JPH05218977A - 信号を無偏光送信するための送信システム - Google Patents

信号を無偏光送信するための送信システム

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JPH05218977A
JPH05218977A JP4272216A JP27221692A JPH05218977A JP H05218977 A JPH05218977 A JP H05218977A JP 4272216 A JP4272216 A JP 4272216A JP 27221692 A JP27221692 A JP 27221692A JP H05218977 A JPH05218977 A JP H05218977A
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    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/25Arrangements specific to fibre transmission
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  • Radio Transmission System (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Reduction Or Emphasis Of Bandwidth Of Signals (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】2方向における通信が可能な無偏光送信システ
ムを提供する。 【構成】該システムは、それぞれ2つの単方向接続点と
1つの双方向接続点を有する第1・第2混合回路H1、
H2からなる。単方向接続点はシステム接続点S1〜S
4を介して送信機T、受信機Rに接続する。混合回路H
1の双方向接続点は高次リターダーHRを経て信号ルー
トSTに接続され、混合回路H2の双方向接続点は直
接、信号ルートSTに接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、信号ルートに信号を無
偏光で送信するための送信システムに関するものであ
る。
【0002】光波技術雑誌第6巻第10号(1988年
10月)1537〜1548頁の「コヒーレント光通信
のための偏光スイッチング技術」に、送信機と受信機の
間で光ファイバーを通して信号を無偏光送信する単方向
送信システムが開示されている。
【0003】光導波管または光ファイバーの端で、送信
された光の偏光状態がゆらぐことが、一般に知られてい
る。これは、光ファイバーの機械的ねじれ、温度変化、
光ファイバーの屈曲などの理由による。受信信号の偏光
と局部発振機からの信号の偏光との間の変わりやすい不
一致のため、受信機の感度は不利に影響される。上記文
献で、できる限り変わりやすい偏光に左右されない光フ
ァイバーを通しての送信を達成するため、多くの解決法
が提案されている。その1つは、複屈折媒体からなる高
次のリターダー(retarder)を使う偏光スイッ
チング法である。
【0004】上記文献から、高次リターダー(好ましく
は複屈折光ファイバー)がコヒーレント通信システムの
送信側に設けられ、「データ導入偏光スイッチング」原
理の適用によってこのシステムを偏光に左右されないも
のにすることが知られている。しかし、この方法は、高
次リターダーに供給された信号の偏光が高次リターダー
の主軸に対して約45°という固定された角度でしか働
かない。実際には、残念ながら、受信機に供給される信
号は、逆に非常にゆらぎの強い偏光で、さらに手段が取
られなければ、問題を生じる。
【0005】本出願人のオランダ出願9002713号
は、高次リターダーが光ファイバーとカップリング装置
の間で受信機側に接続されている単方向送信システムを
開示している。これは、リターダーの主軸の1つと局部
発振機の偏光の間の角度がポアンカレ表示によって0°
より大きく180°以下なので、可能である。好ましく
は、この角度はポアンカレ表示による90゜である。局
部発振機からの信号がリニアーに偏光され、高次リター
ダーがリニアーの遅延をする場合、ポアンカレ表示によ
るこの90°という角度は、局部発振機の偏光軸とリタ
ーダーの主軸との間の45°の角度に相当する。
【0006】上記オランダ出願は1方向の通信に限定さ
れている。本発明の主目的は、2方向における通信が可
能な上記タイプの送信システムを提供することにある。
【0007】この目的は、それぞれ送信機と受信機から
なる第1・第2トランシーバーの間で、信号ルートに信
号を無偏光送信するための本発明の送信システムによっ
て達成される。その受信機は検出器、局部発振機、およ
び該発振機の出力信号を検出器に結合させるための装置
からなっている。本発明は高次リターダーが一端で信号
ルートに接続され、他端で混合回路のポートに接続さ
れ、送信機と受信機がそれぞれ混合回路の他のポートに
接続されていることを特徴とする。
【0008】何年間も、送信ルートを直接混合回路の双
方向ポートに接続するのが通常の実務であり、常に送信
機と受信機の全部品を混合回路の単方向側に置いてき
た。この概念にもとづけば、高次リターダーは混合回路
の単方向ポートに接続される。しかし、本出願人は、高
次リターダーを混合回路と送信ルートの間に接続するこ
とにより、この原理を打ち破った。このことは、1つの
複屈折路あたり1つの高次リターダーだけで済むという
利点がある。
【0009】本発明の1実施例において、混合回路は3
dBカップリング素子からなる。
【0010】「データ導入偏光スイッチング(DIP
S)」原理から、3dBの感度損失が偏光制御のあるシ
ステムに比較して生じる。さらに、外向きおよび戻りの
通信路の結合とスプリットにより、3dBの損失が生じ
る。したがって、上記原理を複屈折通信路に適用する
と、総合で9dBの損失が生じる。
【0011】本発明の他の実施例において、外向きおよ
び戻りの通信を結合させスプリットさせるための偏光ス
プリッティング・カップリング装置によって混合回路が
形成される。このようにして、感度損失3dBを除い
て、結合とスプリッティングの余分な損失がなくなり、
混合回路として接続された3dBカップリング装置に比
べて、6dBのゲインを達成する。
【0012】上記実施例において、局部発振信号は、3
dBカップリング装置または偏光スプリッティング・カ
ップリング装置によって結合される。また、局部発振信
号は、混合回路を形成する3dBカップリング装置また
は偏光スプリッティング・カップリング装置の残りのポ
ートに供給される。
【0013】他の実施例において、送信信号の一部は局
部発振信号として使われる。
【0014】非常に簡単な実施例において、混合回路に
接続された自己発振混合受信機が使われる。
【0015】光信号の伝播方向が逆になると、偏光スプ
リッティング・カップリング装置や3dBカップリング
装置のようなタイプの光混合回路は完全に逆になる。す
なわち、ある方向にはスプリッターとして作用するが、
逆方向には結合器として作用するので、本発明の着想
は、2方向における送信に適用できるばかりでなく、同
一方向における2チャンネルにわたる送信にも適用でき
る。さらに一般的に、この着想は上記タイプの送信シス
テムを提供するものであり、該システムは互いに逆方向
のみならず、同一方向における2チャンネルにわたる送
信も可能である。
【0016】送信機に対する第1システム接続点と受信
機に対する第2システム接続点の間で、信号ルートにわ
たる信号の無偏光送信のための送信システムにおいて、
高次リターダーはシステム接続点の1つと信号ルートの
間に置かれ、次の構成からなる本発明のシステムによっ
て目的が達成される。
【0017】第1単方向接続点、第2単方向接続点およ
び第1双方向接続点を有し、第1単方向接続点が第1シ
ステム接続点を形成し、第2単方向接続点が第3システ
ム接続点を形成する第1混合回路(H)。
【0018】第1単方向接続点、第2単方向接続点およ
び第1双方向接続点を有し、第1単方向接続点が第2シ
ステム接続点を形成し、第2単方向接続点が第4システ
ム接続点を形成する第2混合回路スイッチ。
【0019】上記第3システム接続点と第4システム接
続点はそれぞれ、送信機と受信機、または受信機と送信
機に対する接続点であり、高次リターダーは混合回路の
1つの複屈折接続点と信号ルートの間に置かれる。
【0020】偏光はいつも、位相差がついて、あるいは
つかないで、2つの直交偏光成分に分解され、あるいは
それから組み立てられる。たとえば45°でリニアーに
偏った光は、同相にある水平偏光成分と垂直偏光成分か
らなっている。回転偏光の場合には、電界の水平偏光成
分と垂直偏光成分は互いに90゜位相がずれている。
【0021】高次リターダーはリターデーション(遅
延)概念にもとづいている。この概念は1成分は他成分
よりも相対的に遅れることを意味している。遅延は角度
で表される。90°の遅延は45°のリニアー偏光を回
転偏光に変換する。また遅延は波長の分数でも表され
る。90°の遅延は1/4波長に相当する。それゆえ、
λ/4遅延とも呼ばれる。また遅延は、遅水時間として
も表される。1500nmの光は5fs(5×10
−15秒)の周期をもっている。90゜の遅延は1/4
×5fs=1.25fsに相当する。
【0022】高次リターダーは非常に大きな遅れをもつ
リターダーと考えられる。たとえば、15cm(500
ps、100,000、36,000,000°)の遅
れが要求される。リターダーの次元は−180°と+1
80°の間の値を得るために、360゜が遅れから引か
れなければならない倍数である。このファイバーの複屈
折の代表値は5×10−4、すなわちファイバーの1m
あたり0.5mmの遅れである。15cmの遅れは30
0mの長さの複屈折ファイバーを要し、高次リターダー
は長くなる。さらに、複屈折ファイバーは高価である。
オランダ出願9002713号はコンパクトで安価なリ
ターダーを提唱している。
【0023】高次リターダーは、予め定められた周波数
の入力信号が与えられるなら、決められた偏光方向をも
った出力信号が生じるという特性をもっている。上記入
力信号の周波数が1GHzよりも高ければ、入力の偏光
が高次リターダーに関し正しく選ばれているなら、第1
の出力信号と直交する偏光をもつ出力信号が得られる。
入力周波数間のスイッチングは、上記2つの偏光方向間
のスイッチングを達成する。リターダーは偏光スイッチ
として作用する。
【0024】高次リターダーを使うことの最も重要な点
は、光周波数変調を偏光変調に変換することであり、
「データ導入偏光スイッチング」ともいわれる。この原
理が採用されれば、周波数が正しい周波数空間に掃引さ
れるので、偏光は2つの直交状態間でスイッチされる。
これは偏光ゆらぎに感じやすい通信システム(コヒーレ
ント・システム)にとって興味がある。すべての「ゼ
ロ」が偶発的な偏光設定によって失われれば、すべての
「1」がまだ受信でき、その逆もいえる。信号が全く失
われることはない。しかし、上記原理が適用されれば、
3dBの感度損失が、偏光制御をもつもっと複雑なシス
テムに比べて発生しなければならない。
【0025】「データ導入偏光スイッチング」原理は、
送信機が正しい角度、好ましくは45°で高次リターダ
ーに結合され得る固定された偏光をもっているので、送
信機側で可能である。
【0026】この原理のコストは、高次リターダーとそ
の設置の費用による。さらに、このリターダーによって
占められる空間が非常に重要である。受信機が多くの送
信機によって分配されなければならないとき、たとえば
ターミナル交換への加入者のデータ通信の場合には、高
次リターダーに伴うコストがただ1度しか発生しないの
で、受信機に「データ導入偏光スイッチング」原理を適
用することが有利である。
【0027】しかし、望ましい適用は不可能なように思
われる。上記原理は、高次リターダーに与えられた信号
の偏光が高次リターダーの主軸に対し正確に45°の角
度であることを要求する。状態「ゼロ」と「1」に属す
る出力偏光が直交することになる。
【0028】すでに説明したように、光信号の偏光は光
ファイバーを通って行くとき、任意に変化する。送信機
信号の偏光は高次リターダーの主軸に対し常に45°で
なければならないという要求は、受信機側では満たし得
ない。偏光はリターダーの主軸に平行であることも可能
なので、「ゼロ」と「1」状態が同一偏光をもって高次
リターダーから起こりながら、偏光が高次リターダー内
に維持される。そこでもはや、「データ導入偏光スイッ
チング」の問題はなくなる。
【0029】こうして、上記原理を受信機に適用するこ
とは、信号が光ファイバーを通った後、正しい角度で高
次リターダーに光を結合させることを不可能にしつつ、
偏光がランダムに変わり、さらに時間ごとに変化するの
で、不可能である。
【0030】にもかかわらず、オランダ出願90027
13号と、本出願の図1の解が見出される。
【0031】送信機Tから出た光信号は、送信ルートS
Tと高次リターダーHRを経てカップリング素子Kの1
入力に与えられる。受信機の検出器Dはカップリング素
子Kの出力に接続されている。局部発振機LOからの信
号はカップリング素子Kの他の入力に加えられる。
【0032】図1の配列は、特定の要求に合致するので
可能である。この要求は、局部発振機LOの偏光が高次
リターダーHRの主軸に対し45°であるというもので
ある。
【0033】受信信号の偏光がたまたま45°であると
すると、データ導入偏光スイッチング法はリターダーが
送信機側に置かれていると同様に作用する。リターダー
の出力でゼロと1の偏光は互いに直交し、「ゼロ」が失
われれば「1」は残り、その逆もいえる。可能な媒体の
どんなものも問題を生じない。
【0034】受信光の偏光が高次リターダーの主軸に平
行であるという他の極端な場合がおこれば、高次リター
ダーの出力で「ゼロ」と「1」の偏光は変わらずに残
り、主軸に平行のままである。しかし、局部発振機の出
力信号の偏光が、高次リターダーの主軸に対し45°な
ので、コヒーレント受信機は半分の出力ではあるが、す
べての「ゼロ」と「1」を受信する。感度の点で、これ
はすべての「ゼロ」を解放し、すべての「1」を受信す
ることに相当し、高次リターダーが送信機の次に置かれ
た場合に等しく、「データ導入偏光スイッチング」法が
適用される。
【0035】同様に、主軸に対し45°と平行の間にあ
る高次リターダーの入力における偏光の場合には、信号
は失われない。
【0036】要約すると、データ導入偏光スイッチング
の原理は、高次リターダーの主軸に対し45°に局部発
振機の偏光があれば、受信機側で可能である。
【0037】説明を明確にするため、上記側で局部発振
機と送信機の偏光はそれぞれ、高次リターダーの主軸に
対し45°と仮定してある。本発明はポアンカレ表示ま
たはポアンカレ球を使って、もっと一般的に表せるのは
明らかである。ポアンカレ表示によれば、局部発振機か
らの信号の偏光は高次リターダーの主軸と一致してはな
らない。一方、このリターダーの主軸は局部発振機の出
力信号の偏光に対し90゜が好ましい。この特別な場合
は、高次リターダーの主軸に対し45°であるリニアー
偏光出力信号をもった局部発振機である。
【0038】また、いつも高次リターダーの主軸につい
ているものとする。しかし、実際には高次リターダーに
は2つの主軸があり、それらは互いに直交する速い主軸
と遅い主軸である。ゆえに、主軸の1つについているこ
とが好ましい。
【0039】本発明によれば、偏光スイッチング法が2
チャンネル送信システムに適用される。2チャンネルで
の信号送信は同方向または逆方向におこる。何年間も、
送信ルートを直接、混合回路の複屈折ポートに接続する
ことが標準であった。一方、送信機と受信機の全部品は
混合回路の単方向ポートに置かれていた。この長年の標
準にもとづいて、高次リターダーは、信号の無偏光送信
の場合には、混合回路の複屈折ポートに接続される。本
出願人は、高次リターダーHRを混合回路Hと送信ルー
トSTの間に接続することにより、この慣例を打ち破っ
た。
【0040】これは2つの互いに逆方向の送信を扱う2
チャンネル・システムの場合の図2に示されている。こ
れは複屈折路あたり1つの高次リターダーだけが要ると
いう利点を達成する。各混合回路Hの単方向側で、送信
機Tは1つの単方向ポートに接続され、一方、検出器を
含む受信機Rは、他の単方向ポートに接続されている。
受信機Rの局部発振機からの局部発振信号は、混合回路
の単方向ポートと検出器との間で、接続されて結合され
る。
【0041】図3〜6に示されている実施例において、
図2の混合回路はカップリング素子K1によって形成さ
れ、局部発振機からの信号はさまざまに結合される。
【0042】3dBカップリング素子が、外向きおよび
戻りの通信を結合させ、スプリットさせるためのカップ
リング素子として選ばれ得る。結合とスプリッティング
は、3dBの損失を被る。3dBの感度損失は偏光スイ
ッチング法の場合に起こることが知られている。したが
って、外向きおよび戻りの方向にわたって、全体で9d
Bの損失がある。
【0043】外向きおよび戻りの通信の結合とスプリッ
トのために、偏光スプリット・カップリング素子が混合
回路として3dBカップリング素子の代わりに使われ得
る。この選択の利点は、3dBの感度損失以外には、余
分の損失が偏光スイッチング法の場合に起こらないこと
である。3dBカップリング素子に比べ、6dBのゲイ
ンが得られる。
【0044】図3〜6において、信号ルートの一方の側
のコンポーネントのみが描かれている。というのば、他
の側におけるコンポーネントの接続は、高次リターダー
を除いて、鏡像の関係にあるからである。換言すれば、
他の側において、カップリング素子K1に相当するカッ
プリング素子は直接、信号ルートに接続される。信号を
結合しスプリットするための他のどんな回路も、送信ル
ートの他の側で使われ得る。
【0045】図3の実施例の場合、送信機Tはカップリ
ング素子K1の第1ポートに接続され、受信機の検出器
Dは第2カップリング素子K2を経て、カップリング素
子の第2ポートに接続される。局部発振機は第2カップ
リング素子K2に接続される。高次リターダーはカップ
リング素子K1の第3ポートにつながれ、その他端に信
号ルートSTにつながれる。
【0046】3dBカップリング素子がカップリング素
子K1として選ばれると、高次リターダーの主軸の1つ
と送信機Tからの信号の偏光方向との間の角度はポアン
カレ表示により、0゜と180゜の間になければならな
い。好ましくは90゜である。
【0047】3dBカップリング素子K1の第2ポート
は、第2の3dBカップリング素子または偏光スプリッ
ト・カップリング素子K2を経て検出器に接続される。
局部発振機LOは第2の3dBカップリング素子または
偏光スプリット・カップリング素子K2の残りのポート
に接続される。局部発振機信号の偏光方向と高次リター
ダーの1つの主軸との間の角度が0゜と180°の間に
あるので、ポアンカレ表示により、受信信号のゼロと1
が両方とも失われることはない。好ましくはこの角度は
90°である。
【0048】好ましくは、第1偏光スプリット・カップ
リング素子がカップリング素子K1として使われれば、
この第1偏光スプリット・カップリング素子K1のポー
ト3の主軸と、リターダーの主軸との間の角度はポアン
カレ表示による0°と180°の間になければならな
い。さらに、送信機Tからの信号は、高次リターダーが
接続される偏光スプリット・カップリング素子K1のポ
ートから送信信号から離れることができるように、カッ
プリング素子K1の主軸に対し、ポアンカレ表示で0゜
または180°の偏光をもって結合しなければならな
い。この場合、そのポートはポート3である。この偏光
方向の選択は、リターダーと送信機が接続されるポート
に依存する。
【0049】好ましくは、第1偏光スプリット・カップ
リング素子K1のポート3の主軸と、リターダーの主軸
との間の角度は、ポアンカレ表示により90°に等し
い。
【0050】カップリング素子K1の第2ポート2は、
3dBカップリング素子K2を経て検出器Dに接続さ
れ、局部発振機LOはカップリング素子K2の残りのポ
ートに接続される。局部発振機Lからの信号の偏光方向
は、そのポート2が、偏光スプリット・カップリング素
子K1からの受信信号のそれに等しくなければならな
い。受信信号の偏光はカップリング素子K1によって決
められる。特に、これは直通またはクロスオーバー信号
であるカップリング素子K1における受信信号に依存す
る。
【0051】図4の送信システムの場合には、送信機T
はカップリング素子K1の第1ポート1に接続される。
カップリング素子K1のポート3に現れる送信信号は、
高次リターダーHRを経て送信ルートSTに送られる。
この受信信号は、カップリング素子K1のポート3に送
られ、カップリング素子K1の構成に依存して、ポート
2に全体または一部が現れる。この受信信号は、次にカ
ップリング素子K2を経て、受信機の検出器Dに送られ
る。局部発振機LOからの信号は、カップリング素子K
1のポート4に送られる。
【0052】この実施例の場合には、3dBカップリン
グ素子または偏光スプリット・カップリング素子はカッ
プリング素子K1として使われ、偏光スプリット・カッ
プリング素子はより低い損失のため、好ましい。
【0053】3dBカップリング素子K1が使われる
と、高次リターダーHRの主軸の1つと、送信機Tから
の信号の偏光方向との間の角度はポアンカレ表示による
0゜と180゜の間でなければならない。好ましくは9
0°である。この例において、カップリング素子K2は
直接の通し接続によって置き換えられる。
【0054】3dBカップリング素子K1の第2ポート
は図4の破線で示されている通し接続を経て、これまた
破線で示されている検出器Dに直接、接続される。この
場合、局部発振機の信号の偏光方向と高次リターダーの
主軸の1つとの間の角度はポアンカレ表示による0゜と
180°の間でなければならず、90°が好ましい。
【0055】偏光スプリット・カップリング素子K1が
第1カップリング素子K1として選ばれると、この偏光
スプリット・カップリング素子K1の高次リターダーに
つながれたポートの主軸と、リターダーの主軸との間の
角度はポアンカレ表示による0゜と180゜の間の値で
なければならず、90゜が好ましい。さらに、送信機か
らの信号は、図3のカップリング素子K1として偏光ス
プリット・カップリング素子を使うのと同様の理由で、
0°または180゜の偏光と結合しなければならない。
その角度は、送信機Tと高次リターダーHRが接続され
るポート(偏光スプリット・カップリング素子K1にお
ける直通のまたはクロスオーバーの信号)に依存する。
【0056】カップリング素子K2の場合には、直接の
通し接続または偏光スプリット・カップリング素子K1
が使われ、後者の場合には、第1・第2偏光スプリット
・カップリング素子K1・K2の主軸の間の角度は、そ
れぞれポアンカレ表示による0°と180°の間にあ
る。好ましくは90゜である。第1偏光スプリット・カ
ップリング素子K1の第4ポートに接続されている局部
発振機LOからの信号は、0゜または180°の偏光と
結合しなければならない。これは偏光スプリット・カッ
プリング素子K1の他の側で、局部発振機LOが接続さ
れるポートに依存する。これはまた、直通またはクロス
オーバーの信号の問題である。
【0057】図5は、送信機信号の一部が局部発振機信
号として使われる例を示している。
【0058】送信機Tはカップリング素子K1のポート
1に接続されている。このカップリング素子のポート3
に現れる送信機信号は、高次リターダーHRを経て送信
ルートSTに送られる。また、送信機信号の一部はカッ
プリング素子K1のポート4にも現れ、カップリング素
子K2によって、受信機のコヒーレント検出器Dに対す
る局部発振信号として結合される。受信信号も高次リタ
ーダーHRを通って行き、カップリング素子K1のポー
ト2で離れ、カップリング素子K2を経て検出器Dに送
られる。
【0059】また、図5の実施例の場合には、選ばれた
カップリング素子K1は、3dBカップリング素子また
は偏光スプリット・カップリング素子であり、後者の方
が好ましい。
【0060】3dBカップリング素子K1が使われる
と、高次リターダーHRの主軸の1つと、送信機Tから
の信号の偏光方向との間の角度はポアンカレ表示による
0゜と180°の間でなければならず、90°が好まし
い。
【0061】3dBカップリング素子はカップリング素
子K2として使われる。この場合、局部発振機信号とし
て使われる送信機信号と受信信号の間の角度は、自動的
に正しい。
【0062】偏光スプリット・カップリング素子K1が
カップリング素子として使われると、このカップリング
素子K1の高次リターダーHRに接続されたポートの主
軸とリターダーHRの主軸との間の角度は0゜と180
°の間でなければならず、90°が好ましい。さらに、
送信機Tからの信号は、送信機における信号の一部をカ
ップリング素子K1のポート4における局部発振機信号
のようにみせるため、ポアンカレ表示による0゜または
180°ではない偏光と結合しなければならない。再
び、これは送信機Tおよび高次リターダーHRが接続す
べきポートに依存する。
【0063】3dBカップリング素子は第2カップリン
グ素子K2として使われる。
【0064】図6に第2実施例が示され、そこでは送信
機の一部が局部発振機の信号として使われている。
【0065】送信機Tは3dBカップリング素子K1の
ポート1に接続されている。カップリング素子K1のポ
ート3に現れる送信機信号は高次リターダーHRを経て
送信ルートSTに送られる。送信機信号の一部は、カッ
プリング素子K1のポート4につながれた反射器RFに
よって反射される。反射信号と送信ルートSTからの信
号は、カップリング素子K1のポート2を経て、一部が
検出器Dに送られる。
【0066】高次リターダーHRの主軸の1つと、送信
機Tからの信号の偏光方向との間の角は、ポアンカレ表
示による0°と180゜の間でなければならず、90°
が好ましい。
【0067】送信ルートSTの各サイドにある送信機T
と受信機Rを合体させることにより、2つの互いに逆な
方向において信号送信システムを達成する代わりに、本
発明のエッセンス、すなわち混合回路Hと信号ルートと
の間に高次リターダーがHRを挿入することは、双方の
送信機が信号ルートの同じ側にあり、双方の受信機が反
対側にあれば、送信システムに使われ得る。これは、偏
光スプリット・カップリング素子や3dBカップリング
素子のような光混合回路は信号反転を伴って完全に逆方
向に作用する。すなわち、ある方向に信号が結合し、反
対方向には信号がスプリットするという事実に基づいて
いる。そのような2チャンネル・システムのブロック図
を図7に示す。再び、高次リターダーHRは信号ルート
STと第1混合回路H1の間の一方のサイドで合体す
る。この第1混合回路は、2つの接続点S1とS2をも
っている。反対のサイドで、第2混合回路H2が信号ル
ートSTにつながれ、2つの接続点S3とS4をもって
いる。送信機Tまたは受信機Rは、2つの送信機Tと2
つの受信機Rが全体として常に接続されるという条件
で、接続点S1〜S4の各々に接続され得る。これは4
つの接続点につながれた小さなボックスT,Rおよび
R,Tで示されている。混合回路H1、H2において、
カップリング素子K3、K4がそれぞれポート1〜4を
もって示されている。混合回路H1のポート1、2はそ
れぞれ接続点S1、S2を形成し、混合回路H2のポー
ト3、4はそれぞれ接続点S3、S4を形成する。送信
機と受信機のペアが独自の波長で作動するように、2チ
ャンネル・システムは各送信機と受信機をもった2つの
物理的に異なる無偏光送信システムとして機能する。こ
の場合も、高次リターダーHRにつながれた混合回路H
1に対して選ばれたカップリング素子K3または偏光ス
プリット・カップリング素子のタイプに依存して、ある
条件に合わなければならない。送信機が接続点S1、S
2に接続されていれば、図2〜6の双方向送信システム
における送信機から発せられる送信機信号に対すると同
一の条件が、これらの接続点で発せられる各送信機信号
に適用される。受信機が接続点S1、S2に接続されて
いれば、2つの受信機の各々は、上記方法の1つに従っ
てカップリング素子K3に接続されねばならず、受信機
はリターダーHRに接続されたカップリング素子K1に
結合される。
【0068】たとえば、カップリング素子K3が偏光・
スプリット・タイプであるなら、最低要件として、素子
K3の高次リターダーにつながれたポート3の主軸と、
リターダーの主軸との間の角度は、ポアンカレ表示によ
る0°と180°の間になければならない。送信機が接
続点S1、S2に接続されていれぱ、接続点S1に接続
された1つの送信機からの信号は、0゜の偏光と結合
し、もう1つの送信機からの信号は180°の偏光と結
合する。これらの角度は偏光スプリット・カップリング
素子K3の主軸に対するポアンカレ表示によるものであ
り、その結果、各送信機信号は高次リターダーが接続さ
れる素子K3のポートで除かれる。この場合、それはポ
ート3である。好ましくは、素子K3の高次リターダー
につながれたポート3の主軸と、リターダーの主軸との
間の角度は、ポアンカレ表示による90°である。
【0069】受信機Rが接続点S1、S2の各々に接続
されていれば、受信信号の偏光が素子K3によって決定
される。再び、素子K3における受信信号が直通かクロ
スオーバーかに依存する。
【0070】総合光・光電子回路自体は、公知であり、
その回路で送信機、局部発振機、検出器、信号混合用の
3dBカップリング素子、偏光スプリット・カップリン
グ素子の機能は、それら種々の機能が物理的に区別でき
ず、別々には指示できないように、1以上のコンポーネ
ントに結合されている。これに関する参考文献は、次の
とおりである。 「光ファイバー通信会議、1989年、技術ダイジェ
スト・シリーズ、第5巻、論文WN4」1989年2月
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る会議、論文PD1」1989年2月6〜8日、テキサ
ス州ハウストン、PD1−1〜PD1−4頁の「同調可
能な狭帯域受信機としてのマルチプル・量子井戸分布ブ
ラッグ反射レーザー」 「エレクトロニクス・レターズ」1991年5月9
日、第27巻、第10号、838〜839頁の「コヒー
レント偏光多様化受信機のための1.5μm圧縮ストレ
イン・マルチ量子井戸ウェーブガイド検出器」
【0071】また、これらの回路の場合、コヒーレント
検知の偏光感度が問題である。偏光感度は、本発明によ
れば、正しい角度のもと、1つのサイドに高次リターダ
ーを挿入することにより、上記回路の場合に減じられ得
る。
【0072】非常に簡単な例では、自己発振混合受信機
が、混合回路の1つの2ワイヤー側、または3dBカッ
プリング素子のポートの1つ、または偏光スプリット・
カップリング素子のポートの1つにつながれ、高次リタ
ーダーHRを経て、信号ルートSTにつながれる受信機
として使われる。送信機Tでは、再び図2〜6のように
接続される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の単方向送信システムのブロック図であ
る。
【図2】本発明の双方向送信システムのブロック図であ
る。
【図3】図2の送信システムの1実施例よりなるブロッ
ク図である。
【図4】図2の送信システムの他の実施例よりなるブロ
ック図である。
【図5】送信機信号の一部が局部発振機信号として使わ
れる図2の送信システムの1実施例よりなるブロック図
である。
【図6】図2の他の実施例よりなる同上ブロック図であ
る。
【図7】本発明の2チャンネル送信システムのブロック
図である。
【符号の説明】
T………送信機 ST………送信ルート HR
………高次リターダー K………カップリング素子 LO………局部発振機
D………検出器 H………混合回路 R………受信機 1,2,
3,4………ポート RF………反射器

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各トランシーバーが、送信機(T)と受
    信機(R)からなり、該受信機が検出器(D)、局部発
    振機(LO)および該発振機の出力信号を検出器に結合
    させるための素子からなり、高次リターダー(HR)が
    一方の側で信号ルート(ST)に接続され、他方の側で
    混合回路(H)のポートに接続され、送信機(T)と受
    信機(R)がそれぞれ混合回路(H)の他のポートに接
    続されることを特徴とする第1トランシーバーと第2ト
    ランシーバーの間で、信号ルートにわたって、信号を無
    偏光送信するための送信システム。
  2. 【請求項2】 前記混合回路(H)が第1偏光スプリッ
    ト・カップリング素子(K1)から構成され、その第1
    ポート(1)が一方の側で送信機(T)に接続され、こ
    の側で第2ポート(2)が検出器(D)に接続され、他
    方の側で第3ポート(3)が、第1偏光スプリット・カ
    ップリング素子(K1)の高次リターダー(HR)に接
    続されたポート(3)の主軸とリターダーの主軸との間
    の角度がポアンカレ表示による0°と180°の間にあ
    るように、高次リターダー(HR)に接続され、送信機
    (T)からの信号が、上記一方の側で送信機(T)がど
    ちらのポート(1または2)に接続されるかに依存し
    て、偏光スプリット・カップリング素子(K1)の主軸
    に対しポアンカレ表示による0°または180°の偏光
    をもって結合されることを特徴とする請求項1の送信シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記第1偏光スプリット・カップリング
    素子(K1)の第2ポート(2)が、3dBカップリン
    グ素子(K2)を経て検出器に接続され、該素子(K
    2)に局部発振機(LO)が第1偏光スプリット・カッ
    プリング素子からの受信信号の偏光方向に相当する偏光
    方向をもって接続されることを特徴とする請求項2の送
    信システム。
  4. 【請求項4】 前記第1偏光スプリット・カップリング
    素子(K1)の第2ポート(2)が一方の側で、直接ま
    たは第2偏光スプリット・カップリング素子(K2)を
    経て、検出器(D)に接続され、第1・第2偏光スプリ
    ット・カップリング素子(K1、K2)の各主軸の間の
    角度がポアンカレ表示による0°と180°の間にあ
    り、局部発振機(LO)が第1偏光スプリット・カップ
    リング素子(K1)の第4ポート(4)に他方の側で接
    続され、局部発振機の信号が、局部発振機(LO)が第
    1偏光スプリット・カップリング素子(K1)のどちら
    のポート(3または4)と他方の側で接続されるかに依
    存して、ポアンカレ表示による0°または180゜の偏
    光をもって結合されることを特徴とする請求項2の送信
    システム。
  5. 【請求項5】 前記第1・第2偏光スプリット・カップ
    リング素子(K1、K2)の各主軸の間の角度がポアン
    カレ表示による90°であることを特徴とする請求項4
    の送信システム。
  6. 【請求項6】 前記混合回路(H)が、その第1ポート
    (1)が一方の側で送信機(T)に接続され、その第3
    ポート(3)が他方の側で高次リターダー(HR)に接
    続される第1偏光スプリット・カップリング素子(K
    1)によって構成され、第1偏光スプリット・カップリ
    ング素子(K1)の高次リターダー(HR)に接続され
    たポート(3)の主軸と、リターダーの主軸との間の角
    度がポアンカレ表示による0°と180°の間にあり、
    送信機からの信号が、送信機(T)が一方の側でどちら
    のポート(1または2)に接続されるかに依存して、ポ
    アンカレ表示による0°または180°でない偏光をも
    って結合され、第1偏光スプリット・カップリング素子
    (K1)の一方の側での第2ポート(2)と他方の側で
    の第4ポート(4)が3dBカップリング素子(K1)
    を経て検出器に接続されることを特徴とする請求項1の
    送信システム。
  7. 【請求項7】 前記第1偏光スプリット・カップリング
    素子の高次リターダーに接続されたポートの主軸とリタ
    ーダーの主軸との間の角度がポアンカレ表示による90
    °であることを特徴とする請求項2〜6のいずれか1の
    送信システム。
  8. 【請求項8】 前記混合回路(H)が、その第1ポート
    (1)が一方の側で送信機(T)に接続され、その第2
    ポート(2)がこの側で検出器(D)に接続され、その
    第3ポート(3)が他方の側で高次リターダー(HR)
    に接続され、高次リターダーの主軸と送信機からの信号
    の偏光方向との間の角度がポアンカレ表示による0°と
    180°の間にあることを特徴とする請求項1の送信シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 前記高次リターダーの主軸の1つと送信
    機からの信号の偏光方向との間の角度がポアンカレ表示
    による90°であることを特徴とする請求項8の送信シ
    ステム。
  10. 【請求項10】 前記第1の3dBカップリング素子の
    第2ポート(2)が、局部発振機(LO)が接続される
    第2の3dBカップリング素子(K1)を経て検出器
    (D)に接続され、発振機信号の偏光方向と高次リター
    ダーの主軸の1つとの間の角度がポアンカレ表示による
    0°と180°の間にあることを特徴とする請求項8ま
    たは9の送信システム。
  11. 【請求項11】 前記第1の3dBカップリング素子
    (K1)の第2ポート(2)が一方の側で直接または偏
    光スプリット・カップリング素子(K2)を経て検出器
    (D)に接続され、該素子(K2)の主軸と高次リター
    ダー(HR)との間の角度がポアンカレ表示による0°
    と180゜の間にあり、局部発振機(LO)が第1の3
    dBカップリング素子(K1)の第4ポート(4)に他
    方の側で接続され、発振機信号の偏光方向と高次リター
    ダーの主軸の1つとの間の角度がポアンカレ表示による
    0°と180°の間にあることを特徴とする請求項8ま
    たは9の送信システム。
  12. 【請求項12】 前記発振機信号の偏光方向と高次リタ
    ーダー(HR)の主軸の1つとの間の角度がポアンカレ
    表示による90゜であることを特徴とする請求項10ま
    たは11の送信システム。
  13. 【請求項13】 前記偏光スプリット・カップリング素
    子(K2)の主軸と高次リターダー(HR)との間の角
    度がポアンカレ表示による90°であることを特徴とす
    る請求項11または12の送信システム。
  14. 【請求項14】 前記第1の3dBカップリング素子
    (K1)の一方の側にある第2ポート(2)と他方の側
    にある第4ポート(4)が、第2の3dBカップリング
    素子(K2)を経て接続されることを特徴とする請求項
    8または9の送信システム。
  15. 【請求項15】 前記3dBカップリング素子(K1)
    の第2ポート(2)が検出器(D)に直接つながれ、反
    射器(RF)が該カップリング素子の第4ポート(4)
    につながれることを特徴とする請求項8または9の送信
    システム。
  16. 【請求項16】 2以上の光学機能および、または光学
    ・電子機能が、1以上の総合光学回路および、または光
    学・電子回路において結合されていることを特徴とする
    請求項1〜15のいずれか1の送信システム。
  17. 【請求項17】 前記検出器が自己発振光混合受信機で
    あることを特徴とする請求項1、3、8または9の送信
    システム。
  18. 【請求項18】 第1単方向接続点、第2単方向接続点
    および第1双方向接続点を有し、該第1単方向接続点が
    第1システム接続点(S1)を形成し、第2単方向接続
    点が第3システム接続点(S2)を形成する第1混合回
    路(H1)と、第1単方向接続点、第2単方向接続点お
    よび第1双方向接続点を有し、該第1単方向接続点が第
    2システム接続点(S3)を形成し、第2単方向接続点
    が第4システム接続点(S4)を形成する第2混合回路
    (H2)とからなり、前記第3システム接続点(S2)
    と第4システム接続点(S4)がそれぞれ、送信機と受
    信機(T,R)または受信機と送信機(R,T)のため
    の接続点であり、高次リターダーが混合回路(H1また
    はH2)の1つの双方向接続点と信号ルート(ST)に
    接続されていることを特徴とする、高次リターダー(H
    R)がシステム接続点の1つと信号ルート(ST)との
    間に合体され、送信機用の第1システム接続点と受信機
    用の第2システム接続点との間で、送信ルートにわたっ
    て、信号を無偏光送信するための送信システム。
  19. 【請求項19】 前記第3システム接続点(S2)が受
    信機用の接続点であり、第4システム接続点(S4)が
    送信機用の接続点であることを特徴とする請求項18の
    送信システム。
  20. 【請求項20】 前記第3システム接続点(S3)が送
    信機用の接続点であり、第4システム接続点(S4)が
    受信機用の接続点であることを特徴とする請求項18の
    送信システム。
  21. 【請求項21】 前記高次リターダー(HR)が第1混
    合回路(H1)の双方向接続点に接続されていることを
    特徴とする請求項18の送信システム。
  22. 【請求項22】 前記高次リターダー(HR)が第2混
    合回路(H2)の双方向接続点に接続されていることを
    特徴とする請求項18の送信システム。
  23. 【請求項23】 双方向接続点が高次リターダー(H
    R)に接続されている混合回路(H1またはH2)が、
    第1ポート(1)が第1単方向接続点を形成し、第2ポ
    ート(2)が第2単方向接続点を形成し、第3ポート
    (3)が第1双方向接続点を形成する偏光スプリット・
    カップリング素子(K3またはK4)によって構成さ
    れ、高次リターダー(HR)に接続された偏光スプリッ
    ト・カップリング素子(K3またはK4)の第3ポート
    (3)の主軸とリターダーの主軸との間の角度がポアン
    カレ表示による0°と180゜との間にあることを特徴
    とする請求項18〜22のいずれか1の送信システム。
  24. 【請求項24】 双方向接続点が高次リターダー(H
    R)に接続された混合回路(H1またはH2)が、第1
    ポート(1)が第1単方向接続点を、第2ポート(2)
    が第2単方向接続点を、第3ポート(3)が第1双方向
    接続点をそれぞれ形成する3dBカップリング素子(K
    3またはK4)によって構成されていることを特徴とす
    る請求項18〜22のいずれか1の送信システム。
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