JPH05220273A - モデルの旋回装置及びそのモデル - Google Patents

モデルの旋回装置及びそのモデル

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JPH05220273A
JPH05220273A JP24212291A JP24212291A JPH05220273A JP H05220273 A JPH05220273 A JP H05220273A JP 24212291 A JP24212291 A JP 24212291A JP 24212291 A JP24212291 A JP 24212291A JP H05220273 A JPH05220273 A JP H05220273A
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JP
Japan
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model
arm
suspension line
shaft
motor
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Application number
JP24212291A
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English (en)
Inventor
Jiro Ozeki
二郎 尾関
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SURAIDETSUKUSU KK
Slidex Corp
Original Assignee
SURAIDETSUKUSU KK
Slidex Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by SURAIDETSUKUSU KK, Slidex Corp filed Critical SURAIDETSUKUSU KK
Publication of JPH05220273A publication Critical patent/JPH05220273A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09BEDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
    • G09B23/00Models for scientific, medical, or mathematical purposes, e.g. full-sized devices for demonstration purposes
    • G09B23/06Models for scientific, medical, or mathematical purposes, e.g. full-sized devices for demonstration purposes for physics
    • G09B23/08Models for scientific, medical, or mathematical purposes, e.g. full-sized devices for demonstration purposes for physics for statics or dynamics
    • G09B23/10Models for scientific, medical, or mathematical purposes, e.g. full-sized devices for demonstration purposes for physics for statics or dynamics of solid bodies
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63HTOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
    • A63H27/00Toy aircraft; Other flying toys
    • A63H27/04Captive toy aircraft

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 動力を有しない走行モデルを走行状態で展示
可能とする。 【構成】 基盤510 と、その基盤510 から延在させた軸
508 と、前記軸508 をその軸線まわりで回転させる駆動
手段と、前記軸に連結された腕506 と、その腕に一端が
連結された少なくとも1本の可撓性の吊下線512 と、吊
下線512 の他端に走行モデル502 を連結する連結手段と
を具えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【従来の技術】軍用機、旅客機、輸送機、ヘリコプタ等
の飛行物体さらには、鳥、蝶などの飛翔動物の合成樹脂
製モデルが知られている。これらのモデルは、多くは、
実寸の飛翔物体に比例した尺度のキットとして提供され
ており、一方子供から大人にまで及ぶマニアは、各種類
の飛翔物体のモデルを組立て、また造ることを楽しみと
している。
【0002】一部の飛行機のモデルは、実機の寸法と相
似をなし、それゆえ組立てるのにかなりの程度の精度が
必要とされるが、これらモデルは、飛行するための動力
源を具備するものではない。このため、完成したモデル
を飛行させることはできなかった。つまり、モデル造り
の趣味においては、モデルが完成しても、モデルを飛ば
すこととは関係がなかった。このため、動力のない飛翔
物体のモデルの役目は、組立てた後に、モデルを机に載
置し又は天井から吊して見て楽しむことだけであった。
【0003】飛翔物体の他のモデルは、内部動力源とし
て、たとえば、きつく巻回したゴムバンドまたは、U−
コントロール並びにラジオ・コントロール(RC)用飛
行機に使われるガソリン・エンジンを具えている。これ
らモデルの飛行能力を試験しようとすれば、製作者は試
験飛行を行なわなければならず、不安定な飛行に起因し
て、万一モデルが激しく地面に衝突し、損傷したなら
ば、そのモデル製作にかけた努力も水泡に帰することに
なる。
【0004】上述したところのことは、また、平面上を
走行することはできるが、走行するための内部動力源を
もたない自動車、オートバイ、戦車、小型ヨット、タッ
グボート、哨戒艇、航空母艦などのモデルにおいても同
様である。つまり、これらのモデルを完成したとして
も、内部動力源をもたない走行モデルは、机に載置し手
で押し進めるか、又は天井から吊るしてその姿を見て楽
しむだけであった。
【0005】勿論、平面上を走行するモデルの中には、
電池で駆動されるモータや、ばね駆動されるものもある
が、このようなモデルは、一般に真直ぐ走行するため、
少し進んでも壁や家具、さらには他の障害物に突き当た
ると言う問題があった。本発明は、上述した玩具を含む
モデルのうち、とくには平面走行モデルに関連した問題
を有利に解決し、それらのモデルを走行状態で展示可能
な装置を提供することをその目的とする。
【0006】本発明装置によれば、外部動力源を用いる
ことにより、動力源を有しないモデルを走行状態で展示
することができ、さらには動力源は具えるが、未だ走行
させたことがない走行物体の試験走行を行なわせること
ができる。 (発明の開示)本発明装置は、玩具を含むモデルを走行
状態で展示するための旋回装置に関するものである。少
なくとも一本の可撓性の吊下線の一端部をモデルに連結
し、その他端部をモータを有する旋回装置に連結する。
なお、このモータは、モデルが吊下線を介して連結され
た軸を回転させるものである。
【0007】たとえば、モデルが飛翔物体である場合
は、2本又は4本の吊下線で、モデルを旋回装置から吊
下げることもできる。また、飛翔物体が翼を具える比較
的寸法の大きなモデルであれば、それら2本又は4本の
吊下線に、第3または第5の吊下線をそれぞれ加えても
良く、これら第3又は第5の吊下線の一端部を旋回装置
に近い翼の先端に連結し、一方それらの他端部を旋回装
置に連結し、飛翔モデルが飛行状態にある時に、翼の角
度の変動の程度を規定するようにすることができる。
【0008】連結する飛翔モデルの少なくとも少なくと
もほぼ2倍の所定長さをした可撓性の吊下線を、飛翔物
体のモデルに連結する。この吊下線は、モータにて駆動
される、アーム形状又はディスク形状をした回転体によ
り外力が与えられる。それぞれの飛翔物体モデルは、所
定の飛行経路に従って相違するある旋回半径に対応して
円運動を行なう。モータにより駆動される回転体は、飛
翔モデルを空気抵抗の最も少ない方向に飛行させる。す
なわち、飛翔モデルには、回転体及び可撓性吊下線を介
してモータにより外力が与えられ、旋回運動を行う。そ
の際、飛翔モデルは、モデルの形状、構造等に関連する
固有の揚力、推力、抵抗を受ける。
【0009】また、この装置は、その吊下線を既述した
走行モデルに連結することにより、走行モデルに所望の
軌道に沿った旋回運動を行わせることもできる。すなわ
ち、走行モデルは吊下線に連結されているので拘束を受
け、走行モデルに作用する遠心力は、旋回装置の回転腕
からある距離へだたった円軌道に沿ってモデルを引張る
ので、従来は、単に机やテーブル上に置いてその姿をな
がめるだけであったモデルを、それらモデルの稼動状態
をも楽しむことができる。
【0010】また、本発明旋回装置は、モデルが床を走
行する際のモデルの空気力学的特性及び安定性を調べる
こともできる。更には、オートバイのような二輪車のモ
デルでは、モデルが床を走行する際の傾斜角及びその姿
勢を調べることができる。本発明旋回装置は、約5乃至
15rpm 、好ましくは10rpm の速度で回転し、モデルを駆
動する。
【0011】加えて本発明装置によれば、内部動力源、
たとえばラジオコントロール式のオートバイ、自動車、
ボート、艦船に使われるバッテリー又はガス作動モータ
を具えるモデルを調べることができる。つまり外部旋回
装置の吊下線にラジオコントロール式のモデルを取付け
ることによって、これらモデルを制御可能な環境下で試
験することができる。なお、ラジオコントロール式のモ
デル用に造られ、モデルを誤ってコントロールし又モデ
ルの安定性の欠如により事故が起り得るような試験用コ
ースよりは、平坦な表面をしたコースを使用するものと
する。
【0012】それゆえ、外部旋回装置は、外部動力源を
用いてモデルの特性を調べることができる。このため、
内部動力源を持たないモデルと同様に、通常は、自身の
内部動力源に基づいて作動するモデルをも試験すること
ができ、モデルを製作する楽しみに新たな観点を加える
ことになる。
【0013】
【実施例】以下図面を参照して本発明について詳述す
る。第1図に示すように、たしえば飛翔モデル1 , 2 ,
3 を、可撓性の吊下線4の一端に連結する。可撓性の吊
下線4は、強度に優れ、好ましくは透明の細い釣糸、細
い針金、細ひも又は他の適当な材料よりなるものであ
る。そして各吊下線4の他端を、所定間隔で回転体5の
端縁部に連結する。
【0014】可撓性の吊下線4を、好ましくは、できる
だけ細くかつ透明なものとし、飛翔モデル1 , 2 , 3 が
吊下げられる線に目がいかないようにする。可撓性の吊
下線には、回転体5が回転する間、吊下線のねじれを取
除くためのより戻しを、できるだけ邪魔にならないよう
に配設する。第1図に示す実施例では、回転体5を、天
井8に取付けたモータ9の出力軸14に固着し、回転体5
をモータ9により回転駆動できるようにする。モータ9
は電気式のものであって、好適には、必要に応じて回転
速度を変えることができるものであって、また電力の供
給を停止した時には、慣性(惰性)に、よって出力軸14
が回転を続けることができるものが良い。
【0015】空気力学的形状をした飛翔モデル1 ,2 ,
3 に連結される可撓性の吊下線4の連結位置は、各モデ
ルの上部で揚力の中心から一方の側に僅かにずれてい
る。すなわち、中心に配置した旋回装置に近い側(半径
方向内方)に位置させる。揚力の中心から一方の側に僅
かにずらして吊下線とモデルとを連結することによっ
て、モデルは、飛行中、ほぼ水平姿勢に保持される。揚
力の中心は通常、重心より前方に位置しているが、モデ
ルの型式及び重量によって異なる。
【0016】この装置では、モータ9を、20 rpmの範囲
内の速度で回転させることにより、それぞれの飛翔モデ
ル1,2,3は、可撓性の吊下線4を介してモータの速
度及び回転中心からの距離に比例した遠心力を受け、第
1図に仮想線で示した円周方向に移動する。このように
回転する中に、それぞれの飛翔モデルは序々に、飛行状
態に移行する。
【0017】モータ9を回転させてからそれぞれのモデ
ル1, 2,3が飛行状態になるまでに要する時間は、各
モデルの型式及びモータの回転速度に依存する。一般
に、モータ9としては、比較的高い回転数のものを使用
すれば短時間で飛行状態に達する。各飛翔モデル1,2
又は3が、一旦飛行状態に入ったならば、モータの回転
速度がかなり低下しても、各モデルは飛行状態に維持さ
れる。
【0018】第1図に示すように、モデルが飛行状態に
ある時には、各モデルに作用する遠心力及び翼や方向舵
などのまわりの空気の流れを調べることができ、またモ
デル製作者は自身で組立てたモデルが飛行するのを楽し
むことができる。可撓性の吊下線4が非常に細くかつ透
明であれば、飛行しているモデルが、旋回装置に取付け
られているように見えることはない。なお吊下線を、釣
糸又は細いワイヤーとすることができる。
【0019】モデル1,2,3は飛行モードにおける操
作が終了したならば、モータ9の回転を止めることによ
って静止状態に移行する。モータ9の回転の停止に伴っ
て同時作動するブレーキを有するモータでは、一般に、
各モデル1 、2 、3 を継続して回転させようとする慣性
力のため、可撓性の吊下線4がもつれる。それゆえ、モ
ータとしては、動力を遮断してからも、飛翔モデル1 、
2 、3 が、モータの自由回転により慣性で回転しながら
徐々に停止するようなモータを選択するのが良い。
【0020】なお、この第1図に示す旋回装置は、走行
モデルにも同様に適用し得ることはもちろんである。第
2図は本発明の他の実施例を示す斜視図である。支持台
11は、通常、床に載置されるか、または机若しくは、他
の台構造の上に取付けられる。この実施例では、モータ
9を支持台11に取付ける。回転軸12を、連結器18を貫通
する止めねじ20により鉛直に固着し、モータ9 の出力軸
14に掛合させる。回転腕13の中心部を、回転軸12の頂部
にナット22により固着する。
【0021】図示はしないが、モデルに、各可撓性吊下
線4の一端部を連結する。なお、吊下線の他端部は回転
腕13の両端部に連結する。腕13の端部に穴16を設ける。
そして吊下線4の一端部をその穴16により回転腕13に結
ぶ。吊下線4の他端に取付けたモデルは、モータ9によ
り生起された回転腕13の回転運動によって、飛行状態、
走行状態などに維持される。腕13の一端に、吊下線4に
より連結されたモデルが、腕の他端に取付けたモデルよ
りも重ければ、腕13に重錘を載せて適宜移動させ、不つ
り合いを補償する。
【0022】第3図は、つり合わせ用重錘24を回転腕13
の片側に配設した様子を示す。この重錘24を設けること
により、2本の吊下線4に連結された2個のモデルの重
さを回転腕13の他方の側に関して相殺する。つり合わせ
用重錘24を、腕13の上で摺動させ、腕13の両側における
重量分布を平衡させる。モデルが飛行もしくは走行状態
にある時に、回転腕13の片側の重量に関連する遠心力が
回転軸12に及ぼす影響は、腕13の他方の側の重量に関連
する遠心力によって、実質的に打消されるので、被駆動
軸12は、回転中に湾曲することがない。
【0023】第4図に旋回装置の他の実施例30を示す。
旋回装置30は、基盤32を具え、この基盤32は互いに直交
する部分34及び36を有する。部分34及び36は、机の頂部
又は台などの表面にC型クランプを用いて取付けられ、
操作中の旋回装置を安定させる。別の取付け方法として
は、ねじ、くぎ又はボルトを基盤に対して貫通させ,床
に取付けることもできる。
【0024】モータハウジング38によりモータ40をカバ
ーする。駆動軸42をモータ40から鉛直に延在させ、その
駆動軸42の端部に、ピニオン44を設ける。このピニオン
44を、被駆動軸48の一端に装着した被駆動歯車46に掛合
させる。被駆動軸48は、中空管50及びこの管50の各端部
に装着した軸受け52を鉛直に延在する。また別な実施例
では、被駆動軸48に、一連の収縮自在部分を設ける。各
収縮自在部分が互いに摺動可能でもあるよう、それぞれ
の部分を互いの小径領域内に配置し、一の収縮自在部分
の壁を貫通させた止めねじを隣接する部分の壁に掛合さ
せる。なお、止めねじは、簡単に調整できるよう、中空
管50の頂部の上方に配置する。止めねじを緩めたり、締
めたりすることにより、それぞれの収縮自在部分を他の
収縮自在部分に対して移動させて、被駆動軸48の高さを
調整することができる。
【0025】頂部の軸受け52の上方で、被駆動軸48に、
クロスバー54を取付ける。そして更に被駆動軸48の垂直
上方にクロスバー56を延在させる。なお、クロスバー54
及び56は、被駆動軸48にねじ58で取付ける。クロスバー
54の両端から2本の腕60を延在させる。クロスバー54か
ら延在させた腕60は、それぞれ2個の部分62, 64を有す
る。部分62は、クロスバー54に関して傾動自在であり、
一方部分64はそれぞれの連結部分66のまわりで、部分62
に関して傾動自在である。部分64を部分62に向けて矢印
68方向に折り畳む状態、および矢印70の方向に移動させ
て完全に伸長させた状態のそれぞれを仮想線で示す。連
結部分66の係止部材は、部分64が部分62に連続して直線
をなす以上に回動するのを阻止する。部分64の回転弧を
半円72で示す。それぞれの回転腕の部分62、64には、そ
の長さ方向に沿って離間させた複数の吊下げ穴74を設け
る。
【0026】部分62を、ちょうナット軸76のまわりで、
クロスバー54に釈放自在に装着する。ちょうナット軸76
に関するちょうナットの締め付けと、釈放とにより、部
分62を、それぞれ異なった位置に移動させることができ
る。部分62の正確な位置決めは、一端がフック80により
吊下げ穴74に取付けられ、他端がフック82によりクロス
バー56に取付けられた支持線78の位置によって決定され
る。吊下げ穴74は、また、吊下線の一端を回転腕60にと
りつけるのにも使用される。吊下線の他端は、モデルに
取付けるものとする。
【0027】第5図に示すように、それぞれの回転腕60
の位置は互いに独立して決定することができる。フック
82をクロスバー56に取付け、一方フック80を吊下げ穴74
を介して、回転腕60に取付ける。第5図は、クロスバー
54の各端部に1本の回転腕を回動自在に装着した、2本
の回転腕60に関する部分だけを示す。図示されている他
の回転腕60は、その回転腕が取り得る別の位置のいくつ
かを単に図示しているに過ぎない。
【0028】第6図に、本発明旋回装置30の詳細を示
す。モータ40の駆動軸42は、U字形状をした装着ブラケ
ット82を貫通する。ピニオン44を、駆動軸90に共軸に装
着されたピニオン86を回転させるギア84に掛合させる。
ピニオン86を、被駆動軸48の下部に装着されたギヤー46
に掛合させる。被駆動軸48を、中空管50に貫通させ軸受
け52に、その中心をなすよう装着する。被駆動軸48を、
円筒状ボス92の軸線方向に貫通させる。なお、このボス
は、被駆動軸48に、取付けねじ94によって取付けられ
る。T形断面をしたクロスバー54を、ねじ96によって円
筒状ボス92に取付けるが、これらねじ96は、クロスバー
54の頂部を貫通し、被駆動軸48に平行に円筒状ボス92内
に延在する。T形断面をしたクロスバー54の頂部表面98
を、被動軸48の中心軸線に直角に整列させる。被駆動軸
48を収容するため、クロスバー54の頂部表面98を半円形
に切取る。クロスバー54の頂部表面98の平面もT形状を
しており、回転腕60を回動させるための2個の切取り領
域を設ける。
【0029】回転腕60も、符号102 で示したように、T
字の頂部表面が端縁をなすT形断面をしている。回転腕
60の頂部表面の一部を、各腕60の端部近くで切除する。
回転腕60の表面104 を、クロスバー54の後面に接触させ
る。回転腕60を、ちょうナットにてクロスバー54に支持
する。第6図に、ナット108 を装着したちょうナット軸
106 を示す。ちょうナットを回転させ、それぞれの回転
腕60の固定を解くと、回転腕60を異なった位置に動かす
ことができ、その位置で固定するには、ちょうナットを
回転腕60の表面すなわち表面104 に対向させて締め付け
れば良い。図示しない2個のねじにより、クロスバー54
をボス92に取付ける。これらねじは、クロスバー54の後
面をボス92まで、被駆動軸の長手軸線に直角方向に貫通
する。
【0030】クロスバー56は、クロスバー54と同様な構
成をしている。クロスバー56を、被駆動軸上で、クロス
バー54に対向させて装着する。点線で示した円筒状ボス
110を、被駆動軸48に共軸に装着する。図示しない取付
けねじが、被駆動軸48の長手方向軸線に直交する方向に
円筒状ボス110 を貫通し、ボスを被駆動軸に固着する。
2個のねじ112 が、クロスバー56をボス110 に固着す
る。また、2のねじ114は、クロスバー56の頂部表面を
円筒状ボス110 に固着する。符号116 は、クロスバー56
のT形状をした頂部表面の後縁を示している。クロスバ
ー56の頂部表面を、クロスバー54の頂部表面に整列して
対向させる。クロスバー54のT形状をした頂部表面に設
けた前縁における半円凹部は、図示しない。被駆動軸の
頂部を、クロスバー56の表面より僅かに上方に突出させ
る。
【0031】クロスバー56の両端部に、穴118 を設け
る。吊下線78は、その一端が回転腕60に取付けら、他端
がフック82に取付けられる。なお、フック82は、クロス
バー56の各端部に配設した2個の穴118 の中の1個を貫
通する。このフック82は、ワイヤーを2〜3重に屈折さ
せ両端部が開放されたリングをしている。穴118 の直径
は、フック82の厚みより大きいので、フック82は穴118
内を容易に移動することができる。
【0032】第7、8図に、回転腕60の両部分62及び64
を示す。両部分62, 64は、T字の頂部が突出する下方端
縁102 を形成するT形断面をしている。部分62は、クロ
スバー54に装着される端部の反対側端部において、T形
状をしている。第7, 8図に示す部分62の端部に掛合す
る部分64の端部を、部分的に切除し、端縁1104の端部11
04a を、部分62の端縁1102の端部1102a に衝合させる。
部分64のT形状をした鉛直部分の側面を切除し、湾曲し
た端縁1110に形成する。ねじ1112は、部分62及び64の重
なり合った端部を貫通する。ねじ1112の反対側は、第7
図に示すように、ワッシャー1114、ナット1116及びねじ
軸1118を具える。ねじ、ワッシャー及びナットのアセン
ブリを、緩くしめることにより、部分64は、ねじ軸1118
のまわりで部分62に関し回動自在とすることができる。
部分64を完全に伸展させた場合には、端縁1104の端部11
04a が、端縁1102の端部1102a に衝合する。吊下げ穴74
を、各腕の部分62、64の長さ方向に離間させて配設し、
吊下げワイヤー78及び吊下線4の一端を収客する。
【0033】第9乃至11図に回転腕アセンブリの他の実
施例を示す。回転腕120 を、図示の如く被駆動軸48に取
付けられたクロスバー122 に装着する。なお、回転腕12
0 は、2個の部分124 及び126 を具える。部分126 は部
分124 内を摺動することができ、部分124 を貫通し部分
126 に掛合するねじ128 によって所定位置に保持され
る。
【0034】第10図は、2個のC形状部分132 の間に溝
130 を形成する部分124 を示す。C形状部分132 の一方
を貫通する取付けねじ128 を設ける。第11図は、溝130
に合致する形状とした部分126 を示し、この部分126 は
止めねじ128 に対して十分の空隙をもって溝130 内を摺
動する。なお、止めねじ128 は突出して部分126 の一側
134 に掛合し、部分126 を溝130 に固着する。止めねじ
128 を緩めて部分126を移動させることによって、回転
腕120 の長さを変更することができる。
【0035】第12図は、吊下線4の一端に取付けたモデ
ルを旋回させる別な旋回装置を示す平面図である。エン
ドレスベルト158 を、鉛直な軸162 にそれぞれ装着した
2個の歯車160 の周辺に延在させる。歯車160 の一方
は、第6図に示したようにモータ又は駆動機構により駆
動される駆動軸166 に装着された駆動ピニオン164 を駆
動することによって駆動される。歯車164 の歯を、歯車
160 の歯に掛合させて歯車160 を駆動させる。被駆動歯
車160 の歯を、ベルト158 の歯に掛合させる。そしてベ
ルト158 は、他の歯車160 を駆動する。吊下線用ハンド
ル168 を、ベルト158 の周囲に離間して、ベルトに取付
ける。吊下線4を、吊下線用ハンドル168に連結する。
【0036】第13図は、本発明の他の実施例を示し、天
井に設置する旋回装置170 を示す。この旋回装置は、装
着プレート174 に取付けられるモータハウジング172 を
具える。なお、装着プレート174 は止めねじ178 によっ
て天井176 に固着される。モータハウジング172 内に、
モータ180 を装着する。モータ180 は、モータハウジン
グ172 及び管状部材184 を貫通する駆動軸182 を駆動す
る。駆動軸182 は、回転腕186 に連結され、この駆動軸
182 には、ロータ188 が取付けられる。なお、ロータ18
8 は、3個の導電性ストリップ190, 192 , 194を具え
る。これら導電性ストリップ192,194 から、ワイヤー19
6 , 198 を延在させ、駆動軸182 に取付けられたモータ
200 に連結する。ワイヤー202,204 は、そぞれの一端が
導電性ストリップ192 , 190 に電気的に接続され、他端
がモータ206 に接続される。なお、モータ206 は、駆動
軸182 に取付けられている。ステータ208 は、ロータ18
8 を周囲から囲繞するとともに、電気的に接触するブラ
ッシ210,212 , 214 を具え、これらブラッシは、駆動軸
182 をモータ180 によって回転させた時に、導電性スト
リップ190, 192 , 194 に電気的にそれぞれ接触する。
電気的に接触するブラッシ210 , 212 , 214 を、ワイヤ
ー216 , 218 , 220 を介して電源222 に接続する。電源
リード線216 , 218 , 220 を介してモータ200 及び206
の付勢を調整し、吊下線224 , 226 に関連する巻取りリ
ール( 図示せず) を駆動するモータ200、206 により、
吊下線224 , 226 の長さを変更することができる。な
お、吊下線224 , 226 は、回転自在なプーリ228, 230を
介してそれぞれ延在させる。
【0037】第14図は、プーリ230 と、矢印232 の方向
に移動できる吊下線226 とを示している。ロータ188 、
モータ200 , 206 、回転腕186 そして、プーリ228,230
は、モータ180 を駆動させた際に、駆動軸182 と一体的
に、全てが回転することができる。吊下線224 及び226
の長さを、駆動軸182 の回転中に変化させ、吊下線224
, 226 の端部234 、236 に取付けたモデルの旋回軌道
を変更することもできる。
【0038】走行モデルを走行させるのに使用できる他
の旋回装置としては、家庭用の天井ファンがある。支持
構造体を、最低速度、約40 rpmで回転するファンのブレ
ードに嵌着する。支持構造体を、すべりクラッチの一方
のボスに連結する。すべりクラッチの他方のボスには、
第5, 6, そして第10図に示すような回転腕を連結す
る。
【0039】2個のクラッチボスと介挿した摩擦板との
間の接触圧は、ばねにより調整する。ばね力は、ねじに
より調整し、摩擦板に作用する摩擦力をクラッチボスに
より調整する。ばね力を低減させてクラッチボスの間に
滑りを生起させ、回転腕に連結されたボスを20 rpmの速
度で回転させる。走行モデルを、回転腕に吊下線によっ
て連結し、空気力学的に設計されたモデル、更には、空
気力学的には設計されていないモデルを走行させる。
【0040】第15図はクリップ止めアセンブリ302 装置
を示し、このアセンブリ302 が、モデル300 の本体305
の周囲に2ヵ所で巻き付けられた単一の吊下線304 を支
持することを示している。このクリップ止めアセンプリ
302 は、2個のねじ308 を有するアルミニウム製の棒30
6 を具える。ねじ308 は、フック310 を棒306 にそれぞ
れ固着する。フック310 は、モデルの吊下線を支持す
る。クリップ312 は、その先端部から底部に位置するハ
ンドル部分316 まで延在し対向する湾曲側部314 を有す
る大型紙片挟持クリップである。ばね318 は、クリップ
の2個の側部314 を分離し、クリップの一側を他側に押
圧する。クリップ止めアセンブリ302 は、2個の平行に
延在する薄板320 を具え、薄板320 はクリップ312 のそ
れぞれの湾曲側部に取付けられている。クリップは全体
として装着プレート322 に取付けられ、一方装着プレー
トは棒306 にねじ324 により取付けられる。
【0041】クリップ止めアセンブリ302 を、モデルを
飛行もしくは走行状態に支持する第5、第6、第7図及
び第8図に示した回転腕60のような回転腕に取つける。
薄板320 により、第6図に示した回転腕60の両面104 を
はさむ。それぞれの薄板320の底縁326 を、回転腕の突
出底縁102 に掛合させる。クリップ止めの薄板を、回転
腕に平行に整列させたので、棒306 が回転腕に直交して
突出する。旋回装置を回転させると、棒306 が回転し、
棒306 に取付けられたフック310 に掛合する吊下線304
から吊下げられたモデルもまた回転することになる。
【0042】なお、第15図に示したところでは、吊下線
304 をモデル300 の本体305 に二点で取付ける。吊下線
304 の一端を機体後部近くで本体305 のまわりに結びつ
け、吊下線304 の他端を機体前部で本体のまりに結びつ
ける。次いで吊下線304 を、棒306 に装着したフック31
0 に掛ける。このように配設することにより、大きな寸
法をしたモデルの本体を付加的に支持することになり、
飛行もしくは中における安定性を高めることができる。
これに対し、大きな寸法をしたモデルを、単一の吊下線
で吊下げた場合には、飛行中、もしくは走行中に、モデ
ルの運動が不安定になりやすくなる。
【0043】また、別の例では、吊下線328 を、点線で
示すように、モデルの下部のまわりに2個所で弧を描く
ようにして2重とし、棒306 に取付けたフック310 から
吊下げるよう構成する。吊下線328 は、釣糸または細い
ワイヤーよりなる単一片とし、モデルの旋回運動中に、
吊下線が目につくことがないよう、できるだけ細い糸を
用いるのが良い。吊下線328 の2個所をそれぞれのフッ
ク310 に掛けることにより、モデルは、旋回中に一層安
定して運動することになる。
【0044】本発明の他の実施例では、点線で示した吊
下線311 の一端をモデル300 の一方の翼に取付け、図示
はしないがその他端を、第5図又は第6図に示す旋回装
置の回転腕60に取付ける。吊下線311 を、単一の吊下線
304 、二重にした吊下線328と併用し、また全く用いな
くても良い。なお、この吊下線311 は、飛翔モデルが傾
斜して飛行するようにすることもできる。
【0045】第16図は、円軌道504 に沿って駆動される
4輪車502 を示す。駆動腕506 を、第2の駆動腕506 と
ともに軸508 に装着する。なお第2の駆動腕は、軸508
の反対側に延在する。軸508 は、第6図に示したよう
に、不動の基盤510 に装着されたモータにより駆動す
る。可撓性の吊下線512 により、腕506 と自動車502 と
を連結する。吊下線512 は、好適には透明な糸、例えば
釣糸又は細いワイヤーのような強い糸とする。吊下線51
2 を、腕506 に点514 で結びつけ、自動車502 に点516
で連結する。アイフックを自動車502 の側方の点516 に
取付ける。この点は、自動車の中心より前方にある。自
動車は、駆動腕506 に連結された吊下線512 により牽引
されるので、矢印518 で示す方向に移動しようとする。
しかしながら、吊下線512 が自動車502 に点516 におい
て連結されているので、自動車は、腕506 の内方に向け
て方向を変え、円軌道に沿って走行する。
【0046】同様に、第17図では、オートバイ518 を、
吊下線512 により支持腕506 に連結する。軸508 は、矢
印520 で示す方向に回転されるので、オートバイ518
は、円軌道に沿って矢印522 で示す方向に運動する。軸
508 の回転速度はオートバイを直立した平衡状態に維持
するのに充分なものでなくてはならない。好適には、軸
508 を1 〜15 rpm、より好ましくは約10 rpmの速度であ
る。
【0047】吊下線512 を、アイフックを介して点524
においてオートバイ518 に連結するが、そのアイフック
は、オートバイのドライバーの近くの腕に取付けられて
いる。アイフックは、オートバイのほぼ中間に取付けら
れているので、オートバイは、僅かに内方に傾斜した状
態でバランスして駆動され、カーブに沿ってオートバイ
が実際に走行するのに類似している。
【0048】第18図はオートバイ518 が円軌道に沿って
僅かに半径方向内方に傾斜して移動する様子を示してい
る。回転軸508 を、支持腕506 とともに示すが、支持腕
は、軸508 の所定位置に、装着プレート524aにより保持
される。ねじ526 により、軸の長さに応じて腕506 を上
下に調整できるので、走行モデルが走行する円軌道の直
径を変えることができる。
【0049】電源コード528 は、中空軸508 を貫通し、
筒状部材534 を有する不動のベース部分530 に達する。
筒状部材534 は、円筒部材532 の両端部に装着する。電
源コード528 を、中空軸508 の上部から引き出し、基盤
538 の表面に沿ってオートバイを走行させた時に、オー
トバイがコード528 の上を走らないようにする。なお、
上側の筒状部材534 は、軸508 の回転を助ける軸受けと
して作用する。第6図に示したように、モータを具える
駆動アセンブリを、下側の筒状部材534 内に装着し、軸
508 を駆動する。
【0050】孔536 を、腕506 の一端部に設け、吊下線
512 の通路とする。吊下線の一端を、支持腕506 に孔53
6 において取付ける。第19図は、支持腕506 と、軸508
とを回転させた時に、支持腕の両端部により駆動される
2台のオートバイ518 を示している。電源供給コード54
0 を、オートバイの走行軌道に交差させて延在させる。
ランプ542 を、コード540 の上に配置し、オートバイが
ランプを乗り越えるようにしたので、オートバイの走行
が阻害されることがない。勿論、ランプ542 の高さをコ
ードを覆うに必要な高さより高くすることができる。ラ
ンプが充分に高ければ、オートバイは、ランプに乗り上
がった後に空中に飛び出し、次いで基盤に接触し走行軌
道に沿って走行する。
【0051】可変抵抗器543 を、電源コード540 のライ
ンに設け、軸508 を駆動するモータの電圧を調整する。
この装置により、軸の回転速度、つまり吊下線512 によ
り駆動されるモデルの走行速度を調整することができ
る。第20図は、高速モータボート548 を搬送するトレー
ラ546 を連結した自動車544 を示している。吊下線512
を点546 において自動車の半径方向内側に連結する。自
動車544 の反対側には、哨戒艇550 を吊下げる。
【0052】電源コード528 を、軸508 を介して、第18
図に示したように駆動機構に連結する。なお、電源コー
ド528 は、ねじ式アイフック554 により天井552 に装着
する。第21図において、航空母艦556 は、点558 におい
てその前端部が吊下線512 に取付けられている。点558
は、航空母艦の前端部からその全長の約1/4 離れてい
る。
【0053】航空母艦556 の走行軌道の反対側には、セ
ールボート560 がその基部の前方端部の点562 において
吊下線512 に連結されている。第21図の航空母艦556 に
対するセイルボート560 の重量並びに第20図の自動車55
4 、トレーラ546 そして高速モータボート548 に対する
哨戒艇550 の重量をほぼ等しくし、回転軸508 に装着し
たアーム506 に作用する荷重を等しくする。
【0054】第22図は、戦車564 を示し、吊下線512
は、戦車の前端部からその全長の約1/4 離れた点で取付
けられている。なお、第19乃至第22図の各実施例におい
ては、玩具が円軌道に沿って移動する時に、不動のベー
ス510 は駆動機構566 を固定できるよう固着されるか、
または充分に重量があるものとする。
【0055】第23図に、オートバイ518 の詳細を示す。
ねじ込み式アイフック570 を、固定点524 に装着し、吊
下線512 の端部のループを、オートバイのライダーの肩
部から離間させたねじ込み式アイフック570 の一端部の
下側に引掛け、オートバイを支持腕に連結された吊下線
により駆動させた時に、ループがフック570 の湾曲部分
に保持されるようにする。
【0056】他の実施例では、吊下線572 をその端部近
くで2本の線574 に分岐させる。それぞれの線574 の端
部をオートバイ上の点580 及び582 に装着したフック57
6 に連結する。吊下線574 の第3の部分を両フック576
間に延在させる。また、フック576 間に延在する吊下線
572 の2本の部分574 を、フック576 で終端させ、フッ
ク576 に巻きつけても良い。フック570 及び576 と同等
なフックを吊下線の接点において、他の図面に示した戦
車、航空母艦、セールボート、哨戒艇、そして自動車に
装着する。
【0057】第24図は、航空母艦556 の下面を示す。車
輪584 を航空母艦556 の底部586 から突出させる。これ
ら車輪は、自由に回転し、吊下線512 により制御される
時に、航空母艦556 が基盤上を進むことを容易にする。
第25図は、車輪584 を拡大して示す図であり、車輪の露
出部分558 が、航空母艦556 の底部586 の底面から下方
に突出する。車輪は車軸590 に装着する。なお、車軸59
0 は、航空母艦556 の底部586 から上方に突出する取付
け支柱592 に支持する。
【0058】第26図は、底部598 から部分的に突出する
4個の車輪を具える哨戒艇594 を示す。第26図に示した
ように、車輪596 は、哨戒艇594 の底部598 から上方に
突出させたブラケット602 に取付けた車軸600 に装着す
る。第27図は、セールボート560 であり、ボートの長手
方向軸線に平行にその底部に延在させた滑走部604 を具
える。第28図は、滑走部604 が、ボート560 の底部606
から突出することを示している。
【0059】第29図は、3本の脚710 を具え、各脚の底
部には滑り止め用のクッション712が設けられた駆動装
置スタンド708 を示している。3本の脚710 により形成
された三脚は、筒状ブロック714 内に配設されたモータ
駆動ユニットを支持する。回転軸716 は、支持ブロック
718 内に装着され、そのブロックを貫通して鉛直方向に
移動することができる。止めねじ720 は、軸716 を支持
ブロック718 の所定位置に保持する。スペーサブロック
722 は、軸716 が三脚の基部方向に移動する空間を提供
する。支持腕724 を、軸716 に支持ブラケット726 によ
り装着するが、このブラケットも軸716 の長さ方向に沿
って高さを調整することができる。支持腕724 は、第1
乃至第6図に示したように、吊下線を支持する。
【0060】脚710 で形成された三脚は、円軌道に沿っ
て玩具を走行させる駆動装置の別な型式を提供するもの
である。電源供給コードを脚710 の中の1本を介して、
モータ駆動装置714 に導く。または、電源駆動コード
を、中空とした回転軸716 の上方から通し、モータ駆動
装置714 に接続する。中空の駆動回転軸716 を貫通する
電源コードは、軸がコードのまわりに回転しても不動に
保持される。基盤上を走行する玩具が描く円の中心に外
部駆動装置を固着する他の手段も適用できることは明ら
かである。
【0061】以上、本発明を実施例に基づいて詳述した
が、これら実施例に限定されるものではなく、特許請求
の範囲内で種々の変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ヘリコプター、ジェット機、プロペラ機を、天
井に装着した回転体から吊下げた様子を示す図である。
【図2】床又は机上に装着可能な旋回装置を示す図であ
る。
【図3】図2に示す回転腕の他の実施例を示す図であ
る。
【図4】飛翔物体を空中で旋回させるための旋回装置を
示す図である。
【図5】図5に示す旋回装置の回転腕を異なった位置に
配置した様子を示す図である。
【図6】図4および図5に示す旋回装置を詳細に示す図
である。
【図7】図4および図5に示す旋回装置の一方の回転腕
の中央部の一側を示す図である。
【図8】図7に示した回転腕の中央部の反対側を示す図
である。
【図9】旋回装置により駆動される回転腕の他の実施例
を示す図である。
【図10】図9に示す回転腕の固着セグメント端面を示
す図である。
【図11】図9に示す稼動セグメント端面を示す図であ
る。
【図12】エンドレスベルトに取付けた吊下線によりモ
デルを旋回させる旋回装置の他の実施例を示す図であ
る。
【図13】長さ可変の吊下線を有する旋回装置を示す図
である。
【図14】図13に示すプーリに吊下線を巻き掛けた様子
を示す図である。
【図15】図5に示した旋回装置に取付け可能なクリッ
プ止めアセンブリを示す図である。
【図16】外部駆動力により駆動される自動車モデルの
平面図である。
【図17】外部駆動力により駆動されるオートバイモデ
ルの平面図である。
【図18】図17に示した、外部駆動力により駆動される
オートバイモデルの正面図である。
【図19】外部動力源により駆動される2台のオートバ
イを示す図である。
【図20】外部動力源により駆動される哨戒艇モデル
と、高速モータボートを牽引する自動車モデルとを示す
図である。
【図21】外部動力源により駆動されるセイルボートモ
デルと、航空母艦モデルとを示す図である。
【図22】外部動力源により駆動される戦車モデルの斜
視図である。
【図23】可撓性吊下線に取付けられたオートバイモデ
ルの側面図である。
【図24】航空母艦モデルの斜視図である。
【図25】図24に示した航空母艦モデルの車輪を拡大し
て示す図である。
【図26】タッグボートモデルの斜視図である。
【図27】セイルボートモデルの斜視図である。
【図28】図27に示したセイルボートモデルの滑走部を
示す図である。
【図29】スタンド部を有する旋回装置の実施例を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1,2,3,6 飛翔モデル 4, 512, 572 吊下線 5 回転体 8 天井 9,40 モータ 11 支持台 12, 716 回転軸 13,60 回転腕 14 出力軸 30 旋回装置 32, 510 基盤 38 モータハウジン 48 被駆動軸 52 軸受け 54,56 クロスバー 136 飛翔物体 144, 146, 340 シンバル部材 158 エンドレスベルト 190, 192, 194 導電性ストリップ 208 ステータ 210, 212, 214 ブラッシ 302 クリップ止めアセンブリ 502 四輪車 506 駆動腕 508 軸 514, 516, 524 点 518 オートバイ 524 固定点 524a 装着プレート 528 電源コード 542 ランプ 543 可変抵抗器 570 アイフック 574 線 576 フック 584, 596 車輪 604 滑走部 710 脚 712 クッション 714 モータ駆動装置 718 支持ブロック 722 スペーサプロツク 724 支持腕 726 支持ブラケット 712 クッション 718 支持ブロク 722 スペーサブロック

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基盤と、その基盤から延在させた軸と、
    前記軸をその軸線まわりで回転させる駆動手段と、前記
    軸に連結された腕と、その腕に一端が連結された少なく
    とも1本の可撓性の吊下線と、吊下線の他端に走行モデ
    ルを連結する連結手段とを具えてなることを特徴とする
    モデルの旋回装置。
  2. 【請求項2】 旋回装置の回転腕に間接的に連結され床
    上を円軌道に沿って走行するモデルであって、そのモデ
    ルは、モデル本体と、モデル本体を可撓性の吊下線を介
    して回転腕に連結するフック手段を具え、このフック手
    段を、前記モデル本体の接地部の中間より走向方向前方
    でモデル本体に装着することを特徴とするモデル。
  3. 【請求項3】 前記フック手段を、前記モデル本体の接
    地部の中間より走向方向前方で、モデル本体の重心位置
    又はその上方でモデル本体に装着する特許請求の範囲第
    2項記載のモデル。
  4. 【請求項4】 旋回装置の回転腕に間接的に連結され床
    上を円軌道に沿って走向する二輪車のモデルであって、
    そのモデルは、モデル本体と、モデル本体を可撓性の少
    なくとも1本の吊下線を介して回転腕に連結する複数の
    フック手段を具えることを特徴とするモデル。
JP24212291A 1985-06-10 1991-09-21 モデルの旋回装置及びそのモデル Pending JPH05220273A (ja)

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