JPH05220656A - 力覚センサを有するロボットによる研磨方法 - Google Patents

力覚センサを有するロボットによる研磨方法

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JPH05220656A
JPH05220656A JP5734792A JP5734792A JPH05220656A JP H05220656 A JPH05220656 A JP H05220656A JP 5734792 A JP5734792 A JP 5734792A JP 5734792 A JP5734792 A JP 5734792A JP H05220656 A JPH05220656 A JP H05220656A
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JP
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polishing
force sensor
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robot
data
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JP5734792A
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Takao Wada
多加夫 和田
Sadao Kubo
貞夫 久保
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特段の計測装置を用いることなくワークを所
定形状に研磨あるいは研削できるロボットによる研磨方
法を提供する。 【構成】 力覚センサ2に取付けられたプローブ3によ
り雛形を所定の押圧力で走査し、この時のロボットの位
置情報を雛形データとして記録しておき、ワークWを研
磨した後、プローブ3をワークW上を走査させる。この
走査時の力覚センサ2の出力をワークデータとして記録
し、このワークデータと雛形データとの差が所定値内で
あれば研磨を終了し、所定値外であれば、ワークデータ
により研磨曲線を作成し、それにより研磨を行なうもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は力覚センサを有するロボ
ットによる研磨あるいは研削方法(以下、単に研磨方法
という)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりロボットによるワークの研磨に
おいては、ワークが所定形状に研磨されてか否かの確認
のために、レーザ光を用いた非接触型計測装置や探触子
を用いた接触型計測装置により、研磨後にワークの計測
がなされている。
【0003】しかしながら、レーザ光を用いた通常の非
接触型計測装置では、ワークからの散乱光により計測を
行なっているため、研磨するにつれてワークの表面が鏡
面状態になると計測が不可能となる。一方、探触子を用
いた接触型計測装置による計測では、設備が大がかりと
なるため、設備コストの増大を招いている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる従来技
術の問題点に鑑みなされたものであって、前記の如き特
段の計測装置を用いることなくワークを所定形状に研磨
できるロボットによる研磨方法を提供することを目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、(1)力覚セ
ンサに取付けられた検査探触子を雛形に所定の押圧力で
押付けながら走査させる工程と、(2)前記雛形を走査
中のロボットの位置情報を雛形データとして記録する工
程と、(3)力覚センサに研磨工具を取付け、力制御を
行ないながら被研磨物を研磨する工程と、(4)力覚セ
ンサに取付けられた検査探触子を、前記雛形データに基
づき前記被研磨物上を走査させる工程と、(5)前記被
研磨物を走査中の力覚センサの出力を被研磨物データと
して記録する工程と、(6)前記被研磨物データと前記
所定の押圧力との差を求める工程と、(7)前記差が所
定値内であれば、研磨を終了する工程と、(8)前記差
が所定値外であれば、前記被研磨物データにより前記被
研磨物の研磨曲線を作成する工程と、(9)前記研磨曲
線に基づき前記被研磨物を研磨する工程とを含んでなる
ことを特徴とする力覚センサを有するロボットによる研
磨方法に関する。
【0006】
【作用】本発明の研磨方法によれば、ロボットが本来的
に有している力覚センサを利用して研磨量の調節がなさ
れているので、非接触型計測装置や接触型計測装置など
の特段の計測装置を用いることなく、かつ、ワークの研
磨面の状態の如何にかかわらず、所望の形状に研磨する
ことができる。
【0007】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら本発明を実施
例に基づいて説明するが、本発明はかかる実施例のみに
限定されるものではない。
【0008】図1は本発明の研磨方法に用いるロボット
手先部の概略図、図2は本発明の研磨方法の一実施例の
フローチャートである。図において、1はロボットの手
先部、2は力覚センサ、3はプローブ、Wはワークを示
す。
【0009】ロボットの手先部1、力覚センサ2および
プローブ3は、従来よりこの種のものとして用いられて
いるものと同様であるので、その構成の詳細な説明は省
略する。
【0010】本発明の研磨方法は、図2のフローチャー
トに示される様に、下記の工程にしたがってなされる。
【0011】ステップ1:力覚センサ2に取付けられた
プローブ3を雛形に所定の押圧力で押付けながら走査す
る。ここにおける所定の押圧力は、力覚センサ2の分解
能、定格出力、プローブ3の剛性、ロボットの可搬重量
などを考慮して適宜決定される。その具体例をあげれ
ば、可搬重量10kgのロボットに定格10kgfの力
覚センサを取付けたときは、押圧力は1〜2kgfとさ
れる。
【0012】ステップ2:先の走査により得られたロボ
ット位置データを所定ピッチにより雛形データとして、
ロボットの制御部のメモリに記録する。このピッチは、
細かければ細かい程加工後のワークの形状は雛形に近似
されるが、あまり細かくすると作業能率の低下を招来す
る。そのため、このピッチは、ワークWの使用目的やロ
ボットのメモリ容量に応じて適宜決定される。その具体
例をあげれば、ワークの直線部分で数十mmピッチ、曲
面部分で2〜3mmピッチとされている。
【0013】ステップ3:力覚センサに研磨工具を取付
けワークWを研磨する。
【0014】ステップ4:研磨されたワークW上を、雛
形データに基づいて力覚センサ2に取付けられたプロー
ブ3を走査させる。
【0015】ステップ5:この走査により得られた力覚
センサ2の出力を、雛形データと同一のピッチでワーク
データとして、ロボット制御部に記録する。
【0016】ステップ6:このワークデータと雛形走査
時の押圧力と差を求める。
【0017】ステップ7:この差が所定値内ならば、ワ
ークWの研磨を終了する。この所定値は、ワークWの使
用目的に応じて適宜決定される。
【0018】ステップ8:この差が所定値を超えた場合
は、すなわち、所定値外であれば、ワークデータにより
ワークWの研磨曲線を作成する。この研磨曲線の作成
は、所定値を超えた点を区分的にスプライン曲線等で補
間し、曲線のピーク値をとる点を求める。そして、この
点を中心として左右ある幅をもつ領域を研磨領域として
定める。(図3参照)
【0019】ステップ9:この研磨曲線に基づいて研磨
を行ない、研磨作業を終了する。
【0020】本実施例においては、研磨曲線に基づいて
研磨を行なった後、研磨作業を終了しているが、ステッ
プ4に戻ってその後の工程を繰返してもよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、特
段の計測装置を用いることなく、ワークを所定形状に研
磨あるいは研削することができる。そのため、研磨ある
いは研削設備のコスト低減も図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の研磨方法に用いるロボット手先部の概
略図である。
【図2】本発明の研磨方法の一実施例のフローチャート
である。
【図3】研磨曲線の一例のグラフである。
【符号の説明】
1 ロボットの手先部 2 力覚センサ 3 プローブ W ワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G05B 19/405 L 9064−3H G05D 15/01 8914−3H

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)力覚センサに取付けられた検査探
    触子を雛形に所定の押圧力で押付けながら走査させる工
    程と、(2)前記雛形を走査中のロボットの位置情報を
    雛形データとして記録する工程と、(3)力覚センサに
    研磨工具を取付け、力制御を行ないながら被研磨物を研
    磨する工程と、(4)力覚センサに取付けられた検査探
    触子を、前記雛形データに基づいて前記被研磨物上を走
    査させる工程と、(5)前記被研磨物上を走査中の力覚
    センサの出力を被研磨物データとして記録する工程と、
    (6)前記被研磨物データと前記所定の押圧力との差を
    求める工程と、(7)前記差が所定値内であれば、研磨
    を終了する工程と、(8)前記差が所定値外であれば、
    前記被研磨物データにより前記被研磨物の研磨曲線を作
    成する工程と、(9)前記研磨曲線に基づき前記被研磨
    物を研磨する工程とを含んでなることを特徴とする力覚
    センサを有するロボットによる研磨方法。
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JP2011041992A (ja) * 2009-08-19 2011-03-03 Fanuc Ltd 加工ロボットシステム
JP2021003788A (ja) * 2019-06-27 2021-01-14 ファナック株式会社 制御装置、及び制御方法

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