JP2022132859A - 光伝送装置および光伝送システム - Google Patents

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Abstract

Figure 2022132859000001
【課題】冗長構成の光通信システムにおいて、障害からの復旧時間を短縮する。
【解決手段】光伝送装置は、第1の受信回路、第2の受信回路、スイッチ回路、終端回路、パケットバッファ、クロック生成器、および信号生成部を備える。第1の受信回路は、第1の経路を介して受信する光信号を第1の電気信号に変換する。第2の受信回路は、第2の経路を介して受信する光信号を第2の電気信号に変換する。スイッチ回路は、第1の電気信号または第2の電気信号を選択する。終端回路は、スイッチ回路により選択された電気信号からパケットを抽出する。パケットバッファは、終端回路により抽出されたパケットを保存する。クロック生成器は、クロック信号を生成する。信号生成部は、クロック生成器により生成されるクロック信号を利用して、パケットバッファに保存されているパケットを含む連続信号を生成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、光伝送装置および光伝送システムに係わる。
通信の信頼性を高めるために、光通信システムが冗長的に構成されることがある。例えば、送信ノードと受信ノードとの間に2つのパス(現用パスおよび予備パス)が設定される。送信ノードは、2つのパスを介して同じパケットを送信する。すなわち、受信ノードには、2つのパスを介して同じパケットが到着する。そして、受信ノードは、現用パスを介して到着したパケットを受信する。現用パスに障害が発生したときは、受信ノードは、現用パスから予備パスへの切替えを行い、その後、予備パスを介して到着したパケットを受信する。この構成により、所定の切替え時間(例えば、50m秒)以内に通信が復旧する。
なお、経路切替え時におけるリンクダウンの発生を抑止できる通信装置が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2012-034030号公報
大容量の光通信システムを実現するために、1シンボルで伝送されるビット数を増やす方式が実用化されている。例えば、既存の多くの光通信システムにおいては、データは、NRZ(Non-Return to Zero)で伝送されている。NRZは、各シンボルが1ビットを伝送する。これに対して近年では、PAM(Pulse Amplitude Modulation)4でのデータ伝送が実用化されつつある。PAM4は、各シンボルが2ビットを伝送する。
ただし、1シンボルで伝送されるビット数が増加すると、障害からの復旧時間が長くなることがある。例えば、上述した冗長構成においてパス切替えを行う場合、障害からの復旧時間は、NRZでは10m秒以下であるが、PAM4では数100秒~数秒かかることがある。
本発明の1つの側面に係わる目的は、冗長構成の光通信システムにおいて、障害からの復旧時間を短縮することである。
本発明の1つの態様に係わる光伝送装置は、第1の経路を介して受信する光信号を第1の電気信号に変換する第1の受信回路と、第2の経路を介して受信する光信号を第2の電気信号に変換する第2の受信回路と、前記第1の電気信号または前記第2の電気信号を選択するスイッチ回路と、前記スイッチ回路により選択された電気信号からパケットを抽出する終端回路と、前記終端回路により抽出されたパケットを保存するパケットバッファと、クロック信号を生成するクロック生成器と、前記クロック信号を利用して、前記パケットバッファに保存されているパケットを含む連続信号を生成する信号生成部、を備える。
上述の態様によれば、冗長構成の光通信システムにおいて、障害からの復旧時間を短縮できる。
本発明の実施形態に係わる光伝送システムの一例を示す図である。 光伝送装置の構成の一例を示す図である。 光モジュールの構成例を示す図である。 本発明の実施形態に係わる光伝送装置の一例を示す図である。 OSI参照モデルの一部を示す図である。 パケットの抽出について説明する図である。 経路切替え時のスイッチブレードの信号処理の一例を示す図(比較例)である。 経路切替え時のスイッチブレードの信号処理の一例を示す図(本発明の実施形態)である。 光伝送システムのクロック系を示す図(比較例)である。 光伝送システムのクロック系を示す図(本発明の実施形態)である。 本発明の実施形態のバリエーションに係わる光伝送システムおよびプロテクション回路の一例を示す図である。 本発明の実施形態のバリエーションにおいて使用されるプロテクション回路の他の例を示す図である。 図12に示すプロテクション回路の動作の一例を示すタイムチャートである。
図1は、本発明の実施形態に係わる光伝送システムの一例を示す。この例では、光伝送システム1は、光伝送装置2および光伝送装置3を備える。光伝送装置2および光伝送装置3は、双方向に光信号を伝送することができる。ただし、以下の記載では、光伝送装置2から光伝送装置3に光信号が伝送されるものとする。
光伝送装置2は、ルータ4からパケットを受信すると、そのパケットを光伝送装置3に転送する。このとき、光伝送装置2は、パケットを伝送する光信号を生成する。また、光伝送装置2は、光インタフェース回路2a、2bを備える。そして、光インタフェース回路2a、2bは、同じ光信号を光伝送装置3に送信する。光インタフェース回路2aから送信される光信号は、光ネットワーク6aを介して光伝送装置3に到着する。光インタフェース回路2bから送信される光信号は、光ネットワーク6bを介して光伝送装置3に到着する。
光伝送装置3は、光インタフェース回路3a、3b、スイッチ3c、および光インタフェース回路3dを備える。光インタフェース回路3aは、光インタフェース回路2aから送信される光信号を、光ネットワーク6aを介して受信する。光インタフェース回路3bは、光インタフェース回路2bから送信される光信号を、光ネットワーク6bを介して受信する。このとき、光伝送装置3は、2つの経路を介して同じ信号を受信する。そして、光インタフェース回路3a、3bは、それぞれ、受信した光信号を電気信号に変換する。なお、以下の記載では、光インタフェース回路2a、3a間の経路(すなわち、光ネットワーク6a)を「経路A」と呼ぶことがある。同様に、光インタフェース回路2b、3b間の経路(すなわち、光ネットワーク6b)を「経路B」と呼ぶことがある。
スイッチ3cは、経路Aを介して受信する信号または経路Bを介して受信する信号の一方を選択する。例えば、経路Aが現用系として指定されているときは、スイッチ3cは、経路Aを介して受信する信号を選択する。光インタフェース回路3dは、スイッチ3cにより選択された電気信号を光信号に変換してルータ5に送信する。
上記構成の光伝送システム1において、障害が発生すると、現用系から予備系への切替えが実行される。例えば、光伝送装置3が経路Aの障害を検出すると、スイッチ3cは、経路Bを介して受信する信号を選択する。そして、この信号がルータ5に転送される。これにより、通信が復旧する。
図2は、光伝送装置の構成の一例を示す。なお、図2に示す光伝送装置10は、図1に示す光伝送装置3に相当する。よって、光伝送装置10は、経路Aおよび経路Bを介して同じ光信号を受信する。
光伝送装置10は、トランスポンダ(TRPN)11a、11b、スイッチブレード13を備える。トランスポンダ11a、11bは、それぞれ、図1に示す光インタフェース回路3a、3bに相当する。すなわち、トランスポンダ11aは、経路Aを介して受信する光信号を電気信号に変換する。トランスポンダ11bは、経路Bを介して受信する光信号を電気信号に変換する。そして、各トランスポンダ11a、11bにより生成される電気信号は、電気インタフェースを介してスイッチブレード13に導かれる。なお、図2に示す「E」は、電気インタフェースを表す。
トランスポンダ11a、11bは、それぞれ、障害検出部12a、12bを備える。各障害検出部12a、12bは、光伝送路の障害を検出することができる。たとえば、LOS(Loss of Signal)及び/又はLOFA(Loss of Frame Alignment)が検出される。光信号の受信レベルが所定の閾値より低いときは、LOSが検出される。また、受信信号から所定のフォーマットのフレームを検出できないときには、LOFAが検出される。そして、障害を検出すると、障害検出部12a、12bは、警報信号を生成する。警報信号は、スイッチブレード13に送られる。なお、障害検出部12a、12bは、スイッチブレード13内に実装されるようにしてもよい。
スイッチブレード13は、電気スイッチ(SW)13aを備える。また、スイッチブレード13には、光モジュール14が接続される。なお、電気スイッチ13aおよび光モジュール14は、それぞれ、図1に示すスイッチ3cおよび光インタフェース回路3dに対応する。
電気スイッチ13aは、経路Aを介して受信する信号または経路Bを介して受信する信号の一方を選択する。例えば、経路Aが現用系として指定されているときは、電気スイッチ13aは、経路Aを介して受信する信号を選択する。そして、電気スイッチ13aにより選択される信号は、光モジュール14に導かれる。
図3(a)は、スイッチブレード13に接続される光モジュール14の一例を示す。光モジュール14は、Ser/Des(Serialize/De-serialize)21、Ser/Des22、およびE/O回路23を備える。なお、この例では、光モジュール14に8個の50G電気信号が並列に入力される。また、Ser/Des21およびSer/Des22は、ギアボックスとして動作する。
Ser/Des21は、シリアルデータをパラレルデータに変換する。一例としては、1024ビット幅のパラレル信号が生成される。また、Ser/Des21は、クロック再生器21aを備える。クロック再生器21aは、入力信号からクロック信号CLKを再生する。再生されたクロック信号CLKは、Ser/Des21からSer/Des22に送られる。Ser/Des22は、クロック信号CLKを利用して、パラレルデータをシリアルデータに変換する。この例では、4個の100G電気信号が出力される。E/O回路23は、各100G電気信号を光信号に変換する。なお、各光信号の波長は、互いに異なる。そして、光モジュール14により生成される光信号は、図2に示すように、ルータ5に送信される。
ルータ5には、光モジュール15が接続される。光モジュール15は、光伝送装置3から受信する光信号を電気信号に変換する。そして、ルータ5は、受信信号を処理する。そして、ルータ5は、受信信号を宛先に転送する。
図3(b)は、ルータ5に接続される光モジュール15の一例を示す。光モジュール15は、O/E回路31、Ser/Des32、Ser/Des33を備える。なお、この例では、光モジュール15には、4個の100G光信号が並列に入力される。また、Ser/Des32およびSer/Des33は、ギアボックスとして動作する。
O/E回路31は、図3(a)に示す光モジュール14から受信する光信号を電気信号に変換する。Ser/Des32は、シリアルデータをパラレルデータに変換する。例えば、1024ビット幅のパラレル信号が生成される。また、Ser/Des32は、クロック再生器32aを備える。クロック再生器32aは、入力信号からクロック信号CLKを再生する。再生されたクロック信号CLKは、Ser/Des32からSer/Des33に送られる。Ser/Des33は、クロック信号CLKを利用して、パラレルデータをシリアルデータに変換する。この例では、8個の50G電気信号が出力される。
光モジュール14、15は、例えば、QSFP-DD(クアッドスモールフォームファクタープラガブル-ダブルデンシティ)により実現される。なお、光伝送装置100とルータ5との間は、光インタフェースで接続されてもよいし、電気インタフェースで接続されてもよい。
上記構成の光伝送装置10において、電気スイッチ13aは、障害検出部12a、12bにより生成される警報信号に基づいて経路を切り替えることができる。例えば、経路Aが現用系であるときに障害検出部12aにより警報信号が生成されると、電気スイッチ13aは、経路Bを介して受信する信号を選択する。この経路切替えにより、通信が復旧する。
ただし、図2に示す構成では、障害に起因して電気スイッチ13aが経路を切り替えるときに、電気スイッチ13aの出力信号が一時的に損失する。すなわち、光モジュール14の入力ポートが一時的に無信号状態(即ち、LOS)になる。そうすると、図3に示すSer/Des21は、一時的に、クロック信号を再生できなくなる。この後、電気スイッチ13aにおいて経路切替えが完了すると、電気スイッチ13aの出力信号がSer/Des21に導かれる。そして、クロック再生器21aは、クロック信号CLKの再生を再開する。
ここで、入力信号がNRZ信号であれば、クロック再生器21aは、短い時間内にクロック信号CLKを再生できる。例えば、数m秒でクロック同期が確立する。ところが、1シンボルで伝送されるビット数が増加すると、クロック再生器21aにおいてクロック信号CLKを再生できるようになるまでに要する時間が長くなる。たとえば、入力信号がPAM4信号である場合は、クロック同期が確立するまでに数秒を要することがある。そして、クロック信号CLKが再生されない期間は、光モジュール14は、異常な信号を送出してしまう。この場合、ルータ5は、異常な信号を受信することになる。そして、ルータ5に実装される光モジュール15も入力信号からクロックを再生できない。したがって、ルータ5は、正常なデータを取得できない。
このように、伝送路において障害が発生すると、電気スイッチ13aは経路の切替えを行う。このとき、電気スイッチ13aの出力が一時的に無信号状態になるので、クロック同期も一時的に外れることになる。すなわち、光伝送装置10に接続される光モジュール14およびルータ5に接続される光モジュール15は、経路切替え後にクロック同期を確立する必要がある。ところが、伝送信号がPAM4信号である場合、クロック同期を確立するために長い時間を要する。したがって、伝送信号がPAM4信号である場合、通信の復旧に長い時間を要することがある。そこで、本発明の実施形態に係わる光伝送装置は、障害に起因して経路が切り替えられたときに、短時間で通信の復旧を可能にする構成を備える。
図4は、本発明の実施形態に係わる光伝送装置の一例を示す。本発明の実施形態に係わる光伝送装置100は、トランスポンダ11a、11b、およびスイッチブレード40を備える。なお、光伝送装置100は、図4に示していない他の回路または機能を備えてもよい。また、トランスポンダ11a、11bは、図2および図4において実質的に同じである。すなわち、トランスポンダ11a、11bは、それぞれ、障害検出部12a、12bを備える。各障害検出部12a、12bは、例えば、LOS及び/又はLOFAを検出できる。ただし、障害検出部12a、12bは、スイッチブレード40に実装されてもよい。
スイッチブレード40は、電気スイッチ13a、物理層処理部41、パケットバッファ42、クロック生成器43、および物理層処理部44を備える。また、スイッチブレード40には、光モジュール14が接続される。なお、スイッチブレード40は、図4に示していない他の回路または機能を備えてもよい。また、電気スイッチ13aおよび光モジュール14は、図2および図4において実質的に同じである。すなわち、電気スイッチ13aは、経路Aまたは経路Bを介して受信する信号を選択する。光モジュール14は、例えば、図3(a)に示す構成を備える。
物理層処理部41および物理層処理部44は、物理層の信号処理を行う。物理層は、例えば、OSI参照モデルのレイヤ1に相当する。
図5は、OSI参照モデルの一部を示す。OSI参照モデルにおいては、レイヤ1が物理層であり、レイヤ2がデータリンク層(MAC層)であり、レイヤ3がネットワーク層である。物理層は、物理符号化副層(PCS)、物理媒体接続部(PMA)、および物理媒体依存部(PMD)から構成される。
物理媒体依存部は、入力信号に対してデジタル識別を行ってデジタル信号を生成する。このとき、伝送信号がPAM4信号である場合、1シンボルから2ビットが得られる。物理媒体接続部は、シリアルデータをパラレルデータに変換する。物理符号化副層は、入力信号からフレームを抽出する。そして、抽出されたフレームは、データリンク層に渡される。
物理符号化副層は、データリンク層から受け取るフレームを固定長ブロックに分割し、各固定長ブロックを符号化する。符号化方式は、特に限定されるものではないが、たとえば、64B/66B符号である。また、フレームが存在しない時間領域(すなわち、IFG:Inter Frame Gap)には、「アイドル」と呼ばれる特殊な符号ブロックが挿入される。物理媒体接続部は、パラレルデータをシリアルデータに変換する。そして、物理媒体依存部は、シリアルデータの各シンボルについて波形変換を行う。伝送信号がPAM4信号である場合、2ビットの論理値が4つの異なる信号レベルに割り当てられる。
図6は、パケットの抽出について説明する図である。図6に示す例では、IPパケット等のクライアントデータにヘッダおよびトレイラを付加することによりフレームが作成される。ヘッダは、制御情報を含む。トレイラは、FCS(Frame Check Sequence)を含む。なお、図6では、Hは、ヘッダを表し、Tは、トレイラを表す。
物理符号化副層は、上述したように、データリンク層から受け取るフレームを固定長ブロックに分割し、各固定長ブロックを符号化する。このとき、各フレームの先頭に特殊なビットパターンが挿入される。また、フレームが存在しない時間領域(即ち、IFG)には、アイドル信号が挿入される。よって、無信号状態を含まない連続する信号が生成される。以下の記載では、無信号状態を含まない連続する信号を「連続信号」と呼ぶことがある。
この連続信号を受信したときは、物理符号化副層は、上述した特殊なビットパターンを検出することでフレームを抽出する。このとき、アイドル信号は廃棄される。そして、フレームからヘッダおよびトレイラを除去することによりIPパケットが得られる。
図4の説明に戻る。物理層処理部41および物理層処理部44は、主に、物理符号化副層(PCS)の処理を行う。すなわち、物理層処理部41は、受信信号からフレームを抽出する。具体的には、物理層処理部41は、受信信号において上述した特殊なビットパターンを検出することでフレームを抽出する。したがって、物理層処理部41は、電気スイッチ13aにより選択された電気信号からパケットを抽出する終端回路の一例である。このとき、物理層処理部41は、各符号ブロックを復号してもよい。そして、抽出されたフレームは、パケットバッファ42に保存される。あるいは、スイッチブレード40は、図6に示すように各フレームからIPパケットを抽出し、IPパケットをパケットバッファ42に保存してもよい。なお、以下の記載では、説明を簡単にするために、物理層処理部41により抽出されるフレームおよびそのフレームから抽出されるIPパケットを区別することなく「パケット」と呼ぶことがある。パケットバッファ42は、たとえば、FIFO(First-in First-out)メモリであり、所定量のパケットを保存できる。
クロック生成器43は、常時、クロック信号を生成する。すなわち、クロック生成器43は、電気スイッチ13aから信号が出力されているか否かにかかわらず、クロック信号を生成する。そして、このクロック信号は、物理層処理部44に与えられる。なお、クロック生成器43は、光伝送装置100とルータ5との間のインタフェースに対して予め決められている周波数のクロック信号を生成する。
物理層処理部44は、クロック生成器43により生成されるクロック信号に同期して信号を処理する。具体的には、物理層処理部44は、パケットバッファ42にパケットが保存されているときは、パケットバッファ42からパケットを読み出して固定長ブロックに分割する。そして、物理層処理部44は、各固定長ブロックを符号化する。また、パケットバッファ42にパケットが保存されていないときは、物理層処理部44は、アイドル信号を出力する。アイドル信号は、予め決められたビットパターンを有する1または複数の符号ブロックにより実現される。したがって、物理層処理部44は、クロック生成器43により生成されるクロック信号を利用して、パケットバッファ42に保存されているパケットを含む連続信号を生成する信号生成部の一例である。
このように、物理層処理部44は、クロック生成器43により生成されるクロック信号を利用して連続的に信号を生成できる。すなわち、電気スイッチ13aの出力が一時的に途切れる場合であっても、所定の周波数のクロックに同期した連続信号が物理層処理部44から出力される。具体的には、例えば、電気スイッチ13aが経路切替えを行うときにおいても、所定の周波数のクロックに同期した連続信号が物理層処理部44から出力される。したがって、光モジュール14には、所定の周波数のクロックに同期した信号が連続して入力される。
光モジュール14は、図3(a)に示すように、入力信号から抽出するクロック信号を利用して信号を処理する。したがって、所定の周波数のクロックに同期した連続信号が物理層処理部44から出力される場合、光モジュール14は、継続して信号処理を行うことができる。すなわち、電気スイッチ13aが経路切替えを行うときであっても、光伝送装置100からルータ5に送信される信号が途切れることはない。
ルータ5において、光モジュール15は、図3(b)に示すように、光伝送装置100から受信する信号からクロック信号を抽出し、そのクロック信号を利用して受信信号を処理する。このとき、光伝送装置100からルータ5に送信される信号が途切れることはない。よって、電気スイッチ13aが経路切替えを行うときであっても、光モジュール15は、クロック同期を再確立する処理を行うことなく継続的に信号を受信できる。
図7~図8は、経路切替え時のスイッチブレードの信号処理の一例を示す。図7は、比較例として、図2に示すスイッチブレード13の信号処理を示す。図8は、図4に示す本発明の実施形態に係わるスイッチブレード40の信号処理を示す。なお、図7~図8において、PAは、経路Aを介して光伝送装置10、100に到着するパケットを表す。PBは、経路Bを介して光伝送装置10、100に到着するパケットを表す。Iは、IFGに挿入されるアイドル信号を表す。
いずれのケースでも、光伝送路が正常であるときは、経路Aおよび経路Bを介して電気スイッチ13aに同じ信号が入力される。ただし、経路Aおよび経路Bの遅延時間は、一般に、互いに同じではない。そして、電気スイッチ13aは、経路Aを介して受信する信号または経路Bを介して受信する信号を選択する。
ここで、図7~図8に示すケースにおいて、電気スイッチ13aが経路Aを介して受信する信号を選択しているときに、経路Aに障害が発生するものとする。この場合、電気スイッチ13aは、トランスポンダ11aに実装されている障害検出部12aから与えられる警報信号に応じて経路切替えを行う。すなわち、電気スイッチ13aは、経路Aを介して受信する信号を選択する状態から、経路Bを介して受信する信号を選択する状態に遷移する。このとき、電気スイッチ13aの出力は、一時的に、無信号状態(即ち、LOS)になる。
図2に示すスイッチブレード13においては、電気スイッチ13aの出力信号が光モジュール14に導かれる。このため、電気スイッチ13aの出力がLOS状態になると、光モジュール14において、図3(a)に示すクロック再生器21aはクロックを再生できない。この場合、光モジュール14は、異常な信号(または、意味のない信号)を出力することになる。なお、図7に示す斜線領域は、異常な信号を表す。加えて、伝送信号がPAM4信号である場合、伝送信号がNRZ信号である場合と比較して、クロックの再生が困難になる。このため、電気スイッチ13aの出力が一時的にLOS状態になっただけでも、クロック再生器21aにおいてクロック同期が再確立されるまでの時間が長くなる。この結果、数100秒~数秒にわたって通信が切断されることがある。
これに対して、図4に示す本発明の実施形態に係わる構成においては、スイッチブレード40は、クロック生成器43および物理層処理部44を備える。そして、物理層処理部44は、電気スイッチ13aの出力がLOS状態であっても、クロック生成器43により生成されるクロック信号を利用して連続的に信号を出力する。図8に示す例では、パケットバッファ42に送信すべきパケットが保存されていないときは、物理層処理部44は、例えば、アイドル信号を出力する。よって、光モジュール14の入力がLOS状態になることはなく、光モジュール14において同期はずれが発生しない。この結果、光モジュール14は、連続的に信号が送信されるので、ルータ5に実装される光モジュール15においても同期はずれが発生しない。
図9~図10は、光伝送システムのクロック系を示す。図9は、比較例として、図2に示す光伝送装置10が実装される光伝送システムを示す。図10は、図4に示す本発明の実施形態に係わる光伝送装置100が実装される光伝送システムを示す。なお、図9~図10に示す例では、ルータ4からルータ5にパケットが送信される。
図9に示す光伝送システムにおいては、ルータ4は、クロックTXCLK1に同期して信号を送信する。この信号は、光伝送装置2、および光ネットワーク6a、6bを介して光伝送装置10に到着する。光伝送装置10は、クロックRXCLK1利用して受信信号を処理する。ただし、クロックRXCLK1は、受信信号から抽出される。すなわち、クロックTXCLK1およびクロックRXCLK1は、互いに同期している。光伝送装置10は、クロックTXCLK2に同期して信号を送信する。ここで、クロックRXCLK1およびクロックTXCLK2は、光伝送装置10内で互いに同期している。そして、ルータ5は、クロックRXCLK2利用して受信信号を処理する。ただし、クロックRXCLK2は、受信信号から抽出される。すなわち、クロックTXCLK2およびクロックRXCLK2は、互いに同期している。このように、図9に示す光伝送システムにおいては、TXCLK1、RXCLK1、TXCLK2、およびRXCLK2は、互いに同期している。
図9に示すケースと同様に、図10に示す光伝送システムにおいても、クロックTXCLK1およびクロックRXCLK1は互いに同期し、また、クロックTXCLK2およびクロックRXCLK2は互いに同期する。ただし、光伝送装置100において、クロックTXCLK2は、図4に示すクロック生成器43により生成される。すなわち、クロックTXCLK2は、受信信号に依存することなく生成される。よって、入力信号が一時的に損失する場合であっても、スイッチブレード40は、安定して信号を出力し続けることができる。
<バリエーション>
図1~図4に示すケースでは、伝送レートが固定されている。よって、クロック生成器43は、予め決められた周波数のクロック信号を生成する。これに対して、柔軟なネットワークを構築するためには、様々な伝送レートの通信をサポートできることが好ましい。
図11は、本発明の実施形態のバリエーションに係わる光伝送システムおよびプロテクション回路の一例を示す。この例では、クライアント51からクライアント52にパケットが送信される。トランスポンダ53a、53bは、同じ光信号を光伝送装置200に送信する。
光伝送装置200は、トランスポンダ201a、201b、およびプロテクション回路202を備える。トランスポンダ201a、201bは、それぞれ、トランスポンダ53a、53bから送信される光信号を受信する。また、トランスポンダ201a、201bは、受信信号のクロックを表すイネーブル信号を生成する。
プロテクション回路202は、FIFOメモリ211a、211b、セレクタ212、FIFOメモリ213、デジタルPLL214を備える。FIFOメモリ211a、211bは、それぞれ、トランスポンダ201a、201bから出力されるデータ信号を保存する。セレクタ212は、FIFOメモリ211aまたはFIFOメモリ211bに保存されているデータ信号を選択する。セレクタ212により選択されたデータ信号は、FIFOメモリ213に保存される。デジタルPLL214は、セレクタ212により選択されるデータ信号に対応するイネーブル信号に基づいて発振信号を生成する。そして、プロテクション回路202は、この発振信号に基づいてFIFOメモリ213からデータ信号を読み出して出力する。
上記構成の光伝送システムにおいて、伝送路の障害が発生すると、セレクタ212に警報信号が与えられる。そうすると、セレクタ212は、警報信号に応じて経路切替えを行う。このとき、回復時間を短くするためには、クライアント52の入力信号が正常であることが要求される。すなわち、プロテクション回路202の入力においてクロックの同期はずれが発生しないことが好ましい。
ところが、図11に示すプロテクション回路202では、セレクタ212が経路切替えを行うときに、デジタルPLL214が再引込みを行う。即ち、デジタルPLL214が一時的に停止する。この結果、プロテクション回路202から異常な信号が出力され、プロテクション回路202の入力においてクロックの同期はずれが発生するおそれがある。
図12は、本発明の実施形態のバリエーションにおいて使用されるプロテクション回路の他の例を示す。なお、図12に示すプロテクション回路202は、図11に示す光伝送装置200に実装される。よって、トランスポンダ201a、201bからプロテクション回路202にデータ信号Aおよびデータ信号Bが入力される。データ信号Aおよびデータ信号Bの内容は、互いに同じである。ただし、データ信号Aおよびデータ信号Bのタイミングは、互いに異なることがある。
この実施例では、プロテクション回路202は、SerDes221a、221b、FIFOメモリ222a、222b、セレクタ223、FIFOメモリ224、レート抽出部225a、225b、セレクタ226、およびデジタルPLL227を備える。
SerDes221aおよびSerDes221bは、それぞれ、データ信号Aおよびデータ信号Bをパラレルデータに変換する。また、SerDes221aおよびSerDes221bは、それぞれ、入力信号からクロック信号(CLK_AおよびCLK_B)を抽出する。SerDes221aおよびSerDes221bから出力されるパラレルデータは、それぞれ、FIFOメモリ222aおよびFIFOメモリ222bに保存される。このとき、各パラレルデータは、例えば、クロック信号CLK_Aおよびクロック信号CLK_Bに従ってFIFOメモリ222aおよびFIFOメモリ222bに書き込まれる。
セレクタ223は、セレクト信号に基づいて、FIFOメモリ222aの出力信号またはFIFOメモリ222bの出力信号を選択する。例えば、通常時は、セレクト信号は、経路Aを指定する。この場合、セレクタ223は、FIFOメモリ222aの出力信号を選択する。また、データ信号Aの異常が検知されたときは、セレクト信号は、経路Bを指定する。この場合、セレクタ223は、FIFOメモリ222aの出力信号を選択する状態からFIFOメモリ222bの出力信号を選択する状態に遷移する。そして、セレクタ223によって選択された信号は、FIFOメモリ224に保存される。なお、セレクト信号は、例えば、伝送路の障害を検知する回路により生成される。
レート抽出部225aおよびレート抽出部225bは、それぞれ、システムクロック信号SYS_CLKでクロック信号CLK_Aおよびクロック信号CLK_Bをサンプリングしてレート信号Aおよびレート信号Bを生成する。システムクロック信号SYS_CLKは、不図示のシステムクロック生成器により生成される。なお、FIFOメモリ222aおよびFIFOメモリ222bに保存されているデータは、それぞれ、レート信号Aおよびレート信号Bに従って読み出されるようにしてもよい。
セレクタ226は、セレクト信号に基づいて、レート信号Aまたはレート信号Bを選択する。ここで、セレクタ226に与えられるセレクト信号は、セレクタ223に与えられるセレクト信号と同じである。そして、セレクタ223がFIFOメモリ222aの出力信号を選択するときは、セレクタ226はレート信号Aを選択する。また、セレクタ223がFIFOメモリ222bの出力信号を選択するときは、セレクタ226はレート信号Bを選択する。
デジタルPLL227は、セレクタ226により選択されるレート信号(図12では、レート信号S)が表す周波数の発振信号を生成する。そして、この発振信号に従って、FIFOメモリ224からデータが出力される。
図13は、図12に示すプロテクション回路202の動作の一例を示すタイムチャートである。この例では、時刻T1以前は、セレクト信号は、経路Aを指定する。
レート信号Aは、システムクロック信号SYS_CLKでクロック信号CLK_Aをサンプリングすることで生成される。よって、レート信号Aはシステムクロック信号SYS_CLKに同期し、且つ、レート信号Aの周波数はクロック信号CLK_Aの周波数に依存する。また、レート信号Bは、システムクロック信号SYS_CLKでクロック信号CLK_Bをサンプリングすることで生成される。よって、レート信号Bはシステムクロック信号SYS_CLKに同期し、且つ、レート信号Bの周波数はクロック信号CLK_Bの周波数に依存する。ここで、クロック信号CLK_Aおよびクロック信号CLK_Bの周波数は互いに同じである。したがって、レート信号Aおよびレート信号Bの周波数(すなわち、レート信号Aおよびレート信号Bが表すレート)は互いに同じである。ただし、クロック信号CLK_Aおよびクロック信号CLK_の位相は互いに同じではない。よって、レート信号Aおよびレート信号Bの位相も互いに同じではない。
時刻T1において障害が検出され、セレクト信号が「経路A」から「経路B」に変化するものとする。この場合、時刻T1以前は、セレクタ226の出力信号(図13では、セレクト信号S)はレート信号Aであり、時刻T1後は、セレクタ226の出力信号はレート信号Bである。ここで、レート信号Aおよびレート信号Bはいずれもシステムクロック信号SYS_CLKに同期し、また、セレクタ226はシステムクロック信号SYS_CLKに同期して動作する。よって、障害等に起因して経路切替えが行われるときであっても、セレクタ226の出力信号は連続的であり、デジタルPLL227は再引込みを行う必要はない。
ただし、経路切替えが行われるときに、セレクタ226の出力信号(図13では、セレクト信号S)の位相が変化することがある。よって、FIFOメモリ224は、この位相の変化を吸収できる程度のサイズを有することが好ましい。
1 光伝送システム
2、3 光伝送装置
11a、11b トランスポンダ(TRPN)
12a、12b 障害検出部
13a 電気スイッチ(SW)
14、15 光モジュール
21、22、32、33 SerDes
21a、32a クロック再生器
23 E/O回路
31 O/E回路
40 スイッチブレード
41、44 物理層処理部
42 パケットバッファ
43 クロック生成器
100、200 光伝送装置
202 プロテクション回路
221a、221b SerDes
223、226 セレクタ
224 FIFOメモリ
225a、225b レート抽出部
227 デジタルPLL

Claims (8)

  1. 第1の経路を介して受信する光信号を第1の電気信号に変換する第1の受信回路と、
    第2の経路を介して受信する光信号を第2の電気信号に変換する第2の受信回路と、
    前記第1の電気信号または前記第2の電気信号を選択するスイッチ回路と、
    前記スイッチ回路により選択された電気信号からパケットを抽出する終端回路と、
    前記終端回路により抽出されたパケットを保存するパケットバッファと、
    クロック信号を生成するクロック生成器と、
    前記クロック信号を利用して、前記パケットバッファに保存されているパケットを含む連続信号を生成する信号生成部と、
    を備える光伝送装置。
  2. 前記第1の経路および前記第2の経路の障害を検出する障害検出部をさらに備え、
    前記スイッチ回路が前記第1の電気信号を選択しているときに、前記障害検出部が前記第1の経路の障害を検出すると、前記スイッチ回路は、前記第1の電気信号を選択する状態から前記第2の電気信号を選択する状態に遷移する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
  3. 前記信号生成部により生成される連続信号は、1つのシンボルが2ビットを伝送するPAM(Pulse Amplitude Modulation)4信号である
    ことを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
  4. 前記信号生成部は、前記パケットバッファにパケットが保存されているときは、前記パケットバッファに保存されているパケットを読み出して出力し、前記パケットバッファにパケットが保存されていないときは、予め決められたビットパターンを出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
  5. 前記信号生成部により生成される連続信号を光信号に変換する光モジュールをさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
  6. 第1の経路を介して受信する光信号を表す第1の電気信号または第2の経路を介して受信する光信号を表す第2の電気信号を選択するスイッチ回路と、
    前記スイッチ回路により選択された電気信号からパケットを抽出する終端回路と、
    前記終端回路により抽出されたパケットを保存するパケットバッファと、
    クロック信号を生成するクロック生成器と、
    前記クロック信号を利用して、前記パケットバッファに保存されているパケットを含む連続信号を生成する信号生成部と、
    を備えるスイッチブレード。
  7. 第1の光伝送装置から第1の経路および第2の経路を介して同じ光信号が第2の光伝送装置に伝送される光伝送システムであって、
    前記第2の光伝送装置は、
    第1の経路を介して受信する光信号を第1の電気信号に変換する第1の受信回路と、
    第2の経路を介して受信する光信号を第2の電気信号に変換する第2の受信回路と、
    前記第1の電気信号または前記第2の電気信号を選択するスイッチ回路と、
    前記スイッチ回路により選択された電気信号からパケットを抽出する終端回路と、
    前記終端回路により抽出されたパケットを保存するパケットバッファと、
    クロック信号を生成するクロック生成器と、
    前記クロック信号を利用して、前記パケットバッファに保存されているパケットを含む連続信号を生成する信号生成部と、を備える
    ことを特徴とする光伝送システム。
  8. 第1の経路を介して受信する光信号から第1のデータ信号を生成する第1の受信回路と、
    第2の経路を介して受信する光信号から第2のデータ信号を生成する第2の受信回路と、
    前記第1のデータ信号から第1のクロック信号を再生する第1のクロック再生回路と、
    前記第2のデータ信号から第2のクロック信号を再生する第2のクロック再生回路と、
    前記第1のデータ信号または前記第2のデータ信号を選択する第1のセレクタと、
    前記第1のセレクタにより選択されたデータ信号を保存するFIFOメモリと、
    所定の周波数を有するシステムクロック信号で前記第1のクロック信号をサンプリングすることにより第1のレート信号を生成する第1のレート抽出部と、
    前記システムクロック信号で前記第2のクロック信号をサンプリングすることにより第2のレート信号を生成する第2のレート抽出部と、
    前記第1のレート信号または前記第2のレート信号を選択する第2のセレクタと、
    前記第2のセレクタにより選択されたレート信号に基づいて発振信号を生成するデジタルPLLと、を備え、
    前記発振信号に基づいて前記FIFOメモリからデータ信号が読み出される
    ことを特徴とする光伝送装置。
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