JPH05220633A - バンパー自動組付装置のバンパー組付ハンド - Google Patents

バンパー自動組付装置のバンパー組付ハンド

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JPH05220633A
JPH05220633A JP4021153A JP2115392A JPH05220633A JP H05220633 A JPH05220633 A JP H05220633A JP 4021153 A JP4021153 A JP 4021153A JP 2115392 A JP2115392 A JP 2115392A JP H05220633 A JPH05220633 A JP H05220633A
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bumper
hand
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phosphorus hose
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Shinji Harada
信治 原田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】バンパーフェイスの両端部にランプ取付穴が設
けられている第1のバンパーと、前記のようなランプ取
付穴を有しない第2のバンパーの少なくとも2種類のバ
ンパー組付けに共用できるバンパー組付ハンドを提供す
ることにある。 【構成】バンパー自動組付装置のロボットアーム端に取
付けられ該アーム作動で所定のバンパー組付動作が行わ
れるハンドフレーム14を備え、このハンドフレーム1
4に左右一対のリンホース位置決ピン16と、このリン
ホース位置決ピン16を起倒回動させるピン起倒機構1
7と、第2バンパー12の下面部を支持する開閉可能な
下部支え機構18と、第1バンパー11及び第2バンパ
ー12の上面部を把持する開閉可能な上部クランプ機構
19と、第2バンパー12のステー20の上面部を押え
るステー規制体21と、このステー規制体21をバンパ
ー外逃げ位置及びステー規制位置に反転回動させる反転
回動機構22とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバンパーフェイスの両端
部にランプ取付穴が設けられている第1のバンパーと、
前記のようなランプ取付穴を有しない第2のバンパーの
少なくとも2種類のバンパー組付けに共用できるバンパ
ー自動組付装置のバンパー組付ハンドに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図4は自動車の組立ラインに装備される
バンパー自動組付装置の概略説明図、図5はこのバンパ
ー自動組付装置のロボットアーム端に取付けられる従来
のバンパー組付ハンドを示している。
【0003】この従来のバンパー組付ハンドは、バンパ
ーフェイスの両端部にランプ取付穴1aが設けられてい
るバンパー1の組付けに使用されるものであって、この
バンパー自動組付装置2のロボットアーム3の先端に取
付けられ該アーム作動で所定のバンパー組付動作が行わ
れるハンドフレーム4を備え、このハンドフレーム4に
該ハンドフレームの前進作動でランプ取付穴1aを介し
てリンホース5の位置決め孔5a,5bに挿入される左
右一対のリンホース位置決ピン6と、このリンホース位
置決ピン6の挿入時に前記バンパー1のランプ取付穴1
aに挿入される可動クランプ7と、この可動クランプ7
をランプ取付穴1aの下側部に接離すべく開閉作動させ
るクランプ作動機構(図示せず)とを設けた構成となっ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のバンパー組
付ハンドは、バンパーフェイスのランプ取付穴1aから
リンホース位置決ピン6を差し込み、前記バンパー1を
可動クランプ7で把持するものであるから、前記のよう
なランプ取付穴1aを有しないバンパーの組付けには使
用することができない問題があった。
【0005】本発明は前記従来の問題を解消するために
なされたもので、その目的はバンパーフェイスの両端部
にランプ取付穴が設けられている第1のバンパーと、前
記のようなランプ取付穴を有しない第2のバンパーの少
なくとも2種類のバンパー組付けに共用できるバンパー
自動組付装置のバンパー組付ハンドを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるバンパー自
動組付装置のバンパー組付ハンドは、バンパーフェイス
の両端部にランプ取付穴11aが設けられている第1の
バンパー11と、前記のようなランプ取付穴11aを有
しない第2のバンパー12の少なくとも2種類のバンパ
ー組付けに共用できるようにするため、前記組付装置2
のロボットアーム3端に取付けられ該アーム作動で所定
のバンパー組付動作が行われるハンドフレーム14と、
第1バンパー11の組付使用時に前記ハンドフレーム1
4の前進作動でランプ取付穴11aを介してリンホース
15の位置決め孔15a,15bに挿入される左右一対
のリンホース位置決ピン16と、このリンホース位置決
ピン16を第1バンパー11の組付使用時にはリンホー
ス挿入位置へ倒伏回動させ第2バンパー12の組付使用
時には該バンパーの外逃げ位置に起立回動させるピン起
倒機構17と、第2バンパー12の組付使用時において
該バンパーの下面部を支持する開閉可能な下部支え機構
18と、第1バンパー11の組付使用時及び第2バンパ
ー12の組付使用時において各バンパーの上面部を把持
する開閉可能な上部クランプ機構19と、この上部クラ
ンプ機構19で第2バンパー12をクランプした時に該
バンパーステー20の上面部を押えるステー規制体21
と、このステー規制体21を第1バンパー11の組付使
用時には該バンパーの外逃げ位置に回動待機させ第2バ
ンパー12の組付使用時にはステー規制位置に反転回動
させる反転回動機構22とを具備する構成とした。
【0007】
【作用】前記構成のバンパー組付ハンドによると、リン
ホース位置決ピン16をリンホース挿入位置へ倒伏回動
させ、ステー規制体21をバンパー外逃げ位置に回動待
機させ、下部支え機構18及び上部クランプ機構19を
開放させた状態にし、この状態でハンド全体を第1バン
パー11のクランプ位置まで前進移動させて、リンホー
ス位置決ピン16をランプ取付穴11aからリンホース
15の位置決め孔15a,15bに差し込み、このピン
挿入後に上部クランプ機構19をバンパー挾持方向に作
動させることにより、ランプ取付穴11aのある第1の
バンパー11を前記ピン16及び上部クランプ機構19
によって図1(A)のような状態に把持することができ
る。
【0008】また、リンホース位置決ピン16をバンパ
ー外逃げ位置に起立回動させ、ステー規制体21をステ
ー規制位置に反転回動させ、下部支え機構18及び上部
クランプ機構19を開放させた状態にし、この状態でハ
ンド全体を第2バンパー12のクランプ位置まで前進移
動させ、その前進限で下部支え機構18及び上部クラン
プ機構19をバンパー挾持方向に作動させることによ
り、ランプ取付穴のない第2のバンパー12をステー規
制体21と上部クランプ機構19及び下部支え機構18
によって図1(B)のような状態に把持することができ
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図3に従
い具体的に説明する。
【0010】この実施例におけるバンパー組付ハンド
は、バンパーフェイスの両端部にランプ取付穴11aが
設けられている第1のバンパー11(例えば大型で重量
の重い旧車種バンパー)と、前記のようなランプ取付穴
11aを有しない第2のバンパー12(例えば大型で重
量の重い新車種バンパー)の少なくとも2種類のバンパ
ー組付けに共用できるようにしたものであって、図4に
示すようなバンパー組付装置2のロボットアーム3の先
端に取付けられ該アーム作動で所定のバンパー組付動作
が行われるハンドフレーム14を備え、このハンドフレ
ーム14に左右一対のリンホース位置決ピン16と、こ
のリンホース位置決ピン16を起倒回動させるピン起倒
機構17と、第2バンパー12の下面部を支持する開閉
可能な下部支え機構18と、第1バンパー11及び第2
バンパー12の上面部を把持する開閉可能な上部クラン
プ機構19と、第2バンパー12のステー20の上面部
を押えるステー規制体21と、このステー規制体21を
バンパー外逃げ位置及びステー規制位置に反転回動させ
る反転回動機構22とを設けた構成となっている。
【0011】前記ピン起倒機構17はリンホース位置決
ピン16を第1バンパー11の組付使用時にリンホース
挿入位置へ倒伏回動させ、第2バンパー12の組付使用
時に該バンパーの外逃げ位置に図1(B)及び図3
(A)想像線の如く起立回動させるものであって、ハン
ドフレーム14の両端下側ブラケット23に枢支ピン2
4で図3(A)の如く支持される起倒アーム25と、こ
の起倒アーム25を枢支ピン24を支点として起倒回動
させるエアシリンダ26とからなり、前記起倒アーム2
5の先端部にクランプ受26を介してリンホース位置決
ピン16が取付けられている。
【0012】このリンホース位置決ピン16は第1バン
パー11の組付使用時において水平に倒伏され、前記ハ
ンドフレーム14の前進作動でランプ取付穴11aを介
してリンホース15の位置決め孔15a,15bに図1
(A)及び図3(A)の如く挿入されるようになってお
り、このピン挿入時に前記クランプ受26がランプ取付
穴11aの上面部に接合するようになっている。
【0013】前記下部支え機構18はハンドフレーム1
4両端の上部クランプ機構19の直下に位置する部分に
備えられ、その構成は前記ハンドフレーム14の垂下ブ
ラケット27の下端部に上下回動できるように枢支ピン
28で支持されたロアーアーム29と、このロアーアー
ム29の先端上面に止着されるゴムプレート30と、前
記ロアーアーム29を枢支ピン28を支点として開閉作
動させる薄型シリンダ31とからなり、第2バンパー1
2の組付使用時において該バンパーの下面部を支持する
ように図1(B)及び図3(B)の如く閉じ作動され
る。
【0014】前記クランプ機構19はハンドフレーム1
4のピン起倒機構17に接近する両側方位置に図3の如
く備えられ、その構成は前記ハンドフレーム14の両端
上側支承体32に枢支ピン34で図3(B)の如く支持
される回動アーム35と、この回動アーム35を枢支ピ
ン34を支点として開閉回動させるエアシリンダ36
と、前記アーム35の先端取付板37の下側に押え金具
38を介して取付けられるゴム製のバンパークランプ3
9とからなり、前記取付板37の上にはステー規制体2
1の反転回動機構22が装備されている。
【0015】この反転回動機構22はステー規制体21
を第1バンパー11の組付使用時に該バンパーの外逃げ
位置に回動待機させ、第2バンパー12の組付使用時に
おいてステー規制位置に反転回動させるものであって、
平歯車40を正逆回転させるロータリアクチュエータ4
1と、このロータリアクチュエータ41の平歯車40に
図3(B)の如く噛合する連動歯車42を有し取付板立
設シャフト43に軸心周りを回動できるように嵌挿保持
された回転体44とから構成され、この回転体44に第
2バンパー12のバンパーステー20の上面部を押える
逆L形状のステー規制体21が取付けられている。
【0016】而して、リンホース位置決ピン16をリン
ホース挿入位置へ倒伏回動させ、ステー規制体21をバ
ンパー外逃げ位置に回動待機させ、下部支え機構18及
び上部クランプ機構19を開放させた状態にし、この状
態でハンド全体を第1バンパー11のクランプ位置まで
前進移動させて、リンホース位置決ピン16をランプ取
付穴11aからリンホース15の位置決め孔15a,1
5bに図3(A)の如く差し込み、このピン挿入後に上
部クランプ機構19をバンパー挾持方向に作動させるこ
とにより、ランプ取付穴11aのある第1のバンパー1
1を前記位置決ピン16及び上部クランプ機構19によ
って図1(A)のような状態に把持することができ、こ
のバンパー把持状態でロボットアーム3(図4参照)を
作動させることにより車体に対するバンパー組付を行う
ことができる。
【0017】また、リンホース位置決ピン16をバンパ
ー外逃げ位置に起立回動させ、ステー規制体21をステ
ー規制位置に反転回動させ、下部支え機構18及び上部
クランプ機構19を開放させた状態にし、この状態でハ
ンド全体を第2バンパー12のクランプ位置まで前進移
動させ、その前進限で下部支え機構18及び上部クラン
プ機構19をバンパー挾持方向に作動させることによ
り、ランプ取付穴のない第2のバンパー12をステー規
制体21と上部クランプ機構19及び下部支え機構18
によって図1(B)のような状態に把持することがで
き、このバンパー把持状態でロボットアーム3(図4参
照)を作動させることにより車体に対するバンパー組付
を行うことができる。
【0018】なお、図2に示す符号45は小型軽量バン
パー(第3のバンパー)の組付けに用いられる真空吸着
装置であり、前記ハンドフレーム14の両端ブラケット
46に枢支ピン47で水平可能に枢着されるサイドアー
ム48と、このサイドアーム48を開閉作動させる薄型
シリンダ49と、前記サイドアーム48の先端部に保持
される複数の真空吸着パッド50とから構成されてい
る。
【0019】
【発明の効果】本発明のバンパー組付ハンドは、特許請
求の範囲に記載の構成を要旨とするものであるから、バ
ンパーフェイスの両端部にランプ取付穴が設けられてい
る第1のバンパーと、前記のようなランプ取付穴を有し
ない第2のバンパーの少なくとも2種類のバンパー組付
けに共用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるバンパー自動組付装置
のバンパー組付ハンドを示す主要図であって、同図
(A)は第1のバンパーを把持した状態図、同図(B)
は第2のバンパーを把持した状態図。
【図2】図1のバンパー組付ハンドを上から見たハンド
全体の一部切欠平面図。
【図3】同図(A)は図2のAーA線断面図、同図
(B)は図2のBーB線断面図。
【図4】従来のバンパー組付ハンドをバンパー自動組付
装置のロボットアームに対する取付状態で示した従来説
明図。
【図5】従来のバンパー組付ハンドをバンパー把持状態
で示した拡大断面図。
【符号の説明】
2…バンパー自動組付装置、3…同組付装置のロボット
アーム、11…第1のバンパー、11a…ランプ取付
穴、12…第2のバンパー、14…ハンドフレーム、1
5…リンホース、15a,15b…リンホースの位置決
め孔、16…リンホース位置決ピン、17…ピン起倒機
構、18…下部支え機構、19…上部クランプ機構、2
0…バンパーステー、21…ステー規制体、22…反転
回動機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バンパーフェイスの両端部にランプ取付
    穴が設けられている第1のバンパーと、前記のようなラ
    ンプ取付穴を有しない第2のバンパーの少なくとも2種
    類のバンパー組付けに共用できるバンパー自動組付装置
    のバンパー組付ハンドであって、前記組付装置のロボッ
    トアーム端に取付けられ該アーム作動で所定のバンパー
    組付動作が行われるハンドフレームと、第1バンパーの
    組付使用時に前記ハンドフレームの前進作動でランプ取
    付穴を介してリンホースの位置決め孔に挿入される左右
    一対のリンホース位置決ピンと、このリンホース位置決
    ピンを第1バンパーの組付使用時にはリンホース挿入位
    置へ倒伏回動させ第2バンパーの組付使用時には該バン
    パーの外逃げ位置に起立回動させるピン起倒機構と、第
    2バンパーの組付使用時において該バンパーの下面部を
    支持する開閉可能な下部支え機構と、第1バンパーの組
    付使用時及び第2バンパーの組付使用時において各バン
    パーの上面部を把持する開閉可能な上部クランプ機構
    と、この上部クランプ機構で第2バンパーをクランプし
    た時に該バンパーステーの上面部を押えるステー規制体
    と、このステー規制体を第1バンパーの組付使用時には
    該バンパーの外逃げ位置に回動待機させ第2バンパーの
    組付使用時にはステー規制位置に反転回動させる反転回
    動機構とを具備してなるバンパー自動組付装置のバンパ
    ー組付ハンド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107053138A (zh) * 2017-03-31 2017-08-18 苏州御北辰精工科技有限公司 一种用于液晶显示器插拔检测的机械手协同装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107053138A (zh) * 2017-03-31 2017-08-18 苏州御北辰精工科技有限公司 一种用于液晶显示器插拔检测的机械手协同装置

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