JPH05219039A - 自動位相調整方法および装置 - Google Patents

自動位相調整方法および装置

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JPH05219039A
JPH05219039A JP4042039A JP4203992A JPH05219039A JP H05219039 A JPH05219039 A JP H05219039A JP 4042039 A JP4042039 A JP 4042039A JP 4203992 A JP4203992 A JP 4203992A JP H05219039 A JPH05219039 A JP H05219039A
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JP
Japan
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phase
clock
communication device
data
control device
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Withdrawn
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JP4042039A
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Inventor
Kenichi Oide
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はディジタル多重無線などの通信シス
テムにおける通信装置と監視制御装置間での同期タイミ
ングを整える自動位相調整方法および装置に関するもの
であり、監視制御装置からの監視データの位相と主信号
のクロックの位相とを自動的に合わせることができる方
法および装置を提供することを目的とするものである。 【構成】 通信装置50から主信号のクロックを監視制
御装置51に送り、監視制御装置51がそのクロックに
同期してデータを通信装置50に送り、そのデータを通
信装置50の主信号に多重化して対向通信装置に送信す
る通信システムにおける自動位相調整装置であって、通
信装置50から監視制御装置51へ出力されるクロック
の位相と監視制御装置51から通信装置50に入力され
るデータの位相とを通信装置側において比較する位相比
較回路52と、位相比較回路52の位相比較結果に基づ
いて通信装置50から監視制御装置51に与えるクロッ
クの位相を調整して通信装置側においてクロックの位相
とデータの位相が合うようにする位相制御回路53とを
備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル多重無線など
の通信システムにおける通信装置と監視制御装置間での
同期タイミングを整える自動位相調整方法および装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5には本発明が係わる従来の通信シス
テムが示される。図5の(a)において、11と12は
対向する端局であって無線装置からなる。13は端局1
1、12間の通信を中継する中継局である。14は端局
11の監視制御装置、15は端局12の監視制御装置で
あり、それぞれの端局に監視用のデータを供給する。
【0003】端局11と12間では図5の(b)のよう
なフォーマットの主信号が送受される。ここで主信号の
みの速度はf(bps )であるが、端局11、12間では
これに制御用のビットが付加されて速度f’(bps )で
通信される。制御用のビットとしてはフレーム同期ビッ
トF、パリティビットP、DSC(ディジタルサービス
チャネル)ビットD、監視制御ビットAなどがある。
【0004】ここでフレーム同期ビットFとパリティビ
ットPは端局11、12で生成されて主信号に付加され
るものであるが、DSCビットDと監視制御ビットAは
監視制御装置14、15で生成されてそれぞれ対応する
端局11、12の無線装置に監視データとして送られて
主信号に付加されるものである。このDSCビットDは
メンテナンス用の電話チャネルとして使われる。また監
視制御ビットAは例えば障害時の回線切替えに際して利
用される。
【0005】例えば、端局11、12間を現用/予備の
二重回線とし、端局12において端局11からの信号に
障害があったと判定した時に、端局12の監視制御装置
15は回線切替えをするため、まず送端側である端局1
1に無線回線を通して送端並列(現用・予備の並列)を
する命令を監視制御ビットAにより出す。端局11の監
視制御装置14は上記命令を受けて送端並列を行った
後、端局12に送端並列終了の信号を監視制御ビットA
により無線回線で送る。端局12は受端切替えを行う。
【0006】このように監視制御装置は監視データを端
局に供給しているが、そのインタフェース部分では、端
局の無線装置側からその主信号のクロックを分周して監
視制御装置へ与え、監視制御装置はそのクロックに同期
して監視データを端局の無線装置に出力しており、それ
により端局において同期のとれた状態で監視データを主
信号に多重化して対向端局に送信することが可能にな
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】例えば上記システムに
おいて無線装置と監視制御装置が別架になっているよう
な場合、二つの装置間の距離が大きくなることがある。
このような場合、クロックが無線装置から監視制御装置
に伝わるまでの時間、また監視データが監視制御装置か
ら無線装置に伝わるまでの時間が大きくなり、このため
無線装置において監視制御装置から受け取った監視デー
タとクロックの位相関係が最適とならず監視データを主
信号に付加する時に誤りを起こすようになる。
【0008】この対策として、遅延回路等を設けてクロ
ックと監視データの位相を測定器をみながらマニュアル
で調整することも考えられるが、二つの装置間の距離は
ユーザー側の設置場所の要望等により種々に変わるの
で、各ユーザー毎に個別に調整が必要となり、またパネ
ル障害等でパネル交換をする度に再調整が必要となるの
で、不便である。
【0009】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、監視制御装置から
の監視データの位相と主信号のクロックの位相とを自動
的に合わせることができる方法および装置を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は本発明に係る原理
説明図である。本発明に係る自動位相調整方法は、通信
装置50から主信号のクロックを監視制御装置51に送
り、監視制御装置51がそのクロックに同期してデータ
を通信装置50に送り、そのデータを通信装置50の主
信号に多重化して対向通信装置に送信する通信システム
において、通信装置50から監視制御装置51へ出力さ
れるクロックの位相と監視制御装置51から通信装置5
0に入力されるデータの位相とを比較し、その位相比較
結果に基づいて通信装置50から監視制御装置51に与
えるクロックの位相を調整して通信装置側においてクロ
ックの位相とデータの位相が合うようにしたものであ
る。
【0011】また本発明に係る自動位相調整装置は、通
信装置50から主信号のクロックを監視制御装置51に
送り、監視制御装置51がそのクロックに同期してデー
タを通信装置50に送り、そのデータを通信装置50の
主信号に多重化して対向通信装置に送信する通信システ
ムにおける自動位相調整装置であって、通信装置50か
ら監視制御装置51へ出力されるクロックの位相と監視
制御装置51から通信装置50に入力されるデータの位
相とを比較する位相比較回路52と、位相比較回路52
の位相比較結果に基づいて通信装置50から監視制御装
置51に与えるクロックの位相を調整してクロックの位
相とデータの位相が合うようにする位相制御回路53と
を備えたものである。
【0012】
【作用】位相比較回路52により、通信装置50から監
視制御装置51へ出力されるクロックの位相と監視制御
装置51から通信装置50に入力されるデータの位相と
を比較する。その位相比較結果に基づいて通信装置50
から監視制御装置51に与えるクロックの位相を調整し
て通信装置側においてクロックの位相とデータの位相が
合うようにする。これにより、通信装置50と監視制御
装置51との距離が離れている場合にも、通信装置50
の入出力端子側においてクロックとデータの同期が取れ
るようになる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図2には本発明の一実施例としての自動位相調整
装置が示される。この実施例装置は図5のようなディジ
タル多重無線システムに適用されるものとする。図2に
おいて、1は無線装置側の多重化回路であり、主信号の
クロックを出力するクロック出力端子101と監視制御
装置側からの監視データが入力されるデータ入力端子1
02とを有し、監視データを主信号に多重化する機能を
持っている。
【0014】2は位相比較回路であり、多重化回路1か
らのクロックと監視制御装置からの監視データとが入力
されて両者の位相を比較し、その比較結果の位相比較出
力を位相制御回路3に出力する。位相制御回路3は多重
化回路1からのクロックが入力されており、このクロッ
クを位相比較回路2からの位相比較出力に応じて遅延さ
せて監視制御装置に送出する回路である。
【0015】図3にはこの位相比較回路2および位相制
御回路3の詳細な構成が示される。位相比較回路2はD
形フリップフロップ21、22で構成される公知のもの
であり、監視制御装置からの監視データと多重化回路1
からのクロックが入力される。その比較結果の出力信号
は、図4に示されるように、両者が正しい位相の時にデ
ュティ比が50%、クロックが進み位相の時にデュティ
比が小さくなり、遅れ位相の時に大きくなるものであ
る。
【0016】位相比較回路2の出力信号は積分回路30
で直流電圧値に変換される。この直流電圧値は積分回路
30の出力信号のデュティ比により、したがってクロッ
クとデータの位相関係により変化する。この実施例で
は、DC2〜3Vの範囲の電圧値の時にデータとクロッ
クの位相関係が良好であるものとし、この範囲を超えた
時には位相のズレが進み側/遅れ側に大き過ぎるものと
する。
【0017】この積分回路30の出力電圧は比較回路3
1に入力される。比較回路31はクロック位相の進み側
の限界値(オフセット1)を定めるコンパレータ311
と遅れ側の限界値(オフセット2)を定めるコンパレー
タ312の二つのコンパレータからなり、積分回路30
の出力電圧をこの二つの限界値と比較し、限界値を越し
た時にその側のコンパレータが“H”の出力信号を出力
する。
【0018】比較回路31の出力信号はORゲート32
を介してANDゲート33に入力される。ANDゲート
33の他方の入力端子にはパルス発振回路34からの出
力パルスが入力される。このパルス発振回路34の出力
パルスの発振周波数は監視制御装置の回路の処理時間を
考慮して決められる。この出力パルスはカウンタ35に
入力されてその出力パルス数がカウントされる。このカ
ウンタ35のカウント値(本実施例では2ビット)はセ
レクタ37の選択制御端子にセレクト信号S1、S2と
して入力される。
【0019】36はシフトレジスタであり、多重化回路
1からのクロックが入力されており、そのクロックを高
速クロックに基づく4つの位相Q1、Q2、Q3、Q4
で出力する。この4つの位相Q1〜Q4のクロックはセ
レクタ37の4つの入力D1〜D4にそれぞれ入力され
ている。セレクタ37はこの4つの入力D1〜D4のう
ちの一つをセレクト信号S1、S2により選択して監視
制御装置へ出力する。
【0020】この実施例装置の動作を説明すると、位相
比較回路2において多重化回路1からのクロックと監視
制御装置からの監視データとの位相比較を行う。このク
ロックと監視データの位相関係に応じて図4に示すよう
な出力信号が生成される。この位相比較出力を積分回路
30で積分して直流電圧にし二つのコンパレータ31
1、312に入力する。クロックと監視データの位相関
係が良好の時にはこの電圧はDC2〜3Vの範囲にあ
る。この範囲を超えると、3V以上でコンパレータ31
2が“H”レベルの出力信号を、2V以下でコンパレー
タ311が“H”レベルの出力信号をそれぞれORゲー
ト32を介してANDゲート33に出力する。
【0021】よってクロックと監視データの位相関係が
進み側または遅れ側に大きくずれた時にANDゲート3
3が開かれ、パルス発振回路34からの出力パルスが一
つカウンタ35に入力されてカウンタ35のカウント値
(すなわちセレクト信号)が一つインクリメントされ、
それによりセレクタ37はそれまでのクロックと位相が
一つずれたクロックを選択して監視制御装置に送る。
【0022】これにより監視制御装置に入力されるクロ
ックの位相がずれて、そのクロックに同期がとれた監視
データが無線装置側に返送される。このような操作を繰
り返すとやがて無線装置のクロック出力端子とデータ入
力端子においてクロックと監視データの同期がとれ、そ
の時点で積分回路30の出力電圧が2〜3V内に納ま
り、よってANDゲート33が閉じられてセレクタ37
は以降そのクロック位相を保持し続ける。
【0023】この実施例装置は装置の設置時などの初期
の立上げ運転時に動作するものであり、その後の温度な
どの環境変化に追従するためのものではないので、セレ
クタが切り替わる時の瞬断に影響されることはなく、ま
たパルス発振回路の発振周波数は数mS〜数十mSと低
い周波数であっても問題とならない。
【0024】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、主信号に監視データ等を付加する際に主信号クロッ
クと監視データとの同期が自動的にとれるようになり、
よって例えば装置の設置時やパネル交換時にこれらの位
相を手動でいちいち調整する必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる原理説明図である。
【図2】本発明の一実施例としての自動位相調整装置を
示すブロック図である。
【図3】実施例装置における位相比較回路と位相制御回
路の詳細な構成を示すブロック図である。
【図4】実施例装置における位相比較回路の出力信号の
例を示すタイムチャートである。
【図5】従来例の通信システムを説明する図である。
【符号の説明】
1 無線装置の多重化回路 2 位相比較回路 3 位相制御回路 11、12 端局 13 中継局 14、15 監視制御装置 21 22 D形フリップフロップ 30 積分回路 31 比較回路 32 ORゲート 33 ANDゲート 34 パルス発振回路 35 カウンタ 36 シフトレジスタ 37 セレクタ 311、312 コンパレータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信装置(50)から主信号のクロック
    を監視制御装置(51)に送り、監視制御装置がそのク
    ロックに同期してデータを該通信装置に送り、そのデー
    タを該通信装置の主信号に多重化して対向通信装置に送
    信する通信システムにおいて、 該通信装置から該監視制御装置へ出力されるクロックの
    位相と該監視制御装置から該通信装置に入力されるデー
    タの位相とを比較し、 その位相比較結果に基づいて該通信装置から該監視制御
    装置に与えるクロックの位相を調整して該通信装置側に
    おいて該クロックの位相と該データの位相が合うように
    した自動位相調整方法。
  2. 【請求項2】 通信装置(50)から主信号のクロック
    を監視制御装置(51)に送り、監視制御装置がそのク
    ロックに同期してデータを通信装置に送り、そのデータ
    を該通信装置の主信号に多重化して対向通信装置に送信
    する通信システムにおける自動位相調整装置であって、 該通信装置から該監視制御装置へ出力されるクロックの
    位相と該監視制御装置から該通信装置に入力されるデー
    タの位相とを比較する位相比較回路(52)と、 該位相比較回路の位相比較結果に基づいて該通信装置か
    ら該監視制御装置に与えるクロックの位相を調整して該
    クロックの位相と該データの位相が合うようにする位相
    制御回路(53)とを備えた自動位相調整装置。
JP4042039A 1992-01-31 1992-01-31 自動位相調整方法および装置 Withdrawn JPH05219039A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7653169B2 (en) 2005-09-16 2010-01-26 Fujitsu Limited Timing adjustment for data transmitting/receiving circuit

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7653169B2 (en) 2005-09-16 2010-01-26 Fujitsu Limited Timing adjustment for data transmitting/receiving circuit

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Effective date: 19990408