JPH05222123A - エチレンの重合及び共重合方法 - Google Patents
エチレンの重合及び共重合方法Info
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- JPH05222123A JPH05222123A JP7508792A JP7508792A JPH05222123A JP H05222123 A JPH05222123 A JP H05222123A JP 7508792 A JP7508792 A JP 7508792A JP 7508792 A JP7508792 A JP 7508792A JP H05222123 A JPH05222123 A JP H05222123A
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- prepolymer
- ethylene
- component
- olefin
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- Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】エチレンとα−オレフィンの共重合体の製造方
法を提供する。 【構成】多孔質無機酸化物に、主として遷移金属、ハロ
ゲンおよびマグネシウムからなる成分を担持させた固体
触媒成分と、有機アルミニウム化合物成分とによって形
成される触媒系を用い、0.01〜1重量%で、メルト
・インデックスが0.1g/10分以下である粒子状の
予備重合体を形成した後に重合する。 【効果】安定的な重合反応を可能にし、優れた物性を有
するエチレン共重合体が得られる。
法を提供する。 【構成】多孔質無機酸化物に、主として遷移金属、ハロ
ゲンおよびマグネシウムからなる成分を担持させた固体
触媒成分と、有機アルミニウム化合物成分とによって形
成される触媒系を用い、0.01〜1重量%で、メルト
・インデックスが0.1g/10分以下である粒子状の
予備重合体を形成した後に重合する。 【効果】安定的な重合反応を可能にし、優れた物性を有
するエチレン共重合体が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エチレンを重合、ある
いはエチレンとα−オレフィンとを共重合させる方法に
関するものである。
いはエチレンとα−オレフィンとを共重合させる方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】これまでチーグラーナッ
タ型触媒によるエチレンの重合、又はエチレンとα−オ
レフィンとの共重合は、溶液重合、バルク重合、スラリ
ー重合、気相重合などの重合方法によって行われてい
る。近年、触媒活性を高め、生成した共重合体から触媒
残渣を分離する工程を必要としない流動床重合反応が普
及しており、触媒高活性化および流動性の良好な触媒粒
子を調製する目的で、無機固体、さらには特定の粒子径
を有する無機固体にチタン、バナジウム等の遷移金属成
分を担持した高活性触媒が多く提案されている。例え
ば、特開昭59−89706号、同59−22907
号、同61−123606号などでは、流動床重合反応
器中で重合体を製造する場合、塩化マグネシウム、シリ
カなどの無機担体に遷移金属成分を担持した粒状触媒
を、モノマーガスの上昇流によって流動状態を保ちなが
ら重合を行う方法が開示されている。
タ型触媒によるエチレンの重合、又はエチレンとα−オ
レフィンとの共重合は、溶液重合、バルク重合、スラリ
ー重合、気相重合などの重合方法によって行われてい
る。近年、触媒活性を高め、生成した共重合体から触媒
残渣を分離する工程を必要としない流動床重合反応が普
及しており、触媒高活性化および流動性の良好な触媒粒
子を調製する目的で、無機固体、さらには特定の粒子径
を有する無機固体にチタン、バナジウム等の遷移金属成
分を担持した高活性触媒が多く提案されている。例え
ば、特開昭59−89706号、同59−22907
号、同61−123606号などでは、流動床重合反応
器中で重合体を製造する場合、塩化マグネシウム、シリ
カなどの無機担体に遷移金属成分を担持した粒状触媒
を、モノマーガスの上昇流によって流動状態を保ちなが
ら重合を行う方法が開示されている。
【0003】流動床重合では、局部的な重合熱の蓄積に
よる流動床内温度の不安定化や、また大きな塊状重合体
の形成による流動状態が破壊され易いことが知られてい
る。そのため、例えば、特公昭52−40350号、同
52−45749号、同60−53044号、特開昭5
9−30806号では、あらかじめ予備重合体を調製
し、この予備重合体を流動床重合反応器に用いることに
より、遷移金属重量当たりの重合体生成量を向上させ、
また、流動床重合反応器に導入直後の固体触媒部におけ
る急激な発熱や粒子凝集を防止する方法が開示されてい
る。この場合、ポリマーの粒形は、触媒の粒形のレプリ
カとなりやすく、ポリマーを効率的、安定的に生産する
ためには、これらの流動床重合反応に用いる触媒固体お
よび予備重合体の粒子形状の制御、すなわち、球形を保
った触媒固体および予備重合体を形成することが重要で
ある。
よる流動床内温度の不安定化や、また大きな塊状重合体
の形成による流動状態が破壊され易いことが知られてい
る。そのため、例えば、特公昭52−40350号、同
52−45749号、同60−53044号、特開昭5
9−30806号では、あらかじめ予備重合体を調製
し、この予備重合体を流動床重合反応器に用いることに
より、遷移金属重量当たりの重合体生成量を向上させ、
また、流動床重合反応器に導入直後の固体触媒部におけ
る急激な発熱や粒子凝集を防止する方法が開示されてい
る。この場合、ポリマーの粒形は、触媒の粒形のレプリ
カとなりやすく、ポリマーを効率的、安定的に生産する
ためには、これらの流動床重合反応に用いる触媒固体お
よび予備重合体の粒子形状の制御、すなわち、球形を保
った触媒固体および予備重合体を形成することが重要で
ある。
【0004】しかしながら、シリカなどの無機担体は、
重合中に破壊されて微粉状になりやすく、上述の安定的
な重合反応が困難になる問題点があった。
重合中に破壊されて微粉状になりやすく、上述の安定的
な重合反応が困難になる問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、エチレンの
重合体、あるいは、エチレンとα−オレフィンとの共重
合体の製造プロセスの問題点を改良し、特に、流動床気
相重合で製造する場合に長期安定的な重合反応方法を提
供しようとするものである。
重合体、あるいは、エチレンとα−オレフィンとの共重
合体の製造プロセスの問題点を改良し、特に、流動床気
相重合で製造する場合に長期安定的な重合反応方法を提
供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1に、多孔
質無機酸化物に、主として遷移金属、ハロゲンおよびマ
グネシウムからなる成分を担持させた固体触媒成分と、
有機アルミニウム化合物成分とによって形成される触媒
系に、エチレン及び/又はα−オレフィンとを接触させ
て粒子状の予備重合体を形成し、第2に、該予備重合体
の存在下、エチレンを重合、あるいはエチレンとα−オ
レフィンとを共重合する方法において、全重合体中に占
める該予備重合体の量が0.01〜1重量%であり、か
つ、該予備重合体のメルト・インデックスが0.1g/
10分以下であることを特徴とするエチレンの重合およ
びエチレンとα−オレフィン共重合方法を提供するもの
である。
質無機酸化物に、主として遷移金属、ハロゲンおよびマ
グネシウムからなる成分を担持させた固体触媒成分と、
有機アルミニウム化合物成分とによって形成される触媒
系に、エチレン及び/又はα−オレフィンとを接触させ
て粒子状の予備重合体を形成し、第2に、該予備重合体
の存在下、エチレンを重合、あるいはエチレンとα−オ
レフィンとを共重合する方法において、全重合体中に占
める該予備重合体の量が0.01〜1重量%であり、か
つ、該予備重合体のメルト・インデックスが0.1g/
10分以下であることを特徴とするエチレンの重合およ
びエチレンとα−オレフィン共重合方法を提供するもの
である。
【0007】以下、本発明の触媒の調製に用いられる各
成分及びその条件について詳細な説明を行う。本発明に
おいて、触媒成分の調製および重合は、すべて窒素、ア
ルゴンなどの不活性ガス雰囲気下に行われる。また触媒
成分の調製原料は実質的に無水であることが望ましい。
成分及びその条件について詳細な説明を行う。本発明に
おいて、触媒成分の調製および重合は、すべて窒素、ア
ルゴンなどの不活性ガス雰囲気下に行われる。また触媒
成分の調製原料は実質的に無水であることが望ましい。
【0008】本発明における多孔質無機酸化物として
は、シリカ、アルミナ、酸化マグネシウムなどが挙げら
れる。特に、シリカが好ましい。多孔質無機酸化物は、
粒径が10〜100μmである球形のものが好ましく、
また、そのBET表面積が10〜600m2/gのもの
が好ましい。
は、シリカ、アルミナ、酸化マグネシウムなどが挙げら
れる。特に、シリカが好ましい。多孔質無機酸化物は、
粒径が10〜100μmである球形のものが好ましく、
また、そのBET表面積が10〜600m2/gのもの
が好ましい。
【0009】本発明における固体触媒成分は、上記の多
孔質無機酸化物に、主として遷移金属、ハロゲンおよび
マグネシウムからなる成分を担持したものである。遷移
金属としては、チタン、バナジウム、ジルコニウムなど
が挙げられる。
孔質無機酸化物に、主として遷移金属、ハロゲンおよび
マグネシウムからなる成分を担持したものである。遷移
金属としては、チタン、バナジウム、ジルコニウムなど
が挙げられる。
【0010】固体触媒成分の製造方法としては、例え
ば、(1)多孔質無機酸化物をハロゲン化ケイ素化合物
で予め接触処理し、マグネシウム化合物、有機アルミニ
ウム化合物およびチタン化合物と接触処理する方法(特
開平1−292010号公報)、(2)多孔質無機酸化
物を有機金属化合物で予め接触処理し、電子供与体に溶
解させたマグネシウム化合物、有機アルミニウム化合物
およびチタン化合物と接触処理する方法(特開平1−2
87107号公報)、(3)チタン化合物およびマグネ
シウム化合物を電子供与体に溶解させ、これを多孔質無
機酸化物に含浸させる方法(特開昭57−44611号
公報)、(4)多孔質無機酸化物を有機金属化合物で予
め接触処理し、ハロゲン化ケイ素化合物およびチタン化
合物と接触処理する方法(特開昭61−151211号
公報)、(5)多孔質無機酸化物をアルモキサン化合物
およびジルコニウム化合物と接触処理する方法(特開昭
61−296008号公報、特開平1−198608号
公報)、(6)多孔質無機酸化物を有機アルミニウム化
合物、ハロゲン化ケイ素化合物およびバナジウム化合物
と接触処理する方法(特開昭61−151206号)な
どの方法が挙げられる。
ば、(1)多孔質無機酸化物をハロゲン化ケイ素化合物
で予め接触処理し、マグネシウム化合物、有機アルミニ
ウム化合物およびチタン化合物と接触処理する方法(特
開平1−292010号公報)、(2)多孔質無機酸化
物を有機金属化合物で予め接触処理し、電子供与体に溶
解させたマグネシウム化合物、有機アルミニウム化合物
およびチタン化合物と接触処理する方法(特開平1−2
87107号公報)、(3)チタン化合物およびマグネ
シウム化合物を電子供与体に溶解させ、これを多孔質無
機酸化物に含浸させる方法(特開昭57−44611号
公報)、(4)多孔質無機酸化物を有機金属化合物で予
め接触処理し、ハロゲン化ケイ素化合物およびチタン化
合物と接触処理する方法(特開昭61−151211号
公報)、(5)多孔質無機酸化物をアルモキサン化合物
およびジルコニウム化合物と接触処理する方法(特開昭
61−296008号公報、特開平1−198608号
公報)、(6)多孔質無機酸化物を有機アルミニウム化
合物、ハロゲン化ケイ素化合物およびバナジウム化合物
と接触処理する方法(特開昭61−151206号)な
どの方法が挙げられる。
【0011】以上の方法によって得られた固体触媒成分
(A)を有機アルミニウム化合物(B)と共に用いて、
重合反応に供することができる。
(A)を有機アルミニウム化合物(B)と共に用いて、
重合反応に供することができる。
【0012】有機アルミニウム化合物成分(B)の具体
例としては、トリメチルアルミニウム、トリエチルアル
ミニウム、トリイソブチルアルミニウム、トリ−n−ヘ
キシルアルミニウム、ジエチルアルミニウムクロリド、
ジブチルアルミニウムクロリド、ジエチルアルミニウム
ブロミド、エチルアルミニウムセスキクロリド、エチル
アルミニウムセスキブロミド、エチルアルミニウムジク
ロリド、プロピルアルミニウムジクロリド、ブチルアル
ミニウムジクロリド、エチルアルミニウムジブロミド、
プロピルアルミニウムジブロミド、ブチルアルミニウム
ジブロミド、ジエチルアルミニウムヒドリド、ジブチル
アルミニウムヒドリド、エチルアルミニウムジヒドリ
ド、プロピルアルミニウムジヒドリド、ブチルアルミニ
ウムジヒドリド、エチルアルミニウムエトキシクロリ
ド、エチルアルミニウムブトキシクロリド、エチルアル
ミニウムエトキシブロミドなどが挙げられる。また、ジ
イソブチルアルミニウムハイドライドとイソプレンとの
反応によって得られるイソプロペニルアルミニウムを用
いることができる。また、例えば、トリアルキルアルミ
ニウムと溶媒中に分散された水との反応あるいは無機化
合物の結晶水との反応によって得られるアルキルアルモ
キサンを用いることができる。中でも、トリエチルアル
ミニウムおよびトリイソブチルアルミニウムなどのトリ
アルキルアルミニウムが好適に使用される。
例としては、トリメチルアルミニウム、トリエチルアル
ミニウム、トリイソブチルアルミニウム、トリ−n−ヘ
キシルアルミニウム、ジエチルアルミニウムクロリド、
ジブチルアルミニウムクロリド、ジエチルアルミニウム
ブロミド、エチルアルミニウムセスキクロリド、エチル
アルミニウムセスキブロミド、エチルアルミニウムジク
ロリド、プロピルアルミニウムジクロリド、ブチルアル
ミニウムジクロリド、エチルアルミニウムジブロミド、
プロピルアルミニウムジブロミド、ブチルアルミニウム
ジブロミド、ジエチルアルミニウムヒドリド、ジブチル
アルミニウムヒドリド、エチルアルミニウムジヒドリ
ド、プロピルアルミニウムジヒドリド、ブチルアルミニ
ウムジヒドリド、エチルアルミニウムエトキシクロリ
ド、エチルアルミニウムブトキシクロリド、エチルアル
ミニウムエトキシブロミドなどが挙げられる。また、ジ
イソブチルアルミニウムハイドライドとイソプレンとの
反応によって得られるイソプロペニルアルミニウムを用
いることができる。また、例えば、トリアルキルアルミ
ニウムと溶媒中に分散された水との反応あるいは無機化
合物の結晶水との反応によって得られるアルキルアルモ
キサンを用いることができる。中でも、トリエチルアル
ミニウムおよびトリイソブチルアルミニウムなどのトリ
アルキルアルミニウムが好適に使用される。
【0013】有機アルミニウム化合物成分(B)の使用
量は、固体触媒成分(A)中のチタン1グラム原子当た
り、通常1〜1000モルである。尚、二種類以上の有
機アルミニウム化合物を併用することもできる。
量は、固体触媒成分(A)中のチタン1グラム原子当た
り、通常1〜1000モルである。尚、二種類以上の有
機アルミニウム化合物を併用することもできる。
【0014】本発明においては、成分(A)及び成分
(B)からなる触媒をエチレン、あるいはエチレンとα
−オレフィンとの混合物を用いて予備重合を行う。
(B)からなる触媒をエチレン、あるいはエチレンとα
−オレフィンとの混合物を用いて予備重合を行う。
【0015】α−オレフィンの具体例としては、プロピ
レン、ブテン−1、4−メチルペンテン−1、ヘキセン
−1、オクテン−1などが挙げられる。重合溶媒として
不活性有機溶媒を使用してもよく、また液状のα−オレ
フィン自体を使用してもよい。
レン、ブテン−1、4−メチルペンテン−1、ヘキセン
−1、オクテン−1などが挙げられる。重合溶媒として
不活性有機溶媒を使用してもよく、また液状のα−オレ
フィン自体を使用してもよい。
【0016】予備重合体を製造するための好ましい条件
としては、重合圧力は、通常、大気圧〜10kg/cm
2、重合温度は100℃以下、通常20〜70℃であ
る。重合時間は、通常、30分〜15時間、好ましくは
2〜10時間である。
としては、重合圧力は、通常、大気圧〜10kg/cm
2、重合温度は100℃以下、通常20〜70℃であ
る。重合時間は、通常、30分〜15時間、好ましくは
2〜10時間である。
【0017】予備重合における成分(A)と成分(B)
の割合は、それぞれのTiとAlのモル比率で、通常A
l/Ti=0.1〜1000、好ましくは0.5〜20
0である。予備重合において過剰量の成分(B)を用い
た場合において、本重合で成分(B)を追加使用しなく
ても、共重合体を製造することができる。
の割合は、それぞれのTiとAlのモル比率で、通常A
l/Ti=0.1〜1000、好ましくは0.5〜20
0である。予備重合において過剰量の成分(B)を用い
た場合において、本重合で成分(B)を追加使用しなく
ても、共重合体を製造することができる。
【0018】予備重合体は重合溶媒を、例えば不活性ガ
スで蒸発して、乾燥除去し、粉体として得た後、本重合
に供することができる。あるいは、予備重合後、直ち
に、本重合してもよい。予備重合は、全重合体中に占め
る予備重合体の量が0.01〜1重量%であり、かつ、
該予備重合体のメルト・インデックスが0.1g/10
分以下である条件で行われる。
スで蒸発して、乾燥除去し、粉体として得た後、本重合
に供することができる。あるいは、予備重合後、直ち
に、本重合してもよい。予備重合は、全重合体中に占め
る予備重合体の量が0.01〜1重量%であり、かつ、
該予備重合体のメルト・インデックスが0.1g/10
分以下である条件で行われる。
【0019】予備重合が不充分で、全重合体中に占める
予備重合体の量が0.01重量%以下である場合には、
予備重合体の強度が充分でなく、重合時の触媒形状の保
持が難しい。予備重合が進みすぎて、全重合体中に占め
る予備重合体の量が1重量%以上である場合には、予備
重合体の粒子径が大きくなりすぎると、製品中のゲルの
発生源となったり、製品ポリマーの物性値を大きく変え
る原因にもなり、好ましくない。
予備重合体の量が0.01重量%以下である場合には、
予備重合体の強度が充分でなく、重合時の触媒形状の保
持が難しい。予備重合が進みすぎて、全重合体中に占め
る予備重合体の量が1重量%以上である場合には、予備
重合体の粒子径が大きくなりすぎると、製品中のゲルの
発生源となったり、製品ポリマーの物性値を大きく変え
る原因にもなり、好ましくない。
【0020】また、得られる予備重合体のメルト・イン
デックスが0.1g/分以上では、重合中に破壊されて
微粉状になりやすく、前記と同様に流動床での安定な重
合反応ができにくくなる。
デックスが0.1g/分以上では、重合中に破壊されて
微粉状になりやすく、前記と同様に流動床での安定な重
合反応ができにくくなる。
【0021】上記の望む予備重合体を製造するための条
件としては、重合圧力は、通常、大気圧〜10kg/c
m2、重合温度は、100℃以下、通常、20〜70℃
である。重合時間は、通常、30分〜15時間、好まし
くは2〜10時間である。予備重合体のメルト・インデ
ックスは、水素などを共存させることにより、調節する
ことができる。次に、上記の様にして製造された予備重
合体は、粒子径の分布が狭く、また、微粒子の割合が少
ない。
件としては、重合圧力は、通常、大気圧〜10kg/c
m2、重合温度は、100℃以下、通常、20〜70℃
である。重合時間は、通常、30分〜15時間、好まし
くは2〜10時間である。予備重合体のメルト・インデ
ックスは、水素などを共存させることにより、調節する
ことができる。次に、上記の様にして製造された予備重
合体は、粒子径の分布が狭く、また、微粒子の割合が少
ない。
【0022】予備重合、あるいは、後述する本重合にお
ける成分(A)と成分(B)の割合は、それぞれのTi
とAlのモル比率で、通常Al/Ti=0.1〜100
0、好ましくは0.5〜200である。予備重合におい
て過剰量の成分(B)を用いた場合において、本重合で
成分(B)を追加使用しなくても、重合体を製造するこ
とができる。
ける成分(A)と成分(B)の割合は、それぞれのTi
とAlのモル比率で、通常Al/Ti=0.1〜100
0、好ましくは0.5〜200である。予備重合におい
て過剰量の成分(B)を用いた場合において、本重合で
成分(B)を追加使用しなくても、重合体を製造するこ
とができる。
【0023】本重合反応は、通常のチーグラーナッタ型
触媒によるα−オレフィンの重合反応と同様にして行う
ことができる。気相重合反応としては、流動床式重合法
あるいは攪拌式重合法を挙げることができる。特に、流
動床重合法で行う場合は、前記の様にして製造された予
備重合体の存在下、流動床重合反応器でガス状のエチレ
ンを重合、あるいは、エチレンとα−オレフィンとを共
重合する。本重合におけるα−オレフィンとしては、予
備重合体製造と同様なもの、あるいは異なったものを使
用することができる。
触媒によるα−オレフィンの重合反応と同様にして行う
ことができる。気相重合反応としては、流動床式重合法
あるいは攪拌式重合法を挙げることができる。特に、流
動床重合法で行う場合は、前記の様にして製造された予
備重合体の存在下、流動床重合反応器でガス状のエチレ
ンを重合、あるいは、エチレンとα−オレフィンとを共
重合する。本重合におけるα−オレフィンとしては、予
備重合体製造と同様なもの、あるいは異なったものを使
用することができる。
【0024】本重合においては、予備重合体がモノマー
ガスによって流動化されると同時に、重合熱はモノマー
ガスによって除去され、通常50〜110℃で重合が行
われる。
ガスによって流動化されると同時に、重合熱はモノマー
ガスによって除去され、通常50〜110℃で重合が行
われる。
【0025】重合反応は液相で行う場合、重合溶媒とし
て不活性有機溶媒を使用してもよく、また液状のα−オ
レフィン自体を使用してもよい。重合溶媒中の触媒濃度
については特に制限はないが、一般には、重合溶媒1L
当たり、固体触媒成分(A)については、チタン金属換
算で0.001〜1ミリグラム原子であり、有機アルミ
ニウム化合物成分(B)については、0.01〜100
ミリモルである。重合反応は、水分および酸素を実質的
に絶った状態で行われる。重合温度は、通常、30〜1
00℃であり、重合圧力は、通常、1〜80kg/cm
2である。
て不活性有機溶媒を使用してもよく、また液状のα−オ
レフィン自体を使用してもよい。重合溶媒中の触媒濃度
については特に制限はないが、一般には、重合溶媒1L
当たり、固体触媒成分(A)については、チタン金属換
算で0.001〜1ミリグラム原子であり、有機アルミ
ニウム化合物成分(B)については、0.01〜100
ミリモルである。重合反応は、水分および酸素を実質的
に絶った状態で行われる。重合温度は、通常、30〜1
00℃であり、重合圧力は、通常、1〜80kg/cm
2である。
【0026】本発明の予備重合体は、初期活性がある程
度穏やかで、そのため急激な局部重合発熱による重合体
の凝集が起こらず、一方、重合活性が長時間持続するた
めに、流動床重合反応器で得られた重合体は、固体触媒
当たりの重合体生成量が多いので重合後の脱灰処理等を
せずにペレット化することができる。
度穏やかで、そのため急激な局部重合発熱による重合体
の凝集が起こらず、一方、重合活性が長時間持続するた
めに、流動床重合反応器で得られた重合体は、固体触媒
当たりの重合体生成量が多いので重合後の脱灰処理等を
せずにペレット化することができる。
【0027】
【発明の効果】本発明においては、特に、流動床重合反
応器でガス状のエチレンを重合、あるいはガス状のエチ
レンとα−オレフィンとを共重合する際に、該予備重合
体を触媒として用いることによって、本重合において良
好な重合体の流動性を保ち、重合発熱の制御を容易に行
うことができる。従って、製造される最終重合体の粒子
径も比較的大きく、微粒子を形成しないため、取扱いが
容易である。本発明の予備重合体は、重合初期の急激な
発熱を伴うことなく、かつ、重合活性が高いため、脱灰
処理等を必要とせず、また、エチレンとα−オレフィン
との共重合においても、α−オレフィンの共重合性が優
れている。
応器でガス状のエチレンを重合、あるいはガス状のエチ
レンとα−オレフィンとを共重合する際に、該予備重合
体を触媒として用いることによって、本重合において良
好な重合体の流動性を保ち、重合発熱の制御を容易に行
うことができる。従って、製造される最終重合体の粒子
径も比較的大きく、微粒子を形成しないため、取扱いが
容易である。本発明の予備重合体は、重合初期の急激な
発熱を伴うことなく、かつ、重合活性が高いため、脱灰
処理等を必要とせず、また、エチレンとα−オレフィン
との共重合においても、α−オレフィンの共重合性が優
れている。
【0028】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。実施例に
おいて、重合体のメルトインデクッスは、ASTMD−
1238に従って2.16kgの荷重下に190℃で測
定した重合体の溶融指数である。固体触媒成分のチタン
含有量は,比色法によって測定した。予備重合体及び重
合体の平均粒子径(APS)は,MALVERN社製粒
度分布測定装置2600Cによって測定した。
おいて、重合体のメルトインデクッスは、ASTMD−
1238に従って2.16kgの荷重下に190℃で測
定した重合体の溶融指数である。固体触媒成分のチタン
含有量は,比色法によって測定した。予備重合体及び重
合体の平均粒子径(APS)は,MALVERN社製粒
度分布測定装置2600Cによって測定した。
【0029】実施例 1 (1)固体触媒成分の調製 シリカ(富士デビソン化学株式会社製 TG−2040
2、平均粒子径80μ、BET表面積282m2/g)
を窒素気流中200℃にて2時間、さらに、600℃に
て7時間焼成した。このように焼成したシリカ8.0g
をTHF40mlに加えた後、BuMgCl 66.5
molを15分かけて滴下した。70℃にて3時間反応
し、得られた固体を濾過し、THF50mlで3回、ヘ
プタン50mlで3回洗浄した。窒素気流中、室温にて
12時間乾燥した後、ヘプタン40mlを加えた。さら
に、ヘプタン63mlに溶解した四塩化チタン12.8
mlを70℃にて滴下した後、70℃で1.5時間反応
させた。得られた固体を濾過し、ヘプタン50mlで3
回、トルエン50mlで3回洗浄した後、窒素気流中、
室温にて12時間乾燥させ、球状(平均粒子径80μ)
の固体触媒成分を得た。固体触媒成分のチタン含有率は
4.18重量%であった。
2、平均粒子径80μ、BET表面積282m2/g)
を窒素気流中200℃にて2時間、さらに、600℃に
て7時間焼成した。このように焼成したシリカ8.0g
をTHF40mlに加えた後、BuMgCl 66.5
molを15分かけて滴下した。70℃にて3時間反応
し、得られた固体を濾過し、THF50mlで3回、ヘ
プタン50mlで3回洗浄した。窒素気流中、室温にて
12時間乾燥した後、ヘプタン40mlを加えた。さら
に、ヘプタン63mlに溶解した四塩化チタン12.8
mlを70℃にて滴下した後、70℃で1.5時間反応
させた。得られた固体を濾過し、ヘプタン50mlで3
回、トルエン50mlで3回洗浄した後、窒素気流中、
室温にて12時間乾燥させ、球状(平均粒子径80μ)
の固体触媒成分を得た。固体触媒成分のチタン含有率は
4.18重量%であった。
【0030】(2)重合反応 2Lのステンレス製誘導攪拌機付きオートクレーブに、
上記触媒(161mg)を封じたアンプルをセットす
る。窒素で充分置換したのち、ヘプタン800mlおよ
びトリエチルアルミニウム2.5mmolを注入した。
水素を0.4kg/cm2およびエチレンを2kg/c
m2に張り、80℃に昇温させた後、アンプルを破壊
し、全圧を2kg/cm2になるようにエチレンを連続
的に導入し、5分間予備重合を行った。そして、直ちに
エチレンを放圧し、水素による置換をし、水素を2kg
/cm2導入し、更にエチレンを2kg/cm2導入
し、全圧を4kg/cm2になるようにエチレンを連続
的に導入し、80℃にて2時間本重合を行った。予備重
合体収量はエチレンの消費量から0.19g、予備重合
体のメルトインデックスは0.04g/10分であり、
本重合終了後に得られた全重合体の収量は75gであっ
た(予備重合体の全重合体に対する割合は、0.25重
量%)。本重合後に得られた重合体の形状は、固体触媒
成分の形状を反映した球状(平均粒子径 約1mm)で
あり、嵩密度は0.32g/mlであり、メルトインデ
ックスは1.22g/10分であった。
上記触媒(161mg)を封じたアンプルをセットす
る。窒素で充分置換したのち、ヘプタン800mlおよ
びトリエチルアルミニウム2.5mmolを注入した。
水素を0.4kg/cm2およびエチレンを2kg/c
m2に張り、80℃に昇温させた後、アンプルを破壊
し、全圧を2kg/cm2になるようにエチレンを連続
的に導入し、5分間予備重合を行った。そして、直ちに
エチレンを放圧し、水素による置換をし、水素を2kg
/cm2導入し、更にエチレンを2kg/cm2導入
し、全圧を4kg/cm2になるようにエチレンを連続
的に導入し、80℃にて2時間本重合を行った。予備重
合体収量はエチレンの消費量から0.19g、予備重合
体のメルトインデックスは0.04g/10分であり、
本重合終了後に得られた全重合体の収量は75gであっ
た(予備重合体の全重合体に対する割合は、0.25重
量%)。本重合後に得られた重合体の形状は、固体触媒
成分の形状を反映した球状(平均粒子径 約1mm)で
あり、嵩密度は0.32g/mlであり、メルトインデ
ックスは1.22g/10分であった。
【0031】実施例2 固体触媒成分の仕込み量を181.6mg、および、予
備重合の時間を9分間とした以外は、実施例1と同様に
して、予備重合および本重合を行った。予備重合体収量
は、エチレンの消費量から0.63g、予備重合体のメ
ルトインデックスは小さすぎ測定できなかった。本重合
終了後に得られた全重合体の収量は75gであった(予
備重合体の全重合体に対する割合は、0.84重量
%)。本重合後に得られた重合体の形状は、固体触媒成
分の形状を反映した球状(平均粒子径約1mm)であ
り、嵩密度は0.34g/mlであり、メルトインデッ
クスは1.41g/10分であった。
備重合の時間を9分間とした以外は、実施例1と同様に
して、予備重合および本重合を行った。予備重合体収量
は、エチレンの消費量から0.63g、予備重合体のメ
ルトインデックスは小さすぎ測定できなかった。本重合
終了後に得られた全重合体の収量は75gであった(予
備重合体の全重合体に対する割合は、0.84重量
%)。本重合後に得られた重合体の形状は、固体触媒成
分の形状を反映した球状(平均粒子径約1mm)であ
り、嵩密度は0.34g/mlであり、メルトインデッ
クスは1.41g/10分であった。
【0032】比較例1 2Lのステンレス製誘導攪拌機付きオートクレーブに、
実施例1の固体触媒成分(168mg)を封じたアンプ
ルをセットする。窒素で充分置換したのち、ヘプタン8
00mlおよびトリエチルアルミニウム2.5mmol
を注入した。水素を2kg/cm2およびエチレンを2
kg/cm2を張り、80℃に昇温させた後、アンプル
を破壊し、全圧を5kg/cm2になるようにエチレン
を連続的に導入し、80℃にて2時間本重合を行った。
47gのポリマーが得られたが、固体触媒成分の形状を
維持しておらず、嵩密度が0.213g/mlと小さ
く、ふわふわしたポリマーであった。
実施例1の固体触媒成分(168mg)を封じたアンプ
ルをセットする。窒素で充分置換したのち、ヘプタン8
00mlおよびトリエチルアルミニウム2.5mmol
を注入した。水素を2kg/cm2およびエチレンを2
kg/cm2を張り、80℃に昇温させた後、アンプル
を破壊し、全圧を5kg/cm2になるようにエチレン
を連続的に導入し、80℃にて2時間本重合を行った。
47gのポリマーが得られたが、固体触媒成分の形状を
維持しておらず、嵩密度が0.213g/mlと小さ
く、ふわふわしたポリマーであった。
【図1】本発明によるエチレンの重合方法及び重合に用
いる固体触媒成分の調製工程のフローチャート。
いる固体触媒成分の調製工程のフローチャート。
Claims (1)
- 【請求項1】 第1に、多孔質無機酸化物に、主として
遷移金属、ハロゲンおよびマグネシウムからなる成分を
担持させた固体触媒成分と、有機アルミニウム化合物成
分とによって形成される触媒系に、エチレン及び/又は
α−オレフィンとを接触させて粒子状の予備重合体を形
成し、第2に、該予備重合体の存在下、エチレンを重
合、あるいはエチレンとα−オレフィンとを共重合する
方法において、全重合体中に占める該予備重合体の量が
0.01〜1重量%であり、かつ、該予備重合体のメル
ト・インデックスが0.1g/10分以下であることを
特徴とするエチレンの重合およびエチレンとα−オレフ
ィン共重合方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7508792A JPH05222123A (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | エチレンの重合及び共重合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7508792A JPH05222123A (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | エチレンの重合及び共重合方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05222123A true JPH05222123A (ja) | 1993-08-31 |
Family
ID=13566042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7508792A Pending JPH05222123A (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | エチレンの重合及び共重合方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05222123A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010150511A (ja) * | 2008-09-19 | 2010-07-08 | Sumitomo Chemical Co Ltd | エチレン系樹脂およびフィルム |
-
1992
- 1992-02-14 JP JP7508792A patent/JPH05222123A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010150511A (ja) * | 2008-09-19 | 2010-07-08 | Sumitomo Chemical Co Ltd | エチレン系樹脂およびフィルム |
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