JPH05219319A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH05219319A
JPH05219319A JP4021039A JP2103992A JPH05219319A JP H05219319 A JPH05219319 A JP H05219319A JP 4021039 A JP4021039 A JP 4021039A JP 2103992 A JP2103992 A JP 2103992A JP H05219319 A JPH05219319 A JP H05219319A
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JP
Japan
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sided
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Pending
Application number
JP4021039A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsukasa Yagi
司 八木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP4021039A priority Critical patent/JPH05219319A/ja
Publication of JPH05219319A publication Critical patent/JPH05219319A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L59/00Thermal insulation in general

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 システム速度を高めることなく単位時間当た
りのコピー枚数を増加できると共に、左文字を防止して
コピー画像の上下をも揃えることのできる電子写真方式
による画像形成装置を提供すること。 【構成】 画像読取り装置は往路及び復路共に原稿画像
を読み取り可能である。往路スキャンと復路スキャンと
ではラインデータの前後を逆転することにより左文字を
防止する。さらに、コピーモードに応じて、例えば、片
面原稿/両面コピーにあっては横原稿のときは奇数枚コ
ピーの1原稿に対する最終コピーの後、復路は画像を読
み取らない(空スキャン)ことにより、コピーシートの
表裏面で画像の上下を揃える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置、詳しく
はイメージリーダによって1ラインごとに読み取った原
稿画像をシート上に再現するデジタル式の画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真複写機の分野において、
原稿画像をイメージリーダによって1ラインごとに読み
取り、この画像データをPLZTからなる光シャッタア
レイやLED等の固体走査型光記録ヘッドあるいはレー
ザ記録ヘッドへ転送し、感光体上に静電潜像を書き込む
ようにしたデジタル式の複写機が種々提供されている。
この種の複写機で単位時間当りのコピー枚数を上げるに
はシステム速度(スキャナのスキャン速度、リターン速
度を含めた1枚当りのコピー作成速度)を高めることと
なるが、イメージリーダの読込み速度、データ転送速
度、感光体への書込み速度の関係から、現在ではほぼ3
0枚/分の枚数が限界である。
【0003】そこで、システム速度を高めずにコピー枚
数を上げるには、スキャナの往路のみならず復路におい
ても原稿画像を読み取り、シート上に画像を形成するこ
とが考えられる。しかし、このような双方向スキャン方
式ではコピー画像に“左文字”及び画像の上下逆転とい
う不具合が発生する。即ち、図21(a)に示すよう
に、イメージリーダ100が矢印F方向に往路スキャン
して原稿Oの画像を1ラインごとに読み取り、光記録ヘ
ッド110に1ラインずつ画像データを転送するとき、
感光体ドラム120が矢印a方向に回転すると、矢印b
方向に搬送されるシートS上に原稿画像が再現される。
これに対して、イメージリーダ100が矢印R方向の復
路で原稿画像をスキャンすると、光記録ヘッド110へ
の1ラインデータの転送方向、感光体ドラム120の回
転方向、シート通紙方向が往路スキャンと同じとする
と、シートS上の画像は原稿画像とは左右逆のいわゆる
“左文字”として再現されてしまう(図21(b)参
照)。
【0004】“左文字”を解消するには、ドラム回転方
向a及びシート通紙方向bは構成上変換できないため、
ラインデータの転送方向を往路スキャンと復路スキャン
とで逆転させることが考えられる。しかし、この方法で
は、図21(b’)に示すように、往路スキャンではシ
ートS上に画像が上下逆に再現されてしまう。従って、
1枚の原稿を複数枚連続コピーし、一つのトレイ上に排
出するとシートSの1枚ごとに画像の上下が逆になって
積載される。
【0005】また、原稿を1枚ずつ画像読取り位置へ搬
送する自動原稿搬送装置やコピーシートをソーティン
グ、グルーピングするソータを使用し、片面原稿/片面
コピーのみならず、片面原稿/両面コピー又は合成コピ
ー、両面原稿/片面コピー、両面コピー又は合成コピー
等種々のコピーモードを実行する際、場合によっては1
部のコピー中で1枚ごとに画像が上下逆になったり、1
枚のコピーで表裏の画像が上下逆になる不具合を生じ
る。
【0006】
【発明の目的、構成、作用】そこで、本発明の目的は、
システム速度を高めることなく単位時間当りのコピー枚
数を増加できると共に、左文字を防止してコピー画像の
上下をも揃えることのできる電子写真方式による画像形
成装置を提供することにある。以上の目的を達成するた
め、本発明に係る画像形成装置は、静電潜像担体上に形
成された潜像を現像し、シート上に転写する画像形成手
段と、往復移動可能であって往路及び復路で原稿画像を
1ラインごとに読み取る画像読取り手段と、この画像読
取り手段で読み取られた画像データを、往路と復路とで
1ライン分のデータの前後を逆転した状態で静電潜像担
体上に書き込む光記録手段と、往路又は復路のいずれか
一方で原稿画像を読み取る第1の動作モードと、往路及
び復路で原稿画像を読み取り、かつ、コピーモードに応
じて往路及び復路で少なくとも1回は画像を読み取らな
い第2の動作モードとを備えたことを特徴とする。
【0007】以上の構成において、画像読取り手段は往
路及び復路で原稿画像を読取り可能であり、復路のライ
ンデータは前後を逆転した状態で静電潜像担体上に書き
込まれ、“左文字”の発生を防止する。第1の動作モー
ドは往路又は復路のいずれか一方で原稿画像を読み取
り、シート上に原稿画像を再現する。このモードは従来
のデジタル複写機と同様であり、コピーシートは原稿画
像の上下が揃えられた状態でトレイあるいはソータに排
出される。第2の動作モードは往路及び復路の双方向で
原稿画像を読み取り、シート上に原稿画像を再現する。
このモードにおいては単位時間当たりのコピー枚数が倍
化する。しかし、往路スキャン時と復路スキャン時とで
コピーシート上の画像が上下逆転して再現される。ソー
タを使用し、往路スキャン時のコピーシートと復路スキ
ャン時のコピーシートを特定のビンに収容すれば、1部
のコピー中で画像の上下方向を揃えることができる。1
枚の原稿に対して複数枚のコピーを作成するマルチコピ
ーに際して、コピー部数が奇数であれば、1枚の原稿に
対する最終スキャン(往路スキャン)後、復路で画像を
読み取らないように(空スキャン)すれば、ソータの各
ビンにおいて排出されたコピーシートの画像の上下を揃
えることができる。また、片面原稿/両面コピー又は合
成コピー、両面原稿/片面コピー、両面コピー又は合成
コピーの各コピーモードに応じて適宜空スキャンを行う
ことにより、トレイあるいはソータビン上でコピーシー
トの画像の上下を揃えることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係る画像形成装置の実施例に
つき、添付図面を参照して説明する。以下に示す実施例
は本発明をデジタル電子写真複写機に適用したものであ
る。図1は電子写真複写機の概略構成を示し、作像部5
と画像読取り装置50とからなり、画像読取り装置50
上には自動原稿搬送装置60(以下、ADFと記す)が
設置され、作像部5のコピーシート排出部にはソータ7
0が設置されている。また、作像部5はデスク1上に設
置されている。
【0009】作像部5は矢印a方向に回転駆動可能な感
光体ドラム10を中心に構成され、この感光体ドラム1
0の周囲にはメインイレーサランプ11、帯電チャージ
ャ12、光記録ヘッド40、いずれかが選択的に動作す
る現像器14,15、転写チャージャ16、シート分離
チャージャ17、残留トナーのクリーナ18が配置され
ている。
【0010】シートは自動給紙カセット21,23内に
収容されており、給紙ローラ22,24のいずれかの回
転に基づいて1枚ずつ給紙される。給紙されたシートは
先端がタイミングローラ25に当接して一旦停止し、タ
イミングローラ25が感光体ドラム10上に形成された
画像と同期をとって回転駆動されることにより転写部に
送り出され、トナー画像を転写される。転写後、シート
は直ちに感光体ドラム10から分離され、ベルト26に
よって定着器27へ送り込まれ、トナーの加熱定着が施
され、ソータ70へ搬送される。
【0011】さらに、作像部5には再給紙ユニット30
が内蔵されている。この再給紙ユニット30は片面に画
像を形成されたシートを一旦収容し、両面コピー又は合
成コピーのためにシートを再度転写部へ給紙するための
ものである。二つの原稿画像を1枚のシート上に合成す
る合成コピーモードにあっては、第1画像をコピーされ
たシートは定着器27の直後で通紙方向切換え爪31に
よって下方に搬送され、いまひとつの通紙方向切換え爪
32によってローラ33から中間トレイ34上に送り込
まれる。原稿画像を1枚のシートの表裏に形成する両面
コピーモードにあっては、表面にコピーされたシートは
通紙方向切換え爪32によって反転通路45へ案内さ
れ、図1中左方から中間トレイ34上に送り込まれる。
【0012】中間トレイ34に収容されたシートは、再
給紙信号に基づいて再給紙ローラ36の回転により1枚
ずつ図1中左方に送り出され、タイミングローラ25を
経て転写部へ搬送される。画像読取り装置50は、露光
ランプ51、可動ミラー52a,52b,52c、結像
レンズ53、CCDイメージセンサ54によって構成さ
れている。露光ランプ51と可動ミラー52aは第1ス
ライダ(図示せず)に搭載され、感光体ドラム10の周
速度vと同速で矢印F,R方向に往復移動する。また、
可動ミラー52b,52cは第2スライダ(図示せず)
に搭載され、v/2の速度で矢印F,R方向に往復移動
する。原稿は以下に説明するADF60によって原稿台
ガラス59上の所定位置に搬送/停止され、前記露光ラ
ンプ51、可動ミラー52a〜52cの往路及び復路の
移動によって1ラインごとに画像を読み取られる。
【0013】次に、光記録ヘッド40について説明す
る。光記録ヘッド40は、図2にその概略構成を示すよ
うに、反射鏡42を備えた光源41、光ファイバアレイ
43、ロッドレンズ44、光シャッタアレイ46、結像
用レンズアレイ48から構成されている。光ファイバア
レイ43は多数本の光ファイバからなり、一端は束ねて
採光部43aとし、光源41に対向している。また、光
ファイバアレイ43の他端は主走査方向(矢印Xで示
す)に並べられて出射部43bとされている。光シャッ
タアレイ46はガラス基盤上にPLZTからなる複数の
光シャッタ素子を直線状に配置したもので、その前後に
はポラライザ45、アナライザ47が設置されている。
レンズアレイ48は多数本の集束性ロッドレンズからな
り、光を感光体ドラム10上に結像させる。
【0014】以上の構成において、光源41から放射さ
れた光は反射鏡42で集光され、光ファイバアレイ43
の出射部43bから主走査方向Xに沿った直線状に出射
される。この光はロッドレンズ44、ポラライザ45を
介して光シャッタアレイ46を照射する。個々の光シャ
ッタ素子は画像データに基づいて電圧をオン、オフさ
れ、電圧を印加された素子はポラライザ45を透過した
光の偏光面を回転させる。そして、オンされた素子を透
過した光がアナライザ47を透過し、レンズアレイ48
を介して感光体ドラム10上を露光し、その表面に光の
オン、オフに基づく画像を静電潜像として形成する。
【0015】画像データは1ライン分ずつ光記録ヘッド
40の駆動回路(シフトレジスタ)に転送され、1画素
に対応した個々の光シャッタ素子のオン、オフによって
画像が感光体ドラム10上に書き込まれる。そして、復
路スキャンにあっては“左文字”を避けるため、1ライ
ン分のデータの転送方向を往路スキャンのデータ転送時
と前後を逆転させる。その方法には、(1)光記録ヘッ
ド40の駆動回路に双方向のシフトレジスタを設け、往
路スキャンと復路スキャンとでラインデータの入力方向
を切り換える、(2)CCDイメージセンサ54と駆動
回路との間にFILOバッファを設け、ラインデータを
FILOバッファを介して駆動回路へ転送することと、
介さずして転送することを切り換える、(3)CCDイ
メージセンサ54のアナログレジスタを双方向タイプと
し、読取りデータの入力方向を切り換える方法のいずれ
かを採用すればよい。
【0016】一方、ADF60は、原稿トレイ61と、
給紙ローラ62と、さばきローラ対63と駆動ローラ6
4a及び支持ローラ64bに張り渡された無端状の搬送
ベルト65と反転ローラ66と排紙トレイ68とで構成
されている。原稿は、片面原稿の場合、画像面を下に向
けて1ページから最終ページまで順番に重ねて原稿トレ
イ61上に載置され、図示しないストッパで先端が規制
される。原稿給紙信号に基づいてストッパの規制が解除
され、給紙ローラ62の回転に基づいて最下層の1ペー
ジ目から給紙され、さばきローラ対63を通過すること
により1枚に分離され、搬送ベルト65と原稿台ガラス
59との間に送り込まれる。さらに、原稿は搬送ベルト
65の矢印c方向への回転に基づいて原稿台ガラス59
上を搬送され、所定位置で一旦停止する。このとき、予
めオペレータによって設定されたコピー部数に対応する
回数だけ前記画像読取り装置50による往路スキャンあ
るいは復路スキャンが行われコピーが作成される。必要
部数のスキャンが終了すると、再度搬送ベルト65が矢
印c方向に回転駆動され、原稿は原稿台ガラス59上か
ら反転ローラ66を介して排紙トレイ68上に排出され
る。
【0017】また、両面原稿をコピーする場合は、分離
爪67の先端を反転ローラ66から離隔させ、表面画像
を読み取った原稿を裏面を下に反転させて原稿台ガラス
59上の所定位置に戻す。このとき、搬送ベルト65は
矢印cとは逆方向に回転駆動される。裏面に関して必要
部数のスキャンが終了すると、搬送ベルト65及び反転
ローラ66によって原稿は排紙トレイ68上に排出され
る。
【0018】ソータ70は、20段のビン71を有し、
作像部5から排出されたコピーシートを各ビン71の入
口部に設けた分岐爪72を選択的に動作させることによ
って所定のビン71に収容する。ソータ70の動作モー
ドとしては、ノンソートモード、ソートモード、グルー
プモードがある。ノンソートモードではコピーシートを
全て最上段のビン71に収容する。ソートモードではマ
ルチコピーされたシートを最上段の第1ビン71から順
次下段のビン71へと収容し、ページ揃えを行う。グル
ープモードは1枚の原稿のコピーシートを同一のビン7
1へ収容する。
【0019】ところで、以上の構成からなる複写機にお
いて、コピーモードとしては、再給紙ユニット30、A
DF60を使用すると、(1)片面原稿/片面コピー、
(2)片面原稿/両面コピー、(3)片面原稿/合成コ
ピー、(4)両面原稿/片面コピー、(5)両面原稿/
両面コピー、(6)両面原稿/合成コピー、の6通りの
コピーモードがあり、それにソータ70の各動作モード
及び前述した画像読取り装置50の双方向スキャン又は
片方向スキャンの読取りモードを加えた種々のモードで
コピー動作が可能であり、オペレータはこれらのモード
を図示しない操作パネルで選択することとなる。
【0020】以下、それぞれのコピーモードについて説
明する。画像読取りモードに関しては、往路でのみ原稿
をスキャンする場合を第1モードと称し、往復双方向で
原稿をスキャンする場合を第2モードと称する。なお、
第1モードは従来のデジタル複写機の動作モードと同様
であり、コピーシートは画像の上下を揃えた状態で作像
部5からソータ70へ排出される。第2のモードは本発
明の特徴点であり、作像部5から排出される際に画像の
上下が逆になっていても、ソータ70の動作モードとの
組合わせ、あるいは往路又は復路のいずれかで画像を読
み取らない動作(空スキャン)を挿入することによっ
て、ソータ70のビン71上でコピーシートの画像の上
下を揃えることができる。また、空スキャンは両面原稿
のコピー時あるいは両面コピー時や合成コピー時に画像
の上下を揃えるために必要となる場合がある。
【0021】なお、以下の説明において、縦原稿とは画
像の上下方向が原稿搬送方向(コピーシート搬送方向)
と平行な場合をいい、横原稿とは画像の上下方向が原稿
搬送方向(コピーシート搬送方向)と直交している場合
をいう。 (1)片面原稿/片面コピー 第1モードの場合、画像読取り装置50の往路でのみ画
像を読み取ってコピー処理を行い、復路は空スキャンで
ある。このコピーモードではソータ70の動作モードに
拘らずコピーシートの画像は上下が揃う。
【0022】第2モードを選択すると、復路においても
画像を読み取ってコピー処理を行う。従って、単位時間
当りのコピー枚数は大幅に向上する。但し、作像部5か
ら排出されるコピーシートは往路スキャン時と復路スキ
ャン時とで画像が上下逆である。しかし、コピー部数が
偶数の場合は、ソータ70でソートモードを選択するこ
とにより、個々のビン71上では画像の上下方向が揃え
られることとなる。一方、コピー部数が奇数の場合は、
1部の原稿につき最終コピー処理が終了したとき空スキ
ャン(往路空スキャン)を行えば、ソートモードとの組
合わせにより個々のビン71上では画像の上下が揃えら
れることとなる(図3(a)参照)。 (2)片面原稿/両面コピー 第1モードの場合、表面コピー時及び裏面コピー時共往
路のみ画像を読み取ってコピー処理を行い、復路は空ス
キャンである。但し、コピーシートの表裏面で画像の上
下を合わせるため、横原稿の場合は1部のコピー終了後
1回空スキャンを行う。縦原稿の場合、1部のコピー終
了後であってもこのような空スキャンは行わず、裏面コ
ピーの画像スキャンは復路で行われる(図5(g)参
照)。
【0023】第2モードを選択すると、往路及び復路共
に画像を読み取ってコピー処理を行う。但し、コピーシ
ートの表裏面で画像の上下を合わせるため、横原稿の場
合はコピー部数が奇数のとき1部のコピー終了後1回空
スキャンを行う(図3(b)上段参照)。同様の理由
で、縦原稿の場合はコピー部数が偶数のとき1部のコピ
ー終了後1回空スキャンを行う(図3(b)下段参
照)。 (3)片面原稿/合成コピー 第1モードの場合、第1画像コピー時及び第2画像コピ
ー時共往路のみ画像を読み取ってコピー処理を行い、復
路は空スキャンである。
【0024】第2モードを選択すると、往路及び復路共
に画像を読み取ってコピー処理を行う。但し、第1画像
及び第2画像を合成した画像の上下を合わせるため、コ
ピー部数が奇数のとき1部のコピー終了後1回空スキャ
ンを行う(図3(c)参照)。 (4)両面原稿/片面コピー 第1モードの場合、往路のみ画像を読み取ってコピー処
理を行い、復路は空スキャンである。
【0025】第2モードを選択すると、復路においても
画像を読み取ってコピー処理を行う。但し、横原稿でコ
ピー部数が奇数の場合は、ソータ70でソートモードを
選択し、1部のコピー終了後1回の空スキャンを行え
ば、個々のビン71上では画像の上下が揃えられること
となる(図4(d)上段参照)。一方、縦原稿でコピー
部数が偶数の場合は、ソータモードの選択と1部のコピ
ー終了後1回空スキャンを行うこととを組み合わせれ
ば、個々のビン71上で画像の上下が揃えられることと
なる(図4(d)下段参照)。 (5)両面原稿/両面コピー 第1モードの場合、往路のみ画像を読み取ってコピー処
理を行い、復路は空スキャンである。
【0026】第2モードを選択すると、復路においても
画像を読み取ってコピー処理を行う。但し、コピーシー
トの表裏面で画像の上下を合わせるため、コピー部数が
奇数のとき、1部のコピー終了後1回空スキャンを行う
(図4(e)参照)。 (6)両面原稿/合成コピー 第1モードの場合、第1画像コピー時及び第2画像コピ
ー時共往路のみ画像を読み取ってコピー処理を行い、復
路は空スキャンである。但し、合成画像の上下を合わせ
るため、横原稿の場合は1部のコピー終了後1回空スキ
ャンを行う。縦原稿の場合、1部のコピー終了後であっ
てもこのような空スキャンは行わず、第2画像のスキャ
ンは復路で行われる(図5(h)参照)。
【0027】第2モードを選択すると、往路及び復路共
に画像を読み取ってコピー処理を行う。但し、合成画像
の上下を合わせるため、横原稿の場合はコピー部数が奇
数のとき1部のコピー終了後1回空スキャンを行う(図
4(f)上段参照)。同様の理由で、縦原稿の場合はコ
ピー部数が偶数のとき1部のコピー終了後1回空スキャ
ンを行う(図4(f)下段参照)。
【0028】次に、以上概略的に説明した各モードによ
るコピー動作についてマイクロコンピュータによる制御
手順を説明する。図6はマイクロコンピュータのメイン
ルーチンを示す。電源が投入されてプログラムがスター
トすると、まず、ステップS1でRAMのクリア、各パ
ラメータの初期化等の初期設定を行い、ステップS2で
コピー信号がオンであると判定すると、ステップS3で
コピー動作を行う。その後、ステップS4で信号の入出
力制御、紙詰まり処理等その他の動作を行い、ステップ
S2へ戻る。
【0029】以下、ステップS3で実行されるコピー動
作について詳述する。図7、図8はステップS3で実行
されるコピー動作のサブルーチンを示す。まず、ステッ
プS20で片面原稿か否かを判定する。片面原稿か否か
はADF60の操作パネルへオペレータが入力したAD
F動作モードに基づいて判定される。片面原稿であれ
ば、ステップS21,S23,S25でそれぞれ片面コ
ピーか両面コピーか合成コピーか否かを判定する。片面
コピーであればステップS22で片面原稿/片面コピー
を処理し、両面コピーであればステップS24で片面原
稿/両面コピーを処理し、合成コピーであればステップ
S26で片面原稿/合成コピーを処理する。
【0030】その後、ステップS27で次原稿があるか
否かをADF60の原稿トレイ61に設けたセンサ(図
示せず)のオン、オフによって判定する。次原稿があれ
ばステップS20へ戻り、なければメインルーチンへ戻
る。一方、両面原稿であれば(ステップS20でN
O)、ステップS30,S32,S34でそれぞれ片面
コピーか両面コピーか合成コピーか否かを判定する。片
面コピーであればステップS31で両面原稿/片面コピ
ーを処理し、両面コピーであればステップS33で両面
原稿/両面コピーを処理し、合成コピーであればステッ
プS35で両面原稿/合成コピーを処理する。
【0031】その後、ステップS36で次原稿があるか
否かを判定し、あればステップS20へ戻り、なければ
メインルーチンへ戻る。図9、図10はステップS22
で実行される片面原稿/片面コピーのサブルーチンを示
す。まず、ステップS40でソータ70の動作モードが
グループモードか否かを判定し、グループモード以外の
場合(ソートモード又はノンソートモード)は、ステッ
プS41でビンカウンタを“0”にセットする。ビンカ
ウンタはコピーシートを排出するビン71を上段から順
次指定していくものである。ビンカウンタが“0”のと
き、コピーシートは最上段のビン71に収容される。
【0032】次に、ステップS42で第1モードが選択
されているか否かを判定し、第1モードであればステッ
プS43でコピー処理を実行する。ここでのコピー処理
は往路スキャンであり、復路はステップS46で空スキ
ャンを行う。なお、ソートモードが選択されていれば
(ステップS44でYES)、ステップS45でビンカ
ウンタをインクリメントする。
【0033】以上の往路スキャン、復路空スキャンはオ
ペレータによって設定されたコピー部数分だけ繰り返さ
れ、ステップS47で1部のコピー処理が終了したと判
定すると、ステップS60でグループモードが選択され
ているか否かを判定し、グループモードであればステッ
プS61でビンカウンタをインクリメントしてこのサブ
ルーチンを終了する。
【0034】一方、第2モードであれば(ステップS4
2でNO)、ステップS50でコピー処理を実行する。
コピー処理はコピー部数分だけ繰り返され、往路及び復
路共に画像のスキャンが行われる。また、ソートモード
が選択されていれば(ステップS51でYES)、ステ
ップS52でビンカウンタをインクリメントする。1部
のコピー処理が終了すると(ステップS53でYE
S)、ステップS54でソートモードが選択されている
か否かを判定し、ソートモード以外の場合は、前記ステ
ップS60へ移行する。ソートモードであればステップ
S55でコピー部数が奇数であることを確認のうえ、ス
テップS56で空スキャンを行い、前記ステップS60
へ移行する。片面原稿/片面コピーにおいて、コピー部
数が奇数の場合には、コピー終了後の復路で空スキャン
を行うことにより、ソーティングされたコピーシートが
各ビン71上で画像の上下が揃えられる(図3(a)参
照)。
【0035】図 11、図12はステップS24で実行
される片面原稿/両面コピーのサブルーチンを示す。ま
ず、ステップS70で第1モードが選択されているか否
かを判定し、第1モードであればステップS71でソー
トモードか否かを判定する。ソートモードでなければ及
びソートモードであっても今回のコピー処理が表面コピ
ーであれば(ステップS80でNO)、ステップS72
でコピー処理を実行する。ここでのコピー処理は往路ス
キャンであり、1部のコピー処理が終了するまで復路は
ステップS74で空スキャンを行う。
【0036】一方、ソートモードで裏面コピーであれば
(ステップS71,S80でYES)、ステップS81
でビンカウンタを“0”にセットし、ステップS82で
1回のコピー処理を実行する。続いて、ステップS83
でビンカウンタをインクリメントし、1部のコピー処理
が終了するまでステップS85で空スキャンを行う。な
お、ソートモードでなければ、裏面コピーの場合もステ
ップS72でコピー処理を実行する。
【0037】以上の如く1部のコピー処理が終了すると
(ステップS73,S84でYES)、ステップS75
で横原稿か否かを判定する。横原稿か縦原稿かは事前に
オペレータがADF60の操作パネルに入力しておく。
横原稿であればステップS76で空スキャンを行い、ス
テップS105へ移行し、縦原稿であれば空スキャンを
行うことなくステップS105へ移行する。ここで、原
稿の種類によって空スキャンの有無を変えているのは、
コピーシートの表裏面で画像の上下を合わせるためであ
る。従って、縦原稿の場合、裏面コピーの画像スキャン
は復路で行われる(図5(g)参照)。
【0038】次に、ステップS105でグループモード
が選択されているか否かを判定し、グループモードであ
ればステップS106で裏面コピーが行われたことを確
認のうえ、ステップS107でビンカウンタをインクリ
メントし、このサブルーチンを終了する。一方、第2モ
ードであれば(ステップS70でNO)、ステップS9
0でソートモードか否かを判定する。ソートモードでな
ければ及びソートモードであっても今回のコピー処理が
表面コピーであれば(ステップS93でNO)、ステッ
プS91でコピー処理を実行する。ここでのコピー処理
はコピー部数分だけ繰り返され、往路及び復路共に画像
のスキャンが行われる。
【0039】また、ソートモードで裏面コピーであれば
(ステップS90,S93でYES)、ステップS94
でビンカウンタを“0”にセットし、ステップS95で
コピー部数分だけコピー処理を実行し、一回のコピー処
理ごとにステップS96でビンカウンタをインクリメン
トする。ここでも往路、復路共に画像のスキャンが行わ
れる。なお、ソートモードでなければ、裏面コピーの場
合もステップS91でコピー処理を実行する。
【0040】以上の如く1部のコピー処理が終了すると
(ステップS92,S97でYES)、ステップS98
で縦原稿か否かを判定し、縦原稿であればコピー部数が
偶数のとき(ステップS99でYES)、ステップS1
01で1回空スキャンを行って前記ステップS105へ
移行する(図3(b)下段参照)。また、横原稿であれ
ばコピー部数が奇数のとき(ステップS100でYE
S)、ステップS101で1回空スキャンを行って前記
ステップS105へ移行する(図3(b)上段参照)。
このような処理は、コピーシートの表裏面で画像の上下
を合わせるためである。
【0041】図13、図14はステップS26で実行さ
れる片面原稿/合成コピーのサブルーチンを示す。ま
ず、ステップS110で第1モードが選択されているか
否かを判定し、第1モードであればステップS111で
ソートモードか否かを判定する。ソートモードでなけれ
ば及びソートモードであっても今回のコピー処理が第1
画像コピーであれば(ステップS115でNO)、ステ
ップS112でコピー処理を実行する。ここでのコピー
処理は往路スキャンであり、復路はステップS113で
空スキャンを行う。
【0042】一方、ソートモードで第2画像コピーであ
れば(ステップS111,S115でYES)、ステッ
プS116でビンカウンタを“0”にセットし、ステッ
プS117でコピー処理(往路)を実行する。続いて、
ステップS118でビンカウンタをインクリメントし、
ステップS119で空スキャン(復路)を行う。なお、
ソートモードでなければ、第2画像コピーの場合もステ
ップS112でコピー処理を実行する。
【0043】以上の如く1部のコピー処理が終了すると
(ステップS114,S120でYES)、ステップS
140でグループモードが選択されているか否かを判定
し、グループモードであればステップS141で第2画
像コピーが行われたことを確認のうえ、ステップS14
2でビンカウンタをインクリメントし、このサブルーチ
ンを終了する。
【0044】一方、第2モードであれば(ステップS1
10でNO)、ステップS130でソートモードか否か
を判定する。ソートモードでなければ及びソートモード
であっても今回のコピー処理が第1画像コピーであれば
(ステップS113でNO)、ステップS131でコピ
ー処理を実行する。ここでのコピー処理はコピー部数分
だけ繰り返され、往路及び復路共に画像のスキャンが行
われる。
【0045】また、ソートモードで第2画像コピーであ
れば(ステップS130,S133でYES)、ステッ
プS134でビンカウンタを“0”にセットし、ステッ
プS135でコピー部数分だけコピー処理を実行し、1
回のコピー処理ごとにステップS136でビンカウンタ
をインクリメントする。ここでも往路及び復路共に画像
のスキャンが行われる。なお、ソートモードでなけれ
ば、第2画像コピーの場合もステップS131でコピー
処理を実行する。
【0046】以上の如く1部のコピー処理が終了すると
(ステップS132,S137でYES)、ステップS
138でコピー部数が奇数か否かを判定し、奇数であれ
ばステップS139で1回空スキャン(復路)を行って
前記ステップS140へ移行する(図3(c)参照)。
このような空スキャンは、合成画像の上下を合わせるた
めである。
【0047】図15、図16はステップS31で実行さ
れる両面原稿/片面コピーのサブルーチンを示す。ま
ず、ステップS150で第1モードが選択されているか
否かを判定し、第1モードであればステップS151で
ソートモードか否かを判定する。ソートモードでなけれ
ばステップS152でコピー処理を実行する。ここでの
コピー処理は往路スキャンであり、復路はステップS1
53で空スキャンを行う。
【0048】一方、ソートモードであれば(ステップS
151でYES)、ステップS155でビンカウンタを
“0”にセットし、ステップS156でコピー処理(往
路)を実行する。続いて、ステップS157でビンカウ
ンタをインクリメントし、ステップS158で空スキャ
ン(復路)を行う。以上の如く1部のコピー処理が終了
すると(ステップS154,S159でYES)、ステ
ップS175でグループモードが選択されているか否か
を判定し、グループモードであればステップS176で
ビンカウンタをインクリメントしてこのサブルーチンを
終了する。
【0049】一方、第2モードであれば(ステップS1
50でNO)、ステップS160でソートモードか否か
を判定する。ソートモードでなければ、ステップS16
1でコピー処理を実行する。ここでのコピー処理はコピ
ー部数分だけ繰り返され、往路及び復路共に画像のスキ
ャンが行われる。また、ソートモードであれば(ステッ
プS160でYES)、ステップS163でビンカウン
タを“0”にセットし、ステップS164でコピー部数
分だけコピー処理を実行し、1回のコピー処理ごとにス
テップS165でビンカウンタをインクリメントする。
ここでも往路及び復路共に画像のスキャンが行われる。
【0050】以上の如く1部のコピー処理が終了すると
(ステップS162,S166でYES)、ステップS
167で縦原稿か否かを判定し、縦原稿であればコピー
部数が偶数のとき(ステップS168でYES)、ステ
ップS170で1回空スキャンを行って前記ステップS
175へ移行する(図4(d)下段参照)。また、横原
稿であればコピー部数が奇数のとき(ステップS169
でYES)、ステップS170で1回空スキャンを行っ
て前記ステップS175へ移行する(図4(d)上段参
照)。このような処理は、両面原稿の表画像と裏画像を
それぞれのコピーシート上で画像の上下を揃えるためで
ある。
【0051】図17、図18はステップS33で実行さ
れる両面原稿/両面コピーのサブルーチンを示す。ま
ず、ステップS180で第1モードが選択されているか
否かを判定し、第1モードであればステップS181で
ソートモードか否かを判定する。ソートモードでなけれ
ば及びソートモードであっても今回のコピー処理が裏面
コピーであれば(ステップS185でNO)、ステップ
S182でコピー処理を実行する。ここでのコピー処理
は往路スキャンであり、復路はステップS183で空ス
キャンを行う。
【0052】一方、ソートモードで裏面コピーであれば
(ステップS181,S185でYES)、ステップS
186でビンカウンタを“0”にセットし、ステップS
187でコピー処理(往路)を実行する。続いて、ステ
ップS188でビンカウンタをインクリメントし、ステ
ップS189で空スキャン(復路)を行う。なお、ソー
トモードでなければ、裏面コピーの場合もステップS1
82でコピー処理を実行する。
【0053】以上の如く1部のコピー処理が終了すると
(ステップS184,S190でYES)、ステップS
210でグループモードが選択されているか否かを判定
し、グループモードであればステップS211で裏面コ
ピーが行われたことを確認のうえ、ステップS212で
ビンカウンタをインクリメントし、このサブルーチンを
終了する。
【0054】一方、第2モードであれば(ステップS1
80でNO)、ステップS200でソートモードか否か
を判定する。ソートモードでなければ及びソートモード
であっても今回のコピー処理が表面コピーであれば(ス
テップS203でNO)、ステップS201でコピー処
理を実行する。ここでのコピー処理はコピー部数分だけ
繰り返され、往路及び復路共に画像のスキャンが行われ
る。
【0055】また、ソートモードで裏面コピーであれば
(ステップS200,S203でYES)、ステップS
204でビンカウンタを“0”にセットし、ステップS
205でコピー部数分だけコピー処理を実行し、1回の
コピー処理ごとにステップS206でビンカウンタをイ
ンクリメントする。ここでも往路及び復路共に画像のス
キャンが行われる。なお、ソートモードでなければ、裏
面コピーの場合もステップS201でコピー処理を実行
する。
【0056】以上の如く1部のコピー処理が終了すると
(ステップS202,S207でYES)、ステップS
208でコピー部数が奇数か否かを判定し、奇数であれ
ばステップS209で1回空スキャン(復路)を行って
前記ステップS210へ移行する(図4(e)参照)、
このような空スキャンはコピーシートの表裏面で画像の
上下を合わせるためである。
【0057】図19、図20はステップS35で実行さ
れる両面原稿/合成コピーのサブルーチンを示す。ま
ず、ステップS220で第1モードが選択されているか
否かを判定し、第1モードであればステップS221で
ソートモードか否かを判定する。ソートモードでなけれ
ば及びソートモードであっても今回のコピー処理が第1
画像コピーであれば(ステップS230でNO)、ステ
ップS222でコピー処理を実行する。ここでのコピー
処理は往路スキャンであり、1部のコピー処理が終了す
るまで復路はステップS224で空スキャンを行う。
【0058】一方、ソートモードで第2画像コピーであ
れば(ステップS221,S230でYES)、ステッ
プS231でビンカウンタを“0”にセットし、ステッ
プS232で1回のコピー処理を実行する。続いて、ス
テップS233でビンカウンタをインクリメントし、1
部のコピー処理が終了するまでステップS235で空ス
キャンを行う。なお、ソートモードでなければ、第2画
像コピーの場合もステップS222でコピー処理を実行
する。
【0059】以上の如く1部のコピー処理が終了すると
(ステップS223,S234でYES)、ステップS
225で横原稿か否かを判定する。横原稿であればステ
ップS226で空スキャンを行い、ステップS255へ
移行し、縦原稿であれば空スキャンを行うことなくステ
ップS255へ移行する。ここで、原稿の種類によって
空スキャンの有無を変えているのは、合成画像の上下を
合わせるためである。従って、縦原稿の場合、第2画像
コピーの画像スキャンは復路で行われる(図5(h)参
照)。
【0060】次に、ステップS255でグループモード
が選択されているか否かを判定し、グループモードであ
ればステップS256で第2画像コピーが行われたこと
を確認のうえ、ステップS257でビンカウンタをイン
クリメントし、このサブルーチンを終了する。一方、第
2モードであれば(ステップS220でNO)、ステッ
プS240でソートモードか否かを判定する。ソートモ
ードでなければ及びソートモードであっても今回のコピ
ー処理が第2画像コピーであれば(ステップS243で
NO)、ステップS241でコピー処理を実行する。こ
こでのコピー処理はコピー部数分だけ繰り返され、往路
及び復路共に画像のスキャンが行われる。
【0061】また、ソートモードで第2画像コピーであ
れば(ステップS240,S243でYES)、ステッ
プS244でビンカウンタを“0”にセットし、ステッ
プS245でコピー部数分だけコピー処理を実行し、1
回のコピー処理ごとにステップS246でビンカウンタ
をインクリメントする。ここでも往路及び復路共に画像
のスキャンが行われる。なお、ソートモードでなけれ
ば、第2画像コピーの場合もステップS241でコピー
処理を実行する。
【0062】以上の如く1部のコピー処理が終了すると
(ステップS242,S247でYES)、ステップS
248で縦原稿か否かを判定し、縦原稿であればコピー
部数が偶数のとき(ステップS249でYES)、ステ
ップS251で1回空スキャンを行って前記ステップS
255へ移行する(図4(f)下段参照)。また、横原
稿であればコピー部数が奇数のとき(ステップS250
でYES)、ステップS251で1回空スキャンを行っ
て前記ステップS255へ移行する(図4(f)上段参
照)。このような処理は、合成画像の上下を合わせるた
めである。
【0063】なお、本発明に係る画像形成装置は前記実
施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々
に変更することができる。特に、画像を静電潜像担体に
書き込む光記録手段はPLZTを使用した光記録ヘッド
40以外にLEDを使用した光記録ヘッド、あるいはレ
ーザビームによる光走査ヘッドを採用することができ
る。レーザビーム走査ヘッドを採用する場合、“左文
字”を避けるために1ラインデータの前後を逆転させる
には、イメージセンサとレーザビーム駆動回路との間に
FILOバッファを設け、ラインデータをFILOバッ
ファを介して駆動回路へ転送することと、介さずして転
送することを切り換えればよい。
【0064】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、画像読取り手段によって往路及び復路共に画像
を読み取り可能とし、かつ、光記録手段によって往路と
復路とでラインデータの前後を逆転した状態で静電潜像
担体上に画像を書き込むようにしたため、いわゆる“左
文字”の発生を防止すると共にシステム速度を無理に高
めることなく、単位時間当りのコピー枚数を増加するこ
とができる。しかも、コピーモードに応じて画像読取り
装置の往路及び復路で少なくとも1回は画像を読み取ら
ない動作モードを備えているため、コピー画像の上下を
も揃えることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る画像形成装置の一実施例を示す。
【図1】画像形成装置の概略構成図。
【図2】光記録ヘッドの概略構成図。
【図3】第2モードにおけるコピー処理の説明図。
【図4】第2モードにおけるコピー処理の説明図。
【図5】第1モードにおけるコピー処理の説明図。
【図6】マイクロコンピュータによる制御手順のメイン
ルーチンを示すフローチャート図。
【図7】コピー動作のサブルーチン(前半)を示すフロ
チャート図。
【図8】コピー動作のサブルーチン(後半)を示すフロ
チャート図。
【図9】片面原稿/片面コピーのサブルーチン(前半)
を示すフロチャート図。
【図10】片面原稿/片面コピーのサブルーチン(後
半)を示すフロチャート図。
【図11】片面原稿/両面コピーのサブルーチン(前
半)を示すフロチャート図。
【図12】片面原稿/両面コピーのサブルーチン(後
半)を示すフロチャート図。
【図13】片面原稿/合成コピーのサブルーチン(前
半)を示すフローチャート図。
【図14】片面原稿/合成コピーのサブルーチン(後
半)を示すフローチャート図。
【図15】両面原稿/片面コピーのサブルーチン(前
半)を示すフローチャート図。
【図16】両面原稿/片面コピーのサブルーチン(後
半)を示すフローチャート図。
【図17】両面原稿/両面コピーのサブルーチン(前
半)を示すフローチャート図。
【図18】両面原稿/両面コピーのサブルーチン(後
半)を示すフローチャート図。
【図19】両面原稿/合成コピーのサブルーチン(前
半)を示すフローチャート図。
【図20】両面原稿/合成コピーのサブルーチン(後
半)を示すフローチャート図。
【図21】画像読取り装置の往路スキャンと復路スキャ
ンによるコピー画像を示す説明図。
【符号の説明】
5…作像部 10…感光体ドラム 30…再給紙ユニット 40…光記録ヘッド 50…画像読取り装置 60…自動原稿搬送装置(ADF) 70…ソータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // G03G 15/00 107 8530−2H 302

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像担体上に形成された潜像を現像
    し、シート上に転写する画像形成手段と、 往復移動可能であって往路及び復路で原稿画像を1ライ
    ンごとに読み取る画像読取り手段と、 前記画像読取り手段で読み取られた画像データを、往路
    と復路とで1ライン分のデータの前後を逆転した状態で
    静電潜像担体上に書き込む光記録手段と、 往路又は復路のいずれか一方で原稿画像を読み取る第1
    の動作モードと、 往路及び復路で原稿画像を読み取り、かつ、コピーモー
    ドに応じて往路及び復路で少なくとも1回は画像を読み
    取らない第2の動作モードと、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP4021039A 1992-02-06 1992-02-06 画像形成装置 Pending JPH05219319A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4021039A JPH05219319A (ja) 1992-02-06 1992-02-06 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4021039A JPH05219319A (ja) 1992-02-06 1992-02-06 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05219319A true JPH05219319A (ja) 1993-08-27

Family

ID=12043811

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4021039A Pending JPH05219319A (ja) 1992-02-06 1992-02-06 画像形成装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH05219319A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101319542B1 (ko) * 2007-01-02 2013-10-21 삼성전자주식회사 라인 이미지 센서 및 이를 이용한 화상형성장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101319542B1 (ko) * 2007-01-02 2013-10-21 삼성전자주식회사 라인 이미지 센서 및 이를 이용한 화상형성장치

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