JPH05221643A - Pztゾル溶液の製造方法およびこの溶液を用いた強 誘電性薄膜の形成方法 - Google Patents
Pztゾル溶液の製造方法およびこの溶液を用いた強 誘電性薄膜の形成方法Info
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- JPH05221643A JPH05221643A JP3345574A JP34557491A JPH05221643A JP H05221643 A JPH05221643 A JP H05221643A JP 3345574 A JP3345574 A JP 3345574A JP 34557491 A JP34557491 A JP 34557491A JP H05221643 A JPH05221643 A JP H05221643A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】長期保存が可能で安定なPZTゾル溶液の製造
方法およびこのPZTゾル溶液を用いた強誘電性薄膜の
形成方法を提供する。 【構成】 酸化鉛と無水酢酸を2メトキシエタノ―ル溶
液に溶解し,前記溶解液にZr,Ti,SnおよびSb
のアルコキシドと3価若しくは5価の金属の塩またはア
ルコキシドを添加して重合することによりゾル溶液を作
製し,所定の方向に配向した酸化膜上に導電性金属を前
記配向の向きに成長させ,その導電性金属薄膜上に前記
PZT溶液を塗布して乾燥させ,この溶液を塗布した基
板を水蒸気と酸素(または空気)との混合気体中で50
0〜800℃のに加熱して前記塗布膜を熱分解するとと
もに結晶化させ、前記導電体金属と同一方向に配向させ
る。
方法およびこのPZTゾル溶液を用いた強誘電性薄膜の
形成方法を提供する。 【構成】 酸化鉛と無水酢酸を2メトキシエタノ―ル溶
液に溶解し,前記溶解液にZr,Ti,SnおよびSb
のアルコキシドと3価若しくは5価の金属の塩またはア
ルコキシドを添加して重合することによりゾル溶液を作
製し,所定の方向に配向した酸化膜上に導電性金属を前
記配向の向きに成長させ,その導電性金属薄膜上に前記
PZT溶液を塗布して乾燥させ,この溶液を塗布した基
板を水蒸気と酸素(または空気)との混合気体中で50
0〜800℃のに加熱して前記塗布膜を熱分解するとと
もに結晶化させ、前記導電体金属と同一方向に配向させ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,超音波センサ,焦電セ
ンサ,マイクロマシン等の,センサ,アクチュエータ用
の薄膜として利用される,ゾルゲル法を用いた,PZT
ゾル溶液の製造方法に関する。
ンサ,マイクロマシン等の,センサ,アクチュエータ用
の薄膜として利用される,ゾルゲル法を用いた,PZT
ゾル溶液の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,PZTの薄膜は,スパッタ等の真
空蒸着法を用いたり,また,アルコキシドと酢酸鉛の混
合溶液(ゾル)をスピンコート,ディッピング,スプレ
ーコートによって基板に塗布した後,熱分解によって作
製する方法が知られている。
空蒸着法を用いたり,また,アルコキシドと酢酸鉛の混
合溶液(ゾル)をスピンコート,ディッピング,スプレ
ーコートによって基板に塗布した後,熱分解によって作
製する方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,スパッ
タ法では,ターゲットの組成がそのまま薄膜の組成に反
映されず,組成の変動を起こすために,化学量論的な組
成の薄膜を,再現性よく作製することが困難であった。
また,酢酸鉛(3水和物)とアルコキシドを反応させる
方法では,酢酸鉛の結晶水が,加水分解反応を促進する
ために,反応の制御が難しく,酢酸鉛(3水和物)を乾
燥させて無水酢酸鉛として使う方法は,乾燥に時間と手
間がかかっていた。また,生成したゾルの安定度が悪い
ために,放置すると沈澱を生じ,長期間保存できないと
いう問題があった。
タ法では,ターゲットの組成がそのまま薄膜の組成に反
映されず,組成の変動を起こすために,化学量論的な組
成の薄膜を,再現性よく作製することが困難であった。
また,酢酸鉛(3水和物)とアルコキシドを反応させる
方法では,酢酸鉛の結晶水が,加水分解反応を促進する
ために,反応の制御が難しく,酢酸鉛(3水和物)を乾
燥させて無水酢酸鉛として使う方法は,乾燥に時間と手
間がかかっていた。また,生成したゾルの安定度が悪い
ために,放置すると沈澱を生じ,長期間保存できないと
いう問題があった。
【0004】本発明は,このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり,初期のゾル溶液の反応系の中に,不要
な水分を発生させず,かつ簡単に,酢酸鉛の溶液を合成
し,アルコキシドと反応させて,長期保存可能な安定な
ゾル溶液を提供すると共に,この溶液を用いた強誘電性
薄膜の形成方法を提供することを目的とする。
れたものであり,初期のゾル溶液の反応系の中に,不要
な水分を発生させず,かつ簡単に,酢酸鉛の溶液を合成
し,アルコキシドと反応させて,長期保存可能な安定な
ゾル溶液を提供すると共に,この溶液を用いた強誘電性
薄膜の形成方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の構成は,請求項1においては,酸化鉛と無水酢酸を
2メトキシエタノ―ル溶液に溶解し,前記溶解液にZ
r,Ti,Sn,およびSbのアルコキシドと3価若し
くは5価の金属の塩またはアルコキシドを添加して重合
したものであり,請求項3においては,所定の方向に配
向した酸化膜上に導電性金属を前記配向の向きに成長さ
せ,その導電性金属薄膜上に前記PZT溶液を塗布して
乾燥させ,請求項1の方法により作製した溶液を塗布し
た基板を水蒸気と酸素(または空気)との混合気体中で
450〜800℃のに加熱して前記塗布膜を熱分解する
とともに結晶化させ、前記導電体金属と同一方向に配向
させたものである。
明の構成は,請求項1においては,酸化鉛と無水酢酸を
2メトキシエタノ―ル溶液に溶解し,前記溶解液にZ
r,Ti,Sn,およびSbのアルコキシドと3価若し
くは5価の金属の塩またはアルコキシドを添加して重合
したものであり,請求項3においては,所定の方向に配
向した酸化膜上に導電性金属を前記配向の向きに成長さ
せ,その導電性金属薄膜上に前記PZT溶液を塗布して
乾燥させ,請求項1の方法により作製した溶液を塗布し
た基板を水蒸気と酸素(または空気)との混合気体中で
450〜800℃のに加熱して前記塗布膜を熱分解する
とともに結晶化させ、前記導電体金属と同一方向に配向
させたものである。
【0006】
【作用】鉛とTi,Zr,Sn,Sbが溶液中で分子レ
ベルで反応,重合しゾル溶液を合成する。このゾルは,
反応中に不要な水分が存在しないため安定で長期保存が
可能である。 また,上記の方法により作製したゾル溶
液を配向した下地の電極に塗布して乾燥させた後,水蒸
気を含む酸化雰囲気で熱処理を施すことにより,組成が
均一で欠陥が少なく,一方向に配向した強誘電性薄膜と
なる。薄膜の配向は脱分極が少なく圧電定数や焦電係数
が無配向のものより大きくなる。
ベルで反応,重合しゾル溶液を合成する。このゾルは,
反応中に不要な水分が存在しないため安定で長期保存が
可能である。 また,上記の方法により作製したゾル溶
液を配向した下地の電極に塗布して乾燥させた後,水蒸
気を含む酸化雰囲気で熱処理を施すことにより,組成が
均一で欠陥が少なく,一方向に配向した強誘電性薄膜と
なる。薄膜の配向は脱分極が少なく圧電定数や焦電係数
が無配向のものより大きくなる。
【0007】
【実施例】本発明の製造方法について,図1を参照しな
がら工程に従って説明する。 工程1 酸化鉛1モルに対して,無水酢酸1/2〜3モル(酢酸
に換算して1〜6モル)を加え,2メトキシエタノ―ル
を溶媒として還流加熱して溶解させる。酸化鉛の溶解反
応は次式の様になる。 PbO+(CH3 CO)O(OCCH3 )→Pb(CH
3 COO)2 この時,粘度調整のために多価カルボン酸を添加しても
よいし,有機バインダー(例えば,アクリル樹脂,エチ
ルセルロース,PVA,ロジン等)と溶媒としてアルコ
ール等を添加してもよい。この反応によれば,反応系中
にH2 Oが混入しない。
がら工程に従って説明する。 工程1 酸化鉛1モルに対して,無水酢酸1/2〜3モル(酢酸
に換算して1〜6モル)を加え,2メトキシエタノ―ル
を溶媒として還流加熱して溶解させる。酸化鉛の溶解反
応は次式の様になる。 PbO+(CH3 CO)O(OCCH3 )→Pb(CH
3 COO)2 この時,粘度調整のために多価カルボン酸を添加しても
よいし,有機バインダー(例えば,アクリル樹脂,エチ
ルセルロース,PVA,ロジン等)と溶媒としてアルコ
ール等を添加してもよい。この反応によれば,反応系中
にH2 Oが混入しない。
【0008】工程2 上記の溶解液に,所定の混合比(例えばTiアルコキシ
ド:Zrアルコキシド:Snアルコキシド:Sbアルコ
キシド=27:63:5:5で,合計1モル)を2メト
キシエタノ―ル溶媒で希釈して添加し,還流加熱して反
応させる。粘度調整の添加物(多価カルボン酸,有機バ
インダー)は,この工程で添加してもよい。この反応に
おいては反応系内にH2 Oが存在しないために,生成物
(酢酸塩,縮合反応生成物)の沈澱が生じない。
ド:Zrアルコキシド:Snアルコキシド:Sbアルコ
キシド=27:63:5:5で,合計1モル)を2メト
キシエタノ―ル溶媒で希釈して添加し,還流加熱して反
応させる。粘度調整の添加物(多価カルボン酸,有機バ
インダー)は,この工程で添加してもよい。この反応に
おいては反応系内にH2 Oが存在しないために,生成物
(酢酸塩,縮合反応生成物)の沈澱が生じない。
【0009】なお,上記工程1において3価(La3+)
または5価(Nb5+)の金属の塩を添加するか,工程2
において3価(La3+)または5価(Nb5+)の金属の
アルコキシドを添加すれば,後にこのPZTゾル溶液を
用いて薄膜を形成した際の膜の抵抗を増加させることが
できる。薄膜の抵抗増加はPZT薄膜の分極を容易と
し,リ―ク電流を減少させて耐電圧を上げるという効果
がある。また,熱雑音やリーク電流の低減,焦電係数の
向上を図るためにCa,Mn,La等をアルコキシドま
たは酢酸塩の形で添加してもよい。
または5価(Nb5+)の金属の塩を添加するか,工程2
において3価(La3+)または5価(Nb5+)の金属の
アルコキシドを添加すれば,後にこのPZTゾル溶液を
用いて薄膜を形成した際の膜の抵抗を増加させることが
できる。薄膜の抵抗増加はPZT薄膜の分極を容易と
し,リ―ク電流を減少させて耐電圧を上げるという効果
がある。また,熱雑音やリーク電流の低減,焦電係数の
向上を図るためにCa,Mn,La等をアルコキシドま
たは酢酸塩の形で添加してもよい。
【0010】工程3 反応が必要な程度進行した時点で,無水酢酸等の安定剤
を添加して反応を停止させ,次に蒸溜して濃縮し不要な
副生成物を除去する。次に,上記の工程により作製した
PZTゾル溶液を用いた強誘電性薄膜の形成方法につい
て説明する。 (1) PZTゾル溶液を2メトキシエタノールを用い
てスピンコートまたはディッピングなどの方法で,基板
に塗布する。この場合基板としては図2(a),(b)
に示すように塗布面が所定の方向(001,111等)
に配向したMgO基板を用いて所定の方向に配向したP
t薄膜を形成したもの(a)か,Si単結晶基板を用い
CVD,PVD等の方法で所定の方向(001,111
等)に配向した酸化物(MgO,MgAl2O4,安定化
ジルコニア,TiO2等)を形成した後所定の方向に配
向したPt薄膜を形成したもの(b)を用いてもよい。 (2) 塗布した膜を自然乾燥させてゲル化させる。 (3) 基板を水蒸気と酸素(または空気)との混合気
体中で450〜800℃に加熱して,塗布膜を熱分解し
て結晶化させPtと同一方向に配向させる。この工程1
回当たり500〜1000オングストロームの厚さの膜
を形成することができる。ここで,例えば0.5〜1.
5μmの薄膜の厚さを得る場合は上記(1)〜(3)の
工程を繰返し強誘電性薄膜を得る。 (4) 弗酸系のエッチング液を用いて強誘電性薄膜を
所定の形状にパターニングする。 (5) 強誘電性薄膜の上に導電性金属(例えばAu)
を蒸着により形成してパターニングを行い上部電極とす
る。 (6) 強誘電性薄膜上に電圧を印加して分極する。
を添加して反応を停止させ,次に蒸溜して濃縮し不要な
副生成物を除去する。次に,上記の工程により作製した
PZTゾル溶液を用いた強誘電性薄膜の形成方法につい
て説明する。 (1) PZTゾル溶液を2メトキシエタノールを用い
てスピンコートまたはディッピングなどの方法で,基板
に塗布する。この場合基板としては図2(a),(b)
に示すように塗布面が所定の方向(001,111等)
に配向したMgO基板を用いて所定の方向に配向したP
t薄膜を形成したもの(a)か,Si単結晶基板を用い
CVD,PVD等の方法で所定の方向(001,111
等)に配向した酸化物(MgO,MgAl2O4,安定化
ジルコニア,TiO2等)を形成した後所定の方向に配
向したPt薄膜を形成したもの(b)を用いてもよい。 (2) 塗布した膜を自然乾燥させてゲル化させる。 (3) 基板を水蒸気と酸素(または空気)との混合気
体中で450〜800℃に加熱して,塗布膜を熱分解し
て結晶化させPtと同一方向に配向させる。この工程1
回当たり500〜1000オングストロームの厚さの膜
を形成することができる。ここで,例えば0.5〜1.
5μmの薄膜の厚さを得る場合は上記(1)〜(3)の
工程を繰返し強誘電性薄膜を得る。 (4) 弗酸系のエッチング液を用いて強誘電性薄膜を
所定の形状にパターニングする。 (5) 強誘電性薄膜の上に導電性金属(例えばAu)
を蒸着により形成してパターニングを行い上部電極とす
る。 (6) 強誘電性薄膜上に電圧を印加して分極する。
【0011】図3は表面が001に配向したMgO基板
上に上記方法により薄膜を0.12μm程度の厚さに形
成し,その薄膜をX線回折装置により測定した結果を示
すものである(縦軸はX線強度,横軸はX線の回折角
(2θ)を示す)。図によれば回折角が21.8゜,3
0.8゜,44゜付近で001,101,002に配向
したX線のピ―ク(矢印で示す位置)が観察されるが,
このピ―クはPZTの結晶を観察した場合のピ―クと一
致しており,特に001,002のピークから001方
向に強く配向したPZT薄膜が形成されていることを示
している。
上に上記方法により薄膜を0.12μm程度の厚さに形
成し,その薄膜をX線回折装置により測定した結果を示
すものである(縦軸はX線強度,横軸はX線の回折角
(2θ)を示す)。図によれば回折角が21.8゜,3
0.8゜,44゜付近で001,101,002に配向
したX線のピ―ク(矢印で示す位置)が観察されるが,
このピ―クはPZTの結晶を観察した場合のピ―クと一
致しており,特に001,002のピークから001方
向に強く配向したPZT薄膜が形成されていることを示
している。
【0012】
【発明の効果】以上,詳細に説明したように,本発明に
よれば,酸化鉛と,酢酸と無水酢酸を出発原料としてい
ることから,以下のような効果が得られる。 1.反応系中に水が混入しない。 2.酢酸鉛3水和物を乾燥させるより簡便である。 3.反応の制御が容易で,生成したゾルは長期間の保存
に耐える。 4.また製膜方法としてゾル・ゲル法を用いることか
ら,本発明に使用したような複雑な組成の材料において
も正確な組成の制御が可能である。更に下地に配向した
Pt膜を使用して強誘電性薄膜を配向させるので,単結
晶に近い圧電定数や焦電系数の膜を得ることができる。
よれば,酸化鉛と,酢酸と無水酢酸を出発原料としてい
ることから,以下のような効果が得られる。 1.反応系中に水が混入しない。 2.酢酸鉛3水和物を乾燥させるより簡便である。 3.反応の制御が容易で,生成したゾルは長期間の保存
に耐える。 4.また製膜方法としてゾル・ゲル法を用いることか
ら,本発明に使用したような複雑な組成の材料において
も正確な組成の制御が可能である。更に下地に配向した
Pt膜を使用して強誘電性薄膜を配向させるので,単結
晶に近い圧電定数や焦電系数の膜を得ることができる。
【図1】本発明のPZTゾル溶液の作製工程と反応装置
を示す図である。
を示す図である。
【図2】基板の種類を示す断面説明図である。
【図3】X線回折装置によるの測定結果を示す図であ
る。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 酸化鉛と無水酢酸を2メトキシエタノ―
ル溶液に溶解し,前記溶解液にZr,Ti,Sn,およ
びSbのアルコキシドと3価若しくは5価の金属の塩ま
たはアルコキシドを添加して重合することを特徴とする
PZTゾル溶液の製造方法。 - 【請求項2】 多価カルボン酸または有機バインダーを
添加して重合度(粘度)を調整することを特徴とする請
求項1記載のPZTゾル溶液の製造方法。 - 【請求項3】 所定の方向に配向した酸化膜上に導電性
金属を前記配向の向きに成長させ,その導電性金属薄膜
上に前記PZT溶液を塗布して乾燥させ,請求項1記載
の方法により作製した溶液を塗布した基板を水蒸気と酸
素(または空気)との混合気体中で450〜800℃に
加熱して前記塗布膜を熱分解するとともに結晶化させ、
前記導電体金属と同一方向に配向させたことを特徴とす
る強誘電性薄膜の形成方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3-120304 | 1991-05-24 | ||
JP12030491 | 1991-05-24 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05221643A true JPH05221643A (ja) | 1993-08-31 |
Family
ID=14782928
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3345574A Pending JPH05221643A (ja) | 1991-05-24 | 1991-12-26 | Pztゾル溶液の製造方法およびこの溶液を用いた強 誘電性薄膜の形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05221643A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5728603A (en) * | 1994-11-28 | 1998-03-17 | Northern Telecom Limited | Method of forming a crystalline ferroelectric dielectric material for an integrated circuit |
WO1998011613A1 (fr) * | 1996-09-12 | 1998-03-19 | Citizen Watch Co., Ltd. | Element ferroelectrique, son procede de production, et tete pour impression a jet d'encre |
WO1999036353A1 (en) * | 1998-01-19 | 1999-07-22 | Seiko Epson Corporation | Process for the formation of oxide ceramic thin film |
EP0913359A4 (en) * | 1996-07-17 | 1999-10-20 | Citizen Watch Co Ltd | FERROELECTRIC ELEMENT AND PROCESS FOR PRODUCING THE SAME |
US6942869B2 (en) | 1999-05-12 | 2005-09-13 | Kao Corporation | Keratotic plug remover |
-
1991
- 1991-12-26 JP JP3345574A patent/JPH05221643A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5728603A (en) * | 1994-11-28 | 1998-03-17 | Northern Telecom Limited | Method of forming a crystalline ferroelectric dielectric material for an integrated circuit |
US6316866B1 (en) | 1996-07-17 | 2001-11-13 | Citizen Watch Co., Ltd. | Ferroelectric element and process for producing the same |
EP0913359A4 (en) * | 1996-07-17 | 1999-10-20 | Citizen Watch Co Ltd | FERROELECTRIC ELEMENT AND PROCESS FOR PRODUCING THE SAME |
US6255762B1 (en) | 1996-07-17 | 2001-07-03 | Citizen Watch Co., Ltd. | Ferroelectric element and process for producing the same |
US6350486B2 (en) | 1996-07-17 | 2002-02-26 | Citizen Watch Co., Ltd. | Ferroelectric element and process for producing the same |
US6247799B1 (en) | 1996-09-12 | 2001-06-19 | Citizen Watch Co., Ltd. | Ferroelectric element, process for producing the same, and ink jet head |
WO1998011613A1 (fr) * | 1996-09-12 | 1998-03-19 | Citizen Watch Co., Ltd. | Element ferroelectrique, son procede de production, et tete pour impression a jet d'encre |
US6336716B1 (en) | 1996-09-12 | 2002-01-08 | Citizen Watch Co., Ltd. | Ferroelectric element, process for producing the same, and ink jet head |
US6343855B1 (en) | 1996-09-12 | 2002-02-05 | Citizen Watch Co., Ltd. | Ferroelectric element process for producing the same and ink jet head |
WO1999036353A1 (en) * | 1998-01-19 | 1999-07-22 | Seiko Epson Corporation | Process for the formation of oxide ceramic thin film |
US6455106B1 (en) | 1998-01-19 | 2002-09-24 | Seiko Epson Corporation | Method of forming oxide-ceramics film |
EP1371606A1 (en) * | 1998-01-19 | 2003-12-17 | Seiko Epson Corporation | Method of forming oxide-ceramics film |
US6942869B2 (en) | 1999-05-12 | 2005-09-13 | Kao Corporation | Keratotic plug remover |
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