JPH0522218Y2 - - Google Patents

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JPH0522218Y2
JPH0522218Y2 JP16434587U JP16434587U JPH0522218Y2 JP H0522218 Y2 JPH0522218 Y2 JP H0522218Y2 JP 16434587 U JP16434587 U JP 16434587U JP 16434587 U JP16434587 U JP 16434587U JP H0522218 Y2 JPH0522218 Y2 JP H0522218Y2
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jaw
core
felt
leather
cotton
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JP16434587U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、スポーツ用具の分野で利用される。
本考案は、剣道などの面に関し、詳しくは改良
された顎部を有する剣道などの面に関する。
(ロ) 従来技術 剣道、なぎなた、銃剣道用の面には、顎部が付
接されている。
顎とは、面に付属していて、竹刀などによる打
突から首や顎を守るためのものである。通常、獣
革やレザー(合皮)などに紙芯を貼り、へりを付
けることによつて袋状にして、その中に綿などを
詰めることで整形し、強度を保つている。
更に、その上で絹糸や木綿糸などで、飾りや曙
光(しよつこう)と呼ばれる仕上げをして、綿が
ずれないようにすると共に美観を保ち、竹刀の先
端が滑りにくくなる。
顎部は牛の生皮を縫い付けて、面金に固定され
る。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 上記したように、従来例の顎部内部には、綿を
詰めて、その綿が移動しないように外部から糸に
より縫い付けするなどの作業を要してコストが上
がり、また綿を使つた芯では強度に乏しく、さら
にその外形では膨みが足らないなどが指摘されて
いる。
本考案の目的は、上記のような欠点を除去した
顎部を有する銃剣道用面を提供することである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 前記した目的は、面金の周縁下部に連結された
顎部において、顎部成形体の内部に、中間層は外
部層より小さく相互に付着され全体に膨んだ3層
のフエルト材からなる芯を詰めることによつて、
達成される。
(ホ) 作用 内部芯材にコストがかからないフエルト材を選
んで、中間層をその外部層より小さくしてサンド
イツチ状に挟み相互に付着すれば、膨んだ形状の
芯が形成される。
(ヘ) 実施例 本考案の好適な実施例は、図面に基づいて説明
される。
第1図と第2図がその1実施例を示しており、
第3図と第4図が従来例を示している。第5図は
銃剣道用面の一般見取図である。
第5図において、10が面、12は面金、14
が牛の生皮からなる連結部、16は問題の顎部で
ある。
従来例の顎部の製作工程は次の通りである。
第4図に示すように、表革16a,裏革16
b、表の型紙16c、裏の型紙16dをプレスに
より打抜く。
表革16aに表の型紙16cを貼り合わせ、裏
革16bに裏の型紙16dを貼り合わせて、第3
図にみられるように、へり16eを付けて袋状に
する。
袋状になつた内部18′に図示しない綿を詰め
てから、外部より糸で表革16aと裏革16bと
にあけられた穴を縫いつける。
本考案によれば、顎部内部18′に綿の代わり
に新規なフエルト材の組合わせからなる芯が詰め
られる。
第2図に示すように、3つのフエルト成形板1
8a〜18cが用意される。成形板18はフエル
ト材をビニールコーテイングされた両面により成
形されている。
図示のように、中間層成形板18bは他の2つ
18a,18cより小さい。これら2つの成形板
は同じ大きさである。
中間層18bを外部層18a,18cによりサ
ンドイツチ状に挟んで相互に貼り合わせたもの
が、第1図に図示されており、芯材18が形成さ
れ、その周囲面部は膨んでいる。
芯部18を詰め込んだ後に糸で表革などから縫
い付ける必要がなく、芯部18は内部で不動であ
る。
(ト) 効果 本考案によれば、顎部は3層構造のため、顎部
として成形された際に適当な膨らみができる。
1枚のフエルトでは膨らみを付けるために加工
を施さねばならないので、コスト上有利である。
また、フエルトの表層にビニールコーテイング
をしているので芯入れの際にすべるため、詰め加
工が容易である。さらに、使用により汗をかいた
り、湿気が多くても軟化しにくい。
その上に、フエルト材の厚さの調節が自由にで
き、均一な製品がコスト安で得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例を示した顎部芯部の
見取図、第2図はその構成部材説明図、第3図は
従来例の顎部平面図、第4図はその構成部材説明
図、第5図は銃剣道用面の一般図である。 16は顎部、16a〜16dは顎部成形材料、
18a〜18cはフエルト成形板、18はフエル
ト芯である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 面金の周縁下部に連結された顎部において、顎
    部成形体の内部に、中間層は外部層より小さく相
    互に付着され全体に膨んだ3層のフエルト材から
    なる芯が詰められていることを特徴とする、剣道
    などの面。
JP16434587U 1987-10-27 1987-10-27 Expired - Lifetime JPH0522218Y2 (ja)

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JP16434587U JPH0522218Y2 (ja) 1987-10-27 1987-10-27

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JP16434587U JPH0522218Y2 (ja) 1987-10-27 1987-10-27

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Publication Number Publication Date
JPH0168077U JPH0168077U (ja) 1989-05-01
JPH0522218Y2 true JPH0522218Y2 (ja) 1993-06-07

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JPH0168077U (ja) 1989-05-01

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