JPH05224106A - 光ファイバケーブル - Google Patents

光ファイバケーブル

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Publication number
JPH05224106A
JPH05224106A JP4026706A JP2670692A JPH05224106A JP H05224106 A JPH05224106 A JP H05224106A JP 4026706 A JP4026706 A JP 4026706A JP 2670692 A JP2670692 A JP 2670692A JP H05224106 A JPH05224106 A JP H05224106A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
cable
fiber cable
plastic
tension member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4026706A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Ishikawa
弘樹 石川
Yoshinobu Kitayama
佳延 北山
Hiroaki Sano
裕昭 佐野
Wataru Katsurajima
渉 桂島
Shigeru Tanaka
茂 田中
Shigeru Tomita
茂 冨田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP4026706A priority Critical patent/JPH05224106A/ja
Publication of JPH05224106A publication Critical patent/JPH05224106A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4401Optical cables
    • G02B6/4407Optical cables with internal fluted support member
    • G02B6/4408Groove structures in support members to decrease or harmonise transmission losses in ribbon cables

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ファイバケーブルを曲げた際に、光ファイ
バに生じる応力歪を緩和し、伝送特性や長期信頼性の低
下を防ぐ。 【構成】 実質的にU字形のプラスチックスペーサ12
の内部に光ファイバまたは光ファイバテープ心線3を収
容して光ファイバユニット13を形成する。プラスチッ
クスペーサ12の底部14をケーブル中心のテンション
メンバ6に向けて、複数の光ファイバユニット13をテ
ンションメンバ6の周囲に配置、集合する。光ファイバ
ユニット13の上には押え巻き15とシース16を順次
施す。前述のプラスチックスペーサ12の全部または表
面の少なくとも一部は、滑材を含む材料で構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ファイバケーブルに係
り、とくにケーブルの折り曲げ部において外部応力によ
り光ファイバに歪などを発生させない構造の光ファイバ
ケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバケーブルにおいて、その内部
に収容された光ファイバに、それと隣接するケーブル構
成物から加わる接触外力を如何に緩和し、この光ファイ
バに応力歪を発生させないかということは解決すべき重
要な課題である。
【0003】このような課題に対処するため、本出願人
は先に特開昭55−45087号に係る光ファイバケー
ブルを提案した。この光ファイバケーブルは、図3に示
すような構造であって、シース5内に、断面U字形状に
予め押出し成形されたプラスチックスペーサ1の内側に
所望本数の光ファイバ2または光ファイバテープ心線3
を収容してなる光ファイバユニット4を有している。こ
の光ファイバユニット4はケーブル中心のテンションメ
ンバ6の周りに複数配置されるもので、各プラスチック
スペーサ1の底部7が前述のテンションメンバ6に向っ
て集合、配置され、その上に押え巻き8とシース5が順
次施されて光ファイバケーブルが完成される。
【0004】前述のプラスチックスペーサ1の材質とし
ては、ポリエチレン、ポリエステル、ポリ塩化ビニル等
が使用されるが、特に、大きな強度を実現するには、ガ
ラス繊維を入れて強化したプラスチック(通称FRP)
材を用いることも可能である。
【0005】図3に示される光ファイバケーブルは、プ
ラスチックスペーサ1の強度が大きいことにより、その
内部に収容される光ファイバ2や光ファイバテープ心線
3の伝送特性を安定に保つことができしかも取扱いが容
易である。しかし、この光ファイバケーブルも、図2に
示されるようにU字形に曲げた場合の問題点は、改良す
べき点として残されている。
【0006】すなわち、図2のように光ファイバケーブ
ル9がU字状に折げられた場合、ケーブルの中立線10
を境として、曲率中心11から近い側には矢印A方向に
圧縮応力が働き、曲率中心11から遠い側には矢印B方
向に引張り応力が働く。このため、複数の光ファイバユ
ニット4を撚り合わせた構造をもつ光ファイバケーブル
では、ケーブル中の光ファイバユニット4が図2の点線
Cで示すように引っ張り応力と圧縮応力とを長手方向に
交互に受け、光ファイバ2や光ファイバテープ心線3に
側圧が作用し、伝送特性が低下する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来この種の光ファイ
バケーブルでは、光ファイバユニット4同士、あるいは
光ファイバユニット4とテンションメンバ6、光ファイ
バユニット4と押え巻き8の間の摩擦が大きく、前述の
引っ張り応力と圧縮応力のそれぞれによって、光ファイ
バユニット4に生じる伸び歪みと圧縮歪みは互いに相殺
され緩和されることがない。このため、光ファイバケー
ブルの布設作業時におよび布設後に光ファイバケーブル
に曲げ応力を加えると、光ファイバユニット4およびこ
のユニット中に収容されている光ファイバ2あるいは光
ファイバテープ心線3に生じる歪みが大きくなり、伝送
特性および長期信頼性に悪影響が及ぼされるという問題
点があった。
【0008】本発明は、前述の欠点を解決した光ファイ
バケーブルを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、横断面が実質
的にU字形に成形されたプラスチックスペーサの内側
に、所定本数の光ファイバまたは光ファイバテープ心線
が収容され、複数のプラスッチクスペーサの底部をケー
ブル中心のテンションメンバに向けて集合、配置してな
る光ファイバケーブルにおいて、プラスッチクスペーサ
の全体または表面の少なくとも一部が滑剤を含む材料に
より構成されていることを特徴とする。
【0010】
【作用】光ファイバケーブルを曲げる際、ケーブルの中
立線を境として、その曲率中心から近い側には圧縮応力
が、遠い側には引張り応力が働く。この場合、プラスチ
ックスペーサ同士あるいは、プラスチックスペーサとテ
ンションメンバとの間に働く摩擦力が小さく、撚り合せ
られた複数のプラスッチクスペーサは、圧縮応力と引張
り応力を緩和するようにシース内で滑動する。
【0011】
【実施例】以下本発明に係る光ファイバケーブルの実施
例を図1を参照して説明する。
【0012】図1は本発明に係る光ファイバケーブルの
断面図で、横断面が実質的にU字形をなすプラスチック
スペーサ12の全体または一部が滑剤を含む材料で構成
されている。また、このプラスチックスペーサ12の内
側に光ファイバテープ心線3が所望本数収容されて光フ
ァイバユニット13を形成している。プラスチックスペ
ーサ12は、その底部14をケーブル中心のテンション
メンバ6に向って配置、集合され、その上に押え巻き1
5を施して各スペーサを固定し、その上にさらにシース
16を施している。
【0013】前述の光ファイバテープ心線3を収容する
U字形のスペーサの材質は、とくに限定されるものでは
ないが、形成が容易という点から本実施例のごときプラ
スッチクスペーサ12が適している。また、このプラス
チックスペーサ12の全体又は一部に含ませて用いられ
る滑材としては、たとえば、ステアリン酸などの脂肪酸
系のもの、オレイン酸アミドやエルシルアミド、ステア
リン酸アミドなど脂肪酸アミド系のもの、ステアリン酸
鉛など金属石齢系のものなどの有機物系滑剤や、カーボ
ン、ボロンナイトライド、タルク、二酸化モリブデンな
どの無機系固定滑剤、PTFE粒などの弗素樹脂系固定
滑剤、およびポリエチレンなどに反応性ポリオルガノシ
ロキサンをグラフトしたシリコン系プラスチック粒など
がある。
【0014】具体例として、図1に示す構造の光ファイ
バケーブルを試作した。この場合、プラスチックスペー
サ12の材料として高密度ポリエチレンを用い、滑剤と
してオレイン酸アミドを0.4%添加した。この結果、
オレイン酸アミドがプラスチックスペーサ12の表面に
ブリードして滑剤の膜を形成した。そして、プラスチッ
クスペーサ12同士の摩擦係数が、滑剤を添加しない場
合の0.6から0.2%まで減少した。さらに、このプ
ラスチックスペーサ12を用いた光ファイバケーブル
を、直径600mmのマンドレルに巻き付ける曲げ試験
を行った。その結果、光ファイバケーブルの伝送特性の
最大損失増が0.1dB(滑剤なしの場合が、0.2d
B)、最大歪みが、0.02%(滑剤なしの場合が、
0.5%)となり、十分な改善効果が得られた。また、
上記の改善効果は、プラスチックスペーサ12の摩擦係
数が0.4以下の場合でのみ有効であることが確認され
た。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
光ファイバユニットを撚り合せた構造をもつ光ファイバ
ケーブルにおいて、このケーブルを曲げた際、光ファイ
バユニット同士がスムーズに滑動して、光ファイバユニ
ットに作用する伸び歪みと圧縮歪みが緩和されやすくな
り、光ファイバに発生する歪みを小さくすることがで
き、それにより、伝送特性や長期信頼性の低下を防ぐこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る光ファイバケーブルの断
面図である。
【図2】光ファイバケーブルの折曲げ部に作用する応力
を示す説明図である。
【図3】従来の光ファイバケーブルの断面図である。
【符号の説明】
6…テンションメンバ、12…プラスチックスペーサ、
13…光ファイバユニット、14…底部。
フロントページの続き (72)発明者 佐野 裕昭 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内 (72)発明者 桂島 渉 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内 (72)発明者 田中 茂 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内 (72)発明者 冨田 茂 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横断面が実質的にU字形に成形されたプ
    ラスチックスペーサの内側に、所定本数の光ファイバま
    たは光ファイバテープ心線を収容して光ファイバユニッ
    トを構成し、複数の前記プラスッチクスペーサの底部を
    ケーブル中心のテンションメンバに向けて集合、配置し
    てなる光ファイバケーブルにおいて、 前記プラスッチクスペーサの全体または表面の少なくと
    も一部が滑剤を含む材料により構成されていることを特
    徴とする光ファイバケーブル。
JP4026706A 1992-02-13 1992-02-13 光ファイバケーブル Pending JPH05224106A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4026706A JPH05224106A (ja) 1992-02-13 1992-02-13 光ファイバケーブル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4026706A JPH05224106A (ja) 1992-02-13 1992-02-13 光ファイバケーブル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05224106A true JPH05224106A (ja) 1993-09-03

Family

ID=12200829

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4026706A Pending JPH05224106A (ja) 1992-02-13 1992-02-13 光ファイバケーブル

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JP (1) JPH05224106A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2714977A1 (fr) * 1994-01-12 1995-07-13 Siemens Ag Câble optique et son procédé de fabrication.

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2714977A1 (fr) * 1994-01-12 1995-07-13 Siemens Ag Câble optique et son procédé de fabrication.

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