JPH0522360U - 電子部品のテープ状包装体 - Google Patents

電子部品のテープ状包装体

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JPH0522360U
JPH0522360U JP7084991U JP7084991U JPH0522360U JP H0522360 U JPH0522360 U JP H0522360U JP 7084991 U JP7084991 U JP 7084991U JP 7084991 U JP7084991 U JP 7084991U JP H0522360 U JPH0522360 U JP H0522360U
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JP
Japan
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tape
carrier tape
carrier
adhesive
transparent
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Application number
JP7084991U
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Inventor
弘司 天野
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Rohm Co Ltd
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Rohm Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャリヤテープ10に、電子部品Aを装填す
るための収納凹所11を当該キャリヤテープ10の長手
方向に沿って適宜間隔で形成して成るテープ状包装体に
おいて、前記キャリヤテープ10の上面に、カバーテー
プを貼着することを不要にすると共に、前記電子部品A
を収納凹所11内からピックアップする場合に、ピック
アップにミスが発生することを低減する。 【構成】 前記キャリヤテープ10における各収納凹所
11を、透明又半透明の底板にて構成する一方、前記各
収納凹所11の内底面に、紫外線の照射によって接着強
度が低下するようにした接着剤12を塗布する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、チップ抵抗器又はチップコンデンサー等の電子部品を、細幅帯状の キャリヤテープにて列状に包装するようにしたテープ状包装体の改良に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のテープ状包装体には、例えば、特開昭61−155936号公 報等に記載され、且つ、図5及び図6に示すように、合成樹脂フィルムにて細幅 帯状にしたキャリヤテープ1に、収納凹所2を、当該キャリヤテープ1の長手方 向に沿って適宜間隔で形成して、この各収納凹所2内にチップ抵抗器等の電子部 品Aを装填したのち、前記キャリヤテープ1の上面に、カバーテープ3を、前記 各収納凹所2を塞ぐように貼着したものと、例えば、実開昭62−76164号 公報等に記載され、且つ、図7及び図8に示すように、紙等によって厚い厚さに した細幅帯状のキャリヤテープ4に、その長手方向に沿って適宜間隔で貫通孔を 穿設する一方、前記キャリヤテープ4の下面に、前記各貫通孔を塞ぐための底テ ープ5を貼着することによって、前記キャリヤテープ4に、収納凹所6を、当該 キャリヤテープ4の長手方向に沿って適宜間隔で形成して、この各収納凹所6内 にチップ抵抗器等の電子部品Aを装填したのち、前記キャリヤテープ4の上面に 、カバーテープ7を、前記各収納凹所6を塞ぐように貼着したものとがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そして、前記のような形態のテープ状包装体は、これをリールにコイル状に巻 き付けた状態で取り扱うものであるが、従来のテープ状包装体は、いずれも前記 したように、キャリヤテープ1及び4の上面に、カバーテープ3,7を貼着する ことによって、電子部品Aを収納凹所2,6内に保持するように構成している。
【0004】 このため、従来のテープ状包装体は、 .当該テープ状包装体をリールにコイル状に巻き付けたとき、その直径が、前 記カバーテープ3,7の厚さの分だけ大きくなり、従って、一定の直径を有する リールに巻き付けることができるテープ状包装体の長さが、前記のように、カバ ーテープ3,7によって直径が大きく成る分だけ短くなるから、一つのリールに よって取り扱うことができる電子部品の数量が少なくなる。 .キャリヤテープ1,4に加えて、カバー3,7を使用し、このカバーテープ 3,7をキャリヤテープ1,4に貼着するので、包装に要するコストが前記カバ ーテープ3,7を使用して、これをキャリヤテープ1,4に貼着する分だけアッ プする。 .また、前記テープ状包装体にて包装した各電子部品を、当該テープ状包装体 から取り出して電気機器やプリント基板等に一個ずつ供給するには、図6及び図 8に示すように、前記カバーテープ3,7を、キャリヤテープ1,4から順次引 き剥がしながら、各収納凹所2,6内における電子部品Aを、真空吸着式のコレ ット8にてピックアップするのであるが、前記カバーテープ3,7をキャリヤテ ープ1,4から引き剥がすときにおいて、この引き剥がしにつれてキャリヤテー プ1,4が振れ動くので、電子部品Aが収納凹所2,6内から飛び出し、電子部 品Aをコレット8にてピックアップすることができないと言うピックアップミス が多発する。 .前記カバーテープ3,7を、キャリヤテープ1,4から順次引き剥がすとき 、塵埃が発生するので、クリーンルーム内におけるクリーン度が低下する。 と言う問題があった。
【0005】 本考案は、これらの問題を解消することができるようにしたテープ状包装体を 提供することを技術的課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この技術的課題を達成するため本考案は、細幅帯状のキャリヤテープに、電子 部品を収納する凹所を、当該キャリヤテープの長手方向に沿って適宜ピッチの間 隔で設けて成るテープ状包装体において、前記各収納凹所の底板を透明又は半透 明板にて形成する一方、前記各収納凹所の内底面に、紫外線の照射によって接着 強度が低下するようにした接着剤を塗布する構成にした。
【0007】
【作 用】
このように、キャリヤテープにおける各収納凹所の内底面に接着剤を塗布した ことにより、前記各収納凹所に装填した電子部品は、各収納凹所の内底面に対し て接着剤にて接着されることになるから、前記従来のように、キャリヤテープに 対してカバーテープを貼着することなく、各電子部品を、各収納凹所に内に保持 することができる。
【0008】 また、前記各収納凹所の内底面に塗布する接着剤を、紫外線の照射によって接 着強度が低下する接着剤にする一方、前記各収納凹所の底板を透明又は半透明板 にて形成したことにより、キャリヤテープの下面から紫外線を照射すると、この 紫外線は、透明又は半透明の底板を透して前記接着剤に作用して、当該接着剤の 接着強度が低下するから、前記各収納凹所内の電子部品を、真空吸着式のコレッ トにて、収納凹所内からピックアップすることができるのである。
【0009】
【考案の効果】
従って、本考案によると、収納凹所を備えたキャリヤテープの上面に、従来の ようにカバーテープを貼着することを必要とせず、換言すると、従来のカバーテ ープを省略することができるから、電子部品の包装に要するコストを大幅に低減 できる一方、リールに巻き付けたときにおける直径が、カバーテープを使用しな い分だけ小さくなるから、一つのリールによって取り扱うことができる電子部品 の数量を増大することができる。
【0010】 しかも、キャリヤテープにおける各収納凹所内における電子部品を収納凹所か らピックアップするに際しては、キャリヤテープの下面から紫外線を照射するだ けで良く、前記従来のように、カバーテープを引き剥がすことを必要としないか ら、収納凹所から電子部品が飛び出すおそれはなく、ピックアップにミスが発生 することを大幅に低減できると共に、塵埃の発生がなく、クリーンルーム内のク リーン度を低下することがない効果を有する。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面について説明する。 図1及び図2は第1の実施例を示し、この図において、符号10は、硬質また は半硬質の合成樹脂フィルムにて細幅帯状に構成したキャリヤテープを示す、こ のキャリヤテープ10には、電子部品Aを収納するための複数個の収納凹所11 が、当該キャリヤテープ10の長手方向に沿って適宜間隔で形成されている。こ の場合、前記キャリヤテープ10を、透明又は半透明の合成樹脂フィルム製にす ることによって、前記各収納凹所11の底板を、透明又は半透明板に構成する。
【0012】 そして、前記キャリヤテープ10における各収納凹所11における内底面には 、紫外線の照射によって接着強度が低下するようにした接着剤12を塗布したの ち、前記各収納凹所11内に、電子部品Aを装填する。 すると、電子部品Aは、接着剤12にて収納凹所11内に接着されることにな るから、前記従来のように、キャリヤテープ10の上面に対してカバーテープを 貼着することなく、各電子部品Aを、各収納凹所11に内に保持することができ る。
【0013】 そして、キャリヤテープ10の下面から紫外線ランプ13にて紫外線を照射す ると、この紫外線は、透明又は半透明の底板を透して前記接着剤12に作用して 、当該接着剤12の接着強度が低下するから、前記各収納凹所11内の電子部品 Aを、真空吸着式のコレット14にて、収納凹所11内からピックアップするこ とができるのである。
【0014】 また、図3及び図4は第2の実施例を示し、この図において符号15は、紙等 によって厚い厚さにした細幅帯状のキャリヤテープを示し、このキャリヤテープ 15には、その長手方向に沿って適宜間隔で貫通孔を穿設する一方、その下面に 、例えば、古河電気工業株式会社より、「ICダイシング用粘着テープ、UCシ リーズ、”UC-1624-90,1827-90,128M-90" 」として市販されているように、表面 に紫外線の照射によって接着強度が低下する接着剤16を塗布した透明又は半透 明合成樹脂フィルム製の底テープ17を、前記各貫通孔を塞ぐように貼着するこ とによって、前記キャリヤテープ15に、底板を透明又は半透明板にて構成した 収納凹所18を、当該キャリヤテープ15の長手方向に沿って適宜間隔で形成し て、この各収納凹所18内にチップ抵抗器等の電子部品Aを装填する。
【0015】 すると、電子部品Aは、前記底テープ17における接着剤16にて収納凹所1 8内に接着されることになるから、前記従来のように、キャリヤテープ15の上 面に対してカバーテープを貼着することなく、各電子部品Aを、各収納凹所18 内に保持することができる。 そして、キャリヤテープ15の下面から紫外線ランプ13にて紫外線を照射す ると、この紫外線は、透明又は半透明の底板を透して前記接着剤16に作用して 、当該接着剤16の接着強度が低下するから、前記各収納凹所18内の電子部品 Aを、真空吸着式のコレット14にて、収納凹所18内からピックアップするこ とができるのである。
【0016】 なお、この第2の実施例によると、接着剤16を、底テープ17をキャリヤテ ープ15の下面に対して貼着することと、収納凹所18内に電子部品A保持する こととの両方に兼用できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例によるテープ状包装体を
示す斜視図である。
【図2】図1のII−II視断面図である。
【図3】本考案の第2の実施例によるテープ状包装体を
示す斜視図である。
【図4】図3のIV−IV視断面図である。
【図5】従来におけるテープ状包装体を示す斜視図であ
る。
【図6】図5のVI−VI視断面図である。
【図7】従来における別のテープ状包装体を示す斜視図
である。
【図8】図7のVIII−VIII視断面図である。
【符号の説明】
10,15 キャリヤテープ 11,18 収納凹所 17 底テープ 12,16 接着剤 A 電子部品

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】細幅帯状のキャリヤテープに、電子部品を
    収納する凹所を、当該キャリヤテープの長手方向に沿っ
    て適宜ピッチの間隔で設けて成るテープ状包装体におい
    て、前記各収納凹所の底板を透明又は半透明板にて形成
    する一方、前記各収納凹所の内底面に、紫外線の照射に
    よって接着強度が低下するようにした接着剤を塗布した
    ことを特徴とする電子部品のテープ状包装体。
JP7084991U 1991-09-04 1991-09-04 電子部品のテープ状包装体 Pending JPH0522360U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7084991U JPH0522360U (ja) 1991-09-04 1991-09-04 電子部品のテープ状包装体

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JP7084991U JPH0522360U (ja) 1991-09-04 1991-09-04 電子部品のテープ状包装体

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Publication Number Publication Date
JPH0522360U true JPH0522360U (ja) 1993-03-23

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ID=13443430

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7084991U Pending JPH0522360U (ja) 1991-09-04 1991-09-04 電子部品のテープ状包装体

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08206783A (ja) * 1994-11-01 1996-08-13 Dansk Ind Syndikat As 鋳型列装置において粉末材料から鋳型を二方向に突き固める方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08206783A (ja) * 1994-11-01 1996-08-13 Dansk Ind Syndikat As 鋳型列装置において粉末材料から鋳型を二方向に突き固める方法

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