JPH0522271A - デイジタル無線伝送システム - Google Patents

デイジタル無線伝送システム

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JPH0522271A
JPH0522271A JP3195685A JP19568591A JPH0522271A JP H0522271 A JPH0522271 A JP H0522271A JP 3195685 A JP3195685 A JP 3195685A JP 19568591 A JP19568591 A JP 19568591A JP H0522271 A JPH0522271 A JP H0522271A
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JP
Japan
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signal
error correction
sdh
overhead
bits
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JP3195685A
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English (en)
Inventor
Jiyunichi Kunitsuchi
順一 國土
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 中継局が受信信号の中継処理をする際に速度
変換をすることなくSDH網のオーバヘッド信号にアク
セスできるフレーム同期方式を提供する。 【構成】 送信局は、入力されるSDH信号(図a)を
誤り訂正符号化ブロックに区分し、そのブロック毎にR
OHを付加し、それを誤り訂正符号化して冗長ビットを
多重化し、無線フレームを形成するが、その誤り訂正符
号化ブロックを、その中に含まれるROHビットを除く
情報ビット(2880ビット)の整数倍(27倍)と1SDH
フレームのビット数(19440ビット)の整数倍(4倍)と
が一致するような誤り訂正符号長及びROHビット数を
使用して形成する。それ故、無線フレームは図bのよう
になり、中継局は、速度変換をせずとも、4SDHフレ
ーム毎にフレーム同期を確立できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シンクロナス ディジ
タル ハイアラーキ(Synchronous DigitalHierarchy:
以下「SDH」)を上位システムとするディジタル無
線伝送システムに係り、特にSDHフレームと当該シス
テム内の伝送フレームとのフレーム同期方式に関する。
【0002】
【従来の技術】SDHは、CCITTの勧告(G707〜G7
09)による同期網であり、各種速度のSDH網が勧告さ
れ、実施されている。このSDH網の伝送フレーム(S
DHフレーム)は、図6に示すように、1〜9の9個の
データ区間で構成され、各データ区間は、同期網オーバ
ヘッド信号OH区間とそれに後続する情報ビット区間と
で構成される。なお、各データ区間のビット数は同一で
あるが、その値は信号速度によって異なり、例えば信号
速度155.52MbpsのSDH網の信号(STM−
1信号と称される)では2160ビットである。
【0003】ここに、SDH網の下位システムは光、無
線等の任意のメディアによって構築されるが、同期網オ
ーバヘッド信号OHは、下位システムとは関係なく規定
されており、SDH網での同期制御、オーダワイヤ、エ
ラー検出、データコミュニケーション等に用いられる。
従って、SDH網の下位システムでは、同期網オーバヘ
ッド信号OHを検出してSDH網との同期をとり、SD
H信号を確実に最終ユーザにSDH信号の形で伝達でき
ることが要求される。
【0004】さて、本発明が対象とする下位システム
は、ディジタル無線伝送システムであるので、SDH網
と同様に、当該システム内での同期制御、オーダワイ
ヤ、エラー検出等のためのオーバヘッド信号ROH
(「無線区間用オーバヘッド信号」と称する)の付加伝
送が必要であるが、その際にフェージング等無線伝送固
有の劣化要因による影響を最小限に抑え信頼性を向上さ
せる必要がある。そこで、当該ディジタル無線伝送シス
テムでは、一般に採用されている誤り訂正符号化技術
(FEC:Forward Error Correction)を用いて信頼性
の向上を図っている。
【0005】即ち、ディジタル無線伝送システムの送信
局は、入力されるSDH信号(送信データ)の1フレー
ムをそのまま一度に無線送信するのではなく、SDH信
号を誤り訂正符号により符号化されるブロックに区分
し、そのブロック毎に無線区間用オーバヘッド信号RO
Hを付加し、それを誤り訂正符号化してFEC冗長ビッ
トを多重化し、それを所定の多値変調方式で無線送信す
るように構成される。
【0006】具体的に言えば、誤り訂正符号化ブロック
のビット数は、誤り訂正されるビット数と冗長ビットと
の組み合わせで決まり、SDH信号の各区分データのビ
ット数とは無関係であるので、SDH信号の誤り訂正に
ついても入手可能な既存の誤り訂正用LSIで対応でき
る。
【0007】そこで、従来の送信局では、既成の誤り訂
正用LSIを用い、例えば図7に示すように、SDH信
号(図7(a))に速度変換処理を施して例えば図7
(b)に示す形式の無線フレームを形成していた。図7
(b)において、この無線フレームは、SDH信号の1
フレーム中の1部の情報ビット(前記同期網オーバヘッ
ド信号OHを含む)からなるSDHデータ信号DATが
設定される区間と、無線区間用オーバヘッド信号ROH
が設定される区間と、FEC冗長ビットが設定される区
間とからなる。
【0008】そして、本発明が対象とするディジタル無
線伝送システムは、中継局を備えるが、この中継局で
は、誤り訂正復号化を行った後、同期網オーバヘッド信
号OHをモニタするためにその同期網オーバヘッド信号
OHを無線受信した信号から抽出する動作を最終受信局
と同様に行い、次いで同期網オーバヘッド信号OHを多
重化して次段の中継局あるいは最終受信局に無線送信す
ることになる。この同期網オーバヘッド信号OHの抽出
・多重化においてSDH信号(図7(a))との同期制
御が必要になる。
【0009】即ち、SDH信号(図7(a))とのフレ
ーム同期を取るためには、中継局は、SDHフレームの
先頭にある第1データ区間における同期網オーバヘッド
信号OHを検出する必要がある。しかし、図7(b)に
示すように、各無線フレームにおいてSDHフレームの
各データ区間の配置位置は一定せず区々としているの
で、このままでは中継局は受信信号からSDHフレーム
の第1データ区間を特定できない。
【0010】そこで、従来の中継局では、誤り訂正復号
後の各受信信号について、例えば図8に示すように、受
信信号(図8(a))からROHとFECの各ビットを
削除してSDHフレームと同一にし(図8(b))、即
ち、受信信号を送信局での速度変換前の速度の信号に速
度変換を行い、その後第1データ区間を特定してフレー
ム同期を確立し、同期網オーバヘッド信号OHの抽出及
び多重化をし、送信局と同様の手順で1無線フレームを
形成するようにしていた。なお、図8では、説明の容易
化を図るため、1無線フレームにおけるSDHデータ信
号DATは丁度5個の区分データで構成されるとして示
してある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のフレーム同期方式では、中継局がフレーム同期確立の
ために受信信号を送信局での速度変換前の速度の信号に
速度変換するようにしているので、中継局に速度変換回
路が必要となり、回路規模が増大するという問題があ
る。また、速度変換では、PLL回路を用いるので、ジ
ッタの発生が不可避であるという問題もある。これは、
誤り訂正符号化を既存のLSIを用いて行っていること
に起因する問題であるということができる。
【0012】本発明の目的は、中継局が速度変換をする
ことなくフレーム同期の確立操作をなし得るフレーム同
期方式を備えたディジタル無線伝送システムを提供する
ことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のディジタル無線伝送システムは次の如き構
成を有する。即ち、第1発明のディジタル無線伝送シス
テムは、シンクロナス ディジタルハイアラーキ(Sync
hronous Digital Hierarchy: 以下「SDH」)を上位
システムとするディジタル無線伝送システムにおいて;
送信局は、入力信号たるSDH信号に速度変換処理を
施して誤り訂正符号化をする単位である誤り訂正符号化
ブロックを形成する際に、その誤り訂正符号化ブロック
を、そのブロック中に含まれる無線区間用オーバヘッド
ビットを除く情報ビット数の整数倍がSDH信号のNフ
レーム(Nは整数)のビット数と一致するような、誤り
訂正符号長と無線区間用オーバヘッドビット数を使用し
て形成する手段と; 前記誤り訂正符号化ブロックの信
号に無線区間用オーバヘッド信号を付加し、それを誤り
訂正符号化して冗長ビットを多重化した信号を生成し、
変調段へ送出する手段と; を備えることを特徴とする
ものである。
【0014】また、第2発明のディジタル無線伝送シス
テムは、シンクロナス ディジタルハイアラーキ(Sync
hronous Digital Hierarchy: 以下「SDH」)を上位
システムとするディジタル無線伝送システムにおいて;
請求項1に記載の送信局の発する無線信号を中継する
中継局は、復調段からの信号について誤り訂正復号化を
行う手段と; 前記誤り訂正復号化のなされた信号を受
けて、冗長ビット及び無線区間用オーバヘッド信号が付
加された状態でSDH信号のNフレーム単位にフレーム
同期を確立する手段と; 同期確立後の信号からSDH
網のオーバヘッド信号を抽出し、また、それを多重化す
る手段と; を備えることを特徴とするものである。
【0015】
【作用】次に、前記の如く構成される本発明のディジタ
ル無線伝送システムの作用を説明する。本発明では、送
信局は、誤り訂正符号化ブロックを、その中に含まれる
無線区間用オーバヘッドビット数を除く情報ビット数の
整数倍がSDH信号のNフレーム(Nは整数)のビット
数と一致するような、誤り訂正符号長と無線区間用オー
バヘッドビット数を使用して形成し、SDH信号のNフ
レーム毎に一定数無線フレームを送信する(第1発
明)。
【0016】その結果、中継局では、一定数無線フレー
ムを受信する度にSDHフレームの第1データ区間を先
頭とする無線フレーム信号を受信するので、受信信号に
ついて冗長ビット、無線区間用オーバヘッド信号の削除
をすることなく、即ち、速度変換をすることなく受信信
号をそのままの状態で取り込み、一定数無線フレーム毎
にその区切りの無線フレームの受信信号の先頭情報ビッ
トを抽出すれば、SDHフレームとの同期制御ができる
ことになる(第2発明)。
【0017】斯くして、本発明によれば、中継局は、速
度変換を要せずにフレーム同期制御が行えるので、回路
規模の増大を防止でき、また、ジッタの発生を抑制でき
る。また、誤り訂正符号化は、既存のLSIを用いるの
ではなく、SDH網用に構成するのであるが、本発明で
の誤り訂正符号化では、SDH信号のNフレームを単位
とするので、誤り訂正されるビット数と冗長ビットとの
組み合わせの選択範囲が1SDHフレームを単位として
行う場合よりも広くなり、汎用化が図れる、つまり、設
計の自由度を拡大できるという効果もある。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明の一実施例に係るディジタル無線
伝送システムにおける送信局の信号処理部を示す。この
送信局信号処理部は、フレーム同期部1と、同期網オー
バヘッド抽出部2と、同期網オーバヘッド多重部3と、
直列並列変換部4と、速度変換部5と、誤り訂正符号化
部6とを備える。
【0019】図1において、SDH網からの送信データ
信号D1 は、前述した図6に示した形式の信号(SDH
信号)であるが、フレーム同期部1で当該システムに同
期化されたSDH信号たる送信データ信号D2 となリ、
同期網オ−バヘッド抽出部2に入力する。同期網オ−バ
ヘッド抽出部2は、送信データ信号D2 から同期網オ−
バヘッド信号(OH)D3 を抽出しモニタに供するため
図外に出力する一方、同期網オ−バヘッド信号OHの配
置区間が残った状態の送信データ信号D4 を同期網オー
バヘッド多重部3に出力する。
【0020】同期網オーバヘッド多重部3では、図外か
ら入力されるモニタ後の同期網オーバヘッド信号(O
H)D5 を多重化し、改めて図6に示した形式のSDH
信号たる送信データ信号D6 を形成出力する。ここに、
本実施例でのSDH網は、信号速度が155.52Mb
psであるが、この同期網のSDH信号(STM−1信
号)のフレームフォーマットは、CCITTの表記法に
従えば図2のように示される。前述したように、9個の
データ区間からなるが、1フレームが2160ビット×
9行の19440ビットで構成される。
【0021】直列並列変換部4では、本実施例システム
が64QAM変調方式を採用するので、入力される送信
データ信号D6 を6列のデータ列のデータ信号D7 に変
換する。ここに、6列のデータ列の構成は、例えば図3
のようにする。各データ列(DATA1〜DATA6)
は、誤り訂正符号長が496ビットであり、その内容は
480ビットの情報ビット(I1〜I6)と、6ビット
の無線区間用オーバヘッドビット(R1〜R6)と、1
0ビットの冗長ビット(S1〜S6)とからなる。そし
て、誤り訂正符号化ブロックにおける情報ビット(I1
〜I6)のビット数とSTM−1信号のビット数が一致
するように変換する。
【0022】即ち、誤り訂正符号化ブロックにおける情
報ビット(I1〜I6)のビット数は480ビット×6
列=2880ビットであり、その27倍は77760ビ
ットである。この数は、STM−1信号の4フレーム分
(19440ビット×4=77760ビット)と一致す
る。従って、直列並列変換部4では、SDH信号の4フ
レーム単位に同期して6系列送信データ信号D7 を変換
出力する。
【0023】要するに、直列並列変換部4では、誤り訂
正符号化ブロックを形成するが、それを、誤り訂正符号
化ブロックである誤り訂正符号長(496ビット×6)
の中に含まれる無線区間用オーバヘッドビット(6ビッ
ト×6)を除く情報ビット数(480ビット×6列=2
880ビット)の整数倍(27倍)がSDH信号のNフ
レーム(Nは整数で前記例ではN=4)のビット数と一
致するような、誤り訂正符号長と無線区間用オーバヘッ
ドビット数を使用して形成するのである。このようにす
れば、誤り訂正されるビット数[(I1〜I6)と(R
1〜R6)の総和]と誤り訂正符号化用冗長ビットとの
組み合わせの選択範囲を広げることができ、汎用化が図
れる。
【0024】次に、速度変換部5では、入力する6系列
送信データ信号D7 のそれぞれについて、480ビット
毎に16ビットの空きビットを追加する速度変換を行
う。
【0025】そして、誤り訂正符号化部6では、速度変
換の行われた6系列送信データ信号D8 に無線区間用オ
ーバヘッド信号(ROH)D9 を付加し、それに誤り訂
正演算された冗長ビットを多重し、6系列送信データ信
号D10を図外の64QAM変調段へ出力する。
【0026】その結果、当該送信局からは、図4(b)
に示す伝送フレーム(無線フレーム)の形式の信号が無
線送信される。即ち、1無線フレームは、2880ビッ
トのSDHデータ信号DATがROHとFECに前置さ
れた構成となる。このとき、4SDHフレーム毎に27
個の無線フレームが繰り返されるので、4SDHフレー
ムの区切りにある無線フレームの先頭位置にSDH信号
の第1データ区分の信号が配置される。
【0027】次いで、図5は、本発明の一実施例に係る
ディジタル無線伝送システムにおける中継局の信号処理
部を示す。この中継局信号処理部は、誤り訂正復号化部
7と、並列直列変換部8と、フレーム同期部9と、同期
網オーバヘッド抽出部10と、同期網オーバヘッド多重
部11と、直列並列変換部12と、誤り訂正符号化部1
3とを備える。
【0028】誤り訂正復号化部7では、図外の64QA
M復調段で復調された6系列受信データ信号D11につい
て誤り訂正演算による誤り訂正復号化を実行し、その後
速度変換は行わず、単に無線区間用オーバヘッド信号
(ROH)D12を抽出して図外に出力する一方、無線区
間用オーバヘッド信号ROHの区間がそのまま残った状
態の6系列受信データ信号D13を次段の並列直列変換部
8に出力する。抽出した無線区間用オーバヘッド信号R
OHは図外でモニタに供される。なお、ここでROHを
抽出することは本質的な事項ではない。
【0029】並列直列変換部8では、入力される6系列
受信データ信号D13を1列の受信データ信号D14へ変換
し、フレーム同期部9に出力する。この1列の受信デー
タ信号D14は、ROHがなく、FEC冗長ビットが残っ
ているが、ROHの信号区間はそのまま残っているの
で、実質ROHとFECがそのまま付加された状態であ
るということができる。
【0030】フレーム同期部9では、入力される1列の
受信データ信号D14が、図4(b)に示すような信号で
あるので、27無線フレームを1受信周期としてその受
信周期の第1無線フレームの先頭位置に存するSDH信
号の第1データ区分の信号から同期網オーバヘッド信号
OHを検出し、フレーム同期を確立する。要するに、フ
レーム同期部9では、冗長ビット及び無線区間用オーバ
ヘッド信号がそのまま付加された状態でSDH信号の4
フレーム単位にフレーム同期を確立するのである。
【0031】同期網オーバヘッド抽出部10では、同期
確立後の受信データ信号D15からSDH網のオーバヘッ
ド信号(OH)D16を抽出して図外に出力する一方、同
期網オーバヘッド信号OHが抜けた状態の受信データ信
号D17を次段に与える。
【0032】同期網オーバヘッド多重部11では、入力
された受信データ信号D17に図外でモニタに供された同
期網オーバヘッド信号(OH)D18を多重して送信デー
タ信号D19を形成する。この送信データ信号D19は、直
列並列変換部12にて6系列送信データ信号D20に変換
され、更に誤り訂正符号化部13にて無線区間用オーバ
ヘッド信号(ROH)D21の付加及び誤り訂正符号化に
よる冗長ビットの多重が行われて6系列送信データ信号
D22となり、図外の64QAM変調段へ出力される。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のディジタ
ル無線伝送システムによれば、第1発明では、送信局
は、誤り訂正符号化ブロックを、そのブロック中に含ま
れる無線区間用オーバヘッドビットを除く情報ビット数
の整数倍がSDH信号のNフレーム(Nは整数)のビッ
ト数と一致するような、誤り訂正符号長と無線区間用オ
ーバヘッドビット数を使用して形成し、SDH信号のN
フレーム毎に一定数無線フレームを形成し送信する。従
って、本発明での誤り訂正符号化では、既存のLSIを
用いるのではなく、SDH網用に構成するのであるが、
SDH信号のNフレームを単位とするので、誤り訂正さ
れるビット数と冗長ビットとの組み合わせの選択範囲が
1SDHフレームを単位として行う場合よりも広くな
り、汎用化が図れる、つまり、設計の自由度を拡大でき
るという効果がある。
【0034】また、第2発明では、中継局は、一定数無
線フレームを受信する度にSDHフレームの第1データ
区間を先頭とする無線フレーム信号を受信するので、速
度変換を要せずにフレーム同期制御が行える。従って、
回路規模の増大を防止でき、また、ジッタの発生を抑制
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るディジタル無線伝送シ
ステムにおける送信局の信号処理部の構成ブロック図で
ある。
【図2】SDM網の信号であるSTM−1信号のフレー
ムフォーマットである。
【図3】誤り訂正符号化ブロックの形成説明図である。
【図4】(a)はSDHフレームの構成図、(b)は本
発明の伝送フレーム(無線フレーム)の構成図である。
【図5】本発明の一実施例に係るディジタル無線伝送シ
ステムにおける中継局の信号処理部の構成ブロック図で
ある。
【図6】SDHフレームの構成図である。
【図7】(a)はSDHフレームの構成図、(b)は従
来の伝送フレーム(無線フレーム)の構成図である。
【図8】従来の中継局の動作説明図である。
【符号の説明】
1 フレーム同期部 2 同期網オーバヘッド抽出部 3 同期網オーバヘッド多重部 4 直列並列変換部 5 速度変換部 6 誤り訂正符号化部 7 誤り訂正復号化部 8 並列直列変換部 9 フレーム同期部 10 同期網オーバヘッド抽出部 11 同期網オーバヘッド多重部 12 直列並列変換部 13 誤り訂正符号化部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シンクロナス ディジタル ハイアラー
    キ(Synchronous Di-gital Hierarchy: 以下「SD
    H」)を上位システムとするディジタル無線伝送システ
    ムにおいて; 送信局は、入力信号たるSDH信号に速
    度変換処理を施して誤り訂正符号化をする単位である誤
    り訂正符号化ブロックを形成する際に、その誤り訂正符
    号化ブロックを、そのブロック中に含まれる無線区間用
    オーバヘッドビットを除く情報ビット数の整数倍がSD
    H信号のNフレーム(Nは整数)のビット数と一致する
    ような、誤り訂正符号長と無線区間用オーバヘッドビッ
    ト数を使用して形成する手段と; 前記誤り訂正符号化
    ブロックの信号に無線区間用オーバヘッド信号を付加
    し、それを誤り訂正符号化して冗長ビットを多重化した
    信号を生成し、変調段へ送出する手段と;を備えること
    を特徴とするディジタル無線伝送システム。
  2. 【請求項2】 シンクロナス ディジタル ハイアラー
    キ(Synchronous Di-gital Hierarchy: 以下「SD
    H」)を上位システムとするディジタル無線伝送システ
    ムにおいて; 請求項1に記載の送信局の発する無線信
    号を中継する中継局は、復調段からの信号について誤り
    訂正復号化を行う手段と; 前記誤り訂正復号化のなさ
    れた信号を受けて、冗長ビット及び無線区間用オーバヘ
    ッド信号が付加された状態でSDH信号のNフレーム単
    位にフレーム同期を確立する手段と; 同期確立後の信
    号からSDH網のオーバヘッド信号を抽出し、また、そ
    れを多重化する手段と; を備えることを特徴とするデ
    ィジタル無線伝送システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998049799A3 (de) * 1997-04-25 1999-02-04 Siemens Ag Verfahren zur gesicherten datenübertragung in synchronen übertragungssystemen
US7028231B1 (en) 1999-11-04 2006-04-11 Nec Corporation Performance monitoring for optical transmission system
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