイズを
検出する幅方向スイッチ(図示せず)が設けられてい
る。
【0024】原稿台ガラス2上の下方には、複数の反射
ミラー6a…やレンズ6b…からなる光学系6が配され
ている。この光学系6は、原稿からの反射光を感光体ド
ラム7へと導く基本機能に加えて倍率可変機能も備え、
等倍複写は勿論、拡大および縮小複写が可能な構成とな
っている。
【0025】感光体ドラム7の周囲には、クリーナ8、
除電チャージャ9、帯電チャージャ10、カラー複写用
のトナーを有する現像装置11、および黒色のトナーを
有する現像装置12が配され、これら各手段および前記
の光学系6により、感光体ドラム7に対しての帯電→現
像→残留トナーの除去→除電の一連の動作が行われるよ
うになっている。
【0026】感光体ドラム7の下方には、転写チャージ
ャ13と剥離チャージャ14とが配設され、転写チャー
ジャ13により、感光体ドラム7へ供給された用紙に感
光体ドラム7上のトナー像が転写され、剥離チャージャ
14により、上記用紙が感光体ドラム7から剥離される
ようになっている。
【0027】この用紙は搬送ベルト17にて定着装置1
8へ搬送され、定着装置18は加熱や加圧により用紙上
のトナー像を定着させるようになっている。
【0028】上記定着装置18は、ヒータ18bを内蔵
した上ローラ18aと該上ローラ18aと接触して設け
られる加圧用の下ローラ18cとによって構成されてい
る。定着装置18を経た用紙は、基本的にはソータ19
を経てその排紙トレイ19a…上に排出されるが、例え
ば両面複写や合成複写を行う場合には、用紙戻り路20
を通ってデスク部38内の両面合成ユニット21へ導か
れるようになっている。
【0029】そして、用紙は両面複写の場合、両面合成
ユニット21内の第1搬送路21aを経て中間トレイ2
1c上に反転載置された後、送り出しローラ21dにて
給紙搬送路22へと送り出される一方、合成複写の場
合、両面合成ユニット21内の第2搬送路21bへ送ら
れ、この第2搬送路21bにおいて用紙の後端が検出さ
れた後、スイッチバックにより後端を進行方向先端にし
て送り出され、前記の第1搬送路21aを経て中間トレ
イ21c上に反転載置された後、送り出しローラ21d
にて給紙搬送路22へと送出されるようになっている。
【0030】上記の給紙搬送路22は感光体ドラム7付
近まで延設され、その終端部には、感光体ドラム7の回
転と用紙送り出しとのタイミングをとるためのペーパス
トップローラ15が配されている。
【0031】また、給紙搬送路22には、複数の給紙手
段が接続され、これら給紙手段から用紙が適宜供給され
るようになっている。具体的には、複写機本体1のペー
パストップローラ15へ用紙を搬送するための用紙搬送
経路の短い順に、手差し供給部30、用紙が500枚収
容可能な第1固定カセット29、用紙が250枚収容可
能な第2固定カセット28、両面合成ユニット21、第
1回転カセットユニット26、第2回転カセットユニッ
ト27および用紙が250枚収容可能な第3固定カセッ
ト25が設けられている。
【0032】そして、複写機本体1に配された上記の第
1固定カセット29および第2固定カセット28と、デ
スク部38に配された両面合成ユニット21、第1回転
カセットユニット26、第2回転カセットユニット27
および第3固定カセット25とにより、給紙装置39の
カセット群が構成されている。また、上記の各固定カセ
ット29,28,25および各回転カセットユニット2
6,27は複写機に対して着脱可能に設けられている。
【0033】以上のような構成の複写機においては、定
着装置18の定着温度は、白黒複写時では約160℃程
度、カラー複写時には定着性を上げるために白黒複写時
より高めの約170℃程度に予め設定されており、それ
ぞれの複写モードに応じて設定温度となるように制御さ
れる。
【0034】即ち、複写機の電源ONによってヒータ1
8bが通電され定着ローラが設定温度(a)となるまで
加熱される。定着ローラが定着可能な設定温度(a)に
なるとコピー可能な待機状態となる。
【0035】図3タイムチャートに示すように、この状
態で原稿台2上に原稿を置いてプリントスイッチ(図示
せず)をONするとメインモータが動作し始め、所定時
間Δt(約0.2〜0.5秒)後に給紙クラッチがON
して上記給紙カセットのうちの設定されたものから用紙
が給紙され始める。
【0036】一枚だけ複写を行うシングルコピーの定着
時には、下定着ローラ18cと用紙にローラの熱が吸収
されるが、一時的なものですぐにヒータ18bからの熱
供給によって設定温度以上に復活する。
【0037】次に、複数枚連続的に複写するマルチコピ
ー時には、用紙がCPM値との関係で予め制御部40の
ROM40aに設定された給紙間隔(T)で次々と給紙
される。
【0038】上記給紙間隔(T)は、白黒複写時とカラ
ー複写時とでは異なるように予め設定されている。
【0039】即ち、白黒複写時の給紙間隔をT1 、カラ
ー複写時の給紙間隔をT2 とすると、T1 <T2 となる
ように設定されている。上記給紙間隔はカラー複写モー
ド設定時に自動的に切換える。
【0040】但し、こり場合用紙の搬送スピードは白黒
複写、カラー複写共同一に設定されている。
【0041】具体的には、白黒複写時に20CPMとな
るように上記T1 およびT2 を設定すると、マルチコピ
ーによる定着ローラの温度の落ち込みを約10℃小さく
することができ、定着温度をカラー定着下限温度(b)
以上に保つことが可能となった(図2参照)。
【0042】以上のようにすることで、使用頻度の高い
白黒複写時のCPM値を下げることなく、定着性が問題
となるカラー複写の定着性を向上させることができる。
【0043】
【発明の効果】本発明の電子写真複写機によれば、白黒
複写のCPM値を下げることなく、カラー複写時の定着
性を向上させることができる。
【0044】また、簡単な構成でカラー複写時の定着性
を向上させることができるのでコスト削減が図れる。
【0045】また、用紙搬送時のたわみ等によるしわの
発生等の問題もなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子写真複写機の概略構成を示す
図である。
【図2】本発明に係る定着装置の温度分布を示す図であ
る。
【図3】本発明の給紙タイミングを説明するタイミング
チャートである。
【符号の説明】
18a 上ローラ 18b 下ヒータ 18c 加圧ローラ 40 制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 白黒複写とカラー複写とが可能な電子写
    真複写機において、 カラー複写時の用紙の給紙間隔を白黒複写時の給紙間隔
    より長く設定する制御手段を設けたことを特徴とする電
    子写真複写機。
JP4028722A 1992-02-17 1992-02-17 電子写真複写機 Pending JPH05224480A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4028722A JPH05224480A (ja) 1992-02-17 1992-02-17 電子写真複写機

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JP4028722A JPH05224480A (ja) 1992-02-17 1992-02-17 電子写真複写機

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Publication Number Publication Date
JPH05224480A true JPH05224480A (ja) 1993-09-03

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ID=12256335

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JP4028722A Pending JPH05224480A (ja) 1992-02-17 1992-02-17 電子写真複写機

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JP (1) JPH05224480A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7369787B2 (en) 2004-05-31 2008-05-06 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming apparatus
JP2011253127A (ja) * 2010-06-03 2011-12-15 Casio Electronics Co Ltd 定着温度制御装置、印刷装置、及び、プログラム

Cited By (3)

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US7801456B2 (en) 2004-05-31 2010-09-21 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming apparatus
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