JP2912122B2 - 光ネットワークのノード装置および無瞬断切り替え方法 - Google Patents

光ネットワークのノード装置および無瞬断切り替え方法

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JP2912122B2 JP5152042A JP15204293A JP2912122B2 JP 2912122 B2 JP2912122 B2 JP 2912122B2 JP 5152042 A JP5152042 A JP 5152042A JP 15204293 A JP15204293 A JP 15204293A JP 2912122 B2 JP2912122 B2 JP 2912122B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ネットワークに於け
る無瞬断切り換えに関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ネットワークに於いて、光伝送路の保
守時に切り換え時や、障害回復後、元の現用光伝送路に
切り戻す際、ネットワークのユーザは通信を行ってお
り、それを乱さない無瞬断切り換え(受信信号を1ビッ
トも欠落させずに切り換える)が要求される。
【0003】図5は、無瞬断切り換えの装置として最適
な装置として知られる装置の構成を示すものである(特
開平4−56925号公報)。
【0004】図5に於いて、光送信器501から光受信
器503へ、第1の光ファイバ502または第2の光フ
ァイバ505を使用して光信号を送出する。
【0005】光送信器501の発する信号光を光ファイ
バ502および光ファイバ505に任意の分岐比で分岐
する1×2光スイッチ504と、光ファイバ505の光
学的長さを光ファイバ502のそれに一致させる光路長
調整器507と、光ファイバ505を伝搬する信号光の
偏波面が光ファイバ502を伝搬する信号光のそれと9
0゜の角度をなすよう調節する偏波面制御器と、光ファ
イバ502及び505を伝搬したそれぞれの信号光を合
成するカプラ506とを具備する。光スイッチは、例え
ば導波路型光スイッチや光ファイバカプラ型光スイッチ
が使用できる。
【0006】上記の光通信システムに於いて、信号光が
伝搬する光伝送路を第1の光ファイバ502から第2の
光ファイバ505に切り替えるには、1×2光スイッチ
504により光ファイバ502を伝搬している信号光の
一部を光ファイバ505に分岐させ、最終的には完全に
切り替える。
【0007】上記の装置に於いて使用する導波路型光ス
イッチや光ファイバカプラ型光スイッチはいずれも、ス
イッチングのクロストークを20dB程度とることがで
き、且つ、分岐比を変えても、偏波状態が変わることは
ない。従って、切り替え時に於いても、光受信器503
では、常に一定の強度及び偏波状態の信号光を受信して
いるので、瞬断やビットエラーが起こらず、無瞬断で切
り替えられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上、説明した技術に
よれば、2つの異なる光伝送路間の無瞬断切り替えが可
能である。
【0009】しかしながら、この従来技術を用いるため
には、光ファイバ505の途中に光路長調整器、偏波制
御器等を挿入しなければならないので、そのような特別
な光伝送路との間での無瞬断切り替えしかできない。
【0010】又、光伝送路として、通常の光伝送路と、
光路長調整器、偏波制御器等が途中に挿入された特別な
光伝送路との2種類を用意する必要があり、不経済であ
る。
【0011】本発明は、以上述べた問題点を解決するた
めのものであり、その目的は、偏波調整器、偏波制御器
等が挿入されていない通常の光伝送路間の無瞬断切り替
えができ、無瞬断切り替えの対象となる光伝送路を大き
い自由度で選択できる光ネットワークのノード装置及び
それを用いた無瞬断切り替え方式を提供することであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、光信号が
入出力される複数の入出力端を持ち、出力端に於いて選
択する光信号の比率を、選択している入力端の光信号か
ら次に選択する入力端の光信号へ連続的かつ相補的に変
化させることにより前記出力端に於いて選択する光信号
の切り換えを行う光スイッチを用いて構成される光スイ
ッチ回路網と、前記光スイッチ回路網の一部の出力端に
接続された複数の光受信器と、前記光スイッチ回路網の
他の出力端に接続され他ノードとの接続を行う光伝送路
と、送出される光信号に可変量の遅延を与える手段が接
続され前記光スイッチ回路網の一部の入力端に接続され
た複数の光送信器と、前記光スイッチ回路網の他の入力
端に接続され他ノードとの接続を行う光伝送路と、前記
光受信器に於いて他ノードからの光信号との干渉の影響
が現れないような光信号に変換する光信号発生器とから
なり、前記光受信器の一部の光受信器の出力端は前記
信号発生器の入力端に接続され、前記光信号発生器の出
力端は前記光スイッチ回路網の入力端に接続されること
を特徴とする。
【0013】第2の発明は、光スイッチ回路網の第一の
入力端へ入力される光信号を光受信器により受信する状
態から、前記第一の入力端へ入力される光信号と同一の
情報を伝送している光信号を前記光スイッチ回路網の第
二の入力端へ入力して前記光受信器により受信する状態
へ、瞬断無く切り替える無瞬断切り替え方法に於いて、
前記第一の入力端へ入力される光信号と同一の情報を伝
送している光信号を、前記光信号を送出しているノード
から送出し前記光スイッチ回路網の第三の入力端へ入力
させ、光スイッチ回路網を切り替えることにより、前記
第三の入力端へ入力される光信号を、他のノードからの
光信号との干渉の影響が現れないような光信号に変換す
光信号発生器の入力端に接続されている光受信器によ
り受信させ、前記光信号発生器により、前記光受信器の
出力信号を、前記第一の入力端へ入力される光信号を受
信する光受信器に於いて前記第一の入力端へ入力される
光信号との干渉の影響が現れないような光信号に変換
し、前記変換された光信号を前記光スイッチ回路網に入
力し、前記光信号を送出しているノードの光送信器に接
続された送出される光信号に可変量の遅延を与える手段
を用いて、前記第一の入力端へ入力される光信号の位相
と前記光信号発生器の出力の光信号の位相とを前記第一
の入力端へ入力される光信号を受信している光受信器に
於いて一致させるように、前記第一の入力端へ入力され
る光信号または前記第三の入力端へ入力される光信号の
位相を変化させ、前記第一の入力端へ入力される光信号
を受信している光受信器の受信経路を、前記第一の入力
端へ入力される光信号を受信する経路から前記変換され
た光信号を受信する経路へ、前記光スイッチ回路網中の
光スイッチを徐々に切り替えることにより前記光受信器
の誤り率を劣化させることなく切り替え、前記第三の入
力端へ入力される光信号と同一の情報を伝送している光
信号を、前記光信号を送出しているノードから送出し前
記第二の入力端へ入力させ、前記送出される光信号に可
変量の遅延を与える手段により、前記変換された光信号
の位相と前記第二の入力端へ入力される光信号の位相と
を前記変換された光信号を受信している光受信器に於い
て一致させるように、前記変換された光信号の位相また
は前記第二の入力端へ入力される光信号の位相を変化さ
せ、前記変換された光信号を受信している光受信器の受
信経路を、前記変換された光信号を受信する経路から、
前記第二の入力端へ入力される光信号を受信する経路
へ、前記光スイッチ回路網中の光スイッチを徐々に切り
替えることにより前記光受信器の誤り率を劣化させるこ
となく切り替えることを特徴とする。
【0014】第3の発明は、光信号が入出力される複数
の入出力端を持ち、出力端に於いて選択する光信号の比
率を、選択している入力端の光信号から次に選択する入
力端の光信号へ連続的かつ相補的に変化させることによ
り前記出力端に於いて選択する光信号の切り換えを行う
光スイッチを用いて構成される光スイッチ回路網と、前
記光スイッチ回路網の一部の出力端に接続された複数の
光受信器と、前記光スイッチ回路網の他の出力端に接続
され他ノードとの接続を行う光伝送路と、送出される光
信号に可変量の遅延を与える手段が接続され前記光スイ
ッチ回路網の一部の入力端に接続された複数の光送信器
と、前記光スイッチ回路網の他の入力端に接続され他ノ
ードとの接続を行う光伝送路と、前記光受信器に於いて
他ノードからの光信号との干渉の影響が現れないような
光信号に変換する光信号発生器と、信号に可変量の遅延
を与える手段とからなり、前記光受信器の一部の光受信
器の出力端は前記信号に可変量の遅延を与える手段の入
力端に接続され、前記信号に可変量の遅延を与える手段
の出力端は前記光信号発生器の入力端に接続され、前記
光信号発生器の出力端は前記光スイッチ回路網の入力端
に接続されることを特徴とする。
【0015】第4の発明は、光スイッチ回路網の第一の
入力端へ入力される光信号を光受信器により受信する状
態から、前記第一の入力端へ入力される光信号と同一の
情報を伝送している光信号を前記光スイッチ回路網の第
二の入力端へ入力して前記光受信器により受信する状態
へ、瞬断無く切り替える無瞬断切り替え方法に於いて、
前記第一の入力端へ入力される光信号と同一の情報を伝
送している光信号を、前記光信号を送出しているノード
から送出し前記光スイッチ回路網の第三の入力端へ入力
させ、光スイッチ回路網を切り替えることにより、前記
第三の入力端へ入力される光信号を、他のノードからの
光信号との干渉の影響が現れないような光信号に変換す
光信号発生器の入力端に接続されている光受信器によ
り受信させ、前記光信号発生器により、前記光受信器の
出力信号を、前記第一の入力端へ入力される光信号を受
信する光受信器に於いて前記第一の入力端へ入力される
光信号との干渉の影響が現れないような光信号に変換
し、前記変換された光信号を前記光スイッチ回路網に入
力し、前記光信号を送出しているノードの光送信器に接
続された送出される光信号に可変量の遅延を与える手段
を又は受信しているノードで受信される信号に可変量の
遅延を与える手段を用いて、前記第一の入力端へ入力さ
れる光信号の位相と前記光信号発生器の出力の光信号の
位相とを前記第一の入力端へ入力される光信号を受信し
ている光受信器に於いて一致させるように、前記第一の
入力端へ入力される光信号または前記第三の入力端へ入
力される光信号の位相を変化させ、前記第一の入力端へ
入力される光信号を受信している光受信器の受信経路
を、前記第一の入力端へ入力される光信号を受信する経
路から前記変換された光信号を受信する経路へ、前記光
スイッチ回路網中の光スイッチを徐々に切り替えること
により前記光受信器の誤り率を劣化させることなく切り
替え、前記第三の入力端へ入力される光信号と同一の情
報を伝送している光信号を、前記光信号を送出している
ノードから送出し前記第二の入力端へ入力させ、前記送
出される光信号に可変量の遅延を与える手段又は受信し
ているノードで受信される信号に可変量の遅延を与える
手段により、前記変換された光信号の位相と前記第二の
入力端へ入力される光信号の位相とを前記変換された光
信号を受信している光受信器に於いて一致させるよう
に、前記変換された光信号の位相または前記第二の入力
端へ入力される光信号の位相を変化させ、前記変換され
た光信号を受信している光受信器の受信経路を、前記変
換された光信号を受信する経路から、前記第二の入力端
へ入力される光信号を受信する経路へ、前記光スイッチ
回路網中の光スイッチを徐々に切り替えることにより前
記光受信器の誤り率を劣化させることなく切り替えるこ
とを特徴とする。
【0016】第5の発明は、光信号が入出力される複数
の入出力端を持ち、出力端に於いて選択する光信号の比
率を、選択している入力端の光信号から次に選択する入
力端の光信号へ連続的かつ相補的に変化させることによ
り前記出力端に於いて選択する光信号の切り換えを行う
光スイッチを用いて構成される光スイッチ回路網と、前
記光スイッチ回路網の一部の出力端に接続された複数の
光受信器と、前記光スイッチ回路網の他の出力端に接続
され他ノードとの接続を行う光伝送路と、前記光スイッ
チ回路網の一部の入力端に接続された複数の光送信器
と、前記光スイッチ回路網の他の入力端に接続され他ノ
ードとの接続を行う光伝送路と、前記光受信器の一部の
光受信器の出力端に接続され、前記光スイッチ回路網の
一部の出力端に接続された光受信器に於いて他ノードか
らの光信号との干渉の影響が現れないような光信号に変
換する光信号発生器とからなり、前記光信号発生器の出
力端は前記光スイッチ回路網の入力端に接続され、前記
光スイッチ回路網中の経路の経路長は自由に変化させる
ことができることを特徴とする。
【0017】第6の発明は、光信号が入出力される複数
の入出力端を持ち、出力端に於いて選択する光信号の比
率を、現在選択している入力端の光信号から次に選択す
る入力端の光信号へ連続的かつ相補的に変化させること
により前記出力端に於いて選択する光信号の切り換えを
行う光スイッチを用いて構成される光スイッチ回路網
と、前記光スイッチ回路網の一部の出力端に接続された
複数の光受信器と、前記光スイッチ回路網の他の出力端
に接続され他ノードとの接続を行う光伝送路と、前記光
スイッチ回路網の一部の入力端に接続された複数の光送
信器と、前記光スイッチ回路網の他の入力端に接続され
他ノードとの接続を行う光伝送路と、前記光スイッチ回
路網の内部の経路に挿入された光受信器と、前記光スイ
ッチ回路網の内部の経路に挿入され、前記光スイッチ回
路網の一部の出力端に接続された光受信器に於いて他ノ
ードからの光信号との干渉の影響が現れないような光信
号に変換する光信号発生器とからなり、前記光スイッチ
回路網の内部の経路に挿入された光受信器は前記光信号
発生器に接続され、前記光スイッチ回路網中の経路の経
路長は自由に変化させることができることを特徴とす
る。
【0018】第7の発明は、光スイッチ回路網の第一の
入力端へ入力される光信号を光受信器により受信する状
態から、前記第一の入力端へ入力される光信号と同一の
情報を伝送している光信号を前記光スイッチ回路網の第
二の入力端へ入力して前記光受信器により受信する状態
へ、瞬断無く切り替える無瞬断切り替え方法に於いて、
前記第一の入力端へ入力される光信号と同一の情報を伝
送している光信号を、前記光信号を送出しているノード
から送出し前記第二の入力端へ入力させ、光スイッチ回
路網を切り替えることにより、前記第二の入力端へ入力
される光信号を、前記光スイッチ回路網の一部の出力端
に接続された光受信器に於いて他ノードからの光信号と
の干渉の影響が現れないような光信号に変換する光信号
発生器に接続されている光受信器により受信させ、前記
第一の入力端へ入力される光信号の位相と前記光信号発
生器の出力の光信号の位相とを前記第一の入力端へ入力
される光信号を受信している光受信器に於いて一致させ
るように、前記光スイッチ回路網中の経路の経路長を変
化させ、前記光信号発生器を用いて、前記第二の入力端
へ入力される光信号を受信している光受信器の出力信号
を、前記第一の入力端へ入力される光信号を受信してい
る光受信器に於いて前記第一の入力端へ入力される光信
号との干渉の影響が現れないような光信号に変換し、前
記第一の入力端へ入力される光信号を受信している光受
信器の受信経路を、前記第一の入力端へ入力される光信
号を受信する経路から前記変換された光信号を受信する
経路へ、前記光スイッチ回路網中の光スイッチを徐々に
切り替えることにより前記光受信器の誤り率を劣化させ
ることなく切り替え、前記変換された光信号の位相と前
記第二の入力端へ入力される光信号の位相とを前記変換
された光信号を受信している光受信器に於いて一致させ
るように、前記光スイッチ回路網中の経路長を変化さ
せ、前記変換された光信号を受信している光受信器の受
信経路を、前記変換された光信号を受信する経路から前
記第二の入力端へ入力される光信号を受信する経路へ、
前記光スイッチ回路網中の光スイッチを徐々に切り替え
ることにより前記光受信器の誤り率を劣化させることな
く切り替えることを特徴とする。
【0019】
【作用】第1、第3及び第5の発明のようなノード構成
を用いることにより、光スイッチ回路網の外部にループ
が構成され、従来例では光伝送路中で行っていた光信号
の変換等の機能を、このノード内のループに於いて行う
ことができる。従って、従来例では必要であった偏光制
御器等が挿入されている特別な光伝送路を必要としな
い。
【0020】第2及び第4の発明は、第一の受信経路か
ら第二の受信経路へ無瞬断で切り替える際、第一の受信
経路から一旦第三の受信経路に無瞬断で切り替えてか
ら、第二の受信経路に無瞬断で切り替える。仮に、第三
の受信経路への切り替えなしで課題を解決しようとする
と、光スイッチ回路網の一部の入出力間に形成されてい
る光−電気変換、遅延調整器、光−電気変換のループを
通過している受信経路に無瞬断で切り替えた後、従来例
では不可能であった、偏光制御器等が挿入されてない通
常の光伝送路間で無瞬断切り替えを可能にするために
は、ループを通らない受信経路に戻す必要がある。しか
し、ループを通る受信経路には、同じ伝送路を通り且つ
ループを通らない受信経路に比べて,ループの経路長、
電気−光変換、光−電気変換による遅延が存在するの
で、このままでは、ループを通らない受信経路に戻すこ
とができない。しかし、一旦、第三の受信経路に無瞬断
で切り替えてから、ループによる遅延を設定した第二の
受信経路に無瞬断で切り替えることにより、ループを通
らない受信経路に無瞬断で戻すことができる。従って、
従来例では不可能であった、偏光制御器等が挿入されて
いない通常の光伝送路間での無瞬断切り替えを行うこと
ができる。
【0021】第1の発明は、第2の発明を行うのに必要
な構成要素をもっており、第2の発明の方法を適用する
ことにより、光伝送路中に従来例では不可能であった、
偏光制御器等が挿入されていない通常の光伝送路間での
無瞬断切り替えを行うことができる。
【0022】第3の発明は、第4の発明を行うのに必要
な構成要素をもっており、第4の発明の方法を適用する
ことにより、光伝送路中に従来例では不可能であった、
偏光制御器等が挿入されていない通常の光伝送路間での
無瞬断切り替えを行うことができる。
【0023】第7の発明は、第一の受信経路から第二の
受信経路へ無瞬断で切り替える際、第2の発明に於い
て、第三の受信経路に一旦切り替え、第二の受信経路の
送信ノードに於いて受信ノードのループに相当する遅延
を設定した。この遅延を、受信ノードの光スイッチ回路
網中の経路の経路長を調整することができるので、第二
の受信経路からループを通る受信経路と第二の受信経路
からループを通らない受信経路の位相とを一致させるこ
とができる。従って、再び光スイッチを徐々に切り替え
ることにより、第二の受信経路からループを通らない受
信経路に切り替えることができる。従って、光伝送路中
に従来例では不可能であった、偏光制御器等が挿入され
ていない通常の光伝送路間での無瞬断切り替えを行うこ
とができる。
【0024】第5の発明は、第7の発明を行うのに必要
な構成要素をもっており、第7の発明の方法を適用する
ことにより、光伝送路中に従来例では不可能であった、
偏光制御器等が挿入されていない通常の光伝送路間での
無瞬断切り替えを行うことができる。
【0025】第6の発明は、第5の発明に於いて、光ス
イッチ回路網の一部の入出力間に形成されている光−電
気変換、光−電気変換からなるループに相当する部分
を、光スイッチ回路網の外部にではなく光スイッチ回路
網の中に挿入してあるものである。光スイッチ回路網を
切り替えることにより、ループに相当する部分より前の
部分で、無瞬断切り替えの対象となる光伝送路を選択す
ることができ、又、後の部分で、干渉しない位相の一致
した2つの信号光を光スイッチを徐々に切り替えること
ができ、第6の発明の構成は、第5の発明の構成と同じ
構成要素をもつ。従って、先に説明した第7の発明の方
法を用いることにより、光伝送路中に従来例では不可能
であった、偏光制御器等が挿入されていない通常の光伝
送路間での無瞬断切り替えを行うことができ、従来例で
は必要であった偏光制御器等が挿入されている特別な光
伝送路を必要としない。
【0026】第1から第7の発明では、光伝送路は光ス
イッチ回路網へ入力されるので、光スイッチ回路網の接
続状態を変更することにより、無瞬断切り替えの対象と
なる光伝送路を選ぶことができ、無瞬断切り替えの対象
となる光伝送路を大きい自由度で選択できる。
【0027】従って、光伝送路中に偏波調整器、偏波制
御器等を挿入していない通常の光伝送路間の無瞬断切り
替えを行うことができ、無瞬断切り替えの対象となる光
伝送路を大きい自由度で選択できる。
【0028】
【実施例】以下、実施例を示して本発明を詳しく説明す
る。
【0029】図1を用いて第1の発明の実施例を説明す
る。図1に於いて、本発明による光ネットワークのノー
ドは、光スイッチ回路網1、光スイッチ回路網の入出力
端の一部に接続されたOLTM(Optical Li
ne Terminatorsand Multipl
exers)2、OLTM2内部の一部の光受信器と光
スイッチ回路網1の外部を通って接続される光信号発生
(無瞬断切り替え用の光送信器)から構成される。
光スイッチ回路網1の残りの入出力端は光伝送路3と接
続されており、光スイッチ回路網1を切り換えることに
より、光伝送路と接続させたりOLTM2に接続させた
り接続状態を変化させることができる。光信号発生器
の出力端は光スイッチ回路網1に入力される。
【0030】OLTM2は、通常の光受信器8、光送信
器9以外に、光スイッチ回路網の外部にループを構成す
る光受信器5と光信号発生器6を含んでいる。OLTM
2は、電気のデジタル・クロスコネクト・システム(D
CS)や、アド・ドロップ・マルチプレクサ(ADM)
等に接続される。OLTM2から送出される光信号は、
電気の分岐器及び増幅器を用いて同じ光信号を異なる光
送信器から送出させることができ、また、クロックによ
る読みだし、書き込みができる、電気のエラスティック
・バッファ・メモリが光送信器に接続されているので、
読みだしクロックと書き込みクロックを違えることによ
り送出される光信号に可変量の遅延を設定することがで
きる。
【0031】光スイッチ回路網1として、例えば、Li
NbO3 マトリクス光スイッチを5段カスケード接続し
各段はリンク接続(各段の全てのマトリクス・スイッチ
と隣の段のマトリクス・スイッチとの間は必ず接続され
ている接続)されている構成を用いる(バークら、アイ
・イー・イー・イー・ジャーナル・オブ・ライトウェー
ブ・テクノロジー(IE3 Journal of Li
ghtwave Technology)第10巻(1
992年)610ページ)。
【0032】光信号発生器6として、他の光信号と干渉
しないような可干渉性の低い光源を用いる。例えば、F
P−LDを直接変調、SLD(スーパー・ルミネッセン
ス・ダイオード)光を外部変調する等の方法を用いるこ
とができる。
【0033】位相比較器7は全ての光受信器に接続され
ており、信号流中に印のついた同一情報を伝達している
2つの信号中に設けた印が、到着する時間差を測定する
ことにより、算出する。
【0034】通常の光送信器9としては、DFB(分布
帰還型)半導体レーザを用いた光送信器を用いる。OL
TM2の説明で述べたように、通常の光送信器9には電
気のエラスティック・バッファ・メモリが接続されてい
る。
【0035】通常の光受信器8及び光受信器5として
は、APD(アバランシェ・フォト・ダイオード)を用
いた光受信器を用いる。
【0036】次に、第2の発明である無瞬断切り換えの
手順について説明する。無瞬断切り替えは送信側ノード
からの光信号を受信側ノードが受信する系において行な
われるが、受信側ノードの動作が主であるので受信側ノ
ードの構成を図2に示す。
【0037】まず、図2を用いて、光伝送路201から
の信号を通常の光受信器8で受信している状態に於い
て、光伝送路201から光伝送路202へ無瞬断で切り
換える手順について説明する。なお送信側ノードの光送
信器の前には遅延を調節するエラスティックバッファメ
モリが挿入されている。各ノード間は制御信号のやりと
りが可能であるとする。
【0038】光伝送路201から光伝送路202へ無瞬
断で切り替えるには、一旦、光伝送路201から光伝送
路203へ切り替えてから、光伝送路203から光伝送
路202へ切り替える。以下、詳細に説明する。最初
に、送信側ノードから、光伝送路201と光伝送路20
3の両方へ同じ光信号を送出するようにする。光スイッ
チ回路網を切り替えることにより、光伝送路203から
の信号を光受信器5に入力させる。次に、光伝送路20
1からの光信号を光受信器8が受信している時の位相と
光信号発生器6の出力信号光を光受信器8が受信した時
の位相とが同期する様に、位相比較器7の出力を参照
し、送信側ノードに於いて、光送信器に接続されたエラ
スティック・バッファ・メモリを調節する。位相が同期
することがわかったら、光信号発生器6からの光信号を
光受信器8が受信する様に、徐々に光スイッチを切り換
える。その後、光信号発生器6からの光信号の光受信器
8に於ける位相と光伝送路202からの光信号をループ
を通らずに光受信器8により受信した時の位相とが一致
するように、位相比較器7の出力を参照し、光送信器に
接続されているエラスティック・バッファ・メモリを調
節する。位相が同期することがわかったら、最後に、
信号発生器6からの光信号を光受信器8が受信している
状態から、光伝送路202からの光信号をループを通ら
ずに光受信器8により受信する状態に遷移する様に、光
スイッチを徐々に切り換え、無瞬断切り換えが完了す
る。
【0039】光伝送路202からの光信号をループを通
らずに受信する経路とループを通って受信する経路に
は、ループ中にある光−電気変換等による位相差が存在
するために、光伝送路202からの光信号をループを通
らずに受信する経路とループを通って受信する経路とを
無瞬断で切り替えることができない。これを解決するた
めに、一旦光伝送路203へ切り替えて、光伝送路20
2に前記位相差に相当する遅延を設けてから切り替えて
いる。
【0040】このように、光受信器5で一旦電気信号に
変換して光信号発生器6へと信号が伝達されるループが
構成されているので、光伝送路中に変更制御器等が挿入
されていない通常の光伝送路間で無瞬断切り替えを実現
できる。それに加え、自由に接続状態を変更できる光ス
イッチ回路網にそれらが接続されているので、無瞬断切
り替えの対象となる光伝送路を大きい自由度で選択でき
る。
【0041】第3の発明の実施例について、図3を用い
て説明する。
【0042】第1の発明に於いて、光受信器5と光送信
器6の間に、遅延調整器4を挿入する。
【0043】遅延調整器4として、クロックによる読み
だし、書き込みができ、読みだしクロックと書き込みク
ロックを違えることにより送出される光信号に可変量の
遅延を設定することができる電気のエラスティック・バ
ッファ・メモリを用いる。
【0044】第4の発明の実施例について、図3を用い
て説明する。
【0045】第2の発明では、全て、送信側ノードに於
いて位相調節を行っていたのを、送信側ノードに於いて
は粗調整、受信側ノードに於いては、位相調整器4を用
いて、微調整を行うように分担させる。第1の発明で
は、受信側ノードと送信側ノードとの間で、ネットワー
ク・マネージメント・システム等を使い、位相調整のた
めの通信を頻繁に行わなければならないが、第4の発明
では、受信側ノードに於いて微調整するので、第2の発
明と比較して、ネットワーク・マネージメント・システ
ムの輻輳を緩和できると共に、無瞬断切り替えに要する
時間も短縮できる。
【0046】第5の発明の実施例について説明する。
【0047】第1及び第3の発明で用いられていた可変
量の遅延を与える手段を用いる代わりに、光スイッチ回
路網の中に、光遅延器を設ける。第1の発明の実施例で
用いたマトリクス・スイッチの5段カスケード接続され
た光スイッチ回路網1の各段間に、光遅延器を挿入す
る。
【0048】光の遅延器としては、光スイッチ回路網中
の光導波路の一部を切断し、その切断部の間を空間伝搬
させ遅延を設け、空間伝搬の距離を変化させることによ
り遅延を設定する構成を用いる。
【0049】第6の発明の実施例について、図4を用い
て説明する。
【0050】例えば光スイッチ回路網1としてマトリク
ス・スイッチが5段カスケード接続された光スイッチ回
路網を用いる。第5の発明に於いて、光受信器5と光信
号発生器6により光スイッチ回路網の外部に構成されて
いたループを用いる代わりに、光受信器5の入力端を2
段目の光マトリクス・スイッチの出力端に接続し、光受
信器5の出力端を光信号発生器6の入力端に接続し、
信号発生器6の出力端を3段目の光マトリクス・スイッ
チの入力端に接続する。このような構成を用いることに
より、一段目と二段目のマトリクス・スイッチにより、
光信号が光受信器5に入力される時の光スイッチ回路網
の役割(無瞬段切り替えを行う光伝送路の選択)を持た
すことができ、三〜五段目のマトリクス・スイッチによ
り、光信号が一旦電気信号に変換されてから再び光スイ
ッチ回路網に入力されてからの光スイッチ回路網の役割
(干渉しない2つの光信号を徐々に切り替える)を持た
すことができる。従って、第5の発明に於いて、ループ
を構成して、光スイッチ回路網に2回入力しているが、
それと同等な機能を持っていることになり、無瞬断切り
替え可能なノード構成となっている。
【0051】第7の発明の実施例について説明する。
【0052】第2及び第4の発明で、位相同期のため
に、送信側ノードまたは受信側ノードの光スイッチ回路
網の外に設けられた遅延を与える手段を用いて、遅延調
整を行っていたが、第7の発明では、受信ノードの光ス
イッチ回路網中に設けられ、第5の発明の実施例で述べ
た光の遅延器を用いて、遅延調整を行う。このような手
段を用いることにより、遅延調整のために、ネットワー
ク・マネージメント・システムを用いて、送信側ノード
と受信側ノード間で通信を行う必要がなくなり、第2及
び第4の発明と比較して、ネットワーク・マネージメン
ト・システムの輻輳が緩和できると共に、無瞬断切り替
えに要する時間が短くなる。
【0053】このように、光受信器5で一旦電気信号に
変換して光信号発生器6へと信号が伝達される経路が光
スイッチ回路網の内部に構成されていることと、自由に
接続状態を変更できるスイッチ回路網にそれらが接続さ
れているので、光伝送路中に偏光調節器等が挿入されて
いない光伝送路間での無瞬断切り替えが可能で、無瞬断
切り替えの対象となる光伝送路を大きい自由度で選択で
き、又、光受信器5から光信号発生器6へ信号が伝達さ
れる経路に於ける光−電気変換等の遅延の設定等を受信
側ノードの光スイッチ回路網中の遅延調節のみで行える
ので、第2の発明に必要であるバッファの役割をする光
伝送路に一旦切り替えることなく2つの光伝送路間で無
瞬断切り替えを行うことができる。
【0054】以上、実施例をもって本発明を詳細に説明
したが、本発明はこの実施例のみに限定されるものでは
ない。たとえば、第1及び第3の発明の実施例では、遅
延調整器4として電気のエラスティック・バッファ・メ
モリを用いたが、前述の光の遅延器を用いる場合にも本
発明が適用できる。また、実施例は、光信号発生器6と
して、FP−LDの直接変調を用いたが、光受信器8に
於いて合波されるている2つの信号光間のビート雑音の
周波数が光受信器8の追従可能周波数以上になるような
光信号発生器を用いる場合や、光受信器8に於いて合波
されるている2つの信号光間の偏波が互いに直交するよ
うな光信号発生器6を用いる場合にも本発明が適用でき
る。
【0055】また、実施例では、光スイッチ回路網1と
して、マトリクス光スイッチを5段カスケード接続した
構成を用いているが、他の構成の光スイッチ回路網を用
いることによっても、本発明が適用できる。また、実施
例では、LiNbO3 マトリクス光スイッチを用いて光
スイッチ回路網を構成しているが、他の電気光学効果、
音響光学効果等を利用した光スイッチを用いて光スイッ
チを構成しても本発明が適用できる。
【0056】また、実施例では、OLTM中に光受信器
5と光信号発生器6を含める構成を用いているが、光受
信器5と光信号発生器6をOLTMの外側に配置する構
成にして、光スイッチ回路網に接続することによって
も、本発明が適用できる。本実施例に於いては、電気の
領域で時間多重された系を考えているので、OLTMは
電気DCSやADMに接続されているが、時間多重され
ていない系を用いて直接コンピュータ等の通信対象に接
続する構成によっても、本発明が適用できる。
【0057】第5及び第6の発明の実施例では、光の遅
延器を光スイッチ回路網中に挿入しているが、光の遅延
器を用いる代わりに、光スイッチ回路網中で光−電気変
換を行い、変換された信号を電気のエラスティック・バ
ッファ・メモリへ入力し、電気のエラスティック・バッ
ファ・メモリの出力信号を電気−光変換を行い光信号に
変換する構成を用いても、本発明が適用できる。
【0058】
【発明の効果】以上、説明した様に、本発明を適用する
ならば、光伝送路の途中に光路長調整器、偏波制御器等
が挿入されていない通常の光伝送路間での無瞬断切り替
えを行うことができ、又、無瞬断切り替えの対象となる
光伝送路を大きい自由度で選択できる。
【0059】又、光伝送路として、通常の光伝送路と、
光路長調整器、偏波制御器等が途中に挿入された特別な
光伝送路との2種類を用意する必要がなくなり、経済的
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の一実施例を説明するための図であ
る。
【図2】第2の発明の一実施例を説明するための図であ
る。
【図3】第3の発明及び第4の発明の一実施例を説明す
るための図である。
【図4】第6の発明の一実施例を説明するための図であ
る。
【図5】従来例を説明するための図である。
【符号の説明】
1 光スイッチ回路網 2 OLTM(Optical Line Termi
nators andMultiplexers) 3 光伝送路 4 遅延調整器 5 光受信器 6 光信号発生器 7 位相比較器 8 光受信器 9 光送信器 201、202、203 光伝送路 501 光送信器 502 光ファイバ 503 光受信器 504 光スイッチ 505 光ファイバ 506 カプラ 507 光路長調整器 508 偏波制御器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−67525(JP,A) 特開 平2−199431(JP,A) 特開 昭62−245828(JP,A) 特開 平5−183508(JP,A) 特開 平6−303193(JP,A) 特開 平3−80636(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 9/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光信号が入出力される複数の入出力端を持
    ち、出力端に於いて選択する光信号の比率を、選択して
    いる入力端の光信号から次に選択する入力端の光信号へ
    連続的かつ相補的に変化させることにより前記出力端に
    於いて選択する光信号の切り換えを行う光スイッチを用
    いて構成される光スイッチ回路網と、前記光スイッチ回
    路網の一部の出力端に接続された複数の光受信器と、前
    記光スイッチ回路網の他の出力端に接続され他ノードと
    の接続を行う光伝送路と、送出される光信号に可変量の
    遅延を与える手段が接続され前記光スイッチ回路網の一
    部の入力端に接続された複数の光送信器と、前記光スイ
    ッチ回路網の他の入力端に接続され他ノードとの接続を
    行う光伝送路と、前記光受信器に於いて他ノードからの
    光信号との干渉の影響が現れないような光信号に変換す
    光信号発生器とからなり、前記光受信器の一部の光受
    信器の出力端は前記光信号発生器の入力端に接続され、
    前記光信号発生器の出力端は前記光スイッチ回路網の入
    力端に接続されることを特徴とする光ネットワークのノ
    ード装置。
  2. 【請求項2】光スイッチ回路網の第一の入力端へ入力さ
    れる光信号を光受信器により受信する状態から、前記第
    一の入力端へ入力される光信号と同一の情報を伝送して
    いる光信号を前記光スイッチ回路網の第二の入力端へ入
    力して前記光受信器により受信する状態へ、瞬断無く切
    り替える無瞬断切り替え方法に於いて、 前記第一の入力端へ入力される光信号と同一の情報を伝
    送している光信号を、前記光信号を送出しているノード
    から送出し前記光スイッチ回路網の第三の入力端へ入力
    させ、 光スイッチ回路網を切り替えることにより、前記第三の
    入力端へ入力される光信号を、他のノードからの光信号
    との干渉の影響が現れないような光信号に変換する光信
    号発生器の入力端に接続されている光受信器により受信
    させ、 前記光信号発生器により、前記光受信器の出力信号を、
    前記第一の入力端へ入力される光信号を受信する光受信
    器に於いて前記第一の入力端へ入力される光信号との干
    渉の影響が現れないような光信号に変換し、前記変換さ
    れた光信号を前記光スイッチ回路網に入力し、 前記光信号を送出しているノードの光送信器に接続され
    た送出される光信号に可変量の遅延を与える手段を用い
    て、前記第一の入力端へ入力される光信号の位相と前記
    光信号発生器の出力の光信号の位相とを前記第一の入力
    端へ入力される光信号を受信している光受信器に於いて
    一致させるように、前記第一の入力端へ入力される光信
    号または前記第三の入力端へ入力される光信号の位相を
    変化させ、 前記第一の入力端へ入力される光信号を受信している光
    受信器の受信経路を、前記第一の入力端へ入力される光
    信号を受信する経路から前記変換された光信号を受信す
    る経路へ、前記光スイッチ回路網中の光スイッチを徐々
    に切り替えることにより前記光受信器の誤り率を劣化さ
    せることなく切り替え、 前記第三の入力端へ入力される光信号と同一の情報を伝
    送している光信号を、前記光信号を送出しているノード
    から送出し前記第二の入力端へ入力させ、 前記送出される光信号に可変量の遅延を与える手段によ
    り、前記変換された光信号の位相と前記第二の入力端へ
    入力される光信号の位相とを前記変換された光信号を受
    信している光受信器に於いて一致させるように、前記変
    換された光信号の位相または前記第二の入力端へ入力さ
    れる光信号の位相を変化させ、 前記変換された光信号を受信している光受信器の受信経
    路を、前記変換された光信号を受信する経路から、前記
    第二の入力端へ入力される光信号を受信する経路へ、前
    記光スイッチ回路網中の光スイッチを徐々に切り替える
    ことにより前記光受信器の誤り率を劣化させることなく
    切り替えることを特徴とする無瞬断切り替え方法
  3. 【請求項3】光信号が入出力される複数の入出力端を持
    ち、出力端に於いて選択する光信号の比率を、選択して
    いる入力端の光信号から次に選択する入力端の光信号へ
    連続的かつ相補的に変化させることにより前記出力端に
    於いて選択する光信号の切り換えを行う光スイッチを用
    いて構成される光スイッチ回路網と、前記光スイッチ回
    路網の一部の出力端に接続された複数の光受信器と、前
    記光スイッチ回路網の他の出力端に接続され他ノードと
    の接続を行う光伝送路と、送出される光信号に可変量の
    遅延を与える手段が接続され前記光スイッチ回路網の一
    部の入力端に接続された複数の光送信器と、前記光スイ
    ッチ回路網の他の入力端に接続され他ノードとの接続を
    行う光伝送路と、前記光受信器に於いて他ノードからの
    光信号との干渉の影響が現れないような光信号に変換す
    光信号発生器と、信号に可変量の遅延を与える手段と
    からなり、前記光受信器の一部の光受信器の出力端は前
    記信号に可変量の遅延を与える手段の入力端に接続さ
    れ、前記信号に可変量の遅延を与える手段の出力端は前
    光信号発生器の入力端に接続され、前記光信号発生器
    の出力端は前記光スイッチ回路網の入力端に接続される
    ことを特徴とする光ネットワークのノード装置。
  4. 【請求項4】光スイッチ回路網の第一の入力端へ入力さ
    れる光信号を光受信器により受信する状態から、前記第
    一の入力端へ入力される光信号と同一の情報を伝送して
    いる光信号を前記光スイッチ回路網の第二の入力端へ入
    力して前記光受信器により受信する状態へ、瞬断無く切
    り替える無瞬断切り替え方法に於いて、 前記第一の入力端へ入力される光信号と同一の情報を伝
    送している光信号を、前記光信号を送出しているノード
    から送出し前記光スイッチ回路網の第三の入力端へ入力
    させ、 光スイッチ回路網を切り替えることにより、前記第三の
    入力端へ入力される光信号を、他のノードからの光信号
    との干渉の影響が現れないような光信号に変換する光信
    号発生器の入力端に接続されている光受信器により受信
    させ、 前記光信号発生器により、前記光受信器の出力信号を、
    前記第一の入力端へ入力される光信号を受信する光受信
    器に於いて前記第一の入力端へ入力される光信号との干
    渉の影響が現れないような光信号に変換し、前記変換さ
    れた光信号を前記光スイッチ回路網に入力し、 前記光信号を送出しているノードの光送信器に接続され
    た送出される光信号に可変量の遅延を与える手段を又は
    受信しているノードで受信される信号に可変量の遅延を
    与える手段を用いて、前記第一の入力端へ入力される光
    信号の位相と前記光信号発生器の出力の光信号の位相と
    を前記第一の入力端へ入力される光信号を受信している
    光受信器に於いて一致させるように、前記第一の入力端
    へ入力される光信号または前記第三の入力端へ入力され
    る光信号の位相を変化させ、 前記第一の入力端へ入力される光信号を受信している光
    受信器の受信経路を、前記第一の入力端へ入力される光
    信号を受信する経路から前記変換された光信号を受信す
    る経路へ、前記光スイッチ回路網中の光スイッチを徐々
    に切り替えることにより前記光受信器の誤り率を劣化さ
    せることなく切り替え、 前記第三の入力端へ入力される光信号と同一の情報を伝
    送している光信号を、前記光信号を送出しているノード
    から送出し前記第二の入力端へ入力させ、 前記送出される光信号に可変量の遅延を与える手段又は
    受信しているノードで受信される信号に可変量の遅延を
    与える手段により、前記変換された光信号の位相と前記
    第二の入力端へ入力される光信号の位相とを前記変換さ
    れた光信号を受信している光受信器に於いて一致させる
    ように、前記変換された光信号の位相または前記第二の
    入力端へ入力される光信号の位相を変化させ、 前記変換された光信号を受信している光受信器の受信経
    路を、前記変換された光信号を受信する経路から、前記
    第二の入力端へ入力される光信号を受信する経路へ、前
    記光スイッチ回路網中の光スイッチを徐々に切り替える
    ことにより前記光受信器の誤り率を劣化させることなく
    切り替えることを特徴とする無瞬断切り替え方法
  5. 【請求項5】光信号が入出力される複数の入出力端を持
    ち、出力端に於いて選択する光信号の比率を、選択して
    いる入力端の光信号から次に選択する入力端の光信号へ
    連続的かつ相補的に変化させることにより前記出力端に
    於いて選択する光信号の切り換えを行う光スイッチを用
    いて構成される光スイッチ回路網と、前記光スイッチ回
    路網の一部の出力端に接続された複数の光受信器と、前
    記光スイッチ回路網の他の出力端に接続され他ノードと
    の接続を行う光伝送路と、前記光スイッチ回路網の一部
    の入力端に接続された複数の光送信器と、前記光スイッ
    チ回路網の他の入力端に接続され他ノードとの接続を行
    う光伝送路と、前記光受信器の一部の光受信器の出力端
    に接続され、前記光スイッチ回路網の一部の出力端に接
    続された光受信器に於いて他ノードからの光信号との干
    渉の影響が現れないような光信号に変換する光信号発生
    とからなり、前記光信号発生器の出力端は前記光スイ
    ッチ回路網の入力端に接続され、前記光スイッチ回路網
    中の経路の経路長は自由に変化させることができること
    を特徴とする光ネットワークのノード装置。
  6. 【請求項6】光信号が入出力される複数の入出力端を持
    ち、出力端に於いて選択する光信号の比率を、現在選択
    している入力端の光信号から次に選択する入力端の光信
    号へ連続的かつ相補的に変化させることにより前記出力
    端に於いて選択する光信号の切り換えを行う光スイッチ
    を用いて構成される光スイッチ回路網と、前記光スイッ
    チ回路網の一部の出力端に接続された複数の光受信器
    と、前記光スイッチ回路網の他の出力端に接続され他ノ
    ードとの接続を行う光伝送路と、前記光スイッチ回路網
    の一部の入力端に接続された複数の光送信器と、前記光
    スイッチ回路網の他の入力端に接続され他ノードとの接
    続を行う光伝送路と、前記光スイッチ回路網の内部の経
    路に挿入された光受信器と、前記光スイッチ回路網の内
    部の経路に挿入され、前記光スイッチ回路網の一部の出
    力端に接続された光受信器に於いて他ノードからの光信
    号との干渉の影響が現れないような光信号に変換する
    信号発生器とからなり、前記光スイッチ回路網の内部の
    経路に挿入された光受信器は前記光信号発生器に接続さ
    れ、前記光スイッチ回路網中の経路の経路長は自由に変
    化させることができることを特徴とする光ネットワーク
    のノード装置。
  7. 【請求項7】光スイッチ回路網の第一の入力端へ入力さ
    れる光信号を光受信器により受信する状態から、前記第
    一の入力端へ入力される光信号と同一の情報を伝送して
    いる光信号を前記光スイッチ回路網の第二の入力端へ入
    力して前記光受信器により受信する状態へ、瞬断無く切
    り替える無瞬断切り替え方法に於いて、 前記第一の入力端へ入力される光信号と同一の情報を伝
    送している光信号を、前記光信号を送出しているノード
    から送出し前記第二の入力端へ入力させ、 光スイッチ回路網を切り替えることにより、前記第二の
    入力端へ入力される光信号を、前記光スイッチ回路網の
    一部の出力端に接続された光受信器に於いて他ノードか
    らの光信号との干渉の影響が現れないような光信号に変
    換する光信号発生器に接続されている光受信器により受
    信させ、 前記第一の入力端へ入力される光信号の位相と前記光信
    号発生器の出力の光信号の位相とを前記第一の入力端へ
    入力される光信号を受信している光受信器に於いて一致
    させるように、前記光スイッチ回路網中の経路の経路長
    を変化させ、 前記光信号発生器を用いて、前記第二の入力端へ入力さ
    れる光信号を受信している光受信器の出力信号を、前記
    第一の入力端へ入力される光信号を受信している光受信
    器に於いて前記第一の入力端へ入力される光信号との干
    渉の影響が現れないような光信号に変換し、 前記第一の入力端へ入力される光信号を受信している光
    受信器の受信経路を、前記第一の入力端へ入力される光
    信号を受信する経路から前記変換された光信号を受信す
    る経路へ、前記光スイッチ回路網中の光スイッチを徐々
    に切り替えることにより前記光受信器の誤り率を劣化さ
    せることなく切り替え、 前記変換された光信号の位相と前記第二の入力端へ入力
    される光信号の位相とを前記変換された光信号を受信し
    ている光受信器に於いて一致させるように、前記光スイ
    ッチ回路網中の経路長を変化させ、 前記変換された光信号を受信している光受信器の受信経
    路を、前記変換された光信号を受信する経路から前記第
    二の入力端へ入力される光信号を受信する経路へ、前記
    光スイッチ回路網中の光スイッチを徐々に切り替えるこ
    とにより前記光受信器の誤り率を劣化させることなく切
    り替えることを特徴とする無瞬断切り替え方法
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