JPH05219466A - ビデオプリンタ制御回路 - Google Patents

ビデオプリンタ制御回路

Info

Publication number
JPH05219466A
JPH05219466A JP4055971A JP5597192A JPH05219466A JP H05219466 A JPH05219466 A JP H05219466A JP 4055971 A JP4055971 A JP 4055971A JP 5597192 A JP5597192 A JP 5597192A JP H05219466 A JPH05219466 A JP H05219466A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory
signal
read
control circuit
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4055971A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3233430B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Kimura
寛之 木村
Takashi Komata
隆 小俣
Yuichi Takano
裕一 高野
Tatsuya Ishitobi
竜哉 石飛
Akihiro Suzuki
章浩 鱸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP05597192A priority Critical patent/JP3233430B2/ja
Publication of JPH05219466A publication Critical patent/JPH05219466A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3233430B2 publication Critical patent/JP3233430B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 感熱ヘッドを用いた中間調記録を行うビデオ
プリンタにおいて、画像メモリからのプリントすべき画
像データのモニタ表示を行いつつ、表示速度に制約され
ない高速プリントを可能にするプリンタ制御回路を提供
する。 【構成】 アクセスフラグ回路22と水平ブランキング
発生回路21とを組み合わせることにより、入力ビデオ
信号の水平帰線期間に、プリント用の画像データを1ラ
イン分或いは複数ライン分、画像メモリ3から読み出し
てラインメモリ8へ転送して高速プリントを可能にす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力ビデオ信号を画像
データとして画像メモリに取り込み、その後、該メモリ
から画像データを読み出してモニタ側へ出力すると共
に、プリント手段側へも出力してプリントさせるビデオ
プリンタの制御回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオプリンタとしては、特開昭
58−138667号公報に示される如き「感熱式プリ
ンタ」などが知られていた。かかる従来の文献には、プ
リントすべき内容を一旦、画像メモリに画像データとし
て記録し、これを読み出してプリント手段である感熱ヘ
ッド側へ渡す構成などは記載されているが、プリント時
にも画像データをモニターする構成、或いはモニター時
において、画像メモリから画像データを高速で読み出
し、プリント手段で高速にプリントさせる構成、などに
ついては記載されていなかった。また画像メモリに記録
された画像データをプリンタ側へ読み出すだけでなく、
外部機器としてのパソコンなどへも読み出して加工する
ことを可能にするため、外部機器へ読み出す構成などに
ついても記載されていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】プリンタとしては、感
熱ヘッドを用いて中間調記録を行なうことが可能なビデ
オプリンタが用いられるが、かかるプリンタによるプリ
ント時にも、プリントすべき画像内容(入力ビデオ信
号)をモニタ側へ読み出してその内容確認を行ないなが
らプリントしたいという要求がある。
【0004】この場合、入力ビデオ信号を画像データと
して画像メモリに取り込む際、該ビデオ信号から分離し
た水平同期信号に同期させて取り込みを行い、その後、
該メモリから画像データを読み出してモニタ側へ出力す
ると共に、並列的にプリント手段側へも出力してプリン
トさせることになるが、この際プリント速度を速くしよ
うとしても、モニタ側への読み出し速度に制限されて、
それ以上、速くは読み出せないという問題があった。
【0005】即ち画像メモリから1フレームずつ一定速
度で読み出してCRTの如き画像表示手段(モニタ)に
表示するわけであるから、余り速く読み出すとCRT側
で表示できなくなるので、読み出し速度はCRT側の性
能により制約を受ける。
【0006】一方、ビデオプリンタ側では、モニタ側へ
読み出している水平(横)方向走査1フレームにつき、
垂直(縦)方向1ライン分の画像データを取り込んで印
字する構成になっているので、1画面分の印字(プリン
ト)が完了するには、(水平(横)方向1ラインのドッ
ト数)倍のフレーム数の走査が必要になる。
【0007】モニタ側への読み出し速度とプリント速度
との間には、従来このような関係があったので、プリン
ト速度だけを速くすることはできなかったわけである。
本発明は、このような従来技術の問題点を解決し、モニ
タ側への読み出し速度に制限されることなく、プリンタ
をして高速にプリントせしめることのできるビデオプリ
ンタ制御回路を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明では、入力ビデオ信号を画像データとして画
像メモリに取り込む際、該ビデオ信号から分離した水平
同期信号に同期させて取り込みを行い、その後、該メモ
リから画像データを読み出してモニタ側へ出力すると共
に、プリント手段側へも出力してプリントさせるビデオ
プリンタの制御回路において、ブランキング発生回路
と、フラグ回路と、バッファメモリ用の書き込み、読み
出し制御回路と、を具備した。
【0009】
【作用】ブランキング発生回路は、プリントすべき入力
ビデオ信号から分離した水平同期信号から水平帰線期間
を検出し、該期間を表す信号をブランキング信号として
出力する。フラグ回路は、プリント手段側からプリント
可の信号があると、前記ブランキング発生回路からのブ
ランキング信号を待ち、該信号の表す水平帰線期間を示
す信号をフラグとして出力する。
【0010】バッファメモリ用の書き込み、読み出し制
御回路は、前記フラグ回路からのフラグ信号を入力され
ると、モニタ側へ画像データを読み出すのとは独立に、
プリント手段側へプリントのために送出する画像データ
を画像メモリから高速に読み出してバッファメモリに書
き込み、その後、該バッファメモリから読み出してプリ
ント手段側へ転送する。
【0011】このように、プリントすべきビデオ信号の
水平帰線期間を利用し、この期間に、モニタのための画
像メモリ読み出しとは独立に、プリントのための高速読
み出しを行うことにより、プリンタをして高速にプリン
トせしめることが可能になる。
【0012】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示すブロック図
である。同図において、1は入力ビデオ信号から映像信
号部分を取り出すためのデコーダ回路、2はデコーダ回
路1で取り出された映像信号をアナログ・ディジタル変
換するA/D変換器、3はAD変換されたビデオ信号の
1フレームあるいは1フィールド分を記録する画像メモ
リ、である。
【0013】4は画像メモリ3から読み出された1フレ
ームあるいは1フィールド分の画像データをディジタル
・アナログ変換して記録前のビデオ信号として再生する
D/A変換器、5は入力ビデオ信号から同期信号を分離
してメモリ制御回路6にタイミング信号として与える同
期分離回路、6は画像メモリ3を駆動するメモリ制御回
路、である。メモリ制御回路6の中で、20はメモリ制
御部(1)、21は水平ブランキング発生回路、22は
アクセスフラグ回路、である。
【0014】7はA/D変換器2に与えるサンプリング
クロックを同期信号から生成して出力するクロック発生
回路、8はプリントすべき1ラインのデータを記憶する
ラインメモリ、9はラインメモリ8に記憶されたデータ
を読み出し感熱ヘッド10を駆動する信号へ変換する中
間調制御回路、である。
【0015】10は変換された駆動信号(プリントすべ
き画像データを表わす信号)を熱へ変換して図示せざる
インク紙に転写する感熱ヘッド、11はプリンタ全体の
動作を制御しているシステムコントロールマイコン(以
下シスコンと略す)、12はプリンタの記録紙、インク
紙を搬送するメカニズム、13はラインメモリ8の書き
込み読み出しを制御するメモリ制御部(2)、である。
【0016】次に図1を参照して回路動作を説明する。
入力ビデオ信号は、デコーダ回路1と同期分離回路5に
入力される。デコーダ回路1では、ビデオ信号内に記録
されている映像信号部分を分離し、これがカラー画像の
場合には、RGB(赤緑青)それぞれのカラー画像信号
を、白黒画像の場合は白黒画像信号を、取り出す。
【0017】一方同期分離回路5では、映像信号内に記
録されている同期信号を分離して、メモリ制御回路6、
クロック発生回路7へ供給する。クロック発生回路7で
は、同期分離回路5から与えられる同期信号をリセット
信号にして、画像信号のサンプリングクロックを生成す
る。ここで生成されたクロック信号は、A/D変換器2
とメモリ制御回路6に供給される。
【0018】A/D変換器2でディジタル信号に変換さ
れた画像データは、画像メモリ3に入力される。この画
像メモリ3の書き込み、読み出し動作を決めているのが
メモリ制御回路6である。メモリ制御回路6は、画像メ
モリ3の動作を制御するメモリ制御部(1)20と、水
平ブランキング発生回路21と、アクセスフラグ回路2
2と、から成るものであることは先にも述べた。
【0019】メモリ制御部(1)20は、同期分離回路
5とクロック発生回路7の双方からの入力を基に画像メ
モリ3を制御する。具体的には、画像データを画像メモ
リ3に書き込んで記憶させる際には、画像メモリ3の書
き込み端子をメモリ制御部(1)20からの制御信号で
書き込みモードに設定し、メモリ制御部(1)20から
のアドレス指定により、A2/D変換器2の変換スピー
ドに合わせて、画像メモリ3にAD変換されたデータを
書き込む。
【0020】一方再生時には、画像メモリ3の読み出し
端子をメモリ制御部(1)20からの制御信号で読み出
しモードに設定し、書き込み時のそれと同じアドレス順
で画像メモリ3の内部(記憶データ)を読み出し、記録
時のそれと同じ信号を再生するのである。画像メモリ3
から読み出されたディジタル信号は、D/A変換器4
で、A/D変換器2のそれと逆の変換が行われ、アナロ
グ信号として出力される。
【0021】他方、メモリ制御回路6内の水平ブランキ
ング発生回路21とアクセスフラグ回路22は、メモリ
制御部(2)13を介して、ラインメモリ8の動作を制
御している。画像メモリ3は、通常D/A変換器4への
読み出し制御が行われている。中間調制御回路9を介し
て感熱ヘッド10で行われるプリントは、本実施例で
は、画像メモリ3から読み出される画像信号とは非同期
で行われるので、ラインメモリ8へのアクセスは、画像
メモリ3からの画像信号の読み出しと、タイミングが一
致する事は無いようになっている。
【0022】そこで本実施例では、アクセスフラグ回路
22と水平ブランキング発生回路21とを組み合わせて
行う回路動作により、水平帰線期間あるいは垂直帰線期
間に、画像メモリ3から、D/A変換器4へ入力される
モニタ用の画像信号読み出しとは独立に、プリントすべ
き画像の縦1ラインあるいはnライン分(nは複数)の
画像データを読み出し、ラインメモリ8へ転送して書き
込むのである。
【0023】この様子を各部信号のタイミングで示した
ものが図2である。図2において、30は、感熱ヘッド
10の通電を制御するヘッド通電パルスで、1ラインプ
リント期間中のロウ区間で、濃度階調0の通電(プリン
ト)、濃度階調1の通電、濃度階調2の通電、濃度階調
3の通電、が行われることを示している。31は、感熱
ヘッド10の各ドットをオンオフする通電データを示す
もので、かかる通電データ、即ち、濃度階調0に対応す
る通電データ乃至濃度階調3に対応する通電データが、
30の濃度階調0の区間乃至濃度階調3の区間のそれぞ
れに先立つタイミングで転送されてくることを示してい
る。
【0024】32は、その通電データを感熱ヘッドへ転
送するヘッド転送クロックである。33は、そのロウ区
間が入力ビデオ信号の水平同期信号(ひいては水平帰線
区間)を示し、これは通電周期とは一致してない(一致
しない理由は既に述べた)。34は、ラインメモリ8へ
の書き込み信号であるが、この書き込み信号34は、ヘ
ッド通電パルス30の1ラインプリント期間における最
後のハイ区間が始まって最初の33のロウ区間(水平帰
線区間)と一致したタイミングで、メモリ制御部(2)
13から出力されるものであることが分かる。
【0025】35は、ラインメモリ8からの読み出し信
号、36は、中間調制御回路9において階調制御を行う
為の階調カウンタ、37は、プリントすべき画像データ
の1ライン分の通電制御が中間調制御回路9において終
わり、次のラインの画像データを読み出すことをシスコ
ン11から要求する読み出し要求信号である。
【0026】中間調制御回路9は、プリントすべき画像
データの1ライン分の通電制御が終わると、シスコン1
1に通電終了の信号を戻す。シスコン11は、中間調制
御回路9からの通電終了信号をもらうと、メモリ制御回
路6におけるアクセスフラグ回路22に対して、次のラ
インの読みだし要求信号37を送出する。
【0027】アクセスフラグ回路22は、この読み出し
要求信号を受けると、読み出し要求があった事をセット
し、同期分離回路5から水平同期信号が検出されて到来
するのを待つ。そして水平同期信号が到来すると、先ず
メモリ制御部(1)20において、画像メモリ3からモ
ニタ用の画像読み出しを行っていない水平帰線期間に、
ラインメモリ8へ転送するためのプリント用の画像デー
タの画像メモリ3からの読み出しを行う。
【0028】それと共に、水平ブランキング発生回路2
1で、到来した水平同期信号から、画像メモリ3からモ
ニタ用の画像読み出しを行っていない水平帰線期間を検
出してそれを示す信号をアクセスフラグ回路22に与え
る。アクセスフラグ回路22では、シスコン11から読
み出し要求信号を受けとった後の最初の、この水平帰線
期間において、メモリ制御部(2)13をして、画像メ
モリ3から読み出されてラインメモリ8へ転送されてき
たプリントすべき1ライン分の画像データをラインメモ
リ8へ書き込ませる。
【0029】この書き込みのタイミングを示したものが
図2の34であることは既に明らかであろう。ここでは
1回の水平帰線期間で、プリントすべき1ライン分の画
像データを画像メモリ3から読み出してラインメモリ8
へ転送しているが、所要時間が不足の時には、2回の水
平帰線期間あるいはn回の水平帰線期間(nは2を超え
る複数)で、プリントすべき1ライン分の画像データを
画像メモリ3から読み出してラインメモリ7へ転送する
ようにしてもよい。
【0030】このようにして、画像メモリ3からライン
メモリ8を経て中間調制御回路9へ転送された画像デー
タは、該中間調制御回路9において、以下のようにして
感熱ヘッド10の駆動信号になり、感熱ヘッド10を駆
動するに至る。
【0031】即ち、シスコン11から1ライン分の画像
データのプリント命令を受けると中間調制御回路9は、
その中の階調カウンタを0からmまで順次カウントアッ
プしていく。この際、ラインメモリ8から毎回1ライン
分の画像データを読み出しては階調カウンタとの大小比
較を行う。ここで比較された画像データは、感熱ヘッド
10へヘッド通電データ31として、転送クロック32
に同期して転送される。感熱ヘッド10は、転送されて
きた画像データをもとに各階調毎にヘッド10に通電し
て通電時間に比例した発熱量を得てプリントを行う。
【0032】このようにしてm階調(図では0から3階
調)まで通電終了すると、中間調制御回路9は、シスコ
ン11に対して通電終了信号を出力して1ラインのプリ
ントが完了したことを知らせる。シスコン11は、この
プリント完了通知信号をもとにメカニズム12を駆動し
て、1ライン分、記録紙の送りを行い、次のラインデー
タを画像メモリ3から読み出してラインメモリ8へ転送
するための準備を行う。
【0033】図3は、図1におけるメモリ制御回路6の
変形例を示したブロック図である。図3において、図1
におけるのと同じもの、対応したものには同じ符号を付
してある。図3において、40はメモリ制御回路6に内
蔵されたラインメモリ、41は書き込みアドレスを読み
出しアドレスを選択して出力するセレクタ、42は書き
込みアドレスを生成する書き込みカウンタ、43は読み
出しアドレスを生成する読み出しカウンタ、44はアク
セスが完了したか否かを示すアクセス完了フラグ回路、
45はアクセス要求を記憶するアクセス要求フラグ回
路、である。
【0034】図4は、図3の回路動作を示すタイミング
チャートである。図4において、50は感熱ヘッドの通
電を制御するヘッド通電パルス、51は感熱ヘッドの各
ドットをオンオフする通電データ、52はその通電デー
タを転送するヘッド転送クロックである。
【0035】53は、そのロウ区間がビデオ信号の水平
同期信号(ひいては水平帰線期間)を示し、これは通電
周期とは一致してない。54はラインメモリ40への書
き込み信号、55はラインメモリ40からの読み出し信
号、56はアクセス要求フラグ回路45の出力である。
【0036】図3に示す本実施例では、ラインメモリ4
0をメモリ制御回路6内に取り込む事により、回路構成
を簡略化している。シスコン11からのラインメモリ書
き込み要求がアクセス要求フラグ回路45に入力される
と、それにより先ずセレクタ回路41を切り替えて、書
き込みアドレスを生成している書き込みカウンタ42側
を選択させる。
【0037】そこで同期分離回路5からの同期分離信号
がアクセス完了フラグ回路44に入力されると、アクセ
ス完了フラグ回路44では、書き込みカウンタ42にク
ロックを送って書き込みアドレスを生成させ、画像メモ
リ3から読み出されたデータをラインメモリ3に書き込
む。書き込みが終了すると、そのことの通知をアクセス
完了フラグ回路44から受けたアクセス要求フラグ回路
45は、フラグ設定を解除して、セレクタ41を読み出
しカウンタ43側に切り替えさせ、中間調制御回路9か
らの読み出しに備える。
【0038】このようにして、アクセス要求フラグ回路
45からのアクセス要求により、メモリ制御回路6の内
部で、セレクタ41を使って、書き込みアドレスと読み
出しアドレスの切り替えを行い、画像メモリ3からライ
ンメモリ40への書き込み、そしてラインメモリ40か
ら読み出して中間調制御回路への画像データ転送を行う
ようにしている。
【0039】図5は、本発明の他の実施例を示すブロッ
ク図である。同図において、図1,図3におけるのと同
じもの、対応したものには、同じ符号を付してある。そ
のほか、60はバッファメモリで、図示せざる外部機器
(例えばパソコン)から画像データを画像メモリ3へ書
き込む際、或いは画像メモリ3から外部機器へ読み出す
際に、一時データをバッファリングする為に用いるもの
である。
【0040】61はインタフェース制御回路で、外部
(例えばパソコンのプリンタ制御端子、パラレルインタ
フェースあるいはRS232C等のディジタルインタフ
ェース)と接続する為の端子である。本実施例では、パ
ラレルインタフェースの場合について記載した。また本
実施例では、画像メモリ3から画像データを読み出して
外部端子に出力する構成について記載した。
【0041】なお、画像メモリ3の内容を外部のパソコ
ン等へ取り出してそこで加工し、再び画像メモリ3へ戻
してプリントさせたいなどのニーズがあり、本実施例は
かかるニーズに応えるための実施例である。
【0042】さて、図5において、インタフェース制御
回路61は、図示せざる外部機器との間でデータの遣り
取り(転送)をするために、データ転送クロックになる
ストローブ(STROBE)信号、そしてデータ転送を
行うか否かの制御を行うビジー(BUSY)信号を送受
している。
【0043】他方外部機器からのアクセス要求に対し
て、画像メモリ3は別個のビデオタイミングで通常は動
作している。そこでこのタイミング合わせを行うもの
が、バッファメモリ60と、インタフェース制御部61
である。外部機器からの制御入力BUSY信号がロウレ
ベルになりデータ転送を要求してくると、インタフェー
ス制御部61は、アクセス要求フラグ回路45のフラグ
設定を行う。
【0044】アクセス要求フラグ回路45では、この要
求フラグをもとに、アクセス完了フラグ回路44と遣り
取りすることにより、入力ビデオ信号の水平同期信号で
タイミングを取り直し、その水平部ブンキング期間に、
画像メモリ3からバッファメモリ60に画像メモリの一
部を転送する。
【0045】このようにしてバッファメモリ60に転送
されたデータは、今度はインタフェース制御回路61に
より、外部機器と同期をとりながら順次該バッファメモ
リ60から読み出される。このようにして読み出し操作
を行う事により、インタフェース制御部61は、入力ビ
デオ信号とは非同期で、外部機器とのインタフェースを
行う事が出来る。
【0046】また外部機器からの書き込みも同様に行う
事が出来る。これは、インタフェース制御部61からバ
ッファメモリ60にデータを転送し、転送終了後にアク
セス要求フラグを回路45において設定し、なおかつメ
モリの転送方向を逆に設定(実際には画像メモリ3を書
き込みモードへ、バッファメモリ60を読み出しモード
に設定)する事により実現出来る。
【0047】図6は、本発明の更に他の実施例を示すブ
ロック図である。同図において、図1,図3,図5にお
けるのと同じもの、対応せるものには、同じ符号を付し
てある。そのほか、71は中間調制御回路9の内部に設
けられたラインメモリ72の読み出し、書き込み用の制
御回路、47はセレクタ41を介して行うバッファメモ
リ60に対する読み出し、書き込み用の制御回路、であ
る。
【0048】本実施例は、中間調制御回路9へのプリン
トのための読み出しと、外部機器との間で行うインタフ
ェース制御のためのインタフェース制御回路61とを、
一体化した構成を示すものである。即ち、本実施例によ
れば、プリント動作もインタフェース読み出しも同じ回
路を介して行う事が出来る。
【0049】具体的に述べれば、本実施例では、図6に
おいて見られるように、バッファメモリ60のデータラ
インが、中間調制御回路9内のラインメモリ72と、イ
ンタフェース制御回路61のデータ出力ラインと、に直
接接続されている。さらにインタフェース制御回路61
と、中間調制御制御回路9は、シスコン11にそれぞれ
接続され、同時に二つの回路が動作する事はないように
制御されている。
【0050】図7は、図6の回路動作を示すタイミング
チャートである。図7において、81は感熱ヘッドの通
電を制御する通電制御パルス、82はラインメモリ72
への読み出し要求を行うメモリアクセス要求信号、83
は水平同期信号、84は画像メモリ3への書き込み、読
み出しが可能な事を示すEN(イネーブル)信号、85
は画像メモリ3からバッファメモリ60への画像データ
転送信号を示している。
【0051】86はラインメモリ72への書き込みクロ
ック、87はラインメモリ72が転送中である事を示す
BUSY信号、88はインタフェース制御回路61から
の出力信号、である。
【0052】以下、図7を参照しつつ、図6の回路動作
を説明する。感熱ヘッドにおけるデータ1ライン分の通
電が終了すると、中間調制御回路9は、シスコン11に
対し1ラインプリント終了信号を出力する。シスコン1
1は、この1ラインプリント終了信号を受け取ると、メ
モリ制御回路6のアクセス要求フラグ回路45にアクセ
ス要求を行うと同時に、インタフェース制御回路61に
アクセス禁止信号を出力する。
【0053】これにより、次のラインのデータがバッフ
ァメモリ60に取り込まれ、更に中間調制御回路9内の
ラインメモリ72に転送されるまでの期間は、インタフ
ェース制御回路61からのアクセスは行われない。他方
インタフェース制御回路61は、この禁止信号をもと
に、中間調制御制御回路9がアクセスしてない期間を検
出して、この空き期間に外部インタフェースへの読み出
し、書き込みを行う。
【0054】この様子を示したものが図7のタイミング
チャートである。図7のEN信号は、読み出し要求信号
(メモリアクセス要求)82を受けて、シスコン11が
出したEN信号である。この信号は、中間調制御回路9
には、次のライン読み出しを行って良いことを示すステ
ータス信号である。一方インタフェース制御回路61に
は、この期間、中間調制御回路9が画像メモリ3をアク
セスしていることを示し、インタフェース制御回路61
は、アクセス禁止になっていることを示す。
【0055】このEN信号84がハイレベル信号になる
と、インタフェース制御回路61はアクセス可能にな
る。a1(図7の85)で開始した外部への読み出し
は、EN信号84でA1期間いったん中断したが、a
2,a3と転送を行い、外部機器が要求したデータ数だ
け転送が終了すると、インタフェース制御回路61は画
像メモリ3へのアクセスを終了する。一方中間調制御回
路9は、A1,A2とプリントラインが進むにつれて、
順次画像メモリ3からラインデータを読み出し感熱ヘッ
ドを駆動していく。
【0056】このようにシスコン11の制御信号ENに
より、二つの読み出し回路が時間を分割して画像メモリ
3から画像データを読み出していく。このようにするこ
とにより、画像メモリから効率よくかつ高速でデータ転
送を行うことができる。
【0057】図8は、本発明の他の一実施例によるプリ
ント画像を示す説明図である。図9は、図6の読み出
し、書き込み制御回路の構成例を示す回路図である。図
9において、90は読み出しアドレスを生成するアドレ
スカウンタ、91はそのアドレスをデコードして一定ア
ドレス以上になったか否かを検出するアドレスデコード
回路、92はアドレスデコード回路91の出力をもとに
アドレスカウンタ90の出力をゲートするゲート回路、
93はそのゲート回路出力と元のアドレスカウンタ90
との加算を行う加算回路である。
【0058】以下、この回路動作を図8、図9を参照し
て説明する。図8のプリント例から分かるように、この
実施例では、プリント画像に文字画像を重ね合わせてプ
リントできるようにしたものである。このようなプリン
トを得るには、画像メモリ3の異なる番地(実施例では
n1からn2番地まで画像を記録し、n3からn4まで
は文字画像を記録したものであるが)にプリント画像と
文字画像を記録する必要がある。
【0059】このように記憶すると、再生時のモニタに
は画像データのみが表示され、文字データはモニタの下
側に表示される。通常モニタは、画面の90%程度を表
示するように作られているので、文字データは画面上に
は表示されない。一方プリント画像には、画像のすぐ下
に文字画像を重ねたほうが見易い。そこで画像メモリ3
には表示範囲外に文字データを記録し、プリント時には
文字データを画像データの次にプリントするものであ
る。
【0060】これを実現する為には、画像メモリ3の読
み出しアドレス回路にオフセット機能を持たせればい
い。実際には図9に示すように、アドレスがn2番地を
越えるか否かの検出回路91を設け、この検出回路91
が検出した時は、アドレスに(n3−n2)分のオフセ
ットを与える事により、画像メモリ3のオフセット番地
をn1からn2番地までアップした後、n2番地からい
きなりn3番地にジャンプする事ができ、これにより実
現される。このようにオフセット番地をもたずにシスコ
ン11から読み出し番地を毎回与える事によっても実現
は可能である。
【0061】図10,図11,及び図12は、本発明の
なお更に他の一実施例を説明するための図であり、図1
0はモニタへの出力画像を示す説明図、図11はその構
成を示すブロック図、図12図は図11の回路動作を示
すタイミングチャートである。
【0062】図11において、図6におけるのと同じも
の、対応せるものには、同じ符号を付してある。そのほ
か、100は、入力される水平同期信号をもとに、水平
帰線期間のある位置を示す信号を生成するタイマ、10
1はそのタイマ信号によりメモリアクセスを行うメモリ
制御部、である。
【0063】102はメモリ制御部101で生成された
アドレスをシフトして、画像メモリ3に記録された画像
データを、飛び飛びにするアドレスを生成するアドレス
シフト回路である。103は、メモリ制御部101で生
成された信号で画像メモリ3の入出力をAD変換器2、
DA変換器4の側、或いはバッファメモリ60の側、に
切り替える切り替えスイッチである。
【0064】以下図10,図11,図12を参照して説
明をする。本実施例は、プリント中に画像メモリ3に記
録されている画像を縮小して画面右上に表示し、画像表
示時間を減らして、中間調制御回路への読み出し時間を
多くしたものである。これはプリント中に何をプリント
しているかは確認したいが、画面一杯の表示は必要ない
という事から表示画面を小さくして空いた時間をプリン
トを行う中間調制御回路への読み出しに使う。
【0065】この実施例を図11を参照して説明する。
画像メモリ3への書き込み動作は、今までに説明した手
順と同じ手順で書き込まれる。読み出し時には、タイマ
回路100は、入力される水平同期信号をもとに、画面
右端に相当する位置(例えば水平同期信号の立ち下がり
から35μsの位置にスタート信号を生成する。このよ
うにして生成されたスタート信号はメモリ制御部101
に入力される。
【0066】メモリ制御部101は、書き込み時にはA
/D変換器2のクロックに同期して画像メモリ3のアド
レスを生成していく。読み出し時には、このスタート信
号をもとに順次アドレスを生成していく。このようにし
て生成されたアドレス信号は、アドレスシフト回路10
2でシフトされる。このシフトされたアドレスは以下の
ようになる。
【0067】 シフト前のアドレス 1、2、3、4、5、6、7、8 シフト後のアドレス 2、6、10、14、18、22
【0068】この結果タイマ回路100から読み出され
る画像データは、元の画像を水平方向に1/4に縮小し
た形になる。同様に水平アドレスも飛び飛びにアクセス
する。メモリ制御部101は、この読み出し期間はメモ
リの出力を読み出しモードに設定するが、他の期間は画
像メモリ3の出力を禁止してA/D変換器2の出力が直
接D/A変換器4に入力されるようにしている。
【0069】この様子を示したものが図12の画像メモ
リ切り替え信号である。この結果画像メモリ切り替え信
号がロウの期間は、D/A変換器4への読み出しを行
い、画像メモリ切り替え信号がハイの期間は、バッファ
メモリ60側への読み出しを行っている。
【0070】この結果、従来の水平ブランキング期間に
読み出す方法に比べて、バッファメモリ60への読み出
し時間を多くとれる事になり、より多くのデータを早く
中間調制御回路へ読み出す事が出来る。このように高速
でデータを読み出す事が出来るとプリント時間の高速化
が可能になる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかるビ
デオプリンタ制御回路によれば、画像メモリから読み出
した画像データをモニタに表示しながら、その画像表示
とは別個のタイミングでプリントの為の画像データの読
み出しを行う事が出来、その結果高速プリントを実現出
来るという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1に示す実施例の回路動作を示すタイミング
チャートである。
【図3】図1におけるメモリ制御回路の変形例を示すブ
ロック図である。
【図4】図3の回路動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図5】本発明の他の一実施例を示すブロック図であ
る。
【図6】本発明の別の一実施例を示すブロック図であ
る。
【図7】図6の実施例の回路動作を示すタイミングチャ
ートである。
【図8】図9の実施例によって生成される画像を示す説
明図である。
【図9】本発明のなお更に他の一実施例の要部を示すブ
ロック図である。
【図10】図11の実施例の動作を示すタイミングチャ
ートと生成された画像を示す説明図である。
【図11】本発明のなお更に別の一実施例を示すブロッ
ク図である。
【図12】図11の実施例の回路動作を示すタイミング
チャートである。
【符号の説明】
1…デコーダ、2…A/D変換器、3…画像メモリ、4
…D/A変換器、5…同期分離回路、6…メモリ制御回
路、7…クロック発生回路、8,40,72…ラインメ
モリ、9…中間調制御回路、10…感熱ヘッド、11…
シスコン、12…メカニズム、20…メモリ制御部
(1)、21…水平ブランキング発生回路、22…アク
セスフラグ回路、41…セレクタ、42…書き込みカウ
ンタ、43…読み出しカウンタ、44…アクセス完了フ
ラグ回路、45…アクセス要求フラグ回路、60…バッ
ファメモリ、61…インタフェース制御回路、47,7
1…書き込み読み出し制御回路、91…デコーダ回路、
93…加算回路、100…タイマ、101…メモリ制御
部、102…アドレスシフト回路、103…切り替えス
イッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石飛 竜哉 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 鱸 章浩 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力ビデオ信号を画像データとして画像
    メモリに取り込む際、該ビデオ信号から分離した水平同
    期信号に同期させて取り込みを行い、その後、該メモリ
    から画像データを読み出してモニタ側へ出力すると共
    に、プリント手段側へも出力してプリントさせるビデオ
    プリンタの制御回路において、 ビデオ信号から分離した前記水平同期信号から水平帰線
    期間を検出し、該期間を表す信号をブランキング信号と
    して出力するブランキング発生回路と、プリント手段側
    からプリント可の信号があると、前記ブランキング発生
    回路からのブランキング信号を待ち、該信号の表す水平
    帰線期間を示す信号をフラグとして出力するフラグ回路
    と、該フラグ回路からのフラグ信号を入力されると、モ
    ニタ側へ画像データを読み出すのとは独立に、プリント
    手段側へプリントのために送出する画像データを前記画
    像メモリから読み出してバッファメモリに書き込み、そ
    の後、該バッファメモリから読み出してプリント手段側
    へ転送するバッファメモリ用の書き込み、読み出し制御
    回路と、を具備したことを特徴とするビデオプリンタ制
    御回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のビデオプリンタ制御回
    路において、前記バッファメモリの内容を、プリント手
    段側へ向けて読み出すための前記バッファメモリ用の読
    み出し制御回路とは別に、パソコンの如き外部機器へ向
    けて読み出すための外部機器用の読み出し制御回路を持
    ち、前記バッファメモリ用の読み出し制御回路が動作し
    ていない期間に前記外部機器用の読み出し制御回路を動
    作させるようにしたことを特徴とするビデオプリンタ制
    御回路。
JP05597192A 1992-02-07 1992-02-07 ビデオプリンタ制御回路 Expired - Fee Related JP3233430B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05597192A JP3233430B2 (ja) 1992-02-07 1992-02-07 ビデオプリンタ制御回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05597192A JP3233430B2 (ja) 1992-02-07 1992-02-07 ビデオプリンタ制御回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05219466A true JPH05219466A (ja) 1993-08-27
JP3233430B2 JP3233430B2 (ja) 2001-11-26

Family

ID=13013964

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05597192A Expired - Fee Related JP3233430B2 (ja) 1992-02-07 1992-02-07 ビデオプリンタ制御回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3233430B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3233430B2 (ja) 2001-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3893441B2 (ja) 表示装置およびその制御方法
JPH07307956A (ja) カラープリンタ
JP3233430B2 (ja) ビデオプリンタ制御回路
US7295231B1 (en) Digital camera
JP2007110605A (ja) 画像形成装置
JP2773686B2 (ja) プリンタ装置
JP3076630B2 (ja) ビデオプリンタ
JP3071794B2 (ja) ビデオプリントシステム
KR0176483B1 (ko) 화상 프린터
JP2513636B2 (ja) 画像処理装置
JP3177354B2 (ja) 画像合成装置
JPH11285015A (ja) 撮像装置及び画像処理方法及び記憶媒体
JP3030051B2 (ja) ビデオプリンタ
JP2779658B2 (ja) 画像通信装置および方法
JPH0324360Y2 (ja)
JP2000175135A (ja) マルチ画面プリンタ
JPH07240896A (ja) マルチメモリ装置
JPS63290754A (ja) ビデオプリンタ
JPH05167808A (ja) ビデオプリンタの感熱ヘッド駆動回路
JPH0389785A (ja) ビデオプリンタ
JPH0522694A (ja) ビデオプリンタ信号処理回路
JPS63170730A (ja) ハ−ドコピ−装置
JPH08289316A (ja) ビデオプリンタ
JPH0391362A (ja) ファクシミリ装置
JPH02261649A (ja) ビデオプリンタの制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees