JPH05223989A - 管内面洗浄装置 - Google Patents

管内面洗浄装置

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JPH05223989A
JPH05223989A JP4056655A JP5665592A JPH05223989A JP H05223989 A JPH05223989 A JP H05223989A JP 4056655 A JP4056655 A JP 4056655A JP 5665592 A JP5665592 A JP 5665592A JP H05223989 A JPH05223989 A JP H05223989A
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JP
Japan
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sponge
pusher
pipe
compressed
taper
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Pending
Application number
JP4056655A
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English (en)
Inventor
Masaaki Yamamoto
昌昭 山本
Yuzo Kawakami
雄三 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NISSHIN KINZOKU SEISAKUSHO KK
Nippon Steel Corp
Original Assignee
NISSHIN KINZOKU SEISAKUSHO KK
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NISSHIN KINZOKU SEISAKUSHO KK, Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical NISSHIN KINZOKU SEISAKUSHO KK
Priority to JP4056655A priority Critical patent/JPH05223989A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 管内面に付着するブラスト粒子のような除去
し難い異物を、能率よく確実に除去する。 【構成】 レボルバー式の回転テーブル31を設ける。
回転テーブル31は、同方向に等間隔で設けられた複数
のテーパー孔31aを有する。2方向に圧縮したスポン
ジS1を、挿入位置Aでプッシャー38aによりテーパ
ー孔31aに挿入する。そのスポンジを圧縮位置Bでプ
ッシャー38bによりテーパー孔31aの奥へ押し込ん
で圧縮する。圧縮されたスポンジS3を、含浸位置Cで
プッシャー38cにより更に圧縮した後、そのヘッド3
9cを通して、圧縮したスポンジS4に水を含浸させ
る。ブローイング位置Dでそのスポンジを更に圧縮した
後、ヘッド39dから圧空を噴出して管P内へ発射す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に細径長尺管に対し
て使用される払拭式の管内面洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】原子炉に使用されるジルカロイ被覆管
は、その極めて厳しい内径精度の要求に応えるため、そ
の内面が例えばサンドブラストで仕上げられる。サンド
ブラストで管内面を仕上げると、その内面に微細なブラ
スト粒子が残り、管内面の品質を悪化させる原因にな
る。そのため、サンドブラスト後には、管内面を洗浄し
て汚れと共に残留粒子を除去する必要がある。
【0003】ところで、サンドブラスト後の管内面に残
る粒子は、管内面に食い込んでいるので、通常の洗浄液
による処理では充分に除去できない。そのため、払拭に
よる機械的な洗浄が必要になり、本出願人らは、短冊状
に切ったスポンジを水に漬けた後、ロール状に固く巻い
て棒で管内に一本ずつ押し込み、更に、そのスポンジを
圧空で管内に通す作業を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この払拭洗浄による
と、サンドブラスト後の管内に残る粒子も確実に除去す
ることができる。しかしながら、その作業を人手で行っ
ているために、能率が悪く、人件費も嵩む。なお、自動
化された払拭式の管内面洗浄装置は、実開昭60−14
0686号に開示されているが、管内にフエルトを通す
型式のため、管内面に食い込んだブラスト粒子までは除
去できない。本出願人らの調査によると、管内面に食い
込んだブラスト粒子を除去するためには、水を含浸さ
せ、且つ充分に圧縮したスポンジを管内に通す必要があ
る。
【0005】本発明の目的は、スポンジを圧縮し、これ
に水を含ませて管内に1本ずつ通す全自動のスポンジ払
拭式管内面洗浄装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の管内面洗浄装置
は、間欠的に供給される塊状のスポンジをほぼ直交する
2方向から予圧縮して、その圧縮状態のまま挿入位置へ
搬送する圧縮搬送手段と、前方に向かって徐々に縮径さ
れた複数のテーパー孔が周方向に間隔をあけて開設さ
れ、周方向に間欠回転されることにより複数のテーパー
孔が前記挿入位置へ順に移動するレボルバー式の回転テ
ーブルと、該回転テーブルの複数のテーパー孔の各停止
位置入側に設置され、前方のテーパー孔へ向けてプッシ
ュロッドを進出させる少なくとも3基のプッシャーとを
具備し、前記挿入位置に対応して設けられた初段のプッ
シャーは、挿入位置に搬送された2方向圧縮のスポンジ
を圧縮方向にほぼ直角な方向にテーパー孔内へ挿入する
挿入プッシャーとし、該挿入プッシャーのテーブル回転
方向下流側に位置する中間プッシャーは、テーパー孔内
に挿入されたスポンジをテーパーヘッドでテーパー孔の
奥へ押し込んで圧縮する圧縮プッシャおよびテーパーヘ
ッドを介して圧縮スポンジに水を含浸させる含浸プッシ
ャーとし、最終段のプッシャーは、テーパーヘッドを介
して圧空を前方へ噴出するブローイングプッシャーと
し、該ブローイングプッシャー前方のテーパー孔出側に
は、内面洗浄すべき管を軸方向に往復移動させて、その
管端をテーパー孔の出口に着脱する管駆動手段を配設し
たことを特徴とする。
【0007】
【作用】塊状のスポンジは、ほぼ直交する2方向から圧
縮され、その2方向圧縮状態のまま初段のプッシャー
で、回転テーブルのテーパー孔へ圧縮方向に直角な方向
に挿入される。テーパー孔に挿入された2方向圧縮のス
ポンジは、回転テーブルの間欠回転により回転方向下流
側へ移動し、中間プッシャーでテーパー孔の奥へ押し込
まれる。これにより、スポンジは、断面積が更に小さく
なり、更に軸方向にも圧縮されて小塊となる。小塊のス
ポンジは、中間プッシャーで水を含浸された後、回転テ
ーブルの間欠回転により最終段のプッシャーのところに
移動し、このプッシャーのテーパーヘッドから噴出され
る圧空により、テーパー孔の前方へ発射される。このと
き、テーパー孔の出口に管端を結合しておけば、小塊に
圧縮された含水スポンジが管内を通過する。挿入位置に
移動してくるテーパー孔に順次スポンジを挿入し、最終
段のプッシャーが設けられた位置に移動してくるテーパ
ー孔の出口に管端を順次結合すれば、圧縮含水スポンジ
による管内面洗浄が、機械的に且つ連続的に行われる。
【0008】
【実施例】以下に図面に掲げる実施例に基づいて本発明
を詳細に説明する。
【0009】図1は本発明洗浄装置の全体的な構成を示
す平面図である。
【0010】本発明洗浄装置は、塊状のスポンジSを整
列させて供給するフィーダ10と、フィーダ10により
供給されるスポンジSを間欠的に受け入れ、そのスポン
ジSを予圧縮して洗浄装置本体30へ搬送する圧縮搬送
機構20と、内面洗浄すべき管Pを洗浄装置本体30へ
順番に搬送する管搬送機構40とを具備している。スポ
ンジSの大きさは、管Pの内径が10mmの場合、30
mm角程度である。
【0011】図2は圧縮搬送機構20の正面図、図3は
圧縮搬送機構20の平面図である。
【0012】圧縮搬送機構20は、フィーダー10によ
り供給される塊状のスポンジSを下方へ圧縮する水平板
状の圧縮ヘッド21を有する。圧縮ヘッド21は、L状
のスライダー22の上端に取り付けたシリンダー23に
より昇降される。圧縮ヘッド21の下方には、左右一対
の圧縮ヘッド24a,24bが配設されている。圧縮ヘ
ッド24a,24bは、スライダー22のベース板上に
配置されたシリンダー25により水平方向へ対称的に駆
動される。一方の圧縮ヘッド24aには、フィーダー1
0から供給されたスポンジSを載せる載置台26が取り
付けられている。スライダー22は、ベース27の端部
に取り付けたシリンダー28によりベース27上を側方
へ往復駆動される。
【0013】なお、フィーダー10の出口上方には、そ
の出口にスポンジSを固定するための昇降式ストッパー
29aが設けられており、載置台26の手前には、その
台上にスポンジSを停止させるための移動式ストッパー
29bが設けられている。
【0014】圧縮搬送機構20は、スポンジSの受け入
れ、予圧縮および搬送を次のようにして行う。
【0015】まず、載置台26上にスポンジSを停止さ
せるべく、移動式ストッパー29bのヘッドが前進す
る。この状態で、昇降式ストッパー29aのヘッドが上
昇する。これにより、フィーダー10上に整列するスポ
ンジSの最下流のものが載置台26上に供給される。次
いで、圧縮ヘッド21が下降して、載置台26上のスポ
ンジSを下方へ圧縮する。引き続き圧縮ヘッド24a,
24bが接近して、スポンジSを両側から圧縮する。こ
れにより、スポンジSは直交する2方向から圧縮され
て、長さがそのままで断面積が減少された角棒状のスポ
ンジS1となる。スポンジS1の断面は、塊状のスポン
ジSが30mm角の場合、20mm角程度となる。これ
が予圧縮である。
【0016】予圧縮が終了すると、スポンジS1を圧縮
状態に保持したままスライダー22が側方へ移動して、
スポンジS1を洗浄装置本体30の挿入位置まで運ぶ。
このとき、移動式ストッパー29bのヘッドがスライダ
ー22の移動の妨げにならないように、そのヘッドが後
退し、また、フィーダー10からスポンジSが排出され
るのを防ぐために、昇降式ストッパー29aのヘッドが
下降して、フィダー10上の最下流のスポンジSを圧下
してフィーダー10上に固定する。
【0017】図4は洗浄装置本体30の側面図、図5は
洗浄装置本体30の平面図、図6は洗浄装置本体30の
正面図、図7は洗浄装置本体30の動作を説明するため
の模式横断平面図である。
【0018】洗浄装置本体30は、最前部にレボルバー
式の回転テーブル31を有する。回転テーブル31は、
水平な回転軸32の先端に取り付けられている。回転軸
32は、ベース33上に水平に設置された筒状の支持体
34に回転自在に支持されており、その基端は変速機3
5を介してモータ36に連結されている。
【0019】回転テーブル31には、その回転軸に中心
軸が平行した6個のテーパー孔31aが周方向に等間隔
で開設されている。各テーパー孔31aは、回転テーブ
ル31の前後面間を貫通し、後面から前面へ向かって徐
々に縮径されている。そして、その直径は、入口では、
圧縮搬送装置20によって予圧縮された角棒状のスポン
ジS1が軸方向に挿入され得る大きさとされ、出口で
は、内面洗浄すべき管Pの内径(例えば10mm)に大
概一致している。
【0020】各テーパー孔31aの出口には、内面洗浄
すべき管Pの管端を出口に結合する口金37がそれぞれ
取り付けられている。各口金37内は、入口部がテーパ
ー孔31aに連続するテーパー状のスポンジ保持部37
aとされ、出口部が管端挿入部37bとなっている。ス
ポンジ保持部37aの出口径は、管Pの内径より小さく
されている。
【0021】該回転テーブル31は、モーター36によ
り、隣接するテーパー孔31a,31aの間隔に等しい
回転角を1ピッチとして、図6で右回りに間欠回転され
る。そして、回転テーブル31が停止した状態で、図7
に示すように左端のテーパー孔31aの位置するところ
が挿入位置Aであり、以下、回転方向に圧縮位置B、含
浸位置C、ブローイング位置Dとなる。ブローイング位
置Dは右端に位置し、下部に位置する残りの2つのポジ
ションは、ここでは使用していない。
【0022】回転テーブル31の回転軸32を支持する
円筒状の支持体34の上半部外周面には、4基の水平な
プッシャー38a,38b,38c,38dが周方向に
等間隔で取り付けられている。正面から見て左端に位置
する初段のプッシャー38aは、挿入位置Aに位置して
おり、以下、2段目のプッシャー38bは圧縮位置B、
3段目のプッシャー38cは含浸位置C、そして右端に
位置する最終段のプッシャー38dはブローイング位置
Dにそれぞれ位置している。各プッシャーはヘッドを除
いて同じ構成であり、L状のブラケットにより、支持体
34の外周面上に水平支持されている。そして、各プッ
シャーの作動により、各ヘッドの先端部をテーパー孔3
1a内に挿入する。
【0023】初段のプッシャー38aのヘッド39a
は、先端部がストレートな丸棒であり、その外径は、圧
縮搬送装置20によって予圧縮された角棒状スポンジS
1の断面の一辺より若干小さくされている。2段目のプ
ッシャー38bのヘッド39bの先端部は、回転テーブ
ル31のテーパー孔31aのほぼ2/3の深さまで挿入
されるようになっている。3段目のプッシャー38cの
ヘッド39cは、テーパー孔31aの出口近傍を残して
テーパー孔31aに挿入されるテーパー状の先端部を有
し、その軸心部には、前方へ水を噴出するための水孔3
9xが形成されている。最終段のプシャー38dのヘッ
ド39dは、テーパー孔31a内に完全に挿入されるテ
ーパー状の先端部を有し、その軸心部には、圧空を噴出
するための空気孔39yが設けられ、外周面には、テー
パー孔31aの周面とヘッド39dの周面との間をシー
ルするOリング39zが装着されている。
【0024】圧縮搬送機構20により予圧縮された角棒
状のスポンジS1は、該圧縮搬送機構20によって回転
テーブル31とプッシャー38aとの間に運ばれ、挿入
位置Aに停止する。このとき、回転テーブル31も停止
して、テーパー孔31aが挿入位置Aに位置する。そし
て、プッシャー39aが作動する。これにより、ヘッド
39aが、スポンジS1を圧縮している圧縮ヘッド2
1,24a,24bおよび載置台26の間を通過して、
スポンジS1をテーパー孔31aの中間部まで挿入す
る。挿入されたスポンジS1は、テーパー孔31aの中
間部に対応する大きさまで膨張する。
【0025】このとき、ヘッド39aをテーパー孔31
aへ深く挿入しても、テーパー孔31a内で膨張したス
ポンジS2の後面に比して、ヘッド39aの先端面が小
さいため、その先端がスポンジS2の後面に食い込むこ
ととなり、スポンジS2をテーパー孔31aの出口まで
前進させることは難しい。
【0026】テーパー孔31aにスポンジS1が挿入さ
れると、ヘッド39aが後退後、回転テーブル31が1
ピッチ回転されて、そのテーパー孔31aを圧縮位置B
まで移動させる。そうすると、2段目のプッシャー38
bが作動し、そのヘッド39bの先端部がテーパー孔3
1aに挿入される。これにより、テーパー孔31a内の
膨張したスポンジS2は、テーパー孔31a内を前方に
移動し、断面積を縮小される。また、軸方向にも圧縮さ
れる。従って、スポンジS2は、これにより直径、長さ
ともに小さい円錐台状のスポンジS3に圧縮される。こ
のとき、挿入位置Aには次のスポンジS1が運ばれ、こ
れが挿入位置Aに停止するテーパー孔31aへ挿入され
る。
【0027】円錐台状のスポンジS3は、次の回転テー
ブル31の回転で含浸位置Cに運ばれる。そうすると、
3段目のプッシャー38cが作動し、そのヘッド39c
の先端部が、スポンジS3の収容されたテーパー孔31
aに挿入される。これにより、スポンジS3は更に前進
してテーパー孔31aの出口から口金37のスポンジ保
持部37aにかけての部分に達し、更に小さいスポンジ
S4となる。そして、この状態で、ヘッド39cの水孔
39xから水が噴出されることにより、スポンジS4に
水が含浸される。
【0028】水の含浸が終わると、回転テーブル31が
再び1ピッチ回転することにより、スポンジS4がブロ
ーイング位置Dに運ばれる。そうすると、最終段のプッ
シャー38dが作動し、そのヘッド39dの先端が、ス
ポンジS4の収容されたテーパー孔31aに挿入され
る。これにより、スポンジS4は、口金37のスポンジ
保持部37a内まで押し込まれ、更に小さなスポンジS
5に圧縮される。これと並行して、口金37の管端挿入
部37bには、前方から、内面洗浄すべき管Pの一端部
が挿入される。そして、ヘッド39dの空気孔39yか
ら圧空が噴出される。これにより、保持部37a内のス
ポンジS5が管P内に発射され、管P内を通過して他端
から排出される。その結果、管Pの内面が圧縮状態の含
水スポンジにより払拭される。従って、管Pがサンドブ
ラストによる内面仕上げを受けた場合も、その内面に残
留するブラスト粒子が充分に除去される。
【0029】なお、テーパー孔31aに挿入されたスポ
ンジS2は、S3,S4,S5と段階的に圧縮される
が、これは、スポンジS2をテーパー孔31aの出口ま
で一気に押し込もうとすると、ヘッドの先端面がスポン
ジS2の後面に比して極端に小さくなってその後面に食
い込むため、ヘッドを奥まで挿入してもスポンジSは充
分に前進しないからである。
【0030】内面を払拭された管Pは、その端部が口金
37から引き抜かれて搬出される。回転テーブル31の
間欠回転のタイミングに合わせて、管Pをブローイング
位置Dまで運び、その端部を口金37に着脱することに
より、複数の管Pが順次内面洗浄される。管Pのブロー
イング位置Dへの搬送および口金37への着脱は、管搬
送機構40により行われる。
【0031】管搬送機構40は、図1に示すように、圧
縮搬送装置20および洗浄装置本体30の前方に配設さ
れている。内面洗浄を受ける管Pは、縦送りコンベア4
1により複数本同時に圧縮搬送装置20の近くまで運ば
れる。次いで、可動スキッド42の一斉回動により固定
スキッド43上へ転載され、更に、トレイキッカー44
により、回転テーブル31の回転タイミングに合わせて
1本ずつブローイング位置Dに移動される。ブローイン
グ位置Dでは、管Pはクランプ45により把持され、ク
ランプ45がシリンダー46により管Pの軸方向に駆動
されることにより、端部が回転テーブル31のテーパー
孔31aに出側から着脱される。
【0032】洗浄装置本体30の回転テーブル31の間
欠回転タイミングに合わせて、予圧縮されたスポンジS
1が挿入位置Aのテーパー孔31a入側へ順次搬送され
ると共に、ブローイング位置Dのテーパー孔31a出側
に管Pが順次搬送されてその端部がテーパー孔31aに
結合され、更に、プッシャー38a,38b,38c,
38dが作動することにより、管Pの内面が回転テーブ
ル31の回転タイミングの間隔で連続的に洗浄される。
内面洗浄を終えた管Pは、トレイキッカー47によりブ
ローイング位置Dから横送りコンベア48上へ順次搬出
される。
【0033】本実施例は、例えば最大で50mm角の塊
状のスポンジSを長さ50mm、直径12mmまで圧縮
できる。圧縮比によっては、2段目のプッシャー38b
を省略したり、これを更に多くのプッシャーに分けるこ
ともできる。また、洗浄装置本体30にフェルト発射機
構を並設して、洗浄を終えた管内面をフェルトを払拭し
てその水分を除去することもできる。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の管内面洗浄装置は、予圧縮とその後のテーパー孔への
押し込みとにより、塊状スポンジを充分に圧縮できる。
そして、その充分に圧縮されたスポンジに水を含浸させ
て管内に発射するので、管内面がサンドブラスト処理を
受けた場合も、管内面に付着するブラスト粒子を充分に
除去することができる。しかも、スポンジの予圧縮から
発射までを自動で行ない、且つ、回転テーブルの間欠回
転ごとに1本の管を処理するので作業性、能率ともに非
常に高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明洗浄装置の全体的な構成を示す平面図で
ある
【図2】圧縮搬送機構の正面図である。
【図3】圧縮搬送機構の平面図である。
【図4】洗浄装置本体の側面図である。
【図5】洗浄装置本体の平面図である。
【図6】洗浄装置本体の正面図である。
【図7】洗浄装置本体の動作を説明するための模式横断
平面図である。
【符号の説明】
10 フィーダー 20 圧縮搬送機構 21,24a,24b 圧縮ヘッド 26 載置台 30 洗浄装置本体 31 回転テーブル 31a テーパー孔 37 口金 38a〜38d プッシャー 39a〜39d ヘッド S,S1〜S5 スポンジ P 管 A 挿入位置 B 圧縮位置 C 含浸位置 D ブローイング位置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間欠的に供給される塊状のスポンジをほ
    ぼ直交する2方向から予圧縮して、その圧縮状態のまま
    挿入位置へ搬送する圧縮搬送手段と、前方に向かって徐
    々に縮径された複数のテーパー孔が周方向に間隔をあけ
    て開設され、周方向に間欠回転されることにより複数の
    テーパー孔が前記挿入位置へ順に移動するレボルバー式
    の回転テーブルと、該回転テーブルの複数のテーパー孔
    の各停止位置入側に設置され、前方のテーパー孔へ向け
    てプッシュロッドを進出させる少なくとも3基のプッシ
    ャーとを具備し、前記挿入位置に対応して設けられた初
    段のプッシャーは、挿入位置に搬送された2方向圧縮の
    スポンジを圧縮方向にほぼ直角な方向にテーパー孔内へ
    挿入する挿入プッシャーとし、該挿入プッシャーのテー
    ブル回転方向下流側に位置する中間プッシャーは、テー
    パー孔内に挿入されたスポンジをテーパーヘッドでテー
    パー孔の奥へ押し込んで圧縮する圧縮プッシャおよびテ
    ーパーヘッドを介して圧縮スポンジに水を含浸させる含
    浸プッシャーとし、最終段のプッシャーは、テーパーヘ
    ッドを介して圧空を前方へ噴出するブローイングプッシ
    ャーとし、該ブローイングプッシャー前方のテーパー孔
    出側には、内面洗浄すべき管を軸方向に往復移動させ
    て、その管端をテーパー孔の出口に着脱する管駆動手段
    を配設したことを特徴とする管内面洗浄装置。
JP4056655A 1992-02-07 1992-02-07 管内面洗浄装置 Pending JPH05223989A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4056655A JPH05223989A (ja) 1992-02-07 1992-02-07 管内面洗浄装置

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JP4056655A JPH05223989A (ja) 1992-02-07 1992-02-07 管内面洗浄装置

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JPH05223989A true JPH05223989A (ja) 1993-09-03

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ID=13033395

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JP4056655A Pending JPH05223989A (ja) 1992-02-07 1992-02-07 管内面洗浄装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100758720B1 (ko) * 2006-02-17 2007-09-19 주식회사 케이엔알 흡착튜브 세척장치
CN102847694A (zh) * 2012-09-17 2013-01-02 桂林漓佳金属有限责任公司 一种长管内壁擦拭清洁装置
CN113546972A (zh) * 2021-06-10 2021-10-26 西北锆管有限责任公司 用于管材内壁清洁的海绵喷吹装置及系统

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