JP2738223B2 - クロック供給方式 - Google Patents

クロック供給方式

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JP2738223B2
JP2738223B2 JP4151015A JP15101592A JP2738223B2 JP 2738223 B2 JP2738223 B2 JP 2738223B2 JP 4151015 A JP4151015 A JP 4151015A JP 15101592 A JP15101592 A JP 15101592A JP 2738223 B2 JP2738223 B2 JP 2738223B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクロック供給方式に関
し、特に通信回路等に使用される網同期システムに於け
るクロック供給方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】主局クロックをクロック分配網を用いて
他の従属局へ分配し、網を完全に同期化する従属同期方
式を用いた、ディジタルマイクロ波通信システム等にお
ける網同期システムの各局装置内では、クロック供給装
置から供給される基準クロック信号に同期して各装置が
動作し、網同期が確立する。この時、クロック供給系の
障害を救済するために、基準クロック信号は冗長系を有
している。
【0003】図2は従来のクロック供給方式のブロック
回路図である。ここでは2台の装置が同期して動作し、
また基準クロック信号は自装置用と障害時救済用の一つ
の予備装置用とを有する1+1の冗長系となっている。
【0004】この図2において、クロック供給装置3か
ら供給される第一の基準クロック信号S1と第二の基準
クロック信号S2は第一番目の装置1内の第一の受信回
路11と第二の受信回路21とに入力される。この受信
回路11,21はそれぞれの基準クロック信号S1,S
2の状態を監視しており、基準クロック信号S1,S2
の状態を応じた第一の監視信号S11と第二の監視信号
S21とを受信回路11,21はそれぞれ系選択回路4
に出力する。この系選択回路4は上記監視信号S11,
S21に基いて系選択信号S12を第一の選択回路12
に、同じく監視信号S11,S21に基いて系選択信号
S22を第二の選択回路22に出力する。これら選択回
路12には、受信回路11を介して基準クロック信号S
1と、受信回路21を介して基準クロック信号S2とが
入力されている。選択回路22には同じように、受信回
路11を介して基準クロック信号S1と、受信回路21
を介して基準クロック信号S2とが入力されている。そ
して、選択回路12は系選択信号S12によって基準ク
ロック信号S1又は基準クロック信号S2何れかを選択
して第一の基準信号S13として装置内基準信号発生回
路13に出力する。また、選択回路22は、同様に、系
選択信号S22に基いて基準クロック信号S1又は基準
クロック信号S2の何れかを選択して第二の基準信号S
23として装置内基準信号発生回路23に出力する。装
置内基準信号発生回路13,23は、選択回路12,2
2から入力される基準信号S13,23に同期した装置
内基準信号S14,S24を発生し、図示しない装置1
内の各回路に出力する。
【0005】第二番目の装置2内の各回路の動作は、上
記第一の装置1と同様である。
【0006】すなわち、クロック供給装置6から供給さ
れる冗長系を有する第一の基準クロック信号S3と第二
の基準クロック信号S4とは、それぞれ受信回路31と
受信回路41とに入力され、各受信回路31,41は、
その基準クロック信号S3,S4の状態を監視し、その
監視結果を監視信号S31,S41として系選択回路7
に出力する。系選択回路7は、その監視信号S31,S
41に基いて系選択信号S32,S42を選択回路3
2,42に出力し、選択回路32,42は、この系選択
信号S32,S42によって、受信回路31,41を介
して入力されている基準クロック信号S3,S4の何れ
かを選択して基準信号S33,S43として装置内基準
信号発生回路33,43に出力する。装置内基準信号発
生回路33,43は、この基準信号S33,S43に同
期した装置内基準信号S34,S44を発生して装置2
内の各回路に出力している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来のク
ロック供給方式を用いた網同期システムにおいては、各
装置毎にクロック供給装置を用意する必要があり、例え
ば上例においてはクロック供給装置3,6があり、シス
テム構成規模を大きくするという問題点がある。
【0008】また、各装置内に系選択回路を用意する必
要があり、例えば上例においては選択回路12,22,
32,42、このことも装置の構成規模を大きくする欠
点となっている。
【0009】本発明の目的は、このような従来の問題点
を除去して、クロック供給装置及び選択回路等を削減
し、システム及び装置の構成規模を縮小できる網同期を
確立できるクロック供給方式を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の解決手段は、主装置と少なくとも一つの従装
置とを備え、クロック供給装置より供給される冗長系を
なす二つの基準クロック信号に同期して網同期を確立す
るシステムのクロック供給方式において、前記主装置
に、前記二つの基準クロック信号の入力状態を監視して
系選択信号を生成する系選択手段と、前記系選択信号に
従って前記二つの基準クロック信号の一方を選択して基
準信号として出力する主装置用の二つの選択回路と、前
記主装置用の選択回路の出力する基準信号に同期した装
置内基準信号を生成して自装置内の回路に出力すると共
に、この基準信号から再発生させた前記従装置用の基準
クロック信号を前記従装置に出力する、前記二つの選択
回路それぞれに対応して設けた主装置用の二つの基準信
号発生回路とを備え、前記従装置に、前記二つの基準信
号発生回路の出力する基準クロック信号の一方を強制的
に選択する選択信号を出力する設定回路と、この選択信
号に従って、前記二つの基準信号発生回路の出力する基
準クロック信号の一方を選択して基準信号として出力す
る従装置用の二つの選択回路と、この従装置用の選択回
路の出力する基準信号に同期した装置内基準信号を生成
して自装置内の回路に出力する従装置用の二つの基準信
号発生回路とを備えることを特徴とする。
【0011】
【実施例】次に本発明の一実施例について図面を参照し
て以下に説明する。図1は本発明の一実施例のブロック
回路図を示したもので、この図1に示す従来例と同一部
材には同一符号を付してある。
【0012】図1に示す網同期システムは、2台の装置
が同期して動作し、基準クロック信号は1+1の冗長系
を有している。
【0013】この図1において、クロック供給装置3か
ら出力される基準クロック信号S1と基準クロック信号
S2とは、それぞれ主装置50内の第一の受信回路11
と第二の受信回路21とに接続入力される。受信回路1
1からは、第一の監視信号S11が系選択回路4に、基
準クロック信号S1が第一の選択回路12と第二の選択
回路22とにそれぞれ接続入力される。受信回路21か
らは、第二の監視信号S21が系選択回路4に、基準ク
ロック信号S2が第一の選択回路12と第二の選択回路
22とにそれぞれ接続入力される。この受信回路11,
21及び系選択回路4は系選択手段を構成する。
【0014】系選択回路4からは、系選択信号S12が
選択回路12に、系選択信号S22が選択回路22にそ
れぞれ接続出力される。そして選択回路12の出力であ
る第一基準信号S13が基準信号発生回路14に、選択
回路22の出力である第二の基準信号S23が基準信号
発生回路24にそれぞれ接続入力されている。基準信号
発生回路14は入力される基準信号S13に同期した装
置内基準信号S14を主装置50内の図示しない自系の
各回路に接続出力すると共に、第一の基準クロック信号
S3を従装置51内の第一の受信回路31に接続出力す
る。同じく主装置50内の基準信号発生回路24は、入
力される基準信号S23に同期した装置内基準信号S2
4を主装置50内の図示しない他系の各回路に接続出力
すると共に、従装置51内の第二の受信回路41に第二
の基準クロック信号S4を接続出力する。
【0015】従装置51内の第一の選択回路32及び第
二の選択回路42には、上記受信回路31から基準クロ
ック信号S3と、第二の受信回路41から基準クロック
信号S4と、選択回路5から選択信号S5とが接続入力
される。さらに、選択回路32は第一の基準信号S33
を第一の基準信号発生回路34に接続出力し、選択回路
42は第二の基準信号S43を第二の基準信号発生回路
44に接続出力する。この基準信号発生回路34,44
は、入力される基準信号S33,S43に同期して装置
内基準信号S34,S44を発生して従装置51内の図
示しない自系と他系の各回路それぞれに出力する。
【0016】以上の構成において、以下その動作につい
て説明する。
【0017】主装置50において、受信回路11は入力
される基準クロック信号S1の入力されているか否かの
状態を監視し、その監視結果を監視信号S11で系選択
回路4に報知する。同じ様に第二の受信回路21も、入
力される基準クロック信号S2の入力状態を監視し、監
視結果を監視信号S21で系選択回路4に報知する。系
選択回路4は、これら監視信号S11,S21に基づ
き、系選択信号S12を第一の選択回路12に出力し、
この選択回路12に入力されている基準クロック信号S
1,S2の何れかを選択させて第一の基準信号として基
準信号発生回路14に出力させる。同じように第二の選
択回路22に対しても、系選択回路4は系選択信号S2
2を用いて、入力される基準クロック信号S1,S2の
何れかを選択させて第二の基準信号として第二の基準信
号発生回路24へ出力させる。各基準信号発生回路1
4,24は、この入力される基準信号S13,S23に
同期して装置内基準信号S14,S24を発生させ、主
装置50内の各回路に出力する。さらにまた基準信号発
生回路14は、入力される基準信号S13から従装置5
1用の第一の基準クロック信号S3を新たに発生し、受
信回路31に出力する。同じように基準信号発生回路2
4は、入力される基準信号S23から従装置51用の第
二の基準クロック信号S4を新たに発生し、受信回路4
1に出力する。
【0018】また、従装置51において、選択回路32
は、選択信号S5によって強制的に自系を選択して、第
一の基準クロック信号S3を第一の基準信号S33とし
て基準信号発生回路34に出力する。選択回路42は、
同じく選択信号S5によって強制的に第二の基準クロッ
ク信号S4を選択して第二の基準信号S43として基準
信号発生回路44に出力する。そして、基準信号発生回
路34は基準信号S33に同期した装置内基準信号S3
4を、基準信号発生回路44は基準信号S43に同期し
た装置内基準信号S44をそれぞれ生成して従装置51
内の図示しない自系と他系それぞれの回路に出力する。
【0019】尚、上記実施例では、2台の装置が同期し
て動作する場合について説明したが、二番目の従装置5
1についても、自系の基準クロック信号を基準信号発生
回路34,44で再発生し、冗長系を有する第一の基準
クロック信号と、第二の基準クロック信号として第三の
従装置に送出させるようにして、3台以上の装置を同期
して動作させる様にしてもよい。さらにまた、設定回路
5は外部からのコントロール信号によって設定変更さ
せ、選択回路32,42に他系の基準クロック信号を強
制的選択させることもできる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、クロック
信号が冗長系を有する場合に、第一の基準信号発生回路
と第二の基準信号発生回路とにおいて、自系の基準クロ
ック信号又は他系の基準クロック信号を基準にして新た
に基準クロック信号をそれぞれ再発生させ、この新たに
再発生させた冗長系を有する基準クロック信号を他の装
置へ送出するので、クロック供給装置の台数を削減でき
る。また、第一の装置から送出される冗長系を有する基
準クロック信号は系選択された基準クロック信号であ
り、第二番目以降の装置内の第一の選択回路と第二の選
択回路において強制的に自系を選択しているので、第二
番目以降の装置内の系選択回路を削減できるという効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に関するものであり、その構
成を示すブロック回路図である。
【図2】従来例のクロック供給方式を示すブロック回路
図である。
【符号の説明】
1 第一番目の装置 2 第二番目の装置 3,6 クロック供給装置 4,7 系選択回路 5 設定回路 11,21,31,41 受信回路 12,22,32,42 選択回路 13,23,33,43 装置内基準信号発生回路 14,24,34,44 基準信号発生回路 50 主装置 51 従装置 S1,S3 第一の基準クロック信号 S2,S4 第二の基準クロック信号 S5 選択信号 S13,S33 第一の基準信号 S23,S43 第二の基準信号 S14,S24,S34,S44 装置内基準信号 S12,S22 系選択信号

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主装置と少なくとも一つの従装置とを備
    え、クロック供給装置より供給される冗長系をなす二つ
    の基準クロック信号に同期して網同期を確立するシステ
    ムのクロック供給方式において、 前記主装置に、 前記二つの基準クロック信号の入力状態を監視して系選
    択信号を生成する系選択手段と、 前記系選択信号に従って前記二つの基準クロック信号の
    一方を選択して基準信号として出力する主装置用の二つ
    の選択回路と、 前記主装置用の選択回路の出力する基準信号に同期した
    装置内基準信号を生成して自装置内の回路に出力すると
    共に、この基準信号から再発生させた前記従装置用の基
    準クロック信号を前記従装置に出力する、前記二つの選
    択回路それぞれに対応して設けた主装置用の二つの基準
    信号発生回路とを備え、 前記従装置に、 前記二つの基準信号発生回路の出力する基準クロック信
    号の一方を強制的に選択する選択信号を出力する設定回
    路と、 この選択信号に従って、前記二つの基準信号発生回路の
    出力する基準クロック信号の一方を選択して基準信号と
    して出力する従装置用の二つの選択回路と、 この従装置用の選択回路の出力する基準信号に同期した
    装置内基準信号を生成して自装置内の回路に出力する従
    装置用の二つの基準信号発生回路とを備えることを特徴
    とするクロック供給方式。
  2. 【請求項2】前記従装置用の二つの基準信号発生回路を
    前記主装置用の基準信号発生回路に置き換え、この二つ
    の基準信号発生回路の出力する基準クロック信号を順に
    次の従装置に出力するようにすることを特徴とする請求
    項1記載のクロック供給方式。
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