JP2002324924A - 圧電素子の製造方法 - Google Patents
圧電素子の製造方法Info
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Abstract
を有する圧電素子を形成することができる圧電素子の製
造方法を提供する。 【解決手段】 基板2上の電極膜4上にPb,Zr,T
iを主成分とする圧電体薄膜5が形成され、この圧電体
薄膜5上に電極膜6が形成された圧電素子1を製造する
際に、電極膜4上に圧電体薄膜5を成膜した後、大気圧
を超える圧力に加圧しながら酸素雰囲気中で圧電体薄膜
5を結晶化熱処理する工程を行う。
Description
法に係わる。
b,Zr及びTiを主成分とする圧電体薄膜は、圧電定
数が高く、アクチュエータ、フィルタ等に用いられてい
る。
法或いはゾルゲル法等により成膜されている。
される。1つの手法は、酸化物ターゲットを用い、基板
温度を600℃〜700℃として成膜する方法であり、
良好な膜質の単結晶膜が得られる。もう1つの手法は、
金属或いは酸化物ターゲットを用いて基板温度を常温と
して成膜した後に、700℃程度の温度で結晶化熱処理
(ポスト結晶化熱処理)を行う方法である。
を含む有機物を、基板上にコーティングして熱分解後、
700℃程度で結晶化熱処理を行い成膜する方法であ
る。
く、欠損しやすいことが知られている。そして、上述の
ジルコン酸チタン酸鉛(PZT)即ちPb(Zrx Ti
1-x )O3 においては、基板の加熱或いは結晶化熱処理
により化学量論組成からPbが欠損することが知られて
いる。
圧電体薄膜は、良好な圧電特性を持たせるためには、組
成を化学量論組成にすることが最も重要である。そこ
で、スパッタリング及びゾルゲル法において製造する際
に、予めPbの欠損を考慮して、出発原料となるターゲ
ットやゾルゲル液の組成をPb過剰となるようにしてい
る(例えば特開平11−1768号参照)。
bの蒸発量は、基板や圧電体薄膜の加熱温度や加熱雰囲
気の圧力、或いはスパッタ法の条件等により影響され
る。
剰である組成のターゲットやゾルゲル液を使用した場合
でも、製造条件によりPbが欠損する量が異なることか
ら、任意の温度や圧力の条件においても圧電体薄膜の組
成を化学量論組成に制御することは困難になっている。
いては、化学量論組成の圧電体を形成して良好な特性を
有する圧電素子を形成することができる圧電素子の製造
方法を提供するものである。
方法は、基板上に電極膜が形成され、この電極膜上にP
b,Zr,Tiを主成分とする圧電体薄膜が形成され、
この圧電体薄膜上に電極膜が形成された圧電素子を製造
するに当たり、電極膜上に圧電体薄膜を成膜した後、大
気圧を超える圧力に加圧しながら酸素雰囲気中で圧電体
薄膜を結晶化熱処理する工程を有するものである。
電体薄膜を成膜した後、大気圧を超える圧力に加圧しな
がら酸素雰囲気中で圧電体薄膜を結晶化熱処理する工程
を有することにより、圧電体薄膜中のPbの蒸発による
欠損を抑制することが可能になる。
され、この電極膜上にPb,Zr,Tiを主成分とする
圧電体薄膜が形成され、この圧電体薄膜上に電極膜が形
成された圧電素子を製造する方法であって、電極膜上に
圧電体薄膜を成膜した後、大気圧を超える圧力に加圧し
ながら酸素雰囲気中で圧電体薄膜を結晶化熱処理する工
程を有する圧電素子の製造方法である。
おいて、電極膜をPt,Au,Ir,IrO2 から選ば
れた1種の材料の膜により形成する。
おいて、圧電体薄膜の成分に、Ni,Zn,Nb,M
g,Mn,Biのうち少なくとも1種の元素を含む。
おいて、圧電体薄膜の出発原料組成を化学量論組成とし
て、上記圧電体薄膜の成膜を行う。
一形態の概略構成図(断面図)を示す。この圧電素子1
は、シリコン単結晶基板2上に、Ti膜等の下地膜3を
介してPt膜等の下部電極4が形成され、この下部電極
4上にチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)から成る圧電体
薄膜5が形成され、圧電体薄膜5上にPt膜等の上部電
極6が形成されて構成されている。
スカイト型結晶構造をとる。また、圧電作用を有してい
ることから、電圧を加えることにより伸び縮みする圧電
材料として用いられている。
ン酸鉛(PZT)を構成するZr,Ti,Pbの他に、
他の成分としてNi,Zn,Nb,Mg,Mn,Biの
うち少なくとも1種以上の元素を含んでいてもよい。
する材料には、Pt膜の他に、Au膜、Ir膜、IrO
2 膜等が使用可能である。
Pt膜等の下部電極との密着性を良好にする目的で形成
されている。下地膜3の材料としては、Ti膜の他にC
r膜等が使用可能である。基板2及び下部電極4の材料
から、良好な密着性が得られるように下地膜3の材料を
選定する。
1に示した圧電素子1を製造する工程を説明する。
ば面方位が(111)でSiO2 熱酸化膜が表面に形成
されているシリコン単結晶基板2を用意する。
膜から成る下地膜3を例えば50nmの厚さに成膜す
る。成膜装置にはマグネトロンスパッタ装置を用いて、
例えばRF出力1kW、Arガス雰囲気で圧力0.5P
aの条件下で成膜する。
電極膜を例えば200nmの厚さに成膜する。成膜装置
にはマグネトロンスパッタ装置を用いて、例えばRF出
力0.5kW、Arガス雰囲気で圧力0.5Paの条件
下で成膜する。これにより、Pt膜から成る下部電極4
が形成される。
酸チタン酸鉛(PZT)から成る圧電体薄膜5を例えば
1μmの厚さに成膜する。このとき、成膜装置にはマグ
ネトロンスパッタ装置を用いて、ターゲットとして例え
ばPb1+x (Zr0.53Ti0.47)O3-y の組成の酸化物
ターゲットを使用して、例えばRF出力0.5kW、常
温、Ar/O2 比が1:1のArと酸素の混合ガス雰囲
気中でガス圧0.7Paの条件下で成膜する。
結晶化熱処理工程を行って、圧電体薄膜5を結晶化す
る。このとき、例えば熱処理温度700℃、熱処理時間
10分とする。
Pt膜から成る電極膜を成膜して、上部電極6を形成す
る。このようにして、図1に示した圧電素子1を製造す
ることができる。
5の結晶化熱処理工程において、雰囲気を酸素雰囲気と
すると共に、圧力を大気圧(0.1MPa)を超える圧
力とする。例えば酸素雰囲気下で、炉内の圧力を0.1
2〜0.5MPaとする。
える圧力とすると、PZTから成る圧電体薄膜5からP
bが蒸発して欠損するのを抑制する効果が得られる。
の組成を、化学量論組成即ち前述のPb1+x (Zr0.53
Ti0.47)O3-y の組成中のxを0とすることにより、
成膜される圧電体薄膜5も同様に化学量論組成とするこ
とができる。
化熱処理の熱処理条件を変更して、各熱処理条件におけ
るターゲット中のPbの量(モル比)に対する熱処理後
のPbの量(モル比)の変化を比較した。
℃で一定として、結晶化熱処理工程における圧力やター
ゲットの組成を変更して温度の影響を調べた。
として、例えば直径約75mm・厚さが525μmであ
り、面方位が(111)でSiO2 熱酸化膜が表面に
0.3μmの厚さに形成されているシリコン単結晶基板
2を用意した。次に、このシリコン単結晶基板2上に、
マグネトロンスパッタ装置を用いて、RF出力1kW、
Arガス雰囲気で圧力0.5Paの条件下で、Ti膜か
ら成る下地膜3を50nmの厚さに成膜した。さらに、
下地膜3の表面上に、マグネトロンスパッタ装置を用い
て、RF出力0.5kW、Arガス雰囲気で圧力0.5
Paの条件下でPt膜を200nmの厚さに成膜するこ
とにより、Pt膜から成る下部電極4を形成した。続い
て、マグネトロンスパッタ装置を用いて、ターゲットと
してPb(Zr0. 53Ti0.47)O3-y の組成でターゲッ
ト中のPb量が50モル%である酸化物ターゲットを使
用して、RF出力0.5kW、常温、Ar/O2 比が
1:1のArと酸素の混合ガス雰囲気中でガス圧0.7
Paの条件下で、下部電極4の表面上にジルコン酸チタ
ン酸鉛(PZT)から成る圧電体薄膜5を1μmの厚さ
に成膜した。次に、電気炉を使用して、酸素雰囲気中で
炉内の圧力を大気圧より少し高い0.12MPaとし
て、熱処理温度700℃、熱処理時間10分の条件で圧
電体薄膜5の結晶化熱処理工程を行って、圧電体薄膜5
を結晶化して、実施例1の試料を作製した。
晶化熱処理工程における炉内の酸素雰囲気の圧力を、そ
れぞれ0.15MPa,0.30MPa,0.50MP
aとする他は実施例1と同様にして、それぞれ実施例
2、実施例3、実施例4の試料を作製した。
晶化熱処理工程における炉内の酸素雰囲気の圧力を、そ
れぞれ0.01MPa,0.05MPa,0.1MPa
(大気圧)とする他は実施例1と同様にして、それぞれ
比較例1、比較例2、比較例3の試料を作製した。
中のPb量(モル%)を、それぞれ52%,55%,6
0%とする他は比較例3と同様にして、それぞれ比較例
4、比較例5、比較例6の試料を作製した。
に対して、電子線マイクロアナライザーを用いて、加速
電圧20kV、分析面積5mm×5mmの条件で結晶化
熱処理後の圧電体薄膜5の組成分析を行った。これらの
実施例及び比較例の試料の分析結果を表1に示す。表1
において、結晶化熱処理後のPb量は試料中の5点で測
定して平均値をとっている。また、このPb量は酸素を
除いた元素の総和に対して対モル分率で示している。
晶化熱処理工程の炉内圧力を大気圧以下とした比較例1
〜比較例3の試料においては、結晶化熱処理後の圧電体
薄膜中のPb量が、ターゲット組成と比較して減少して
おり、Pbが欠損して化学量論組成から大きく外れてい
ることを示している。
を用いて圧電体薄膜5を成膜し、大気圧下で結晶化熱処
理を行った比較例4〜比較例6の試料においても、結晶
化熱処理後の圧電体薄膜中のPb量がターゲット組成と
比較して減少している。比較例6の試料では、ターゲッ
ト中のPb量を60モル%と過剰にしたことによって、
結晶加熱処理後も化学量論組成より多い54%のPb量
が残っている。ところが、化学量論組成よりPbが多く
なっても圧電特性が低下するため、この比較例6の条件
は望ましくない。この比較例4〜比較例6の試料の結果
から、酸素雰囲気中大気圧と同じ圧力下で熱処理温度7
00℃で結晶化熱処理を行う場合に、化学量論組成の圧
電体薄膜を得るには、比較例5のようにPbを55モル
%と過剰にしたターゲットを用いて成膜しなければなら
ないことがわかる。
える炉内圧力下で行った実施例1〜実施例3の試料にお
いては、化学量論組成(50モル%)の酸化物ターゲッ
トで成膜したにも関わらず、結晶化熱処理後の圧電体薄
膜5も化学量論組成となっており、Pbの欠損が抑制さ
れることがわかる。
を700℃で一定としたが、この比較試験2では熱処理
温度を変更して温度の影響を調べた。
晶化熱処理工程における熱処理温度を、それぞれ600
℃,800℃とする他は実施例1と同様にして、それぞ
れ実施例5、実施例6の試料を作製した。
晶化熱処理工程における熱処理温度を、それぞれ600
℃,800℃とする他は、酸化物ターゲット中のPb量
が55モル%である比較例5と同様にして、それぞれ比
較例7、比較例8の試料を作製した。尚、酸化物ターゲ
ット中のPb量を55モル%とするために、Pb
1.2 (Zr0.53TI0.47)O 3-y の組成の酸化物ターゲ
ットを使用した。
て、比較試験1と同じ条件で、結晶化熱処理後の圧電体
薄膜の組成分析を行った。これらの実施例及び比較例の
試料の結果と、比較試験1で作製した実施例1及び比較
例5の試料の結果とを並べて表2に示す。この表2にお
いても、結晶化熱処理後のPb量は試料中の5点で測定
して平均値をとっている。また、このPb量は酸素を除
いた元素の総和に対して対モル分率で示している。
7、比較例5、比較例8のように、Pbを過剰にしたタ
ーゲットを用いて圧電対薄膜5を成膜し、大気圧下で結
晶化熱処理を行った場合には、結晶化熱処理後の圧電体
薄膜のPb量が、結晶化熱処理の温度の上昇に従って減
少することがわかる。
ターゲットを用いた場合に、圧電体薄膜中5のPb量を
化学量論組成にするには、700℃で結晶化熱処理を行
う必要がある。一方、大気圧下600℃或いは800℃
で結晶化熱処理を行う場合には、化学量論組成の圧電体
薄膜を得るためには、ターゲット中のPb量をそれぞれ
55モル%から増減させて最適値とする調整を行うこと
が必要である。
例6のように、化学量論組成のターゲットを用いて、か
つ結晶化熱処理の炉内圧力を大気圧より大きい0.12
MPaで行った場合には、結晶化熱処理の温度に関わら
ず、結晶化熱処理後の圧電体薄膜5が化学量論組成とな
っていることがわかる。
処理工程を、酸素雰囲気中で大気圧を超える圧力下で行
うことにより、結晶化熱処理の熱処理温度に関わらず、
Pbの欠損がなく化学量論組成の圧電体薄膜5が得られ
ることがわかる。
5の結晶化熱処理時におけるPbの蒸発によるPbの欠
損が抑制され、成膜時に使用した酸化物ターゲットのP
b量が維持される。これにより、化学量論組成の酸化物
ターゲットを使用すれば、化学量論組成の圧電体薄膜5
を形成することができるので、化学量論組成の圧電体薄
膜5により良好な圧電特性を有する圧電素子を製造する
ことができる。
理温度や圧力に関わらず、Pbの欠損が抑制され化学量
論組成の圧電体薄膜5を得ることが可能になるため、熱
処理温度や圧力その他の条件が緩和され、熱処理温度や
圧力等の条件をラフに設定することができ、製造時の制
御がしやすく成る。また、熱処理の炉内の温度分布の影
響も少なくすることができる。従って、良好な圧電特性
を有する圧電素子を、容易に収率よく製造することがで
きる。
理温度は特に限定しない。ただし、あまり温度が高い
と、圧電体薄膜5の特性に影響を及ぼしたり、或いは電
極膜3や下地膜4等他の膜に影響を及ぼしたりするので
好ましくない。また、あまり温度が低いと、圧電体薄膜
5の結晶化の進行が遅くなるので好ましくない。前述の
比較試験で採用した600℃〜800℃の温度条件で
は、問題なく圧電対薄膜5の結晶化熱処理を行うことが
できる。
酸鉛(PZT)から成る圧電体薄膜5を採用し、組成が
Pb(Zr,Ti)O3-y の酸化物ターゲットを用いた
場合について説明したが、Pb,Zr及びTiを主成分
とするペロブスカイト型の圧電体薄膜5に少なくともN
i,Zn,Mg,Mn,Biのうち1種類以上の元素が
添加されている圧電体薄膜においても上述の実施の形態
と同様の結果を得ることができる。
電素子1の圧電特性或いはその他の特性を向上させる効
果を発揮する場合もある。
するものであり、Pbと同様にBiも加熱により蒸発し
て欠損しやすい性質を有するが、本発明製法により、酸
素雰囲気中で大気圧を超える圧力で結晶化熱処理工程を
行うことにより、Biの欠損も防止する効果が得られ
る。
前述したAu膜、Ir膜やIrO2膜を用いても上述の
実施の形態と同様の結果を得ることができる。
圧電体薄膜5を成膜した後に圧電体薄膜5の結晶化熱処
理工程を行った場合について説明したが、ゾルゲル法に
より圧電体薄膜5を成膜する場合でも、同様に本発明製
法を適用することができる。本発明製法を適用すること
により、ゾルゲル法により圧電体薄膜5を成膜した後に
圧電体薄膜5の結晶化熱処理工程を酸素雰囲気中で大気
圧を超える圧力で行うことにより、同様にPbの蒸発に
よる欠損を抑制することが可能である。
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でその他
様々な構成が取り得る。
晶化熱処理工程において、Pbの蒸発による欠損を抑制
することができるため、化学量論組成の圧電体薄膜を形
成して、良好な圧電特性を有する圧電素子を製造するこ
とができる。
処理温度や圧力、熱処理の炉内の温度分布に関わらず、
化学量論組成の圧電体薄膜を形成することができるた
め、結晶化熱処理工程の制御条件を緩和してラフに制御
することができ、良好な圧電特性を有する圧電素子を容
易に収率よく製造することができる。
構成図(断面図)である。
4 下部電極、5 圧電体薄膜(PZT)、6 上部電
極
Claims (4)
- 【請求項1】 基板上に電極膜が形成され、該電極膜上
にPb,Zr,Tiを主成分とする圧電体薄膜が形成さ
れ、該圧電体薄膜上に電極膜が形成された圧電素子を製
造する方法であって、 上記電極膜上に上記圧電体薄膜を成膜した後、 大気圧を超える圧力に加圧しながら、酸素雰囲気中で上
記圧電体薄膜を結晶化熱処理する工程を有する、 ことを特徴とする圧電素子の製造方法。 - 【請求項2】 上記電極膜が、Pt,Au,Ir,Ir
O2 から選ばれた1種の材料の膜により形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の圧電素子の製造方
法。 - 【請求項3】 上記圧電体薄膜の成分に、Ni,Zn,
Nb,Mg,Mn,Biのうち少なくとも1種の元素を
含むことを特徴とする請求項1に記載の圧電素子の製造
方法。 - 【請求項4】 上記圧電体薄膜の出発原料組成を化学量
論組成として、上記圧電体薄膜の成膜を行うことを特徴
とする請求項1に記載の圧電素子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001126181A JP2002324924A (ja) | 2001-04-24 | 2001-04-24 | 圧電素子の製造方法 |
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