JPH05221081A - プリンターの印刷隙間調節方法および装置 - Google Patents

プリンターの印刷隙間調節方法および装置

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JPH05221081A
JPH05221081A JP10481392A JP10481392A JPH05221081A JP H05221081 A JPH05221081 A JP H05221081A JP 10481392 A JP10481392 A JP 10481392A JP 10481392 A JP10481392 A JP 10481392A JP H05221081 A JPH05221081 A JP H05221081A
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JP
Japan
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print head
ink ribbon
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printing gap
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Pending
Application number
JP10481392A
Other languages
English (en)
Inventor
Wendelin Weber
ウエバー ウエンデリン
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Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Gloeilampenfabrieken NV
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J25/00Actions or mechanisms not otherwise provided for
    • B41J25/304Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface
    • B41J25/308Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface with print gap adjustment mechanisms

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡易で、信頼性が高く、安価な、そして静か
な印刷隙間の調節をもたらすことを目的とする。 【構成】 プリンターの印刷隙間を調節するに際し、ス
テッピングモーター30で駆動される印字ヘッド11が、印
刷ドラム19へ向かう方向18へ前進し、その前進によるそ
れら印字ヘッド11と印刷ドラム19との相互の接触に基づ
くインクリボン24の減速に起因する、前記インクリボン
24の駆動用のモーター25の電流の変化が、印刷隙間を所
望の幅に調節するために使用される、という点を特徴と
するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、印字ヘッドと、モー
ターで駆動されて前記印字ヘッドの前方を通るインクリ
ボンとを具え、前記印字ヘッドが、プラテンへ向かう方
向へ前進し、その前進によるそれら印字ヘッドとプラテ
ンとの相互の接触が、パラメーターの変化から検知さ
れ、前記パラメーターの変化が所定値に達すると、その
変化が前記印字ヘッドの前進移動を停止に導き、それに
より前記印字ヘッドが、印刷隙間の所望の値が達成され
るように前記印刷隙間“ゼロ”の位置から移動を開始し
て後退する、例えばマトリックス式プリンター(matrix
printer)等のプリンターにおける、前記印刷隙間を調
節する方法およびその実施のための装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】上述の如き方法は従来、例えばドイツ国
特許出願公開公報 DE-OS 3913073にて知られており、こ
の方法では、前記印刷ヘッドは、二つの切換え点の間で
前後に移動し、それによってプラテンへ向かって前進す
る。それゆえこの方法における印字ヘッドとプラテンと
の相互の接触は、印字ヘッドの前後移動を特徴づけるパ
ラメーターの変化から検知される。
【0003】この公知の方法における上記パラメーター
には、例えば印字ヘッドが二つの切換え点の間で前後移
動するのに要する時間を用いることができ、その場合に
参照する所定値には、その計測経路を印字ヘッドが移動
するのに要した時間の何回分かの平均値が用いられる。
また上記公知の方法における印字ヘッドの前後移動を特
徴づけるパラメーターには、上記時間の代わりに、印字
ヘッドの前後移動をもたらすとともに印字ヘッドの横方
向移動用モーターとしても供される直流モーターの、電
流または電圧値を用いることもできる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらかかる公
知の方法では、印字ヘッドとプラテン上の紙との間の摩
擦抵抗が上記電流あるいは前後移動の速度を変化させる
までは、印字ヘッドがプラテンへ向かって前進させられ
るので、プラテン上の紙が極めて平滑であったり周囲の
条件によって変化した表面を有していたりすると、その
小さな摩擦抵抗に起因して、前記パラメーター値を達成
するため印字ヘッドが認容し難い程強く押し付けられる
ことが生ずる可能性があり、その結果として、プラテン
に望ましくない圧痕やおそらくは変形が生じて、そのパ
ラメータを求めた試験結果が不正確になる可能性があっ
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、文頭に記し
た種類のプリンターの印刷隙間調節方法を改良しかつ簡
略化するとともにその実施のための装置を提供すること
を目的とするものであり、かかる目的は、この発明のプ
リンターの印刷隙間調節方法の特徴である、前記駆動さ
れるインクリボンの速度が前記接触によって減速され、
前記インクリボンの駆動用のモーターの電流もしくは電
圧の変化が前記パラメーターとして選択される、という
点によって達成される。
【0006】すなわち、前記プリンターの作動が開始さ
れると、通常そのプリンター内に挿入可能な交換式カー
トリッジ内に収容されている前記インクリボンの作動も
開始され、これにより前記インクリボンの駆動用のモー
ターの無負荷時の電流を知ることが可能になる。
【0007】しかして、前記印字ヘッドが前記プラテン
へ向かって前進すると、その印字ヘッドの前端部とスク
リーンとの間に前記インクリボンが挟まれ、それらの間
の摩擦抵抗によって前記インクリボンの移動速度が減速
されるので、前記インクリボンの駆動用のモーターを通
る電流が増加し、これにより、その電流の変化が所定値
に到達した時が印刷隙間が“ゼロ”値に到達した時であ
るという明確な規準が得られる。そしてその後の、ステ
ッピングモーターによる前記印字ヘッドの後退は、既知
の方法によって行うことができる。
【0008】前記印字ヘッドの移動が、紙や前記インク
リボンの挿入に必要なものである最大幅の印刷隙間から
開始される場合には、印刷隙間の制御のための調節駆動
が、連続的に狭まる隙間が達成されるように漸次行わ
れ、その駆動の間に前記インクリボンの駆動用のモータ
ーの電流が検出されることが好ましい。
【0009】かかる調節方法は例えば、前記印字ヘッド
が前記プラテンから離れた場所にある間に前記インクリ
ボン駆動用モーターのその時点での電流が検出され、そ
の後前記印字ヘッドが前記プラテンの方向へ前進し、そ
の前進の間に前記インクリボン駆動用モーターの電流が
計測されて前記時点での検出値と比較され、その比較
が、前記インクリボンの減速に起因して前記インクリボ
ン駆動用モーターの電流に所定変化Δiが生ずるまで繰
り返され、その所定電流変化Δiへの到達後に、前記印
刷隙間の所望の値が達成されるように前記印字ヘッドが
後退される、この発明の好ましい実施態様により実施す
ることができる。そしてこの方法を何度か繰り返し行え
ば、インクリボンの継ぎ目の部分での不正確な計測を避
けることもできる。
【0010】かくしてこの発明の方法によれば、簡易
で、信頼性が高く、安価な、そして静かな印刷隙間の調
節をもたらすことができる。
【0011】またこの発明の方法を実施するため装置
は、例えば、前記印字ヘッドを支持するスライダを進退
移動させるステッピングモーターと、前記インクリボン
を駆動するモーターと、各時点での前記インクリボン駆
動モーターの電流および、前記インクリボンの減速時の
前記電流の変化を計測する計測手段と、前記電流の変化
が所定値に達した時に前記印刷隙間を“ゼロ”にセット
して、前記印字ヘッドを支持する前記スライダの後退を
所望の幅の印刷隙間が達成されるように制御する電子制
御手段と、を具えてなる。
【0012】
【実施例】以下に、この発明の実施例を図面に基づき詳
細に説明する。図1は、この発明のプリンターの印刷隙
間調節方法およびその実施のための装置の一実施例を適
用したプリンターを示す平面図、また図2は、図1中符
号Xで示す部分を拡大して示す詳細図であり、この実施
例における印字ヘッド11を支持する印字ヘッドスライダ
ー10は、互いに平行な二本の軸12,13上を走行し、それ
らのうちの前方の軸12は、側壁部14,15内のベアリング
に支持されて偏心回転することができる。そして後部ベ
アリング16は、後方の軸13に対し直角な方向への上記印
字ヘッドスライダー10の移動を助ける支持ベアリングと
して構成されている。
【0013】偏心軸として構成された上記前方の軸12
は、歯付き要素17を伴い、その歯付き要素17を介しステ
ッピングモーター30により駆動されて回転することがで
き、かかる前方の軸12は、その回転によって上記印字ヘ
ッド11の、矢印18で示す方向すなわち、プラテンとして
機能する印刷ドラム19に直角な方向への移動が生ずるよ
うに配置されている。
【0014】この一方、上記印字ヘッドスライダー10
は、スクリーン20をも支持しており、そのスクリーン20
には、印字ヘッド11の印字針22の通り抜けが可能な開口
部21が設けられている。なお、符号11a は、印字ヘッド
11の先端部内に収容された印字針22を案内する案内型を
示す。
【0015】また図中23は、インクリボン24を収容す
る、部分的に図示されたインクリボンカートリッジを示
し、このインクリボン24を有するインクリボンカートリ
ッジ23は、交換可能なユニットとして構成され、ここに
おけるプリンターに対し手で挿入および取出しすること
ができる。そしてこのインクリボンカートリッジ23の図
示しない駆動機構は、その駆動中モーター25と結合し、
そのモーター25は、上記スクリーン20と上記印字ヘッド
11の先端部との間にそれに沿って引廻される上記インク
リボン24を駆動する。
【0016】ここにおける印刷隙間26としては、上記印
字ヘッド11上に置かれた上記インクリボン24と、上記印
刷ドラム19上に置かれた紙27との間の距離が示されてい
る。そして図中28は、モーター25の電流を計測する計測
手段としての計測ユニットを示し、また図中29は、上記
印刷隙間26を上述したこの発明に基づく経験的方法で調
節する電子制御手段としての電子制御ユニットを示す。
【0017】なお、上記印字ヘッドスライダー10は、歯
付きベルト31を介し横方向移動用直流モーター32によ
り、矢印33で示す横方向へも移動される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のプリンターの印刷隙間調節方法およ
びその実施のための装置の一実施例を適用したプリンタ
ーを示す平面図である。
【図2】上記プリンターの図1中符号Xで示す部分を拡
大して示す詳細図である。
【符号の説明】
10 印字ヘッドスライダー 11 印字ヘッド 18 矢印 19 印刷ドラム 24 インクリボン 25 モーター 26 印刷隙間 28 計測ユニット 29 電子制御ユニット 30 ステッピングモーター

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ヘッド(11)と、モーター(25)で
    駆動されて前記印字ヘッド(11)の前方を通るインクリ
    ボン(24)とを具え、 前記印字ヘッド(11)が、プラテン(19)へ向かう方向
    (18)へ前進し、 その前進によるそれら印字ヘッドとプラテンとの相互の
    接触が、パラメーターの変化から検知され、 前記パラメーターの変化が所定値に達すると、その変化
    が前記印字ヘッドの前進移動を停止に導き、 それにより前記印字ヘッド(11)が、印刷隙間(26)の
    所望の値が達成されるように前記印刷隙間“ゼロ”の位
    置から移動を開始して後退する、 例えばマトリックス式プリンター等のプリンターの、前
    記印刷隙間を調節するに際し、 前記駆動されるインクリボン(24)の速度が前記接触に
    よって減速され、 前記インクリボン(24)の駆動用のモーター(25)の電
    流もしくは電圧の変化が前記パラメーターとして選択さ
    れる、 という点を特徴とする、プリンターの印刷隙間調節方
    法。
  2. 【請求項2】 前記印字ヘッド(11)が前記プラテンか
    ら離れた場所にある間に前記インクリボン駆動用モータ
    ーのその時点での電流が検出され、 その後前記印字ヘッド(11)が前記プラテン(19)へ向
    かう方向(18)へ前進し、 その前進の間に前記インクリボン駆動用モーターの電流
    が計測されて前記時点での検出値と比較され、 その比較が、前記インクリボン(24)の減速に起因して
    前記インクリボン駆動用モーター(25)の電流に所定変
    化Δiが生ずるまで繰り返され、 その所定電流変化Δiへの到達後に、前記印刷隙間(2
    6)の所望の値が達成されるように前記印字ヘッド(1
    1)が後退される、 という点を特徴とする、請求項1記載のプリンターの印
    刷隙間調節方法。
  3. 【請求項3】 前記印字ヘッド(11)を支持するスライ
    ダ(10)を進退移動させるステッピングモーター(30)
    と、 前記インクリボン(24)を駆動するモーター(25)と、 各時点での前記インクリボン駆動モーター(25)の電流
    および、前記インクリボン(24)の減速時の前記電流の
    変化を計測する計測手段(28)と、 前記電流の変化が所定値Δiに達した時に前記印刷隙間
    を“ゼロ”にセットして、前記印字ヘッド(11)を支持
    する前記スライダ(10)の後退を所望の幅の印刷隙間
    (26)が達成されるように制御する電子制御手段(29)
    と、 を具えてなる、請求項1または請求項2記載のプリンタ
    ーの印刷隙間調節方法の実施のための装置。
JP10481392A 1991-04-26 1992-04-23 プリンターの印刷隙間調節方法および装置 Pending JPH05221081A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4113648:9 1991-04-26
DE19914113648 DE4113648A1 (de) 1991-04-26 1991-04-26 Verfahren zur einstellung eines druckspaltes bei einem drucker, z. b. bei einem matrixdrucker, und anordnung zur durchfuehrung des verfahrens

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05221081A true JPH05221081A (ja) 1993-08-31

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ID=6430402

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10481392A Pending JPH05221081A (ja) 1991-04-26 1992-04-23 プリンターの印刷隙間調節方法および装置

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JP (1) JPH05221081A (ja)
DE (1) DE4113648A1 (ja)

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Publication number Publication date
DE4113648A1 (de) 1992-10-29
EP0510768A3 (en) 1993-07-28
EP0510768A2 (de) 1992-10-28

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