JPH0522427Y2 - - Google Patents

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JPH0522427Y2
JPH0522427Y2 JP701986U JP701986U JPH0522427Y2 JP H0522427 Y2 JPH0522427 Y2 JP H0522427Y2 JP 701986 U JP701986 U JP 701986U JP 701986 U JP701986 U JP 701986U JP H0522427 Y2 JPH0522427 Y2 JP H0522427Y2
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chain
drive
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case
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  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、多輪車のチエンケース補強構造。
(ロ) 従来の技術 従来、多輪車のチエンケースは、実開昭60−
11829号公報等に開示されているように、矩形筒
状のチエンケースに複数個の車輪を取付けて、前
後相隣る駆動用の車輪間上方に位置するチエンケ
ース上側壁を開口状態として、同開口部を介して
駆動軸と各駆動用車輪の車軸との間に各々駆動チ
エンを巻回することにより、同チエンを介して駆
動軸より駆動車輪に駆動力を伝達すべく構成して
いる。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 ところが、上記チエンケースの場合、駆動チエ
ンを巻回装備するために、同ケースの上側壁を開
口させているために、チエンケースに捩れが作用
した際に、同開口部が非常に脆弱となつて、強度
上のネツクとなつていた。
また、駆動チエンは、前後相隣る駆動車輪に
各々動力を伝達すべく、二本巻回しているが、同
チエンの受体がないために、同チエンの延びによ
り動力伝達機能が充分に果されていないという不
具合も生じていた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 そこで、本考案では、矩形筒状のチエンケース
に複数個の車輪を取付けて、前後相隣る駆動用の
車軸間上方に位置するチエンケース上側壁に開口
部を設けて、同開口部を介して駆動軸と各駆動用
車輪の車軸との間に各々駆動チエンを巻回してな
る多輪車のチエンケースにおいて、上記駆動チエ
ンの下部回動側に沿うべく傾斜面部を保有させた
補強板を、上記開口部の下方位置で、しかも、駆
動チエンの下部回動側に上記傾斜面部が近接位置
するようにチエンケースの左右側壁間に、架設状
に介設してなる多輪車のチエンケース補強構造を
提供するものである。
(ホ) 作用 多輪車を走行させる際には、駆動軸より駆動チ
エンを介して前後駆動用車輪に各々動力を伝達す
ればよいものであり、この際、駆動チエンを装備
したチエンケース上側壁の開口部下方位置で、し
かも、駆動チエンの下部回動側に近接するチエン
ケースの左右側壁間に、補強板を架設状に介設し
ているために、チエンケースに捩れが作用した場
合にも、最も強度の弱い開口部付近が、同補強板
によつて補強されて、損傷される等の不具合が生
じないものである。
しかも、かかる補強板は、駆動チエンの下部回
動側に沿う前後傾斜面部を有しているために、同
チエン下部回動側が下方へ弛緩しても、同傾斜面
部が同下部回動側を支持して、駆動チエンの機能
を確保させることができるものである。
(ヘ) 効果 本考案によれば、補強板がチエンケースの補強
機能を果すと共に、駆動チエンの受体としても機
能するために、特にチエンケースの回行部の剛性
が向上し、しかも、駆動チエンの伝動機能が良好
に確保されるという効果を奏する。
(ト) 実施例 本考案の実施例を図面にもとずき詳説すれば、
第1図に示すAは動力運搬車であり、同運搬車A
は、走行を兼用した左右チエンケース1,1間前
部にエンジンフレーム2を連設して、同フレーム
2上左側に運転部3、右側に原動機部4、及び、
燃料タンク5を各々配設し、また、上記チエンケ
ース1,1間後部に荷台6を載設しており、左右
チエンケース1,1には、各々4個づつ計8個の
車輪7を連設している。
チエンケース1は、第2図、第3図に示すよう
に、前後長手矩形筒状に形成して、同ケース1の
左右側壁1a,1b間に、4個の車軸7a,7
b,7c,7d前後略同一間隔を保持させて軸架
し、各車軸7a,7b,7c,7dに車輪7を連
設している。
そして、チエンケース1は、最前部の車軸7a
と、その隣接後方に位置する車軸7bとの間上方
に位置する上側壁1c部分に矩形状の開口部8を
形成して、同開口部8上方に原動機部4のエンジ
ン4aに連動連設した駆動軸9を配設し、同駆動
軸9と上記各車軸7a,7bとの間に第1、第2
駆動チエン10,11を、各々スプロケツト1
2,13,14を介して巻回することにより、同
車軸7a,7bを駆動車軸として、駆動用の車軸
7bと隣接後方の車軸7cとの間、及び、同車軸
7cとその後方の車軸7dとの間に、各々連動チ
エン15,16をスプロケツト17,18を介し
て巻回している。
図中、19はチエンカバー体、20はクラツチ
ケースを各々示している。
かかる構成において、本考案の要旨は、チエン
ケース1の左右側壁1a,1b間に補強板21を
介設したことにあり、次の通りである(第4図参
照)。
すなわち、補強板21は、チエンケース1左右
側壁1a,1b間隔と略同一の矩形帯状板を、上
方へ突状に折曲して、前部と後部に各々前傾斜面
部21aと後傾斜面部21bとを形成して成るも
のである。
そして、かかる補強板21は、上記した第1、
第2駆動チエン10,11の下部回動側10a,
11aに前後傾斜面部21a,21bが沿う状態
に近接させて、チエンケース1の左右側壁1a,
1b間に架設状に介設しているものである。
従つて、強度的に脆弱となるチエンケース1の
開口部8下方位置に上記補強板21が介設されて
いることにより、同ケース1剛性が向上するもの
であり、しかも、かかる補強板21は上方凸状に
折曲させているために、同補強板21事態が同ケ
ース1の左右側壁1a,1b間にあつて強固な構
造となつており、さらには、同補強板21の前後
傾斜面部21a,21bが、第1、第2駆動チエ
ン下部回動側10a,11aの受体としても機能
するために、同チエンの機能確保が図れるもので
ある。
第5図は、エンジン4aを支持するエンジンベ
ース22を示しており、同ベース22は、左側ベ
ース22aと右側ベース22bとの一側端間にマ
フラー取付座22cを横架して成り、同マフラー
取付座22cにマフラー23を取付けるべく構成
している。
従つて、エンジン4aとトランスミツシヨンと
の間に巻回介設した伝動ベルトの長さ調整を行う
際にも、同エンジン4aを上記エンジンベース2
2を介して移動調整すれば、マフラー23も付随
して移動するために、上記伝動ベルトの長さ調整
が容易に行えるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案によるチエンケース補強構造
を有する動力運搬車の側面図、第2図は、同要部
の一部切欠拡大側面図、第3図は、同要部の縦断
面図、第4図は、同要部の拡大斜視図、第5図
は、エンジンベースの斜視図。 A……動力運搬車、1……チエンケース、1a
……左側壁、1b……右側壁、1c……上側壁、
7……車輪、7a,7b……車軸、8……開口
部、9……駆動軸、10……駆動チエン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 矩形筒状のチエンケース1に複数個の車輪7を
    取付けて、前後相隣る駆動用の車軸7a,7b間
    上方に位置するチエンケース上側壁1cに開口部
    8を設けて、同開口部8を介して駆動軸9と各駆
    動用車輪の車軸7a,7bとの間に各々駆動チエ
    ン10,11を巻回してなる多輪車のチエンケー
    スにおいて、上記駆動チエン10,11の下部回
    動側10a,11aに沿うべく傾斜面部を保有さ
    せた補強板21を、上記開口部8の下方位置で、
    しかも、駆動チエン10,11の下部回動側10
    a,11aに上記傾斜面部が近接位置するように
    チエンケース1の左右側壁1a,1b間に、架設
    状に介設してなる多輪車のチエンケース補強構
    造。
JP701986U 1986-01-20 1986-01-20 Expired - Lifetime JPH0522427Y2 (ja)

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JP701986U JPH0522427Y2 (ja) 1986-01-20 1986-01-20

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JP701986U JPH0522427Y2 (ja) 1986-01-20 1986-01-20

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JPS62118736U JPS62118736U (ja) 1987-07-28
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JPS62118736U (ja) 1987-07-28

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