JPH05222721A - 掘削方法を兼ねる接続壁、連結壁 - Google Patents
掘削方法を兼ねる接続壁、連結壁Info
- Publication number
- JPH05222721A JPH05222721A JP2838892A JP2838892A JPH05222721A JP H05222721 A JPH05222721 A JP H05222721A JP 2838892 A JP2838892 A JP 2838892A JP 2838892 A JP2838892 A JP 2838892A JP H05222721 A JPH05222721 A JP H05222721A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- soil cement
- constructed
- ground
- soil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 多軸掘削機を用いた掘削方法を兼ねる接続
壁、連結壁。 【構成】 多軸掘削機を介して地中に鉛直方向のソイル
セメント柱壁Ａを構築し、前記ソイルセメント柱壁より
やや幅狭の未構築地中を残して、次の地中に鉛直方向の
次のソイルセメント柱壁Ｂを構築し、前記構築した各ソ
イルセメント柱壁の一部を接続壁片、連結壁片等に利用
して、前記未構築地中に接続用又は連結用のソイルセメ
ント柱壁を構築し、前記それぞれのソイルセメント柱壁
を、連繋することを特徴とする。 【効果】 接続壁、連結壁の連繋一体化が図れ、当該連
繋部分の強度の向上が達成される。また接続壁、連結
壁、付合せ壁の強度の均一化が達成される。更に接続
壁、連結壁であるので、その構築場所に限定されず、原
則として、地上であれば、いずれでも可能である。また
施工の容易化が達成される。
壁、連結壁。 【構成】 多軸掘削機を介して地中に鉛直方向のソイル
セメント柱壁Ａを構築し、前記ソイルセメント柱壁より
やや幅狭の未構築地中を残して、次の地中に鉛直方向の
次のソイルセメント柱壁Ｂを構築し、前記構築した各ソ
イルセメント柱壁の一部を接続壁片、連結壁片等に利用
して、前記未構築地中に接続用又は連結用のソイルセメ
ント柱壁を構築し、前記それぞれのソイルセメント柱壁
を、連繋することを特徴とする。 【効果】 接続壁、連結壁の連繋一体化が図れ、当該連
繋部分の強度の向上が達成される。また接続壁、連結
壁、付合せ壁の強度の均一化が達成される。更に接続
壁、連結壁であるので、その構築場所に限定されず、原
則として、地上であれば、いずれでも可能である。また
施工の容易化が達成される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、多軸掘削機を用いた掘
削方法を兼ねる接続壁、連結壁に関するものである。
削方法を兼ねる接続壁、連結壁に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、多軸掘削機を要いて地中壁を構築
する掘削方法としては、特公昭５９−１８４９２号の地
下連続壁造成用掘削孔の形成方法、及び特公昭６２−５
４９２９号の掘削方法等が挙げられる。
する掘削方法としては、特公昭５９−１８４９２号の地
下連続壁造成用掘削孔の形成方法、及び特公昭６２−５
４９２９号の掘削方法等が挙げられる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記の各先行技術は、
地下連続壁、地中壁の掘削方法であり、本発明の如く、
地中に構築される各種壁に対する発明でなく、発明の内
容は異なるものであります。
地下連続壁、地中壁の掘削方法であり、本発明の如く、
地中に構築される各種壁に対する発明でなく、発明の内
容は異なるものであります。
【０００４】殊に、前記先行技術による地下連続壁等
は、本発明の如く、ソイルセメント柱壁間が接続、又は
連結方式となっていないことから、その連繋部分が脆弱
であって、その改良が望まれている処である。
は、本発明の如く、ソイルセメント柱壁間が接続、又は
連結方式となっていないことから、その連繋部分が脆弱
であって、その改良が望まれている処である。
【０００５】そして、前記先行技術による地下連続壁等
の掘削作業機械の先端ビットが、水平面状となっている
ことから、効率的な掘削が期待できない処である。
の掘削作業機械の先端ビットが、水平面状となっている
ことから、効率的な掘削が期待できない処である。
【０００６】殊に、掘削土砂と、セメントミルクとの混
練を介して、ソイルセメント柱壁を構築する各種壁で
は、前記混練が、不十分であり、壁強度面で課題が考え
られる処である。
練を介して、ソイルセメント柱壁を構築する各種壁で
は、前記混練が、不十分であり、壁強度面で課題が考え
られる処である。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記に鑑み、本発明は、
掘削土砂と、セメントミルクとの十分な混練を介して、
強度面で優れた接続壁、連結壁を商品化すること、又各
ソイルセメント柱壁間の連繋を強固とし、壁全体の強度
の均一化を図ること、等を目的として、下記の構成す採
用する。
掘削土砂と、セメントミルクとの十分な混練を介して、
強度面で優れた接続壁、連結壁を商品化すること、又各
ソイルセメント柱壁間の連繋を強固とし、壁全体の強度
の均一化を図ること、等を目的として、下記の構成す採
用する。
【０００８】即ち、本発明の掘削方法を兼ねる接続壁、
連結壁は、多軸掘削機を介して地中に鉛直方向のソイル
セメント柱壁を構築し、前記ソイルセメント柱壁よりや
や幅狭の未構築地中を残して、次の地中に鉛直方向の次
のソイルセメント柱壁を構築し、前記構築した各ソイル
セメント柱壁の一部を接続壁片、連結壁片等に利用し
て、前記未構築地中に接続用又は連結用のソイルセメン
ト柱壁を構築し、前記それぞれのソイルセメント柱壁
を、連繋することを特徴とする構造である。
連結壁は、多軸掘削機を介して地中に鉛直方向のソイル
セメント柱壁を構築し、前記ソイルセメント柱壁よりや
や幅狭の未構築地中を残して、次の地中に鉛直方向の次
のソイルセメント柱壁を構築し、前記構築した各ソイル
セメント柱壁の一部を接続壁片、連結壁片等に利用し
て、前記未構築地中に接続用又は連結用のソイルセメン
ト柱壁を構築し、前記それぞれのソイルセメント柱壁
を、連繋することを特徴とする構造である。
【０００９】
【作用】次に、本発明の接続壁、連結壁等の構築方法を
説明する。
説明する。
【００１０】多軸掘削作業を構築箇所に移動し、その掘
削軸を地上の鉛直方向に立設する。
削軸を地上の鉛直方向に立設する。
【００１１】その後、オーガーモーターを回転し、前記
掘削軸を回転駆動することにより、当該掘削軸の先端円
錐状のビットで地中を掘進していく。
掘削軸を回転駆動することにより、当該掘削軸の先端円
錐状のビットで地中を掘進していく。
【００１２】このビットの掘進に伴って、前記掘削軸を
順次、地中に圧入、かつ掘削土砂の破截を繰り返しなが
ら、当該ビット及び掘削軸が、地中に侵入していく。
順次、地中に圧入、かつ掘削土砂の破截を繰り返しなが
ら、当該ビット及び掘削軸が、地中に侵入していく。
【００１３】この侵入過程で、溶液を噴射し地中の軟弱
化をなくすことも有り得る。
化をなくすことも有り得る。
【００１４】以上のような地中への掘進を繰り返して、
当該ビット及び掘削軸が、当所の地中に達した時点で、
今度は、当該掘削軸の引き上げにかかると同時に、その
先端のビットの孔から、セメントミルク、セメントミル
クとアスファルト乳液との混合液等の固結溶液を噴射し
ながら引き上げ、掘削土砂と固結溶液との十分な混練を
図って、ソイルセメント柱壁の一部を構築する。
当該ビット及び掘削軸が、当所の地中に達した時点で、
今度は、当該掘削軸の引き上げにかかると同時に、その
先端のビットの孔から、セメントミルク、セメントミル
クとアスファルト乳液との混合液等の固結溶液を噴射し
ながら引き上げ、掘削土砂と固結溶液との十分な混練を
図って、ソイルセメント柱壁の一部を構築する。
【００１５】このようなビット及び掘削軸の順次引き上
げ、並びに掘削土砂と固結溶液との十分な混練を、繰り
返し、前記地中より、ビット及び掘削軸を引き上げる
と、ここに、第１回目のソイルセメント柱壁が構築され
る。
げ、並びに掘削土砂と固結溶液との十分な混練を、繰り
返し、前記地中より、ビット及び掘削軸を引き上げる
と、ここに、第１回目のソイルセメント柱壁が構築され
る。
【００１６】そこで、続いて、前記ソイルセメント柱壁
に、当該ソイルセメント柱壁より狭い未構築地中を残し
て、第２回目のソイルセメント柱壁の構築にかかる。
に、当該ソイルセメント柱壁より狭い未構築地中を残し
て、第２回目のソイルセメント柱壁の構築にかかる。
【００１７】具体的には、例えば、三軸掘削軸とする
と、ほぼ一軸分の未構築地中を残して、第２回目のソイ
ルセメント柱壁の構築にかかり、前回の第１回目のソイ
ルセメント柱壁の構築と同じ操作、及び手順を繰り返す
ことにより、ここに、第２回目のソイルセメント柱壁が
構築される。
と、ほぼ一軸分の未構築地中を残して、第２回目のソイ
ルセメント柱壁の構築にかかり、前回の第１回目のソイ
ルセメント柱壁の構築と同じ操作、及び手順を繰り返す
ことにより、ここに、第２回目のソイルセメント柱壁が
構築される。
【００１８】即ち、スプライン工法を介して、多数のソ
イルセメント柱壁が、順次構築される。
イルセメント柱壁が、順次構築される。
【００１９】その後、第１回目及び第２回目のソイルセ
メント柱壁が、未硬化時点において、両ソイルセメント
柱壁間に跨り、かつ前記未構築地中に、例えば第３回目
のソイルセメント柱壁の構築にかかる。
メント柱壁が、未硬化時点において、両ソイルセメント
柱壁間に跨り、かつ前記未構築地中に、例えば第３回目
のソイルセメント柱壁の構築にかかる。
【００２０】この際、第１回目及び第２回目のソイルセ
メント柱壁の一部（具体的には、この例では、ほぼ一軸
分）、及び地中を、ビットで掘削しながら、掘削軸を地
中及びソイルセメント柱壁に掘進していく。
メント柱壁の一部（具体的には、この例では、ほぼ一軸
分）、及び地中を、ビットで掘削しながら、掘削軸を地
中及びソイルセメント柱壁に掘進していく。
【００２１】このビットの掘進に伴って、前記掘削軸を
順次、地中及びソイルセメント柱壁内に掘進し、かつ掘
削土砂（ソイルセメント柱壁の掘削破片を含む、以下同
じ）の破截(破砕)を繰り返しながら、当該ビット及び掘
削軸が、地中及びソイルセメント柱壁に侵入していく。
順次、地中及びソイルセメント柱壁内に掘進し、かつ掘
削土砂（ソイルセメント柱壁の掘削破片を含む、以下同
じ）の破截(破砕)を繰り返しながら、当該ビット及び掘
削軸が、地中及びソイルセメント柱壁に侵入していく。
【００２２】この侵入過程で、溶液を噴射し、地中等の
軟弱化をなすことも有り得る。
軟弱化をなすことも有り得る。
【００２３】以上のような地中等への掘進を繰り返し
て、当該ビット及び掘削軸が、当所の地中等に達した時
点で、今度は、当該掘削軸の引き上げにかかると同時
に、その先端のビットの孔から、セメントミルク等の固
結溶液を噴射しながら引き上げ、掘削土砂と固結溶液と
の十分な混練を図りつつ、第１回目及び第２回目のソイ
ルセメント柱壁との連繋を図って、いわゆる第３回目の
ソイルセメント柱壁の一部を構築する。
て、当該ビット及び掘削軸が、当所の地中等に達した時
点で、今度は、当該掘削軸の引き上げにかかると同時
に、その先端のビットの孔から、セメントミルク等の固
結溶液を噴射しながら引き上げ、掘削土砂と固結溶液と
の十分な混練を図りつつ、第１回目及び第２回目のソイ
ルセメント柱壁との連繋を図って、いわゆる第３回目の
ソイルセメント柱壁の一部を構築する。
【００２４】このようなビット及び掘削軸の順次引き上
げ、並びに掘削土砂と固結溶液との十分な混練、及び前
記連繋を繰り返し、前記地中等より、ビット及び掘削軸
を引き上げると、ここにいわゆる第３回目のソイルセメ
ント柱壁が構築される。
げ、並びに掘削土砂と固結溶液との十分な混練、及び前
記連繋を繰り返し、前記地中等より、ビット及び掘削軸
を引き上げると、ここにいわゆる第３回目のソイルセメ
ント柱壁が構築される。
【００２５】その後は、各未構築及び既製のソイルセメ
ント柱壁に、同様に接続式、連結式に、それぞれソイル
セメント柱壁が、順次構築される。
ント柱壁に、同様に接続式、連結式に、それぞれソイル
セメント柱壁が、順次構築される。
【００２６】尚接続壁、連結壁には、図示しないが、止
水板、補強材等の各部材が、それぞれ挿設される。
水板、補強材等の各部材が、それぞれ挿設される。
【００２７】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。
ら説明する。
【００２８】先ず、本発明の地中に構築された接続壁、
連結壁を構築する多軸掘削機について説明すると、１は
オーガー装置本体２に設けられた掘削軸であって、この
掘削軸１には掘削部３と攪拌部４とが上下方向に交互に
配設されている。
連結壁を構築する多軸掘削機について説明すると、１は
オーガー装置本体２に設けられた掘削軸であって、この
掘削軸１には掘削部３と攪拌部４とが上下方向に交互に
配設されている。
【００２９】前記掘削軸１をオーガー装置本体２に複数
本吊設し、横方向に一列状に列設する。
本吊設し、横方向に一列状に列設する。
【００３０】図中５は前記掘削軸１を駆動する歯車機構
を内蔵する駆動伝達装置を示しており、前記オーガー装
置本体２に内蔵するオーガーモーター（図示せず）より
の動力を、この駆動伝達装置５を介して、各掘削軸１に
伝達する構造となっている。
を内蔵する駆動伝達装置を示しており、前記オーガー装
置本体２に内蔵するオーガーモーター（図示せず）より
の動力を、この駆動伝達装置５を介して、各掘削軸１に
伝達する構造となっている。
【００３１】また図中６は各掘削軸１の先端に設けた円
錐状のビットを示し、このビット６で土砂を掘削すると
ともに、前記各掘削軸１を地中に掘進させた後、引き上
げるときに、その先端開口（図示せず）よりセメントミ
ルク、セメントミルクとアスファルト乳液との混合液の
ような固結溶液を噴出する構造となっている。
錐状のビットを示し、このビット６で土砂を掘削すると
ともに、前記各掘削軸１を地中に掘進させた後、引き上
げるときに、その先端開口（図示せず）よりセメントミ
ルク、セメントミルクとアスファルト乳液との混合液の
ような固結溶液を噴出する構造となっている。
【００３２】図中７は中間のガイド部材、８は下端のガ
イド部材をそれぞれ示す。
イド部材をそれぞれ示す。
【００３３】以上の多軸掘削機を介して、地中に接続
壁、連結壁を構築するが、その際ソイルセメント柱壁Ａ
の一部を構築し、この構築したソイルセメント柱壁Ａ
に、スプライン工法で、順次、新設のソイルセメント柱
壁Ｂを構築する。
壁、連結壁を構築するが、その際ソイルセメント柱壁Ａ
の一部を構築し、この構築したソイルセメント柱壁Ａ
に、スプライン工法で、順次、新設のソイルセメント柱
壁Ｂを構築する。
【００３４】そして、前記ソイルセメント柱壁Ａと、新
設のソイルセメント柱壁Ｂとの連繋部分Ｃにも、接続壁
片を介して、接続ソイルセメント柱壁Ｄを構築する。
設のソイルセメント柱壁Ｂとの連繋部分Ｃにも、接続壁
片を介して、接続ソイルセメント柱壁Ｄを構築する。
【００３５】その後、前記ソイルセメント柱壁Ａ、及び
新設のソイルセメント柱壁Ｂ、並びに接続ソイルセメン
ト柱壁Ｄには、それぞれ、土圧抵抗及び／又は必要に応
じて（以下同じ）補強材１１を挿設し、この補強材１１
間には、接続補強材１２又は鋼鈑１３を挿設する。
新設のソイルセメント柱壁Ｂ、並びに接続ソイルセメン
ト柱壁Ｄには、それぞれ、土圧抵抗及び／又は必要に応
じて（以下同じ）補強材１１を挿設し、この補強材１１
間には、接続補強材１２又は鋼鈑１３を挿設する。
【００３６】これにより、図６に示す如く、地中に接続
壁が構築される。
壁が構築される。
【００３７】また連結壁を構築する場合は、ソイルセメ
ント柱壁Ａを構築し、この構築したソイルセメント柱壁
Ａに、スプライン工法で、順次、新設のソイルセメント
柱壁Ｂを構築する。
ント柱壁Ａを構築し、この構築したソイルセメント柱壁
Ａに、スプライン工法で、順次、新設のソイルセメント
柱壁Ｂを構築する。
【００３８】そして、前記ソイルセメント柱壁Ａと、新
設のソイルセメント柱壁Ｂとの連繋部分Ｃにも、連結壁
片を介して、連結ソイルセメント柱壁Ｄ´を構築する。
設のソイルセメント柱壁Ｂとの連繋部分Ｃにも、連結壁
片を介して、連結ソイルセメント柱壁Ｄ´を構築する。
【００３９】その後、前記ソイルセメント柱壁Ａ、及び
新設のソイルセメント柱壁Ｂ、並びに連結ソイルセメン
ト柱壁Ｄ´には、それぞれ、土圧抵抗及び／又は必要に
応じて（以下同じ）連結補強材１１´を挿設し、かつこ
の連結補強材１１´間には、連結補強材１２´又は鋼鈑
１３を挿設する。
新設のソイルセメント柱壁Ｂ、並びに連結ソイルセメン
ト柱壁Ｄ´には、それぞれ、土圧抵抗及び／又は必要に
応じて（以下同じ）連結補強材１１´を挿設し、かつこ
の連結補強材１１´間には、連結補強材１２´又は鋼鈑
１３を挿設する。
【００４０】これにより、図７に示す如く、地中に連結
壁が構築される。
壁が構築される。
【００４１】
【発明の効果】本発明は、以上で詳述したように、多軸
掘削機を介して、地中に接続壁又は連結壁を構築し、し
かもソイルセメント柱壁を、接続ソイルセメント柱壁、
連結ソイルセメント柱壁、又は付合せソイルセメント柱
壁を介して、連繋一体化する構成の前記接続壁、連結
壁、又は付合わせ壁であり、下記のような効果を有す
る。
掘削機を介して、地中に接続壁又は連結壁を構築し、し
かもソイルセメント柱壁を、接続ソイルセメント柱壁、
連結ソイルセメント柱壁、又は付合せソイルセメント柱
壁を介して、連繋一体化する構成の前記接続壁、連結
壁、又は付合わせ壁であり、下記のような効果を有す
る。
【００４２】（１）接続壁、連結壁の連繋一体化が図
れ、当該連繋部分の強度の向上が達成される。
れ、当該連繋部分の強度の向上が達成される。
【００４３】（２）接続壁、連結壁、付合せ壁の強度の
均一化が達成される。
均一化が達成される。
【００４４】（３）前記接続壁、連結壁の強度の向上を
介して、次の工事の安全が図れる。
介して、次の工事の安全が図れる。
【００４５】（４）接続壁、連結壁であるので、その構
築場所に限定されず、原則として、地上であれば、いず
れでも可能である。
築場所に限定されず、原則として、地上であれば、いず
れでも可能である。
【００４６】（５）施工の容易化が達成される。
【図１】多軸掘削機の作動状態を示す正面図である。
【図２】多軸掘削機の次の作動状態を示す正面図であ
る。
る。
【図３】多軸掘削機の連繋部分の作動状態を示す正面図
である。
である。
【図４】図１の作業で構築されたソイルセメント柱壁の
平面図である。
平面図である。
【図５】図２の作業で構築されたソイルセメント柱壁の
平面図である。
平面図である。
【図６】接続壁を示す拡大平面図である。
【図７】連結壁を示す拡大平面図である。
１ 掘削軸 ２ オーガー装置本体 ３ 掘削部 ４ 攪拌部 ５ 駆動伝達装置 ６ ビット ７ ガイド部材 ８ ガイド部材 １１ 補強材 １２ 接続補強材 １２´ 連結補強材 １３ 鋼鈑 Ａ ソイルセメント柱壁 Ｂ ソイルセメント柱壁 Ｃ 連繋部分 Ｄ 接続ソイルセメント柱壁 Ｄ´ 連結ソイルセメント柱壁
Claims (1)
- 【請求項１】 多軸掘削機を介して地中に鉛直方向のソ
イルセメント柱壁を構築し、 前記ソイルセメント柱壁よりやや幅狭の未構築地中を残
して、次の地中に鉛直方向の次のソイルセメント柱壁を
構築し、 前記構築した各ソイルセメント柱壁の一部を接続壁片、
連結壁片等に利用して、前記未構築地中に接続用又は連
結用のソイルセメント柱壁を構築し、 前記それぞれのソイルセメント柱壁を、連繋することを
特徴とする掘削方法を兼ねる接続壁、連結壁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2838892A JPH05222721A (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 掘削方法を兼ねる接続壁、連結壁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2838892A JPH05222721A (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 掘削方法を兼ねる接続壁、連結壁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05222721A true JPH05222721A (ja) | 1993-08-31 |
Family
ID=12247275
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2838892A Pending JPH05222721A (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 掘削方法を兼ねる接続壁、連結壁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05222721A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102900077A (zh) * | 2012-11-08 | 2013-01-30 | 上海强劲地基工程股份有限公司 | 六轴水泥土搅拌桩施工方法 |
-
1992
- 1992-02-14 JP JP2838892A patent/JPH05222721A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102900077A (zh) * | 2012-11-08 | 2013-01-30 | 上海强劲地基工程股份有限公司 | 六轴水泥土搅拌桩施工方法 |
| CN102900077B (zh) * | 2012-11-08 | 2015-01-21 | 上海强劲地基工程股份有限公司 | 六轴水泥土搅拌桩施工方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5295769A (en) | Stirring apparatus for improving ground | |
| JP4042010B2 (ja) | 地盤改良体造成工法および連続壁造成工法 | |
| JP4550792B2 (ja) | 地中壁の施工法 | |
| JPH05222721A (ja) | 掘削方法を兼ねる接続壁、連結壁 | |
| JPH0754334A (ja) | 地中掘削機 | |
| JP2700781B2 (ja) | ソイルセメント杭の施工法 | |
| JPS6062322A (ja) | 地盤改良工法およびその工法に使用する水力モニタ− | |
| JPH068431U (ja) | 掘削穴の形成方法を兼ねる接続壁、地中壁 | |
| JP2576046B2 (ja) | ソイル硬化体の形成方法 | |
| JPH05230828A (ja) | 近接線上に構築された連結壁、付合せ壁 | |
| JP3224435B2 (ja) | 地下連続壁の施工方法 | |
| JPH06341140A (ja) | 境界より１０ｍｍ〜７００ｍｍの近接線内に間欠工法で柱壁穴を構築し、この柱壁穴を利用して接続壁、連結壁、付合せ壁、重畳壁、止水壁を構築する工法と、同この柱壁穴を利用して構築された接続壁、連結壁、付合せ壁、重畳壁、止水壁 | |
| JP3005741B2 (ja) | 地盤改良工法 | |
| JP2000104245A (ja) | 連続地中壁の施工方法及びそのための装置 | |
| JP2698768B2 (ja) | 地中連続壁の形成方法 | |
| JP2929981B2 (ja) | 地盤の掘削，攪拌装置 | |
| JP2943675B2 (ja) | 土留め壁の構築工法 | |
| JP2971587B2 (ja) | 地下連続壁の施工方法 | |
| JP3058135U (ja) | 連続地中壁の施工装置 | |
| JP3727017B2 (ja) | ソイルセメント杭の施工法 | |
| JPH06341141A (ja) | 境界より５００ｍｍの境隣接線内に間欠工法で穿孔にて地中土留め壁を構築する工法と、この工法を利用して構築する接続壁、連結壁、付合せ壁、列設壁、重ね壁、止水壁、等の各種土留め壁 | |
| JPH0347366B2 (ja) | ||
| JPH01263313A (ja) | 掘削装置及び掘削施工法 | |
| JPH07238538A (ja) | 連続地中壁構築工法 | |
| JPS63297623A (ja) | ソイル連式柱列連続壁工法とその装置 |