JPH05221104A - 印字装置 - Google Patents
印字装置Info
- Publication number
- JPH05221104A JPH05221104A JP2913992A JP2913992A JPH05221104A JP H05221104 A JPH05221104 A JP H05221104A JP 2913992 A JP2913992 A JP 2913992A JP 2913992 A JP2913992 A JP 2913992A JP H05221104 A JPH05221104 A JP H05221104A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- sheet
- print head
- carrier
- detected
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Handling Of Sheets (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】1つの用紙検出センサで用紙頭出しを正確に行
うことができ,かつ印台が印字ヘッドからのインクで汚
れないように用紙幅を自動検出する。 【構成】キャリア(3)に印字ヘッド(4)よりも用紙
送り方向下流に所定距離だけ離れるように設けられた用
紙検出センサ(21)と、この用紙検出センサ(21)
の検出位置における用紙先端検出に基づき当該用紙先端
が印字ヘッド下流の頭出し用位置(X1)まで送られる
ように給紙手段(10)を駆動制御する用紙頭出し手段
(31,32)と、キャリア(3)を検出位置から用紙
ガイド(8a)より離隔する方向に移動させることによ
り用紙検出センサ(21)によって用紙の他側端を検出
し該検出した用紙他側端位置(X3)と用紙ガイド位置
(X1)とから用紙幅(W)を検出する用紙幅検出手段
(31,32,33)とを設ける。
うことができ,かつ印台が印字ヘッドからのインクで汚
れないように用紙幅を自動検出する。 【構成】キャリア(3)に印字ヘッド(4)よりも用紙
送り方向下流に所定距離だけ離れるように設けられた用
紙検出センサ(21)と、この用紙検出センサ(21)
の検出位置における用紙先端検出に基づき当該用紙先端
が印字ヘッド下流の頭出し用位置(X1)まで送られる
ように給紙手段(10)を駆動制御する用紙頭出し手段
(31,32)と、キャリア(3)を検出位置から用紙
ガイド(8a)より離隔する方向に移動させることによ
り用紙検出センサ(21)によって用紙の他側端を検出
し該検出した用紙他側端位置(X3)と用紙ガイド位置
(X1)とから用紙幅(W)を検出する用紙幅検出手段
(31,32,33)とを設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7および図8にインクジェット方式の
印字装置の従来構成を示す。これらの図において、1は
本体で、フィードローラ2,キャリア3,印字ヘッド
4,給紙トレイ8および排紙トレイ9等を内蔵してい
る。フィードローラ2は、印台を兼ねており、歯車機構
13を介してステッピングモータからなる用紙送りモー
タ12によって矢印方向に回転される。
印字装置の従来構成を示す。これらの図において、1は
本体で、フィードローラ2,キャリア3,印字ヘッド
4,給紙トレイ8および排紙トレイ9等を内蔵してい
る。フィードローラ2は、印台を兼ねており、歯車機構
13を介してステッピングモータからなる用紙送りモー
タ12によって矢印方向に回転される。
【0003】また、キャリア3は、フィードローラ2
(印台)の長手方向(図中紙面と直交する方向)に往復
移動可能に設けられている。このキャリア3には、印字
ヘッド4が印台(フィードローラ2)と対向するように
装着されている。
(印台)の長手方向(図中紙面と直交する方向)に往復
移動可能に設けられている。このキャリア3には、印字
ヘッド4が印台(フィードローラ2)と対向するように
装着されている。
【0004】給紙トレイ8は、各種幅サイズの用紙を収
容可能に形成されており、収容用紙の一側端と当接して
当該用紙の幅方向位置を規制する用紙ガイド部8aを有
している。さらに、排紙トレイ9は、給紙トレイ8の上
方に配設されている。また、図7において、49は用紙
頭出しを行うための用紙センサで,印字ヘッド4より用
紙送り方向上流に配設されている。
容可能に形成されており、収容用紙の一側端と当接して
当該用紙の幅方向位置を規制する用紙ガイド部8aを有
している。さらに、排紙トレイ9は、給紙トレイ8の上
方に配設されている。また、図7において、49は用紙
頭出しを行うための用紙センサで,印字ヘッド4より用
紙送り方向上流に配設されている。
【0005】かかる印字装置では、給紙トレイ8内の用
紙Pはフィードローラ2の回転摩擦力等によって印字ヘ
ッド4へ送られる。そして、用紙Pの先端が用紙センサ
49によって検出されると,該検出結果に基づき用紙先
端が印字ヘッド下流の頭出し用位置(例えば印字ヘッド
4より用紙送り方向下流に用紙Pの印字不可能領域相当
長さ分だけ離れた位置)まで送られるように用紙送りモ
ータ12が図示しない制御装置によって駆動制御され
る。こうして、用紙頭出しが終了したところで、キャリ
ア3が往復移動されるとともに,印字ヘッド4が駆動さ
れるなどして印字がなされる。印字後、用紙Pは、送り
出しローラ19等によって付勢されて排紙トレイ9に排
出される。
紙Pはフィードローラ2の回転摩擦力等によって印字ヘ
ッド4へ送られる。そして、用紙Pの先端が用紙センサ
49によって検出されると,該検出結果に基づき用紙先
端が印字ヘッド下流の頭出し用位置(例えば印字ヘッド
4より用紙送り方向下流に用紙Pの印字不可能領域相当
長さ分だけ離れた位置)まで送られるように用紙送りモ
ータ12が図示しない制御装置によって駆動制御され
る。こうして、用紙頭出しが終了したところで、キャリ
ア3が往復移動されるとともに,印字ヘッド4が駆動さ
れるなどして印字がなされる。印字後、用紙Pは、送り
出しローラ19等によって付勢されて排紙トレイ9に排
出される。
【0006】一方、本体1には、手差し給紙用の用紙差
込口41およびペーパーガイド42が設けられている。
込口41およびペーパーガイド42が設けられている。
【0007】この用紙差込口41に、用紙をその一側端
がペーパーガイド42に当接するように差し込むと、用
紙はフィードローラ2等によって印字ヘッド4へ送られ
用紙センサ49等によって頭出しされた後印字される。
印字後、用紙は排紙トレイ9に排出される。
がペーパーガイド42に当接するように差し込むと、用
紙はフィードローラ2等によって印字ヘッド4へ送られ
用紙センサ49等によって頭出しされた後印字される。
印字後、用紙は排紙トレイ9に排出される。
【0008】上記した自動給紙および手差し給紙のいず
れの場合でも、用紙センサ49の用紙先端検出に基づき
用紙が所定長さだけ送られるように用紙送りモータ12
が駆動されて頭出しが終了した後、印字が開始される。
れの場合でも、用紙センサ49の用紙先端検出に基づき
用紙が所定長さだけ送られるように用紙送りモータ12
が駆動されて頭出しが終了した後、印字が開始される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の印字装置においては、用紙センサ49の用紙先端検
出後、当該用紙Pがフィードローラ2との間でスリップ
するなどして用紙先端が頭出し用位置まで到達せず印字
開始位置がズレる等の不具合が発生することがある。
来の印字装置においては、用紙センサ49の用紙先端検
出後、当該用紙Pがフィードローラ2との間でスリップ
するなどして用紙先端が頭出し用位置まで到達せず印字
開始位置がズレる等の不具合が発生することがある。
【0010】一方、用紙Pの幅方向位置が不明なため
に、印字時にキャリア3(印字ヘッド4)が当該用紙P
の幅寸法以上に往復移動して,印字ヘッド4によって印
台(フィードローラ2)にインクを吹き付けてしまうこ
とがある。かかる事態が生じると、該印台(2)と接触
する用紙裏面を汚してしまうことになる。
に、印字時にキャリア3(印字ヘッド4)が当該用紙P
の幅寸法以上に往復移動して,印字ヘッド4によって印
台(フィードローラ2)にインクを吹き付けてしまうこ
とがある。かかる事態が生じると、該印台(2)と接触
する用紙裏面を汚してしまうことになる。
【0011】さらに、最近、印字装置においては、より
一層の利用分野の拡大等を図るために、部品数を減少す
るなどして小型化を達成することが要請されている。
一層の利用分野の拡大等を図るために、部品数を減少す
るなどして小型化を達成することが要請されている。
【0012】本発明の目的は、上記事情に鑑み、1つの
センサで用紙頭出しを正確に行うことができ,かつ印台
が印字ヘッドからのインクで汚れないように用紙幅を自
動検出することができる印字装置を提供することにあ
る。
センサで用紙頭出しを正確に行うことができ,かつ印台
が印字ヘッドからのインクで汚れないように用紙幅を自
動検出することができる印字装置を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る印字装置
は、印台の長手方向に往復移動可能に設けられかつ印台
と対向するように印字ヘッドが装着されたキャリアと、
印字ヘッドへ用紙を給送可能な給紙手段と、用紙の一側
端と当接して当該用紙の幅方向位置を規制する用紙ガイ
ドとを含んでなる印字装置において、前記キャリアと同
期移動され前記印字ヘッドよりも用紙送り方向下流に所
定距離だけ離れるように設けられた用紙検出センサと、
この用紙検出センサの検出位置における用紙先端検出に
基づき当該用紙先端が印字ヘッド下流の頭出し用位置ま
で送られるように給紙手段を駆動制御する用紙頭出し手
段と、前記キャリアを検出位置から前記用紙ガイドより
離隔する方向に移動させることにより用紙検出センサに
よって用紙の他側端を検出し該検出した用紙他側端位置
と前記用紙ガイド位置とから用紙幅を検出する用紙幅検
出手段とを設けたことを特徴とする。
は、印台の長手方向に往復移動可能に設けられかつ印台
と対向するように印字ヘッドが装着されたキャリアと、
印字ヘッドへ用紙を給送可能な給紙手段と、用紙の一側
端と当接して当該用紙の幅方向位置を規制する用紙ガイ
ドとを含んでなる印字装置において、前記キャリアと同
期移動され前記印字ヘッドよりも用紙送り方向下流に所
定距離だけ離れるように設けられた用紙検出センサと、
この用紙検出センサの検出位置における用紙先端検出に
基づき当該用紙先端が印字ヘッド下流の頭出し用位置ま
で送られるように給紙手段を駆動制御する用紙頭出し手
段と、前記キャリアを検出位置から前記用紙ガイドより
離隔する方向に移動させることにより用紙検出センサに
よって用紙の他側端を検出し該検出した用紙他側端位置
と前記用紙ガイド位置とから用紙幅を検出する用紙幅検
出手段とを設けたことを特徴とする。
【0014】
【作用】上記構成による本発明では、給紙手段によって
用紙はその一側端を用紙ガイドに当接させつつ印字ヘッ
ドへ送られる。この用紙先端が、検出位置に位置決めさ
れた用紙検出センサによって検出されると、該検出結果
に基づき用紙頭出し手段は当該用紙先端が印字ヘッド下
流の頭出し用位置まで送られるように給紙手段を駆動制
御する。
用紙はその一側端を用紙ガイドに当接させつつ印字ヘッ
ドへ送られる。この用紙先端が、検出位置に位置決めさ
れた用紙検出センサによって検出されると、該検出結果
に基づき用紙頭出し手段は当該用紙先端が印字ヘッド下
流の頭出し用位置まで送られるように給紙手段を駆動制
御する。
【0015】この際、用紙検出センサは、印字ヘッド下
流に配設されており,頭出し用位置に接近されているの
で、用紙先端検出後の用紙送り量は従来と比べて大幅に
減少される。したがって,用紙頭出しを正確に行うこと
ができる。
流に配設されており,頭出し用位置に接近されているの
で、用紙先端検出後の用紙送り量は従来と比べて大幅に
減少される。したがって,用紙頭出しを正確に行うこと
ができる。
【0016】また、用紙幅検出手段によってキャリアが
検出位置から用紙ガイドより離隔する方向に移動される
と,当該キャリアと同期移動する用紙検出センサによっ
て用紙他側端が検出される。用紙幅検出手段は、検出し
た用紙他側端位置と用紙ガイド位置(すなわち用紙一側
端位置)とから用紙幅を検出する。このように、用紙幅
が自動検出されるので、印字ヘッドからのインクが印台
上に付着してしまうような事態が生じるのを防止するこ
とができる。
検出位置から用紙ガイドより離隔する方向に移動される
と,当該キャリアと同期移動する用紙検出センサによっ
て用紙他側端が検出される。用紙幅検出手段は、検出し
た用紙他側端位置と用紙ガイド位置(すなわち用紙一側
端位置)とから用紙幅を検出する。このように、用紙幅
が自動検出されるので、印字ヘッドからのインクが印台
上に付着してしまうような事態が生じるのを防止するこ
とができる。
【0017】その結果、1つの用紙検出センサで用紙頭
出しを正確に行うことができ,かつ印台が印字ヘッドか
らのインクで汚れないように用紙幅を自動検出すること
ができる。
出しを正確に行うことができ,かつ印台が印字ヘッドか
らのインクで汚れないように用紙幅を自動検出すること
ができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。本印字装置は、インクジェット方式の印字装置で
あり,図1〜図3に示す如く,本体1,フィードローラ
2,キャリア3,印字ヘッド4,印台6,給紙トレイ
8,排紙トレイ9,給紙手段10,用紙検出センサ2
1,制御装置30,用紙頭出し手段および用紙幅検出手
段を含み構成されている。
する。本印字装置は、インクジェット方式の印字装置で
あり,図1〜図3に示す如く,本体1,フィードローラ
2,キャリア3,印字ヘッド4,印台6,給紙トレイ
8,排紙トレイ9,給紙手段10,用紙検出センサ2
1,制御装置30,用紙頭出し手段および用紙幅検出手
段を含み構成されている。
【0019】なお、図7に示した構成要素と同一のもの
については同一の符号を付し、その説明を省略もしくは
簡略化する。ここで、制御装置30は、本印字装置全体
を駆動制御する手段であり、図1に示す如く、CPU3
1,ROM32,RAM33,操作パネル34,ホスト
コンピュータとの通信用インターフェース35および入
出力ポート36等を含み構成されている。この制御装置
30には、モータ駆動回路38(キャリア駆動用のキャ
リアモータ5),モータ駆動回路37(用紙送りモータ
12),用紙検出センサ21および印字ヘッド通電回路
39等が接続されている。
については同一の符号を付し、その説明を省略もしくは
簡略化する。ここで、制御装置30は、本印字装置全体
を駆動制御する手段であり、図1に示す如く、CPU3
1,ROM32,RAM33,操作パネル34,ホスト
コンピュータとの通信用インターフェース35および入
出力ポート36等を含み構成されている。この制御装置
30には、モータ駆動回路38(キャリア駆動用のキャ
リアモータ5),モータ駆動回路37(用紙送りモータ
12),用紙検出センサ21および印字ヘッド通電回路
39等が接続されている。
【0020】また、給紙トレイ8は、図2に示す如く,
支点8sを介して本体1に回動可能に設けられており,
カム装置13によってトレイ8内の用紙がフィードロー
ラ2に当接セットされる位置(オン位置)と離隔される
位置(オフ位置)とに選択的に位置決めされる構成とさ
れている。用紙給送時には、給紙トレイ8はオン位置に
位置決めされる。この給紙トレイ8には、用紙Pの一側
端(右側端)と当接して当該用紙の幅方向位置を規制す
る用紙ガイド部8aが設けられている。
支点8sを介して本体1に回動可能に設けられており,
カム装置13によってトレイ8内の用紙がフィードロー
ラ2に当接セットされる位置(オン位置)と離隔される
位置(オフ位置)とに選択的に位置決めされる構成とさ
れている。用紙給送時には、給紙トレイ8はオン位置に
位置決めされる。この給紙トレイ8には、用紙Pの一側
端(右側端)と当接して当該用紙の幅方向位置を規制す
る用紙ガイド部8aが設けられている。
【0021】また、給紙手段10は、フィードローラ2
および当該ローラ2を歯車機構13を介して正逆回転可
能な用紙送りモータ12等から構成されている。用紙送
りモータ12は、ステッピングモータより形成されてい
る。この給送手段10は、用紙送りモータ12に規定数
(本実施例では50パルス)の駆動パルス信号が入力さ
れて正転されると給紙トレイ8内の最上位用紙は必ず印
字ヘッド4に到達するように構成されている。
および当該ローラ2を歯車機構13を介して正逆回転可
能な用紙送りモータ12等から構成されている。用紙送
りモータ12は、ステッピングモータより形成されてい
る。この給送手段10は、用紙送りモータ12に規定数
(本実施例では50パルス)の駆動パルス信号が入力さ
れて正転されると給紙トレイ8内の最上位用紙は必ず印
字ヘッド4に到達するように構成されている。
【0022】また、用紙検出センサ21は、キャリア3
と同期移動され印字ヘッド4よりも用紙送り方向下流に
所定距離だけ離れるように配設されている。より具体的
には、用紙検出センサ21は、図3に示す如く,キャリ
ア3に印字ヘッド4のヘッドノズル4aよりも用紙送り
方向下流に所定距離だけ離れるように設けられている。
本実施例においては、用紙検出センサ21は、用紙有無
を検出可能な光学センサより形成されており、用紙先端
検出後の用紙送り量が極力少なくなるようにキャリア3
に配設されている。
と同期移動され印字ヘッド4よりも用紙送り方向下流に
所定距離だけ離れるように配設されている。より具体的
には、用紙検出センサ21は、図3に示す如く,キャリ
ア3に印字ヘッド4のヘッドノズル4aよりも用紙送り
方向下流に所定距離だけ離れるように設けられている。
本実施例においては、用紙検出センサ21は、用紙有無
を検出可能な光学センサより形成されており、用紙先端
検出後の用紙送り量が極力少なくなるようにキャリア3
に配設されている。
【0023】また、用紙頭出し手段は、用紙検出センサ
21の検出位置X2における用紙先端検出に基づき当該
用紙先端が印字ヘッド4の頭出し用位置(印字ヘッド4
のヘッドノズル4aよりも用紙の印字不可能領域相当長
さ分だけ離れた位置)まで送られるようにモータ駆動回
路37を介して給紙手段10(用紙送りモータ12)を
駆動制御する手段である。本実施例においては、用紙頭
出し手段は、CPU31およびROM32から構成され
ている。
21の検出位置X2における用紙先端検出に基づき当該
用紙先端が印字ヘッド4の頭出し用位置(印字ヘッド4
のヘッドノズル4aよりも用紙の印字不可能領域相当長
さ分だけ離れた位置)まで送られるようにモータ駆動回
路37を介して給紙手段10(用紙送りモータ12)を
駆動制御する手段である。本実施例においては、用紙頭
出し手段は、CPU31およびROM32から構成され
ている。
【0024】また、用紙幅検出手段は、キャリア3を検
出位置X2から用紙ガイド(給紙トレイ8の用紙ガイド
部8a)より離隔する方向(本実施例ではホームポジシ
ョンHPへ向かう方向)に移動させることにより,用紙
検出センサ21によって用紙Pの他側端を検出し該検出
した用紙他側端位置X3と用紙ガイド位置(給紙トレイ
8の用紙ガイド部8aの位置X1,つまり用紙一側端位
置)とから用紙幅W(=X3−X1)を検出する手段で
ある。本実施例では、用紙幅検出手段は、CPU31,
ROM32およびRAM33から構成されている。
出位置X2から用紙ガイド(給紙トレイ8の用紙ガイド
部8a)より離隔する方向(本実施例ではホームポジシ
ョンHPへ向かう方向)に移動させることにより,用紙
検出センサ21によって用紙Pの他側端を検出し該検出
した用紙他側端位置X3と用紙ガイド位置(給紙トレイ
8の用紙ガイド部8aの位置X1,つまり用紙一側端位
置)とから用紙幅W(=X3−X1)を検出する手段で
ある。本実施例では、用紙幅検出手段は、CPU31,
ROM32およびRAM33から構成されている。
【0025】次に、本実施例の作用を図4および図5に
示すフローチャートに基づき説明する。まず、本印字装
置では、電源ON後,電気的,機械的なイニシャライズ
を行う。印字指令があると、給紙トレイ8がオン位置に
位置決めされトレイ8内の最上位用紙がフィードローラ
2に当接される。この際、用紙は、その右側端が給紙ト
レイ8の用紙ガイド部8aに当接するように(つまり右
合わせで)セットされている。次に、フィードローラ2
が矢印方向に回転されて最上位用紙が印字ヘッド4へ送
られ用紙頭出しがなされる。
示すフローチャートに基づき説明する。まず、本印字装
置では、電源ON後,電気的,機械的なイニシャライズ
を行う。印字指令があると、給紙トレイ8がオン位置に
位置決めされトレイ8内の最上位用紙がフィードローラ
2に当接される。この際、用紙は、その右側端が給紙ト
レイ8の用紙ガイド部8aに当接するように(つまり右
合わせで)セットされている。次に、フィードローラ2
が矢印方向に回転されて最上位用紙が印字ヘッド4へ送
られ用紙頭出しがなされる。
【0026】用紙頭出しは以下の手順で行われる。ま
ず、図4に示すステップ10でキャリア3をセンタリン
グする。すなわち、CPU31は、図6(A),(B)
に示す如く,キャリア3(用紙検出センサ21)が検出
位置X2に位置決めされるようにモータ駆動回路38を
介してキャリアモータ5を駆動制御する。次に、用紙の
有無を判別する(ST11)。用紙が有る場合には、未
排出エラー処理を行う(ST12)。用紙が無い場合に
は、用紙検出センサ21によって用紙検出を行いながら
用紙送りモータ12を正転させる(ST13)。ここ
で、用紙送りモータ12に入力される駆動パルス信号が
規定数(50パルス)となっても用紙検出センサ21に
よって用紙を検出することができない場合(当該センサ
21がONされない場合)には用紙未到達エラー処理を
行う(ST14,15)。
ず、図4に示すステップ10でキャリア3をセンタリン
グする。すなわち、CPU31は、図6(A),(B)
に示す如く,キャリア3(用紙検出センサ21)が検出
位置X2に位置決めされるようにモータ駆動回路38を
介してキャリアモータ5を駆動制御する。次に、用紙の
有無を判別する(ST11)。用紙が有る場合には、未
排出エラー処理を行う(ST12)。用紙が無い場合に
は、用紙検出センサ21によって用紙検出を行いながら
用紙送りモータ12を正転させる(ST13)。ここ
で、用紙送りモータ12に入力される駆動パルス信号が
規定数(50パルス)となっても用紙検出センサ21に
よって用紙を検出することができない場合(当該センサ
21がONされない場合)には用紙未到達エラー処理を
行う(ST14,15)。
【0027】用紙検出センサ21によって用紙Pの先端
が図6(C)に示す如く検出された場合(当該センサ2
1がONされた場合)には、用紙頭出し手段としてのC
PU31は、用紙先端が印字ヘッド下流の頭出し用位置
(本実施例では、印字ヘッド4より用紙送り方向下流に
用紙Pの印字不可能領域相当長さ分だけ離れた位置)ま
で送られるように用紙送りモータ12を駆動制御する
(ST17)。これにより、用紙Pは、その用紙先端が
頭出し用位置に位置決めされた状態で停止される。 次
に、用紙幅検出を行う。CPU31は、図6(D)に示
す如く,キャリア3が検出位置X2からホームポジショ
ンHPへ向けて移動するようにキャリアモータ5を駆動
制御する(ST20)。この際、用紙検出センサ21が
ONのままホームポジションHPへ到達してしまった場
合には、用紙セットが正しく行われていないので用紙幅
エラー処理を行う(ST21,22)。ホームポジショ
ンHPへ到達するまでに用紙検出センサ21がONから
OFFとなった場合には、該OFFに切り替わった位置
X3が用紙左側端となるので、該位置X3をRAM32
に記憶する(ST24)。そして、用紙幅検出手段とし
てのCPU31は、RAM32に記憶した用紙左側端位
置X3と給紙トレイ8の用紙ガイド部8aの位置X1
(つまり当該用紙ガイド部8aと当接した用紙右側端位
置)とから用紙幅W(=X3−X1)を算出する(ST
25)。用紙幅W算出後、キャリア3はホームポジョン
HPに位置決めされる(ST26)。
が図6(C)に示す如く検出された場合(当該センサ2
1がONされた場合)には、用紙頭出し手段としてのC
PU31は、用紙先端が印字ヘッド下流の頭出し用位置
(本実施例では、印字ヘッド4より用紙送り方向下流に
用紙Pの印字不可能領域相当長さ分だけ離れた位置)ま
で送られるように用紙送りモータ12を駆動制御する
(ST17)。これにより、用紙Pは、その用紙先端が
頭出し用位置に位置決めされた状態で停止される。 次
に、用紙幅検出を行う。CPU31は、図6(D)に示
す如く,キャリア3が検出位置X2からホームポジショ
ンHPへ向けて移動するようにキャリアモータ5を駆動
制御する(ST20)。この際、用紙検出センサ21が
ONのままホームポジションHPへ到達してしまった場
合には、用紙セットが正しく行われていないので用紙幅
エラー処理を行う(ST21,22)。ホームポジショ
ンHPへ到達するまでに用紙検出センサ21がONから
OFFとなった場合には、該OFFに切り替わった位置
X3が用紙左側端となるので、該位置X3をRAM32
に記憶する(ST24)。そして、用紙幅検出手段とし
てのCPU31は、RAM32に記憶した用紙左側端位
置X3と給紙トレイ8の用紙ガイド部8aの位置X1
(つまり当該用紙ガイド部8aと当接した用紙右側端位
置)とから用紙幅W(=X3−X1)を算出する(ST
25)。用紙幅W算出後、キャリア3はホームポジョン
HPに位置決めされる(ST26)。
【0028】このように、用紙幅が自動検出されるの
で、印字ヘッド4からのインクが印台6上に付着してし
まうような事態が生じるのを防止することができる。
で、印字ヘッド4からのインクが印台6上に付着してし
まうような事態が生じるのを防止することができる。
【0029】しかして、この実施例によれば、キャリア
3に印字ヘッド4よりも用紙送り方向下流に所定距離だ
け離れるように設けられた用紙検出センサ21と、この
用紙検出センサ21の検出位置X2における用紙先端検
出に基づき当該用紙先端が印字ヘッド下流の頭出し用位
置まで送られるように給紙手段10を駆動制御する用紙
頭出し手段(31,32)と、キャリア3を検出位置か
ら用紙ガイド(8a)より離隔する方向に移動させるこ
とにより用紙検出センサ21によって用紙の他側端を検
出し該検出した用紙他側端位置X3と用紙ガイド位置X
1とから用紙幅W(=X3−X1)を検出する用紙幅検
出手段(31,32,33)とを設けた構成としたの
で、1つの用紙検出センサ21で用紙頭出しを正確に行
うことができ,かつ印台6が印字ヘッド4からのインク
で汚れないように用紙幅を自動検出することができる。
3に印字ヘッド4よりも用紙送り方向下流に所定距離だ
け離れるように設けられた用紙検出センサ21と、この
用紙検出センサ21の検出位置X2における用紙先端検
出に基づき当該用紙先端が印字ヘッド下流の頭出し用位
置まで送られるように給紙手段10を駆動制御する用紙
頭出し手段(31,32)と、キャリア3を検出位置か
ら用紙ガイド(8a)より離隔する方向に移動させるこ
とにより用紙検出センサ21によって用紙の他側端を検
出し該検出した用紙他側端位置X3と用紙ガイド位置X
1とから用紙幅W(=X3−X1)を検出する用紙幅検
出手段(31,32,33)とを設けた構成としたの
で、1つの用紙検出センサ21で用紙頭出しを正確に行
うことができ,かつ印台6が印字ヘッド4からのインク
で汚れないように用紙幅を自動検出することができる。
【0030】また、用紙検出センサ21を、用紙先端検
出後の用紙送り量が極力少なくなるようにキャリア3に
配設したので、より一段と用紙頭出しを正確に行うこと
ができる。
出後の用紙送り量が極力少なくなるようにキャリア3に
配設したので、より一段と用紙頭出しを正確に行うこと
ができる。
【0031】なお、上記実施例では、給紙トレイ8を用
いて自動給紙したが、用紙差込口41およびペーパーガ
イド42を用いて手差し給紙をする場合にも、上記した
場合と同様に1つの用紙検出センサ21で用紙頭出しを
正確に行うことができ,かつ印台6が印字ヘッド4から
のインクで汚れないように用紙幅を自動検出することが
できる。
いて自動給紙したが、用紙差込口41およびペーパーガ
イド42を用いて手差し給紙をする場合にも、上記した
場合と同様に1つの用紙検出センサ21で用紙頭出しを
正確に行うことができ,かつ印台6が印字ヘッド4から
のインクで汚れないように用紙幅を自動検出することが
できる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、キャリアに印字ヘッド
よりも用紙送り方向下流に所定距離だけ離れるように設
けられた用紙検出センサと、この用紙検出センサの検出
位置における用紙先端検出に基づき当該用紙先端が印字
ヘッド下流の頭出し用位置まで送られるように給紙手段
を駆動制御する用紙頭出し手段と、キャリアを検出位置
から用紙ガイドより離隔する方向に移動させることによ
り用紙検出センサによって用紙の他側端を検出し該検出
した用紙他側端位置と用紙ガイド位置とから用紙幅を検
出する用紙幅検出手段とを設けた構成としたので、1つ
の用紙検出センサで用紙頭出しを正確に行うことがで
き,かつ印台が印字ヘッドからのインクで汚れないよう
に用紙幅を自動検出することができる
よりも用紙送り方向下流に所定距離だけ離れるように設
けられた用紙検出センサと、この用紙検出センサの検出
位置における用紙先端検出に基づき当該用紙先端が印字
ヘッド下流の頭出し用位置まで送られるように給紙手段
を駆動制御する用紙頭出し手段と、キャリアを検出位置
から用紙ガイドより離隔する方向に移動させることによ
り用紙検出センサによって用紙の他側端を検出し該検出
した用紙他側端位置と用紙ガイド位置とから用紙幅を検
出する用紙幅検出手段とを設けた構成としたので、1つ
の用紙検出センサで用紙頭出しを正確に行うことがで
き,かつ印台が印字ヘッドからのインクで汚れないよう
に用紙幅を自動検出することができる
【図1】本発明の一実施例の電気的,電子的構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】一実施例の機械的構成を示す図である。
【図3】一実施例の用紙検出センサと印字ヘッドとの位
置関係を説明するための図である。
置関係を説明するための図である。
【図4】一実施例の用紙頭出し動作を説明するためのフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図5】一実施例の用紙幅検出動作を説明するためのフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図6】一実施例の用紙頭出し動作および用紙幅検出動
作を説明するための図である。
作を説明するための図である。
【図7】従来の印字装置の概略構成を示す図である。
【図8】従来の印字装置の外観図である。
3 キャリア 4 印字ヘッド 6 印台 8a 給紙トレイの用紙ガイド部(用紙ガイド) 10 給紙手段 21 用紙検出センサ 31 CPU(用紙頭出し手段,用紙幅検出手段) 32 ROM(用紙頭出し手段,用紙幅検出手段)
Claims (1)
- 【請求項1】 印台の長手方向に往復移動可能に設けら
れかつ印台と対向するように印字ヘッドが装着されたキ
ャリアと、印字ヘッドへ用紙を給送可能な給紙手段と、
用紙の一側端と当接して当該用紙の幅方向位置を規制す
る用紙ガイドとを含んでなる印字装置において、 前記キャリアと同期移動され前記印字ヘッドよりも用紙
送り方向下流に所定距離だけ離れるように設けられた用
紙検出センサと、 この用紙検出センサの検出位置における用紙先端検出に
基づき当該用紙先端が印字ヘッド下流の頭出し用位置ま
で送られるように給紙手段を駆動制御する用紙頭出し手
段と、 前記キャリアを検出位置から前記用紙ガイドより離隔す
る方向に移動させることにより用紙検出センサによって
用紙の他側端を検出し該検出した用紙他側端位置と前記
用紙ガイド位置とから用紙幅を検出する用紙幅検出手段
と、を設けたことを特徴とする印字装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2913992A JPH05221104A (ja) | 1992-02-17 | 1992-02-17 | 印字装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2913992A JPH05221104A (ja) | 1992-02-17 | 1992-02-17 | 印字装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05221104A true JPH05221104A (ja) | 1993-08-31 |
Family
ID=12267951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2913992A Pending JPH05221104A (ja) | 1992-02-17 | 1992-02-17 | 印字装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05221104A (ja) |
-
1992
- 1992-02-17 JP JP2913992A patent/JPH05221104A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3715842B2 (ja) | プリント装置および当該プリント装置におけるプリント媒体の給送方法 | |
JPH10128964A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2756599B2 (ja) | 記録装置のシート搬送装置 | |
US7178914B2 (en) | Media pre-feed in intermittent printer | |
US5886715A (en) | Print head maintenance mechanism | |
JPH05221104A (ja) | 印字装置 | |
JPH05345456A (ja) | 記録装置 | |
US5856835A (en) | Ink jet print recording apparatus having a single sensor controlling paper feed and print head recovery | |
JP2807141B2 (ja) | プリンタ | |
JPH0576431B2 (ja) | ||
JP2003334993A (ja) | ハイブリット印刷装置 | |
JP2868969B2 (ja) | インクジェットプリンタ | |
JPH0651411B2 (ja) | プリンタ装置 | |
JPS6244471A (ja) | 印字装置の用紙搬送機構 | |
JPH09141962A (ja) | プリンタ及びその制御方法 | |
JPH1067148A (ja) | プリンタの用紙送り装置 | |
JPH0226686Y2 (ja) | ||
JPH0745333Y2 (ja) | 印字装置 | |
JP3952827B2 (ja) | 給紙装置、給紙装置を備えた記録装置及び給紙方法 | |
JPH02137956A (ja) | プリンタの用紙送り位置調整装置 | |
JP3577758B2 (ja) | インクジェット式印刷記録装置 | |
JP3067534B2 (ja) | インク噴射装置 | |
JP3255479B2 (ja) | インクジェットプリンタ | |
JP2004160844A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2002187318A (ja) | 画像形成装置 |