JPH05219616A - 吸着剤取付装置 - Google Patents

吸着剤取付装置

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Publication number
JPH05219616A
JPH05219616A JP4019117A JP1911792A JPH05219616A JP H05219616 A JPH05219616 A JP H05219616A JP 4019117 A JP4019117 A JP 4019117A JP 1911792 A JP1911792 A JP 1911792A JP H05219616 A JPH05219616 A JP H05219616A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adsorbent
tank
storage container
adsorbent storage
replaced
Prior art date
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Pending
Application number
JP4019117A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunobu Doi
康信 土井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP4019117A priority Critical patent/JPH05219616A/ja
Publication of JPH05219616A publication Critical patent/JPH05219616A/ja
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  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)
  • Installation Of Bus-Bars (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 タンクの気密性を保ったままタンク内の吸着
剤の取り替えが可能な吸着剤取付装置を得る。 【構成】 穴あきプレート21を備えた筒状の吸着剤収納
容器20と、それと同軸にその外側に設けられてタンク胴
5に取付けられ、気密性を保ちながら吸着剤収納容器20
がその軸方向に移動可能な支持筒とで構成されている。
図2の吸着剤取り替え時は、穴あきプレート21が支持筒
と仕切板7とで被われタンク内15と吸着剤収納容器20が
互に気密性を保てる構造である。 【効果】 タンクの気密性を保ったまま吸着剤の取り替
えができ、クリーンルーム外でタンクを開封できない機
器でもクリーンルーム外で容易に吸着剤の取り替えがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はガス絶縁開閉装置に用
いる吸着剤の取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の吸着剤取付装置を示す断
面図である。図において、1は吸着剤、21はこの吸着剤
を収納するための穴あきプレート、3は穴あきプレート
を取付けるための蓋、4はタンクから分岐されたタンク
フランジ、5はタンク胴で15がタンク内になっている。
6は蓋3をタンクフランジ4に取付けるためのボルトと
ナットである。
【0003】次に動作について説明する。ガス絶縁開閉
装置のタンク内15のガス中の水分値が一定値を超えると
ガスの絶縁性能を劣化させるため、吸着剤取付装置内に
吸着剤を収納し、タンクと穴あきプレート内とを互に通
気にして、吸着剤でガス中の水分を除去する。しかし、
多量の水分侵入時などには吸着剤の水分吸着能力が飽和
するため、新しい吸着剤と取り替える必要が生じる。次
に、吸着剤の取り替え方法について説明する。ボルト、
ナット6を取り外し、蓋3をタンクフランジ4から取外
す。蓋3のタンク内部側に取付けられている穴あきプレ
ート21を取り外し、穴あきプレート21内に収納されてい
る吸着剤1を新しいものに取り替える。再び、取付ける
場合には上記取り外しと逆の順序で行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の吸着剤取付装置
は以上のように構成されているので、吸着剤を取り替え
る場合にはタンクを開封しなければならず、ガス絶縁開
閉装置でガス絶縁変成器のように塵埃や水分を高度に除
去する必要のある機器においてはクリーンルーム外でタ
ンクを開封することは絶縁性能の劣化につながるため、
吸着剤を取替える時は、工場のクリーンルーム内に持ち
帰ることが必要だった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、タンクを開封することなく吸着
剤の取り替えが出来るようにすることによって、クリー
ンルーム外でも吸着剤の取り替えができる吸着剤取付装
置を得ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る吸着剤取
付装置は、吸着剤を収納する筒状の吸着剤収納容器を一
方の底に仕切板と他方の底に着脱可能な蓋と側面に通気
部とから構成し、この吸着剤収納容器と同軸的にその外
側に設けられ、吸着剤収納容器が気密性を保ちながら吸
着剤収納容器がその軸方向に移動可能な支持筒をタンク
に固着し、一方向に吸着剤収納容器を移動した場合に、
前記通気部を通して、タンクと吸着剤収納容器は互に通
気できる。一方、吸着剤収納容器を他方へ移動させた場
合は、吸着剤収納容器の通気部を前記支持筒で被うとと
もに、仕切板と支持筒のタンク内の端面が接触し、吸着
剤収納容器とタンク内との間の気密性を保つようにする
ものである。
【0007】
【作用】この発明による吸着剤取付装置は、吸着剤使用
中の正規状態では、吸着剤収納容器が一方向側に、すな
わちタンクの内側の位置にある状態では、通気部を通し
て吸着剤収納容器とタンク内が通気状態であり、吸着剤
がタンク内の特定成分例えば水分を吸着できる。これに
対して正規状態から吸着剤を取替える場合、外界と気密
性を保ちながら吸着剤収納容器を他方向側すなわち、タ
ンク外側方向へ移動すると、吸着剤収納容器の通気部が
支持筒と仕切板とで被われ吸着剤収納容器とタンクとの
気密性が互にたもたれ、吸着剤収納容器に取付けられて
いる蓋をあけて吸着剤を取り替えてもタンクの気密性は
保たれる。以上に述べたように、タンクの気密性を保っ
たままでタンク内の吸着剤を取り替えられる。
【0008】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1は吸着剤使用中の正規状態を示す
断面図であり、図2は吸着剤取り替え時の状態を示す断
面図である。図1、2において、1は吸着剤、20は吸着
剤1を収納する筒状の吸着剤収納容器でこれの通気部は
この実施例では21の穴あきプレートで形成している。3
は着脱可能な蓋、5はタンク胴で15がタンク内になって
いる。
【0009】7は仕切板、8は吸着剤収納容器20と同軸
にその外側に設けられてタンク胴5に取り付けられ、気
密性を保ちながら吸着剤収納容器20がその軸方向に移動
可能な支持筒、9は吸着剤取り替え時仕切板7を支持筒
8のタンク内側の端部に接触させるためのジャッキアッ
プ用ボルト、16、17、18はシール、10は吸着剤収納容器
20を支持筒8に取り付けるボルト、11は蓋3を吸着剤収
納容器20に脱着するボルト、12は吸着剤取り替え時に吸
着剤収納容器内のガスの排出、封入等を行うためのバル
ブ、13は吸着剤収納容器20に固定されジャッキアップ用
ネジ9ならびに吸着剤収納容器20に固定用の穴が設けら
れた支持板である。図1の正規状態では、穴あきプレー
ト21を通して吸着剤収納容器20とタンク内15とが互に通
気状態であるため、吸着剤1がタンク内15のガス中の特
定成分たとえば水分などを吸着できる。
【0010】前記のように構成された吸着剤取付装置に
おいては吸着剤を取り替える場合は、まずタンク内15の
ガス圧を大気圧と同圧程度にした後、図1に示す吸着剤
収納容器取付ボルト10を取外し、新たに図2に示すジャ
ッキアップ用ボルト9にて吸着剤収納容器20と仕切板7
と蓋3をシール16でタンク外と気密を保ちながら図にお
ける上方へ移動させて、仕切板7と支持筒8のタンク内
15の端面でシール17を介して接触させ、穴あきプレート
21が支持筒8と仕切板7で被われ、吸着剤収納容器20と
タンク内15とが互に気密になる。この状態を示す図2に
おいてはタンク内15と吸着剤収納容器20が気密になって
いるため、蓋3を開封して吸着剤1の取替えを実施して
もタンク内15の気密が保たれている。次に、ボルト11を
取りはずし、蓋3をあけて吸着剤1を新しいものに取り
替える。
【0011】吸着剤を取替えた後はバルブ12を用いて真
空引きをすることにより吸着剤収納容器20内の塵埃や水
分を除去する。その後吸着剤収納容器20内にガスを封入
し、ジャッキアップ用ボルト9を取外し、吸着剤収納容
器20を図1の位置に移動させて、吸着剤収納容器取付ボ
ルト10で支持筒8に固定し図1の正規状態に戻す。この
実施例では通気部に穴あきプレート21を用いたが金網で
もよい。
【0012】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、吸着剤
収納容器を移動式にして、吸着剤収納容器とタンク内と
を通気できる状態と、タンク内と気密を保つ状態とに切
り換えられる構造にしたので、タンク内の気密を保った
まま吸着剤の取り替えができ、クリーンルーム外ではタ
ンクを開封できない機器でもクリーンルーム外で容易に
吸着剤を取り替えできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による吸着剤取付装置を示
す断面側面図である。
【図2】図1の実施例における吸着剤取り替え時の構造
を示す断面側面図である。
【図3】従来の吸着剤取付装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1 吸着剤 3 蓋 5 タンク胴 7 仕切板 8 支持筒 20 吸着剤収納容器 21 穴あきプレート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンク内の特定成分を吸着するための吸
    着剤取付装置において、一方の底に仕切板と他方の底に
    着脱可能な蓋と側面に通気部とを備えて吸着剤を収納す
    る筒状の吸着剤収納容器、およびこの吸着剤収納容器と
    同軸的にその外側に設けられてタンクに取付けられ、前
    記吸着剤収納容器が気密性を保ちながら前記吸着剤収納
    容器がその軸方向に移動可能な支持筒を備え、一方向側
    に前記吸着剤収納容器を移動した場合に、前記通気部を
    通して、前記タンクと前記吸着剤収納容器は互に通気で
    きる一方、前記吸着剤収納容器を他方向側へ移動させた
    場合は、前記吸着剤収納容器の通気部を前記支持筒で被
    うとともに、前記仕切板と前記支持筒のタンク内の端面
    が接触し、前記吸着剤収納容器と前記タンク内との間の
    気密性を保つことを特徴とする吸着剤取付装置。
JP4019117A 1992-02-04 1992-02-04 吸着剤取付装置 Pending JPH05219616A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4019117A JPH05219616A (ja) 1992-02-04 1992-02-04 吸着剤取付装置

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JP4019117A JPH05219616A (ja) 1992-02-04 1992-02-04 吸着剤取付装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05219616A true JPH05219616A (ja) 1993-08-27

Family

ID=11990533

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4019117A Pending JPH05219616A (ja) 1992-02-04 1992-02-04 吸着剤取付装置

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JP (1) JPH05219616A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100365894C (zh) * 2003-12-08 2008-01-30 三菱电机株式会社 气体绝缘开关装置
CN111029919A (zh) * 2019-12-23 2020-04-17 浙江雷盛电气有限公司 一种配电设备控制柜
CN111729467A (zh) * 2020-06-16 2020-10-02 山西汾西机电有限公司 一种小型高纯制氮吸附塔
CN114602287A (zh) * 2020-12-09 2022-06-10 西安西电高压开关有限责任公司 一种吸附剂更换装置及一种高压开关设备

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