JP3733366B2 - プロペラ、プロペラ・スタビライザ、およびプロペラ関連ビークル - Google Patents

プロペラ、プロペラ・スタビライザ、およびプロペラ関連ビークル Download PDF

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  • Motor Power Transmission Devices (AREA)

Description

【0001】
(発明の分野)
本発明は、一般にプロペラ、プロペラ・スタビライザ、およびプロペラ関連ビークルに関するものであり、より詳細には、揚力を生み出すために、または推進手段としてプロペラを使用または組み込んだ、航空、陸上、および水中ビークルなどのビークルに関し、本発明の最も多くの観点が、玩具またはホビー産業用に設計されたエア・ベース・ビークルに関するものである。
【0002】
(発明の背景)
本発明は、玩具およびホビー産業で開発されるビークルに部分的に関するものであり、本発明を適用することのできる揚力源または推進手段としてプロペラを使用する多くのタイプのビークルが存在する。推進または揚力源としてプロペラを使用するこれらのビークルのより一般的なタイプは、飛行機、ヘリコプター、または従来式でない航空機など航空/宇宙ベースのビークルである。しかし、これらのビークルは特に制御が難しく、フライト経路を操作して制御するために複雑なプログラミングおよびメカニクスが必要である。多くの場合、安定な水平姿勢で飛行するようにこれらのビークルを制御するには、相当時間の訓練が必要である。
【0003】
これら従来技術ビークルの例は、以下の米国特許に見られる。米国特許第5,609,312号は、単純な構造を提供するために、無線制御コンポーネントおよびドライブ・トレイン・コンポーネントを指示する構造を有する改良型の機体について述べた模型ヘリコプターに向けられている。米国特許第5,836,545号は、ロータリ・ウィングおよびテール・ロータ・システムにエンジン・パワーを効率的に分散するパワー分散システムを含むロータリ・ウィング・模型航空機に向けられている。米国特許第5,879,131号は、繰返しの墜落に耐えることができるモデル・ヘリコプター用のメイン・プロペラ・システムに向けられている。米国特許第4,604,075号は、ユーザが玩具ヘリコプターに接続することができる着脱可能な制御ユニットを含む玩具ヘリコプターに向けられている。
【0004】
これらの玩具は、揚力を生み出し、維持するために実質的に水平な面で回転する少なくとも1つのプロペラを使用する。生じる1つの問題は、プロペラが水平面で回転しているときに、風などの変化またはパワー変動により、プロペラ・ブレードがピッチ(pitch)し、これがさらに、航空機をひっくり返し、旋回させ、振動させ、あるいは傾かせることである。この影響は、複雑なプログラミングおよびメカニクスを用いて補償し、補正することができる。しかし、上述したように、これらは、特に子供にとって、これらの航空機を高価にし、制御が難しすぎるものにする傾向がある。これらの航空機で水平安定を維持することさえ非常に難しい。
【0005】
したがって、上述した問題を克服するために、揚力を生み出し、維持するように、プロペラを用いたこれらビークルを改善する必要がある。そのような必要性は、高価でなく、実施が容易であるべきである。この成果は、さらに、複雑なリンケージ、サーボ、ジャイロ、または他の電気機械的デバイスを必要とせずに制御または操作するのが容易なビークルを提供すべきである。
【0006】
これらのビークルの安定性および制御を改善する必要性に加えて、そのようなビークルをより安全なものにする必要性も高まっている。しばしば、子供または使用者が、回転するプロペラに接触してケガをする。したがって、プロペラをより安全にするさらなる必要性がある。
【0007】
本発明の別の目的では、プロペラに動力を供給するため、またはプロペラを駆動するための代替手段を用いたビークルを作成することが引き続き求められている。1つのそのような代替手段は、空気など加圧ガスを排出する空気式エンジンである。
【0008】
(発明の概要)
本発明の第1の実施形態では、プロペラ関連ビークルがヘリコプターとして記述されている。ヘリコプターは、メイン・プロペラおよびテール・ロータに動力を与えるためのモータ機構を収容する機体を有している。メイン・プロペラは、機体を通して垂直に延びるメイン駆動シャフトに取り付けられている。ヘリコプターはさらに、メイン・プロペラとメイン駆動シャフトとの間に取り付けられた第1の安定化手段を含む。第1の安定化手段により、メイン・プロペラが、機体から独立して、メイン駆動シャフトの周りで自由に枢動(pivot;旋回)することができるようにされている。したがって、メイン・プロペラが回転し、ピッチし始めるとき、メイン・プロペラの回転によって生み出される遠心力は、メイン・プロペラが実質的に水平な姿勢を保つようにピッチを打ち消すように第1の安定化手段の周りでメイン・プロペラを枢動させる傾向がある。
【0009】
別の実施形態では、プロペラ関連ビークルが、メイン・プロペラとメイン駆動シャフトとの間に取り付けられた別の安定化手段を含む。この第2の安定化手段も、メイン・プロペラが、機体から独立してメイン駆動シャフトの周りで回転し、枢動することができるようにしている。しかし、メイン・プロペラが回転してメイン駆動シャフトの周りで枢動し始めるとき、第2の安定化手段は、メイン・プロペラを実質的に水平な姿勢に弾性的に戻す傾向がある。
【0010】
別の実施形態では、プロペラ関連ビークルが、第3の安定化手段に取り付けられたメイン・プロペラを含む。第3の安定化手段は、第1の枢動方向でメイン・プロペラに枢動可能に取り付けられ、第2の枢動方向で駆動シャフトに枢動可能に取り付けられる。第1の枢動方向は、メイン・プロペラによって画定される1対のブレードに平行であり、第2の枢動方向は、第1の枢動方向に垂直である。
【0011】
プロペラ関連航空機のメイン・プロペラはまた、航空機を自己安定させるための増強手段を含むことができる。1つの実施形態では、メイン・プロペラが、安定化手段から外方向に延びる1対のブレードを含む(全体を通じて、本発明は3つの異なる安定化手段(一般に「安定化手段」と呼ぶ)を組み入れており、その任意の1つを、本明細書で説明する様々なプロペラ構成と共に使用することができる)。各ブレードが、先導縁部と、安定化手段の近位にある端部と、遠位端部とを含む。メイン・プロペラはまた、各ブレードの近位端部および遠位端部に取り付けられた安全円弧部であって、各ブレードの先導縁部の前方に位置決めされた安全円弧部を含む。さらに、安全円弧部は直径を有しており、この直径は、近位端部の傍で比較的平坦な水平面から、遠位端部の傍でより幅が広い垂直面に移行する。
【0012】
別の実施形態では、メイン・プロペラが、1対のブレードと、メイン・プロペラの中心部分から外方向に延びる1対のフライバーであって、水平面に沿って安定化手段にさらに取り付けられたフライバーとを含む。各ブレードは、先導縁部と、安定化手段の近位にある端部と、遠位端部とを有する。また、安全円弧部が各ブレードの近位端部および遠位端部に提供され、そこに取り付けられ、各ブレードの先導縁部の前方に位置決めされている。メイン・プロペラが回転し、ピッチし始めると、回転によって生み出される遠心力を有するフライバーは、メイン・プロペラが実質的に水平な姿勢で保たれるようにピッチを打ち消すように安定化手段の周りでブレードを枢動する傾向がある。
【0013】
別の実施形態では、メイン・プロペラが、安定化手段に枢動可能に取り付けられたクロスバー・ジョイントを含む。メイン・プロペラは、クロスバー・ジョイントから水平面に沿って外方向に延びる1対のブレードを含み、各ブレードが、クロスバー・ジョイントの近位にある端部と、遠位端部とを有している。1対のクロスバーは、水平面に沿ってクロスバー・ジョイントから外方向に延びている。各クロスバーは、クロスバー・ジョイントに近位で固定された端部と、遠位にある端部とを有している。円形の安全リングが、各クロスバーの遠位端部に固定され、各ブレードの遠位端部を受け入れるための枢動部を有する。また、フライバーが、各ブレード内に画定された先導縁部と後続縁部の両方から水平面に沿って外方向に延びている。メイン・プロペラが回転し、ピッチし始めるとき、回転によって生み出される遠心力を有するフライバーは、メイン・プロペラが実質的に水平な姿勢を保つようにピッチを打ち消すように安定化手段の周りでブレードを枢動する傾向がある。
【0014】
別の実施形態では、メイン・プロペラが、安定化手段に枢動可能に取り付けられたブレード・ジョイントを含む。2対のブレードが、1対のブレードがもう1対のブレードに垂直になるように、ブレード・ジョイントから水平面に沿って外方向に延ばされている。さらに、ブレードの各対が、もう一方の対とは無関係に枢動することができる。各ブレードが、ブレード・ジョイントの近位にある端部と、遠位端部とを有している。円形の安全リングが、各ブレードの遠位端を受け入れるための枢動部を含む。また、フライバーが、各ブレード内に画定された先導縁部から外方向に延びている。メイン・プロペラが回転し、ピッチし始めるとき、回転によって生み出される遠心力を有するフライバーは、メイン・プロペラが実質的に水平な姿勢で保たれるようにピッチを打ち消すように安定化手段の周りでブレードを枢動させる傾向がある。
【0015】
それに加えて、フライバーは、重り付き端部を含んでいてもよく、回転によって生み出される遠心力を高めることができる。上述したメイン・プロペラのそれぞれが単一面にプロペラを安定させるための手段を提示しているので、あるいはこれらのメイン・プロペラは、回転するプロペラによって使用者にケガをさせる可能性を減らす安全リングまたは円弧部を含んでいるので、これらのメイン・プロペラを他のプロペラ関連ビークルで使用することもできる。
【0016】
本発明の別の実施形態では、空気式で駆動されるプロペラ式ビークルが、メイン・プロペラに動力を与えるために使用される空気モータ機構を収容する機体を有するヘリコプターとして記述される。使用者は、リザーバ内部で空気をポンプして加圧するために空気モータ機構に画定されたインテーク・マニホルドに外部ポンプを取り付けることができる。空気モータは、メイン駆動シャフトを回転させるためにリザーバ内部の加圧空気を利用する。安定化手段が、メイン・プロペラとメイン駆動シャフトとの間に取り付けられる。安定化手段は、メイン・プロペラが、機体から独立してメイン駆動シャフトの周りで回転し、自由に枢動することができるようにしている。したがって、メイン・プロペラが回転し、ピッチし始めるとき、メイン・プロペラの回転によって生み出される遠心力が、ヘリコプターが実質的に水平な姿勢を保つようにピッチを打ち消すように安定化手段の周りでメイン・プロペラを枢動する傾向がある。
【0017】
本発明の多くの利点および特徴が、本発明およびその実施形態の以下の詳細な説明、および添付図面から容易に明らかになろう。
【0018】
前述したことのより完全な理解は、添付図面を参照することにより得ることができる。
【0019】
(発明の詳細な説明)
本発明は、多くの異なる形での実施形態が可能であるが、本発明の好ましい実施形態を詳細に図面に示し、本明細書で説明する。しかし、本開示は、本発明の原理の例示とみなすべきであり、本発明および/または例示する実施形態の精神または範囲を限定することは意図していないことを理解されたい。
【0020】
プロペラ関連ビークルが、本発明の1つの実施形態であるヘリコプター10として図1に示されている。典型的なヘリコプターと同様に、この実施形態は、任意の電子機器および機械コンポーネント、ならびにシャーシを収容する機体12を含む。機体12の下部には、ヘリコプター10が所与の面で静止することができるようにランディング・ギア14が取り付けられている。ヘリコプター10は、メイン・プロペラ20と、補正逆回転用のテール・ロータ22とを含む。メイン・プロペラ20とテール・ロータ22はどちらも、以下でより詳細に論じる電動手段によって動力を与えられる。メイン・プロペラ20の実際の設計、形状、または長さは、離陸およびフライト維持に適切な量の揚力が発生するように、ヘリコプター10のサイズおよび重量と共に変えることができる。テール・ロータ22は、メイン・プロペラ20が毎分当たり最大回転(Max RPM)で回転しているときにメイン・プロペラ20によって生成されるトルクを打ち消す所定の回転で回転する。所定の回転は、当技術分野でよく知られているいくつかの因子から決定される。
【0021】
次に図2を参照すると、第1の実施形態によるヘリコプター10の分解図が例示されている。上述したように、ヘリコプター10は、機体12と、メイン・プロペラ20と、テール・プロペラまたはロータ22とを含む。機体12は、好ましくは、上側シャーシ24および下側シャーシ26として規定される2部片シャーシを固定する2部片ハウジングである。下側シャーシ26は、ランディング・ギア14(図1)を固定し、あるいは図2に示されるようにランディング・スキッド28を固定する。
【0022】
電動手段30は、モータ機構34に動力を与えるバッテリ・パックなどの電源32を含む。電動手段30は、回路基板36によって制御される。ヘリコプター10を遠隔操作することができるように送信機/受信機38を採用することもできる。電源32は、下側シャーシ26のドア40を通してアクセス可能である。以下でより詳細に述べるように、ビークルは、メイン・プロペラに動力を提供するための電動手段を必要としない空気モータ機構などの代替動力提供手段を使用することもでき、しかしそれに限定されない。
【0023】
モータ機構34は、コンボ・クラウン・ギア44に噛み合わされたモータ・ピニオン42を駆動する。コンボ・クラウン・ギア44は、上側シャーシ24内に回転可能に取り付けられている。コンボ・クラウン・ギア44はまた、メイン駆動シャフト46の一端に取り付けられている。メイン駆動シャフト46は、コンボ・クラウン・ギア44から上側シャーシ24を通って上方向に延びている。メイン駆動シャフト46の他端は、以下でより詳細に論じる、水平姿勢でヘリコプターを安定させるための手段(本明細書では、第1の安定化手段50と呼ぶ)によって、メイン・プロペラ20に取り付けられている。
【0024】
上述したように、テール・ロータ22も、電動手段30によって駆動される。コンボ・クラウン・ギア44のクラウン部分は、テール・ロータ・ピニオン52に噛み合わされ、テール・ロータ・ピニオン52は、そこに取り付けられたテール駆動シャフト54を回転させる。テール・ブーム56が、ブーム・クランプ58によって上側シャーシ24にクランプされ、あるいは別の方法で上側シャーシ24に固定される。安定性のために、テール・ブシュ60がテール・ブーム56内に配置される。テール駆動シャフト54の他端は、テール・ロータ・リア・ピニオン62に取り付けられている。テール・ロータ・リア・ピニオン62は、テール・ロータ・クラウン・ギア64に噛み合わされ、ギア64を駆動し、ギア64がテール・ロータ軸66をスピンさせる。テール・ロータ22は、テール・ロータ軸66に固定されており、それによりテール駆動シャフト54が回転するとテール・ロータ22が回転する。テール・ロータ・ギア・ハウジング68は、テール・ロータ・クラウン・ギア64と、テール・ロータ・リア・ピニオン62と、テール・ロータ軸66とを囲むように配置される。
【0025】
ヘリコプター10は、取付けプレート72を通してヘリコプター10の機体12の横に取り付けられたスイッチ70によってオン/オフを切り換えることができる。オン/オフ・スイッチ70はまた、例えばヘリコプター10が墜落した場合に意図せずに押されないように、アクセス・カバー74を含むこともできる。さらに、電源32は、充電ジャック76を介して充電可能にすることができる。ヘリコプター10は、飛行中に空気が電動手段30または電源32を冷却することができるように、通気孔78を含むことができる。換気または冷却プロセスが、独自の新規のコンボ・ギア44によってさらに達成される。
【0026】
図3にさらに例示されるように、コンボ・ギア44は、コンボ・ギア44を上側シャーシ24およびメイン駆動シャフト46に取り付けることができるようにする中心ボア44aを含む。コンボ・ギア44はまた、モータ・ピニオン42に噛み合う外側歯車44bと、テール・ロータ・ピニオン52に噛み合うクラウン歯車44cとを含む。コンボ・ギア44はさらに、コンボ・ギア44がモータ・ピニオン42によって回転されるときに通気孔78を通してシャーシ内に空気を引き込むように配置されたファン・ブレード44dを含む。それにより、プロペラ関連ビークルの内部コンポーネントを冷却する。
【0027】
引き続き図2を参照すると、上側シャーシ24をさらに安定させるためにグリル80が上側シャーシ24の上に配置されており、このグリル80は、組み立てた時に機体12の内部領域に収容されてもよい。
【0028】
安定化手段50は、自由に枢動するメイン・ロータ・ヘッド82(図4)にメイン・プロペラ20を取り付けることによって画定される。メイン・ロータ・ヘッド82は、メイン・プロペラ20が、その中心84の周りで枢動できるようにしている。さらに、自由に枢動するメイン・ロータ・ヘッド82の下のヘリコプター10の残りの部分が振り子として枢動することができる。メイン・ロータ・ヘッド82、好ましくはU字ジョイントは、メイン・プロペラ20の下側にさらに固定されたロータ・マウント86に固定されている。ロータ・マウント86は、枢動ピン88によってメイン・ロータ・ヘッド82に枢動可能に取り付けられる。メイン・ロータ・ヘッド82はメイン駆動シャフト46に取り付けられ、それにより、メイン駆動シャフト46が回転するときにメイン・ロータ・ヘッド82が回転する。これにより、ロータ・マウント86をスピンさせ、メイン・プロペラ20を回転させる。好ましくは、メイン・プロペラ・ブレード90が枢動点88に平行に取り付けられるようにメイン・プロペラ20が取り付けられることに留意することが重要である。これにより、メイン・プロペラ20がブレード90と同じ方向に枢動できるようになり、それによってブレード90が自己調整できるようになる。
【0029】
引き続き図2を参照すると、図1にも示される第1のメイン・プロペラ実施形態20が、1対のブレード90を含み、両ブレード90の先導縁部94の前方に1対の安全円弧部92が設けられている。各安全円弧部92は、メイン・プロペラ20の中心84から始まり、ブレードの先導縁部94から離れるように移動して、円形または楕円形パターンをとる。その後、安全円弧部92は、当該ブレード90の外縁部または遠位端部96と接合する。安全円弧部92は、ブレード90の遠位端部96に向かって外方向に移動するにつれて、比較的平らな水平面から、より広範で、幅の広い垂直面に移行する。安全円弧部92、および安全円弧部92の拡張部が表面積を増大し、これはまた、任意の衝撃の力をより広い領域に分散する働きもする。それによりブレード90が衝撃から保護される。さらに、子供が操作するとき、安全円弧部92は、子供がブレード90の遠位端96によって手や目をひっかくのを防止する。さらに、テール・ロータ22を、メイン・プロペラ20と同じ形状にすることもできる。
【0030】
メイン・プロペラ20がヘリコプター10に自由に、かつ枢動可能に取り付けられていることに関連して、安全円弧部92は、自己安定性のあるヘリコプターを提供する。すなわち、ヘリコプター10が動作するときに、メイン・プロペラ20が、実質的に水平な姿勢を保たれる。実際のヘリコプターのフライト時には、ヘリコプターが対気速度を得るにつれて、前を向き且つヘリコプターの後部へと回転しているメイン・プロペラの先導縁部が、反対側のブレードよりも大きく持ち上がる。これは、不均等な揚力でヘリコプターを傾ける。このメイン・プロペラ実施形態20では、安全円弧部92が、回転時にメイン・プロペラ20によって表されるピッチ力を打ち消す傾向がある遠心力を生み出し、それによりメイン・プロペラ20は、実質的に同じ平面に留まる傾向をもつ。安全円弧部92の重量も、ブレード90に重量を追加して、メイン・プロペラ20を安定にするより高いジャイロスコープ効果を提供する。
【0031】
メイン・プロペラ20が回転しているとき、メイン・プロペラ20がピッチし始める場合、安全円弧部92は水平面からずれ始める。しかし、安全円弧部の重量がジャイロスコープ効果を生み出し、第1の安定化手段50の枢動ピン88の周りでブレード90を枢動させることによってメイン・プロペラ20を水平にする。ブレード90は、メイン・プロペラ20の変化するピッチに沿って枢動し、それによりメイン・プロペラ20は、再び実質的に水平な面で回転する。それにより、ヘリコプター10が水平に安定化され、レベルを保たれ、実質的に同じ姿勢で保たれる。同様に、(第1の安定化手段50の下の)ヘリコプター10の本体が揺れ始める場合、第1の安定化手段50が同様に補償し、ヘリコプターを実質的に水平な姿勢に戻す。したがって、本発明は、高価なサーボおよびプログラミングを必要とせずに、ヘリコプターの水平姿勢の変化を補償するための新規の機械的な手段を提供する。
【0032】
操作中、本発明は、ヘリコプター10が真上に上昇し、空中停止または静止姿勢を保つことができるようにする。ヘリコプター10は、無制御すなわち「フリーフライト」から始まるいくつかの形の制御を含むことができ、または「事前プログラム」もしくは「プログラム可能」フライトのためのマイクロプロセッサを有する電子機器を装備することができ、またはハンド・ヘルド遠隔送信機と共に使用する無線受信機を装備することができ、あるいは上述したものの任意の組合せにすることができる。
【0033】
上述したように、テール・ロータ22は、メイン・プロペラ20がMax RPMで回転しているときに、メイン・プロペラ20によって生み出されるトルクを打ち消す所定の回転で回転する。単純な、高価でない遠隔制御ユニットを用いて、使用者がメイン・プロペラ20の速度を調節することができる。使用者がメイン・プロペラ20を減速する場合、テール・ロータ22は、その反回転力が、ヘリコプター10がMax RPMで回転するのを防ぐのに必要な減速中、または加速中に異なるような速度で回転しているであろう。したがって、ヘリコプター10は、メイン駆動シャフト46の周りで回転し始め、使用者に、ヘリコプター10を回転または旋回させる単純な手段を提供する。
【0034】
次に図5を参照すると、別の、または第2の安定化手段100が、メイン駆動シャフト46に取り付けられて例示されている。第2の安定化手段100は、メイン駆動シャフト46の端部に固定されたシャフト・ジョイント102を含む。シャフト・ジョイント102は、端部106の周りで丸みを付けられる場合があるレッグ部分104を含む。シャフト・ジョイント102は、メイン・プロペラ20の中心84に取り付けられるプロペラ・ジョイント108を受け入れるような寸法とされる。2つのジョイント102および108が、枢動ピン110の周りで一体に、枢動可能に取り付けられている。スタビライザまたは弾性Oリング112が、プロペラ・ジョイント108の周りに嵌められ、シャフト・ジョイント102の端部106とメイン・プロペラ20との間に配置される。
【0035】
メイン・プロペラ20が回転し、メイン・プロペラ20が、実質的に水平な面から枢動して離れ始めるとき、シャフト・ジョイント102の端部106が、弾性Oリング112の一部に押し入れられる。Oリング112は、元の形状を維持する傾向があるので、Oリング112の弾性が、シャフト・ジョイント102に対する反発力を及ぼす。これは、メイン・プロペラ20を逆方向に枢動させ、最終的に、メイン・プロペラを実質的に水平な面または水平な姿勢にする。反発力はまた、過剰に補償するかもしれず、これはメイン・プロペラ20を水平面を越えて枢動させ、シャフト・ジョイント102の端部106を、Oリング112の別の部分に押し入れる。しかし、このとき、新たな反発力がこれを補償して、メイン・プロペラが実質的に水平な面に位置するまで減衰振動または動揺をもたらす。
【0036】
さらに、枢動面に垂直な面に沿ってメイン・プロペラ20のブレード90を配列することが好ましい。それにより、メイン・プロペラ20がフライバー(本明細書で以下に説明する)を含むとき、フライバーは、第2の安定化手段100によって維持される安定性を高める助けをする。
【0037】
次に、図6aおよび図6bを参照すると、別の、すなわち第3の安定化手段120が例示されている。第3の安定化手段120は、メイン駆動シャフト46とメイン・プロペラ20(図示せず)との間に接続される。第3の安定化手段120は、自由に枢動するロータ・アタッチメント122を含み、これは、回転の中心の周りでメイン・プロペラ20が枢動することができるようにする。さらに、ロータ・アタッチメント122の下のヘリコプター10の残りの部分が、振り子として枢動することができる。ロータ・アタッチメント122は、メイン・プロペラ20の中心部分に摩擦係合するクリップ124を含む。ロータ・アタッチメント122は、第1の枢動ピン128によって枢動ジョイント126に枢動可能に取り付けられ、これにより、ロータ・アタッチメント122が第1の枢動方向に枢動できるようになる。また、枢動ジョイント126は、1対の枢動ピン134によって、第2の枢動方向で、ヨーク130によって画定されたU字部分132に固定される。
【0038】
好ましくは、メイン・プロペラ・ブレード90が第1の枢動ピン128の周りで第1の枢動方向に平行になるようにメイン・プロペラ20がロータ・アタッチメント122に取り付けられることに留意することが重要である。これにより、メイン・プロペラ20がブレード90と同じ方向に枢動できるようになり、したがって、ブレード90は、ピッチしている時に、メイン・プロペラ20を自己調整する助けをする。さらに、第1の枢動方向と第2の枢動方向は、メイン・プロペラ20がヘリコプター10から垂直に枢動することができるように、好ましくは互いに垂直である。
【0039】
メイン・プロペラ20が回転するとき、回転するメイン・プロペラ20が、通常の遠心力を生み出す。メイン・プロペラ20がピッチし始めた場合、この通常の遠心力と共に、第3の安定化手段120がジャイロスコープ効果を生み出し、これがメイン・プロペラ20を水平にする。水平化効果は、メイン・プロペラ20が第1の枢動方向の周りで枢動し始めるときに達成される。メイン・プロペラ20は、(ジャイロスコープ効果で生み出される)変化するピッチに沿って枢動し、それによりメイン・プロペラ20は、再び実質的に水平な面で回転する。それにより、ヘリコプター10が水平に安定化され、レベルを保たれる。同様に、(安定化手段の下の)ヘリコプター10の本体が揺れ始める場合、第3の安定化手段120が同様に補償し、ヘリコプター10を実質的に水平な姿勢に戻す。
【0040】
3つの開示された安定化手段それぞれにおいて、本発明は、高価なサーボおよびプログラミングを必要とせずに、ヘリコプターの水平姿勢の変化を補償するための新規の機械的な手段を提供する。
【0041】
さらに、本明細書で開示されたスタビライザは、動力を与えられ、または自由に回転可能な、水平面で回転する1つまたは複数のプロペラを有する航空機に適用できる。各プロペラは、機体を通して垂直に延びる対応するシャフトに取り付けられている。航空機はさらに、各プロペラと対応するシャフトとの間に取り付けられた(本明細書で説明する)安定化手段を含む。安定化手段は、プロペラが、対応するシャフトに関して枢動することができるようにする。しかし、回転しているプロペラが枢動し始めると、安定化手段は、プロペラが実質的に水平な面に留まるように枢動を打ち消す。
【0042】
また、垂直に取り付けられたプロペラにおいて、垂直安定化手段を作成するために本発明の安定化手段を使用および予見することは容易である。これは、飛行機、ヘリコプターのテール・ロータ、エア・ボートなどの垂直取付けプロペラで使用することができる。そのような環境では、プロペラが、好ましくは、対応するシャフトに実質的に垂直な面で、対応するシャフトに取り付けられる。
【0043】
本発明の他の実施形態では、ヘリコプターは、様々なメイン・プロペラおよびテール・ロータを含むことができる。さらに、各メイン・プロペラおよび/またはテール・ロータを、開示した安定化手段の1つに取り付けることができる。
【0044】
次に図7を参照すると、第2のメイン・プロペラ実施形態140が、ヘリコプター10に取り付けて示されている。第2のメイン・プロペラ140は、1対の対置されたブレード90を含み、両ブレード92の先導縁部94の前方に楕円形または円形の安全円弧部92が設けられている。さらに、重り付き端部146を備える1対のフライバー144が、メイン・プロペラ140の中心142から外方向に延びている。フライバー144は、メイン・プロペラ140に付加的な安定性を追加し、また、風がメイン・プロペラ140に及ぼす影響を低減する。メイン・プロペラ140が回転するとき、遠心力が、フライバー144の重り付き端部146を真っ直ぐ外に引張り、メイン・プロペラ140の動作中の枢動し易さを低減することによって、メイン・プロペラ140をより安定させる。この実施形態で例示されるヘリコプター10も、図1に示した先述のヘリコプター10と同様に構成されたテール・ロータ22を含むことができる。
【0045】
次に図8を参照すると、メイン・プロペラの別の実施形態、すなわち第3のメイン・プロペラ実施形態150において、第3のメイン・プロペラ150が、2つの枢動するブレード90と、完全な円形の安全リング152と、2対のフライバー154とを含む。安全リング152は、1対のクロスバー158によって第3のメイン・プロペラ150の中心156に固定される。クロスバー158は、第3のメイン・プロペラ150の中心156でクロスバー・ジョイント160に取り付けられる。安全リング152は、第3のメイン・プロペラ150の中心156の遠位にあるブレード90の端部96を受ける枢動部162を含む。枢動部162およびクロスバー・ジョイント160により、ブレード90が安全リング152から独立して枢動できるようになっている。2対のフライバー154が、第3のメイン・プロペラ150の中心156の近位にあるブレード90の端部に取り付けられる。さらに、フライバー154は、重り付き端部164を含むこともできる。フライバー154は、ブレード90に固定されるので、ブレード90と共に枢動する。
【0046】
フライバー154は、ブレード90の単軸枢動に関連して、第3のメイン・プロペラがスピンしているときに第3のメイン・プロペラ150を平衡に保つ助けをする。先述のプロペラ実施形態で述べたように、プロペラが回転するとき、ブレード90は、傾きまたは不均等な揚力を補償するように枢動する。さらに、回転時、遠心力が、フライバー154の重り付き端部164を外方向に引張り、ブレード90の枢動し易さを低減することによってブレード90をより安定させる。さらに、フライバー154が重り付き端部を含まない場合でさえ、遠心力が、依然としてフライバー154自体を引張り、第3のメイン・プロペラ150の安定性を高める。
【0047】
別の実施形態(図9)で、ヘリコプター10は、4つの枢動ブレード172を有する第4のメイン・プロペラ実施形態170を利用し、完全な円形の安全リング174およびフライバー176が各ブレード172に個別に取り付けられている。ブレード172は、2対(172aおよび172b)で構成されている。各対(127aと172b)が互いに垂直にセットされる。安全リング174は、4つの枢動部178を含み、それぞれが、4つのメイン・プロペラ170の中心180から遠位にあるブレード172の端部を受けるように位置決めされている。中心180は、ブレード172の2つの対(172aと172b)が互いに独立して枢動することができるように、枢動部178と協働して働くダブル・ジョイント182を含む。フライバー176は、各ブレード172の先導縁部184から外方向に延在し、このフライバー176は重り付き端部186を含むことができる。
【0048】
2対(172aおよび172b)の個別に枢動するブレード172によって生み出される2軸枢動は、回転時に第4のメイン・プロペラ170を平衡に保つ助けをする。さらに、第4のメイン・プロペラが回転しているときに、遠心力がフライバー176、特に重り付き端部186を外方向に引張り、ブレード172が発生し得る枢動の量を低減することによって安定性を高める。
【0049】
本発明のさらに別の実施形態では、図10に示されるように、ヘリコプター188が第5のメイン・プロペラ実施形態190を含む。ヘリコプター188も、上述した、または本明細書で以下に述べるヘリコプター実施形態の任意の1つと同様のものにすることができる。第5のメイン・プロペラ190は、第5のメイン・プロペラ190の中心194で安定化手段200に接続された1対のブレード192を含む。また、1対の垂直フライバー196が、中心194でメイン・プロペラ190を二分している。各フライバー196はまた、重り付き端部198を含むこともできる。メイン・プロペラ190およびフライバー196が回転するとき、メイン・プロペラ190はピッチし始める場合があり、フライバー196を水平面からずらす。重り付き端部198がジャイロスコープ効果を生み出し、安定化手段200の周りで枢動することによってフライバー196を水平にする。これにより、メイン・プロペラ190がフライバー196の軸に沿って枢動し、これは、ブレード192およびフライバー196が同じ水平面で再び回転するようにメイン・プロペラ190のピッチを変える。それにより、ヘリコプター188が水平に安定化され、レベルを保たれ、同じ姿勢で保たれる。
【0050】
次に図11を参照すると、第6のメイン・プロペラ実施形態210が、中心支持部214から外方向に延びる1対のブレード212を含む。1対のクロスバー216も中心支持部214から外方向に延び、これはブレード212に垂直である。ブレードおよびクロスバーが回転するときにそれらから使用者を保護し、且つそれら自体を保護するために、円形の安全リング218がブレード212の端部213およびクロスバー216の端部217に固定される。
【0051】
上の説明から容易に明らかなように、上述したメイン・プロペラはそれぞれ、安定化手段に取り付けることができ、好ましくは取り付けられており、動作中にヘリコプターをレベル水平面に維持することができる能力を高める。しかし、プロペラを、安定化手段を含まないヘリコプターに組み込むこともでき、上述した各メイン・プロペラと同様に、それ自体、実質的に水平な面でヘリコプターを維持する助けをする。
【0052】
図1および図7〜図9に例示されるように、ランディング・ギア14は、ヘリコプター10がランチング/ランディング・パッドまたはベース(図示せず)上に適切に位置することができるようにアパーチャ15を含むことができる。ベースは、ヘリコプター内の電源を充電するため、およびランチング・ベースからヘリコプターを打ち上げるのに必要な十分なRPMまでヘリコプターのメイン・プロペラに通電するための両方の役割をすることができる。ランチング・ベースはまた、ヘリコプターを充電するためのバッテリおよびタイマー回路を含むことができ、メイン・プロペラを活性化するための個別モータを有することができる。充電器は、特定の時間の後にオフに切り換えられることができ、またはバッテリが特定の電圧に達するまでオフに切り換えられるように装備することができる。
【0053】
さらに、ヘリコプターは、「伝統的な」スタイルを取っても取らなくてもよく、プロペラを安定かつ安全にするために使用される本明細書で開示する実施形態を、2つ以上の水平プロペラを使用するビークルなど、飛行機および他の従来式でない航空機など他の飛行玩具で使用することができ、しかしそれらに限定されない。図12に例示されるただ1つの例で、飛行機220は、第1のメイン・プロペラ実施形態20と同様に構成された1対のプロペラ222を有しており、より詳細には、それぞれの先導縁部228をカバーする安全半円弧部226を備えた1対のブレード224を含むプロペラ222を有している。
【0054】
さらに、本発明は、水平面で回転する1つまたは複数のプロペラを有する航空機に適用することができる。航空機は通常、各プロペラに動力を与えるために使用されるモータ機構を収容するための機体を有する。各プロペラは、機体を通して垂直に延びる対応駆動シャフトに取り付けられている。航空機はさらに、各プロペラと対応する駆動シャフトとの間に取り付けられた水平安定化手段を含み、これによりプロペラが、機体から独立して、対応する駆動シャフトの周りで自由に枢動できるようになる。したがって、回転しているプロペラがピッチし始めるとき、回転しているプロペラは、その回転によって生み出される遠心力を有し、この遠心力は、航空機が実質的に水平な姿勢を保つようにピッチを打ち消すように水平安定化手段の周りでプロペラを枢動させる傾向がある。
【0055】
上述したように、プロペラ関連ビークルに動力を与える代替手段を提供する必要性が引き続きあり、1つの追加の、または代替の手段は、図13および図14に例示されるように、空気操作式プロペラ関連ビークルを含む。ここで、図13および図14を参照すると、第2のヘリコプター実施形態250が例示されている。第2のヘリコプター実施形態250は、加圧流体を保持するためにリザーバ254を収容する外側ハウジング252を含む。リザーバ254は、シャーシ256上に固定され、またはシャーシ256上に位置し、シャーシ256は、ハウジング252内部に固定される上側部分258を有する。また、ヘリコプター250が所与の面で静止することができるように、ランディング・スキッド260がシャーシ256に取り付けられている。
【0056】
リザーバ254は、入口アセンブリ266の一端264を受ける開端部262を含む。入口アセンブリ266は、キャップ268によって開端部262に固定される。空気式モータ機構270が、外側ポンプ(図13に示される)に取り付けることができるインテーク・マニホルド272を含む。インテーク・マニホルド272に入る空気は、まず、入口アセンブリ266に画定された第1の開口276に取り付けられたチューブ274を通過し、次いで、開端部262を通ってリザーバ254内に進む。使用者が、引き続きリザーバ254内に空気を進め、またはポンプすると、リザーバ254内部の空気が加圧される。インテーク・マニホルド272に固定された空気式モータ278も、入口アセンブリ266に画定された第2の開口280を介してリザーバ254と流体連絡している。リザーバ254を出入りする気流は、インテーク・マニホルド272、空気式モータ278、および/または入口アセンブリ266内部に含まれる様々なよく知られている弁(図示せず)によって制御される。空気式モータ278は、リザーバ254内に含まれる加圧流体を使用して、メイン駆動シャフト282を回転させる。
【0057】
メイン駆動シャフト282が、安定化手段284に接続され、これがさらに、メイン・プロペラ286に接続または固定される。安定化手段284およびメイン・プロペラ286は、前述した安定化手段またはメイン・プロペラ実施形態の任意のものであってよい。図13および図14に例示されるように、安定化手段284は、好ましくは、図6aおよび図6bに例示される第3の安定化手段であり、メイン・プロペラ286は、好ましくは、図11に例示される第6のメイン・プロペラ実施形態である。
【0058】
引き続き図13および図14を参照すると、安定化手段284(図6aおよび図6bからの第3の安定化手段と同様)が、自由に枢動するロータ・アタッチメント122を含み、これは、回転の中心の周りでメイン・プロペラ286が枢動することができるようにする。さらに、ロータ・アタッチメント122の下のヘリコプター250の残りの部分が、振り子として枢動することができる。ロータ・アタッチメント288が、プロペラ286の中心部分に摩擦係合するためのクリップ124を含む。ロータ・アタッチメント122は、第1の枢動ピン128によって枢動ジョイント126に枢動可能に取り付けられ、これにより、ロータ・アタッチメント122が第1の枢動方向に枢動できるようになる。また、枢動ジョイント126は、1対の枢動ピン134によって、第2の枢動方向で、ヨーク130によって画定されたU字部分132に固定される。
【0059】
好ましくは、メイン・プロペラ・ブレード212が第1の枢動ピン128の周りで第1の枢動方向に平行になるようにメイン・プロペラ286がロータ・アタッチメント122に取り付けられることに留意することが重要である。これにより、メイン・プロペラ286がブレード212と同じ方向に枢動できるようになり、したがって、ブレード212は、ピッチしている時に、メイン・プロペラ286を自己調整する助けをする。さらに、第1の枢動方向と第2の枢動方向は、好ましくは、メイン・プロペラ286がヘリコプター250から垂直に枢動することができるように、互いに垂直である。
【0060】
ヘリコプター250には、リザーバ254の上に画定されたネック290にリザーバ・クリップ292によってクリップされた垂直ラダー288も取り付けられている。リザーバ・クリップ292は、外方向に延びる水平ビーム294に取り付けられている。ビーム294は、垂直ラダー288に取り付けられたラダー・クリップ296に固定される。
【0061】
メイン・プロペラ286が回転するとき、安全リング218およびクロスバー212の重量を有する回転するメイン・プロペラ286が通常の遠心力を生み出す。メイン・プロペラ286がピッチし始める場合、この通常の遠心力と共に、安定化手段284がジャイロスコープ効果を生み出し、これがメイン・プロペラ286を水平にする。水平化効果は、メイン・プロペラ286が第1の枢動方向の周りで枢動し始めるときに達成される。メイン・プロペラ286は、(ジャイロスコープ効果で生み出される)変化するピッチに沿って枢動し、それによってメイン・プロペラ286が再び実質的に水平な面で回転する。それにより、ヘリコプター250が水平に安定化され、レベルを保たれる。同様に、(安定化手段284の下の)ヘリコプター250の本体が揺れ始める場合、安定化手段284が同様に補償し、ヘリコプター250を実質的に水平な姿勢に戻す。したがって、本発明は、高価なサーボおよびプログラミングを必要とせずに、ヘリコプターの水平姿勢の変化を補償するための新規の機械的な手段を提供する。
【0062】
操作中、第2のヘリコプター実施形態250は、真上に上昇し、空中停止または静止姿勢を保つ。ヘリコプター250は、無制御すなわち「フリーフライト」から始まるいくつかの形の制御を含むことができ、または「事前プログラム」もしくは「プログラム可能」フライトのためのマイクロプロセッサを有する電子機器を装備することができ、またはハンド・ヘルド遠隔送信機と共に使用する無線受信機を装備することができ、あるいは上述したものの組合せにすることができる。
【0063】
ヘリコプター250を操作するために、使用者はまず、加圧空気でリザーバ254を満たさなければならない。使用者は、ポンプ300によって画定される出口302をインテーク・マニホルド272の入口304に固定することによって、図13に例示されるような外部ポンプ300を使用することができる。次いで、使用者は、空気をリザーバ254内にポンプし、リザーバ254内に含まれる空気を加圧し始めることができる。リザーバ254が十分な量の加圧空気を含むと、使用者は、ヘリコプター250をポンプ300から取り外して、メイン・プロペラ286をはじめに回転させることによって空気式モータ278を始動する。ただし、メイン・プロペラ286は、リザーバ254が加圧流体を含むと自動的に始動するように企図することもできる。ヘリコプター250は、加圧流体を使用してメイン・プロペラ286を回転し、地面または使用者から上昇させる。フリーフライト時、ヘリコプター286は上昇を続け、安定化手段により、傾きまたはピッチが大きくなりすぎることなく実質的に水平な向きを保つ。リザーバ254内部の流体が消耗されると、モーメントの減少と共にプロペラ286は引き続き次第にゆっくりと回転する。これにより、ヘリコプター250は、地面に滑空して戻る。
【0064】
上述したように、本明細書で開示した実施形態を、水平面で回転する1つまたは複数のプロペラを有する航空機に適用することもできる。航空機は通常、それぞれのプロペラに対応する複数の駆動シャフトを回転させるための単一の空気式モータに用いられるリザーバを収容するための機体を有する。別法として、リザーバを、複数の空気式モータによって用いることができるようにし、または航空機の機体が、それぞれ対応する空気式モータによって使用される複数のリザーバを収容するようにも企図されることができる。航空機はまた、各プロペラと、対応する駆動シャフトとの間に取り付けられた水平安定化手段を含み、これによりプロペラは、機体から独立して、対応する駆動シャフトの周りで自由に枢動することができる。したがって、回転しているプロペラがピッチし始めるとき、回転しているプロペラは、その回転によって生み出される遠心力を有し、この遠心力は、航空機が実質的に水平な姿勢を保つようにピッチを打ち消すように水平安定化手段の周りでプロペラを枢動させる傾向がある。
【0065】
前述したことから、上述したように、本発明の新規の概念の精神および範囲を逸脱することなく多数の変形形態および修正形態を実施することができることが明らかであろう。例えば、プロペラは、飛行機で使用することができるものとして示したが、さらに、水駆動ビークル(ボートや潜水艦など)、陸上駆動ビークル(プロペラ操作式自動車)、および他の大気駆動式ビークル(ロケットなど)、ならびにプロペラを使用する他の製品など、ミニチュアまたは実物大の他のプロペラ駆動ビークルでの適用例も見出すことができ、しかしそれらに限定されない。本明細書で例示した特定の方法および装置に関して限定は意図されていないことを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるプロペラ関連ビークルの斜視図であり、より具体的には、第1の安定化手段と、2つのブレード、および各ブレードの先導縁部の前にある安全半円弧部を備えて構成された第1のメイン・プロペラとを有するヘリコプターを例示する図である。
【図2】 図1からのヘリコプターの分解図である。
【図3】 機体の内部冷却を可能にするコンボ・ギアの斜視図である。
【図4】 図1の第1の安定化手段の拡大斜視図である。
【図5】 メイン・プロペラを安定させる弾性手段を組み込んだ第2の安定化手段のクローズアップ図である。
【図6a】 デュアル枢動構成を組み込んだ第3の安定化手段のクローズアップ図である。
【図6b】 図6aの分解図である。
【図7】 安全半円弧部を備える1対のブレードと、第2のメイン・プロペラの中心から外方向に延びる1対のフライバーとを備えて構成された第2のメイン・プロペラの斜視図である。
【図8】 1対の枢動するブレードと、ブレードの近位端から外方向に延びる2対のフライバーと、クロスバーと、完全な円形の安全リングとを備えて構成された第3のメイン・プロペラの斜視図である。
【図9】 2対の枢動するブレード(各対が互いに垂直であり、独立して、枢動可能にヘリコプターに取り付けられている)と、完全な円形の安全リングと、各ブレードの先導縁部から垂直方向に延びるフライバーとを備えて構成された第4のメイン・プロペラの斜視図である。
【図10】 どちらも第5のメイン・プロペラの中心から外方向に延びる1対のブレードと1対のフライバーとを備えて構成された第5のメイン・プロペラの斜視図である。
【図11】 1対のブレードと、第6のメイン・プロペラの中心でブレードを二分するクロスバーとを備えて構成され、さらに、ブレードおよびクロスバーの遠位端に取り付けられた円形の安全リングを含む第6のメイン・プロペラの斜視図である。
【図12】 図1で構成された第1のメイン・プロペラを利用する飛行機を例示する、本発明の別の実施形態の斜視図である。
【図13】 安定化手段に取り付けられたメイン・プロペラを備える空気式に動力を与えられるヘリコプターを例示する第2のヘリコプター実施形態による空気式駆動ビークルの斜視図である。
【図14】 図13からのヘリコプターの逆からの分解図である。

Claims (12)

  1. モータ機構を収容した機体を有するヘリコプターであって、前記モータ機構が、前記機体を通して垂直に延びるメイン駆動シャフトに取り付けられたメイン・プロペラ、およびテール・ロータに動力を供給するヘリコプターにおいて、
    前記メイン・プロペラと前記メイン駆動シャフトとの間に取り付けられた水平安定化手段であって、前記メイン・プロペラが前記機体とは独立に前記メイン駆動シャフトの周りで自由に枢動できるようにする水平安定化手段をさらに有しており、
    前記メイン・プロペラが回転中にピッチし始めた時、その回転によって生み出された遠心力を有する回転中のメイン・プロペラは、ヘリコプターが実質的に水平な姿勢を保つように前記ピッチを打ち消すような態様で前記水平安定化手段の周りで枢動するようになっているヘリコプター。
  2. 前記水平安定化手段が、前記メイン駆動シャフトに取り付けられた枢動メイン・ロータ・ヘッド、および前記メイン・プロペラから下方向に延びるメイン・プロペラ・マウントとして規定されており、前記メイン・プロペラ・マウントは、前記メイン・プロペラが前記メイン駆動シャフトの周りで枢動することができるように前記枢動メイン・ロータ・ヘッドに枢動可能に取り付けられている請求項1に記載のヘリコプター。
  3. 前記機体に位置付けられた複数の通気孔と、前記モータ機構に連絡するコンボ・ギアとを有することによって画定される前記機体を内部冷却するための手段をさらに有しており、前記コンボ・ギアは、該コンボ・ギアが回転するときに空気を複数の通気孔を通して機体内に引き込むように位置付けられた複数の冷却ブレードを有している請求項2または請求項1に記載のヘリコプター。
  4. 前記メイン・プロペラが前記駆動シャフトに関連して枢動するときに、前記水平安定化手段が前記メイン・プロペラに対して反動力を及ぼし、該反動力が、前記メイン・プロペラを実質的に水平な姿勢にするようになっている請求項1に記載のヘリコプター。
  5. 前記水平安定化手段が、
    前記駆動シャフトに固定された第1のU字ジョイントであって、1対のレッグを有し、各レッグが、実質的に丸められた端部を含む第1のU字ジョイントと、
    メイン・プロペラに固定された第2のU字ジョイントと、
    第1のU字ジョイントの各レッグの端部がメイン・プロペラに実質的に向かって配置されるように、第2のU字ジョイントを第1のU字ジョイントに枢動可能に取り付ける枢動ピンと、
    第1のU字ジョイントの端部と前記メイン・プロペラとの間に位置付けられた弾性Oリングとを含んでおり、
    前記メイン・プロペラが前記駆動シャフトに関連して枢動するときに、前記弾性Oリングが前記メイン・プロペラに対して反動力を及ぼし、それにより該反動力が、前記メイン・プロペラを実質的に水平姿勢に戻すようになっている請求項4に記載のヘリコプター。
  6. 前記水平安定化手段が、前記メイン・プロペラに取り付けられたロータ・アタッチメントと、該ロータ・アタッチメントに画定された下端部に第1の枢動方向で枢動可能に接続するジョイントと、第2の枢動方向で前記ジョイントに枢動可能に取り付けられたヨークとを含み、前記第1の枢動方向が、前記プロペラによって画定された1対のブレードと平行であり、前記第2の枢動方向が、前記第1の枢動方向と垂直である請求項1に記載のヘリコプター。
  7. 前記メイン・プロペラが、
    前記水平安定化手段から単一の軸線に沿って外方向に延びる1対のブレードであって、各ブレードが先導縁部と、水平安定化手段の近位にある端部として画定される近位端部と、遠位端部とを有しているブレードと、
    前記各ブレードの近位端部および遠位端部に取り付けられ、前記各ブレードの先導縁部の前方に位置付けられた安全円弧部とを含んでいる請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のヘリコプター。
  8. 前記安全円弧部が、近位端部の近傍の比較的平らな水平面から、遠位端部の近傍のより幅の広い垂直面に移行する直径を有する請求項7に記載のヘリコプター。
  9. 前記メイン・プロペラが、
    水平面に沿って前記水平安定化手段から外方向に延びる1対のブレードであって、各ブレードが、先導縁部と、水平安定化手段の近位にある端部として画定された近位端部と、遠位端部とを有しているブレードと、
    前記各ブレードの近位端部および遠位端部に取り付けられ、各ブレードの先導縁部の前方に位置付けられた安全円弧部と、
    前記水平面に沿って前記水平安定化手段から外方向に延びる1対のフライバーとを含んでおり、
    前記メイン・プロペラが回転しており且つピッチし始めたときに、その回転によって生み出される大きな遠心力を有しているフライバーが、ヘリコプターを実質的に水平な姿勢に保つように、前記ピッチを打ち消す態様で前記水平安定化手段の周りで前記ブレードを枢動させるようになっている請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のヘリコプター。
  10. 前記メイン・プロペラが、
    前記水平安定化手段に固定されたクロスバー・ジョイントと、
    前記クロスバー・ジョイントから水平面に沿って外方向に枢動可能に延びる1対のブレードであって、各ブレードがクロスバー・ジョイントの近位にある端部、および遠位端部を有しているブレードと、
    前記水平面に沿ってクロスバー・ジョイントから外方向に延びる1対のクロスバーであって、各クロスバーが、クロスバー・ジョイントに固定された近位にある端部、および遠位端部を有しているクロスバーと、
    前記各クロスバーの遠位端部に固定され、各ブレードの遠位端部を受けるための枢動部を有している円形の安全リングと、
    前記各ブレードに画定される先導縁部と後続縁部の両方から外方向に延びるフライバーであって、それぞれが前記水平面に沿って延びるフライバーとを含んでおり、
    前記メイン・プロペラが回転しており且つピッチし始めたときに、その回転によって生み出された大きな遠心力を有している前記フライバーが、ヘリコプターを実質的に水平な姿勢に保つように、前記ピッチを打ち消す態様で前記水平安定化手段の周りで前記ブレードを枢動させるようになっている請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のヘリコプター。
  11. 前記メイン・プロペラが、
    1対のブレードがもう1対のブレードに垂直になるように前記水平安定化手段から水平面に沿って外方向に枢動可能に延びる2対のブレードであって、各ブレードが水平安定化手段の近位にある端部、および遠位端部を有しているブレードと、
    前記各ブレードの遠位端部を受けるための枢動部を有する円形の安全リングと、
    前記各ブレードに画定された先導縁部から外方向に延びるフライバーとを含んでおり、
    前記メイン・プロペラが回転しており且つピッチし始めたときに、その回転によって生み出された大きな遠心力を有しているフライバーが、ヘリコプターを実質的に水平な姿勢に保つように、前記ピッチを打ち消すような態様で前記水平安定化手段の周りで前記ブレードを枢動させるようになっている請求項1に記載のヘリコプター。
  12. 前記フライバーが重り付き端部を含み、それによって回転により生み出される遠心力を高めている請求項9、請求項10、または請求項11に記載のヘリコプター。
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